JP4707716B2 - 解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物 - Google Patents

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Description

本発明は、人間の血管でのカテーテル挿入を助ける侵襲性医療装置に関する。特に、本発明は、患者の血管へのカテーテルの挿入中に血管の開口を拡張し、次に、カテーテル挿入すべき血管にカテーテルを導入するのに使用されて、解除自在にロックされるダイレータとピールアウェイ型シースの組立物に関する。
カテーテルは、多数の医療処置に使用される。特に、カテーテルは、血液透析のように人体中の各種の静脈領域と血管に対する流体の導入と除去に使用される。これらのカテーテルが人体に導入される処置は繊細で複雑である。カテーテル挿入での特に複雑な挑戦は、患者の失血と創傷を最小にしつつ、カテーテル挿入すべき肉と血管の穴を拡張することである。
一般に、どんなカテーテルを血管に挿入するにも、血管は、セルディンガー法に従って長い中空針の吸引により確認される。血液が、針に止着されたシリンジに入って、血管が見つかったことを示す時、細いガイドワイヤが、次に、典型的にシリンジ針又は他のイントロデューサ装置を介して、血管の内部に導入される。次に、イントロデューサ装置が除去されて、ガイドワイヤが血管内に残る。ガイドワイヤは皮膚表面から突き出る。
この時点で、カテーテル留置医師にはいくつかの選択肢がある。最も簡単な選択肢は、直接ガイドワイヤ上でカテーテルを血管に挿入することである。次に、ガイドワイヤが除去される。しかしながら、この手法の使用は、カテーテルが、相対的に小径で、堅い材料から成り、且つ、ガイドワイヤよりも相当に大きくない場合にだけ可能である。しかしながら、もしカテーテルが相対的に大径であり及び/又は軟質材料から成ると、カテーテルを血管に挿入する好ましい方法はイントロデューサ・シースによるものである。イントロデューサ・シースは、留置されるカテーテルの一時的な導管として働く、単に、大きく、堅固で、且つ、薄肉の管である。長手方向軸心に沿って中空通路を有するダイレータをシースの内部に配置して、ガイドワイヤ上でダイレータとシースを共に血管に挿入することにより、シースが位置決めされる。ダイレータは、血管へのカテーテル挿入を可能にするように血管の開口を拡張する。次に、ガイドワイヤとダイレータが除去されて、薄肉シースが所定位置に残る。次に、カテーテルが、シースを通して血管に挿入される。
カテーテルの近位端にハブ又は他のアタッチメントを有するカテーテルが、シースの内径のそれより大きい造作を有するセッティングでは、シースを患者から除去しながら、カテーテルから引裂くことができるピールアウェイ型シースを有することが必要である。シースを患者から除去しながら、シースをその長手方向軸心に沿って裂くことによって、挿入医師は、患者から除去された部分が、裂かれることによりカテーテル上の障害物と干渉しないように、シースを引抜くことができる。一般に、ピールアウェイ型シースは、シースの円周上の2個の反対の点においてシースを裂くことにより、シースをシースの中心で長手方向に分離された2個の半分部に裂かれるのを助けるように、製造される。
シースには、一般に、その近位端にハブを設ける。このハブは、ハンドル、ダイレータとの結合点及び失血や汚染を防止するのを助ける平坦面として働く。シースがうまく人体から引抜かれてカテーテルを所定位置に残すために、シースを引裂く必要がある時、ハブも、カテーテルから離隔するように引裂かれなければならない。好ましくは、ハブは、シースと同じ線に沿って裂かれる。これを達成するために、ハブには、シースの弱点に心合せされた2本の長手方向線に沿って抱又は他の弱点を設けなければならない。これらの弱点のいくつかの従来例は、ハブの2個の半分部を接続するタブやウェブ、又は、ハブを成す材料内の凹所である。ハブの弱点は、挿入医師が、ハブをシースの引裂き継目に沿って引裂くことを助ける。
ハブの別の重要な様相は、中心から突出する1組のタブである。これらのタブは、挿入医師が、シースを心合せ、挿入及び引抜くのを助けるばかりでなく、シースをカテーテルの回りから除去してカテーテルを所定位置に残すことができるように、シースを引抜くのを助ける。多くの異なるタブ構造があるが、容易な操作性、制御とてこ作用を有するタブ構造を有することが重要である。一つの設計は、タブが、シースの引裂き継目とシースの長手方向軸心を含む平面に対して垂直なハブから突出するハブを含む。この設計では、タブは、直径に沿って互いに反対であると共に、タブを握って互いに引裂く時にシースとそのハブが中間部で下方に裂けるように離隔されている。タブの別の望ましい特徴は、タブが、人体の切り口に創傷を生じないように、ハブを切裂くてこ作用をもたらすことである。
挿入中、特に、シースからのダイレータの除去とシースへのカテーテルの貫通の間の時間において、シースからの失血又はシースを介した血管への汚染物質や空気の導入が起こり得る。この理由により、血液、空気又は汚染物質がシースを通過するのを防止する対策を取ることが望ましい。過去に、挿入医師は、シースの近位端の開口に単に自分の親指を置いていたが、血液、空気又は汚染物質がシースを通過するのを防止するより恒久的で確実な手段が望ましい。従って、ハブが、シースに配置された弁を含むことが望ましい。このような弁は、シースがダイレータ又はカテーテルと係合していない時に失血を抑制すると共に汚染物質が患者の血流に入る機会を低減しつつ、カテーテル、ダイレータ又はシリンジ等の物体の挿入を容易にする。
シースが小径又は細い点を有しない場合、ダイレータが、シースの挿入を助けるためにしばしば使用される。ダイレータは、シースの内径より少し小さい外径を有する長い管状部を含む。ダイレータは、又、遠位端上の尖鋭先端と、ダイレータの全長に沿って延在する中空中心とを有する。ダイレータは、ガイドワイヤがその中心を貫通して、人体に挿入されることにより、ダイレータの先端が、カテーテル挿入すべき位置までガイドワイヤに追従する。ダイレータは、その近位端にハブを有する。シースのハブと同様に、このハブも、ダイレータを静脈に案内するのを助ける安定したハンドルの提供、シースハブと係合してロック結合を形成する機構等の多数の目的に役立つ。
