JP2002102466A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002102466A
JP2002102466A JP2000299271A JP2000299271A JP2002102466A JP 2002102466 A JP2002102466 A JP 2002102466A JP 2000299271 A JP2000299271 A JP 2000299271A JP 2000299271 A JP2000299271 A JP 2000299271A JP 2002102466 A JP2002102466 A JP 2002102466A
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Kishio Sugijima
紀志男 杉島
Takashi Kondo
尚 近藤
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Sansei R&D Co Ltd
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Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技領域において、遊技者の視点が図柄表示
装置の画面だけに集中することなく、遊技領域全体を有
効に利用して遊技演出をすることができる遊技機を提供
する。 【解決手段】 複数の発光手段(LED1〜LED1
2)を列状に配列し、複数の発光手段による発光表示態
様を、図柄表示手段3における図柄の変動態様と関連さ
せて列状に沿って順次発光させる演出表示を行う演出表
示制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤に複数の発
光手段と種々の図柄が表示可能である図柄表示手段とを
備え、複数の発光手段による表示態様と図柄表示手段に
よる表示内容とを関連させて演出表示を行う遊技機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ遊技機には、遊技盤
面の遊技領域に設けられた始動入賞口へ遊技球が入賞す
ることによって、図柄表示装置に配列された図柄を変動
表示している。そして、図柄の変動と共に、遊技状態表
示を図柄表示装置によって行っている。例えば、当り外
れやリーチ予告、大当り予告等の遊技状態を図柄表示装
置の画面においてキャラクタや吹き出しを変動表示した
り、背景を変化させることによって表示している。しか
しながら、従来は、図柄表示装置の画面によってのみ遊
技状態表示を行っている。
【0003】また、遊技盤面の遊技領域には、複数の入
賞口や遊技釘等が設けられているが、遊技領域のほとん
どが遊技球の誘導のみに使用されており、遊技者の遊技
への視点は図柄表示装置の画面に集中している。このこ
とより、遊技者の視点という観点から見ると、遊技領域
が有効に使用されていないと考えられる。また、遊技盤
に設けられているランプ又はLEDは、遊技状態に応じ
て点滅するが、ただ単に装飾表示として点灯・点滅を繰
り返すだけに過ぎず、特に図柄表示装置の表示内容との
関連性からは結び付きが薄く、遊技状態表示が単調なも
のとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、遊技
領域において、遊技者の視点が図柄表示装置の画面だけ
に集中することなく、遊技領域全体を有効に利用して遊
技演出をすることができる遊技機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の遊技機
は、遊技盤に複数の発光手段と種々の図柄が表示可能で
ある図柄表示手段とを備えたものであって、上記課題を
解決するために、前記前記複数の発光手段による発光表
示態様を、前記図柄表示手段における表示内容と関連さ
せて発光させることにより一連の演出表示を行う演出表
示制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の遊技機は、遊技盤に複数
の発光手段と種々の図柄が表示可能である図柄表示手段
とを備えたものであって、上記課題を解決するために、
前記複数の発光手段を列状に配列し、該複数の発光手段
による発光表示態様を、前記図柄表示手段における図柄
の変動態様と関連させて列状に沿って順次発光させる演
出表示を行う演出表示制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2に記載の遊技機は、請求項1又は
請求項2に記載のものにおいて、遊技の当否を判定する
判定手段を有し、前記図柄表示手段において変動表示さ
れている図柄による当り外れの報知前に、前記演出表示
を行って前記判定結果が当りとなる信頼度を報知するこ
とを特徴とするものである。請求項4に記載の遊技機
は、請求項3に記載のものにおいて、前記演出表示が複
数種類設けられると共に、複数種類の演出表示のうち少
なくとも2種類は、それぞれ前記信頼度が異ならせてあ
り、前記判定手段による判定結果に関連して複数種類の
演出表示のうちから1種類が選択されることを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、本実施形態では、遊技機の
一形態としてパチンコ遊技機を用いて説明するが、本発
明はそれに限らず、例えば、コイン式遊技機等であって
もよく、遊技盤面に複数の発光手段と図柄を変動表示可
能な図柄表示装置を備え、前記複数の発光手段を列状に
配列し、該複数の発光手段による発光表示態様を、前記
図柄表示装置における図柄の変動態様と関連させて列状
に沿って順次発光させる演出表示を行う遊技機であれば
全て対象となる。
【0009】図1は、本実施形態のパチンコ遊技機に配
