JP2002200233A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002200233A
JP2002200233A JP2000402138A JP2000402138A JP2002200233A JP 2002200233 A JP2002200233 A JP 2002200233A JP 2000402138 A JP2000402138 A JP 2000402138A JP 2000402138 A JP2000402138 A JP 2000402138A JP 2002200233 A JP2002200233 A JP 2002200233A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が抽選結果を容易に認識することがで
きる遊技機を提供する。 【解決手段】 普通図柄表示部21は二つの発光ダイオ
ード21a,21bを備える。各発光ダイオード21
a,21bは、二つの発光素子R,Gを有し、各発光素
子R,Gが個別に発して得られる赤、緑の基本色と、二
つの基本色の光を同時に発して混合することにより得ら
れる黄色とを表示することができる。サブ制御部60の
CPU61は、抽選中の状態にあるときに、各発光ダイ
オード21a,21aを制御することにより各発光ダイ
オード21a,21bの発光色を切り替える。CPU6
1は、抽選の結果を報知する際、各発光ダイオード21
a,21bの発光色の切り替えを停止させ、そのときに
各発光ダイオード21a,21aの発している発光色の
組み合わせにより抽選結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技球が特定の通
過口を通過したときに抽選を行い、その抽選の結果を表
示部に表示することにより遊技者に抽選結果を報知する
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ機等の遊技機では、
遊技盤上に特別図柄表示部や普通図柄表示部が設けられ
ている。遊技球が遊技盤上の特定の通過口を通過する
と、抽選が行われ、その抽選の結果が特別図柄表示部又
は普通図柄表示部に表示される。抽選結果が当たりであ
るときには、遊技盤上に設けられた所定の電動役物が開
放する。従来の普通図柄表示部は二つの発光ダイオード
を用いて構成されていた。かかる普通図柄表示部では、
発光ダイオードの発する光の色を図柄とみなし、その図
柄を用いて抽選結果の報知を行っていた。
【0003】図7は従来の遊技機における普通図柄表示
部とそれを制御する制御部との概略構成図、図8はその
普通図柄表示部の概略断面図である。普通図柄表示部1
10は、図7及び図8に示すように、二つの発光ダイオ
ード111a,111bと、二つの基板112a,11
2bと、二つの透明ケース113a,113bとを有す
る。各発光ダイオード111a,111bは、例えば赤
色の光を発する発光素子を有しており、それぞれ基板1
12a,112b上に設けられる。透明ケース113
a,113bはそれぞれ発光ダイオード111a,11
1bを保護するものであり、遊技盤上の所定の位置に設
けられた孔部に裏側からはめ込まれている。そして、透
明ケース113a,113bに対応する位置に、基板1
12a,112bを介して発光ダイオード111a,1
11bが取り付けられる。また、発光ダイオード111
aに対応する透明ケース113aの表面には「当たり」
の文字が印刷され、一方、発光ダイオード111bに対
応する透明ケース113bの表面には「はずれ」の文字
が印刷されている。
【0004】制御部120は、図7に示すように、I/
Oポート内蔵のCPU121と、二つのスイッチング部
122A,122Bと、二つの抵抗素子123とを有す
る。CPU121からは二本の制御線が出ており、それ
ぞれ各スイッチング部122A,122Bと接続されて
いる。両スイッチング部122A,122Bの構成は同
じであるので、以下では、スイッチング部122Aにつ
いて説明し、スイッチング部122Bの説明は省略す
る。
【0005】スイッチング部122Aは、一つのトラン
ジスタ122aと、二つの抵抗素子122b,122c
とからなる。トランジスタ122aのベースは抵抗素子
122bを介してCPU121の制御線と接続される。
トランジスタ122aのエミッタは接地されており、ベ
ース・エミッタ間は抵抗素子122cを介して接続され
る。コレクタは抵抗素子123を介して発光ダイオード
111aのカソードに接続されている。また、発光ダイ
オード111aのアノードには例えば12Vの電源電圧
が印加されている。CPU121が各制御線を介してス
イッチング部122Aに信号を送ることにより、トラン
ジスタ122aのオン・オフが制御され、発光ダイオー
ド111aの点灯が制御される。
【0006】CPU121は、遊技球が特定の通過口を
通過したことを認識すると、両発光ダイオード111
a,111bを交互に点滅する制御を行う。また、CP
U121は、抽選結果が当たりである場合には、発光ダ
イオード111aを点灯させ、発光ダイオード111b
を消灯させる。これにより、発光ダイオード111aに
対応する透明ケース113aに印刷された「当たり」の
