JP2525724B2 - 機械的開放弁を有するリ―ド誘導針 - Google Patents

機械的開放弁を有するリ―ド誘導針

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JP2525724B2 JP5518287A JP51828793A JP2525724B2 JP 2525724 B2 JP2525724 B2 JP 2525724B2 JP 5518287 A JP5518287 A JP 5518287A JP 51828793 A JP51828793 A JP 51828793A JP 2525724 B2 JP2525724 B2 JP 2525724B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は医療用技術、特に人体への経静脈リードの
導入を容易にするための器具に関する。
発明の背景 電気的伝導性を有する経静脈リード(特に心臓ペーシ
ングリード)の使用が、医療分野ではよく知られてい
る。そのようなリードを比較的小さい切開によって患者
の鎖骨下静脈に導入するために、多くの異なる方法と器
具が先行技術で提案されている。医療用装置メーカー
は、ペーシングリードを皮下埋設するのに医師が使用す
る誘導針を供給することがしばしばある。
Tauschinski氏の米国特許第4,147,165号(1979年4月
3日発行、発明の名称:Separable Needle for Insertin
ga Catheter Into the Blood Stream)には、患者の血
管への挿入の間に針から漏れを防ぐために管をシールす
る内周プラスチックを有する分離可能な金属性の針が開
示されている。針が挿入されたあと、内周シール管は取
り除かれる。その後、リードが血管に針を通して挿入さ
れ、分離可能な針が取り除かれる。Littleford氏の米国
特許第4,166,469号(1979年9月4日発行、発明の名称:
Apparatus and Method for Insertingan Electrode)に
は、経静脈ペーシングリードの導入のためのいくつかの
異なる技術が開示されている。開示されている技術は第
1に、鎖骨下静脈のような内部の血管に皮膚を通して穿
刺することである。針の内腔を通してガイドワイヤーを
通り抜けることによって、ガイドワイヤーの1つの終端
が血管に挿入される。その後、その場所にガイドワイヤ
ーを残して針は取り除かれる。次に、誘導針と誘導針ス
リーブあるいはシースがガイドワイヤーに沿ってスライ
ドして血管に入る。そしてその場所に誘導針スリーブを
残して、誘導針とガイドワイヤーが取り除かれる。誘導
針スリーブは、ペーシングリードが鎖骨下静脈中に挿入
されて供給されるのに十分な直径を有する。針がガイド
ワイヤー上を後退するので、誘導針はリードに沿って後
退できない。ペースメーカーリードの終端に誘導針スリ
ーブを通ることができないコネクター継手を有するから
である。それゆえに、誘導針スリーブには縦に刻みをつ
け、いったんペーシングリードを位置決めすると縦に切
断されるようになっている。
この第1の技術は、Littleford氏の米国特許第4,243,
050号(1981年1月6日発行、発明の名称:Method for I
nserting Pacemaker Electrodes and the Like)、Osbo
rne氏の米国特許第4,306,562号(1981年12月22日発行、
発明の名称:Tear Apart Cannula)、Littleford氏の米
国特許第4,346,606号(1982年8月24日発行、発明の名
称:Split−Sleeve Introducers for Pacemaker Electro
des and the Like)、Boarini氏の米国特許第4,411,654
号(1983年10月25日発行、発明の名称:Peelable Cathet
er With Securing Ringand Suture Sleeve)、Timmerma
ns氏の米国特許第4,581,025号(1986年4月8日発行、
発明の名称:Sheath)、Fleischhacker氏の米国特許第4,
596,559号(1986年6月24日発行、発明の名称:Break−A
way Handle for Catheter Introducer Set)、及びOsyp
