JP2018070365A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 除湿ヒータが設けられていない給紙口に除湿すべきシートを収容したカセットが装着されていることをユーザに認識させて、湿度の影響を受け易いシートを収容したカセットを除湿ヒータが設けた給紙口に装着されるようにユーザを誘導する。【解決手段】シートを収容した給紙手段を装着する複数の給紙口を有する画像形成装置において、いずれかの給紙口に装着される給紙手段を加熱して収容されたシートを除湿する除湿手段が設け、印刷情報に設定されるシート種別を指定する印刷モードが特定のモードである場合、前記除湿手段が設けられた給紙口から給紙することを促す第1のメッセージを表示手段に表示することを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、一般的に給紙部に複数の給紙口を備えている。この給紙口に装着された給紙カセットにセットされている用紙が水分を含んでいると、用紙搬送性、排紙積載性などを低下させることがある。
そこで、従来の画像形成装置においては、給紙口或いは給紙カセットに除湿ヒータ等の発熱体を設けて、この発熱体を加熱することで、用紙に含まれた水分を除湿している。
特許文献1では、各給紙カセットに除湿ヒータを備え、各給紙カセットの用紙残量、湿度、用紙サイズに基づいて、除湿ヒータを通電制御することが提案されている。
特開2005−104718号公報
しかしながら、特許文献1は、全ての給紙カセットに除湿ヒータが備えられた構成での除湿ヒータの通電制御について記述されており、一部の給紙カセットにのみ除湿ヒータが設けられた構成については、考慮されていない。
このため、高湿環境で、かつ、給紙部に複数の給紙カセットを備え、一部の給紙カセットにのみ除湿ヒータが設けられた構成で、除湿ヒータの接続されていない給紙カセットから給紙した場合、用紙搬送性、排紙積載性が低下するという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、除湿ヒータが設けられていない給紙口に除湿すべきシートを収容したカセットが装着されていることをユーザに認識させて、湿度の影響を受け易いシートを収容したカセットを除湿ヒータが設けた給紙口に装着されるようにユーザを誘導できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
シートを収容した給紙手段を装着する複数の給紙口を有する画像形成装置であって、いずれかの給紙口に設けられ、当該給紙口に装着される給紙手段を加熱して収容されたシートを除湿する除湿手段と、印刷情報に設定されるシート種別を指定する印刷モードが特定のモードである場合、前記除湿手段が配置された給紙口から給紙することを促す第1のメッセージを表示手段に表示する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、除湿ヒータが設けられていない給紙口に除湿すべきシートを収容したカセットが装着されていることをユーザに認識させて、湿度の影響を受け易いシートを収容したカセットを除湿ヒータが設けた給紙口に装着されるようにユーザを誘導できる。
画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 画像形成装置の制御構成を説明するブロック図である。 外部機器から送られる印刷情報を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示するUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の一形態であるレーザープリンタ(以降、プリンタと表現する)の全体構成を示す説明図である。なお、本発明を適用可能な画像形成装置は、プリンタに限定されず、給紙ユニットを備える複合画像形成装置、ファクシミリ装置であってもよい。
図1において、プリンタは、一定速度で回転する像担持体31と現像器32とをもつ画像形成部3がある。また、現像器32で現像されたトナー像を用紙Pに転写するための転写ローラ33(転写部T)、用紙Pに転写されたトナーを熱で定着する定着装置4、その下流側に排紙部5が設けられている。
電源部150は、プリンタに電力負荷に対して要求される電力を供給する。制御部200は、プリンタの動作を総括的に制御する。また、Fan211は、定着装置4を冷却すると共に、プリンタの機内を冷却する。定着モータ245が定着装置4を駆動する。操作部250は、プリンタの各種設定を行うためのキーや表示パネルを備えている。インタフェース部I/F260は、パソコンなど外部機器とデータ通信するために使用される。
プリンタ下部側には、用紙Pを給紙するための複数の給紙口が設けられ、複数の給紙口に標準カセット(カセット1)100、オプションカセット(カセット2)110が取り外し可能に装着されている。
