JP4705368B2 - 無人受付システム - Google Patents

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本発明は、消費者金融会社等の金融機関において、無人店舗での契約受付を行う無人受付システムに関する。
近年、銀行や消費者金融会社等の金融会社において、契約受付業務を無人店舗で行うサービスが提供されている。このサービスは、契約担当者を配置しない小規模の無人店舗により運用可能であり、金融会社にとっては、人件費の削減や店舗数の拡大を可能とし、且つ顧客獲得の増加が期待できるといった利点がある。一方、利用者にとっても、他者との接触を避けられるため、プライバシー保護といった利点がある。このように、金融会社と利用者の双方にとってのメリットが大きく、無人契約受付サービスの需要は年々高まっている。
無人契約受付サービスは、運用監視センタに設置された監視端末と、複数の無人店舗に設置された契約端末と、両者を接続する通信回線を利用して提供される。運用監視センタには契約内容の審査を行うオペレータ(契約担当者)が配置されており、契約端末から送信されたデータに基づいて利用者の審査を行う。この審査は、返済能力がない利用者、個人情報を偽った悪意の利用者からの申し込みを受け付けないようにするためにある。審査に用いられるデータとしては、利用者の個人情報(氏名、住所、自宅電話番号、勤務先、収入、パスポートや運転免許証の読み取り画像)、契約端末のカメラで撮像した利用者の画像等が挙げられる。このように、契約に係る審査業務を運用監視センタが集中して担うことで、無人店舗を利用した無人契約受付サービスを提供している。
特開平10−240819号公報
上述したように、無人契約受付サービスにおいてもオペレータによる審査が必要であるため、サービスの営業時間は例えば9時から20時までとなっており、20時から9時までの閉店時間は無人店舗のへ立ち入りを禁止するように、店舗全体がスケジュール運用されている。
一方、利用者の利便性、金融会社の顧客獲得の面から、24時間体制で無人契約受付サービスを提供できることが望ましい。しかし、この場合、運用監視センタを24時間体制としなければならず、運用コストの面で不利益が生じる。
また、夜間に無人店舗を開放してしまうと、利用者の安全面において問題が生じる虞がある。さらには、窃盗、悪戯、居住行為等、契約以外の目的で無人店舗へ立ち入られる可能性もある。
このようなことが、24時間体制での無人契約受付サービスの普及を阻む要因となっていた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、安全且つ低コストで24時間の無人契約受付を可能とした無人受付システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明による無人受付システムは、通信網を介して携帯電話から信号を受信する受信手段と、受信した信号から携帯電話の固有の識別情報を抽出する抽出手段と、抽出した識別情報を記憶する記憶手段と、利用者が申し込みを行う受付領域の出入りを物理的に規制し、識別番号が抽出された場合に規制を解除する通行規制手段と、申し込みの際に利用者によって操作され、識別情報を含む申し込み情報を入力する入力手段と、 少なくとも入力された識別情報と記憶している識別情報とを照合して一致する場合に申し込みを受理する受理手段と、申し込みを受理するか否かを示す受理結果を利用者に通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、無人受付サービスの利用者は、無人店舗に入場する際に携帯電話の識別情報(電話番号、製造番号等)を通知しなければならない。また、契約申し込みを受理させるためには、入場した際に利用した携帯電話の識別情報を入力しなければならない。したがって、身元を知られたくないような悪意の利用者による入場及び契約を抑制することができる。
また、上記無人受付システムにおいて、さらに、抽出手段が前記識別情報を抽出した後所定時間以内に前記契約申し込みの開始操作が前記入力手段に入力されない場合、前記受付領域へ入場した利用者に対して退出勧告を促す警告手段を備える。
上記構成によれば、無人店舗に入場したにも拘らず契約申し込みをするための操作が検出されない場合には、入場した利用者に対して警告を発する。よって、契約申し込みの意思がない悪意の利用者が、無人店舗内に居座ったりする行為を制止することができる。
