JP4707902B2 - 弾性表面波フィルタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性表面波フィルタに関し、特に、複数の斜め電極指対を有するすだれ状電極を入力側及び出力側に備え、広帯域フィルタ特性を示す弾性表面波フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の広帯域フィルタ特性を示す弾性表面波フィルタにおいては、複数の斜め電極指対による帯域幅を持つ開口を有する入力側すだれ状電極と、複数の斜め電極指対による入力側と同じ帯域幅を持つ開口を有する出力側すだれ状電極が、所定の距離を隔てて圧電性基板上に備えられている。圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して同位置における入力側すだれ状電極の電極指ピッチと出力側すだれ状電極の電極指ピッチが等しく設定されている。入力信号の周波数に応じて弾性表面波が励振及び検出される電極指対の位置が異なることで、広帯域フィルタ特性が得られる。入力側すだれ状電極の開口の端部と出力側すだれ状電極の開口の端部は、圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して両端部とも同じ位置に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の広帯域フィルタ特性を示す弾性表面波フィルタにおいては、入力側すだれ状電極の開口の両端部では、端部での電極指ピッチに対応する周波数を励振する有効開口長が、他の部分と比較してほぼ半分になり、さらに端部での電極指ピッチに対応する周波数における弾性表面波の励振強度分布は、端部より外側は励振強度を持たず内側だけに励振強度を持つ偏った分布になっている。そのため、両端部での電極指ピッチに対応する周波数すなわちフィルタ通過帯域の最低周波数及び最高周波数付近では、励振された弾性表面波には、所望の伝搬方向より内側を向いて伝搬し出力側すだれ状電極の開口の両端部より内側に到達する成分の割合が大きくなってしまうため、フィルタ通過帯域の最低周波数及び最高周波数付近でのフィルタ特性が劣化し、設計値通りのフィルタ特性が得られないという課題があった。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、入力側すだれ状電極の開口の端部における励振強度に起因するフィルタ特性の劣化を改善し、設計値通りのフィルタ特性が得られる弾性表面波フィルタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明に係る弾性表面波フィルタは、複数の斜め電極指対による帯域幅を持つ開口を有する入力側すだれ状電極と、この入力側すだれ状電極と所定の距離を隔てて配置され、複数の斜め電極指対による帯域幅を持つ開口を有する出力側すだれ状電極と、を圧電性基板上に備え、前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して同位置における前記入力側すだれ状電極の電極指ピッチと前記出力側すだれ状電極の電極指ピッチがほぼ等しく設定されており、入力信号の周波数に対して弾性表面波の前記圧電基板上における伝搬領域が異なる弾性表面波フィルタであって、前記入力側すだれ状電極は、前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して、前記出力側すだれ状電極の開口の少なくとも一方の端部より外側に位置し、複数の電極指対による延長開口を有する延長電極を備えることを特徴とする。
【0006】
このように、入力側すだれ状電極は、圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して、出力側すだれ状電極の開口の少なくとも一方の端部より外側に位置し、複数の電極指対による延長開口を有する延長電極を備えることにより、入力側すだれ状電極から弾性表面波が励振される際に、従来フィルタ特性の劣化を招いていたフィルタ通過帯域の最低周波数と最高周波数付近の少なくとも一方において、十分な有効開口長を確保し、かつ励振強度分布を対称にすることができる。したがって、フィルタ特性の劣化を改善し、設計値通りのフィルタ特性が得られる。
【0007】
本発明に係る弾性表面波フィルタは、さらに、前記延長電極の電極指ピッチは、前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して一定であることを特徴とする。
【0008】