備された遊技盤面の正面図である。遊技盤面1には内レ
ール18と外レール19とで区画された遊技領域2が設
けられている。遊技領域2の中央には請求項1に記載の
図柄表示手段を構成する特別図柄表示装置3が設けられ
ている。該特別図柄表示装置3の直上には7セグメント
形式のLED表示器からなる普通図柄表示装置4が配設
され、特別図柄表示装置3の左方には左ゲート5が配設
され、特別図柄表示装置3の右方には右ゲート6が配設
され、特別図柄表示装置3の下方にはチャッカにより構
成された始動入賞口7が設けられている。また、始動入
賞口7の直下には、電動式チューリップ役物により構成
された可変入賞装置8が設けられ、該可変入賞装置8の
入賞口が、始動入賞口7と同じく始動入賞口9に設定さ
れている。
【0010】また、チャッカにより構成された始動入賞
口7の左方及び右方である遊技領域2の左右袖部には、
チャッカにより構成された普通入賞口としての左袖入賞
口10および右袖入賞口11がそれぞれ設けられてい
る。さらに、遊技領域2の下部には、入賞装置ユニット
12が配設されている。入賞装置ユニット12の中央に
は、ソレノイド等で開閉動作される開閉扉13が設けら
れと共に、当該開閉扉13で開成される大入賞口14が
設けられている。大入賞口14の内部の一部には、特別
入賞領域である特定領域15が設けられ、特定領域15
には当該特定領域15を開閉する特定領域扉(図示せ
ず)が設けられている。また、大入賞口14の左方及び
右方となる遊技領域2の左右の落し部には、普通入賞口
としての左落し入賞口16及び右落し入賞口17が設け
られている。なお、符号20は、普通図柄表示装置4の
左側方及び右側方に設けられたランプ付き風車であり、
符号21は風車である。なお、遊技領域2には、請求項
1に記載の複数の発光手段を構成する各種LED、即ち
LED1〜LED12が配設されているが、これらにつ
いては後述する。
【0011】特別図柄表示装置3は、カラー液晶表示装
置により構成され、その表示画面には左図柄22、中図
柄24、右図柄23が変動表示されると共に、背景、キ
ャラクタ等が表示される。なお、始動入賞口7及び可変
入賞装置8の始動入賞口9が特別図柄表示装置3におけ
る特別図柄の図柄変動の開始に関わる始動入賞口に設定
されている。また、左右ゲート5,6が普通図表示装置
4における普通図柄変動の開始に関わる始動ゲートに設
定されている。
【0012】前記大入賞口14は、特別図柄表示装置3
において図柄の変動が行われた結果が大当りとなった場
合に、特別遊技状態(大当り遊技状態)となり、所定時
間(例えば、29秒間)にわたって開放される。但し、
大入賞口14は開放中に所定個数(例えば、9個)の入
賞があった場合、又は、所定時間経過した時点で閉鎖さ
れる。
【0013】また、大入賞口14の開放中に特定領域1
5を遊技球が通過した場合には継続条件が成立し、この
回に開成されている大入賞口14が閉鎖された後、新た
に大入賞口14が開放される。特定領域15を遊技球が
通過したことに基く大入賞口15の連続開放動作は、上
限回数が設けられており、例えば、最初の開放を含めて
最高16回までとなっている。また、大当り遊技状態
は、大入賞口14の開放中に特定領域への遊技球の通過
がなかった場合には、この回の大入賞口14が閉鎖した
時点で大当り遊技状態の終了となる。また、大入賞口1
4の連続開放動作が15回目まで続いた場合には、15
回目の大入賞口19が閉鎖した時点で大当り遊技状態の
終了となる。
【0014】図2は、請求項1及び2に記載の複数の発
光手段と図柄表示手段を示す遊技領域の拡大図である。
可変入賞装置の右方には、4個の発光手段が、即ち、L
ED1、LED2、LED3及びLED4が右から左へ
横一列に配列されている。チャッカにより構成された始
動入賞口と特別図柄表示装置3との間には、4個の発光
手段が、即ち、LED5、LED6、LED7及びLE
D8が下から上へ縦一列に配列されている。
【0015】また、長方形状をなす特別図柄表示装置3
の表示画面の周囲には、該表示画面の中央を中心とする
8本のほぼ放射線上に、LEDにより構成した4個の発
光手段が配列されている。すなわち、特別図柄表示装置
3の表示画面の上縁、下縁、左側縁及び右側縁のそれぞ
れについて、4個ずつ計8個のLEDが配列されてい
る。
【0016】そして、特別図柄表示装置3の表示画面の
側から数えて1番目に位置(最も内に位置する)する複
数個(計8個)のLEDがLED9として1つのグルー
プを形成し、前記表示画面の側から数えて2番目に位置
する複数個(計8個)のLEDがLED10として1つ
のグループを形成し、前記表示画面の側から数えて3番
目に位置する複数個(計8個)のLEDがLED11と
して1つのグループを形成し、前記表示画面の側から数
えて4番目に位置(最も外に位置する)する複数個(計
8個)のLEDがLED12として1つのグループを形
成している。このように、LED9〜LED12につい
ては、複数列となっている。なお、後述するように、複
数の発光手段、即ち、LED1〜LED12による発光
表示態様を、特別図柄表示装置3における左図柄、中図
柄及び右図柄の変動態様と関連させて順次発光させる演
出表示を行う。
【0017】図3は、本実施形態のパチンコ遊技機に配
備された制御系統の要部ブロック図である。メイン制御
回路25は、ワンチップマイクロコンピュータ26と、
入出力回路27及び28等により構成されている。ワン
チップマイクロコンピュータ26は、その内部にCPU
29,RAM30,ROM31を備えている。なお、メ
イン制御回路25もしくはワンチップマイクロコンピュ
ータ26が、演出表示制御手段を構成する。
【0018】ワンチップマイクロコンピュータ26は、
入出力回路27を介して各種制御回路、各種駆動装置及
び各種スイッチ等に結ばれている。すなわち、入出力回