また、上記無人受付システムにおいて、さらに、通行規制手段を通過して受付領域からの退場を検知する退場検知手段を備え、抽出手段が識別情報を抽出した後所定時間以内に退場検知手段が退場を検知した場合、識別情報記憶手段に記憶された識別情報を消去する。
上記構成によれば、入場したものの何らかの理由で契約申し込みをせずに退場する利用者を悪意の利用者としては認識せず、次の利用者を待機するため、また、個人情報の保護のため、受付のために記憶していた携帯電話の識別番号を消去する。
また、上記無人受付システムにおいて、さらに、通行規制手段を通過して受付領域への入場を検知する入場検知手段を備え、抽出手段が識別情報を抽出した後所定時間以内に入場検知手段が入場を検知しない場合、識別情報記憶手段に記憶された識別情報を消去する。
また、上記構成によれば、携帯電話の識別番号が通知されたにも拘らず所定時間入場を検知しない場合は、誤った発信により通知された識別番号である可能性があるため、次の利用者を待機するため、また、個人情報の保護のため、受付のために記憶していた携帯電話の識別番号を消去する。
また、本発明による無人受付システムは、通信網を介して運用監視センタ及び携帯電話と通信する通信手段と、携帯電話からの受信信号から当該携帯電話の固有の識別情報を抽出する抽出手段と、抽出した識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、運用監視センタの営業時間帯を記憶する時間帯記憶手段と、利用者が申し込みを行う受付領域の出入りを物理的に規制する通行規制手段と、申し込みの際に利用者によって操作され、識別情報を含む申し込み情報を入力する入力手段と、少なくとも入力された識別情報と記憶している識別情報とを照合して一致する場合に申し込みを受理する受理手段と、申し込みを受理するか否かの受理結果を利用者に通知する通知手段とを備え、営業時間帯においては、通行規制手段による規制を解除状態に保持し、申し込み情報を運用監視センタへ送信するとともに運用監視センタから当該申し込みに対する受理結果を受信して当該受理結果を利用者に通知し、営業時間帯以外においては、通行規制手段による規制を施錠状態に保持し、携帯電話からの受信信号から識別情報を抽出すると規制を解除するとともに当該識別情報を記憶し、申し込み情報に含まれる識別情報が記憶している識別情報と一致する場合に当該申し込みを受理して受理結果を利用者に通知することを特徴とする。
上記構成によれば、運用監視センタの営業時間帯はオペレータによる審査を経て契約申し込みを受理する。一方、運用監視センタの非営業時間帯においては、オペレータによる審査ができないため、無条件に無人店舗を開放せずに入場の制限、契約申し込みの制限を利用者が所持する携帯電話の識別番号を用いて行う。よって、善意の利用者に対しては過度の制限を与えず、かつ、悪意の利用者を抑制することができ、営業時間帯及び非営業時間帯での無人受付サービスの提供が可能となる。
本発明によれば、不特定の人が利用する無人店舗において、店舗への出入りをフレキシブルに規制し悪意の利用者の入場を抑止することにより、安全且つ低コストで24時間の無人契約受付サービスを提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無人契約システム全体の構成図である。
本発明の一実施形態の無人契約受付サービスは、運用監視センタに設置された監視端末1、無人店舗に設置され、監視端末2と通信網により接続された契約端末2、契約端末2により制御されて無人店舗への出入りを規制する電気錠付き扉3、利用者が所持する携帯電話4を用いて構成される。監視端末1は、通信網を介して複数の契約端末と通信可能であり、運用監視センタに配備されたオペレータ等によって無人契約受付サービスを集中管理する。
本発明の一実施形態に係る無人契約システムの特徴として、日中は監視端末1、契約端末2により運用監視センタを利用した無人契約受付サービスを提供し、夜間は無人店舗の契約端末2、電気錠付き扉3、携帯電話4により運用監視センタを利用せずに無人契約受付サービスを提供する。
図2は、監視端末1及び契約端末2の外観の一例を示す図である。