ka氏の米国特許第4,687,469号(1987年8月18日発行、
発明の名称:Device for Slitting Introducers For Pac
emaker Electrodes)に開示されている。
Littleford氏の'469特許に開示された第2の技術は、
鎖骨下静脈に挿入された必然的により大きい直径の針を
含むものである。それから誘導針スリーブが針の内腔を
通して血管内に挿入され、針は誘導針上に引っ込められ
る。同様にこの2番目の技術では、いったんペーシング
リードが位置決めされると、誘導針スリーブが縦に切断
される。
Littleford氏の'469特許に開示された第3の技術で
は、誘導針スリーブの内径が針の表面層を密接に受け入
れるためにある大きさに作られ、針とスリーブが同時に
血管に挿入され、針が引っ込められるようになっている
ものである。
患者の血管にリードをもたらすためのいかなる方法で
も一般的特徴として、血管への仮の通路か導管を形成
し、リードを血管入れるために中空管状の器具を要求さ
れる。そのような導管では血液が血管から漏れ、空気が
血流に入り、塞栓性合併症に至らしめるものとなる。
血液と誘導針シースを通して空気の漏れの潜在的に不
利な臨床的作用に加えて、誘導針シースからの血流は、
医師の作業をより難しくし、医師に急いで導入処置を行
なわせることになる。これは結局、導入処置に関する緊
張とミスを誘発する危険を増大させる。
先行技術では、誘導針スリーブの露出終端部上に医師
が母指を置くことによってペーシングリードを血管へ導
入し、誘導針スリーブからの血液の流出を防ぐかあるい
は制限することが一般に提案されている。この点につい
てたとえば、上述したLittleford氏の'050特許、Little
ford氏の'606特許、Timmermans氏の'025特許、Fleischh
acker氏の'559特許に開示されている。ときどき公知技
術で実施された漏れ問題への類似の解決策は、母指と人
指し指の間の誘導針スリーブの露出終端を圧迫するか、
締め付けることである。
誘導針スリーブを通しての流体と空気の望ましくない
流出を減少させることのためのこれらの方法のどちら
も、発明者にとっては完全に満足のできるものではなか
った。両方のケースとも医師の手が少なくと一方は必要
とされ、医師がその他の重要な作業を行えなくする場合
がある。さらに、その時点で、誘導針シースの露出終端
を圧迫することは、誘導針を変形させたり分解させたり
し、リードの挿入を難しくするとともに誘導針を通るこ
とによるリードの損傷の危険性を増大させる。
加えて、誘導針の終端上に母指を置いていなくても、
誘導針の終端を圧迫していなくても、ひとたびガイドワ
イヤーが誘導針に通されると、それは誘導針の中の血液
と空気の流出を防ぐのに十分有利である。また誘導針シ
ースのあるタイプの終端構造は、誘導針の終端を母指で
シールすることが難しいものである。
カテーテル誘導針のための三尖弁システム(リードで
はなく)は、リード誘導針と関連して使用するのに不適
格であると考えられる。カテーテルのための三尖弁装置
は、ペーシングリードの高感度なリード先端に損害を与
える。三尖弁を開くのに要求される圧力の印加が、リー
ド先端の歪曲か破損を生じさせ得る。さらにいくつかの
現在知られている三尖弁システムは、シリコーンベース
の潤滑油が必要である。ペーシング/感知リードの電気
的性質とステロイド−溶出リード先端等の耐薬品性は、
オイルとの接触によって非常に影響を受ける。
したがって現在でも、心臓ペーシングか感知リードの
挿入より前の誘導針シース内の空気と血液の望ましくな
い流出を防ぐ方法と装置の必要性が存在する。
発明の開示 本発明は、医師あるいはその補佐者が誘導針シースの
終端における圧力を一定に保持しなくても血液と空気の
流出を顕著に減少させ得る経静脈心臓ペーシングと感知
リードを皮下埋設するための誘導針シースを提供する。
また本発明は、誘導針シースを通しての血液と空気流出
を防ぐ手段が、その中にリードを受け入れるシースの能
力を悪化させず、また患者に挿入されているときのリー
ドへの損傷の危険性を増大させない。
また本発明は、リードの挿入か再挿入より前に、医師
が素早く簡単にかつ安全に繰り返して誘導針シースの仮
シールを行えるようにするものである。
本発明の1つの実施例では、縦に分割することができ
るタイプの誘導針シースが、その近位端に配されている