文字が浮き出る。一方、CPU121は、抽選結果が外
れである場合には、発光ダイオード111aを消灯さ
せ、発光ダイオード111bを点灯させる。これによ
り、発光ダイオード111bに対応する透明ケース11
3bに印刷された「はずれ」の文字が浮き出ることにな
る。このように、従来は、二つの発光ダイオード111
a,111bのうちいずれを点灯するかによって、遊技
者に抽選結果を報知していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
か一つの発光ダイオードのみを点灯させることにより抽
選の当たり、外れを表示する方法では、遊技者が抽選結
果を認識しにくいという問題がある。すなわち、特別図
柄表示部では、通常、図柄の組み合わせが一致したこと
が大当たりを表すこととされており、遊技者は、図柄の
組み合わせという概念に慣れている。このため、従来
は、普通図柄表示部と特別図柄表示部とで、抽選の当た
り・外れの表示方法に統一感がなく、遊技者にとって、
普通図柄表示部による抽選結果の表示が分かりにくくな
っている。
【0008】尚、風営法(風俗営業等の規制及び業務の
適正化等に関する法律)の中に、遊技機の技術上の規格
というのがあるが、そこでは「図柄の組み合わせが得ら
れたとき」に普通電動役物を開放してもよいという表現
がなされている。従来の普通図柄表示部の表示方法で
は、抽選の結果を、一方の発光ダイオードが点灯し、他
方の発光ダイオードが消灯している状態で表示している
が、これを図柄の組み合わせと呼ぶには無理がある。
【0009】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、遊技者が抽選結果を容易に認識することができ
る遊技機を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、遊技球が特定の通過口を通過したときに
抽選を行い、その抽選の結果を表示手段に表示すること
により遊技者に報知する遊技機において、前記表示手段
は複数の発光部を有し、前記各発光部は複数種類の色の
光を発することが可能であって、且つ、前記複数種類の
色の光のうち少なくとも一色の光は二以上の異なる色の
光を同時に発して混合することにより得られるものであ
ることを特徴とするものである。
【0011】上記の目的を達成するための本発明は、遊
技球が特定の通過口を通過したときに抽選を行い、その
抽選の結果を表示手段に表示することにより遊技者に報
知する遊技機において、前記表示手段は複数種類の色の
光を発することができる複数の発光部を有しており、且
つ、前記抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であ
るときに、前記各発光部を制御することにより前記各発
光部の発光色を切り替えて前記表示手段に表示させる制
御手段を備えることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施
形態である遊技機の遊技盤の概略正面図、図2はその遊
技機の概略機能ブロック図、図3はその遊技機における
サブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図、図4はそ
の普通図柄表示部に表示される抽選の結果を説明するた
めの図である。
【0013】第一実施形態の遊技機は、図1及び図2に
示すように、遊技盤10と、主制御部50と、サブ制御
部60と、スピーカ72とを備える。遊技盤10には、
特別図柄表示部11と、特別図柄始動口12と、特別図
柄始動スイッチ13と、特別電動役物14と、特別電動
役物用ソレノイド15と、普通図柄表示部21と、普通
図柄始動エリア22と、普通図柄始動スイッチ23と、
普通電動役物24と、普通電動役物用ソレノイド25
と、電飾表示部71と、アウト口31とが設けられてい
る。
【0014】遊技盤10の中央部のやや上側には、特別
図柄表示部11が配設されている。特別図柄表示部11
は、三つ(左、中、右)の表示エリアを有しており、各
表示エリアにおいて、数字やキャラクタによる図柄で構
成される識別情報を個別に変動表示することができる。
この特別図柄表示部11に表示される識別情報を通常、
特別図柄と呼んでいる。そして、特別図柄を変動表示し
た後、その変動表示が停止したときに、例えば三つの表
示エリアに表示される図柄が一致すると、遊技機は大当
たり遊技状態に移行する。この特別図柄表示部11の制
御は主制御部50からのコマンドに基づきサブ制御部6
0により行われる。
【0015】特別図柄表示部11の下方には、特別図柄
始動口12、特別電動役物14、普通図柄表示部21及
びアウト口31がこの順序で配設されている。
【0016】特別図柄始動口12は、特別図柄表示部1
1のすぐ下側に位置している。特別図柄始動口12の内
部には特別図柄始動スイッチ13が設けられている。こ
の特別図柄始動スイッチ13は、遊技球が特定のエリア
を通過したこと、すなわち、この場合は特別図柄始動口
12に入ったことを検出するものである。特別図柄始動
スイッチ13からの検出信号は主制御部50に送られ
る。そして、主制御部50がサブ制御部60にコマンド
を送ると、サブ制御部60は特別図柄表示部11におけ