ダイレータとシースの間の結合を含むいくつかのダイレータ・シース組立物が知られている。ギセルバーグ等の米国特許第5,885,217号は、挿入中にダイレータを所定位置に保持するストッパを付与するタブをロックすることにより、ダイレータとシースが一体保持されるダイレータ・シース組立物を開示する。しかしながら、この構造では、ダイレータは、その長手方向軸心の回りをシースに対して回転することにより、偶然に、ダイレータがシースから時期尚早に係合解除する。フライシュハッカー等の米国特許第5,098,392号は、ダイレータハブの一部を成すクランプを介してダイレータがシースに止着されるダイレータ・シース組立物を開示する。しかしながら、この構成は、シースからのダイレータの後方離脱につながるクランプ解除の恐れを抱える。グロショングの米国特許第4,772,266号は、ダイレータとシースのハブが圧縮によりロックされるダイレータ・シース組立物を開示する。しかしながら、この構造において、もし過度の力がダイレータの先端に作用すると、シースからのダイレータの後方離脱が起こり得る。
使用中にロック解除又は解放が生じにくいように、挿入中にダイレータがシースから長手方向に後方離脱するのを防止するために、安定した解除自在のロック機構を組込んだダイレータ・シース組立物を提供することは有益であろう。ダイレータ・シース組立物のダイレータが、患者の血管への通路を封止する手段を有することにより、失血を抑制すると共に血流への汚染物質の導入を低減することも有益であろう。更に、この型式の機構が、シースを引裂く作業中にてこ作用を挿入医師に付与するハンドルを有することは有益であろう。
簡単に言うと、本発明は、解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物と、カテーテル挿入すべき所望の血管にカテーテルを挿入する途中に、ダイレータをシースから解放すると共にシースを長手方向に裂く方法とを提供する。
本発明は、ダイレータとシースを備える解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物を提供する。ダイレータは、遠位先端、細長いダイレータステム、近位ダイレータ端と近位ダイレータ端に固定状態で接続されたダイレータハブを有する。ダイレータハブは、その遠位端にロック部を含む。シースは、遠位端、細長い中空の管状部、近位シース端と近位シース端に固定状態で接続されたシースハブを備える。シースは、又、近位シース端と遠位シース端の間を延在する長手方向軸心並びにシース表面上に長手方向に配置された少なくとも1個の引裂き継目を備える。シースハブは、近位部、その近位端における相手ロック部と弁を含む。ダイレータハブのロック部とシースハブの相手ロック部は、ダイレータとシースの間の解除自在のロッキング係合をもたらす。シースは、ダイレータを摩擦的に係止するように寸法設定されている。
本発明は、更に、ダイレータが、近位端を有する細長いダイレータステムと、近位ダイレータ端に固定状態で接続されたダイレータハブとを備える、解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物を提供する。更に、シースは、長手方向軸心、近位シース端と遠位シース端を有する細長い管状部と、近位シース端に配置された弁とを備える。シースの管状部は、ダイレータステムを摩擦的に係止するように寸法設定されている。シースは、又、近位シース端と遠位シース端の間を延在する少なくとも1個の引裂き継目と、近位シース端に固定状態で接続されたシースハブとを備える。ダイレータ・シース組立物は、シースハブの遠位部とダイレータハブの近位部の間の解除自在のロッキング係合をもたらす手段を備える。
本発明は、更に、ダイレータが、細長いダイレータステムと、近位ダイレータ端と、近位ダイレータ端に固定状態で接続されたその遠位端にネジ部を有するダイレータハブとを備える、解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物を備える。シースは、近位シース端、遠位シース端と近位シース端と遠位シース端の間を延在する長手方向軸心を有する細長い管状部を含む。組立物は、近位シース端に配置された弁を含む。シースは、更に、近位シース端と遠位シース端の間を管状部に沿って延在する2個の引裂き継目を備え、2個の引裂き継目は、シースの両側に配置されると共に、シースの長手方向軸心と共面である。シースは、更に、各々がシースに固定状態で接続された逆半円形縁部を備える第1シースハブ部分と第2シースハブ部分を備える。第1シースハブ部分と第2シースハブ部分は、第1シースハブ部分と第2シースハブ部分の間に空間を設けて、管状のシースを大体囲繞する。第1シースハブ部分と第2シースハブ部分は、その近位端に、夫々、第1ネジ部と第2ネジ部を備える。組合された第1ネジ部と第2ネジ部は、ダイレータとシースの間の解除自在のロッキング係合をもたらすように、ダイレータハブのネジ部と螺合自在である、シースの近位端の円形ネジ部を形成する。
本発明は、更に、ダイレータをシースから分離する方法を提供する。その方法は、長手方向軸心に沿って延在するダイレータステムと、ダイレータステムの近位端に接続されていると共にオネジ部を備えるダイレータハブとを有するダイレータを用意するステップを含む。方法は、又、弁と、メネジ部と、垂直部及び屈曲部を有する翼状タブとを備えるシースハブを有するシースを用意して、ダイレータハブ上のネジをシースハブ上のネジに螺合することにより、ダイレータがシースに解除自在に接続されるステップを含む。その方法は、更に、ダイレータを長手方向軸心の回りでシースに対して回転して、ダイレータとシースを螺合解除してシースを取外すステップを備える。
