JP4711431B2 - 隠蔽ラベル剥離装置 - Google Patents

隠蔽ラベル剥離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4711431B2
JP4711431B2 JP2006227943A JP2006227943A JP4711431B2 JP 4711431 B2 JP4711431 B2 JP 4711431B2 JP 2006227943 A JP2006227943 A JP 2006227943A JP 2006227943 A JP2006227943 A JP 2006227943A JP 4711431 B2 JP4711431 B2 JP 4711431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
postcard
concealment label
concealment
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006227943A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008050108A (ja
Inventor
一広 杉浦
秀造 岡部
禎 若尾
敏彦 沓名
Original Assignee
小林クリエイト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小林クリエイト株式会社 filed Critical 小林クリエイト株式会社
Priority to JP2006227943A priority Critical patent/JP4711431B2/ja
Publication of JP2008050108A publication Critical patent/JP2008050108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4711431B2 publication Critical patent/JP4711431B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

本発明は、葉書に記載された情報を隠蔽するために隠蔽ラベルを貼付した隠蔽ラベル付き葉書について、貼付された隠蔽ラベルの剥離作業を機械化した隠蔽ラベル剥離装置に関する。
従来、例えば口座振替申込書、配当金振込指定書、議決権行使書等のように、葉書に記載した個人情報を保護する必要がある郵便物が知られている。通常この種の郵便物を取り扱う場合、差出人が返信葉書と隠蔽ラベルを封筒に同封して利用者に郵送し、利用者は返信葉書に所定事項を記載した後、その上に隠蔽ラベルを貼り付けて差出人へ返送する。そして、返信葉書を受け取った差出人は隠蔽ラベルを剥がし、利用者が記載した情報を読み取るようにしている。
ところで、従来は差出人側で隠蔽ラベルの剥離処理を手作業で実施していたが、剥離する隠蔽ラベルの枚数が多いと作業者の負担が多大なものになる。そこで、こうした作業者の負担を軽減させるべく、近年では手作業によらず自動で隠蔽ラベルを剥離できる装置が利用されている(下記の特許文献1参照)。
特開2003−136863号公報
この文献に開示されている装置は、隠蔽ラベル付き葉書の上から感圧性接着剤を有する剥離テープを圧着した後、剥離テープを牽引することによって剥離テープと隠蔽ラベルを同時に剥がし取るものである。また、剥がし取った後の剥離テープと隠蔽ラベルを巻取ローラに巻き取るようになっている。
しかし、この装置によると隠蔽ラベルの中央部にのみ剥離テープを圧着して剥がし取る構造を採用していることから、隠蔽ラベルにおける剥離テープを圧着していない部分が折れ曲がりやすい。このため、折れ曲がった隠蔽ラベルがローラ間の狭い隙間に詰まってしまい、ジャムが発生することがあった。