JP4706447B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成の際に記録材に生じたカールを補正して排紙する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置の中には、画像形成の際に記録材(例えば、印刷用紙)に生じたカールを補正して排紙するカール補正装置(以下、「デカーラ」とも呼ぶ)を、画像形成部により記録材上に形成されたトナー像をその記録材に定着させる定着部の下流に有しているものがある(例えば、特許文献1および特許文献2)。
ところで、画像が形成された記録材に生ずるカールの度合いは、その記録材の種別(例えば、普通紙であるのか、それとも、コート紙であるのか)や、形成された画像の像密度(その記録材に担持されたトナー画像像の密度の平均値)、画像形成を行った際の温度や湿度などの環境条件等によって異なることが一般的である。このため、記録材に生じたカールを適切に補正するためには、これらの要因の全てを加味して適切な補正力を示すパラメータ(補正力の強さおよび方向)をデカーラに設定する必要があるが、このようなことを画像形成装置のユーザに行わせることは酷である。
そこで、ユーザに何らの繁雑な操作を行わせることなく、適切な補正力でカール補正を行わせることを可能にする技術が従来より種々提案されており、その一例としては特許文献3に開示された技術が挙げられる。この特許文献3には、記録材に形成される画像の像像密および湿度に対応付けて、その像密度の画像をその湿度下で記録材に形成した場合にその記録材に生じるカールを補正する際に好適な補正力を示すパラメータが書き込まれたテーブルをその記録材の種別毎に画像形成装置に予め記憶させておき(例えば、製品出荷
時点)、これらテーブルのうちから実際にユーザが利用する記録材の種別に応じたテーブルをユーザに選択させ、そのテーブルの格納内容と形成する画像の像密度および湿度とに基づいて特定された補正力でカール補正を行う技術が開示されている。
特開平4−338060号公報 特開平6−156852号公報 特開平6−144678号公報
しかしながら、市場には多様な種類の記録材が出回っていることに加えて、例えば、普通紙として販売されている記録材の全てが同一の性質を有しているとは限らず、市場に出回っている全ての記録材について適切な補正力を示すパラメータが書き込まれたテーブルを画像形成装置に予め記憶させておくことは不可能である。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、利用する記録材に適した補正力を示すパラメータが書き込まれたテーブルをユーザに手軽に作成させることを可能にする技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、画像に応じたトナー像を記録材へ転写し、該記録材を加熱および加圧して該トナー像を該記録材に定着させ画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された記録材を所定の補正力で押圧してそのカールを補正し排紙するデカーラと、予め定められたテスト画像を表すトナー像を所定の濃度で複数の記録材の各々へ形成するとともに、予め定められた複数の補正力をそれぞれ一意に示す識別子であって、各記録材に加えられる補正力を一意に示す識別子の画像を前記複数の記録材の各々に形成するように前記画像形成手段を制御する一方、該複数の記録材の各々を前記予め定められた複数の補正力で押圧して排紙するように前記デカーラを制御する制御手段と、前記複数の記録材の各々に付されている識別子のうちの何れかをユーザに入力させる入力手段と、前記入力手段へ入力された識別子に応じた補正力を示すデータと前記所定の濃度を表すデータとを対応付けて格納するテーブルが記憶される記憶手段と、を有する画像形成装置を提供する。
より好ましい態様においては、前記制御手段は、予め定められた複数の濃度の各々について、前記テスト画像を表すトナー像を前記複数の記録材の各々へ形成するように前記画像形成手段を制御する一方、該複数の記録材の各々を互いに異なる補正力で押圧して排紙するように前記デカーラを制御する、ことを特徴としている。
また、別の好ましい態様においては、自装置内の温度または湿度の少なくとも一方を検出しその検出結果を表す環境データを出力するセンサを備え、前記記憶手段は、前記テーブルを記憶する際にその時点の前記環境データを対応付けて記憶し、前記記憶手段に記憶されている前記テーブルの格納内容に応じてカール補正を行うことをユーザに指示された場合に、その時点の前記環境データとそのテーブルに対応付けて前記記憶手段に格納されている前記環境データとを比較し、両者の乖離度が所定の閾値を超えている場合にその旨を警告する警告手段を更に備える、ことを特徴としている。
本発明によれば、ユーザに、そのユーザが利用する記録材に適した補正力を示すパラメータが書き込まれたテーブルを簡便に作成させることが可能になる、といった効果を奏する。
以下、図面の参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
(A:構成)