本発明は、更に、カテーテル組立物とシースが、共に、カテーテル挿入すべき所望の血管の内部に部分的に配置されている状態で、シースをカテーテル組立物の回りから除去する方法を備える。シースは、長手方向軸心と、シースの長手方向軸心に心合せされた中空部を設けて、遠位先端を有する遠位部と、シースの全長手方向軸心を貫通する中空通路を含む細長い管状構造と、その近位端における近位先端とシースの長手方向軸心に沿った中空通路を有する近位部と、シースの全長を延在すると共にシースの長手方向軸心と共面である2本の反対向きの引裂き継目とを含む。シースは、又、シースの近位部に固定状態で接続されたシースハブを含む。シースハブは、シースの近位端に配置された弁と、管状のシースの長手方向軸心に平行に延在すると共に、シースの表面に沿って延在する引裂き継目及びシースの長手方向軸心と共面である2個の反対向きの抱とを備える。シースハブは、又、各々が垂直部と屈曲部を含む2個の反対向きの翼状タブを含む。垂直部は、シースの長手方向軸心と2個の反対向きの抱を含む平面に垂直な平面内でシースハブから側方に延在する。タブの屈曲部は垂直部から延在し、垂直部の近位面と屈曲部の間の角度が90°と179°の間である。その方法は、更に、遠位方向力を各翼状タブの屈曲部の近位面に印加するステップと、遠位方向力が近位面に印加される点よりもシースの中心に近いタブ上の点において、近位方向力を各タブの遠位面に印加するステップと、シースのタブを掴んでシースの中心から外方に引張ることにより、シースの長さを延在する引裂き継目に沿ってシースを2個の半分部に分離するステップと、シースを近位方向に引張るステップとを備える。
図面を通して、同様の数字は同様の部品を指示する。ある用語は、本願において便宜上使用されるだけであって、本発明への制限として解釈されるべきでない。用語「遠位の」と「近位の」は、夫々、ダイレータ・シース組立物を患者に挿入する医師の体から離隔する方向とその体に近接する方向を指す。用語は、特に上記した語、その派生語と類似の意味の語を含む。
以下は、本発明の好ましい実施の形態を記載する。しかしながら、この開示に基づいて、本発明がここに記載の好ましい実施の形態によって制限されないことを理解すべきである。図面を詳細に参照すると、図1には、解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物10の一実施の形態が示される。図示するように、組立物は、互いに解除自在にロックされるダイレータ12とシース14を含む。ダイレータ12は、シース14より長くて、図1に示すシース14との解除自在のロック位置において、シース14を貫通して、ダイレータ12の遠位先端36がシース14の遠位端56から延出する。
図2に示すシース14は、業界でよく知られているように、カテーテル挿入すべき血管(不図示)にカテーテル(不図示)を挿入するのを助けるのに使用される装置である。シース14は、一般に、カテーテルよりも硬質であるので、シース14は、カテーテルよりも、少ない努力で且つ患者に対する少ない創傷で所定位置に操作することができる。一旦カテーテルが所定位置に着くと、シース14を除去して、カテーテルが所望位置に残る。カテーテルが、その近位端にハブ等の障害物を有する場合、シース14を患者の体から除去してカテーテルを所定位置に残すために、シース14を裂かねばならない。
シース14は、テーパ状遠位先端56を有する遠位端54と、細長い管状部43と、シースハブ40を有する近位端とを含む。少なくとも1本の引裂き継目58が、シース14の全長に沿って長手方向に配置されている。この好ましい実施の形態においては、2本の引裂き継目58が存在する。2本の引裂き継目58を含む平面Pがシース14を長手方向に2分するように、これらの引裂き継目58はシース14の反対側に配置されている。平面Pは、図3に示すように、長手方向軸心Lを含むと共に、線Lから紙面に垂直に延在する。
図2と図3を参照すると、2個の直径に沿って反対である抱48が、シースハブ40上に配置されている。抱48と引裂き継目58が共面となるように、各抱48は、シース14の引裂き継目58の一つと心合せされることが好ましい。少なくとも1個のウェブ部材49が図示されている。このようなウェブ部材49は、オプションとして、抱48の近位端においてシースハブ40の両側に配置される。シースハブ40は、接着剤、超音波ボンディング、インサート成形又は当業者に公知の他の方法等により、シース14の近位端52に固定状態で接続される。長手方向軸心Lは、シース14とシースハブ40を貫通する。シースハブ40は、直径に沿って反対である第1と第2の翼状タブ42を含み、第1と第2の翼状タブ42の各々は、シース14の長手方向軸心Lに垂直な垂直部44と、屈曲部46とを含む。翼状タブ42は、シースハブ40の直径に沿って反対の抱48とシース14の引裂き継目58とを含む平面から離れるように延在する。図3に示すように、角度βが、翼状タブ42の各々の垂直部44と屈曲部46の間に形成される。角度Aは、約90°から約179°まで及ぶ。好ましくは、角度βは約130°から約140°の間であるが、当業者は、角度βが他の範囲を取り得ることを理解するだろう。翼状タブ42の屈曲部46は、タブ46を把持するのを助けるために、その近位表面に突起47を含む。別のやり方として、隆起部やクロスハッチング・パターン(不図示)等の翼状タブ42上の他の起立部も翼状タブ42を把持するのを助ける。
図3に明示するように、シース14の管状部43の外部がシースハブ40の内側の一部に固定状態で接続されるように、シースハブ40はシース14の近位端52に固定状態で接続される。図2に戻って、シースハブ40は、開口51と、開口51の全円周と大体同面である頂面50とを有する。同面の頂面50は、ダイレータ12がシース14から除去される時に失血を防止するのを助ける。挿入医師は、業界で通常行われているように、シースハブ40の近位端の開口51全体に親指を置くことによって、失血を防止するように頂面50を利用する。シースハブ40の近位端の開口51も、シース管43に対する近位端として働く。シース14に固定状態で接続されていない、シースハブ40の内部の一部は、シース14をダイレータ12に係合させると共に解除自在のロッキング接続を形成するために働く造作を含む。