このようなジャムが発生すると、装置の運転をいったん停止し、ローラに巻き込まれた隠蔽ラベルを取り除いてから運転を再開しなければならず、作業効率の低下を招くという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、剥離した後の隠蔽ラベルの折れ曲がりを防ぎ、ジャムが発生する確率を低減させた隠蔽ラベル剥離装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、葉書の通信面に隠蔽ラベルが貼付された隠蔽ラベル付き葉書から隠蔽ラベルを剥離する隠蔽ラベル剥離装置であって、上記隠蔽ラベル付き葉書を一枚ずつ連続的に搬送する葉書搬送手段と、上記隠蔽ラベル付き葉書に向けて裏面に感圧性接着剤を有する長尺状に連続した剥離テープを供給するテープ供給手段と、上記隠蔽ラベル付き葉書のラベル貼付面に葉書の搬送方向に沿って剥離テープを圧着するテープ圧着手段と、上記隠蔽ラベル付き葉書に圧着した剥離テープを葉書の搬送方向から離隔する方向に牽引しながら、上記剥離テープが圧着された隠蔽ラベル付き葉書上面を先端にコロが付いた剥離具で押さえて折曲させつつ、隠蔽ラベルと葉書との間に配置された棒状または平板状の剥離補助具で葉書を押さえて浮きを防止することによって、上記隠蔽ラベル付き葉書から剥離テープと隠蔽ラベルを同時に剥離するラベル剥離手段と、上記剥離した剥離テープと隠蔽ラベルを連続的に巻き取るラベル巻取手段と、上記剥離した隠蔽ラベルのテープ非圧着部を押さえる巻取補助手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の隠蔽ラベル剥離装置において、上記巻取補助手段は、剥離テープを牽引する牽引ローラに当接した第1の押さえ部材からなり、剥離直後の隠蔽ラベルを上記牽引ローラに押さえ付けるようにするとよい。
また、本発明の隠蔽ラベル剥離装置において、上記巻取補助手段は、剥離テープと隠蔽ラベルを巻き取る巻取ローラに当接した第2の押さえ部材からなり、巻き取り時の隠蔽ラベルを上記巻取ローラに押さえ付けるようにしてもよい。
本発明の隠蔽ラベル剥離装置によれば、剥離した後の隠蔽ラベルのテープ非圧着部を押さえる巻取補助手段を備えたことによって、隠蔽ラベルの折れ曲がりを防止でき、隠蔽ラベルがローラ間に詰まる等のジャムが発生する確率を低減させることができる。これにより、隠蔽ラベル剥離装置において隠蔽ラベルの巻き込みトラブルが解消されて安定した運転が可能になり、作業効率を大幅に向上させることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の隠蔽ラベル剥離装置の構成を示す図である。同図に示すように、この隠蔽ラベル剥離装置50は、以下に説明する葉書搬送部51、テープ供給部52、テープ圧着部53、ラベル剥離部54、ラベル巻取部55、巻取補助部56、葉書排出部57を備えて構成されている。
《葉書搬送部》
葉書搬送部51は、隠蔽ラベル付き葉書30を搬送する手段であって、給紙トレイ61と搬送ベルト62と搬送ローラ63を備えてなる。
給紙トレイ61には複数枚の隠蔽ラベル付き葉書30,30,…が同じ向きに重ねてセットされている。ここで、隠蔽ラベル付き葉書30について簡単に説明する。図2は隠蔽ラベル付き葉書の構成を示す図であり、同図に示す隠蔽ラベル付き葉書30は、葉書10の通信面に設けられた情報欄11に隠蔽ラベル20を貼り付けることにより、情報欄11に記載された情報Aを秘密にして郵送できるようにしたものである。
葉書10には、情報欄11を除いた箇所について、長手方向に沿った中央部に透明インキでベタ印刷を施した透明インキ層12が設けられている。透明インキ層12は後述する剥離テープ40と葉書10の剥離性を向上させるためのものであり、紫外線硬化型や酸化重合型の無色透明インキ、例えばハクリOPニスUP−2、RNCメジウム(T&K TOKA製)等を使用し、少なくとも剥離テープ40の紙幅以上の塗布幅で印刷され、剥離テープ40の接着力に応じてインキの盛り量が調整される。
隠蔽ラベル20は、本実施形態では再剥離ラベルであって、紙や樹脂フィルム等からなるラベル基材21の上端に突設部24が形成されている。突設部24は葉書10から隠蔽ラベル20を剥離する際の初期抵抗を小さくして剥がしやすくするためのものであり、ラベル基材21の一辺を底辺とする三角形のほか、台形やその他の形状にしてもよい。ラベル基材21の表面には透過防止印刷として、突設部24を除く箇所に黒色、青色、濃紺色等の濃色系インキでベタ印刷や地紋印刷をした隠蔽層23が設けられている。隠蔽層23としては印刷に限らず、着色紙や着色フィルムの貼着や金属フィルムの蒸着であってもよい。ラベル基材21の裏面には再剥離可能な粘着剤を塗布した粘着剤層22が設けられている。使用する粘着剤としてはラベル基材21が紙類であればアクリル系エマルジョン型の粘着剤がよいが、ラベル基材21が樹脂フィルムであれば溶剤タイプのアクリル系、ゴム系、ホットメルト系、シリコーン系等の各種粘着剤を使用することができる。また、粘着剤層22の粘着力は8〜400gf/25mm(JIS−Z0237準拠の180°ピール法で測定)の範囲内に設定される。粘着剤の粘着力が強すぎる場合には、粘着剤層22の上に紫外線硬化型ニス等を網点やパターン印刷した糊殺し加工を施して粘着力を調節する。