路27には、始動入賞口7及び可変入賞装置8の始動入
賞口9に対して設けられた始動口センサ32、その他入
賞センサ類(例えば、左右ゲート5,6,への遊技球の
通過を検出する普通図柄始動スイッチ)が接続されてい
る。
【0019】また、入出力回路27には中継回路33が
接続され、中継回路33には大入賞口14を開放動作す
るためのソレノイド34、大入賞口14へ入賞した遊技
球を検出するカウントセンサ35、大入賞口14内に設
けられた特定領域15への遊技球の通過を検出する特定
領域センサ36が接続されている。さらに、入出力回路
27には、遊技盤面に配備されているLED1〜LED
12や各種表示ランプ等を点灯制御するランプ制御回路
37、スピーカ39より各種の効果音を拡声させるため
の音声制御を行う音声制御回路38及びその他ソレノイ
ド類(例えば、普通電動役物を拡開動作させるソレノイ
ド)が接続されている。
【0020】また、入出力回路28には払出制御回路4
0及び特別図柄表示装置3が接続されている。払出制御
回路40は、内部に制御用CPU(図示せず)、前記C
PUによる作業領域や各賞球コマンドに対応した賞品球
数等を保持記憶するための記憶エリアを備えたRAM及
び制御データ及び賞球払出しのための制御プログラム等
が記憶されたROMなどを備えている。払出制御回路4
0は、メイン制御回路25から指令される賞球コマンド
に従って賞球払出装置41(図示せず)を駆動制御し、
賞品球の払出制御を行う。払出制御回路40には、前述
のメイン制御回路25が通信接続されている他、発射制
御回路42を介して遊技盤面に向けてパチンコ球を弾発
するための打球発射装置43が接続されており、打球発
射装置43の動作停止/動作停止解除を制御する。
【0021】特別図柄表示装置3は、入出力回路28を
介してメイン制御回路25と接続された表示制御回路4
4及び液晶表示盤45により構成されている。また、表
示制御回路44は、内部に表示制御用CPU(図示せ
ず)、画像データ及び前記CPUによる作業領域等を備
えたRAM及び各コマンドに対応した表示制御データ及
びキャラクタや図柄が記憶されたROMなどを備えてい
る。
【0022】表示制御回路44はメイン制御回路25か
らストローブ信号が入力されると、前記CPUは前記信
号により表示制御用コマンドを認識する。前記表示制御
用コマンドに対応するデータエリアから表示制御データ
及びキャラクタや図柄が前記ROMから読み出され、前
記画像データを記憶するRAMに格納される。前記格納
された画像データは表示順がくるとRAMから画像デー
タが読み出され、液晶表示盤に表示される。
【0023】以上のように構成された実施形態のパチン
コ遊技機において、メイン制御回路25のCPU29が
実行する複数の発光手段(LED1〜LED12)によ
る発光表示態様を、特別図柄表示装置3における図柄の
変動態様と関連させて順次発光させる演出表示を行う演
出表示処理について説明する。
【0024】図4は、メイン制御回路25のCPU29
(以下、単にCPUという)が実行する処理のメインル
ーチンを示すフローチャートである。電源投入直後、C
PUは初期化処理を行い(ステップS01)、スタック
の設定や以下の処理に必要な各フラグ、各レジスタ及び
各記憶エリアの初期化を行う。CPUは、ステップS0
1の初期化処理を終了すると、ステップS02の乱数更
新処理に移行する。なお、CPUは、リセット割込み
(4,000ms)毎にメインルーチン(主制御回路の
ROMに記憶されている各プログラム)、即ち、以下に
説明するステップS02〜ステップS11の各処理を実
行する。
【0025】メイン制御回路25には、遊技態様をラン
ダムに設定するための各種(乱数)カウンタC1〜C6
が設定されている。CPUはステップS02の乱数更新
処理にて、各カウンタC1〜C6に関する値の更新を行
う。大当り当否判定用カウンタC1(0〜315)は、
特別図柄の大当りを抽選する乱数カウンタである。電源
投入時0からスタートし、リセット割込み(4ms)ご
とに1加算される、但し、この乱数カウンタC1が31
6になる場合は0に書き換えられる。大当り図柄決定用
カウンタC2(0〜9)は、大当り図柄の選択に使用す
る乱数カウンタであって、電源投入時0からスタート
し、リセット割込みごとに1加算される。但し、このカ
ウンタC2が10になる場合は0に書き換えられる。
【0026】特別図柄のはずれ図柄作成用乱数カウンタ
は、左図柄決定用カウンタC3(0〜9)、中図柄決定
用カウンタC4(0〜9)、右図柄決定用カウンタ(0
〜9)の3つが設けられている。左図柄決定用カウンタ
C3は、左図柄のはずれ図柄作成に使用するカウンタで
ある。電源投入時に0からスタートし、大当り図柄決定
用カウンタC2がカウントアップすると1加算される、
但し、この乱数カウンタC3が10になる場合は0に書
き換えられる。中図柄決定用カウンタC4(0〜9)
は、中図柄のはずれ図柄作成に使用するカウンタであ
る。電源投入時に0からスタートし、左図柄決定用カウ
ンタC3が0にされるごとに1加算される。但し、この
乱数カウンタC4が10になる場合は0に書き換えられ
る。右図柄決定用カウンタC5(0〜9)は、右図柄の
はずれ図柄作成に使用するカウンタである。電源投入時
に0からスタートし、中図柄決定用カウンタC4が0に
されるごとに1加算される。但し、この乱数カウンタが
10になる場合は0に書き換えられる。
【0027】遊技盤面演出用カウンタC6(0〜99)
は、LED1〜LED12の発光表示態様を選択するた
めに使用するカウンタである。電源投入時0からスクー
トし、リセット割込みごとに1加算される。但し、この
乱数カウンタC6が100になる場合は0に書き換えら
れる。
【0028】CPUは、ステップS02の乱数更新処理
を終えると、始動口入賞があるか否かを判別する(ステ
ップS03)。CPUは、始動口入賞がある場合には、