図4を参照すると、ダイレータ12は、近位端28と、遠位端32と、近位端28と遠位端32の間を延在するステム26とを含む細長い装置である。ステム26の遠位端32において、移行部34がその直径を円錐形遠位先端36まで減少させる。シース14の内側のダイレータ12との解除自在の接続状態において、ダイレータ12とシース14は同じ長手方向軸心Lを共有する。ダイレータ12のステム26の外径は、シース14の内側とダイレータ12の外側の間の僅かの摩擦係合を許容するように寸法設定されている。この摩擦係合は、ダイレータ12とシース14の間のシールを形成すると共に、ダイレータ12とシース14が解除自在に接続されている間のシース14からの血液の浸出を防止するように働く。好ましくは、ダイレータ12は、遠位先端36からダイレータハブ23の近位端までのダイレータ12の全長に沿って中空通路31を含む。中空通路31は、ダイレータ12が、ガイドワイヤ(不図示)上を挿通されると共に、カテーテル挿入されるべき血管の内側の所望位置までガイドワイヤに追従することを許容する。
ダイレータ12の近位端28は、接着剤、超音波ボンディング、インサート成形又は当業者に公知の他の方法等によってダイレータ12に固定状態で接続されたダイレータハブ20を備える。ダイレータハブ20は、オネジ部25を有する近位端23と、その遠位端において、底面24を有するリップ22とを含む。ダイレータ12の近位端23のオネジ部25を、ダイレータ12に止着する必要のある装置(不図示)のための一時的取付具として使用してもよい。底面24は、その円周と同面である。ダイレータハブ20の遠位部29は、又、リップ22とステム26の間に配置されたオネジ30を含む。
シース14は、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン又はポリテトラフルオロエチレンから成ることが好ましい。シースハブ40は、高密度ポリエチレン又はポリプロピレンから成ることが好ましい。ダイレータは、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ又はポリプロピレンから成ることが好ましい。ダイレータハブは、高密度ポリエチレン又はポリプロピレンから成ることが好ましい。
図1において、ダイレータ・シース組立物10は、互いに解除自在にロックされたダイレータ12とシース14を備える。解除自在のロック位置において、ダイレータの遠位先端36がシース14の遠位端56から突出するように、ダイレータ12はシース14の内側に位置決めされる。図3に戻って、ダイレータハブ20のオネジ30はシースハブ40のメネジ53と螺合自在である。ダイレータ12とシース14の間の解除自在のロッキング係合は、更に、血液がダイレータ12とシース14の間を流れるのを防止するように働く。好ましい実施の形態において、ダイレータハブ30のオネジ30は、ダイレータ12の長手方向軸心Lの回りで時計方向に約1/4回転(90°)だけシースハブ40のメネジ53と螺合自在である。しかしながら、当業者は、ダイレータ12とシース14の間の螺合は、時計方向でも反時計方向でも任意の数の回転を取り得ることを理解するだろう。
ダイレータ12の除去とカテーテルのシース14への挿入の間の時間中に、挿入医師が、頂面50の開口51を塞ぐように親指を当てる必要無しに、シース14からの失血を防止するように、シースハブ40のメネジ53を蓋装置(不図示)と係合させてもよい。もしこの移行時間が短ければ、親指の使用が好ましいが、ダイレータ12の除去とカテーテルの挿入の間にいくらかの遅れがあれば、蓋装置は、挿入医師がシース14を介した失血と汚染を低減することを許容するだろう。この構造により、蓋装置は、シースハブ14のメネジ53を利用すると共に、ダイレータ12を除去するのに用いられるアンロック工程を使用して解除自在にロック及びアンロック可能である。
図5に示すように、シースハブ140の他の実施の形態では、ハブ140が、シース14に固定状態で接続された2個の別個のハブ部分145と148を備え、第1ハブ部分145と第2ハブ部分148の一方は他方に1個以上のウェブ149によって接続されている。ハブ部分145と148の間には空間141がある。第一ハブ部分145と第2ハブ部分148を接続するウェブ49が、これらの空間14をまたがる。ウェブ149によって接続されてシース14に止着された2個のハブ部分145と148は、単一のシースハブ140として働く。結合時に、2個のハブ部分145と148が、ダイレータ12上に配置された相手と係合する解除自在のロック機構と、シース14を介した失血を防止するのを助ける頂面150とを含めて、図3のシースハブ40が備える全ての造作を有する。2個のハブ部分145を接続するウェブ149は、シースハブ140の2個の部分の間の1個以上の位置に配置される。シースハブ140の2個のハブ部分145の間のウェブ149と空間141は、シース14に沿う1本以上の引裂き継目58を含むのと同じ平面内に配置される。シースハブ140の造作は、シースハブ40に関して上述したものと実際上同一であり、両者の一つの大きな相違点は、シースハブ140の2個のハブ部分145と148の間に小さな空間141があり、ウェブ149がそれらの部分を接続する点である。2個のハブ部分145と148は大体半円形の内面を有し、2個のハブ部分145と148がシース14に固定状態で接続される時、2個のハブ部分145と148は、ハブ40(図3)に含まれる頂面50とメネジ53と機能的に同等である。2個のハブ部分145と148は、又、シース14の近位端52としても働く。空間141は、シースハブ40を裂くのを助ける、シースハブ40の弱点としての反対向きの抱48を置換する。2個のハブ部分145と148を接続するウェブ149は、シースハブ140の残りよりも小さい強度を有する。強度のこの局部的な減少が、シースハブ140を2個の別個のハブ部分145と148に裂くことを許容する。頂面150が損なわれないように、ウェブ149が近位開口151に沿って配置されている。シースハブ140のこの構造は、一体構造を用いて製造することができる。