る特別図柄の変動表示を開始する。
【0017】また、特別図柄始動口12は入賞口の一つ
であり、この特別図柄始動口12に遊技球が入ると、所
定数の遊技球が払い出される。
【0018】特別電動役物14は、大当たり遊技状態の
ときに、所定のパターンで開閉する大入賞口である。具
体的には、特別電動役物14は、開放した後、所定数の
遊技球が入賞するか、所定時間経過するかのいずれかの
条件を満たすと、一旦開放動作を終了する。そして、当
該入賞した遊技球が特別電動役物14内の特定の領域を
通過していたとき等の条件を満たすと、特別電動役物1
4が再び開放する。かかる開閉動作は所定回数だけ行わ
れる。この特別電動役物14の開閉は、主制御部50か
らの信号に基づいて特別電動役物用ソレノイド15によ
り行われる。
【0019】普通図柄表示部21は、特別電動役物14
の下側に位置している。第一実施形態では、普通図柄表
示部21は、二つの発光ダイオード(LED)21a,
21bからなる。ここで、各発光ダイオード21a,2
1bはそれぞれ、図3に示すように、赤色発光の発光素
子Rと緑色発光の発光素子Gとを有するものである。し
たがって、各発光ダイオード21a,21bは、いずれ
かの発光素子R,Gのみを駆動することにより、赤色又
は緑色の光を発することができると共に、両方の発光素
子R,Gを同時に駆動することにより、赤色の光と緑色
の光とが加色混合されて黄色の光を発することができ
る。このように各発光ダイオード21a,21bは、
赤、緑、黄の合計三色の光を発光することができる。普
通図柄表示部21の各発光ダイオード21a,21bに
よって点灯表示される色図柄は、普通図柄と称される。
第一実施形態では、各発光ダイオード21a,21b
は、赤、緑、黄の三種類の普通図柄を表示することがで
きる。各発光ダイオード21a,21bは、サブ制御部
60により独立して制御され、普通図柄を切り替えて変
動表示することができる。そして、普通図柄の切り替え
が停止したときに、例えば二つの発光ダイオード21
a,21bの普通図柄(発光色)が一致すると、遊技機
は小当たり遊技状態に移行する。
【0020】特別図柄始動口12の左右両側には普通図
柄始動エリア22が設けられている。各普通図柄始動エ
リア22の裏側には普通図柄始動スイッチ23が設けら
れている。この普通図柄始動スイッチ23は、遊技球が
当該普通図柄始動エリア22を通過したことを検出する
ものである。普通図柄始動スイッチ23からの検出信号
は主制御部50に送られる。そして、主制御部50がサ
ブ制御部60にコマンドを送ると、サブ制御部60は普
通図柄表示部21における普通図柄の変動表示(抽選中
状態表示)を開始する。
【0021】また、特別図柄始動口12には普通電動役
物24が設けられている。この普通電動役物24は、特
別図柄始動口12の入口部に離間して取り付けられた一
対の開閉部材である。普通電動役物24は、小当たり遊
技状態のときに所定時間だけ開放する。この普通電動役
物24が開放すると、特別図柄始動口12に遊技球が入
りやすくなり、したがって、特別図柄表示部11の動作
頻度も高くなる。この普通電動役物24の開閉は、主制
御部50からの信号に基づいて普通電動役物用ソレノイ
ド25により行われる。
【0022】遊技盤10の最下部にはアウト口31が設
けられており、入賞しなかった遊技球はアウト口31を
介して回収される。また、遊技盤10の周辺部には、電
飾表示部71が設けられている。この電飾表示部71
は、多数のランプや発光ダイオード等からなり、主に遊
技の演出を行う。また、スピーカ72は、音により遊技
の演出を行うものである。
【0023】ところで、遊技機の機能としては大きく二
つに分割することができる。すなわち、遊技に直接関わ
る機能と遊技の演出に関わる機能とである。本実施形態
では、主制御部50が前者の機能を実現し、サブ制御部
60が後者の機能を実現する。また、主制御部50とサ
ブ制御部60はそれぞれ一つの回路基板に実装されてい
る。
【0024】主制御部50は、主に遊技内容や遊技球の
払出しの制御及び管理を行う。遊技球の払出しは、遊技
者にとって一番関心のあることだからである。また、遊
技内容の制御については、主制御部50が普通図柄始動
スイッチ23から信号を受けた場合と、特別図柄始動ス
イッチ13から信号を受けた場合とに分けて説明する。
【0025】最初に、普通図柄始動スイッチ23からの
信号を受けた場合を説明する。主制御部50は、普通図
柄始動スイッチ23からの信号を受けると、まず乱数抽
選を行う。この抽選結果により小当たりか否かが決定さ
れる。主制御部50は、抽選結果に基づいて所定のコマ
ンドをサブ制御部60に送る。かかるコマンドとして
は、例えば、図柄の変動内容を示す変動パターンに関す
るコマンド、停止図柄を指定するコマンド、変動を開始
する旨のコマンド等がある。また、変動を停止する旨の
コマンドが含まれる場合もある。サブ制御部60はこれ
らのコマンドに基づいて普通図柄表示部21を制御す
る。特に、抽選された乱数が小当たり値であるときに
は、主制御部50は、普通図柄表示部21における普通
図柄の変動が停止するタイミングに合わせて、普通電動
役物用ソレノイド25に信号を送る。これにより、普通