図1は、本発明の1実施形態に係る画像形成装置10の電気的な構成例を示すブロック図である。この画像形成装置10は、複写対象である画像に応じたトナー像を印刷用紙やOHPシートなどの記録材に電子写真方式で形成して出力する複写機であり、画像形成および定着を行う画像形成部や記録材を格納する用紙トレイ(何れも図示省略)の他に、図1に示すように、ユーザインタフェイス部110、システム制御部120、インタフェイス制御部130、紙送り制御部140、デカーラ制御部150、デカーラ160、センサ170および記憶部180を有している。なお、本実施形態では、電子写真方式の複写機に本発明を適用する場合について説明するが、電子写真方式のファクシミリ装置や電子写真方式のプリンタ装置に本発明を適用するとしても勿論良い。要は、電子写真方式で記録材上に画像形成を行う画像形成装置であれば本発明を適用することが可能である。
ユーザインタフェイス部110は、画像形成装置10をユーザに利用させるためのユーザインタフェイスを提供する機能を担っている。このユーザインタフェイス部110は、図1に示すように表示部110aと操作部110bとを含んでおり、図2に示すような外観を有している。
表示部110aは、例えば液晶ディスプレイであり、画像形成装置10の利用をユーザに促すための各種画面を表示するものである。一方、操作部110bは、テンキーなどの操作子と表示部110aの表示面上に貼り付けられている透明な感圧センサとにより構成されている。上記感圧センサは表示部110aとともに所謂タッチパネルを形成し、このタッチパネルや上記操作子は、ユーザに各種指示を入力させるためのものである。
図1のシステム制御部120、インタフェイス制御部130、紙送り制御部140およびデカーラ制御部150は、何れもCPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)により構成されている。
システム制御部120は、記憶部180に記憶されている制御プログラムにしたがってインタフェイス制御部130、紙送り制御部140、デカーラ制御部150および画像形成部(図示省略)の作動制御を行うものである。
インタフェイス制御部130は、システム制御部120による制御下でユーザインタフェイス部110の駆動制御を行う。より詳細に説明すると、インタフェイス制御部130は、システム制御部120からの指示に応じて各種画面を表示部110aに表示させたり、上記操作子や上記タッチパネルに対するユーザの操作内容を表すデータ(以下、操作内容データ)を操作部110bから受け取り、その操作内容データの示す操作内容を画像形成装置10に対する各種指示に変換してシステム制御部120へと引き渡す。
紙送り制御部140は、用紙トレイ(図示省略)に載置されている記録材を一枚ずつ取り出し、その各々を画像形成部(図示省略)へと搬送したり、その画像形成部によりトナー像が形成された記録材をデカーラ160へと搬送したりするための紙送り機構(図示省略)の駆動制御やデカーラ制御部150の作動制御をシステム制御部120の制御下で行うためのものである。ここで、上記紙送り機構には、例えば、記録材を搬送するための搬送ベルトや、その搬送ベルトを張架し所定の方向へ駆動するためのローラ、そのローラを回転駆動するモータなどが含まれている。紙送り制御部140は、上記モータの駆動制御を行うことによって、上記紙送り機構の駆動制御を行う。
デカーラ制御部150は、紙送り制御部140の制御下でデカーラ160の駆動制御を行うものである。デカーラ160は、図示せぬ画像形成部の下流に配設されており、一般的なカール補正装置と同様な構成を有している。
より詳細に説明すると、デカーラ160は、図3に示すように、ゴムベルト301aに対してシャフト302aを押圧し、ゴムベルト301aを急激に湾曲させた状態で、記録材を画像担持面をゴムベルト301a側にした状態で両部材の間を通過させることによって、その記録材に生じているカール(画像担持面を内側にして巻き込む方向のカール)を補正するように構成されている。また、デカーラ160は、ゴムベルト301bおよびシャフト302bの間を記録材を通過させることによって、ゴムベルト301aおよびシャフト302bによりカール補正を行う場合とは逆方向にカールしている記録材のカールを補正することも可能である。図3の切り替えゲート306は、ゴムベルト301aおよびシャフト302aと、ゴムベルト301bおよびシャフト302bとの何れによりカール補正を行うのかを切り替えるためのものである。
また、図3に示すデカーラ160においては、リンク部材303aによってシャフト302aに連結された従動部材305aおよびリンク部材303bによってシャフト302bに連結された従動部材305bを、カム307の端部によって押圧することにより、カール補正の際に記録材に加わる補正力を調整することができるようになっている。より詳細に説明すると、カム307は、図3に示すように、3辺の長さが互いに異なる三角形の角部を切り欠いた形状に形成されているとともに、図示せぬモータにより回転駆動される軸308に固定されている。このカム307は、その3つの端部の何れかで従動部材305a(または、従動部材305b)を押圧することによって、シャフト302a(または、シャフト302b)を、10ミリメートル、6ミリメートルまたは2ミリメートルの3段階の何れかでゴムベルト301a(または、ゴムベルト301b)に食い込ませ、カール補正の際に記録材に加わる補正力を3段階に調整するものである。なお、以下では、ゴムベルト301aおよびシャフト302aによりカール補正を行う際の補正力を、“+10”、“+6”および“+2”と表し、逆に、ゴムベルト301bおよびシャフト302bによりカール補正を行う際の補正力を、“−10”、“−6”および“−2”と表す。