以下に、ダイレータ・シース組立物10を使用する好ましい方法を説明する。その方法は、上述のダイレータ・シース組立物10について説明するが、上記した又は同じステップを実行することのできる別の装置を使用してもよいことを理解すべきである。図1に示すように、ダイレータ・シース組立物10は、ダイレータ12がシース14の内側に配置されると共に、ダイレータ12とシース14が互いに解除自在にロックされている最初の構造を有する。この位置において、ダイレータ12の遠位先端36はシース14の遠位端33から突出する。又、この位置において、ダイレータ12とシース14は、ダイレータハブ20とシースハブ40に夫々配置されたオネジ30とメネジ53によって、解除自在にロックされる。
図6のフローチャートを参照すると、カテーテルの患者への挿入中、ダイレータ・シース組立物10がカテーテル挿入すべき血管(不図示)に挿入されて、ダイレータ12の遠位先端36がカテーテル挿入すべき区域内にある。これは、最初に、所望血管を見つけるために、カテーテル挿入すべき区域を探索することによってなされる。次に、セルディンガー法に従って、切り口が血管の近くに作られ、細い中空先端を有する針(不図示)が、切り口を介して、カテーテル挿入すべき血管に挿入される。一旦針の中空先端がカテーテル挿入すべき血管内にあると、細いガイドワイヤ(不図示)が、針を介して血管に挿入される。ガイドワイヤが血管に挿入されて、ガイドワイヤの遠位端がカテーテル挿入すべき所望位置の近くにある。ガイドワイヤを所定位置に置いて、針を除去する。ガイドワイヤがダイレータ12の中空通路31を貫通して、ダイレータ・シース組立物10がガイドワイヤ上を挿通される。この処置において、ガイドワイヤの近位端が、ダイレータ12の遠位先端36から中空通路31に挿入されて、ダイレータ12の遠位先端36がカテーテル挿入すべき区域にあるまで、ダイレータ・シース組立物10がガイドワイヤに沿って遠位方向に摺動させられる。ダイレータ・シース組立物10を所定位置に置いて、ガイドワイヤをダイレータを介して近位方向に引抜くことにより、ガイドワイヤを除去して、ダイレータ・シース組立物10を所定位置に残す。
一旦ダイレータ・シース組立物10が所定位置にあると、ダイレータ12がシース14から除去される。ダイレータ12がシース14から解放されるまで、ダイレータ12は、シース14に対して長手方向軸心の回りを反時計方向に回転させられる。次に、ダイレータハブ20のオネジ30がシースハブ40のメネジ53と最早螺合しない時、ダイレータ12はシース14から解放される。一旦ダイレータ12がシース14から解放されると、ダイレータ12の遠位先端36がシースハブ40の近位端52の頂面50から離れるまで、ダイレータ12はシース14に対して近位方向に引張られる。ダイレータ12がシース14から離れることにより、シース14を貫通する中空通路がある。好ましい実施の形態では、ダイレータ12とシース14の間の螺合を解除するために、ダイレータ12はシース14に対して約90°回転させられる。
しかしながら、もしダイレータ12とシース14上の夫々のオネジ30とメネジ53の代わりに別の解除自在のロック装置が存在すると、ダイレータ12は、適当な方法を使用してシース14から解放される。これらの代わりの方法は、スナップ嵌め、ねじ込み、プレス嵌めとロッキングタブを含むがこれらに制限されるものではない。
一旦ダイレータ12がシース14から解放されて、シース14を貫通する中空通路が残ると、カテーテル(不図示)が、カテーテル挿入すべき所望血管にシース14を介して挿入される。カテーテルの遠位先端がシース14の近位開口51に挿入されて、カテーテルの遠位先端が、カテーテル挿入すべき血管の内側の所望位置にあるまで、カテーテルがシース14内を遠位方向に摺動される。カテーテルがシース14に貫通させられる前にシース14を介した血液漏れを低減又は防止するために、挿入医師は、シースハブ40の頂面50に親指を当ててシールを形成する。別のやり方として、挿入医師は、シースハブ40の係合装置と、ダイレータ12の係合装置と同じ造作から成る蓋装置(不図示)の係合装置とを用いて、シースハブ40上の所定位置に蓋装置を解除自在にロックする。
カテーテルを所定位置に置いて、シース14を除去し、カテーテル挿入すべき血管にカテーテルだけを残すことができる。通常、カテーテルは、シース14を、除去のためにカテーテル上を摺動させることを防止するハブ、内成長カフス、カラーや他の取付け部品等のある種の障害物をその近位領域に有する。障害物は、カフス、ハブ又は他の取付け部品であり得る。このような障害物を有するカテーテル上でシース14を除去するために、シース14は長手方向に裂かれる。本発明にかかる、シース14を除去する好ましい方法は、シース14を患者から近位方向に引抜きながら、シース14を長手方向軸心Lに沿って裂くことである。シース14とシースハブ40は2個の大略半分部に長手方向に裂かれる。この方法は、シース14に沿った引裂き継目58と、シースハブ40に配置された反対向きの抱48とを利用する。