電動役物24が開く。そして、主制御部50は、所定の
時間経過した後もしくは所定数の遊技球が特別図柄始動
口12に入賞した後に、普通電動役物用ソレノイド25
を制御して、普通電動役物24を閉じる。
【0026】次に、主制御部50が特別図柄始動スイッ
チ13からの信号を受けた場合を説明する。主制御部5
0は、特別図柄始動スイッチ13からの信号を受ける
と、まず乱数抽選を行う。この抽選結果により大当たり
か否かが決定する。主制御部50は、抽選結果に基づい
て所定のコマンドをサブ制御部60に送る。サブ制御部
60はこれらのコマンドに基づいて特別図柄表示部11
を制御する。そして、特別図柄表示部11の各表示エリ
アにおいて特別図柄の変動表示を開始し、抽選結果が大
当たりであるときには、所定時間後、三つの表示エリア
に所定の特別図柄パターン(例えば「7、7、7」)を
表示させる。また、主制御部50は、抽選された乱数が
大当たり値であるときには、特別図柄表示部11におけ
る特別図柄の変動が停止するタイミングに合わせて、特
別電動役物用ソレノイド15に信号を送る。これによ
り、特別電動役物14が開く。その後、主制御部50
は、特別電動役物14の開閉動作を制御する。
【0027】尚、主制御部50は、特別図柄に関する制
御と普通図柄に関する制御を独立して行う。また、大当
たり状態が特定の図柄の組み合わせが揃うことにより実
現されたときには、当該大当たり状態の終了後に大当た
り状態となる確率が通常よりも高くなる。これを確率変
動状態という。かかる確率変動状態も主制御部50が制
御する。
【0028】サブ制御部60は、遊技の進行状況に応じ
て各表示部11,21,71やスピーカ72を制御す
る。例えば、普通図柄表示部21を制御する場合には、
サブ制御部60は、主制御部50からのコマンドに基づ
いて、普通図柄表示部21の各発光ダイオード21a,
21bの発光色を切り替えることにより一定時間(例え
ば30秒)、普通図柄を変動表示させる。なお、特別図
柄が高確率のときには、普通図柄の変動表示時間が短く
なるか(いわゆる、時短変動)、或いは普通図柄も高確
率になる。かかる変動表示がなされている期間、すなわ
ち抽選の結果を報知するまでの変動中の状態にある期間
のことを、ここでは「抽選中の状態」と言うことにす
る。但し、抽選中とは言っても、内部的には抽選結果が
既に分かっている。抽選中の状態を設けたのは、遊技者
に対する演出を行い、ゲーム性を高めるためである。そ
して、一定時間経過した後、各発光ダイオード21a,
21bの発光色の切り替えを停止させることにより、二
つの発光ダイオード21a,21bはそれぞれ予め定め
られた発光色(普通図柄)を点灯する。例えば、小当た
りである場合には、二つの発光ダイオード21a,21
bは同じ発光色を発し、抽選が外れた場合には、二つの
発光ダイオード21a,21bは異なる発光色を発す
る。このように二つの発光ダイオード21a,21bの
発光色(普通図柄)の組み合わせにより、遊技者に小当
たりであるか否かを報知することができる。
【0029】尚、ここでは、サブ制御部60が各表示部
11,12,71及びスピーカ72を制御する場合につ
いて説明したが、例えば、サブ制御部として、第一のサ
ブ制御部と第二のサブ制御部とを設け、第一のサブ制御
部が特別図柄表示部11と普通図柄表示部21を制御
し、第二のサブ制御部が電飾表示部71とスピーカ72
を制御するようにしてもよい。また、この場合、第一の
サブ制御部と第二のサブ制御部とを異なる回路基板に形
成するようにしてもよい。
【0030】次に、サブ制御部60による普通図柄表示
部21の制御の仕方を具体的に説明する。図3に普通図
柄表示部21とサブ制御部60との概略構成図を示す。
ここで、図3では、サブ制御部60として、普通図柄表
示部21の制御に係る部分のみを示している。
【0031】サブ制御部60は、図3に示すように、I
/Oポート内蔵のCPU61と、四つのスイッチング部
62AR,62AG,62BR,62BGと、四つの抵
抗素子63とを有する。CPU61からは四本の制御線
が出ており、それぞれ各スイッチング部62AR,62
AG,62BR,62BGと接続されている。各スイッ
チング部62AR,62AG,62BR,62BGの構
成は同じであるので、以下では、スイッチング部62A
Rについて説明し、他のスイッチング部62AG,62
BR,62BGについての詳細な説明は省略する。
【0032】スイッチング部62ARは、一つのトラン
ジスタ62aと、二つの抵抗素子62b,62cとから
なる。トランジスタ62aのベースは抵抗素子62bを
介してCPU61の制御線と接続される。トランジスタ
62aのエミッタは接地されており、ベース・エミッタ
間は抵抗素子62cを介して接続される。コレクタは抵
抗素子63を介して発光ダイオード21aの発光素子R
のカソードに接続されている。また、当該発光素子Rの
アノードには例えば12Vの電源電圧が印加されてい
る。CPU61が制御線を介してスイッチング部62A
Rに信号を送ることにより、トランジスタ62aのオン
・オフが制御され、発光ダイオード21aの発光素子R
の点灯が制御される。
【0033】同様に、スイッチング部62AGは、抵抗
素子63を介して発光ダイオード21aの発光素子Gと