監視端末1において、10は契約端末2から受信した各種データを表示するCRTディスプレイ等の表示部である。12は表示内容の切り替えや審査結果等、監視端末1を操作するためのキーボード等の入力部である。14はオペレータと利用者間で音声のやり取りを行うためのスピーカとマイクを備えたヘッドセットである。
また、契約端末2において、20は操作画面を表示するためのタッチパネルディスプレイ等の表示部である。21は申し込みに必要な利用者情報を入力するためのテンキー等の入力部である。ここで、入力部21はタッチパネルディスプレイの操作を認識する機能を含む。22は利用者の声を収集するマイク、23は利用者にオペレータの指示等を音声で伝えるスピーカはである。24は契約端末2の前面にいる利用者を撮像するカメラである。25は写真が添付された運転免許証やパスポート等の身分証明書や、手書きの申し込み用紙等を載置し、読取操作に応じて載置された書類をスキャニングする画像読取部である。26は申し込みが受理された場合にカードを発行するカード発行部である。
図3は、契約端末2についての各種機能を説明する機能ブロック図である。
契約端末2は、表示部20、入力部21、マイク22、スピーカ23、カメラ24、画像読取部25、カード発行部26、電気錠付き扉3と接続され、各部と通信・制御を行う制御部200を備える。
制御部200において、202は契約端末2全体を制御するMPUである。204は通信網を介して運用監視センタに設置された監視端末との通信を行う通信制御手段である。また、通信制御手段204は通信網を介して携帯電話4からの通信要求を受け、受信信号から携帯電話4の識別番号を抽出する。携帯電話4の識別番号は、例えば電話番号であり、通信制御手段204は、ナンバーディスプレイサービス等で公知の技術によって、受信信号から発信元電話番号を抽出する。なお、携帯電話4の識別信号としては、携帯電話4との通信により得られる製造番号を用いてもよい。また、携帯電話4を所持する利用者の操作によって送信された暗証番号を併用してもよい。
表示部制御手段206は、タッチパネルディスプレイ等の表示部20を制御し、操作画面を表示・切り替えさせる。入力制御手段208は、テンキーやタッチパネルディスプレイ等の入力部21からの入力情報を制御する。音声制御手段210は、マイク22やスピーカ23を制御する。カメラ制御手段212は、利用者を撮像するためのカメラ24を制御し、動画又は静止画を撮像させる。画像読取手段214は、画像読取部25を制御して載置された書類をスキャニングさせる。カード発行手段216は、カード発行部26を制御する。
電気錠制御手段218は、電気錠付き扉3を制御して電気錠の施解錠を行う。また、電気錠付き扉3が備える電気錠付き扉3の開閉を検知する開閉検知センサ3a及び無人店舗内部にあり電気錠付き扉3を解錠する際に操作される退出ボタン3bの動作信号を入力する。計時手段220は、契約端末2の内部時計であり、タイマ機能を有する。記憶手段222は、各種プログラムやデータを記憶するROM、RAMによって構成される。
ここで、記憶手段222の記憶領域について図4を用いて説明する。
記憶手段222の読み出し・書き出し可能なRAM領域には、運用監視センタの営業時間帯(オペレータ対応時間帯)と非営業時間帯(オペレータ非対応時間帯)が記憶される。例えば、営業時間帯として9:00〜20:00、非営業時間帯として20:00〜9:00を記憶する。また、RAM領域には、入力部21、カメラ24、画像読取部25から入力された入力データ(申し込みに必要な利用者の個人情報)を記憶する。入力データは、契約が完了して監視端末1に送信された後に消去される。また、RAM領域には、通信制御手段204にて抽出した利用者が所持する携帯電話4の識別番号(電話番号)を一時的に記憶する。識別番号データは、後述するタイミングで消去される。
また、読み出しのみ可能なROM領域には、契約端末2を動作させるための運用プログラムが記憶されている。運用プログラムは、契約受付処理に関する各制御手段の動作制御を司るプログラムであり、前述の営業時間帯、非営業時間帯において異なる。MPU202は、計時手段220が営業時間帯である場合には電気錠制御手段218にて電気錠付き扉3を解錠状態に保持し、非営業時間帯である場合には施錠状態に保持し、各時間帯に対応した運用プログラムを実行する。
次に、本発明の一実施形態に係る無人契約システムにおける運用について詳述する。
<営業時間帯における動作>