図7を参照すると、2個の翼状タブ42を掴んで、下向き又は遠位方向の力Fd1とFd2を翼状タブ42の各々の屈曲部46の近位面又は頂面に印加すると共に、下向きの力が印加される翼状タブ42上の点よりもシース14の長手方向軸心Lに近接している各タブ上の位置において、近位方向の力Fp1とFp2を翼状タブ42の各々の遠位面に印加することにより、シース14は裂かれる。好ましくは、挿入医師は、親指を各翼状タブ42の屈曲部46の頂部に置くと共に、人差し指を各翼状タブ42の下に滑り込ませることにより、翼状タブ42を掴む。遠位方向の力Fd1とFd2は挿入医師の親指で印加され、近位方向の力Fp1とFp2は、挿入医師の人差し指で印加される。計略的な位置における相反する力Fd1、Fd2とFp1、Fp2のこの印加は、挿入医師がシースハブ40とシース14を裂くのを助けるために、本発明の翼状タブ42の構造を利用する偶力を生成する。挿入医師は、遠位方向の力Fd1、Fd2と近位方向の力Fp1、Fp2の印加点の間に直接配置された2個の点の回りのモーメントを生成することにより、シースハブ40の反対向きの抱48とシース14の引裂き継目58を含む平面に沿ってシースハブ40を裂く、直線RとRに沿った翼状タブ42の回転を生じる。本質的に、シースハブ40の翼状タブ42は、シースハブ40の中心上で引裂くと共に近位方向に引上げるてことして使用される。これは、近位方向の力Fp1、Fp2が各翼状タブ42の底に印加される点を支点として使用すると共に、遠位方向の力Fd1、Fd2を各翼状タブ42の屈曲部46の近位面上の点に印加することにより達成される。2個の相反する力Fd1、Fd2とFp1、Fp2の各翼状タブ42に印加されているために、自然な反応として、シースハブ40が、シースハブ40の反対向きの抱48とシース14の引裂き継目58を含む平面Pに沿って裂かれる。シース14とシースハブ40の引裂きは、相反する遠位方向の力Fd1、Fd2と近位方向の力Fp1、Fp2によって生成されると共に力Fd1、Fd2とFp1、Fp2の印加点の間の位置A1、A2に近似的に配置された軸心の回りで翼状タブ42を回転させる。近似的な回転方向は、図7でR1とR2によって示される。この構成は、挿入医師が、遠位方向の力Fd1、Fd2を各翼状タブ42の外側に印加し、近位方向の力Fp1、Fp2をシース14の長手方向軸心Lにより近接した点で印加することを許容する。
翼状タブ42の屈曲構造は、挿入医師がシース14で作業する時に有するてこ作用を大幅に改良する。各翼状タブ42の屈曲部46は、シース14を所定位置に操作するのを助ける。翼状タブ42の屈曲部46は、又、挿入医師が、シース14が患者の体に完全に挿入されている時に指をタブ42の下に伸ばすことを可能にする結果、挿入医師は、シース14を抜取ってカテーテルを所定位置に残すためにシース14を長手方向に裂く努力において、より大きなてこ作用を得るように各タブ42の下に少なくとも1本の指を置くことができる。
本発明は、翼状タブ42の設計が引裂き中に挿入医師に付与するてこ作用と、翼状タブ42の屈曲部46が、患者に対する最小の妨害でタブ42の下に指を置くことを挿入医師に許容することにより、従来の垂直なタブ設計に対する改良である。従来の垂直なタブに対するてこと支点型の翼状タブ42の利点は、シース14を裂くために必要な努力の減少並びに改良された作業と患者に対する創傷の潜在的な減少である。本発明の設計は、挿入医師が手をシース14の中心に対して相対的に固定位置に維持することを許容する。本発明は、挿入医師が、シース14を2個の異なる方向に引張らずに、シースハブ40の第1及び第2の翼状タブ42上に偶力を生成することによってシースハブ40を裂くことを許容する。シース14上の外向きの力の減少は、裂かれたシース14の2個の半分部が患者の肉に作られた切り口を伸ばす可能性を大幅に低減する。
好ましくは、挿入医師は、上記したようにシース14を裂くのに必要な力Fd1、Fd2とFp1、Fp2を印加しながら、裂かれたシース14の2個の大略半分部を自分の方へ引寄せるように、手を近位方向に動かしている。力のこの組合せにより、挿入医師は、患者の体からシース14を引抜きながらシース14を裂くことにより、患者の体内に元のままでまだあるシース14の一部を残して、シース14がカテーテル上の障害物を避ける。シース14が患者の体から徐々により多く除去されるにつれて、挿入医師が、両手を少し互いに離れる方向に動かすことにより、シース14の全長が、裂かれると共にカテーテル上の障害物を避けることが好ましい。2個の近似的な半分部の近位端の近位方向で互いに離れる方向のこの曲線形並進により、シース14は、カテーテルの近位障害物を避けるのに十分に広がってカテーテル上を近位方向に摺動する。この作業は、シース14をカテーテルの回りから滑らかに除去するように、シースハブ40の翼状タブ42の把持からタブ42の互いの引裂きまでの上記ステップの全てが流体運動で同時に行われる時、シース14をカテーテルの回りから除去してカテーテルを所望位置に残すという目標を最高に達成する。一旦シース14が所定位置にあってカテーテルが除去されると、当業者に公知の処置により、切り口が、次に、カテーテルの回りで閉鎖される。
シース214の近位端252に配置された弁260を有する、本発明の別のシース組立物200が図8と図8aに示される。弁260は、シース214の断面直径に大体類似した直径を有する円板形状に形成されることが好ましい。弁260は、挿入されたダイレータ、カテーテルやシリンジ(不図示)等の物体が除去される時に閉じられて、シース214を介した物体の挿入を容易にする長手方向スリット262を有する。弁260は、又、ガイドワイヤ、ダイレータやカテーテル等の物体がシース214に貫通される時に失血、血流への汚染又は空気の導入を防止するように、挿入された物体の回りを封止する。本実施の形態に示す弁260の開口がスリット262であるけれども、弁260の開口は、ダイレータ、カテーテル又はシリンジ(不図示)等の物体の挿入を許容する十字又はシース214の長手方向軸心と心合せされることが好ましい共通中心を共有する任意の個数のスリットの交点等の任意の形状でよいことが当業者に公知である。弁260は、シリコーンから成ることが好ましいが、当業者は、挿入された物体を収容すると共に閉鎖位置に戻る十分な弾性を有する任意の材料で形成してもよいことを理解するだろう。
弁260は、シース214の近位端252に配置されていると共に、シースハブ240に接着又はキャップ264によって固定されることによって所定位置に保持されることが好ましい。図8は、キャップによって所定位置に固定された弁260を示すけれども、当業者は、弁をシース214又はシースハブ240に直接固定してもよいことを理解するであろう。キャップ264は、シースハブ240と同じ材料から成ることが好ましいと共に、超音波溶接や他の適当な手段でシースハブ240に固定状態で止着される。キャップ264は、又、シースハブ240にスナップ嵌めされてもよい。図8は一体物のキャップ264を示すが、当業者は、キャップ264が多体構造であってもよいことを理解するであろう。