接続されている。また、スイッチング部62BRは、抵
抗素子63を介して発光ダイオード21bの発光素子R
と接続され、スイッチング部62BGは、抵抗素子63
を介して発光ダイオード21bの発光素子Gと接続され
ている。したがって、CPU61が各制御線を介して各
スイッチング部62AR,62AG,62BR,62B
Gに信号を送ることにより、各発光素子は独立に制御さ
れる。
【0034】上述したように、発光ダイオード21a,
21bはそれぞれ、赤色発光の発光素子Rと、緑色発光
の発光素子Gとを有する。各発光ダイオード21a,2
1bは、発光素子Rが点灯し、発光素子Gが消灯してい
る場合に、赤色の光を発し、逆に、発光素子Rが消灯
し、発光素子Gが点灯している場合に、緑色の光を発す
る。また、発光素子Rと発光素子Gがともに点灯してい
る場合には、赤色と緑色とが加色混合された黄色の光を
発する。特に、第一実施形態では、CPU61は、各発
光ダイオード21a,21bについて、二つの発光素子
R,Gを同時に消灯させることはない。すなわち、各発
光ダイオード21a,21bは、遊技中においては必
ず、赤、緑、黄の三つの普通図柄のうちいずれか一の図
柄を表示している。
【0035】ところで、普通図柄表示部21の表示方法
としては、いろいろ考えられる。ここでは、二つの例を
説明する。第一の方法は、各発光ダイオード21a,2
1bの表示する三つの普通図柄のうち二つの図柄を用い
る方法である。例えば、二つの発光ダイオード21a,
21bについてともに赤と緑の図柄だけを用いることに
する。この場合、CPU61は、抽選中の状態にあると
き、各発光ダイオード21a,21bに対して、発光素
子Rと発光素子Gとを交互に点灯する制御を行う。これ
により、各発光ダイオード21a,21bは赤と緑の普
通図柄を交互に変動表示する。このとき、二つの発光ダ
イオード21a,21bは、同じタイミングで同じ普通
図柄を表示しても、異なる普通図柄を表示してもよい。
そして、かかる普通図柄の変動開始後一定の時間を経過
したときに、CPU61は、各発光ダイオード21a,
21bの普通図柄の変動を停止させる。
【0036】この例では、各発光ダイオード21a,2
1bがそれぞれ二つの普通図柄を表示することができる
ので、二つの発光ダイオード21a,21bが表示する
普通図柄の組み合わせは、図4(a)に示すように、合
計四通りある。例えば、図柄の変動停止時に、各発光ダ
イオード21a,21bの表示している普通図柄が異な
る場合、すなわち、赤と緑又は緑と赤である場合は、抽
選が外れである。一方、図柄が同じ場合、すなわち、赤
と赤又は緑と緑の場合には、抽選が当たりである。
【0037】抽選結果が外れの場合、普通図柄始動スイ
ッチ23が遊技球を検出していれば、CPU61は、次
の抽選結果を報知するため、普通図柄の再変動、すなわ
ち普通図柄の切り替え表示を再開する。また、抽選結果
が当たりの場合、二つの発光ダイオード21a,21b
の表示はそのまま維持され、主制御部50により普通電
動役物24が開放される。その後、普通電動役物24が
閉じると、普通図柄始動スイッチ23が遊技球を検出し
ていれば、CPU61は再度、普通図柄の変動表示を開
始する。
【0038】尚、上記の例では、二つの発光ダイオード
21a,21bについてともに赤と緑の普通図柄を用い
る場合について説明したが、赤と黄の普通図柄を用いた
り、又は緑と黄の普通図柄を用いるようにしてもよい。
【0039】第二の方法は、各発光ダイオード21a,
21bの表示する三つの普通図柄を用いる方法である。
CPU61は、抽選中の状態にあるとき、各発光ダイオ
ード21a,21bの発光素子R,Gの点灯・消灯を制
御することにより、各発光ダイオード21a,21bに
対して、赤、緑、黄の普通図柄を順次切り替える。この
とき、二つの発光ダイオード21a,21bは、同じタ
イミングで同じ普通図柄を表示しても、異なる普通図柄
を表示してもよい。そして、かかる普通図柄の変動開始
後一定の時間を経過したときに、CPU61は、各発光
ダイオード21a,21bの普通図柄の変動を停止させ
る。
【0040】この場合、各発光ダイオード21a,21
bがそれぞれ三つの普通図柄を表示することができるの
で、二つの発光ダイオード21a,21bが表示する普
通図柄の組み合わせは、図4(b)に示すように、合計
九通りある。例えば、普通図柄の変動停止時に、各発光
ダイオード21a,21bの表示している普通図柄が異
なる場合は、抽選が外れである。一方、普通図柄が同じ
場合、すなわち、赤と赤、緑と緑又は黄と黄の場合に
は、抽選が当たりである。
【0041】第一実施形態の遊技機では、普通図柄表示
部が二つの発光ダイオードを備え、各発光ダイオードが
異なる色の光を発する二つの発光素子を有すると共に、
各発光ダイオードは、二つの発光素子を同時に駆動して
二つの異なる色の光を混合した混色の光を発することが
可能である。これにより、各発光ダイオードはそれぞ
れ、複数種類の色の光を発することができるので、普通
図柄表示部は、これら各色の組み合わせにより、抽選結
果を表示することができる。このため、特別図柄表示部
による抽選結果の表示方法と同様に、普通図柄表示部に
おいても図柄(発光色)の組み合わせが揃ったときに当
たりとすることができるので、遊技者は抽選結果を容易