標準カセット100とオプションカセット110は、用紙Pをカセットにセットするために開閉自在の構成になっている。そして、標準カセット100とオプションカセット110の開閉状態は、標準カセット開閉検知部104とオプションカセット開閉検知部114により検出される。
また、オプションカセット110が装着される給紙口の下方側には、用紙Pに含まれた水分を除湿するための除湿ヒータ300が設けられている。除湿ヒータ300は、CPU1000が制御する除湿ヒータ駆動部310(図2)により供給される電源を受けてオプションカセット110の下部を昇温する温度がコントロールされている。
標準カセット100に収納されている用紙Pは、標準カセット給紙ローラ101と分離手段(不図示)とにより、一枚ずつ分離給送されて送り出される。
また、オプションカセット110に収納されている用紙Pは、オプションカセット給紙ローラ111と分離手段(不図示)とにより、一枚ずつ分離給送されて送り出される。
標準カセット100、オプションカセット110から送り出された用紙Pは、標準カセット搬送ローラ102、オプションカセット搬送ローラ112、搬送ローラ10により搬送され、レジストローラユニット20に送られる。
レジストローラユニット20は、標準カセット100、オプションカセット110から分離給送された用紙Pを、像担持体31に形成される画像に同期するタイミングで、転写部Tに搬送する。
トナー画像を転写された用紙Pは、定着装置4へ搬送されることにより、用紙P上に画像が定着される。画像形成が完了した用紙Pは、分岐フラッパ51を排紙部5の方向に切り換えることで、定着搬送ローラ41によって排紙ローラ52に搬送され、排紙ローラ52により排紙部5にページ順に排紙積載される。
なお、標準カセット100とオプションカセット110の開閉状態は、標準カセット開閉検知部104とオプションカセット開閉検知部114により検出され、その状態を示す信号が後述するCPUに出力される。
また、本実施形態に示す画像形成装置には、手差し給紙部を備え、給紙台に載置された用紙Pを給紙可能に構成されている。
図2は、図1に示した画像形成装置の制御構成を説明するブロック図である。
図2において、CPU1000は、パソコンなどの外部機器1100から送られる画像データをUSBまたはLANに対応づけられたI/F260を介して通信を行い、プリンタの印刷に必要なビットデータに展開すると共に、印刷情報(印刷ジョブ)を取得して、プリント処理を制御する。なお、USBまたはLANに対応するI/Fを個別に設けて、双方から画像データや印刷ジョブを受信する構成としてもよい。
図3は、図2に示したに外部機器1100から送られる印刷情報を示す図である。ここで、印刷情報は、RAM1002に記憶され、CPU1000によるプリント制御に使用される。
図3において、画像データ406は各種情報が1つのパケットとして送られる。
IDナンバー401は、個々の画像データを識別するための情報である。用紙サイズ402は、印刷対象の用紙の長さと幅の寸法をミリメートル単位で指定される。給紙口403は、用紙を給紙する給紙口を指定する情報である。排紙口404は、印刷した用紙を排紙する排紙口を指定する情報である。
印刷モード405は、用紙の坪量(g/m2)又は用紙の種類に応じた制御を指定するために準備されており、薄紙モード、普通紙モード、厚紙モードなどがある。本実施形態では、シート種別として薄紙、普通紙、厚紙を選択可能である。
ここから、図2の説明に戻る。
CPU1000によって、プリンタを制御するためのプログラムは、ROM1001に格納されている。また、RAM1002は、プリンタを制御する際、処理データの読み書きをするために使用している。NVRAM1020は、読み書き可能な不揮発性メモリであり、プリンタの電源をOFFした場合でも保持したいデータを格納している。
プリント部1010は、CPU1000の指示に従い、用紙の搬送制御、帯電・現像・転写等の一連の高圧制御、スキャナモータ・レーザビーム等の光学系制御、ならびに定着制御を行う。また、プリント部1010は、これらの負荷の制御を行うと共に、負荷の動作状態を検出している。CPU1000は、プリント部1010で検出された動作状態から、予め決められた条件に従い、それぞれの負荷の故障を判断している。
環境センサ230は、A/D変換器1003を介して、CPU1000に接続され、プリンタの周囲環境の温度、相対湿度を検知している。CPU1000は、環境センサ230の検知結果に基づき、除湿ヒータ駆動部310を制御し、除湿ヒータ300の通電を制御する。その他、環境センサ230の検知結果はプリント部1010の制御にも使用している。
操作部250は、印刷情報、印刷の進捗状態などの表示、また、プリンタの各種設定をするために使用する。