図1において、給紙トレイ61にセットされた隠蔽ラベル付き葉書30は、搬送ベルト62と搬送ローラ63により一枚ずつ連続的に搬送される。すなわち、駆動モータの回転によって対向する搬送ベルト62と搬送ローラ63が隠蔽ラベル付き葉書30を所定ピッチで間欠的に搬送するようになっている。なお、隠蔽ラベル付き葉書30は隠蔽ラベル20を貼付した面が上を向き、かつ、隠蔽ラベル20に覆われていない透明インキ層12側を先頭にした状態で搬送ベルト62と搬送ローラ63との間を通過し、後段のテープ圧着部53に対して隠蔽ラベル20が上面に来るように搬送される。
《テープ供給部》
テープ供給部52は、剥離テープ40を供給する手段であって、リール64と繰出ローラ65を備えてなる。
リール64には剥離テープ40をロール状に巻回した剥離テープロール45がセットされる。ここで、剥離テープ40について簡単に説明する。図3は剥離テープの構成を示す図であり、同図に示すように、剥離テープ40はグラシン紙等からなるテープ基材41で構成されており、約10〜50mm程度の紙幅で長尺状に連続したものである。テープ基材41の裏面にはアクリル樹脂を主成分とし、微量のシリカを含む感圧性接着剤を全面塗布した圧着剤層42が設けられており、テープ基材41の表面にはロール状にしたときに圧着剤層41とのブロッキング現象を防止するために、シリコーンを主成分とする剥離剤を塗布した剥離剤層43が設けられている。なお、剥離テープ40の紙厚は20〜100μm、引張り強度が5kgf/mm以上に設定されている。
図1において、繰出ローラ65の回転により、リール64にセットされた剥離テープロール45から剥離テープ40が順次引き出されていき、後段のテープ圧着部53へと供給される。また、剥離テープ40はテープ圧着部53に対して裏面の圧着剤層42が下を向いた状態で、葉書10の搬送方向に沿って供給される。すなわち、テープ圧着部53に対しては、隠蔽ラベル付き葉書30は隠蔽ラベル20の貼付面が上を向き、剥離テープ40は圧着剤層42が下を向いた状態で搬送され、隠蔽ラベル20と圧着剤層42が互いに対向した状態で合流する。
《テープ圧着部》
テープ圧着部53は、隠蔽ラベル付き葉書30に剥離テープ40を圧着する手段であって、圧着ローラ66を備えてなる。
図4はテープ圧着部の構成を示す図であり、同図に示すように、圧着ローラ66は搬送路に対向配置されている。搬送路では葉書搬送部51から搬送されてきた隠蔽ラベル付き葉書30に対して、テープ供給部52で剥離テープロール45から供給された剥離テープ40が合流し、隠蔽ラベル20と圧着剤層42が接触した状態で圧着ローラ66,66間を通過する。
図5は圧着ローラ間における隠蔽ラベル付き葉書の状態を示す図であり、同図に示すように、圧着ローラ66,66間を通過する隠蔽ラベル付き葉書30に対し、その搬送方向に沿って供給された剥離テープ40の圧着剤層42が、透明インキ層12、隠蔽ラベル20の突設部24、隠蔽層23の順に接触しながら圧着ローラ66により所定圧で加圧される。
図6は圧着ローラ間を通過した後の隠蔽ラベル付き葉書の状態を示す図であり、同図に示すように、圧着ローラ66,66間を通過すると剥離テープ40が葉書10の長手方向中央を縦断し、裏面の圧着剤層42の接着力によって透明インキ層12、突設部24、隠蔽層23のすべてに対して圧着された状態になる。
《ラベル剥離部》
ラベル剥離部54は、隠蔽ラベル付き葉書30から剥離テープ40と隠蔽ラベル20を剥離する手段であって、牽引ローラ67と剥離具68と剥離補助具69を備えてなる。
図7はラベル剥離部の構成を示す図であり、同図に示すように、牽引ローラ67は中央部がメッシュローラになっていて適度なグリップ力で剥離テープ40を保持し、その回転によって剥離テープ40を葉書10の搬送方向から離隔する方向へと牽引するようになっている。それに対し、圧着ローラ66の後段の搬送路には剥離具68として先端に回転するコロを装着した剥離プレートが設置されており、その後段には剥離補助具69として断面L字形を有する平板状の剥離補助バーが設置されている。剥離補助具69は葉書を押さえ付けることができれば平板状のものに替えて棒状のものであってもよい。