に認識することができる。
【0042】次に、本発明の第二実施形態について図面
を参照して説明する。図5は本発明の第二実施形態であ
る遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示部との概略
構成図、図6はその普通図柄表示部に表示される抽選の
結果を説明するための図である。尚、第二実施形態にお
いて、第一実施形態のものと同一の機能を有するものに
は、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省
略する。
【0043】第二実施形態の遊技機が上記第一実施形態
のものと異なる点は、サブ制御部160が各発光ダイオ
ード21a,21bについて一の発光素子のみの点灯、
消灯を制御する点である。その他の構成は、すべて第一
実施形態と同様である。
【0044】サブ制御部160は、図5に示すように、
I/Oポート内蔵のCPU161と、二つのスイッチン
グ部62A,62Bと、四つの抵抗素子63とを有す
る。CPU161からは二本の制御線が出ており、それ
ぞれスイッチング部62A,62Bと接続されている。
各スイッチング部62A,62Bは、一つのトランジス
タ62aと、二つの抵抗素子62b,62cとからな
る。尚、図5では、サブ制御部160のうち、普通図柄
表示部21の制御に係る部分のみを示している。
【0045】各発光ダイオード21a,21bは、二つ
の発光素子R,Gのうちいずれか一方のカソードが抵抗
素子63を介してスイッチング部62A,62Bと接続
される。スイッチング部62A,62Bと接続されてい
ない方の発光素子のカソードは、抵抗素子63を介して
接地されている。また、各発光ダイオード21a,21
bの各発光素子R,Gのアノードには、例えば12Vの
電源電圧が印加されている。したがって、発光ダイオー
ド21a,21bにおいて、カソードが接地されている
発光素子は常時点灯している。CPU161が各制御線
を介してスイッチング部62A,62Bに信号を送るこ
とにより、当該スイッチング部62A,62Bと接続さ
れた発光素子の点灯が制御される。このようにCPU6
1が点灯制御するのは、制御線と接続された二つの発光
素子のみであり、かかる二つの発光素子は独立に制御さ
れる。
【0046】第二実施形態では、各発光ダイオード21
a,21bに対してスイッチング部62A,62Bと接
続する発光素子を、設計者が自由に選択することができ
る。かかる接続の仕方は四通りある。すなわち、1)各
発光ダイオード21a,21bについてともに緑色発光
の発光素子Gを、それぞれスイッチング部62A,62
Bと接続する場合、2)各発光ダイオード21a,21
bについてともに赤色発光の発光素子Rを、それぞれス
イッチング部62A,62Bと接続する場合、3)発光
ダイオード21aについては緑色発光の発光素子Gをス
イッチング部62Aと接続し、発光ダイオード21bに
ついては赤色発光の発光素子Rをスイッチング部62B
と接続する場合、そして、4)発光ダイオード21aに
ついては赤色発光の発光素子Rをスイッチング部62A
と接続し、発光ダイオード21bについては緑色発光の
発光素子Gをスイッチング部62Bと接続する場合であ
る。かかる接続の仕方に応じて、各発光ダイオード21
a,21bの表示可能な普通図柄の種類や、二つの発光
ダイオード21a,21bの表示可能な普通図柄の組み
合わせが異なる。
【0047】最初に、1)の接続を行った場合を説明す
る。図5にはこの例を示している。この場合、二つの発
光ダイオード21a,21bにおける赤色発光の発光素
子Rは常時点灯している。緑色発光の発光素子GはCP
U161により点灯制御される。このため、各発光ダイ
オード21a,21bは、緑色発光の発光素子Gが消灯
している場合に、赤色の光を発する。また、緑色発光の
発光素子Gが点灯している場合には、赤色と緑色とが加
色混合された黄色の光を発することになる。このよう
に、各発光ダイオード21a,21bは、赤、黄の二つ
の普通図柄が表示可能である。
【0048】CPU161は、抽選中の状態にあると
き、各発光ダイオード21a,21bの発光素子G,G
の点灯・消灯を制御することにより、各発光ダイオード
21a,21bに対して、赤と黄の普通図柄を交互に切
り替える。そして、かかる普通図柄の変動開始後一定の
時間を経過したときに、CPU161は、各発光ダイオ
ード21a,21bの普通図柄の変動を停止させる。
【0049】この例では、各発光ダイオード21a,2
1bがそれぞれ二通りの普通図柄を表示することができ
るので、二つの発光ダイオード21a,21bが表示す
る普通図柄の組み合わせは、図6(a)に示すように、
赤と黄、黄と赤、赤と赤、黄と黄の合計四種類ある。例
えば、普通図柄の変動停止時に、各発光ダイオード21
a,21bの表示している普通図柄が異なる場合、すな
わち、赤と黄又は黄と赤である場合は、抽選が外れであ
る。一方、普通図柄が同じ場合、すなわち、赤と赤又は
黄と黄の場合には、抽選が当たりである。
【0050】尚、2)の接続を行った場合も、1)の接
続を行った場合と同様である。
【0051】次に、3)の接続を行った場合について説
明する。この場合、発光ダイオード21aについては赤
