JP4603155B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球が特定の通過口を通過したときに抽選を行い、その抽選の結果を表示部に表示することにより遊技者に抽選結果を報知する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ機等の遊技機では、遊技盤上に特別図柄表示部や普通図柄表示部が設けられている。遊技球が遊技盤上の特定の通過口を通過すると、抽選が行われ、その抽選の結果が特別図柄表示部又は普通図柄表示部に表示される。抽選結果が当たりであるときには、遊技盤上に設けられた所定の電動役物が開放する。従来の普通図柄表示部は二つの発光ダイオードを用いて構成されていた。かかる普通図柄表示部では、発光ダイオードの発する光の色を図柄とみなし、その図柄を用いて抽選結果の報知を行っていた。
【0003】
図7は従来の遊技機における普通図柄表示部とそれを制御する制御部との概略構成図、図8はその普通図柄表示部の概略断面図である。普通図柄表示部110は、図7及び図8に示すように、二つの発光ダイオード111a,111bと、二つの基板112a,112bと、二つの透明ケース113a,113bとを有する。各発光ダイオード111a,111bは、例えば赤色の光を発する発光素子を有しており、それぞれ基板112a,112b上に設けられる。透明ケース113a,113bはそれぞれ発光ダイオード111a,111bを保護するものであり、遊技盤上の所定の位置に設けられた孔部に裏側からはめ込まれている。そして、透明ケース113a,113bに対応する位置に、基板112a,112bを介して発光ダイオード111a,111bが取り付けられる。また、発光ダイオード111aに対応する透明ケース113aの表面には「当たり」の文字が印刷され、一方、発光ダイオード111bに対応する透明ケース113bの表面には「はずれ」の文字が印刷されている。
【0004】
制御部120は、図7に示すように、I/Oポート内蔵のCPU121と、二つのスイッチング部122A,122Bと、二つの抵抗素子123とを有する。CPU121からは二本の制御線が出ており、それぞれ各スイッチング部122A,122Bと接続されている。両スイッチング部122A,122Bの構成は同じであるので、以下では、スイッチング部122Aについて説明し、スイッチング部122Bの説明は省略する。
【0005】
スイッチング部122Aは、一つのトランジスタ122aと、二つの抵抗素子122b,122cとからなる。トランジスタ122aのベースは抵抗素子122bを介してCPU121の制御線と接続される。トランジスタ122aのエミッタは接地されており、ベース・エミッタ間は抵抗素子122cを介して接続される。コレクタは抵抗素子123を介して発光ダイオード111aのカソードに接続されている。また、発光ダイオード111aのアノードには例えば12Vの電源電圧が印加されている。CPU121が各制御線を介してスイッチング部122Aに信号を送ることにより、トランジスタ122aのオン・オフが制御され、発光ダイオード111aの点灯が制御される。
【0006】
CPU121は、遊技球が特定の通過口を通過したことを認識すると、両発光ダイオード111a,111bを交互に点滅する制御を行う。また、CPU121は、抽選結果が当たりである場合には、発光ダイオード111aを点灯させ、発光ダイオード111bを消灯させる。これにより、発光ダイオード111aに対応する透明ケース113aに印刷された「当たり」の文字が浮き出る。一方、CPU121は、抽選結果が外れである場合には、発光ダイオード111aを消灯させ、発光ダイオード111bを点灯させる。これにより、発光ダイオード111bに対応する透明ケース113bに印刷された「はずれ」の文字が浮き出ることになる。このように、従来は、二つの発光ダイオード111a,111bのうちいずれを点灯するかによって、遊技者に抽選結果を報知していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれか一つの発光ダイオードのみを点灯させることにより抽選の当たり、外れを表示する方法では、遊技者が抽選結果を認識しにくいという問題がある。すなわち、特別図柄表示部では、通常、図柄の組み合わせが一致したことが大当たりを表すこととされており、遊技者は、図柄の組み合わせという概念に慣れている。このため、従来は、普通図柄表示部と特別図柄表示部とで、抽選の当たり・外れの表示方法に統一感がなく、遊技者にとって、普通図柄表示部による抽選結果の表示が分かりにくくなっている。
【0008】
尚、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の中に、遊技機の技術上の規格というのがあるが、そこでは「図柄の組み合わせが得られたとき」に普通電動役物を開放してもよいという表現がなされている。従来の普通図柄表示部の表示方法では、抽選の結果を、一方の発光ダイオードが点灯し、他方の発光ダイオードが消灯している状態で表示しているが、これを図柄の組み合わせと呼ぶには無理がある。