図1のデカーラ制御部150は、切り替えゲート306およびカム307の駆動制御を行うことによって、“+10”〜“−10”までの6段階のうちの何れの補正力でカール補正を行うのかを制御するためのものである。なお、本実施形態では、6段階の補正力でカール補正を行う場合について説明したが、カムの形状を適宜定めることによって、より多段階またはより少ない段階の補正力でのカール補正を行うようにしても良い。また、本実施形態では、デカーラ制御部150は、紙送り制御部140の制御下でデカーラ160の駆動制御を行う場合について説明したが、システム制御部120の制御下でデカーラ160の駆動制御を行うようにしても勿論良い。また、本実施形態では、インタフェイス制御部130や紙送り制御部140、デカーラ制御部150を、画像形成装置10の各部の作動制御を行うシステム制御部120とは別個のハードウェアで構成する場合について説明したが、システム制御部120、インタフェイス制御部130、紙送り制御部140およびデカーラ制御部150の機能を単一のハードウェアに担わせても良いことは勿論である。
図1のセンサ170は、システム制御部120の制御下で、画像形成装置10内部の環境(本実施形態では、湿度)を計測しその計測結果を示すデータ(以下、環境条件データ)をシステム制御部120へと渡すものである。なお、本実施形態では、センサ170が湿度センサである場合について説明したが、画像形成装置10内部の温度を計測する温度センサであっても良く、また、温度と湿度の両者を計測するセンサであっても良い。
記憶部180は、例えばハードディスクやEEPROMなどの不揮発性記憶手段である。この記憶部180には、システム制御部120に他の制御部や画像形成部などの作動制御を行わせるための制御プログラムが予め書き込まれている。また、この記憶部180には、記録材に形成される画像の像像密に対応付けて、その像密度の画像を記録材に形成した場合にその記録材に生じるカールをデカーラ160により補正する際に好適な補正力を示すデータ(本実施形態では、シャフト302aや302bによる押圧量をゴムベルトに対するシャフトの食い込み量をミリメートル単位で表すデータ)が書き込まれたデカーラカスタムテーブルがその記録材の種別毎に格納される。
例えば、図4(a)は、普通紙に片面印刷(ストレート排紙)を行う場合についてのデカーラカスタムテーブルの一例を示す図であり、図4(b)は、コート紙に片面印刷(ストレート排紙)を行う場合についてのデカーラカスタムテーブルの一例を示す図である。図4(a)に示すデカーラカスタムテーブルは、例えば、普通紙の片面に0〜10%の像密度で画像形成を行いストレート排紙を行う場合には、“+2”の補正力でカール補正を行えは良いことを表している。詳細については後述するが、本実施形態においては、上記デカーラカスタムテーブルは、本発明に係る画像処理装置に特徴的な動作を上記制御プログラムにしたがってシステム制御部120が行うことにより作成され、記憶部180へ格納される。
以上が画像形成装置10の構成である。
(B:動作)
次いで、画像形成装置10のシステム制御部120が、記憶部180に格納されている制御プログラムにしたがって行う動作について説明する。
(B−1:デカーラカスタムテーブル作成動作)
画像形成装置10の電源(図示省略)が投入されると、システム制御部120は、上記制御プログラムを記憶部180から読み出し、そのシステム制御部120内のRAMをワークエリアとしてその制御プログラムを実行する。この制御プログラムにしたがって作動しているシステム制御部120は、まず、画像形成装置10の利用をユーザに促すためのメニュー画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御し、その結果、メニュー画面が表示部110aに表示される。
このメニュー画面を視認したユーザは、操作部110bを適宜操作することにより、例えば原稿の複写や、画像形成装置10を利用するための各種設定の実行を指示することができる。操作部110bを操作することにより入力されたユーザの指示は、インタフェイス制御部130を介してシステム制御部120へと伝達される。以下、本動作例では、各種設定の実行がユーザによって指示された場合について説明する。
システム制御部120は、各種設定の実行を指示されると、図5に示す設定メニュー画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御する。この設定メニュー画面を視認したユーザは、図5のラジオボタン5Aを押下することにより、デカーラカスタムテーブル作成を指示することができる。また、ユーザは、図5のタグ5Bやタグ5Cを押下することにより、画像形成装置10の各部の状態を表示するための状態表示画面を表示させたり、トナーや用紙トレイ(図示省略)に載置されている記録材などの消耗品の残量を表示するための残量表示画面を表示させたりすることができる。なお、画像形成装置10の各部の状態や消耗品の残量を表示するための画面を表示部110aに表示させている状況下で、タグ5Dが押下されると、システム制御部120は、図5に示す設定メニュー画面を表示部110aに再度表示させる。以下、本動作例では、図5に示すメニュー画面にてラジオボタン5Aがユーザによって押下された場合について説明する。