本実施形態では、図1のようにオプションカセット110が装着される給紙口に除湿ヒータ300が接続されており、除湿ヒータ300が接続された給紙口を示す情報が操作部250から設定される。操作部250で設定された除湿ヒータ300の接続情報は、NVRAM1020に記憶され、かつ、RAM1002にも書き込まれる。
標準カセット100とオプションカセット110の開閉状態は、標準カセット開閉検知部104とオプションカセット開閉検知部114により検出される。CPU1000は、標準カセット開閉検知部104とオプションカセット開閉検知部114が検出する各カセット開閉検知の結果に基づき、カセット開時に、対応するカセットに対する印刷ジョブが発行された場合は、印刷を一時停止し、カセット閉後に印刷を再開するなどの制御を行う。
また、標準カセット100、オプションカセット110にセットした用紙の紙種は操作部250により設定することができるように構成されている。
本実施形態では、紙種を用紙の坪量[g/m2]で分けている。具体的には、坪量60〜74[g/m2]を薄紙、坪量75〜90[g/m2]を普通紙、坪量91〜120[g/m2]を厚紙として、操作部250で各給紙口にセットした紙種を設定している。ここで設定された各給紙口の紙種情報は、NVRAM1020に記憶される、かつ、RAM1002にも書き込まれる。
上記のNVRAM1020に記憶された情報は、プリンタ電源ON時に、NVRAM1020から読み出され、RAM1002に書き込まれる。そして、その後のCPU1000で実行される各種処理で使用される。
図4は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、除湿ヒータ300を駆動して印刷ジョブを処理する例である。なお、各ステップは、CPU1000がROM1001記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
図4において、CPU1000が外部機器1100からの印刷情報をI/F260を介して受信するとフローチャートの処理が開始される。
〔第1の給紙制御〕
まず、使用者が除湿ヒータ300の接続されていない給紙口から、吸湿による影響を受けやすい用紙の給紙が指示された場合の動作について説明する。
S101では、CPU1000が操作部250で設定されている各給紙口への除湿ヒータ300の接続状態の判断を行っている。全ての給紙口あるいは、いずれかの給紙口に除湿ヒータ300が接続されているとCPU1000が判断した場合は、CPU1000は処理をS102に進める。
S102では、CPU1000が外部機器1100から送られてきた印刷情報の給紙口403と、印刷情報の給紙口403に対して、操作部250で設定された除湿ヒータ接続情報をRAM1002から読み出す。そして、CPU1000が指定給紙口に除湿ヒータ300が接続されているかの判断を行う。ここで、指定給紙口に除湿ヒータ300が接続されていないと判断した場合は、CPU1000は処理をS103に進める。
S103では、CPU1000が外部機器1100から受け取った印刷情報より、印刷モード405が特定のモード、本実施形態では薄紙モードであるか否かを判断する。
本実施形態において、印刷モード405には、薄紙モード、普通紙モード、厚紙モードなどがあり、用紙の坪量[g/m2]又は用紙の種類に応じた、現像、転写、定着温調などのプリンタ制御が行われる。
S103で、CPU1000が印刷モード405は薄紙モードであると判断した場合、CPU1000は処理をS104に進める。
S104で、CPU1000は図5の(a)のUI画面のように操作部250に「薄紙は、除湿ヒータのあるカセットからの給紙をお奨めします。」とメッセージを表示する。
これは、除湿ヒータ300の無い給紙口に吸湿による用紙搬送性、排紙積載性などに影響を与える薄紙がセットされているためで、そのまま給紙してしまうと、用紙搬送性、排紙積載性が低くなることが懸念されるからである。ここで、ユーザが上記メッセージに従い標準カセット100に収容されていた薄紙をオプションカセット110に入れ換えることが期待できる。
本実施形態では、S103の印刷モードの判断を薄紙モードで行っているが、普通紙モードを判断条件にしても何ら問題ない。つまり、用紙の吸湿により用紙搬送性、排紙積載性などに影響を与える紙種を判断条件にすれば良い。
S105では、CPU1000が、図5の(a)の「確認」ボタンが押されたか否かを判断し、「確認」ボタンが押されるまでは、S104の確認メッセージの報知を継続するように表示制御を行う。ここで、「確認」ボタンが押されたとCPU1000が判断した場合、CPU1000は処理をS106に進める。
S106で、CPU1000は、「確認」ボタンが押されることに応答して、図5の(a)に示すUI画面から図5の(b)に示すUI画面のように操作部250に「給紙口を変更しますか?」と給紙口変更を促すメッセージを表示する。