シース214は、前述したシース14に大体類似している。同様に、シースハブ240は、前述したシースハブ40に大体類似している。図2及び図3に示すメネジ53と同様に、メネジ253が、弁260の遠位側にシースハブ240内に配置されている。弁260の近位面266が切欠き268を含む。切欠き268は、近位面266を交差すると共に、シースハブ240上に配置されて直径に沿って反対である抱248と心合せされることが好ましい。図1乃至図4に示すダイレータ・シース組立物10の実施の形態のように、図8に示す直径に沿って反対である抱248は、シース214に沿って長手方向に走る引裂き継目258と心合せされることが好ましい。キャップ264は、又、シースハブ240の抱248及び弁260の切欠き268の切欠き268に心合せされた凹所270を含む。弁260の切欠き268、シースハブ240の抱248、キャップ264の凹所270とシース214の引裂き継目258は、図7に示す仕方で力がタブ246に印加される時の組立物200の長手方向引裂きを一緒に容易にする。
図9は、シース組立物300の更に別の実施の形態を示す。図9の組立物300は図8の組立物200に類似するが、図9に示す組立物300では、弁360はメネジ353の遠位側に配置されている。この構造では、メネジ353は、シースハブ340に接着されるキャップ364上に配置されている。組立物200のように、組立物300も、図7に示す仕方で力がタブに印加される時の長手方向引裂きを容易にするよう構成されている。図9に戻って、切欠き368が、弁360の近位面366を横切って配置される。切欠き368は、キャップ364の凹所370と心合せされる。図示されないけれども、切欠き368と凹所370は、ハブ340とシース314の夫々の抱と引裂き継目に心合せされる。弁360の円周面は、弁360の中心に向けてその円周面に切欠かれた係止溝372を有する。組立中に、係止溝372は、キャップ364の内面から半径方向で内方に延在する係止突起374に心合せされる。
本発明の一実施の形態にかかる、解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物のロック状態の斜視図である。 図1におけるシースのみの斜視図である。 解除自在にロックされるダイレータ・シース組立物の近位端の解放状態の断面拡大平面図である。 図1におけるダイレータのみの斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるシースの一部の斜視図である。 本発明を利用するカテーテル挿入の手順を記載するフローチャートである。 シースを除去時に長手方向に裂くのに使用される好ましい力印加を示す線図である。 本発明の別の実施の形態にかかるシースの一部の斜視図である。 図8に示すシースの一部の断面図である。 本発明の更に別の実施の形態にかかるシースの一部の斜視図である。
10 ダイレータ・シース組立物
12 ダイレータ
14 シース
20 ダイレータハブ
30 オネジ
40 シースハブ
42 翼状タブ
44 垂直部
46 屈曲部
48 抱
53 メネジ
58 引裂き継目
200 シース組立物
260 弁

Claims (16)

  1. 1)近位ダイレータ端(28)を有する細長いダイレータステム(26)、及び
    2)近位ダイレータ端(28)に固定状態で接続されると共に、その遠位部(29)にロック部(30)を含むダイレータハブ(20)を
    有する
    a)ダイレータ(12)と、
    1)近位シース端(52)、遠位シース端(54)と近位シース端と遠位シース端の間を延在する長手方向軸心を有すると共に、ダイレータステムを摩擦的に係止するように寸法設定された細長い管状部(43)、
    2)近位シース端と遠位シース端の間を延在する少なくとも1個の引裂き継目(58)、及び
    3)近位シース端(52)に固定状態で接続され、近位部(50)を含むと共に、更に、長手方向軸心を横切るように、近位部内に固定された弁(260、360)と相手ロック部(53)を含み、更に、弁が、ダイレータステムの貫通を許容するシースハブ(40、140、240、340)を
    有する
    b)シース(14)と
    を備え、
    ダイレータハブのロック部(30)とシースハブの相手ロック部(53)が、ダイレータ(12)とシース(14)の間の解除自在のロッキング係合をもたらすダイレータ・シース組立物(10、200、300)。
  2. 少なくとも1個の引裂き継目が、平面内に配置された2個の引裂き継目(58)を備えると共に、前記平面はシース(14)を長手方向に2分し、又、シースハブ(40、140、240、340)は、その細長い管状部に沿って管状部(43)の長手方向軸心に平行に配置された2個の反対向きの間隙(48、141、248)を更に備え、且つ、反対向きの間隙(48、141、248)が、2個の引裂き継目(58)を含む前記平面内に配置された請求項1に記載のダイレータ・シース組立物(10、200、300)。
  3. シースハブ(40、140、240、340)が2個の反対向きの翼状タブ(42)を備え、又、各翼状タブ(42)が垂直部(44)と屈曲部(46)を含み、更に、垂直部が、管状部(43)の長手方向軸心に垂直な平面内でシースハブから側方に延在すると共に、翼状タブの屈曲部(46)が垂直部から延在する一方、垂直部の近位面と屈曲部の間の角度が、約90°と約179°の間、好ましくは、約130°と約140°の間である請求項1に記載のダイレータ・シース組立物(10、200、300)。
  4. 弁(260)が、シースハブ(240)の相手ロック部(253)の近位側に配置された請求項2に記載のダイレータ・シース組立物(200)。