図8はラベル剥離部における隠蔽ラベル付き葉書の状態を示す図であり、同図に示すように、剥離テープ40が圧着された隠蔽ラベル付き葉書30は、最表面の剥離テープ40が牽引ローラ67の回転により葉書10から離隔する方向(図において上方向)に所定の力で牽引されている。また、隠蔽ラベル付き葉書30の上面は剥離具68の先端のコロで押さえ付けることにより折り曲げられて方向転換する。このとき、剥離テープ40の圧着剤層42と隠蔽ラベル20の隠蔽層23の圧着面P1は、隠蔽ラベル20の粘着剤層22と葉書10の貼付面P2よりも接着力が強いので、剥離テープ40に圧着された隠蔽ラベル20が隠蔽ラベル付き葉書30から剥がされる。なお、隠蔽ラベル20と葉書10の間には剥離補助具69が配置されており、剥離補助具69によって葉書10を押さえ付けて浮きを防ぐとともに、葉書10の搬送方向を規制するようになっている。
《ラベル巻取部》
ラベル巻取部55は、剥離テープと隠蔽ラベルを巻き取る手段であって、巻取ローラ70を備えてなる。
図9は剥離後の隠蔽ラベルの状態を示す図であり、同図に示すように、隠蔽ラベル付き葉書30から剥離された剥離テープ40には隠蔽ラベル20が圧着されており、この剥離テープ付きの隠蔽ラベル20は図1に示すガイドローラ76を介して巻取ローラ70に巻き取られていく。
《巻取補助部》
巻取補助部56は、剥離した隠蔽ラベル20を押さえて折れ曲がりを防止する手段であって、第1の押さえ部材71と第2の押さえ部材72を備えてなる。
図10は第1の押さえ部材の構成を示す図である。第1の押さえ部材71は適度な圧縮弾性力を有する素材で構成されており、本実施形態では薄板状のプレートからなり、プレートの後端部を剥離具68の上面に接着固定し、折り曲げて起立させた先端部を牽引ローラ67に当接させてある。プレートの幅は隠蔽ラベル20の幅を考慮して約10〜45mm程度とし、その圧縮弾性力は0.8〜30Nの範囲内に設定されている。なお、圧縮弾性力については、サンプルを150mmに切断して引張り試験機(JIS−Z0237準拠の粘着力測定試験で用いられる引張り試験機)に取り付けて圧縮(300mm/minの速度で押し込む)を行い、そのとき圧縮開始より10〜50mmの間の平均値を測定するものとした。
第1の押さえ部材71は、剥離された直後の隠蔽ラベル20について、剥離テープ40が圧着されていないテープ非圧着部(本実施形態ではラベルの両端部)をラベル表面側から適度な力で牽引ローラ67に押さえ付けることにより、搬送途中の隠蔽ラベル20の折れ曲がりを防止するようになっている。
図11は第2の押さえ部材の構成を示す図である。第2の押さえ部材72もまた適度な圧縮弾性力を有する素材で構成されており、本実施形態では細長状のインシュロックタイを使用し、インシュロックタイを牽引ローラ67の上方に配置された支軸73に巻き付けて固定し、支軸73に隣接した角棒74の下をくぐらせてバネ力を付与した先端部を巻取ローラ70に当接させてある。インシュロックタイの幅は約10〜45mm程度、長さは300〜540mm程度が好適であり、その圧縮弾性力は3〜30Nの範囲内(圧縮弾性力の測定は上記と同様)に設定されている。
第2の押さえ部材72は、巻き取り時の隠蔽ラベル20について、剥離テープ40が圧着されていないテープ非圧着部をラベル裏面側から適度な力で巻取ローラ70に押さえ付けることにより、巻き取り最中の隠蔽ラベル20の折れ曲がりを防止するようになっている。
《葉書排出部》
葉書排出部57は、隠蔽ラベル20が剥離された葉書10を排出する手段であって、排紙トレイ75を備えてなる。
図1に示すように、排紙トレイ75には搬送ベルトが装着されており、搬送ベルトに載せられた剥離処理を終えた葉書10が一枚ずつ連続的に搬送され、図示しないボックス内に回収されるようになっている。
以上説明したように、本実施形態の隠蔽ラベル剥離装置50によれば、隠蔽ラベル付き葉書30に剥離テープ40を圧着し、その剥離テープ40を牽引ローラ67で引っ張って剥離テープ40と隠蔽ラベル20を同時に剥がし取るとともに、剥がし取った後の剥離テープ40と隠蔽ラベル20を巻取ローラ70に巻き取るようになっている。しかも、剥離直後の隠蔽ラベル20のテープ非圧着部は第1の押さえ部材71によって牽引ローラ67に押さえ付けられ、巻き取り時の隠蔽ラベル20のテープ非圧着部は第2の押さえ部材72によって巻取ローラ70に押さえ付けられるので、隠蔽ラベル20の折れ曲がりが防止される。したがって、隠蔽ラベル20がローラ間に詰まるなどのジャムが発生する確率を低減させることができる。