このように、延長電極の電極指ピッチは、圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して一定であることにより、従来フィルタ特性の劣化を招いていたフィルタ通過帯域の最低周波数と最高周波数付近の少なくとも一方における弾性表面波の励振において、延長電極の延長開口長分、有効開口長を増すことができ、かつ励振強度分布をほぼ一様にすることができる。さらに、延長電極の延長開口において励振される弾性表面波の周波数は、延長開口の端部も含めてフィルタ通過帯域の最低周波数または最高周波数であるので、延長開口の端部から励振された弾性表面波が内側に向かって伝搬し出力側すだれ状電極に到達することを防止できる。したがって、フィルタ特性の劣化をさらに改善することができる。
【0009】
本発明に係る弾性表面波フィルタは、さらに、前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関する前記延長電極の延長開口長は、この延長電極と同じ側に位置する前記出力側すだれ状電極の開口の端部における電極指ピッチをd1、この延長電極と反対側に位置する前記出力側すだれ状電極の開口の端部における電極指ピッチをd2、前記出力側すだれ状電極の開口長をA、前記入力側すだれ状電極の対数をNとすると、d2×A/(2×N×|d1−d2|)以上であることを特徴とする。
【0010】
このように、圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関する延長電極の延長開口長をd2×A/(2×N×|d1−d2|)以上にすることにより、フィルタ通過帯域の最低周波数と最高周波数付近の少なくとも一方において、最低限必要な有効開口長を確保できるので、圧電性基板のサイズも考慮に入れてフィルタ設計の最適化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
【0012】
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る弾性表面波フィルタの構成の概略を示す平面図である。
【0013】
水晶等の圧電性材料からなる圧電性基板10上に、複数の斜め電極指対を有し信号が入力される入力側すだれ状電極12、14と、複数の斜め電極指対を有し信号が出力される出力側すだれ状電極16、18が、所定の距離を隔てて圧電性基板10上に備えられている。図示はしていないが、信号は入力側すだれ状電極12に入力され、出力側すだれ状電極16から出力される。また、入力側すだれ状電極14及び出力側すだれ状電極18は接地されている。ここで図1に示すように、圧電性基板10上に弾性表面波の所望の伝搬方向をX軸、それと直交する方向をY軸、入力側すだれ状電極12、14のY軸に関する中央位置をY=0とする座標軸を規定する。入力側すだれ状電極12、14及び出力側すだれ状電極16、18は、Y座標値が大きくなるにつれて電極指の幅及び隣り合った電極指の間隔(図1におけるdの値で、以下、電極指ピッチとする)が増加するように形成されている。また、同じY座標値における入力側すだれ状電極12、14の電極指ピッチと出力側すだれ状電極16、18の電極指ピッチは等しく設定されている。入力側すだれ状電極12、14同士がX軸から見て対向する部分(以下、開口とする)は帯域幅を持ち、入力側すだれ状電極12、14は帯域幅を持つ弾性表面波を励振する。同様に出力側すだれ状電極16、18の開口も帯域幅を持ち、出力側すだれ状電極16、18は帯域幅を持つ弾性表面波を検出する。これによって、広帯域フィルタ特性を得ることができる。
【0014】
ここで、従来技術の課題について図2を用いて再度詳細に説明する。あるY座標値(ここではY=0とする)近傍における入力側すだれ状電極12、14の微小部分を考えると、この部分ではY=0における電極指ピッチに対応した周波数f0の弾性表面波が最も強く励振される。実際には周波数f0の弾性表面波が励振されるのはY=0の部分だけでなく、図2に示すようにY=0を中心としてY軸に関してある程度の長さを有し対称な励振強度分布を持つ(以下、この長さを有効開口長とする)。
【0015】
次に入力側すだれ状電極12、14の開口の端部近傍における微小部分を考えると、この部分では端部における電極指ピッチに対応した周波数flの弾性表面波が最も強く励振される。そして周波数flにおける弾性表面波の励振についても有効開口長が存在し励振強度分布を持つが、入力側すだれ状電極12、14の開口の端部より外側では弾性表面波が励振されないため、図2に示すように、有効開口長がほぼ半分になり、かつ偏りを持った励振強度分布になる。このため、従来においては、入力側すだれ状電極12、14の開口の端部において励振される周波数flの弾性表面波には、X軸と平行方向より内側を向いて伝搬し出力側すだれ状電極16、18の開口の端部より内側に到達する成分の割合が大きくなってしまうため、フィルタの通過帯域の最低周波数及び最高周波数付近でのフィルタ特性の劣化を招いていた。