図5に示すメニュー画面にてラジオボタン5Aが押下されたこと(すなわち、デカーラカスタムテーブル作成が指示されたこと)をインタフェイス制御部130を介して伝達されたシステム制御部120は、図6に示す確認画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御する。図6に示す確認画面を視認したユーザは、図6のボタン6Aを押下することにより、デカーラカスタムテーブルの作成を開始する操作、または、図6のボタン6Bを押下することにより、その作成を中止する操作の何れかを実行することができる。
一方、システム制御部120は、図6に示す確認画面にてボタン6Aが押下されたことを示すデータがインタフェイス制御部130から引き渡された場合には、図7に示すモード選択画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御し、逆に、逆に、ボタン6Bが押下されたことを示すデータがインタフェイス制御部130から引き渡された場合には、デカーラカスタムテーブルの作成を中止する。なお、本動作例では、上記確認画面にてボタン6Aが押下された場合について説明する。
図7に示すモード選択画面を視認したユーザは、そのモード選択画面内のラジオボタン7A、7Bおよび7Cの何れかを押下してデカーラカスタムテーブルの作成対象である印刷モードを選択し、更に、決定ボタン7Eを押下することによって、デカーラカスタムテーブルの作成対象である印刷モードを決定することができる。また、ユーザは、決定ボタン7Eに替えてリセットボタン7Dを押下することによって選択した印刷モードをリセットすることもできる。なお、印刷モードとは、記録材に対する画像の印刷態様および排紙態様のことであり、本実施形態では、片面印刷(ストレート排紙)、片面印刷(反転排紙)および両面印刷の3つのモードがある。以下、本動作例では、ユーザが、ラジオボタン7Aを押下して「片面印刷(ストレート排紙)」を選択し、決定ボタン7Eを押下した場合について説明する。
デカーラカスタムテーブルの作成対象である印刷モードが決定されると、システム制御部120は、図8に示すサンプル印刷開始画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御するとともに、図9のフローチャートに示すデカーラカスタムテーブル作成処理を開始する。
図8に示すサンプル印刷開始画面を視認したユーザは、図8のボタン8Aを押下することによってサンプル印刷の中止を指示すること、または、操作部110bに設けられているスタートボタン(図2参照)を押下することによってサンプル印刷の開始を指示すること、の何れかの操作を行うことができる。以下、本動作例では、図8に示すサンプル印刷開始画面が表示部110aに表示されている状況下で、ユーザが、デカーラカスタムテーブルの作成対象である記録材を用紙トレイにセットした後にスタートボタンを押下した場合について説明する。
一方、システム制御部120は、図9に示すデカーラカスタムテーブル作成処理の実行を開始すると、まず、サンプル印刷の開始が指示されたのか否かを判定する(ステップSA100)。具体的には、システム制御部120は、図8に示すサンプル印刷開始画面を表示部110aに表示させている状況下で、スタートボタンが押下されたことを示すデータがインタフェイス制御部130から引き渡された場合には、サンプル印刷の開始が指示されたと判定し、逆に、図8のボタン8Aが押下されたことを示すデータがインタフェイス制御部130から引き渡された場合には、サンプル印刷の中止が指示されたと判定する。
そして、システム制御部120は、ステップSA100の判定結果が“Yes”である場合(すなわち、サンプル印刷の開始が指示されたと判定した場合)には、ステップSA110以降の処理を実行し、逆に、ステップSA100の判定結果が“No”である場合(すなわち、サンプル印刷の中止が指示されたと判定した場合)には、本デカーラカスタムテーブル作成処理を中止する。前述したように、本動作例では、図8に示すサンプル印刷開始画面が表示部110aに表示されている状況下で、スタートボタンがユーザにより押下されたのであるから、ステップSA110以降の処理が実行されることになる。
ステップSA100に後続して実行されるステップSA110においては、システム制御部120は、図4(a)および(b)に示す5段階の像密度(すなわち、0〜10%、11〜25%、26〜40%、41〜60%および61〜100%の5段階の像密度)のうちからサンプル印刷を行う像密度を決定する(ステップSA110)。本動作例では、システム制御部120は、上記5段階の像密度のうちから像密度が低い順に、サンプル印刷を行う像密度を決定する。例えば、上記5段階の像密度のうちの何れについてもサンプル印刷が実行されていな状況下では、システム制御部120は、サンプル印刷を行う像密度を“0〜10%”に決定する。なお、本動作例では、上記5段階の像密度のうちから像密度が低い順に、サンプル印刷を行う像密度を決定する場合について説明したが、逆に、像密度を像密度が高い順に決定するとしても勿論良い。