機械的開放弁と共に提供される。弁は、血管拡張器とガ
イドワイヤーを引き出したあと、誘導針シースの近位端
にスライドさせて入れることが可能で、シースを通して
血液と空気の流出を防ぐ。
別の実施例では、滑り弁がその前端に半円の窪みを備
え、例えばガイドワイヤーが複数のリードの皮下埋設処
置の間に血管に残っていれば、弁はガイドワイヤーのま
わりで閉じられる。
別の実施例では、滑り弁はガイドワイヤー窪みに加え
て、その前縁に水平な溝を備える。水平の溝は、血管拡
張器の近位端部の周縁に配置されている補助的つばを係
合するようになっており、誘導針が血管に挿入されてい
るとき、誘導針シースと血管拡張器はお互いの位置が変
わらないようになっている。それから滑り弁が後退し
て、血管拡張器が引き出されると、第1の実施例と同様
に弁は閉じられる。
本発明のまた別の実施例では、滑り弁は、その裏面に
ばね要素を備え、このばね要素は、もし弁が後退させら
れなければ、誘導針シースの頂部の上の閉鎖位置で弁を
保持する。
本発明の更に別の実施例では、滑り弁は、滑り弁の前
端を受け入れる窪みが設けられた誘導針シースの長手に
沿ったいくつかのポイントに配されたハウジング内に収
容される。
本発明の別の実施例では、一体型のハウジングが誘導
針シースの近位端に設けられる。ハウジングの逆の側か
らばね圧縮要素が突出し、シースの終端を通常は塞ぐか
シールするが、母指と人指し指で絞って押圧するとシー
スの終端を露出させる。
図面の簡単な説明 図1は、患者の体内のペースメーカーとペーシング/
感知リードの配置を示している図である。
図2は、静脈を経る心臓のペーシング/感知リードの
皮下埋設のための適切なエントリー部位を示している図
である。
図3ないし図14は、先行公知技術における経静脈ペー
シング/感知リード導入処置を連続して示している図で
ある。
図15は、本発明の一実施例に係るリード誘導針の図で
ある。
図16が、図15の誘導針の誘導針シースの拡大平面図で
ある。
図17は、図15及び図16の誘導針シースの滑り弁の拡大
斜視図である。
図18は、本発明の別の実施例に係るリード誘導針の拡
大された斜視図である。
図19は、図18のリード誘導針の拡大斜視図である。
図20は、図18の誘導針シースの拡大斜視部分図であ
る。
図21ないし図25は、図18の誘導針の機械的弁の斜視
図、正面図、平面図、側面図及び底面図である。
図26は、本発明の別の実施例に係るリード誘導針の拡
大斜視図である。
図27は、図26の誘導針のシースの斜視図である。
図28は、図26の誘導針のシースと弁ハウジングの斜視
図である。
図29は、図26の誘導針の弁の斜視図である。
図30は、図26の誘導針のケーシングカバーの斜視図で
ある。
図31、32、33は、図26の誘導針の弁の平面図、側面図
及び底面図である。
図34は、図26の誘導針の断面図である。
図35は、図26の誘導針の弁の他の実施例の平面図であ
る。
図36は、図26の誘導針の弁の他の実施例の斜視図であ
る。
図37は、本発明の別の実施例に係る誘導針の斜視図で
ある。
図38は、図37の誘導針の断面図である。
本発明の実施例の詳細な説明 図1は、患者10の体内に皮下埋設されるペーシングシ
ステムの代表的装置を示す。このペーシングシステム
は、皮下に配置されたペースメーカー12と経静脈ペーシ
ング/感知リード14、16を含んでいる。図1では、ペー
シングリード14の遠位端が患者の心臓18の心房領域に配
置され、ペーシングリードの遠位端16が心臓18の心室領
域に配置されているのを示す。もっとも本発明は、心
房、心室のリードの挿入にのみ使用されるものではな
い。患者10の体内に種々の場所で種々のタイプの経静脈
リード、例えば患者の冠状静脈洞内に配置するリードを
挿入するのに使用することができる。
本発明の実施例に係る誘導針の適合するリード導入に
ついての望ましい先行公知技術の方法を、図2ないし図
14を参照して説明する。
図2を参照し、かつ医療用公知技術の一般的プラクテ
ィスよれば、鎖骨下静脈穿刺のためのエントリー部位
は、図2中の部位22のように、一般に鎖骨20の中央寄り
内側の接合部から三分の一程度のところのちょうど下で
わずかに中間に位置するように選ばれる。図21で患者の
鎖骨下静脈24と心臓18は鎖線で示される。
図3では、医師が取り外し可能な薄壁の針28を有する
使い捨て注射器26を使用して鎖骨下静脈穿刺を行なって