【0016】
本実施形態において特徴的な点は、入力側すだれ状電極12、14には、出力側電極の開口の端部28、30のY座標の位置(以下、この位置のY座標をそれぞれY=−Yh及びY=Ylとする)より外側に延長されている延長電極20、22及び24、26が設けられており、延長電極の延長開口の端部32、34におけるY座標の絶対値が、それぞれYh、Ylより大きくなっていることである。本実施形態では延長電極20、22及び24、26は、Y座標値が大きくなるにつれて電極指の幅及び電極指ピッチが増加するように形成されている。なお、延長電極20、22同士及び延長電極24、26同士がX軸から見て対向する部分を延長開口としている。
【0017】
本実施形態においては、延長電極20、22及び24、26を設けることにより、従来フィルタ特性の劣化を招いていたフィルタ通過帯域の最低周波数及び最高周波数付近における弾性表面波の励振(Y=−Yh及びY=Ylにおける入力側すだれ状電極12、14の部分が最も強く励振される)において、十分な長さの有効開口長を得ることができ、かつこれらの周波数における弾性表面波の励振強度分布を図3に示すように対称にすることができる。したがって、Y=−Yh及びY=Ylにおける入力側すだれ状電極12、14の部分において励振されたこれらの周波数の弾性表面波を、所望の伝搬方向であるX軸と平行方向に伝搬させることができる。そして、延長電極20、22及び24、26の延長開口において励振された弾性表面波は、延長開口の端部32、34を除けば十分な有効開口長が得られており、X軸と平行方向に伝搬するので、出力側すだれ状電極16、18において検出されない。また、延長開口の端部32、34において励振された弾性表面波については、X軸と平行方向より内側を向いて伝搬し出力側すだれ状電極16、18に到達する場合もあるが、出力側すだれ状電極16、18にはこの弾性表面波の周波数に対応した電極指ピッチが存在しないため検出レベルは極めて低い。したがって、フィルタの通過帯域の最低周波数及び最高周波数付近でのフィルタ特性の劣化を改善でき、設計値通りのフィルタ特性を得ることができる。
【0018】
ここで、フィルタ通過帯域の最低周波数及び最高周波数において十分な長さの有効開口長を得るために最低限必要な延長電極20、22及び24、26の延長開口長をそれぞれLl及びLhとする。フィルタ通過帯域の最低周波数におけるY=Yl+Llの位置での励振強度値が、最も強いY=Ylの位置での励振強度値より3dB(励振強度が半分)以上低ければ、励振に寄与している電極の部分をすべて考慮でき、十分な長さの有効開口長が得られると考えることで、Llは以下の(1)式により近似的に算出される。延長電極20、22の延長開口長が(1)式のLl以上ならば十分な長さの有効開口長を得ることができる。
【数1】
Ll=fl×A/(2×N×(fh−fl)) (1)
【0019】
ここで、fl及びfhは、それぞれフィルタ通過帯域の最低周波数及び最高周波数、Aは電極延長前の入力側すだれ状電極12、14の開口長(出力側すだれ状電極16、18の開口長に等しく、A=Yl+Yh)、Nは入力側すだれ状電極12、14の対数である。
【0020】
同様にしてフィルタ通過帯域の最高周波数におけるY=−Yh−Lhの位置での励振強度値が、最も強いY=−Yhの位置での励振強度値より3dB(励振強度が半分)以上低ければ、十分な長さの有効開口長が得られると考えることで、Lhは以下の(2)式により近似的に算出される。延長電極24、26の延長開口長が(2)式のLh以上ならば十分な長さの有効開口長を得ることができる。
【数2】
Lh=fh×A/(2×N×(fh−fl)) (2)
【0021】
ここで、Y=Ylの位置での入力側すだれ状電極12、14(出力側すだれ状電極16、18)の電極指ピッチをdl、Y=−Yhの位置での入力側すだれ状電極12、14(出力側すだれ状電極16、18)の電極指ピッチをdhとすると、(1)式及び(2)式はそれぞれ以下の(3)式及び(4)式のように変形できる。
【数3】
Ll=dh×A/(2×N×(dl−dh)) (3)
【数4】
Lh=dl×A/(2×N×(dl−dh)) (4)
【0022】
(2)第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態に係る弾性表面波フィルタの構成の概略を示す平面図である。本実施形態においては、延長電極20、22及び24、26は、Y座標値が変化しても電極指の幅及び電極指ピッチが一定になるように形成されている。他の構成は第1実施形態と同様のため省略する。
【0023】