まず、営業時間帯における無人契約システムの運用フロー及び契約端末2の動作ついて、図5を参照して説明する。
営業時間帯において電気錠付き扉3は解錠状態に保持され、任意の利用者が入場可能となっている。契約の申し込みをしたい利用者は、無人店舗に入場して契約端末2に対向し、表示部20であるタッチパネルディスプレイに触れて申し込み作業を開始する。表示部20は通常待機画面が表示されており、「申し込み開始」ボタンが表示された領域を触れることで申し込み画面に移行する。契約端末2は、入力部21からの入力情報により申し込みの開始操作を検出し、営業時間帯用の運用プログラムに従って契約受付処理を実行する。
契約端末2は、利用者の開始操作を検知すると、通信制御手段204にて運用監視センタに設置された監視端末1に対して自己を識別するアドレスを含む接続要求信号を送信する(S600)。監視端末1は、通信網を介して接続要求信号を受信し(S602)、信号に含まれるアドレスから無人店舗番号及び契約端末番号を認識すると、接続要求を受け入れる旨の応答信号を返信し(S604)、通信を開始する(S606)。契約端末2は、監視端末1からの応答信号を受信すると(S608)、通信を開始する(S610)。
契約端末2は、通信が確立するとカメラ25を駆動して契約端末2の前方の映像(又は所定周期の画像)を撮像し(S612)、監視端末1に常時送出する。また、契約受付処理を開始すべく、基本情報の入力画面を表示部20に表示する。利用者は、タッチパネルディスプレイやテンキー等の入力部21を操作して、氏名、住所、自宅電話番号、勤務先、収入等の契約申し込みの基本情報を入力し、契約端末2は、入力された基本情報を入力処理する(S614)。
次に、契約端末2は、利用者の顔写真が添付された身分証(パスポート、運転免許証)を画像読取部25に載置するよう促す。そして、画像読取部25にて載置された身分証をスキャニングして画像データを生成する(S616)。また、契約端末2は、利用者にカメラ24を注視するよう促し、本人確認用の利用者の顔画像(又は映像)を撮像する(S618)。
ここで、S614〜S618において取得したデータは、記憶手段222に入力データとして記憶される。また、利用者の操作に応じてマイク22、スピーカ23を起動し、運用監視センタのオペレータとの通話を可能とする。
必要な入力データを取得すると、利用者に内容を再度確認した上で運用監視センタへ審査要求するか否かを選択する操作画面を表示させる。利用者が審査要求を選択すると、審査要求信号とともに記憶されている入力データを監視端末1に送信し(S620)、審査結果の受信を待機する。一方、利用者が審査要求を拒否した場合は、記憶したデータを消去して待機画面に戻る。
契約端末2から審査要求が送られると、監視端末1を操作するオペレータは、受信した入力データに基づいて本人確認及び返済能力の有無等、契約条件を満たす利用者であるかを審査し(S622)、審査結果を契約端末2に通知する(S624)。
審査結果を受信した契約端末2は、審査結果が「契約承認」であるか「契約失敗」であるかを判別する(S626)。審査結果が「契約承認」であった場合は、利用者に契約受付完了を通知し(S626)、カード発行部26にてカードを発行した後に契約受付処理を終了する(S628)。一方、審査結果が「契約失敗」であった場合は、利用者にその旨を表示して契約受付処理を終了する(S632)。なお、契約受付処理の終了の際に記憶手段222に記憶している入力データは消去する。
<非営業時間帯における動作>
次に、非営業時間帯における無人契約システムの運用ついて説明する。
従来の無人契約システムでは、運用監視センタにオペレータがいない非営業時間帯は無人契約受付サービスを提供していないが、本発明の一実施形態に係る無人契約システムによれば、非営業時間帯においても悪意の利用者による契約を受け付けず、且つ、利用者の安全を確保して無人契約受付サービスを提供することができる。
非営業時間帯において電気錠付き扉3は施錠状態に保持され、善意の利用者以外の入場を制限する。善意の利用者とは、真に無人店舗を利用して契約申し込みをしようとする人である。窃盗、悪戯、居住行為等の契約以外の目的を持つ人は悪意の利用者は、無人店舗への入場を規制すべき対象として扱う。