なお、本発明者らの実証によると、少なくとも第2の押さえ部材72のみを設置することによってジャムの発生回数を6,000枚剥離で2回程度に減少させることができ、第1の押さえ部材71と第2の押さえ部材72の両方を設置すれば200,000枚剥離で1回もジャムが発生しないことが確認された。このように、本発明によれば隠蔽ラベル剥離装置50において、隠蔽ラベル20の巻き込みトラブルが解消されて安定した運転が可能になり、作業効率を大幅に向上させることができる。
本発明の隠蔽ラベル剥離装置の構成を示す図。 隠蔽ラベル付き葉書の構成を示す図。 剥離テープの構成を示す図。 隠蔽ラベル剥離装置のテープ圧着部の構成を示す図。 圧着ローラ間における隠蔽ラベル付き葉書の状態を示す図。 圧着ローラ間を通過した後の隠蔽ラベル付き葉書の状態を示す図。 隠蔽ラベル剥離装置のラベル剥離部の構成を示す図。 ラベル剥離部における隠蔽ラベル付き葉書の状態を示す図。 剥離後の隠蔽ラベルの状態を示す図。 巻取補助部における第1の押さえ部材の構成を示す図。 巻取補助部における第2の押さえ部材の構成を示す図。
符号の説明
10 葉書
11 情報欄
12 透明インキ層
20 隠蔽ラベル
21 ラベル基材
22 粘着剤層
23 隠蔽層
24 突設部
30 隠蔽ラベル付き葉書
40 剥離テープ
41 テープ基材
42 圧着剤層
43 剥離剤層
45 剥離テープロール
50 隠蔽ラベル剥離装置
51 葉書搬送部
52 テープ供給部
53 テープ圧着部
54 ラベル剥離部
55 ラベル巻取部
56 巻取補助部
57 葉書排出部
61 給紙トレイ
62 搬送ベルト
63 搬送ローラ
64 リール
65 繰出ローラ
66 圧着ローラ
67 牽引ローラ
68 剥離具
69 剥離補助具
70 巻取ローラ
71 第1の押さえ部材
72 第2の押さえ部材
73 支軸
74 角棒
75 排紙トレイ
76 ガイドローラ

Claims (3)

  1. 葉書の通信面に隠蔽ラベルが貼付された隠蔽ラベル付き葉書から隠蔽ラベルを剥離する隠蔽ラベル剥離装置であって、
    上記隠蔽ラベル付き葉書を一枚ずつ連続的に搬送する葉書搬送手段と、
    上記隠蔽ラベル付き葉書に向けて裏面に感圧性接着剤を有する長尺状に連続した剥離テープを供給するテープ供給手段と、
    上記隠蔽ラベル付き葉書のラベル貼付面に葉書の搬送方向に沿って剥離テープを圧着するテープ圧着手段と、
    上記隠蔽ラベル付き葉書に圧着した剥離テープを葉書の搬送方向から離隔する方向に牽引しながら、上記剥離テープが圧着された隠蔽ラベル付き葉書上面を先端にコロが付いた剥離具で押さえて折曲させつつ、隠蔽ラベルと葉書との間に配置された棒状または平板状の剥離補助具で葉書を押さえて浮きを防止することによって、上記隠蔽ラベル付き葉書から剥離テープと隠蔽ラベルを同時に剥離するラベル剥離手段と、
    上記剥離した剥離テープと隠蔽ラベルを連続的に巻き取るラベル巻取手段と、
    上記剥離した隠蔽ラベルのテープ非圧着部を押さえる巻取補助手段と、を備えたことを特徴とする隠蔽ラベル剥離装置。
  2. 上記巻取補助手段は、剥離テープを牽引する牽引ローラに当接した第1の押さえ部材からなり、剥離直後の隠蔽ラベルを上記牽引ローラに押さえ付けることを特徴とする請求項1に記載の隠蔽ラベル剥離装置。
  3. 上記巻取補助手段は、剥離テープと隠蔽ラベルを巻き取る巻取ローラに当接した第2の押さえ部材からなり、巻き取り時の隠蔽ラベルを上記巻取ローラに押さえ付けることを特徴とする請求項1または2に記載の隠蔽ラベル剥離装置。
JP2006227943A 2006-08-24 2006-08-24 隠蔽ラベル剥離装置 Active JP4711431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006227943A JP4711431B2 (ja) 2006-08-24 2006-08-24 隠蔽ラベル剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006227943A JP4711431B2 (ja) 2006-08-24 2006-08-24 隠蔽ラベル剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008050108A JP2008050108A (ja) 2008-03-06