ステップS03を真と判別し、ステップS04の乱数取
得処理に移行する。一方、CPUは、始動口入賞がない
場合には、ステップS03を偽と判別し、ステップS0
8の図柄表示処理に直接移行する。従って、始動口入賞
がない場合には、ステップS04の乱数取得処理、ステ
ップS05の大当り当否判定処理、ステップS06の表
示図柄決定処理及びステップS07の遊技盤演出A決定
処理は実行されない。
【0029】CPUは、始動口入賞がある場合に(始動
口センサ32の検出信号入力)、ステップS04の乱数
取得処理に移行すると、各カウンタC1〜C6の現在値
をそれぞれ取得してRAM30の取得数値記憶エリアに
各々格納する。CPUは、ステップS04の乱数取得処
理を終了すると、ステップS05の大当り当否判定処理
に移行する。
【0030】CPUは、大当り当否判定処理にて特別遊
技(後述)に対する大当り当否判定と、可変入賞装置8
の始動入賞口9の開放に対する小当り当否判定を行う。
大当り当否判定においては、通常確率時(1/315)
では大当り当否判定用カウンタC1の取得数値が大当り
数値(例えば、7)であるか否か、高確率(7/31
5)時では、大当り当否判定用カウンタC1の取得数値
が大当り数値(例えば、7,57,107,157,2
07,257,307のうちのいずれか)であるか否か
を判別し、大当り数値であれば(当りであれば)大当り
フラグF1に1をセットする。なお、大当り当否判定用
カウンタC1の取得数値が大当り数値でなければ(外れ
であれば)、大当りフラグF1は0のままとなる。CP
Uは、ステップS05の大当り当否判定処理を終了する
と、ステップS06の表示図柄決定処理に移行する。
【0031】CPUは、表示図柄決定処理において、特
別図柄表示装置3に停止表示される図柄を決定する。C
PUは、大当りフラグF1に1がセットされていれば
(大当りである場合)、大当り図柄決定用カウンタC2
の取得数値と対応する大当り図柄(その数字を3つ並べ
た図柄、例えば数値が7であれば「777」)を決定す
る一方、大当りフラグF1に0がセットされていれば
(外れである場合)、左、中、右図柄決定用カウンタC
3〜C5の取得数値に対応した外れ図柄(その各数字を
並べた図柄、例えばC3=7,C4=5,C5=2であ
れば「752」)を決定し、ステップS06の表示図柄
決定処理を終了し、ステップS07の遊技盤演出A処理
に移行する。なお、CPUは、大当りフラグF1が0の
場合で、左、中、右図柄決定用カウンタC3〜C5の取
得数値が同数値であった場合には、大当り図柄が表示さ
れるのを避けるため右図柄に対応する数値を1デクリメ
ントする処理を行う。
【0032】CPUは、遊技盤演出A決定処理におい
て、遊技盤面演出用カウンタC6の取得数値の別によっ
てLED1〜LED12の発光表示態様(順次LED1
〜LED12を発光させて行う演出表示内容)を決定す
る。なお、本実施形態では、演出表示が複数種類(パタ
ーンA〜パターンEの5種類)設けられている。また、
複数種類の演出表示のうち少なくとも2種類は(5種類
の演出表示は)、それぞれ大当りに関する判定結果が当
りとなる信頼度が異ならせてある。図5乃至図6は、C
PUが実行する遊技盤演出A決定処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【0033】CPUは、遊技盤演出A決定処理を開始す
ると、まず、遊技盤演出A実行フラグをセットする(ス
テップA00)。次いで、CPUは、大当りフラグF1
に1がセットされているか否か、即ち、大当りであるか
否かを判別する(ステップA01)。まず、ステップA
01において、大当りフラグF1に1がセットされてい
る場合の処理について述べる。大当りである場合、CP
Uは、ステップA01を真と判別し、遊技盤面演出用カ
ウンタC6の取得数値が0〜49の何れかであるか否か
を判別する(ステップA02)。なお、前述のように遊
技盤面演出用カウンタC6の値の取り得る範囲は0〜9
9である。
【0034】遊技盤面演出用カウンタC6の取得数値が
0〜49の何れかである場合、CPUは、ステップA0
2を真と判別し、遊技盤上のLED1〜LED12まで
を順次点灯させるパターンEに決定し(ステップA0
3)、遊技盤演出A決定処理を終えてメインルーチンに
リターンする。
【0035】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜49の何れでもない場合は、CPUは、ステ
ップA02を偽と判別し、遊技盤面演出用カウンタC6
の取得数値が50〜79の何れかであるか否かを判別す
る(ステップA04)。遊技盤面演出用カウンタC6の
取得数値が50〜79の何れかである場合、CPUは、
ステップA04を真と判別し、遊技盤上のLED1〜L
ED10までを順次点灯させるパターンDに決定し(ス
テップA05)、遊技盤演出A決定処理を終えてメイン
ルーチンにリターンする。
【0036】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜79の何れでもない場合には、CPUは、ス
テップA04を偽と判別し、遊技盤面演出用カウンタC
6の取得数値が80〜89の何れかであるか否かを判別
する(ステップA06)。遊技盤面演出用カウンタC6
の取得数値が80〜89の何れかである場合、CPU
は、ステップA06を真と判別し、遊技盤上のLED1
〜LED8までを順次点灯させるパターンCに決定し
(ステップA07)、遊技盤演出A決定処理を終えてメ
インルーチンにリターンする。
【0037】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜89の何れでもない場合には、CPUは、ス
テップA06を偽と判別し、遊技盤面演出用カウンタC