本実施形態においては、延長電極20、22及び24、26の電極指の幅及び電極指ピッチが一定になるように形成されていることにより、従来フィルタ特性の劣化を招いていたフィルタ通過帯域の最低周波数及び最高周波数付近における弾性表面波の励振において、延長電極20、22及び24、26の延長開口長分、有効開口長を増すことができ、かつ図5に示すように励振強度分布をほぼ一様にすることができる。さらに、延長電極20、22及び24、26の延長開口において励振された弾性表面波の周波数は、延長開口の端部32、34も含めてフィルタ通過帯域の最低周波数または最高周波数であるので、延長電極20、22及び24、26の延長開口において励振されたこれらの周波数の弾性表面波は、所望の伝搬方向であるX軸と平行方向に伝搬し、出力側すだれ状電極16、18において検出されない。したがって第1実施形態と比較してフィルタ特性の劣化をさらに改善することができる。
【0024】
さらに、本実施形態における最低限必要な延長電極20、22及び24、26の延長開口長については、延長電極20、22及び24、26の延長開口における弾性表面波の励振強度分布をほぼ一様にできるため、第1実施形態における最低限必要な延長電極20、22及び24、26の延長開口長より短くすることができる。したがって、本実施形態では弾性表面波フィルタの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る弾性表面波フィルタの構成の概略を示す平面図である。
【図2】 従来技術の課題を説明するための入力側すだれ状電極における弾性表面波の励振強度分布を示す図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る弾性表面波フィルタの作用を説明するための入力側すだれ状電極における弾性表面波の励振強度分布を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る弾性表面波フィルタの構成の概略を示す平面図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る弾性表面波フィルタの作用を説明するための入力側すだれ状電極における弾性表面波の励振強度分布を示す図である。
【符号の説明】
10 圧電性基板、12、14 入力側すだれ状電極、16、18 出力側すだれ状電極、20、22、24、26 延長電極、28、30 出力側電極の開口の端部、32、34 延長開口の端部。

Claims (3)

  1. 複数の斜め電極指対による帯域幅を持つ開口を有する入力側すだれ状電極と、
    この入力側すだれ状電極と所定の距離を隔てて配置され、複数の斜め電極指対による帯域幅を持つ開口を有する出力側すだれ状電極と、
    を圧電性基板上に備え、
    前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して同位置における前記入力側すだれ状電極の電極指ピッチと前記出力側すだれ状電極の電極指ピッチがほぼ等しく設定されており、入力信号の周波数に対して弾性表面波の前記圧電基板上における伝搬領域が異なる弾性表面波フィルタであって、
    前記入力側すだれ状電極は、前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して、前記出力側すだれ状電極の開口の少なくとも一方の端部より外側に位置し、複数の電極指対による延長開口を有する延長電極を備えることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  2. 請求項1に記載の弾性表面波フィルタにおいて、
    前記延長電極の電極指ピッチは、前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関して一定であることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  3. 請求項1に記載の弾性表面波フィルタにおいて、
    前記圧電性基板上の弾性表面波の伝搬方向と直交方向に関する前記延長電極の延長開口長は、前記出力側すだれ状電極の開口のこの延長電極と同じ側の端部における電極指ピッチをd1、前記出力側すだれ状電極の開口のこの延長電極と反対側の端部における電極指ピッチをd2、前記出力側すだれ状電極の開口長をA、前記入力側すだれ状電極の対数をNとすると、d2×A/(2×N×|d1−d2|)以上であることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
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