JP4711431B2 true JP4711431B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=39234509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006227943A Active JP4711431B2 (ja) 2006-08-24 2006-08-24 隠蔽ラベル剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4711431B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4928484B2 (ja) 2008-02-29 2012-05-09 株式会社小野測器 エンジンの設計変数を計算する方法、コンピュータ、及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0288967A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Nichirei Corp 新規オリゴヌクレオチドプローブ
JP3849980B2 (ja) * 2001-10-12 2006-11-22 小林記録紙株式会社 隠蔽ラベル付きハガキ
JP3807723B2 (ja) * 2001-11-06 2006-08-09 株式会社サム技研 隠蔽ラベル剥離装置
JP2006298502A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Fuji Mach Mfg Co Ltd 板材保護フィルム剥離装置及び板材保護フィルム剥離方法
JP4854082B2 (ja) * 2006-10-27 2012-01-11 小林クリエイト株式会社 隠蔽ラベル剥離装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008050108A (ja) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6352751B1 (en) Method and apparatus for adhering linerless repositionable sheets onto articles
WO2012057202A1 (ja) 封書作成装置及び封筒用紙
WO2010035353A1 (ja) 再貼付用領域付きラベル
WO2003098579A1 (fr) Etiquette, procede d'utilisation de cette derniere, procede et appareil de collage
JP5696739B2 (ja) 感圧転写式粘着テープ及び転写具
JP5936840B2 (ja) 台紙なしラベル
JP2008197214A (ja) ラベルシート
JP4711431B2 (ja) 隠蔽ラベル剥離装置
JP6351966B2 (ja) 連続ラベルシート、連続ラベルシートの製造方法及び連続ラベルシートからラベルを剥離して被着体に貼付する方法
US5776591A (en) Elongate printable sheet composite
JP3807723B2 (ja) 隠蔽ラベル剥離装置
JP4854082B2 (ja) 隠蔽ラベル剥離装置
JP5241441B2 (ja) 配送関連帳票付き配送伝票
JP2014153538A (ja) ラベル
JP4915853B2 (ja) 隠蔽ラベル
JP3849980B2 (ja) 隠蔽ラベル付きハガキ
JP3118457U (ja) 隠蔽ラベル
JP3953805B2 (ja) シート貼付装置
JP4968451B2 (ja) 圧着往復はがき
JPH02282035A (ja) ラベル貼着装置
JP3867843B2 (ja) ラベル
JP2013071759A (ja) 封筒用紙及び封書作成装置
TW537970B (en) Laminator
JP4249299B2 (ja) 携帯端末機用帳票
JP2001322369A (ja) 配送伝票

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4711431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250