図5の(b)には、除湿ヒータ300が接続されている変更可能なカセットの候補が表示される。本実施形態では、カセット2が候補として表示される。ここで、カセット2は、オプションカセット110に対応するものとする。なお、カセット2の位置を、装置構成を示すグラフィックスで表示する構成を採用してもよい。
S107では、CPU1000が、図5の(b)に示すUI画面において、ユーザが「はい」ボタンあるいは「いいえ」ボタンのどちらが選択されたかを判断している。ここで、ユーザが「いいえ」ボタンを選択したとCPU1000が判断した場合は、処理をS120に進める。 これは、プリンタの動作状況など使用者の経験から、薄紙を除湿ヒータ300の接続されていない給紙口から給紙しても問題がないと、使用者が判断した際の動作である。
一方、「はい」ボタンが選択されたとCPU1000が判断した場合は、CPU1000は処理をS108に進める。
S108で、CPU1000は実行中の印刷ジョブのキャンセルを行い、処理をS109に進める。S109では、CPU1000は現在設定されている給紙口を除湿ヒータ300が接続された給紙口に変更し、印刷ジョブの再設定を行い、CPU1000は、処理をS101に戻す。そして、CPU1000は、再度、S101からの処理を繰り返す。
これにより、再開された印刷ジョブにおいて、用紙Pを給紙する給紙口が除湿ヒータ300の接続された給紙口に変更されているので、S102で、CPU1000が指定給紙口に除湿ヒータ300があると判断し、処理をS120に進める。そして、S120で、CPU1000は、給紙した用紙Pに対して印刷を開始する。
S121では、CPU1000が印刷ジョブの有無を判断し、印刷ジョブがないと判断されるまで、印刷ジョブの処理を継続する。つまり、CPU1000が印刷ジョブを取得した時点で、S101からS109の処理により、除湿ヒータ300の接続された給紙口に変更するか否かを決めて、その後は、印刷を実行すると言う流れである。
そして、S121でCPU1000が印刷ジョブはない(ジョブ終了)と判断した場合、処理をS122へ進める。そして、S122でCPU1000が印刷ジョブに対する印刷処理が終了したと判断して、本フローチャートの処理を終了する。
このようにすることで、使用者が除湿ヒータ300の接続されていない給紙口から、吸湿による影響を受けやすい用紙の給紙を指示した場合であっても、図5の(a)に示すUI画面に表示したメッセージにより、ユーザに給紙する用紙Pが湿度による影響がある旨を通知して、給紙口の確認を促すことができる。そして、図5の(b)に示すUI画面により、ユーザが現在選択されている給紙口を除湿ヒータ300の接続された給紙口に変更できるので、吸湿による影響を受けやすい用紙の用紙搬送性、排紙積載性の向上を図ることが可能となる。
次に、上記S101〜S103でNOと判定される場合の詳細について説明する。
S101で、CPU1000が全ての給紙口に除湿ヒータ300が接続されていないと判断した場合、除湿ヒータ300の接続されている給紙口に変更することができないため、処理をS120に進める。そして、CPU1000は印刷ジョブで設定された印刷処理を開始する。
なお、S101で、全ての給紙口あるいは、いずれかの給紙口に除湿ヒータ300が接続されているとCPU1000が判断した場合は、処理をS102に進める。
S102で、CPU1000が指定給紙口に除湿ヒータ300が接続されていると判断した場合は、吸湿による影響を受けやすい用紙の用紙搬送性、排紙積載性の心配はないので、処理をS120に進める。
一方、S102で、CPU1000が指定給紙口に除湿ヒータ300が接続されていないと判断した場合は、処理をS103に進める。
S103で、CPU1000が薄紙モード以外の厚紙モードなどと判断した場合は、処理をS120に進める。
厚紙は、吸湿していても用紙搬送性、排紙積載性を大きく低下させることがないため、このような処理にしている。
※すでに説明している。※段落0038の1行目の記載や次段落の記載を考慮すると、ここで確認メッセージが表示された後の処理であるS107 の説明をするのはおかしい。
このようにすることで、除湿ヒータ300が接続されていない給紙口を指定された場合であっても、用紙搬送性、排紙積載性に影響を与えない条件の場合は、確認メッセージを表示することなく印刷を行うことが可能となる。
〔第2実施形態〕
図6は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、除湿ヒータ300を駆動して印刷ジョブを処理する例である。なお、各ステップは、CPU1000がROM1001記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、第1実施形態に示すステップと異なる処理を説明し、同様のステップの処理については説明を省略する。