【0009】
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、遊技者が抽選結果を容易に認識することができる遊技機を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明は、遊技球が特定の通過口を通過したときに抽選を行い、その抽選の結果を表示手段に表示することにより遊技者に報知する遊技機において、表示手段は複数種類の色の光を発することができる複数の発光部を有しており、且つ、抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であるときに、各発光部を制御することにより各発光部の発光色を切り替えて表示手段に表示させる制御手段を備え、各発光部は、異なる発光色を発光可能な複数の発光素子で形成されており、各発光素子が光を個別に発して得られる複数の基本色と、当該複数の基本色の光のうち少なくとも二つの基本色の光を同時に発して混合することにより得られる一又は複数の混色とを表示することができるものであり、制御手段は、抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であるときに、各発光部に対して、複数の基本色のうち一つの基本色を常時発光させておくと共に、他の基本色の発光をオン・オフ制御して、当該常時発光させておく基本色と混色とを切り替えることにより抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であることを表示し、抽選の結果を報知する際、各発光部の発光色の切り替えを停止させ、抽選の結果が当たりの場合は、複数の発光部の発光色を、複数種類の色の光のいずれの色であっても同色に揃えて発光させ、抽選の結果がはずれの場合は、複数の発光部の発光色を異なる色で発光させることを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明に係る上記の遊技機において、各発光部は、異なる色の光を発することが可能な発光ダイオードにより構成されることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施形態である遊技機の遊技盤の概略正面図、図2はその遊技機の概略機能ブロック図、図3はその遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図、図4はその普通図柄表示部に表示される抽選の結果を説明するための図である。
【0013】
第一実施形態の遊技機は、図1及び図2に示すように、遊技盤10と、主制御部50と、サブ制御部60と、スピーカ72とを備える。遊技盤10には、特別図柄表示部11と、特別図柄始動口12と、特別図柄始動スイッチ13と、特別電動役物14と、特別電動役物用ソレノイド15と、普通図柄表示部21と、普通図柄始動エリア22と、普通図柄始動スイッチ23と、普通電動役物24と、普通電動役物用ソレノイド25と、電飾表示部71と、アウト口31とが設けられている。
【0014】
遊技盤10の中央部のやや上側には、特別図柄表示部11が配設されている。特別図柄表示部11は、三つ(左、中、右)の表示エリアを有しており、各表示エリアにおいて、数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報を個別に変動表示することができる。この特別図柄表示部11に表示される識別情報を通常、特別図柄と呼んでいる。そして、特別図柄を変動表示した後、その変動表示が停止したときに、例えば三つの表示エリアに表示される図柄が一致すると、遊技機は大当たり遊技状態に移行する。この特別図柄表示部11の制御は主制御部50からのコマンドに基づきサブ制御部60により行われる。
【0015】
特別図柄表示部11の下方には、特別図柄始動口12、特別電動役物14、普通図柄表示部21及びアウト口31がこの順序で配設されている。
【0016】
特別図柄始動口12は、特別図柄表示部11のすぐ下側に位置している。特別図柄始動口12の内部には特別図柄始動スイッチ13が設けられている。この特別図柄始動スイッチ13は、遊技球が特定のエリアを通過したこと、すなわち、この場合は特別図柄始動口12に入ったことを検出するものである。特別図柄始動スイッチ13からの検出信号は主制御部50に送られる。そして、主制御部50がサブ制御部60にコマンドを送ると、サブ制御部60は特別図柄表示部11における特別図柄の変動表示を開始する。
【0017】
また、特別図柄始動口12は入賞口の一つであり、この特別図柄始動口12に遊技球が入ると、所定数の遊技球が払い出される。
【0018】