次いで、システム制御部120は、図10に示す印刷終了待ち画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御してサンプル印刷を実行中である旨をユーザへ報知する一方、ステップSA110にて決定した像密度でのサンプル印刷を開始する(ステップSA120)。
より詳細に説明すると、システム制御部120は、6枚の記録材を用紙トレイから順次取出し、その各々にステップSA110にて決定した像密度で所定のテスト画像(例えば、濃度が均一な画像)とその出力順を示す識別子(本実施形態では、1から6までの何れかの値のサンプル番号)および次にユーザが行うべき手順を示す差込画像とを図11に示すように形成し、その各々について互いに異なる補正力(すなわち、前述した+10ミリメートルから−10ミリメートルまでの6段階のうちの何れか)でカール補正を行うように紙送り制御部140、画像形成部(図示省略)およびデカーラ制御部150を制御し、それらサンプルを出力する。具体的には、システム制御部120は、サンプル番号が“1”である場合には、+10の補正力でカール補正を行い、サンプル番号が大きくなるほど、小さな補正力でカール補正を行うように上記各部を制御する。つまり、上記サンプル番号は、そのサンプル番号が印字されたサンプルに対するカール補正の補正力を表している。このため、上記サンプル番号は、ステップSA110にて決定された像濃度で画像形成を行う場合にカール量を最も少なくする補正力をユーザに指定させる際に利用される。なお、本実施形態では、前述した6段階の補正力の各々について1枚ずつサンプル印刷を行う場合について説明したが、各補正力について複数枚ずつサンプル印刷を行うとしても勿論良い。また、本実施形態では、各記録材に加えられた補正力を示す識別子として上記サンプル番号を用いる場合について説明したが、例えば、“+10”や“−10”などその補正力を直接的に示す値を上記識別子として用いても良く、また、“+10”〜“−10”の6段階の何れの段階の補正力であるかを示す値(例えば、1〜6)であっても良い。
次いで、システム制御部120は、前述した6段階の補正力の全てについてサンプル印刷が完了すると、図12に示す評価結果入力画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御し、前述したステップSA110にて決定した像密度についてのサンプル印刷が全て完了した旨を報知するとともに、最もカール量の少ないサンプルのサンプル番号を入力することをユーザへ促す(ステップSA130)。
図12に示す評価結果入力画面を視認したユーザは、画像形成装置10により出力された6枚のサンプルを比較し、それらのうちで最もカール量の少ないサンプルに印字されているサンプル番号を操作部110bに設けられているテンキーを適宜操作して入力し、図12に示す評価結果入力画面の設定ボタン12aを押下する。このようにして最もカール量の少ないサンプルのサンプル番号が入力されると、システム制御部120は、そのサンプル番号をインタフェイス制御部130から受け取り、ステップSA110にて決定した像密度を表すデータ(以下、像密度データ)と対応付けてRAMに書き込み記憶する。
前述したように、サンプル番号は、そのサンプル番号が印字されたサンプルについてのカール補正の補正力に対応しているのであるから、図12に示す評価結果入力画面を介して入力されたサンプル番号とステップSA110にて決定された像密度とを対応付けてRAMに書き込むことにより、その像密度で片面印刷(ストレート排紙)を行う際の最もカール量を少なくする補正力が特定されたことになる。
次いで、システム制御部120は、前述した5段階の像密度の全てについて、最もカール量を少なくする補正力の特定が完了したか否かを判定する(ステップSA140)。
ステップSA140の判定結果が“Yes”である場合には、システム制御部120は、図13に示すサンプル出力再開画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御してサンプル印刷が再開されたことをユーザへ報知するとともに、次の像密度を決定し(ステップSA110)、ステップSA120以降の処理を実行する。逆に、ステップSA140の判定結果が“No”である場合には、システム制御部120は、図14に示す保存先指示画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御してサンプル印刷の終了を報知するとともに、カスタムテーブルの保存先を指示することをユーザへ促す(ステップSA150)。
図14に示す保存先指示画面を視認したユーザは、作成したデカーラカスタムテーブルの保存を所望する場合には、図14のラジオボタン14A〜14Hの何れかを選択することによってその保存先を選択し、図14の決定ボタン14Jを押下することによってその保存先へ保存することができる。また、作成したデカーラカスタムテーブルの保存を所望しない場合には、図14の中止ボタン14Iを押下することによってそのデカーラカスタムテーブルを保存することなく本デカーラカスタムテーブル作成処理を終了することもできる。本動作例では、図14のラジオボタン14Aが押下され(すなわち、保存先として「カスタムテーブル1」が選択され)、決定ボタン14Jが押下されたものとする。