いる。血管24内での適当な針の配置を検査するために、
針を鎖骨下静脈に進めたときに吸引が行われる。次に吸
引している注射器26は、図4で示すように血管24に残る
針28から分離される。一般的には医師は、空気吸引と過
度の出血を避けるために、針の上に手指を置く。
リード皮下埋設処理の次ステップは、図5で示すよう
に、針28を通して従来のJ−タイプガイドワイヤー30を
挿入することである。一般的にはガイドワイヤー30は、
針28の内腔へのワイヤー30の挿入を容易にするために先
端デフレクター32を備える。図6で示すように、ワイヤ
ー30は矢印34の方向で針28を通して供給され、針28の先
端を出ると先端が血管24の範囲内で元の形状を回復す
る。いったんワイヤー30が血管24に入ると、針28は図7
中の矢印36の方向で引き出され、ワイヤー30はそのまま
残る。遠位端が患者の上大静脈内に入るところまで、ワ
イヤー30は血管24に沿って進められ、そのときワイヤー
30の近位端側では15〜20cmが露出したまま残る。
図8で示すように鎖骨と平行に小さい皮膚切開38が、
ガイドワイヤー入口部位で行なわれる。皮下埋設処理の
次の段階では、テーパー形状の血管拡張器42を一体的に
有する誘導針シース40が、ワイヤー30の近位端に通され
る。シース40と拡張器42は、図9で示すように、わずか
に2〜8cmが露出した状態となるまで鎖骨下の筋膜を通
して鎖骨下静脈24に矢印44の方向で進められる。
次に図10と図11で示すように、血管拡張器42は矢印46
の方向に引き出され、誘導針シース40とガイドワイヤー
30の遠位端が、鎖骨下静脈24内に残される。ガイドワイ
ヤー30をこのとき取り除いてもよいが、リードを再度配
置したり再度挿入したりするために取り除かずに残して
おいてもよい。図11で示すように、誘導針シース40は、
鎖骨下静脈24から血液が出てくるのを妨げない導管を備
え、図11で示すリード皮下埋設処理において血液は外部
へ漏れ出ることができる。先行技術では先に述べたよう
に、皮下埋設処理における血液の漏れと空気の吸引を誘
導針シース40上あるいはその近位端を圧迫するか近位端
上に母指を置くことによって減少させることが提案され
ていた。
図12ないし図14に示したリード皮下埋設処理の最終の
段階では、ペーシングリード14は、矢印48の方向で誘導
針シース40の近位端に挿入され、患者10の体内の所望の
位置に進められる。最後に誘導針シース40は取り除かれ
る。誘導針シース40はその個々のタイプに応じて公知の
方法で除去される。例えば、上述のOsborne氏の'562特
許では、シース40を引張タブ50、52によって縦に引き裂
く。特別のスリッター装置等によって切断できる他のシ
ースも知られている。
図1で示されるように、ペースメーカー12は、2つの
ペーシングリードと関連して作動できる。その場合に
は、単一のリード皮下埋設と同様に、第1のリードが皮
下埋設されたあとでもガイドワイヤー30をその位置に保
持することが必要になろう。従って先に図10、図11に関
して述べたように、拡張器42が引き出されるとき、ガイ
ドワイヤー30は残されることになる。もし十分に小さけ
れば、第1のリードはガイドワイヤー30と並んで鎖骨下
静脈24に挿入され、ガイドワイヤー30を残して第1の誘
導針シースは取り除かれる。それからガイドワイヤー30
が最終的に取り除かれる前に、2番目の誘導針シースと
血管拡張器を第1と同じ態様でガイドワイヤー30に沿っ
て誘導することができる。
当業者にとって周知のように、第1のリードをさらに
皮下埋設する間、ガイドワイヤー30を残しておくと、第
1の誘導針シースを通して行われる出血と空気吸引を医
師が減少させることが難しくなる。ガイドワイヤー30
が、医師が誘導針シースを母指で押さえたり絞ったりす
ることによってきつくシースをシールすることができな
くするからである。
図15では、本発明の一実施例に係る誘導針60が示され
る。誘導針60は、血管拡張器66が挿入された誘導針シー
ス61を含む。血管拡張器66のテーパー状の終端68が、鎖
骨下の血管へのシース60の導入を容易にする。その後ガ
イドワイヤー30と血管拡張器66は患者から引き出され
る。図15の実施例では、シース61は縦に引き裂くことに
よってペーシングリードから取り除かれる。誘導針シー
ス61は、リード導入部位から引き出しているときにタブ
62、64をしっかりとつかむことによって引き裂ける。も