6の取得数値が90〜95の何れかであるか否かを判別
する(ステップA08)。遊技盤面演出用カウンタC6
の取得数値が90〜95の何れかである場合、CPU
は、ステップA08を真と判別し、遊技盤上のLED1
〜LED5までを順次点灯させるパターンBに決定し
(ステップA09)、遊技盤演出A決定処理を終えてメ
インルーチンにリターンする。
【0038】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜95の何れでもない場合には、CPUは、ス
テップA08を偽と判別する。この場合、遊技盤面演出
用カウンタC6の取得数値は96〜99の何れかである
ことになる。CPUは、ステップA08を偽と判別する
と、遊技盤上のLED1〜LED3までを順次点灯させ
るパターンAに決定し(ステップA10)、遊技盤演出
A決定処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0039】次に、ステップA01において、大当りフ
ラグF1に1がセットされていない場合の処理について
述べる。大当りでない(外れである)場合、CPUは、
ステップA01を偽と判別すると、遊技盤面演出用カウ
ンタC6の取得数値が0〜49の何れかであるか否かを
判別する(ステップA11)。遊技盤面演出用カウンタ
C6の取得数値が0〜49の何れかである場合、CPU
は、ステップA11を真と判別し、遊技盤上のLED1
〜LED3までを順次点灯させるパターンAに決定し
(ステップA12)、遊技盤演出A決定処理を終えてメ
インルーチンにリターンする。
【0040】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜49の何れでもない場合は、CPUは、ステ
ップA11を偽と判別し、遊技盤面演出用カウンタC6
の取得数値が50〜79の何れかであるか否かを判別す
る(ステップA13)。遊技盤面演出用カウンタC6の
取得数値が50〜79の何れかである場合、CPUは、
ステップA13を真と判別し、遊技盤上のLED1〜L
ED5までを順次点灯させるパターンBに決定し(ステ
ップA14)、遊技盤演出A決定処理を終えてメインル
ーチンにリターンする。
【0041】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜79の何れでもない場合は、CPUは、ステ
ップA13を偽と判別し、遊技盤面演出用カウンタC6
の取得数値が80〜89の何れかであるか否かを判別す
る(ステップA15)。遊技盤面演出用カウンタC6の
取得数値が80〜89の何れかである場合、CPUは、
ステップA15を真と判別し、遊技盤上のLED1〜L
ED8までを順次点灯させるパターンCに決定し(ステ
ップA16)、遊技盤演出A決定処理を終えてメインル
ーチンにリターンする。
【0042】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜89の何れでもない場合には、CPUは、ス
テップA15を偽と判別し、遊技盤面演出用カウンタC
6の取得数値が90〜95の何れかであるか否かを判別
する(ステップA17)。遊技盤面演出用カウンタC6
の取得数値が90〜95の何れかである場合、CPU
は、ステップA17を真と判別し、遊技盤上のLED1
〜LED10までを順次点灯させるパターンDに決定し
(ステップA18)、遊技盤演出A決定処理を終えてメ
インルーチンにリターンする。
【0043】一方、遊技盤面演出用カウンタC6の取得
数値が0〜95の何れでもない場合には、CPUは、ス
テップA17を偽と判別する。この場合、遊技盤面演出
用カウンタC6の取得数値は96〜99の何れかである
ことになる。CPUは、ステップA17を偽と判別する
と、遊技盤上のLED1〜LED12までを順次点灯さ
せるパターンEに決定し(ステップA19)、遊技盤演
出A決定処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0044】以上のように決定したLED1〜LED1
2による発光パターンとその発光動作内容及び変動図柄
との関係を図7に示す。図7に示すように、パターンA
がLEDの発光個数が一番少なく、パターンEがLED
の発光個数が一番多く(全て点灯)、しかもパターンA
からパターンEに向けてパターンがアルファベット昇順
に従ってLEDの発光個数が増加する構成となってい
る。
【0045】また、大当りフラグF1に1がセットされ
ている大当りの場合の各発光パターンA〜Eの出現率
は、パターンAが4%、パターンBが6%、パターンC
が10%、パターンDが30%、パターンEが50%で
あり、パターンEが最も出現率が高い。このように、大
当りの場合、遊技盤上のLED1〜LED12までを順
次点灯させるパターンEの出現率が最も高いことによ
り、特別図柄表示装置3において変動表示されている図
柄による当り外れの報知前に、決定したパターンのLE
Dを順次発光させる演出表示を行い、LEDの発光個数
により判定結果が当りとなる信頼度を(インジケータ的
に)報知する。
【0046】また、はずれの場合には、大当りの場合と
は逆に、各発光パターンA〜Eの出現率は、パターンA
が50%、パターンBが30%、パターンCが10%、
パターンDが6%、パターンEが4%であり、パターン
Aが最も出現率が高い。このように、外れの場合、遊技
盤上のLED1〜LED3までを順次点灯させるパター
ンAの出現率が最も高いことにより、特別図柄表示装置
3において変動表示されている図柄による当り外れの報
知前に、決定したパターンのLEDを順次発光させる演
出表示を行い、LEDの発光個数により判定結果が外れ
となる信頼度を(インジケータ的に)報知する。
【0047】CPUは、ステップS07の遊技盤演出A
決定処理を終えると、ステップS08の図柄表示処理に