特別電動役物14は、大当たり遊技状態のときに、所定のパターンで開閉する大入賞口である。具体的には、特別電動役物14は、開放した後、所定数の遊技球が入賞するか、所定時間経過するかのいずれかの条件を満たすと、一旦開放動作を終了する。そして、当該入賞した遊技球が特別電動役物14内の特定の領域を通過していたとき等の条件を満たすと、特別電動役物14が再び開放する。かかる開閉動作は所定回数だけ行われる。この特別電動役物14の開閉は、主制御部50からの信号に基づいて特別電動役物用ソレノイド15により行われる。
【0019】
普通図柄表示部21は、特別電動役物14の下側に位置している。第一実施形態では、普通図柄表示部21は、二つの発光ダイオード(LED)21a,21bからなる。ここで、各発光ダイオード21a,21bはそれぞれ、図3に示すように、赤色発光の発光素子Rと緑色発光の発光素子Gとを有するものである。したがって、各発光ダイオード21a,21bは、いずれかの発光素子R,Gのみを駆動することにより、赤色又は緑色の光を発することができると共に、両方の発光素子R,Gを同時に駆動することにより、赤色の光と緑色の光とが加色混合されて黄色の光を発することができる。このように各発光ダイオード21a,21bは、赤、緑、黄の合計三色の光を発光することができる。普通図柄表示部21の各発光ダイオード21a,21bによって点灯表示される色図柄は、普通図柄と称される。第一実施形態では、各発光ダイオード21a,21bは、赤、緑、黄の三種類の普通図柄を表示することができる。各発光ダイオード21a,21bは、サブ制御部60により独立して制御され、普通図柄を切り替えて変動表示することができる。そして、普通図柄の切り替えが停止したときに、例えば二つの発光ダイオード21a,21bの普通図柄(発光色)が一致すると、遊技機は小当たり遊技状態に移行する。
【0020】
特別図柄始動口12の左右両側には普通図柄始動エリア22が設けられている。各普通図柄始動エリア22の裏側には普通図柄始動スイッチ23が設けられている。この普通図柄始動スイッチ23は、遊技球が当該普通図柄始動エリア22を通過したことを検出するものである。普通図柄始動スイッチ23からの検出信号は主制御部50に送られる。そして、主制御部50がサブ制御部60にコマンドを送ると、サブ制御部60は普通図柄表示部21における普通図柄の変動表示(抽選中状態表示)を開始する。
【0021】
また、特別図柄始動口12には普通電動役物24が設けられている。この普通電動役物24は、特別図柄始動口12の入口部に離間して取り付けられた一対の開閉部材である。普通電動役物24は、小当たり遊技状態のときに所定時間だけ開放する。この普通電動役物24が開放すると、特別図柄始動口12に遊技球が入りやすくなり、したがって、特別図柄表示部11の動作頻度も高くなる。この普通電動役物24の開閉は、主制御部50からの信号に基づいて普通電動役物用ソレノイド25により行われる。
【0022】
遊技盤10の最下部にはアウト口31が設けられており、入賞しなかった遊技球はアウト口31を介して回収される。また、遊技盤10の周辺部には、電飾表示部71が設けられている。この電飾表示部71は、多数のランプや発光ダイオード等からなり、主に遊技の演出を行う。また、スピーカ72は、音により遊技の演出を行うものである。
【0023】
ところで、遊技機の機能としては大きく二つに分割することができる。すなわち、遊技に直接関わる機能と遊技の演出に関わる機能とである。本実施形態では、主制御部50が前者の機能を実現し、サブ制御部60が後者の機能を実現する。また、主制御部50とサブ制御部60はそれぞれ一つの回路基板に実装されている。
【0024】
主制御部50は、主に遊技内容や遊技球の払出しの制御及び管理を行う。遊技球の払出しは、遊技者にとって一番関心のあることだからである。また、遊技内容の制御については、主制御部50が普通図柄始動スイッチ23から信号を受けた場合と、特別図柄始動スイッチ13から信号を受けた場合とに分けて説明する。
【0025】
最初に、普通図柄始動スイッチ23からの信号を受けた場合を説明する。主制御部50は、普通図柄始動スイッチ23からの信号を受けると、まず乱数抽選を行う。この抽選結果により小当たりか否かが決定される。主制御部50は、抽選結果に基づいて所定のコマンドをサブ制御部60に送る。かかるコマンドとしては、例えば、図柄の変動内容を示す変動パターンに関するコマンド、停止図柄を指定するコマンド、変動を開始する旨のコマンド等がある。また、変動を停止する旨のコマンドが含まれる場合もある。サブ制御部60はこれらのコマンドに基づいて普通図柄表示部21を制御する。特に、抽選された乱数が小当たり値であるときには、主制御部50は、普通図柄表示部21における普通図柄の変動が停止するタイミングに合わせて、普通電動役物用ソレノイド25に信号を送る。これにより、普通電動役物24が開く。そして、主制御部50は、所定の時間経過した後もしくは所定数の遊技球が特別図柄始動口12に入賞した後に、普通電動役物用ソレノイド25を制御して、普通電動役物24を閉じる。