っとも本発明は、他の手段、例えば公知のシーススリッ
ター等によって除去可能な誘導針シースに関しても採用
できる。
図15で示すように、滑り機械弁70は誘導針60のタブ62
に配置されている。弁70は、タブ62、64の間でシース61
の終端の円形開口を覆うために矢印72の方向に手動で摺
動可能である。
弁70の動作は、誘導針60、シース61、タブ62、64を軸
方向から非常に拡大した図16でよく示される。図16で
は、血管拡張器66が、シース61から取り除かれ、弁70が
閉位置で示され、図中点線で示すように円柱形のシース
61の末端部を効果的に覆ってシールしている。図16の実
施例では、弁70が、タブ62の上面で両端76を丸めた浅い
凹部74に挿入される。弁70は矢印78の方向にスライド
し、それによって円柱形シース60の頂部を開く。開口位
置に移動した弁70は、図16に点線80にで示した。
図17は滑り弁70の非常に拡大された斜視図を示す。医
師が前後に僅かな下方への圧力を加えるだけで凹部74内
で弁70を容易になめらかにスライドさせられるように、
弁70の頂部はのこぎりの歯状の隆起部82を形成してあ
る。
弁70の各側面には、水平の突起84を有する。突起84
は、凹部74のそれぞれの内周側面に沿って配置されてい
る溝に係合する。凹部74の側面の溝は、以下の図で容易
に理解できる。
以上述べてきた実施例及び以下において述べる実施例
において、もちろん限定されるものではないが、誘導針
シースのタブは、ポリエチレンが適当に弾力がありかつ
滅菌可能な物質で製造するとよい。また誘導針のサイズ
についても当業者にとって明らかなものであればどのよ
うなものであってもよい。
図15ないし図17の実施例においても、後述する図18な
いし図25の実施例においても、同一部分が種々のサイズ
の誘導針を製造するのに使用できるように、滑り弁のサ
イズと形状が選定されており、つまり、弁と関連部品の
サイズは、格別のサイズの誘導針シースのためにあつら
えて作らなくてもよい。それに加えて、医師が素早く誘
導針シースのサイズを識別できるように、カラー−コー
ド化してもよい。
図18には、本発明のわずかに異なる実施例の斜視図が
示される。図18では、図15の実施例と共通する各誘導針
の構成要素を、(−1)というサフィックスを付して示
してある。
図18で誘導針60−1は、シース61−1に挿入された血
管拡張器6−1と共に示される。図15ないし図17の実施
例と同様に、誘導針60−1は、シース61−1がタブ62−
1、64−1をしっかりとつかんで引っ張ることによって
シース61−1を縦に裂き、皮下埋設されたリードから取
り除くことができるタイプのものである。図18で縦裂き
の線を点線86−1で示した。
図18の実施例では、滑り弁70−1は、1つの終端に沿
う溝88−1を設けて、血管拡張器66−1の近位端に設け
た輪状のつば90−1と係合できるようにしてある。この
機構では、血管拡張器66−1はシース61−1の位置で固
定され、誘導針60−1が鎖骨した静脈に挿入されると
き、シース61−1から後ろの方にスライドさせることが
できなくなる。拡張器66−1が静脈圧か静脈の構造によ
って押し出されるかもしれないので、特に拡張器66−1
とシース61−1の間の摩擦力が低かったりはまり具合が
緩かったりする場合などに、拡張器66−1をロックでき
るのは便利であると思われる。図18の実施例のロック機
構により、誘導針が挿入されているとき、医師は拡張器
66−1とシース61−1の相対位置に注意しなくてもよ
い。ひとたびシース61−1が、適切に鎖骨下静脈内で位
置決めされると、弁70−1は、図18中の矢印92−1の方
向に後向きにスライドし、血管拡張器66−1がシース61
−1から取り除けるようになる。それから円柱形シース
61−1の頂部を覆ってシールするように弁70−1は所定
の場所へスライドする。
図19では、図18の誘導針60−1の側面図が示され、滑
り弁70−1の溝88−1と血管拡張器66−1のつば90−1
の機能が明白にされている。図15ないし図17に示した本
発明の実施例と同様に、滑り弁70−1が、タブ62−1の
凹部74−1内に配置されている。そして、弁70−1が水
平の突起84−1を備え、これが凹部74−1の側面に図中
94−1として示した溝に受け入れられるようになってい
る。図19では、溝94−1、凹部74−1の全長にわたって