移行する。図柄表示装置においては、ステップS06の
表示図柄決定処理で決定された図柄を特別図柄表示装置
3に表示するように実行処理される。特別図柄に関する
表示処理においては、特別遊技実行フラグF2に1がセ
ットされておらず(非特別遊技中)、始動入賞に基く図
柄変動が開始状態であり、現在、図柄表示実行中でない
場合に、図柄決定処理で決定された図柄を特別図柄表示
装置3に表示するように実行処理を行う。なお、変動表
示時間(リーチアクション表示指示がない場合は約X秒
間で、リーチアクション表示指示がある場合はX秒にプ
ラスY秒される)の間、図柄を様々変動させた後に特別
図柄決定処理で決定された図柄で停止する。なお、これ
らの表示は表示制御回路44を介して実行される。
【0048】CPUは、ステップS08の図柄表示処理
を終えると、ステップS09の遊技盤演出A発光処理に
移行する。CPUは、ステップS07の遊技監演出A決
定処理で決定した発光パターンによる演出を特別図柄表
示装置3における図柄の変動に連動して表示するように
実行処理する。図8は、遊技盤演出A発光処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。CPUは、まず、
特別遊技実行フラグF2に1がセットされているか否
か、即ち、特別遊技実行中であるか否かを判別する(ス
テップB01)。なお、特別遊技実行中は、遊技盤演出
Aは非実行であり、ステップB01を真と判別してメイ
ンルーチンにリターンする。
【0049】CPUは、特別遊技実行中でない場合は、
ステップB01を偽と判別し、遊技盤演出A実行フラグ
がセットされているか否かを判別する(ステップB0
2)。前述したように、遊技盤演出A実行フラグは、ス
テップS07の遊技盤演出A決定処理が行われた場合に
セットされる。CPUは、遊技盤演出A実行フラグがセ
ットされていない場合には、遊技盤演出Aは非実行であ
り、ステップB02を偽と判別してメインルーチンにリ
ターンする。
【0050】CPUは、遊技盤演出A実行フラグがセッ
トされている場合には、ステップB02を真と判別し、
ステップS07の遊技盤演出A決定処理で決定した発光
パターン(パターンA〜パターンEのうちの何れか)に
基いてLEDを発光して演出表示を行う(ステップB0
3)。次いで、CPUは、発光パターンの別により定め
られた所定の発光時間が経過したか否かを判別する(ス
テップB04)。CPUは、所定の発光時間が経過して
いなければ、ステップB04を偽と判別し、今回周期の
遊技盤演出A発光処理を終えてメインルーチンにリター
ンする。
【0051】次周期以降、CPUは、発光パターンの別
により定められた所定の発光時間が経過するまでの間、
ステップB01、ステップB02、ステップB03、ス
テップB04を行い、発光パターン(パターンA〜パタ
ーンEのうちの何れか)に基いてLEDを発光して演出
表示を行う。そして、発光パターンの別により定められ
た所定の発光時間が経過すると、CPUは、ステップB
04を真と判別し、遊技盤演出A実行フラグをクリアし
(ステップB05)、即ち、発光パターン(パターンA
〜パターンEのうちの何れか)に基くLEDの演出表示
を終了し、メインルーチンにリターンする。
【0052】なお、変動表示時間(リーチアクション表
示指示がない場合は約X秒間で、リーチアクションがあ
る場合はX秒にプラスY秒される)図柄を様々変動させ
ている間に遊技盤演出A決定処理で決定された遊技盤面
での演出アクションを実行する。これらの演出表示はメ
イン制御回路25からランプ制御回路37を介して実行
し、LED1〜LED12の点灯・消灯を行う。
【0053】図10乃至図11は、左、中、右図柄の変
動表示とLED1〜LED12の発光動作とを示すタイ
ムチャートである。図柄が変動中で左図柄停止前にLE
D1〜LED5までを0.5秒間隔で順次点灯する。左
図柄停止後であり、LED5が点灯した時点より、LE
D6〜LED8までが0.8秒間隔で順次点灯する。ま
た、LED8が点灯したときと同時に右図柄が停止す
る。LED9〜LED12はLED8が点灯後1秒間隔
で点灯する。リーチの時は、通常に中図柄が停止する時
間よりもY秒長くなる。リーチ時はY秒長いことから、
LED8が点灯後、1秒間だけではなく遊技者に期待感
を出すためにLED9からの点灯を数秒間(例えば、5
秒間程度)待たせることとする。上記の発光態様では、
LED1〜LED12は、全図柄が停止するまで点灯し
ているが、次のLEDが点灯したら、点灯中のLEDを
消灯する構成としてもよい。例えば、LED1から順番
にLED2が点灯したらLED1が消灯するような構成
でもよい。
【0054】図12乃至図14は、LED1〜LED1
2の発光動作(パターンA〜パターンE)を示す図であ
る。図7と対比させて説明すると、図12はパターンA
の発光動作を示しており、左・中・右の全図柄変動中、
LED1〜LED3までを0.5秒間隔で順次点灯す
る。図13はパターンBの発光動作を示しており、左図
柄が停止するまでに、LED1〜5までを0.5秒間隔
で順次点灯する。図14はパターンCの発光動作を示し
ており、右図柄が停止するまでに、LED1〜LED5
までを0.5秒間隔で順次点灯し、その後LED6〜L
ED7までを0.8秒間隔で順次点灯し、LED7の点
灯時から0.8秒間隔で(右図柄の停止と同時に)LE
D8を点灯する。
【0055】図15は、パターンDの発光動作を示して
おり、左右の図柄停止中で中図柄停止前に、LED1〜
LED5までを0.5秒間隔で順次点灯し、その後LE
D6〜8までを0.8秒間隔で順次点灯し、LED8の
点灯時点から1秒後に1秒間隔でLED9〜LED10
を順次点灯する。図16は、パターンEの発光動作を示
しており、左右の図柄停止中で中図柄停止前に、LED
1〜LED5までを0.5秒間隔で順次点灯し、その後