【0026】
次に、主制御部50が特別図柄始動スイッチ13からの信号を受けた場合を説明する。主制御部50は、特別図柄始動スイッチ13からの信号を受けると、まず乱数抽選を行う。この抽選結果により大当たりか否かが決定する。主制御部50は、抽選結果に基づいて所定のコマンドをサブ制御部60に送る。サブ制御部60はこれらのコマンドに基づいて特別図柄表示部11を制御する。そして、特別図柄表示部11の各表示エリアにおいて特別図柄の変動表示を開始し、抽選結果が大当たりであるときには、所定時間後、三つの表示エリアに所定の特別図柄パターン(例えば「7、7、7」)を表示させる。また、主制御部50は、抽選された乱数が大当たり値であるときには、特別図柄表示部11における特別図柄の変動が停止するタイミングに合わせて、特別電動役物用ソレノイド15に信号を送る。これにより、特別電動役物14が開く。その後、主制御部50は、特別電動役物14の開閉動作を制御する。
【0027】
尚、主制御部50は、特別図柄に関する制御と普通図柄に関する制御を独立して行う。また、大当たり状態が特定の図柄の組み合わせが揃うことにより実現されたときには、当該大当たり状態の終了後に大当たり状態となる確率が通常よりも高くなる。これを確率変動状態という。かかる確率変動状態も主制御部50が制御する。
【0028】
サブ制御部60は、遊技の進行状況に応じて各表示部11,21,71やスピーカ72を制御する。例えば、普通図柄表示部21を制御する場合には、サブ制御部60は、主制御部50からのコマンドに基づいて、普通図柄表示部21の各発光ダイオード21a,21bの発光色を切り替えることにより一定時間(例えば30秒)、普通図柄を変動表示させる。なお、特別図柄が高確率のときには、普通図柄の変動表示時間が短くなるか(いわゆる、時短変動)、或いは普通図柄も高確率になる。かかる変動表示がなされている期間、すなわち抽選の結果を報知するまでの変動中の状態にある期間のことを、ここでは「抽選中の状態」と言うことにする。但し、抽選中とは言っても、内部的には抽選結果が既に分かっている。抽選中の状態を設けたのは、遊技者に対する演出を行い、ゲーム性を高めるためである。そして、一定時間経過した後、各発光ダイオード21a,21bの発光色の切り替えを停止させることにより、二つの発光ダイオード21a,21bはそれぞれ予め定められた発光色(普通図柄)を点灯する。例えば、小当たりである場合には、二つの発光ダイオード21a,21bは同じ発光色を発し、抽選が外れた場合には、二つの発光ダイオード21a,21bは異なる発光色を発する。このように二つの発光ダイオード21a,21bの発光色(普通図柄)の組み合わせにより、遊技者に小当たりであるか否かを報知することができる。
【0029】
尚、ここでは、サブ制御部60が各表示部11,12,71及びスピーカ72を制御する場合について説明したが、例えば、サブ制御部として、第一のサブ制御部と第二のサブ制御部とを設け、第一のサブ制御部が特別図柄表示部11と普通図柄表示部21を制御し、第二のサブ制御部が電飾表示部71とスピーカ72を制御するようにしてもよい。また、この場合、第一のサブ制御部と第二のサブ制御部とを異なる回路基板に形成するようにしてもよい。
【0030】
次に、サブ制御部60による普通図柄表示部21の制御の仕方を具体的に説明する。図3に普通図柄表示部21とサブ制御部60との概略構成図を示す。ここで、図3では、サブ制御部60として、普通図柄表示部21の制御に係る部分のみを示している。
【0031】
サブ制御部60は、図3に示すように、I/Oポート内蔵のCPU61と、四つのスイッチング部62AR,62AG,62BR,62BGと、四つの抵抗素子63とを有する。CPU61からは四本の制御線が出ており、それぞれ各スイッチング部62AR,62AG,62BR,62BGと接続されている。各スイッチング部62AR,62AG,62BR,62BGの構成は同じであるので、以下では、スイッチング部62ARについて説明し、他のスイッチング部62AG,62BR,62BGについての詳細な説明は省略する。
【0032】
スイッチング部62ARは、一つのトランジスタ62aと、二つの抵抗素子62b,62cとからなる。トランジスタ62aのベースは抵抗素子62bを介してCPU61の制御線と接続される。トランジスタ62aのエミッタは接地されており、ベース・エミッタ間は抵抗素子62cを介して接続される。コレクタは抵抗素子63を介して発光ダイオード21aの発光素子Rのカソードに接続されている。また、当該発光素子Rのアノードには例えば12Vの電源電圧が印加されている。CPU61が制御線を介してスイッチング部62ARに信号を送ることにより、トランジスタ62aのオン・オフが制御され、発光ダイオード21aの発光素子Rの点灯が制御される。
【0033】