図14に示す保存先指示画面にて、保存先が選択され決定ボタン14Jが押下されると、システム制御部120は、そのシステム制御部120内のRAMに互いに対応付けて格納されているサンプル番号および像密度データの組を図4に示すデカーラカスタムテーブルの形式に編集し、そのデカーラカスタムテーブルに、その作成時の環境を示す環境条件データおよび図7に示すモード選択画面にて選択された印刷モードを表すモード識別子を対応付けて、上記保存先指示画面にて選択された保存先(本動作例では、「カスタムテーブル1」)に対応する記憶部180の記憶領域へ書き込んで保存し(ステップSA160)、本デカーラカスタムテーブル作成処理を終了する。
以上に説明した動作の結果、ユーザの利用する記録材についてその片面に印刷される画像の濃度毎に適切な補正力を示すデータが格納されたデカーラカスタムテーブルが作成され、記憶部180に格納されることになる。
(B−2:デカーラカスタムテーブル設定動作)
さて、上述したデカーラカスタムテーブル作成動作にて作成したデカーラカスタムテーブルを利用してカール補正を行う際には、例えば、画像形成装置10の運用管理を行う機械管理者がそのデカーラカスタムテーブル(例えば、上記動作例にて作成したカスタムテーブル1)を利用する旨の設定を事前に行っておく必要がある。以下では、係る設定の際に画像形成装置10が行うデカーラカスタムテーブル設定動作について図面を参照しつつ説明する。
図15は、カール補正を行う際に利用するデカーラカスタムテーブルの設定を上記機械管理者に行わせるための機械設定画面の一例を示す図である。機械管理者は、操作部110bに設けられている各種操作子を適宜操作することによって、この機械設定画面を表示部110aに表示させることができる。この機械設定画面を視認した機械管理者は、ラジオボタン15Aを押下することによって、デカーラカスタムテーブルの設定を行う旨を指示することができる。また、機械管理者は、タグ15Bやタグ15Cを押下することによって、他の機械設定を行うための画面を表示部110aに表示させることができる。なお、機械管理者は、他の機械設定を行うための画面が表示部110aに表示されている状況下では、タグ15Cを押下することによって、図15に示す機械設定画面を表示部110aに表示させることもできる。なお、本動作例では、図15に示す機械設定画面が表示部110aに表示されている状況下で、ラジオボタン15Aが押下された場合について説明する。
システム制御部120は、図15に示す機械設定画面を表示部110aに表示させている状況下で、その機械設定画面にてラジオボタン15Aが押下されたことを示すデータがインタフェイス制御部130から引き渡されると、図16に示すデカーラカスタムテーブル選択画面を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御し、その結果、図16に示すデカーラカスタムテーブル選択画面が表示部110aに表示されることになる。
図16に示すデカーラカスタムテーブル選択画面を視認した機械管理者は、カール補正処理にて利用を所望するデカーラカスタムテーブルを、図16のラジオボタン16A〜16Hの何れかを選択することによって選択し、図16の決定ボタン16Jを押下することによってその選択を決定することができる。また、機械管理者は、図16のリセットボタン16Iを押下することによって上記選択を取消すこともできる。本動作例では、図16のラジオボタン16Aが押下され(すなわち、利用すべきデカーラカスタムテーブルとして「カスタムテーブル1」が選択され)、決定ボタン16Jが押下されたものとする。
図16に示すデカーラカスタムテーブル選択画面にて、利用すべきデカーラカスタムテーブルが選択され決定ボタン16Jが押下されると、システム制御部120は、その選択内容に応じたデカーラカスタムテーブル(本動作例では、「カスタムテーブル1」)に対付けて記憶部180に記憶されている環境データを読み出す一方、その時点の環境を表す環境データをセンサ170から取得し、両者を比較して両者の乖離度が所定の閾値を超えているか否かを判定する。
そして、システム制御部120は、上記乖離度が所定の閾値以内であると判定した場合には、図16に示すデカーラカスタムテーブル選択画面にて選択されたデカーラカスタムテーブルを記憶部180から読み出してRAMに記憶し、以降の画像形成処理に備え、本デカーラカスタムテーブル選択処理を終了する一方、上記乖離度が所定の閾値を超えている場合には、その旨を機械運用管理者へ警告する画面(例えば、図17に示す警告画面)を表示部110aに表示させるようにインタフェイス制御部130を制御する。
図17に示す警告画面を視認した機械運用管理者は、図17のボタン17Aまたはボタン17Bの何れかを押下することにより、その時点の環境に応じたデカーラカスタムテーブルの作成、または、図16のデカーラカスタムテーブル選択画面にて選択したデカーラカスタムテーブルをそのまま利用することの何れかを指示することができる。
これに対してシステム制御部120は、図17のボタン17Aが押下されたことを示すデータがインタフェイス制御部130から引き渡された場合には、図9に示すデカーラカスタムテーブル作成処理を実行してその時点の環境に則したデカーラカスタムテーブルを作成する一方、図17のボタン17Bが押下されたことを示すデータがインタフェイス制御部130から引き渡された場合には、図16に示すデカーラカスタムテーブル選択画面にて選択されたデカーラカスタムテーブルを記憶部180から読み出してRAMに記憶し、以降の画像形成処理に備え、本デカーラカスタムテーブル選択処理を終了する。
