JP4709541B2 - コネクタの試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタの試験装置に関するものである。
多数のコンタクトを絶縁ハウジング内に配置したコネクタとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。この種コネクタは、一対のコネクタのコンタクトをプラグイン状態で接触させて対応端子間の導通をとるものである。この種コネクタにおいて、本発明者はコネクタの信頼性評価の手法である、θずれ試験を行った。
本発明者が行ったθずれ試験は、一対のプラグイン方向に垂直な面内での相対回転を与えた状態でコンタクト間の接触を確認して行われるものであり、コンタクト数が多く、さらに、ボード・ツー・ボードコネクタのように、双方の位置関係が筐体等の寸法関係等により強制的に決定される場合等に有効な信頼性評価方法として多用されるものである
すなわち、コンタクト数が多いコネクタは、プラグイン方向に垂直な面内での相対回転が生じると、回転中心から離れた位置に配置されたコンタクト間の接触圧が低下して接触抵抗が大きくなったり、あるいは接触状態が解除されて導通不能となる可能性が大きくなるために、θずれ試験は、このような接続状態におけるコネクタの信頼性試験としての有効性がある。また、実装基板間を直接接続する際に使用されるボード・ツー・ボードコネクタ等は、一方の移動が自由な通常のケーブルコネクタ等とは異なり、双方の実装基板が筐体等に固定されることが多いために、一方が移動することによるθずれ状態の解消が困難で、その状態が長期に渡ることが多く、当該状態での接続信頼性の試験が必要になる。
そして、従来、このようなθずれ試験は、実機上の検査対象コネクタを故意にθずれさせて行われている。
特開平5-217658号公報
しかし、本発明者が行ったθずれ試験において、実装基板上へのコネクタのθずれ状態での固定は、手作業によるはんだ付けによらざるを得ない上に、導通確認のためには、OSを起動して機能確認を行う必要があるために、作業性が悪いという問題があった。また、手作業によるはんだ付けでははんだ供給量も一定せず、さらに、コネクタをθずれ状態ではんだ付けすると、コネクタの端子と実装基板上のランドとが一致しないために、この状態でクリープ試験等を行ってもコネクタの固定性能を正確に知ることができないという欠点もあった
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、作業性が良好で、かつ、検査信頼性の高いコネクタの試験装置の提供を目的とする。
コネクタ1を試験するに際し、まず、試験対象の一対のコネクタ1を各々コネクタ搭載基板2上にはんだ付けする。コネクタ1がθずれ状態で嵌合された際のコネクタ搭載基板2上への固定信頼性を評価する場合には、コネクタ搭載基板2上のランドは実機に使用される実装基板上のものと同一の形状に形成され、さらに、コネクタ搭載基板2上へのコネクタ1のはんだ付けは、実装基板へのはんだ付け同様の条件下、例えば、等量のクリームはんだを使用したリフローはんだ付けによりなされる。
上記一対のコネクタ搭載基板2は、適宜の保持手段によりコネクタ1が嵌合した状態で保持され、回転ステージ3は、θずれがない嵌合状態から、一方のコネクタ搭載基板2を所望の角度だけ相対回転させてθずれを発生させることができる。
この状態でコネクタ1のコンタクトの接触状態が正常であると、一方のコネクタ搭載基板2上の導通確認用ランド4と他方のコネクタ搭載基板2上の導通確認用ランド4とが短絡用配線5とコンタクトの接触部を介して短絡状態となるために、双方の導通確認用ランド4にプローブを当てるだけで簡単に導通試験を行うことができる。
また、短絡用配線5に、コンタクト毎に抵抗値確認用ランド6を設けると、接触しているコンタクト対に対応する抵抗値確認用ランド6にプローブを当てるだけでコンタクト間の接触抵抗を測定することができる。
本発明によれば、コネクタの評価作業性を良好にすることができる上に、検査信頼性を高めることができる。
図1〜4に本発明の実施の形態を示す。図中8はベースプレートであり、四隅部上面にはスタッド9、9・・が立設され、その中央部上面に回転ステージ3が固定される。図4(b)に示すように、回転ステージ3は、固定部3aと、固定部3aに対して水平回転操作可能な可動部3bとを有し、固定部3aにおいてベースプレート8に固定される。また、回転ステージ3は、固定部3aと可動部3bの境界に一方を本尺、他方を副尺とするスケール3cが設けられており、操作回転角度を知ることができる。
10A、10Bは上下部基板固定プレートであり、四隅部に上記スタッド9が挿通可能な貫通孔10aが開設された上部基板固定プレートは、スタッド9にねじ込まれる調整ナット9aに四隅部裏面が支承されて高さ調整可能に支持される。下部基板固定プレートは、上記回転ステージ3の可動部3bの上面に固定される。
1は試験対象のコネクタ、2はこのコネクタ1を固定するコネクタ搭載基板を示す。この実施の形態において、試験対象のコネクタ1は、図外の実装基板同士を積層状に接続する際に使用されるボード・ツー・ボードコネクタであり、対応するコネクタ搭載基板2に形成されたコネクタ固定ランド11にはんだ付けされる。はんだ付けは、実機用の実装基板のはんだ付けを行うリフロー炉内で等量、等質のクリームはんだをリフローして行われる。