同様に、スイッチング部62AGは、抵抗素子63を介して発光ダイオード21aの発光素子Gと接続されている。また、スイッチング部62BRは、抵抗素子63を介して発光ダイオード21bの発光素子Rと接続され、スイッチング部62BGは、抵抗素子63を介して発光ダイオード21bの発光素子Gと接続されている。したがって、CPU61が各制御線を介して各スイッチング部62AR,62AG,62BR,62BGに信号を送ることにより、各発光素子は独立に制御される。
【0034】
上述したように、発光ダイオード21a,21bはそれぞれ、赤色発光の発光素子Rと、緑色発光の発光素子Gとを有する。各発光ダイオード21a,21bは、発光素子Rが点灯し、発光素子Gが消灯している場合に、赤色の光を発し、逆に、発光素子Rが消灯し、発光素子Gが点灯している場合に、緑色の光を発する。また、発光素子Rと発光素子Gがともに点灯している場合には、赤色と緑色とが加色混合された黄色の光を発する。特に、第一実施形態では、CPU61は、各発光ダイオード21a,21bについて、二つの発光素子R,Gを同時に消灯させることはない。すなわち、各発光ダイオード21a,21bは、遊技中においては必ず、赤、緑、黄の三つの普通図柄のうちいずれか一の図柄を表示している。
【0035】
ところで、普通図柄表示部21の表示方法としては、いろいろ考えられる。ここでは、二つの例を説明する。第一の方法は、各発光ダイオード21a,21bの表示する三つの普通図柄のうち二つの図柄を用いる方法である。例えば、二つの発光ダイオード21a,21bについてともに赤と緑の図柄だけを用いることにする。この場合、CPU61は、抽選中の状態にあるとき、各発光ダイオード21a,21bに対して、発光素子Rと発光素子Gとを交互に点灯する制御を行う。これにより、各発光ダイオード21a,21bは赤と緑の普通図柄を交互に変動表示する。このとき、二つの発光ダイオード21a,21bは、同じタイミングで同じ普通図柄を表示しても、異なる普通図柄を表示してもよい。そして、かかる普通図柄の変動開始後一定の時間を経過したときに、CPU61は、各発光ダイオード21a,21bの普通図柄の変動を停止させる。
【0036】
この例では、各発光ダイオード21a,21bがそれぞれ二つの普通図柄を表示することができるので、二つの発光ダイオード21a,21bが表示する普通図柄の組み合わせは、図4(a)に示すように、合計四通りある。例えば、図柄の変動停止時に、各発光ダイオード21a,21bの表示している普通図柄が異なる場合、すなわち、赤と緑又は緑と赤である場合は、抽選が外れである。一方、図柄が同じ場合、すなわち、赤と赤又は緑と緑の場合には、抽選が当たりである。
【0037】
抽選結果が外れの場合、普通図柄始動スイッチ23が遊技球を検出していれば、CPU61は、次の抽選結果を報知するため、普通図柄の再変動、すなわち普通図柄の切り替え表示を再開する。また、抽選結果が当たりの場合、二つの発光ダイオード21a,21bの表示はそのまま維持され、主制御部50により普通電動役物24が開放される。その後、普通電動役物24が閉じると、普通図柄始動スイッチ23が遊技球を検出していれば、CPU61は再度、普通図柄の変動表示を開始する。
【0038】
尚、上記の例では、二つの発光ダイオード21a,21bについてともに赤と緑の普通図柄を用いる場合について説明したが、赤と黄の普通図柄を用いたり、又は緑と黄の普通図柄を用いるようにしてもよい。
【0039】
第二の方法は、各発光ダイオード21a,21bの表示する三つの普通図柄を用いる方法である。CPU61は、抽選中の状態にあるとき、各発光ダイオード21a,21bの発光素子R,Gの点灯・消灯を制御することにより、各発光ダイオード21a,21bに対して、赤、緑、黄の普通図柄を順次切り替える。このとき、二つの発光ダイオード21a,21bは、同じタイミングで同じ普通図柄を表示しても、異なる普通図柄を表示してもよい。そして、かかる普通図柄の変動開始後一定の時間を経過したときに、CPU61は、各発光ダイオード21a,21bの普通図柄の変動を停止させる。
【0040】
この場合、各発光ダイオード21a,21bがそれぞれ三つの普通図柄を表示することができるので、二つの発光ダイオード21a,21bが表示する普通図柄の組み合わせは、図4(b)に示すように、合計九通りある。例えば、普通図柄の変動停止時に、各発光ダイオード21a,21bの表示している普通図柄が異なる場合は、抽選が外れである。一方、普通図柄が同じ場合、すなわち、赤と赤、緑と緑又は黄と黄の場合には、抽選が当たりである。
【0041】
第一実施形態の遊技機では、普通図柄表示部が二つの発光ダイオードを備え、各発光ダイオードが異なる色の光を発する二つの発光素子を有すると共に、各発光ダイオードは、二つの発光素子を同時に駆動して二つの異なる色の光を混合した混色の光を発することが可能である。これにより、各発光ダイオードはそれぞれ、複数種類の色の光を発することができるので、普通図柄表示部は、これら各色の組み合わせにより、抽選結果を表示することができる。このため、特別図柄表示部による抽選結果の表示方法と同様に、普通図柄表示部においても図柄(発光色)の組み合わせが揃ったときに当たりとすることができるので、遊技者は抽選結果を容易に認識することができる。