通常の出入規制を行うシステムは、利用者が所持する利用者カードのデータを読み取り、予め登録されたデータと一致した場合に入場を許可する。しかしながら、無人契約受付サービスにおいては、これから契約を申し込もうとしている利用者の個人情報を予め登録しておくことはできない。よって、不特定の人について、善意の利用者であるのか悪意の利用者であるのかを判別する必要がある。
上記の目的を達する本発明の一実施形態に係る無人契約システムについて、図6を参照して要点を説明する。
利用者は、施錠状態にある電気錠付き扉3を解錠すべく、所有している携帯電話4の識別番号を契約端末に通知する。契約端末2は、携帯電話4の識別番号を受信すると(S700)、該識別番号を記憶する(S710)。これと同時に、電気錠付き扉3の電気錠を一時解錠する(S720)。利用者は、無人店舗に入り契約端末2を操作し、契約申し込みに必要な事項とともに携帯電話4の識別番号を入力する(S730)。契約端末2は、入力された識別番号と記憶している識別番号とを照合し(S740)、一致した場合に当該申し込みを受理する(S750)。申し込みを受理した後、カードを発行する(S760)。
上述のように、携帯電話4固有の識別番号を通知することにより無人店舗への入場を可能とし、この識別番号を契約締結の条件として利用する。したがって、携帯電話の識別番号(電話番号等)を通知したくないと考える悪意の利用者に対し、無人店舗への入場を抑制するとともに、契約申し込みをさせないようにすることができる。
図7を参照し、非営業時間帯における無人契約システムの運用フロー及び契約端末2の動作ついて詳細に説明する。なお、本実施形態では携帯電話の識別番号として電話番号を用いることとする。
非営業時間帯において、電気錠付き扉3は施錠状態に保持され、利用者の入場を制限している。契約の申し込みをしたい利用者は、所有する携帯電話4を用いて無人店舗に設置された契約端末2に対して発信する。契約端末2の連絡先は、無人店舗の出入口付近に記載しておけばよい。契約端末2は、携帯端末4からの着信を検出し、非営業時間帯用の運用プログラムに従って契約受付処理を実行する。
契約端末2は、着信を検出すると着信信号に含まれる発信元電話番号を抽出する(S800)。電話番号が抽出できない場合、つまり携帯電話4が電話番号非通知に設定されていて着信信号に発信元電話番号が含まれていない場合は、電気錠付き扉3を施錠状態に保ち利用者を入場させない。また、電話番号通知設定にして再度発信するようにアナウンスして通信を切断する(S802)。
S800で発信元電話番号が抽出された場合は、抽出した電話番号を記憶手段222に識別番号データとして記憶し(S804)、電気錠制御手段218にて電気錠付き扉3を一時的に解錠させる(S806)。
利用者は、無人店舗に入場して契約端末2に対向し、表示部20であるタッチパネルディスプレイに触れて申し込み作業を開始する。表示部20は通常待機画面が表示されており、利用者が「申し込み開始」ボタンが表示された領域に触れたことを入力制御手段208で検知すると、申し込み作業の開始操作として認識して申し込み画面に移行する(S808)。
ここで、営業時間帯においては運用監視センタの監視端末1と通信を開始していたが、非営業時間帯においては運用監視センタにオペレータがいないため通信は行わない。
続いて、基本情報入力処理(S810)、画像読取処理(S812)、撮像処理(S814)を施し、取得したデータを記憶手段222に入力データとして記憶する。これらの処理については、営業時間帯における処理(図5のS614〜618)と同様であるため説明は省略する。
契約端末2は、契約申し込みに必要なデータを取得した後、携帯電話4の電話番号を入力するように利用者に指示し、利用者がテンキー又はタッチパネルディスプレイにて入力したデータを入力処理する(S816)。
次に、契約端末2は、記憶手段222に識別番号データとして記憶した電話番号と入力された電話番号が一致しているかを判定し(S818)、一致した場合に契約申し込みを受理する。そして、契約完了を示す情報、記憶している識別番号データ、入力データ等を運用監視センタの監視端末1へ送信する(S820)。送信が完了すると、利用者に契約受付完了を通知し(S822)、カード発行部26にてカードを発行した後に契約受付処理を終了する(S824)。
一方、数回のリトライ入力を経ても電話番号が一致しなかった場合は、善意の利用者として認定することはできないため、契約不成立を示す情報、記憶している識別番号データ、入力データ等を監視端末1へ送信する(S826)。送信が完了すると、表示部20に契約受付を失敗した旨を表示した後に契約受け付け処理を終了する(S828)。なお、契約終了の際に記憶手段222に記憶している入力データ、識別番号データは消去する。