互いに嵌合可能な一対のコネクタ1が固定されるコネクタ搭載基板2は、一方(以下「下側基板2B」)が下部基板固定プレート10Bに、他方(以下「上側基板2A」)は上部基板固定プレート10Aの裏面に固定される。これら上下の基板2A、2Bは、コネクタ1同士が嵌合可能な位置関係で保持され、さらに、回転ステージ3の回転中心がコネクタ1の中心に一致するように配置される。なお、図1、2において2aは上下部基板固定プレート10A、10Bに上下基板2A、2Bを固定するための固定ねじを示す。
図3に示すように、上記上下基板2A、2Bのいずれか一方には2個の導通確認用ランド4が設けられ、双方の基板2A、2Bには短絡用配線5が設けられる。短絡用配線5は、コネクタ1同士がプラグインした状態で導通確認用ランド4間がコンタクトを介して短絡するように形成される。図示の例では、導通確認用ランド4は下側基板2Bの最端部の対向する一対のコネクタ固定ランド11(11a)から各々引き出される。下側基板2Bの短絡用配線5は、導通確認用ランド4が引き出されるコネクタ固定ランド11の隣のコネクタ固定ランド11(11b)を始端として、隣接する2個ずつを隣接ランド短絡配線5aで短絡させるとともに、終端の対向するコネクタ固定ランド11(11n)同士を対向ランド短絡配線5bで短絡させて形成される。また、隣接ランド短絡配線5a毎に抵抗値確認用ランド6が引き出される。
これに対し、上側基板2Aの短絡用配線5は、下側基板2Bにおいて導通確認用ランド4が接続されるコネクタ固定ランド11を始端として隣接する2個ずつを隣接ランド短絡配線5aで短絡させて形成され、下側基板2Bと同様に、隣接ランド短絡配線5a毎に抵抗値確認用ランド6が引き出される。
図1に示すように、上記導通確認用ランド4と抵抗値確認用ランド6とは、上下基板2A、2Bともに上面側で、かつコネクタ1が嵌合した状態で導通確認用ランド4と抵抗値確認用ランド6とが隣接するように配置される。短絡用配線5がコネクタ1実装面側、すなわち、下面側に形成される上側基板2Aの抵抗値確認用ランド6等が上面から接触可能にするために、抵抗値確認用ランド6、導通確認用ランド4はスルーホールにより形成される。また、上部基板固定プレート10Aには、上記上下基板2A、2Bの導通確認用ランド4と抵抗値確認用ランド6とを上面側に露出させるためのアクセス開口10bが開設される。
したがって、この実施の形態において、一対のコネクタ1の全てのコンタクトが正常に接触していると、図3(c)において破線で示すように、下側基板2Bにおいて接続されていない隣接ランド短絡配線5a間が上側基板2Aの隣接ランド短絡配線5aにより短絡された状態となり、2個の導通確認用ランド4間が短絡状態となる。
図4に示すように、試験は導通確認用ランド4にテスタ12等のプローブ12aを当てて導通確認用ランド4間の導通を確認しながら回転ステージ3を操作して行われる。回転ステージ3への操作によってコネクタ1間にθずれが発生した結果、いずれかのコンタクトが接触不良となると、導通状態が”断”となるため、その時のスケールから限界θ値を求めることができる。
また、図3においてA点とB点のように、異なった基板2A、2Bに配置される隣接する抵抗値確認用ランド6同士をプロービングすると、対応するコンタクト端子間の接触抵抗を直接測定することもできる。
さらに、所定時間コネクタ1に所望のθずれを発生させた状態を維持した後、導通確認用ランド4をプロービングして導通を確認することにより、経時的な実装基板への固定性能、あるいはコンタクト接触性能の劣化を確認できる。さらにこの試験を、加熱、あるいは加湿等の劣化促進条件下で行うこともできる。
本発明を示す斜視説明図である。 上部基板固定プレートの裏面を示す斜視説明図である。 コネクタ搭載基板を示す図で、(a)は下側基板を示す図、(b)は上側基板を示す図、(c)は下側基板の拡大図である。 コネクタの試験状態を示す図で、(a)は全体図、(b)は(a)の4B方向矢視図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 コネクタ搭載基板
3 回転ステージ
4 導通確認用ランド
5 短絡用配線
6 抵抗値確認用ランド
11 コネクタ固定ランド

Claims (3)

  1. 雄雌一対のコネクタを各々実装し、積層位置に保持されてコネクタの嵌合状態を維持する一対のコネクタ搭載基板と、
    前記一方のコネクタ搭載基板を積層方向に対して垂直面内で回転させてコネクタ間に回転負荷を与える回転ステージと、
    を有し、
    前記いずれかのコネクタ搭載基板には、異なったコネクタ固定ランドに接続される一対の導通確認用ランドが設けられるとともに、
    各コネクタ搭載基板には、複数のコンタクト接触部を導電パスに含んだ導通確認用ランド間の短絡配線を形成する短絡用配線が形成されるコネクタの試験装置。
  2. 前記短絡用配線から抵抗値確認用ランドが引き出される請求項1記載のコネクタの試験装置。
  3. 前記各コネクタ搭載基板上の導通確認用ランドと抵抗値確認用ランドとは、表裏同一面で、かつ、コネクタが嵌合した状態で隣接するように配置されて外部に露出する請求項2記載のコネクタの試験装置。


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