設けられる必要はないが、図中96−1としたところで終
わっている必要がある。結果としてシース61−1が分割
されるときも弁70−1はタブ62−1から分離されない。
これは誘導針60−1の小片が外科的皮下埋設処理の間に
失われないようにするために望ましいと思われる。
凹部74−1の溝94−1の長さについては、図20を参照
すれば容易に理解できる。図20は誘導針60−1の拡大部
分斜視図で、タブ62−1、64−1を含むが、滑り弁70−
1を取り除いてある。図22、23、24、25は、図18、図19
の実施例の滑り弁70−1の斜視図、正面図、側面図およ
び底面図である。
図21、23、25は、半円形の窪み98−1を弁70−1の前
縁に設けた本発明の他の実施例を示す。2つのリードが
1つの処置の間に皮下埋設される前述したリード皮下埋
設処理の場合を考えると、第1のリードが挿入される
間、鎖骨下静脈中にガイドワイヤー30を残すことが望ま
しく、このガイドワイヤーは、第2の誘導針シースと血
管拡張器の導入を誘導するために使用可能である。その
場合には、血液漏れと空気吸引の問題が、さらにガイド
ワイヤーは、シースの頂部開口上に母指を置いたり締め
付けるたりしてシースを閉じることの効果を減少させる
という事実によって悪化させられる。
弁70−1中の半円の窪み98−1は、好ましくはガイド
ワイヤー30と同じサイズである。そのため、弁70−1が
閉鎖位置までスライドされたとき、ガイドワイヤー30
は、窪み98−1内に受け入れられ、シース61−1の頂部
をほぼ完全にシールする。もし弁70−1が閉じられると
きガイドワイヤーがなければ、弁70−1はシース61−1
の頂部上にわずかであるがさらにスライドでき、窪み98
−1がシース61−1の頂部を過ぎてしまう。
図26には本発明の別の実施例の斜視図が示され、各共
通部品は符号に(−2)というサフィックスをつけて示
してある。図26の実施例では、誘導針60−2は、機械的
滑り弁70−2を含む誘導針シース61−2の遠位端に配置
されているタブ62−2を有する。2番目のタブ64−2は
この実施例では任意であり、それゆえ図26中で点線で示
されている。
図26中のタブ62−2は、ハウジング100−2とケーシ
ングカバー102−2を含む。図27ないし図34には、誘導
針60−2の組立ての種々の段階が示されている。誘導針
60−2の組立ては、図27で示すように円柱形のシース本
体61−2の近位端近くに窪み104−2を形成することか
ら始まる。次にハウジング100−2が、図28で示すよう
に窪み104−2の上に設けられる。ハウジング100−2
は、滑り弁70−2を収容する第1の窪み74−2を画定す
る。結局窪み74−2は、図32ないし図34に説明する弁70
−2の裏面の上のばね要素を受け入れる第2のより深い
窪み106−2を有する。
図29で示されるように、弁70−2はシース61−2の内
壁に合わせるために湾曲する前端108−2を有する。弁7
0−2を窪み74−2に装着したあと、図30で示したケー
シングカバー102−2が音波溶接等によってハウジング1
00−2上へ固定され、図26に示すような組み立てられた
タブ62−2となる。
図31は、弁70−2の平面図である。図32は、弁70−2
の側面図である。突起110−2は、ケーシングカバー102
−2内に設けた矩形の孔112−2(図30参照)を通って
伸びる。弁70−2の逆の面には、ばね要素114−2が形
成されている。ばね要素114−2は図32に示すように、1
16−2として示した位置で弁70−2に取り付けてあり、
自由端118−2を有する。ばね要素114−2の構造は、図
33によく示されている。ばね要素114−2は、ポリエチ
レンその他適当に弾力がある物質からなり、矢印120−
2の方向で自由端118−2に印加される力に応じて圧縮
され得る湾曲形状を有する。圧縮状態のばね要素114−
2を、図33で点線122−2によって示す。
ここで弁70−2の動作を、図34を参照して説明する。
図34で弁70−2は閉位置で示され、前端108−2は窪み1
04−2を通して伸びて、そしてそれによってシース61−
2をシールして、シース61−2の内壁に対して接触して
保持される。ばね要素114−2は図34で示された位置に
弁70−2を付勢し、シース61−2は通常はシールされ
る。矢印124−2の方向で突起110−2に力を印加する
と、ばね要素114−2が、窪み106−2の後ろの壁126−