以上に説明したように、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザが利用する記録材に適した補正力を示すパラメータがその記録材に印刷する画像の像密度毎に格納されたデカーラカスタムテーブルを手軽に作成することが可能になるといった効果を奏する。加えて、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、デカーラカスタムテーブルの作成時点の環境と、その使用時点の環境とが大きく異なっている場合には、その旨を示す警告画面が表示部110aに表示されるため、その使用時点の環境にはそぐわないデカーラカスタムテーブルを用いてカール補正が為されることが回避されるとともにその時点の環境に適したデカーラカスタムテーブルの作成が促されるといった効果を奏する。
(C:変形)
以上、本発明の1実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した実施形態では、デカーラカスタムテーブルを作成した時点と、そのデカーラカスタムテーブルの利用を指示された時点とで、湿度や温度などの環境条件が大きくことなっている場合には、その旨を警告する場合について説明した。しかしながら、係る警告を行わない場合には、センサ170を画像形成装置10に設けておく必要はない。また、デカーラカスタムテーブルの作成過程にて、表示部110aに順次表示される画面(図5〜図8、図10および図12〜図13に示す画面)のうち、図6、図8、図10および図13に示す画面については必ずしも必須の画面ではないので、これらのうちの何れかまたは全てを表示させないようにしても勿論良い。
(2)上述した実施形態では、図7に示すモード選択画面にて1つの印刷モードを選択させる場合について説明したが、複数の選択モードを選択させるようにしても勿論良い。また、図7に示すモード選択画面に、全ての印刷モードについてデカーラカスタムテーブルの作成を行うことを示す選択項目を設けるようにしても良い。図7に示すモード選択画面にて複数の印刷モードが選択された場合、または、全ての印刷モードを選択することを示す選択項目が選択された場合には、それら選択された印刷モードの各々について、図9に示すステップSA110〜SA160の処理をシステム制御部120に順次実行させるようにすれば良い。
(3)上述した実施形態では、画像形成装置を利用するためのユーザインタフェイスを実現するユーザインタフェイス部をその画像形成装置に設けられている表示部および操作部で構成する場合について説明した。しかしながら、例えばパーソナルコンピュータ装置など画像形成装置とは別体のコンピュータ装置をLAN(Local Area Network)などの通信網を介して接続し、そのコンピュータ装置に上記ユーザインタフェイスを提供させるようにしても良い。具体的には、上記コンピュータ装置の表示部および操作部を上記ユーザインタフェイス部に対応させ、通信網を介してそのコンピュータ装置とデータの送受信を行うためのNIC(Network Interface Card)を上記インタフェイス制御部として用いるようにすれば良い。
(4)上述した実施形態では、ある記録材を用いて片面印刷(ストレート排紙)を行う際に利用するデカーラカスタムテーブルを作成する場合について説明したが、その記録材を用いて片面印刷(反転排紙)や両面印刷を行う際に利用するデカーラカスタムテーブル(図18参照)についても同様に作成することが可能である。具体的には、複数の記録材の各々について、前述したテスト画像およびサンプル番号をその記録材の両面に印刷し、各記録材毎に異なる補正力でカール補正を行って排紙し、それら記録材のうちで適切にカール補正が為されている記録材をユーザに選択させ、その選択結果を入力させてデカーラカスタムテーブルを作成させるようにすれば良い。なお、両面印刷についてのデカーラカスタムテーブルを作成する場合には、記録材の一方の面(図18(b)のSide1)に印刷する画像の像密度と他方の面(図18(b)のSide2)に印刷する像密度との差が図18(b)に示す6段階の何れかになるよう、記録材の両面に印刷を行い、前述した6段階の範囲で補正力を変えつつサンプル印刷を行うようにすれば良い。
(5)上述した実施形態では、画像形成を行う際にユーザによって選択されたデカーラカスタムテーブルに対応付けられている環境条件データの表す環境(上述した実施形態では、湿度)と、その画像形成時点の環境とが異なっている場合に、その旨を通知する警告画面を表示部に表示させる場合について説明した。しかしながら、画像形成の対象である記録材について片面印刷用(ストレート排紙)用のデカーラカスタムテーブルと両面印刷用のデカーラカスタムテーブルとが作成されており、その記録材を用いて片面印刷(ストレート排紙)を行うことが指示されたにもかかわらず、両面印刷用のデカーラカスタムテーブルを利用する旨の設定が為された場合には、指示された印刷態様と利用を指示されたデカーラカスタムテーブルとが整合しない旨を警告する警告画面を表示部110aに表示させるようにしても良い。