以上のように、本実施形態の無人契約システムによれば、所有している携帯電話4の識別番号を知られることを拒む悪意の利用者による無人店舗への入場、契約の締結を抑制することができ、夜間(非営業時間帯)であっても無人契約受付サービスを提供することができる。
なお、非営業時間帯において発行されたカードは、実際にはオペレータによる審査を受けていいないため、運用監視センタにおいては仮発行状態として登録しておき、審査を経るまでは使用不可とするか、使用限度額を低額に設定しておくとよい。この場合、オペレータは受信データに含まれる携帯電話4の電話番号に連絡し、利用者に審査結果をスムーズに通知することができる。
また、本実施形態の無人契約システムは、上述した契約受付処理に加え、契約以外の目的で無人店舗に入場した悪意の利用者に対抗すべく、入場したにも拘らず契約申し込みを行っていない利用者に対して無人店舗からの退出を勧告し、警備センタ等へ通報する機能(滞留者検知機能)を備える。
図8を参照して、滞留者検知機能について詳細に説明する。
非営業時間帯において、着信した携帯電話4の電話番号を抽出して記憶し、電気錠付き扉3を解錠したとする(図7のS800〜S806)。このとき、契約端末2は、計時手段220にて計時を開始する。そして、所定時間T1(30秒程度)を計時するまでの間、電気錠付き扉3が備える開閉検知センサ3aにて利用者の入場をチェックする(S900、S902)。開閉検知センサ3aが入場を検知せずに所定時間T1が経過した場合(S900−Y)は、計時手段を停止させる(S904)。また、発信元の携帯電話4を所持する人は無人店舗を利用する意思がないとして、記憶手段222に記憶した電話番号を消去するとともに図7に示した契約受付処理を終了させる(S906)。
所定時間T1を計時するまでに利用者が入場した場合(S902−Y)、次に、所定時間T2(>T1:3〜10分程度)を計時するまでに、電気錠付き扉3が備える退出ボタン3bが操作されることにより退出を検知するか、申し込み開始の操作が入力されるかをチェックする(S908、S910、S912)。
所定時間T2が経過するまでに利用者の退出を検知した場合(S908−Y)、入場した利用者は契約申し込みをする意思がないと認識して、上記と同様にS904〜S906を経て終了する。
また、所定時間T2を計時するまでに申し込みの開始操作が検出された場合(S910−Y)は、入場した利用者は契約申し込みの意思があると認識して、記憶手段222に記憶した電話番号を保持したまま、計時手段を停止して終了する(S914)。
また、所定時間T2を計時するまでに利用者の退出が検出されず、かつ、申し込みの開始操作が検出されなかった場合(S912−Y)は、入場した利用者は契約以外の目的(窃盗、悪戯、居住行為等)を持つ悪意の利用者であると認識して、通信制御手段に204にて警備センタ等の所定の通報先に通報する(S916)。また、表示部20、スピーカ23を起動し、警備センタへ通報している旨を報知する等、利用者に対して無人店舗からの退去勧告を行う(S918)。このとき、マイク22、カメラ24を起動して無人店舗内の音声及び映像を記録するのが好ましい。
以上のように、本実施形態の無人契約システムによれば、不特定の人に対する無人店舗への入場をフレキシブルに規制することができるため、夜間(非営業時間帯)であっても安全に無人契約受付サービスを提供することができる。つまり、真に契約申し込みを行おうとする善意の利用者に影響を与えずに、契約以外の目的を持った悪意の利用者を抑制することができる。
なお、本発明における無人契約システムの別の実施形態として、従来から利用されている契約端末とは別に警備装置等の副装置を設け、上述した非営業時間帯に特有の機能を副装置に備えるように構成してもよい。これにより、無人店舗に設置された既存の契約端末を利用して非営業時間帯における無人契約受付サービスが提供できる。
この場合、副装置に、携帯電話からの信号を受信して識別番号を抽出する通信制御手段204に相当する機能、電気錠付き扉3を制御する電気錠制御手段218に相当する機能、営業時間帯、非営業時間帯における運用プログラムや抽出した識別番号を記憶する記憶手段222に相当する機能、契約端末と通信する機能を備えるとともに、契約端末に入力された識別番号を受信して記憶している識別番号と照合し、照合結果を契約端末に送信する機能を持たせることで実現することができる。