【0042】
次に、本発明の第二実施形態について図面を参照して説明する。図5は本発明の第二実施形態である遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図、図6はその普通図柄表示部に表示される抽選の結果を説明するための図である。尚、第二実施形態において、第一実施形態のものと同一の機能を有するものには、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
【0043】
第二実施形態の遊技機が上記第一実施形態のものと異なる点は、サブ制御部160が各発光ダイオード21a,21bについて一の発光素子のみの点灯、消灯を制御する点である。その他の構成は、すべて第一実施形態と同様である。
【0044】
サブ制御部160は、図5に示すように、I/Oポート内蔵のCPU161と、二つのスイッチング部62A,62Bと、四つの抵抗素子63とを有する。CPU161からは二本の制御線が出ており、それぞれスイッチング部62A,62Bと接続されている。各スイッチング部62A,62Bは、一つのトランジスタ62aと、二つの抵抗素子62b,62cとからなる。尚、図5では、サブ制御部160のうち、普通図柄表示部21の制御に係る部分のみを示している。
【0045】
各発光ダイオード21a,21bは、二つの発光素子R,Gのうちいずれか一方のカソードが抵抗素子63を介してスイッチング部62A,62Bと接続される。スイッチング部62A,62Bと接続されていない方の発光素子のカソードは、抵抗素子63を介して接地されている。また、各発光ダイオード21a,21bの各発光素子R,Gのアノードには、例えば12Vの電源電圧が印加されている。したがって、発光ダイオード21a,21bにおいて、カソードが接地されている発光素子は常時点灯している。CPU161が各制御線を介してスイッチング部62A,62Bに信号を送ることにより、当該スイッチング部62A,62Bと接続された発光素子の点灯が制御される。このようにCPU61が点灯制御するのは、制御線と接続された二つの発光素子のみであり、かかる二つの発光素子は独立に制御される。
【0046】
第二実施形態では、各発光ダイオード21a,21bに対してスイッチング部62A,62Bと接続する発光素子を、設計者が自由に選択することができる。かかる接続の仕方は四通りある。すなわち、1)各発光ダイオード21a,21bについてともに緑色発光の発光素子Gを、それぞれスイッチング部62A,62Bと接続する場合、2)各発光ダイオード21a,21bについてともに赤色発光の発光素子Rを、それぞれスイッチング部62A,62Bと接続する場合、3)発光ダイオード21aについては緑色発光の発光素子Gをスイッチング部62Aと接続し、発光ダイオード21bについては赤色発光の発光素子Rをスイッチング部62Bと接続する場合、そして、4)発光ダイオード21aについては赤色発光の発光素子Rをスイッチング部62Aと接続し、発光ダイオード21bについては緑色発光の発光素子Gをスイッチング部62Bと接続する場合である。かかる接続の仕方に応じて、各発光ダイオード21a,21bの表示可能な普通図柄の種類や、二つの発光ダイオード21a,21bの表示可能な普通図柄の組み合わせが異なる。
【0047】
最初に、1)の接続を行った場合を説明する。図5にはこの例を示している。この場合、二つの発光ダイオード21a,21bにおける赤色発光の発光素子Rは常時点灯している。緑色発光の発光素子GはCPU161により点灯制御される。このため、各発光ダイオード21a,21bは、緑色発光の発光素子Gが消灯している場合に、赤色の光を発する。また、緑色発光の発光素子Gが点灯している場合には、赤色と緑色とが加色混合された黄色の光を発することになる。このように、各発光ダイオード21a,21bは、赤、黄の二つの普通図柄が表示可能である。
【0048】
CPU161は、抽選中の状態にあるとき、各発光ダイオード21a,21bの発光素子G,Gの点灯・消灯を制御することにより、各発光ダイオード21a,21bに対して、赤と黄の普通図柄を交互に切り替える。そして、かかる普通図柄の変動開始後一定の時間を経過したときに、CPU161は、各発光ダイオード21a,21bの普通図柄の変動を停止させる。
【0049】
この例では、各発光ダイオード21a,21bがそれぞれ二通りの普通図柄を表示することができるので、二つの発光ダイオード21a,21bが表示する普通図柄の組み合わせは、図6(a)に示すように、赤と黄、黄と赤、赤と赤、黄と黄の合計四種類ある。例えば、普通図柄の変動停止時に、各発光ダイオード21a,21bの表示している普通図柄が異なる場合、すなわち、赤と黄又は黄と赤である場合は、抽選が外れである。一方、普通図柄が同じ場合、すなわち、赤と赤又は黄と黄の場合には、抽選が当たりである。