LED6〜8までを0.8秒間隔で順次点灯し、LED
8の点灯時点から1秒後に1秒間隔でLED9〜LED
12を順次点灯する。
【0056】CPUは、ステップS09の遊技盤演出A
発光処理を終えると、ステップS10の特別遊技実行処
理に移行する。図9は、特別遊技実行処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。特別遊技実行処理は、
特別遊技実行フラグF2に1がセットされている場合に
限り実行される処理である。また、特別遊技実行フラグ
F2は、ステップS08の図柄表示処理において大当り
図柄が確定表示された時点で(遊技者に特別図柄によっ
て大当りを報知した時に)1がセットされる。なお、ス
テップS08の図柄表示処理において外れ図柄が確定表
示された場合には特別遊技実行フラグF2はクリアされ
たままである。
【0057】特別遊技実行処理を開始すると、CPU
は、まず、特別遊技実行フラグF2に1がセットされて
いるか否かを判別する(ステップB10)。CPUは、
特別遊技実行フラグF2に1がセットされていない場合
には、ステップB10を偽と判別し、特別遊技実行処理
を終えてメインルーチンにリターンする。したがって、
特別遊技実行フラグF2に1がセットされていない場合
には、実質的な特別遊技実行処理は行われない。
【0058】CPUは、特別遊技実行フラグF2に1が
セットされている場合、ステップB10を真と判別する
と、大当りフラグF1に1がセットされているか否かを
判別する(ステップB11)。大当り図柄が確定表示さ
れた直後では、大当りフラグF1に1がセットされてお
り、この場合には、CPUはステップB11を真と判別
し、大当りフラグF1をクリアし(ステップB12)、
ステップB13に移行する。
【0059】ステップB13に移行したCPUは、遊技
盤演出B表示を行い(ステップB13)、次いで、特別
遊技を実行する(ステップB14)。遊技盤演出B表示
は、LED1〜12を点滅させて特別遊技が実行中であ
ることを演出する(特にパターンはないが本実施形態で
は花火なのでLED1〜LED12により花火がたくさ
ん打ち上がっているように演出する)。そして、CPU
は、特別遊技終了条件が成立しているか否かを判別する
(ステップB15)。具体的には、特別遊技において
は、大入賞口14の開閉扉13を開放(ソレノイドによ
る)し、9個入賞するか開放時間が29秒経過すると閉
鎖する。そして、入賞した遊技球の少なくとも1つが特
定領域(特定領域センサ)を通過したならば再び開閉扉
13を開放し、これらの動作を最大16回繰り返す。開
閉扉13の開放中に特定領域15に入賞しなかったか或
いは16回の開放が終了したかの終了条件が成立した場
合には、特別遊技は終了する。
【0060】CPUは、上述の特別遊技終了条件が成立
していない場合には、ステップB15を偽と判別し、今
回の特別遊技実行処理を終えてメインルーチンにリター
ンする。そして、次回以降の特別遊技実行処理にあって
は、特別遊技終了条件が成立するまでの間、特別遊技実
行フラグF2の値1及び大当りフラグF1の値0に従っ
て、ステップB10、ステップB11、ステップB1
3、ステップB14及びステップB15を繰り返し、遊
技盤演出B表示を行うと共に、特別遊技を実行する。
【0061】CPUは、特別遊技終了条件が成立する
と、ステップB15を真と判別し、特別遊技と遊技盤演
出B表示とを終了し(ステップB16〜ステップB1
7)、特別遊技実行フラグF2をクリアし(ステップB
18)、特別遊技実行処理を終えてメインルーチンにリ
ターンする。なお、ステップS11のその他遊技機にお
いては、その他様々な処理が実行されているが、本発明
に特に関わりのない処理であるから説明を省略する。
【0062】図17は、特別遊技中に表示される遊技盤
演出B表示を示す図である。遊技盤演出B表示は、LE
D1〜LED12及び特別図柄表示装置3により行われ
る。まず、LED1〜LED5までが0.5秒間隔で順
次点灯する。この時、特別図柄表示装置3の表示画面に
は「月」及び「星」を含む「夜空」の画面が表示されて
いる。その後LED6〜LED8までが0.8秒間隔で
順次点灯する。この例ではLED1〜LED4までの点
灯表現によって花火の導火線に火がついた状態を表して
いる。また、LED5〜LED8までの点灯表現で花火
の打ち上げ中を表現している。次いで、「夜空」の画面
において「花火」が打ち上がるように移動表示される。
そして、画面中央で花火が散乱するところを表現する。
次いで、1秒間隔でLED9〜LED12を順次点灯す
る。LED9からLED12までの点灯によって表示装
置内の花火に連動してさらに花火が散らばって行くとこ
ろを表現する。
【0063】本実施形態では、演出パターンの種類はA
〜Eまでであるが、特にこれに限らずいろいろなパター
ンができることとする。また、LEDの色は一種類でも
二種類でも特に何種類でもよいものとする。なお、発光
手段としてLEDを使用しているが、特にLEDだけで
なく、EL等その他のランプ類でもよい。
【0064】実施形態では花火の画面を表示して特別図
柄表示装置3と遊技盤面のLED1からLED12の点
灯とを同期して表現しているが、特に花火で表現をしな
くてもよい。他の例として、表示装置3内の表示をビリ
ヤードで表し、遊技盤面でビリヤードの球の流れを表現
するようにしてもよい。また、表示装置3内の表示を野
球で表し、遊技盤面で光が止まった所によって当たりか
外れかがわかるようにしてもよい。花火やビリヤードや
野球を表現するようにしたが、特にこれらに限ることは
なく、表示装置と遊技盤面の光が同期して遊技者へ演出
されれば良いとする。
【0065】また、特別遊技実行中の遊技盤演出B表示
を行うことにより、遊技者が特別遊技実行状態であるこ
とが認識しやすく、特別遊技実行中に装飾効果を高める