図6において、CPU1000が外部機器1100からの印刷情報をI/F260を介して受信するとフローチャートの処理が開始される。
〔第2の給紙制御〕
S101に続く、S201では、CPU1000が環境センサ230で検出された相対湿度パーセントが所定値以上、本実施形態では80%以上であるか否かを判断している。ここで、相対湿度パーセントが80%以上あるとCPU1000が判断した場合に、S102以降の処理を実行する。
一方、相対湿度パーセントが80%未満であるとCPU1000が判断した場合は、用紙搬送性、排紙積載性を大きく低下させることがないと判断して、S201から処理をS120に進めて、印刷ジョブの印刷処理を開始する。
このように、環境センサ230の相対湿度の検出結果に応じて、確認メッセージを表示するか否かを判断しているので、空調管理されたオフィス環境などでは、用紙搬送性、排紙積載性を維持しつつ、確認メッセージを表示することなく印刷を行うことが可能となる。
また、用紙搬送性、排紙積載性に影響を与える条件の時のみ、確認メッセージを表示することで、高湿環境での用紙搬送性、排紙積載性の向上を図ることが可能となる。
〔第3実施形態〕
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、除湿ヒータ300を駆動して印刷ジョブを処理する例である。なお、各ステップは、CPU1000がROM1001記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、第1実施形態に示すステップと異なる処理を説明し、同様のステップの処理については説明を省略する。
図7において、CPU1000が外部機器1100からの印刷情報をI/F260を介して受信するとフローチャートの処理が開始される。
CPU1000は、画像形成装置が設置される居室等の環境状態を環境検知手段として機能する環境センサ230で検知し、当該検知結果に基づき、除湿ヒータ駆動部310を制御し、除湿ヒータ300の通電を制御している。
そこで、S101に続く、S301で、CPU1000が除湿制御のため除湿ヒータ300の駆動有無を判断する。ここで、除湿ヒータ300が駆動中であるとCPU1000が判断した場合は、CPU1000は、S102以降の処理を実行する。
一方、除湿ヒータ300が駆動されていないとCPU1000が判断した場合は、吸湿の影響がなく、除湿ヒータ300の通電が必要ないと判断されている状態であると判断して、S201から処理をS120に進めて、印刷ジョブの印刷処理を開始する。
このように、除湿ヒータ300の駆動状態に応じて、確認メッセージを表示するか否かを判断しているので、空調管理されたオフィス環境などでは、用紙搬送性、排紙積載性を維持しつつ、確認メッセージを表示することなく印刷を行うことが可能となる。
また、用紙搬送性、排紙積載性に影響を与える条件の時のみ、確認メッセージを表示することで、高湿環境での用紙搬送性、排紙積載性の向上を図ることが可能となる。
〔第4実施形態〕
図8は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、用紙をカセットにセットする時の制御例である。なお、各ステップは、CPU1000がROM1001記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
CPU1000は標準カセット開閉検知部104とオプションカセット開閉検知部114により、常時、標準カセット100とオプションカセット110の開閉状態を監視している。
そこで、本実施形態では、S401で、CPU1000が標準カセット100とオプションカセット110のいずれかがオープン(開状態)しているかどうかを標準カセット開閉検知部104とオプションカセット開閉検知部114の出力状態から判断する。ここで、標準カセット開閉検知部104とオプションカセット開閉検知部114がオープンしているとCPU1000が判断した場合、処理をS402へ進める。
S402では、CPU1000が操作部250で設定されている各給紙口への除湿ヒータ300の接続状態の判断を行う。ここで、全ての給紙口あるいは、いずれかの給紙口に除湿ヒータ300が接続されているとCPU1000が判断した場合は、処理をS403に進める。
一方、S402で、全ての給紙口に除湿ヒータ300が接続されていないとCPU1000が判断した場合は、本処理を終了する。
S403では、CPU1000が開かれたカセットに除湿ヒータ300が接続されているか否かを判断する。ここで、開かれたカセットに除湿ヒータ300が接続されているとCPU1000が判断した場合は、本処理を終了する。
一方、S403で、開かれたカセットに除湿ヒータ300が接続されていないと判断した場合は、処理をS404へ進める。