【0050】
尚、2)の接続を行った場合も、1)の接続を行った場合と同様である。
【0051】
次に、3)の接続を行った場合について説明する。この場合、発光ダイオード21aについては赤色発光の発光素子Rが常時点灯し、発光ダイオード21bについては緑色発光の発光素子Gが常時点灯している。発光ダイオード21aの緑色発光の発光素子Gと発光ダイオード21bの赤色発光の発光素子Rとは、CPU161により点灯制御される。このため、発光ダイオード21aは、緑色発光の発光素子Gが消灯している場合に、赤色の光を発し、緑色発光の発光素子Gが点灯している場合に、赤色と緑色とが加色混合された黄色の光を発する。一方、発光ダイオード21bは、赤色発光の発光素子Rが消灯している場合に、緑色の光を発し、赤色発光の発光素子Rが点灯している場合に、緑色と赤色とが加色混合された黄色の光を発する。このように、発光ダイオード21aは赤、黄の二つの普通図柄が表示可能であり、発光ダイオード21bは緑、黄の二つの普通図柄が表示可能である。
【0052】
CPU161は、抽選中の状態にあるとき、発光ダイオード21aの発光素子Gと発光ダイオード21bの発光素子Rとの点灯・消灯を制御することにより、発光ダイオード21aに対して赤と黄の普通図柄を交互に切り替えると共に、発光ダイオード21bに対して緑と黄の普通図柄を交互に切り替える。そして、かかる普通図柄の変動開始後一定の時間を経過したときに、CPU161は、各発光ダイオード21a,21bの普通図柄の変動を停止させる。
【0053】
この例では、二つの発光ダイオード21a,21bが表示する普通図柄の組み合わせは、図6(b)に示すように、赤と緑、黄と緑、赤と黄、黄と黄の合計四通りある。例えば、普通図柄の変動停止時に、各発光ダイオード21a,21bの表示している普通図柄が異なる場合、すなわち、赤と緑、黄と緑、赤と黄である場合は、抽選が外れである。一方、普通図柄が同じ場合、すなわち、黄と黄の場合には、抽選が当たりである。
【0054】
かかる3)の場合には、二つの発光ダイオード21a,21bが表示可能な普通図柄の組み合わせに対し、当たりを表す普通図柄の組み合わせの割合は、1/4である。これに対し、上述した1)の場合には、かかる当たりを表す普通図柄の組み合わせの割合は、1/2である。これらの中からどの表示態様にするかは、抽選が当たる確率に近い表示上の組み合わせ確率のものを選択するようにすればよい。
【0055】
また、通常、電源投入時には、CPU161がスイッチング部62A,62Bに送る信号はローになっている。このため、3)の場合には、各発光ダイオード21a,21bはそれぞれ赤の普通図柄、緑の普通図柄を表しており、抽選が外れの状態になっている。これに対し、1)の場合には、各発光ダイオード21a,21bはともに赤の普通図柄を表しており、抽選が当たりの状態になっている。電源投入時に当たりではないのに当たり表示をしていることは、遊技者に誤解を与えることになるので、これを避ける必要がある。このため、1)の場合には、外れ表示になるように予め初期設定をしておく必要があるが、3)の場合は、かかる初期設定を行う必要がなく、ハード的デフォルト状態(通常は両制御ポートともオフ状態)のままで良いという利点がある。
【0056】
尚、4)の接続を行った場合は、3)の場合と同様である。
【0057】
第二実施形態の遊技機によれば、上記第一実施形態の場合と同様の作用・効果を奏すると共に、既存の遊技機の制御線の数を増やさないで済むという特有の作用・効果を奏する。
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
【0058】
上記の各実施形態では、発光ダイオードとして、異なる色の光を発する二つの発光素子を有するものを用いた場合について説明したが、異なる色の光を発する三つ以上の発光素子を有する発光ダイオードを用いてもよい。例えば、三つの発光素子を有する発光ダイオードを用いた場合には、各発光素子の点灯・消灯を制御することにすると、合計七色の光を発することが可能である。これにより、より多くの種類の色を表示することができるので、表示色を階調的に変化させたりして、遊技の演出を効果的に行うことができる。
【0059】
また、上記の各実施形態では、普通図柄表示部が二つの発光ダイオードを有する場合について説明したが、例えば、普通図柄表示部は三つ以上の発光ダイオードを有するものであってもよい。
【0060】
また、上記の各実施形態では、異なる色の光を発する二つの発光素子を有する発光ダイオードについて説明したが、本発明の発光部はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の発光部は、一の発光素子を有する色違いの発光ダイオードを複数個、配置したものであってもよいし、異なる複数の色の光を発する一の発光素子を有するものであってもよい。更に、本発明の発光部は、発光ダイオードの前方に拡散レンズや拡散板等の拡散手段を設け、混色をより確実に行うようにしたものであってもよい。