また、上記実施形態においては、運用監視センタの営業時間帯と非営業時間帯とで異なる運用によって無人契約受付サービスを提供していたが、24時間体制で上述した非営業時間帯の運用によって無人契約受付サービスを提供するように本発明の無人契約システムを構成することもできる。
本発明の一実施形態に係る無人契約システム全体の構成図である。 監視端末1及び契約端末2の外観の一例を示す図である。 契約端末2についての各種機能を示す機能ブロック図である。 記憶手段222の記憶領域について示す図である。 営業時間帯における無人契約システムの運用フロー及び契約端末2の動作を示す図である。 非営業時間帯における無人契約システムの主要動作を示す図である。 非営業時間帯における無人契約システムの運用フロー及び契約端末2の動作を示す図である。 非営業時間帯における滞留者検知処理を示す図である。
符号の説明
1…監視端末
10…表示部
12…入力部
14…ヘッドセット
2…契約端末
20…表示部
21…入力部
22…マイク
23…スピーカ
24…カメラ
25…画像読取部
26…カード発行部
200…制御部
202…MPU
204…通信制御手段
206…表示制御手段
208…入力制御手段
210…音声制御手段
212…カメラ制御手段
214…画像読取制御手段
216…カード発行制御手段
218…電気錠制御手段
220…計時手段
222…記憶手段

Claims (4)

  1. 金融会社における受付業務を無人店舗にて実施する無人受付システムにおいて、
    通信網を介して運用監視センタ及び携帯電話と通信する通信手段と、
    前記携帯電話から受信した信号から当該携帯電話の固有の識別情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出した識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記運用監視センタの営業時間帯を記憶する時間帯記憶手段と、
    利用者が申し込みを行う受付領域の出入りを物理的に規制する通行規制手段と、
    申し込みの際に利用者によって操作され、前記識別情報を含む申し込み情報を入力する入力手段と、
    少なくとも前記入力された識別情報と前記記憶している識別情報とを照合して一致する場合に申し込みを受理する受理手段と、
    申し込みを受理するか否かの受理結果を利用者に通知する通知手段とを備え、
    前記営業時間帯においては、前記通行規制手段による規制を解除状態に保持し、前記申し込み情報を前記運用監視センタへ送信するとともに前記運用監視センタから当該申し込みに対する受理結果を受信して利用者に通知し、
    前記営業時間帯以外においては、前記通行規制手段による規制を施錠状態に保持し、前記携帯電話から受信した信号から前記識別情報を抽出すると前記規制を解除するとともに当該識別情報を記憶し、前記申し込み情報に含まれる識別情報が前記記憶している識別情報と一致する場合に当該申し込みを受理する旨の受理結果を利用者に通知することを特徴とする無人受付システム。
  2. さらに、前記抽出手段が前記識別情報を抽出した後所定時間以内に前記申し込みの開始操作が前記入力手段に入力されない場合、前記受付領域へ入場した利用者に対して退出を勧告する警告手段を備える請求項1に記載の無人受付システム。
  3. さらに、前記通行規制手段を通過して前記受付領域からの退場を検知する退場検知手段を備え、
    前記抽出手段が前記識別情報を抽出した後所定時間以内に前記退場検知手段が退場を検知した場合、前記識別情報記憶手段に記憶された前記識別情報を消去する請求項1又は2に記載の無人受付システム。
  4. さらに、前記通行規制手段を通過して前記受付領域への入場を検知する入場検知手段を備え、
    前記抽出手段が前記識別情報を抽出した後所定時間以内に前記入場検知手段が入場を検知しない場合、前記識別情報記憶手段に記憶された前記識別情報を消去する請求項1乃至3に記載の無人受付システム。
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