2に対して圧縮され、弁70−2の前端108−2が、シー
ス61−2から引っ込められ、シース61−2が残って開
く。突起110−2に掛かる力が取り除かれると、ばね要
素114−2非圧縮状態となり、弁70−2をその閉鎖位置
へ戻してシール61−2を再びシールする。
上述の説明では、部品をポリエチレン等のように比較
的に硬質の物質で作ることを述べている。しかしなが
ら、弁70−2が図35、36で示すような複合構造を有する
のであれば、より良いシールが、弁70−2の前端108−
2と円柱形シース61−2の内壁の間で達成され得る。特
に、弁70−2が、シリコーンゴム等の弾力がある末端部
108−2が装着され前方へ伸びる硬質の突起73−2を有
する第1の硬質の弁体71−2を含むように構成すること
ができる。末端部108−2は、図36で示すように弁体71
−2上の硬質の突起73−2に係合する穴126−2を有す
るように形成される。
図37、図38に本発明のさらに他の実施例を示す。図3
7、図38の実施例は非分割型の誘導針シースに適する。
図37で示されるように、誘導針60−3は、円柱形シース
本体61−3の遠位端に配置された一体の末端部130−3
を含む。末端部130−3は、その終端から外へ伸びてい
る圧縮要素132−3、134−3を有する。誘導針60−3は
図26ないし図36に示した誘導針60−2と同様に、通常は
閉位置あるいはシール状態に付勢され、図37の実施例中
の開位置あるいはシース61−3の非シール状態は末端部
130−3を指でつまんで圧縮要素を内側へ付勢すること
によって達成される。
図37の圧縮要素の動作は、同一の圧縮要素132−3、1
34−3を逆向きにして示す図38を参照することによりよ
く理解できる。図38で示された状態では、シース61−3
の円形の終端が、半分は圧縮要素132−3によって、ま
た半分は圧縮要素134−3によって完全に塞がれてい
る。力が同時に矢印136−3、138−3の方向で印加され
ると、圧縮要素134−3が、圧縮要素132−3に対して圧
縮され、要素132−3が、要素134−3に対して圧縮さ
れ、それによってシース61−3の終端が露出する。圧縮
要素132−3、134−3の範囲は、互いに接触する2つの
要素で相互に定められる。特に、図38で示すように、14
0−3として指定された要素132−3の部位は、142−3
として指定された部位で要素134−3に接触する。同様
に、146−3として指定された要素132−3の部位は要素
134−3の上の部位144−3と接触する。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その近位端及び遠位端で開口する中空の円
    柱形本体を有する誘導針シース、上記誘導針シースの近
    位端に配置した放射状に外方へ伸びるタブ、上記タブ上
    に配置した滑り弁からなる経静脈リード誘導針であっ
    て、上記滑り弁は、上記弁の前端が上記タブ上に位置す
    る開放位置から、上記前端が上記誘導針シースの上記開
    口の近位端上に位置する閉鎖位置までスライドでき、上
    記閉鎖位置で上記弁が上記シースを介する空気と血液の
    通過を防ぐ経静脈リード誘導針。
  2. 【請求項2】中空で概ね完全な円柱形本体、円錐形にテ
    ーパされた終端、及び上記誘導針シースの近位端へのガ
    イドワイヤーの挿入を容易にする広がった末端部を有
    し、該末端部が上記タブと接触する血管拡張器を含む請
    求項1の経静脈リード誘導針。
  3. 【請求項3】上記末端部が輪状のつばを有し、上記滑り
    弁の上記前端が、上記拡張器の上記輪状のつばを係合し
    て上記シースを固定する水平の溝を有する請求項2の経
    静脈リード誘導針。
  4. 【請求項4】ガイドワイヤーが上記誘導針に挿入され、
    上記弁の上記前端が、上記ガイドワイヤーが上記誘導針
    から取り除かれる前に上記弁が上記閉鎖位置にスライド
    されたときに上記ガイドワイヤーを係合する窪みを有
    し、上記シースを介する空気と血液の通過を防ぐ請求項
    1の経静脈リード誘導針。
  5. 【請求項5】上記滑り弁は、常閉位置にばねで付勢した
    ものである請求項1の経静脈リード誘導針。
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