【0061】
加えて、上記の各実施形態では、同一色に揃った普通図柄の組み合わせが抽選の当たり表示である場合について説明したが、抽選の当たり表示を普通図柄のどのような組み合わせにするかは任意に決めることができる。異なる色の普通図柄の組み合わせが当たり表示であってもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の遊技機によれば、表示手段は複数の発光部を有し、各発光部は複数種類の色の光を発することが可能であって、且つ、当該複数種類の色の光のうち少なくとも一色の光は二以上の異なる色の光を同時に発して混合することにより得られるものである。このため、表示手段は各発光部の発する光の色(図柄)の組み合わせにより、抽選結果を表示することができ、特に、図柄の組み合わせが揃ったときに、抽選が当たりであるとすることができるので、遊技者は抽選結果を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である遊技機の遊技盤の概略正面図である。
【図2】その遊技機の概略機能ブロック図である。
【図3】その遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図である。
【図4】その普通図柄表示部に表示される抽選の結果を説明するための図である。
【図5】本発明の第二実施形態である遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図である。
【図6】その普通図柄表示部に表示される抽選の結果を説明するための図である。
【図7】従来の遊技機における普通図柄表示部とそれを制御する制御部との概略構成図である。
【図8】その普通図柄表示部の概略断面図である。
【符号の説明】
10 遊技盤
11 特別図柄表示部
12 特別図柄始動口
13 特別図柄始動スイッチ
14 特別電動役物
15 特別電動役物用ソレノイド
21 普通図柄表示部
21a,21b 発光ダイオード
22 普通図柄始動エリア
23 普通図柄始動スイッチ
24 普通電動役物
25 普通電動役物用ソレノイド
31 アウト口
50 主制御部
60,160 サブ制御部
61,161 CPU
62AR,62AG,62BR,62BG,62A,62B スイッチング部
62a トランジスタ
62b,62c 抵抗素子
63 抵抗素子
71 電飾表示部
72 スピーカ

Claims (2)

  1. 遊技球が特定の通過口を通過したときに抽選を行い、その抽選の結果を表示手段に表示することにより遊技者に報知する遊技機において、
    前記表示手段は複数種類の色の光を発することができる2つの発光部を有しており、且つ、前記抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であるときに、前記各発光部を制御することにより前記各発光部の発光色を切り替えて前記表示手段に表示させる制御手段を備え、
    前記各発光部は、異なる発光色を発光可能な複数の発光素子で形成されており、前記各発光素子が光を個別に発して得られる複数の基本色と、当該複数の基本色の光のうち少なくとも二つの基本色の光を同時に発して混合することにより得られる一又は複数の混色とを表示することができるものであり、
    前記制御手段は、前記2つの発光部のうちの一方の発光部に対して、前記複数の基本色のうち一つの基本色を発光可能な発光素子を常時発光させておくと共に、他方の発光部に対して、前記複数の基本色のうち前記一方の発光部で常時発光させておく基本色とは異なる他の基本色を発光可能な発光素子を常時発光させ、前記抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であるときに、前記2つの発光部に対してともに、常時発光させる発光素子以外の他の基本色を発光可能な発光素子の発光をオン・オフ制御して、当該常時発光させておく基本色と前記混色とを切り替えることにより前記抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であることを表示し、前記抽選の結果を報知する際、前記各発光部の発光色の切り替えを停止させ、前記抽選の結果が当たりの場合は、前記2つの発光部の発光色を、前記複数種類の色の光のいずれの色であっても同色に揃えて発光させ、前記抽選の結果がはずれの場合は、前記2つの発光部の発光色を異なる色で発光させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記各発光部は、異なる色の光を発することが可能な発光ダイオードにより構成されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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