色発光の発光素子Rが常時点灯し、発光ダイオード21
bについては緑色発光の発光素子Gが常時点灯してい
る。発光ダイオード21aの緑色発光の発光素子Gと発
光ダイオード21bの赤色発光の発光素子Rとは、CP
U161により点灯制御される。このため、発光ダイオ
ード21aは、緑色発光の発光素子Gが消灯している場
合に、赤色の光を発し、緑色発光の発光素子Gが点灯し
ている場合に、赤色と緑色とが加色混合された黄色の光
を発する。一方、発光ダイオード21bは、赤色発光の
発光素子Rが消灯している場合に、緑色の光を発し、赤
色発光の発光素子Rが点灯している場合に、緑色と赤色
とが加色混合された黄色の光を発する。このように、発
光ダイオード21aは赤、黄の二つの普通図柄が表示可
能であり、発光ダイオード21bは緑、黄の二つの普通
図柄が表示可能である。
【0052】CPU161は、抽選中の状態にあると
き、発光ダイオード21aの発光素子Gと発光ダイオー
ド21bの発光素子Rとの点灯・消灯を制御することに
より、発光ダイオード21aに対して赤と黄の普通図柄
を交互に切り替えると共に、発光ダイオード21bに対
して緑と黄の普通図柄を交互に切り替える。そして、か
かる普通図柄の変動開始後一定の時間を経過したとき
に、CPU161は、各発光ダイオード21a,21b
の普通図柄の変動を停止させる。
【0053】この例では、二つの発光ダイオード21
a,21bが表示する普通図柄の組み合わせは、図6
(b)に示すように、赤と緑、黄と緑、赤と黄、黄と黄
の合計四通りある。例えば、普通図柄の変動停止時に、
各発光ダイオード21a,21bの表示している普通図
柄が異なる場合、すなわち、赤と緑、黄と緑、赤と黄で
ある場合は、抽選が外れである。一方、普通図柄が同じ
場合、すなわち、黄と黄の場合には、抽選が当たりであ
る。
【0054】かかる3)の場合には、二つの発光ダイオ
ード21a,21bが表示可能な普通図柄の組み合わせ
に対し、当たりを表す普通図柄の組み合わせの割合は、
1/4である。これに対し、上述した1)の場合には、
かかる当たりを表す普通図柄の組み合わせの割合は、1
/2である。これらの中からどの表示態様にするかは、
抽選が当たる確率に近い表示上の組み合わせ確率のもの
を選択するようにすればよい。
【0055】また、通常、電源投入時には、CPU16
1がスイッチング部62A,62Bに送る信号はローに
なっている。このため、3)の場合には、各発光ダイオ
ード21a,21bはそれぞれ赤の普通図柄、緑の普通
図柄を表しており、抽選が外れの状態になっている。こ
れに対し、1)の場合には、各発光ダイオード21a,
21bはともに赤の普通図柄を表しており、抽選が当た
りの状態になっている。電源投入時に当たりではないの
に当たり表示をしていることは、遊技者に誤解を与える
ことになるので、これを避ける必要がある。このため、
1)の場合には、外れ表示になるように予め初期設定を
しておく必要があるが、3)の場合は、かかる初期設定
を行う必要がなく、ハード的デフォルト状態(通常は両
制御ポートともオフ状態)のままで良いという利点があ
る。
【0056】尚、4)の接続を行った場合は、3)の場
合と同様である。
【0057】第二実施形態の遊技機によれば、上記第一
実施形態の場合と同様の作用・効果を奏すると共に、既
存の遊技機の制御線の数を増やさないで済むという特有
の作用・効果を奏する。尚、本発明は上記の実施形態に
限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種
々の変形が可能である。
【0058】上記の各実施形態では、発光ダイオードと
して、異なる色の光を発する二つの発光素子を有するも
のを用いた場合について説明したが、異なる色の光を発
する三つ以上の発光素子を有する発光ダイオードを用い
てもよい。例えば、三つの発光素子を有する発光ダイオ
ードを用いた場合には、各発光素子の点灯・消灯を制御
することにすると、合計七色の光を発することが可能で
ある。これにより、より多くの種類の色を表示すること
ができるので、表示色を階調的に変化させたりして、遊
技の演出を効果的に行うことができる。
【0059】また、上記の各実施形態では、普通図柄表
示部が二つの発光ダイオードを有する場合について説明
したが、例えば、普通図柄表示部は三つ以上の発光ダイ
オードを有するものであってもよい。
【0060】また、上記の各実施形態では、異なる色の
光を発する二つの発光素子を有する発光ダイオードにつ
いて説明したが、本発明の発光部はこれに限定されるも
のではない。例えば、本発明の発光部は、一の発光素子
を有する色違いの発光ダイオードを複数個、配置したも
のであってもよいし、異なる複数の色の光を発する一の
発光素子を有するものであってもよい。更に、本発明の
発光部は、発光ダイオードの前方に拡散レンズや拡散板
等の拡散手段を設け、混色をより確実に行うようにした
ものであってもよい。
【0061】加えて、上記の各実施形態では、同一色に
揃った普通図柄の組み合わせが抽選の当たり表示である
場合について説明したが、抽選の当たり表示を普通図柄
のどのような組み合わせにするかは任意に決めることが
できる。異なる色の普通図柄の組み合わせが当たり表示
であってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の遊技機によ
れば、表示手段は複数の発光部を有し、各発光部は複数
種類の色の光を発することが可能であって、且つ、当該
複数種類の色の光のうち少なくとも一色の光は二以上の
異なる色の光を同時に発して混合することにより得られ
るものである。このため、表示手段は各発光部の発する
光の色(図柄)の組み合わせにより、抽選結果を表示す
ることができ、特に、図柄の組み合わせが揃ったとき
に、抽選が当たりであるとすることができるので、遊技
者は抽選結果を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である遊技機の遊技盤の
概略正面図である。
【図2】その遊技機の概略機能ブロック図である。
【図3】その遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示
部との概略構成図である。
【図4】その普通図柄表示部に表示される抽選の結果を
説明するための図である。
【図5】本発明の第二実施形態である遊技機におけるサ
ブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図である。
【図6】その普通図柄表示部に表示される抽選の結果を
説明するための図である。
【図7】従来の遊技機における普通図柄表示部とそれを
制御する制御部との概略構成図である。
【図8】その普通図柄表示部の概略断面図である。
【符号の説明】
10 遊技盤 11 特別図柄表示部 12 特別図柄始動口 13 特別図柄始動スイッチ 14 特別電動役物 15 特別電動役物用ソレノイド 21 普通図柄表示部 21a,21b 発光ダイオード 22 普通図柄始動エリア 23 普通図柄始動スイッチ 24 普通電動役物 25 普通電動役物用ソレノイド 31 アウト口 50 主制御部 60,160 サブ制御部 61,161 CPU 62AR,62AG,62BR,62BG,62A,6
2B スイッチング部 62a トランジスタ 62b,62c 抵抗素子 63 抵抗素子 71 電飾表示部 72 スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が特定の通過口を通過したときに
    抽選を行い、その抽選の結果を表示手段に表示すること
    により遊技者に報知する遊技機において、 前記表示手段は複数の発光部を有し、前記各発光部は複
    数種類の色の光を発することが可能であって、且つ、前
    記複数種類の色の光のうち少なくとも一色の光は二以上
    の異なる色の光を同時に発して混合することにより得ら
    れるものであることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記各発光部は、異なる色の光を発する
    ことが可能な発光ダイオードにより構成されることを特
    徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技球が特定の通過口を通過したときに
    抽選を行い、その抽選の結果を表示手段に表示すること
    により遊技者に報知する遊技機において、 前記表示手段は複数種類の色の光を発することができる
    複数の発光部を有しており、且つ、前記抽選の結果を報
    知するまでの変動中の状態であるときに、前記各発光部
    を制御することにより前記各発光部の発光色を切り替え
    て前記表示手段に表示させる制御手段を備えることを特
    徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記抽選の結果を報知
    する際、前記各発光部の発光色の切り替えを停止させ、
    前記各発光部の発している発光色の組み合わせにより前
    記抽選の結果を表示することを特徴とする請求項3記載
    の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記各発光部は、異なる色の光を発する
    ことが可能な発光ダイオードにより構成されることを特
    徴とする請求項3又は4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記各発光部は、異なる発光色を発光可
    能な二つの発光素子で形成されており、前記各発光素子
    が光を個別に発して得られる二つの基本色と、当該二つ
    の基本色の光を同時に発して混合することにより得られ
    る混色とを表示することができるものであり、前記制御
    手段は、前記抽選の結果を報知するまでの変動中の状態
    であるときに、前記各発光部に対して、前記二つの基本
    色のうち一方の基本色を常時発光させておくと共に、他
    方の基本色の発光をオン・オフ制御して、当該常時発光
    させておく基本色と前記混色とを切り替えることにより
    前記抽選の結果を報知するまでの変動中の状態であるこ
    とを表示することを特徴とする請求項5記載の遊技機。
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