S404で、CPU1000は、図5の(c)に示すUI画面を用いて操作部250に「薄紙は、除湿ヒータのあるカセットにセットすることをお奨めします。」とメッセージを表示する。
図5の(c)には、除湿ヒータ300が接続されているカセットが表示される。本実施形態では、カセット2が表示される例を示す。
S405では、CPU1000が、図5の(c)のUI画面において、「確認」ボタンが押されたか否かを判断する。ここで、CPU1000は、「確認」ボタンがユーザにより押されるまでは、S404における確認メッセージの表示を継続するように表示制御を行う。
そして、S405で、「確認」ボタンが押されたとCPU1000が判断した場合、本処理を終了する。
以上のように、除湿ヒータ300のない給紙口のカセットに用紙をセットした場合、薄紙を除湿ヒータ300のある給紙口にシートをセットすることをユーザに促すメッセージを表示する。なお、除湿ヒータのある給紙口にシートをセットする方法としては、除湿ヒータのある給紙口にあるカセットにシートのみを移すか、薄紙が収納されたカセットを除湿ヒータのある給紙口に移す方法がある。
このようにすることで、薄紙を除湿ヒータ300が設けられた給紙口に用紙をセットすることを促すことで、用紙搬送性、排紙積載性が低下しないように、ユーザによる用紙のセット操作を誘導することが可能となる。その結果、吸湿による影響のある薄紙であっても、用紙搬送性、排紙積載性の向上を図ることが可能となる。
本実施形態では、吸湿による影響がある紙種として、薄紙を例として上げたが、これに限定したものではない。吸湿による影響があるシートを除湿ヒータが設けられる給紙口シートをセットさせることを誘導すれば良い。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
100 標準カセット(カセット1)
104 標準カセット開閉検知部
110 オプションカセット(カセット2)
114 オプションカセット開閉検知部
230 環境センサ
250 操作部
300 除湿ヒータ
1000 CPU

Claims (7)

  1. シートを収容した給紙手段を装着する複数の給紙口を有する画像形成装置であって、
    いずれかの給紙口に設けられ、当該給紙口に装着される給紙手段を加熱して収容されたシートを除湿する除湿手段と、
    印刷情報に設定されるシート種別を指定する印刷モードが特定のモードである場合、前記除湿手段が設けられた給紙口から給紙することを促す第1のメッセージを表示手段に表示する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示手段に表示された第1のメッセージに対する応答を受けて、シートを前記除湿手段が設けられた給紙口に装着することを促す第2のメッセージを表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シートを収容する給紙手段の湿度を検知する検知手段を有し、
    前記検知手段が検知した湿度パーセントが所定の値以上である場合、前記判断手段が指定された給紙口に前記除湿手段が設けられず、かつ、給紙するシートの種別が除湿すべきシート種別に該当するかどうかを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置が設置される環境状態を検知する環境検知手段と、
    前記環境検知手段が検知する環境状態に応じて、前記除湿手段の駆動を制御する除湿制御手段と、を有し、
    前記除湿制御手段が前記除湿手段を駆動している場合、前記判断手段が指定された給紙口に前記除湿手段が設けられず、かつ、給紙するシートの種別が除湿すべきシート種別に該当するかどうかを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記除湿手段が設けられていない給紙口に前記給紙手段が装着された場合、給紙するシートの種別が除湿すべきシート種別である場合は、前記制御手段は、当該給紙手段を前記除湿手段が設けられた給紙口に装着することを促す第3のメッセージを表示手段に表示することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. シートを収容した給紙手段を装着する複数の給紙口を有する画像形成装置の制御方法であって、いずれかの給紙口に装着される給紙手段を加熱して収容されたシートを除湿する除湿手段が設けられ、印刷情報に設定されるシート種別を指定する印刷モードが特定のモードである場合、前記除湿手段が設けられた給紙口から給紙することを促す第1のメッセージを表示手段に表示する制御工程を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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