(6)上述した実施形態では、本発明に係る画像形成装置に特徴的なデカーラカスタムテーブル作成動作をシステム制御部に実行させるための制御プログラムを予めメモリに書き込んでおく場合について説明したが、例えばCD−ROM(Compact Disk-Read Only memory)などコンピュータ装置読取り可能な記録媒体に上記制御プログラムを書き込んで配布し、係る記録媒体を用いて上記制御プログラムを、デカーラを備えた一般的な画像形成装置にインストールするようにしても良い。このようにすると、デカーラを備えた一般的な画像形成装置に本発明に係る画像形成装置と同一の機能を付与することが可能になる。
本発明の1実施形態に係る画像形成装置10の構成例を示す図である。 同画像形成装置10のユーザインタフェイス部110の外観の一例を示す図である。 同画像形成装置10のデカーラ160の構成例を示す図である。 同画像形成装置10の記憶部180に格納されるデカーラカスタムテーブルの一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示される設定メニュー画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示される確認画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示されるモード選択画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示されるサンプル印刷開始画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10のシステム制御部120が行うデカーラカスタムテーブル作成処理の流れを示すフローチャートである。 サンプル印刷時に画像形成装置10の表示部110aに表示される印刷終了待ち画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10によるサンプル印刷結果の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示される評価結果入力画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示される出力再開画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示される保存先指示画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示される設定画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示されるデカーラカスタムテーブル選択画面の一例を示す図である。 同画像形成装置10の表示部110aに表示される警告画面の一例を示す図である。 変形例(4)に係るデカーラカスタムテーブルの一例を示す図である。
符号の説明
10…画像形成装置、110…ユーザインタフェイス部、110a…表示部、110b…操作部、120…システム制御部、130…インタフェイス制御部、140…紙送り制御部、150…デカーラ制御部、160…デカーラ、170…センサ、180…記憶部。

Claims (3)

  1. 画像に応じたトナー像を記録材へ転写し、該記録材を加熱および加圧して該トナー像を該記録材に定着させ画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された記録材を所定の補正力で押圧してそのカールを補正し排紙するデカーラと、
    予め定められたテスト画像を表すトナー像を所定の濃度で複数の記録材の各々へ形成するとともに、予め定められた複数の補正力をそれぞれ一意に示す識別子であって、各記録材に加えられる補正力を一意に示す識別子の画像を前記複数の記録材の各々に形成するように前記画像形成手段を制御する一方、該複数の記録材の各々を前記予め定められた複数の補正力で押圧して排紙するように前記デカーラを制御する制御手段と、
    前記複数の記録材の各々に付されている識別子のうちの何れかをユーザに入力させる入力手段と、
    前記入力手段へ入力された識別子に応じた補正力を示すデータと前記所定の濃度を表すデータとを対応付けて格納するテーブルが記憶される記憶手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、予め定められた複数の濃度の各々について、前記テスト画像を表すトナー像を前記複数の記録材の各々へ形成するように前記画像形成手段を制御する一方、該複数の記録材の各々を互いに異なる補正力で押圧して排紙するように前記デカーラを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 自装置内の温度または湿度の少なくとも一方を検出しその検出結果を表す環境データを出力するセンサを備え、
    前記記憶手段は、前記テーブルを記憶する際にその時点の前記環境データを対応付けて記憶し、
    前記記憶手段に記憶されている前記テーブルの格納内容に応じてカール補正を行うことをユーザに指示された場合に、その時点の前記環境データとそのテーブルに対応付けて前記記憶手段に格納されている前記環境データとを比較し、両者の乖離度が所定の閾値を超えている場合にその旨を警告する警告手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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