ことができる。しかし、特別遊技実行中の遊技盤演出B
表示は必ずしも行う必要はない。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、複数の
発光手段による発光表示態様を、図柄表示手段における
表示内容と関連させて発光させることにより一連の演出
表示を行うので、遊技者の視点が複数の発光手段による
発光表示態様に向けられるため、表示装置の画面だけに
集中することがなくなり、遊技領域全体を有効に活用し
て遊技演出をすることができる。
【0067】請求項2に記載の構成によれば、複数の発
光手段による発光表示態様を、図柄表示手段における図
柄の変動態様と関連させて列状に沿って順次発光させる
演出表示を行うので、遊技者の視点が複数の発光手段に
よる発光表示態様に向けられるため、図柄表示手段の画
面だけに集中することがなくなり、遊技領域全体を有効
に活用して遊技演出をすることができる。
【0068】請求項3に記載の構成によれば、図柄表示
手段において変動表示されている図柄による当り外れの
報知前に、演出表示を行って判定結果が当りとなる信頼
度を報知するので、遊技者の当りへの期待感を持たすこ
とができる。
【0069】請求項4に記載の構成によれば、複数種類
の演出表示によってそれぞれ遊技者が抱く当りへの期待
感に変化を持つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のパチンコ遊技機に配備された遊技
盤面の正面図
【図2】請求項1に記載の複数の発光手段と図柄表示手
段を示す遊技領域の拡大図
【図3】本実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御
系統の要部ブロック図
【図4】本実施形態のパチンコ遊技機に配備されたメイ
ン制御回路のCPUが実行する処理のメインルーチンを
示すフローチャート
【図5】同上のCPUが実行する遊技盤演出A決定処理
のサブルーチンの一部を示すフローチャート
【図6】図5のフローチャートのつづき
【図7】実施形態における発光手段を構成するLED1
〜LED12による発光パターンとその発光動作内容及
び変動図柄との関係を表形式で示す図
【図8】本実施形態のパチンコ遊技機に配備されたメイ
ン制御回路の遊技盤演出A発光処理のサブルーチンを示
すフローチャート
【図9】同上のCPUが実行する特別遊技実行処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート
【図10】左、中、右図柄の変動表示とLED1〜LE
D8の発光動作とを示すタイムチャート
【図11】左、中、右図柄の変動表示とLED8〜LE
D12の発光動作とを示すタイムチャート
【図12】パターンAの発光動作を示す図
【図13】パターンBの発光動作を示す図
【図14】パターンCの発光動作を示す図
【図15】パターンDの発光動作を示す図
【図16】パターンEの発光動作を示す図
【図17】特別遊技中に表示される遊技盤演出B表示を
示す図
【符号の説明】
1 遊技盤面 2 遊技領域 3 特別図柄表示装置 4 普通図柄表示装置 5 左ゲート 6 右ゲート 7 始動入賞口 8 可変入賞装置 9 始動入賞口 10 左袖入賞口 11 右袖入賞口 12 入賞装置ユニット 13 開閉扉 14 大入賞口 15 特定領域 16 左落し入賞口 17 右落し入賞口 18 内レール 19 外レール 20 ランプ付き風車 21 風車 22 左図柄 23 右図柄 24 中図柄 25 メイン制御回路 26 ワンチップマイクロコンピュータ 27 入出力回路 28 入出力回路 29 CPU 30 RAM 31 ROM 32 始動口センサ 33 中継回路 34 ソレノイド 35 カウントセンサ 36 特定領域センサ 37 ランプ制御回路 38 音声制御回路 39 スピーカ 40 払出制御回路 41 賞球払出装置 42 発射制御回路 43 打球発射装置 44 表示制御回路 45 液晶表示盤 LED1〜LED12 発光手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に複数の発光手段と種々の図柄が
    表示可能である図柄表示手段とを備えた遊技機におい
    て、前記複数の発光手段による発光表示態様を、前記図
    柄表示手段における表示内容と関連させて発光させるこ
    とにより一連の演出表示を行う演出表示制御手段を設け
    たことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤に複数の発光手段と種々の図柄が
    表示可能である図柄表示手段とを備えた遊技機におい
    て、前記複数の発光手段を列状に配列し、該複数の発光
    手段による発光表示態様を、前記図柄表示手段における
    図柄の変動態様と関連させて列状に沿って順次発光させ
    る演出表示を行う演出表示制御手段を設けたことを特徴
    とする遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技の当否を判定する判定手段を有し、
    前記図柄表示手段において変動表示されている図柄によ
    る当り外れの報知前に、前記演出表示を行って前記判定
    結果が当りとなる信頼度を報知することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記演出表示が複数種類設けられると共
    に、複数種類の演出表示のうち少なくとも2種類は、そ
    れぞれ前記信頼度が異ならせてあり、前記判定手段によ
    る判定結果に関連して複数種類の演出表示のうちから1
    種類が選択されることを特徴とする請求項3に記載の遊
    技機。
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