  5. ダイレータ・シース組立物(200)の長手方向引裂きを容易にするように、弁が、間隙(248)及び引裂き継目(258)に心合せされるようにその内部に形成された長手方向スリット(262)を含むことにより、弁が、引裂き自在である請求項2乃至4のいずれかに記載のダイレータ・シース組立物(200)。
  6. 弁(360)が、シースハブ(340)の相手ロック部(353)の遠位側に配置され、又、キャップ(364)が、シースハブ(340)の位端に固定されていると共に、相手ロック部(353)を含み、更に、キャップは弁(360)を所定位置に堅固に維持する請求項2に記載のダイレータ・シース組立物(300)。
  7. 弁をシースハブ内に更に確実に固定するように、キャップ(364)が、弁(360)の円周面の回りの対応する環状係止溝(372)内に配置された突起(374)を含む請求項6に記載のダイレータ・シース組立物(300)。
  8. 少なくとも1個の引裂き継目が、前記平面内に配置された2個の引裂き継目(58)を備えると共に、前記平面はシース(14)を長手方向に2分し、又、シースハブ(40)は、その細長い管状部に沿って管状部(43)の長手方向軸心に平行に配置された2個の反対向きの間隙(48、141、248)を更に備え、且つ、反対向きの間隙(48、141、248)が、2個の引裂き継目(58、258)を含む前記平面内に配置される一方、キャップ(364)が凹所(370)を含み、又、弁(360)が、その近位面(366)に切欠き(368)を更に含み、且つ、ダイレータ・シース組立物(300)の長手方向引裂きを容易にするように、凹所と切欠きの両方が間隙(48、141、248)及び引裂き継目(58、258)と心合せされる請求項6に記載のダイレータ・シース組立物(300)。
  9. 2個の引裂き継目(58、258)が、近位シース端(52)と遠位シース端(54)の間を管状部(43)に沿って延在すると共に、シースの両側に配置され、更に、シースの長手方向軸心を含む平面内にあり
    反対向きの第1シースハブ部分(145)と第2シースハブ部分(148)が、一緒にハブ(140)を形成し、又、第1シースハブ部分(145)と第2シースハブ部分(148)の各々が、シースに固定状態で接続された逆半円形縁部を備えることにより、第1シースハブ部分と第2シースハブ部分は管状のシース(14)を大体囲繞して、管状ハブ部分に沿って第1シースハブ部分と第2シースハブ部分の間に小さな空間(141)があり、更に、第1シースハブ部分と第2シースハブ部分の間の空間が、シース(14)上の2個の引裂き継目(58、258)と心合せされ、且つ、第1シースハブ部分と第2シースハブ部分の各々が、その近位端にロック部(53)を備えることにより、第1ロック部(145)と第2ロック部(148)が、シースの近位端(52)を成す円形ロック部を形成すると共に、ダイレータ(12)とシース(14)の間の解除自在のロッキング係合をもたらすように、ロック部(53)がダイレータハブ(20)のロック部(30)と係合自在である請求項1に記載のダイレータ・シース組立物(10、200、300)。
  10. 反対向きの第1シースハブ部分(145)と第2シースハブ部分(148)が、長手方向軸心の両側上の少なくとも1個のウェブ(149)によって長手方向軸心の一方の側で互いに接続され、又、少なくとも1個のウェブ(149)が、シース(14)の回りの完全な円を形成するように第1シースハブ部分と第2シースハブ部分に接着される、シースハブ(140)の脆弱部を構成し、更に、少なくとも1個のウェブ(149)がシースハブ(140)より小さい引張り強さを有し、且つ、少なくとも1個のウェブが、シースハブ(140)の近位開口(151)に沿って位置決めされることにより、少なくとも1個のウェブと2個のシースハブ部分が同面の頂面(150)を形成し、又、同面の頂面が大体平坦であり、更に、同面の頂面がシースの長手方向軸心に垂直であり、且つ、同面の頂面(150)が管状のシース(14)の近位端を形成する請求項9に記載のダイレータ・シース組立物(10、200、300)。
  11. 反対向きの第1シースハブ部分(145)と第2シースハブ部分(148)が、両側の各々で部材(149)によって長手方向軸心の一方の側で接続され、又、前記部材が、シースの回りの完全な円を形成するように、ハブに接着され、更に、シースの引裂きとシースの軸心と2個の引裂き継目を含む平面に沿ったシースの分離を助けるように、前記部材は第1シースハブ部分と第2シースハブ部分より小さい引張り強さを有する請求項10に記載のダイレータ・シース組立物(10、200、300)。
  12. 弁(260)が、シースハブ(240)の相手ロック部(253)の近位側に配置された請求項9乃至11のいずれかに記載のダイレータ・シース組立物(200)。
  13. ダイレータ・シース組立物(200)の長手方向引裂きを容易にするように、間隙(248)と引裂き継目(258)に心合せされた長手方向スリット(262)が、弁に形成された請求項9乃至12のいずれかに記載のダイレータ・シース組立物(200)。
  14. 弁(360)が、シースハブ(340)の相手ロック部(353)の遠位側に配置され、又、キャップ(364)が、シースハブ(340)の遠位端に固定されると共にロック部(353)を含み、更に、キャップが、弁(360)を所定位置に堅固に維持する請求項9乃至11のいずれかに記載のダイレータ・シース組立物(300)。
  15. 弁をシースハブ内に更に確実に固定するように、キャップ(364)が、弁(360)の円周面の回りの対応する環状係止溝(372)内に配置された突起(374)を含む請求項14に記載のダイレータ・シース組立物(300)。
  16. キャップ(364)が凹所(370)を含み、又、弁(360)が、その近位面(366)に切欠き(368)を更に含み、且つ、ダイレータ・シース組立物(300)の長手方向引裂きを容易にするように、凹所と切欠きの両方が間隙(48、141、248)及び引裂き継目(58、258)と心合せされる請求項14に記載のダイレータ・シース組立物(300)。
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