JP4705227B2 - 防汚性繊維構造物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、難燃性、耐光性に優れた防汚性繊維構造物に関するものであり、特に空気中に浮遊する大気汚染物質に対して防汚性を有する防汚性繊維構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の排気ガスや工場から排出される煤煙等などの影響で大気汚染が進み、窓から室内に流れ込む大気汚染物がカーテンや車両シート用ハーフカバーなどを汚染する黒ずみ汚れが、特に白物や淡色のものについて問題となっている。また、これら黒ずみ汚れは紫外線による黄変や変色によって更に助長されるため、長期間使用され、洗濯頻度の少ないものについては大きな問題であった。
【0003】
従来、繊維構造物の防汚性向上には、フッ素系化合物や親水基を含有したフッ素系化合物、シリコーン系化合物からなる撥水撥油剤で処理する方法や、ポリエチレングリコールなどの親水性樹脂で処理する方法などが提案されている。しかしながら、これらはいずれも水性汚れ、油性汚れなどの液状汚れ、または洗濯時の再汚染を防止するために提案されたものであり、大気汚染物質のような乾燥状態の粒子系物質による黒ずみ汚れについては防汚性はなく、逆に汚れがつきやすいという状況であった。
【0004】
また、ポリエステル系繊維構造物に難燃性を付与する方法としては、ハロゲン化合物などをポリエステル繊維内に吸尽させる方法が提案されている。ハロゲン化合物のうち、テトラブロモシクロオクタン、ヘキサブロモシクロドデカンなどの脂環族臭素化合物はC−Brの結合エネルギーが小さく、難燃効果は優れるものの耐熱性が低く、紫外線による劣化、黄変が大きいものであった。
【0005】
また、デカブロモジフェニルオキサイドやテトラブロモビスフェノールA−ビス(2,3−ジブロモプロピル)エーテルなどの芳香族臭素化合物は C−Brの結合エネルギーが大きく、耐熱性に優れ、紫外線による劣化、黄変が少ないが難燃効果が劣るものであった。
【0006】
また、ポリエステル系繊維の耐光性を向上させるものとして、紫外線吸収剤、特にベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤をポリエステル繊維内に導入する方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、難燃性、耐光性、防汚性の3者を満足いくレベルで兼ね備えたポリエステル系繊維を得ることは難しく、高い耐光性を得るために紫外線吸収剤を多用すると難燃性が低下し、防汚性を向上させるためにフッ素系化合物やシリコーン系化合物を多用しても難燃性が低下し、また、高い難燃性を得ようと脂環族臭素化合物を難燃剤として用いると耐光性が低下するという相反する性能を示すためである。
【0008】
本発明は、かかる現状に鑑み、難燃性、耐光性に優れ、防汚性特に黒ずみに対して優れた効果を発揮する防汚性繊維構造物を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用する。すなわち、本発明の防汚性繊維構造物は、L値80以上の淡色物であるポリエステル系繊維の単繊維内部に燐系化合物としてのトリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェートを含み、かつ、該単繊維表面に下記化学式[I]で示される変性オルガノシリケートおよび下記化学式[II]で示される三官能シロキサンから選ばれた少なくとも1種を必須構成単位とする変性オルガノシリケートが付着していることを特徴とする大気汚染物質に対する防汚性繊維構造物からなる。
【0010】
【化4】
【0011】
【化5】
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、前記課題、つまり難燃性、耐光性に優れ、防汚性特に黒ずみに対して優れた効果を発揮する防汚性繊維構造物について、鋭意検討し、単繊維内部に燐系化合物を含ませておき、かつ、該単繊維表面に特定の変性オルガノシリケートを付着させてみたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明したものである。
【0013】
本発明の繊維構造物を構成する繊維は、ポリエステル系繊維である。本発明でいうポリエステル系繊維とは、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートやこれらを主成分とした共重合ポリエステル系繊維であり、ポリアミド系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリエチレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、フッ素系繊維、アラミド系繊維等の合成繊維、レーヨン、アセテート等の半合成繊維、木綿、羊毛、絹、麻等の天然繊維等が混紡、混繊されていてもよく、かかる繊維からなる織物、編物、不織布、ロープ、紐等例示される。
【0014】
本発明でいう燐系化合物としてのトリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェートは、難燃性を示し紫外線吸収が少ない燐系化合物であり、下記化学式[III ]で示される臭素含有燐系化合物の一種である。
【0015】
【化6】
【0016】
この臭素含有燐系化合物は、高い難燃性および耐光性を示し、大気汚染物質による黒ずみ防汚性を阻害しない優れた効果を発揮し、特にトリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェートは、黒ずみ防汚性を阻害しないという点で、最も有効であることを見いだしたものである。
【0017】
かかる燐系化合物を繊維内部に含有するポリエステル系繊維を得る方法については、特に限定されるものではなく、該燐系化合物を含む溶液にポリエステル系権威構造物を浸漬させ、110〜140℃で浴中処理し、繊維内部へ吸尽させる方法や、該燐系化合物を含む溶液をポリエステル繊維構造物に付着させ160〜220℃で熱処理し、繊維内部に吸尽させる方法などの手段を採用することができる。ポリエステル繊維構造物に該燐系化合物を含む溶液を付着させる方法については特に限定されるものではなく、パッディング法、スプレー法、コーティング法などの方法を採用することができる。
【0018】
かかる燐系化合物は、ポリエステル系繊維内部に繊維重量に対して、0.5〜10.0重量%含有されていることが好ましく、特に1.0〜9.0重量%含有されていることが好ましい。0.5重量%未満であると十分な難燃性が得られず、10重量%を越えても難燃性がさらに向上するものではない。
【0019】
本発明は、かかる燐系化合物を含有したポリエステル系繊維の表面に、さらに変性オルガノシリケートを付着させた繊維構造物である。
【0020】
本発明でいう変性オルガノシリケートは、主鎖の−(Si−O)n−に炭化水素基を導入させた有機シロキサンが含まれる、下記化学式[I]および[II]で示されるものである。かかる化学式で示される化合物は、各々が単独で繊維表面に付着していてもよく、混合された状態でも何ら差し支えない。また、混合される割合は特に限定されるものではない。
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
かかる化学式のR1 、R3 は同種であってもよく、あるいは異種であってもよい。かかる有機シロキサンは、分子量が1000〜100000であるのが好ましく、水分除去後にレジン被膜になるものが好ましく使用される。
【0024】
かかる変性オルガノシリケートは、繊維重量に対して0.1〜5.0重量%付着していることが好ましい。0.1重量%未満であれば、黒ずみ防汚効果が十分でなく、また、5.0重量%を越えても防汚効果の向上程度が小さく、コストアップや風合いの粗硬化をまねくことがあり得るためである。
【0025】
本発明のごとく表面に変性オルガノシリケートが付着した繊維構造物を得る方法は特に制限はないが、水中あるいは溶剤中に分散させた溶液に繊維構造物を浸漬し、目標とする付着量になるようにマングル等で絞り、熱処理する方法が好ましい。
【0026】
本発明の防汚性繊維構造物は、撥水性をもつ必要がなく、本発明でいう防汚効果は単なる繊維表面の撥水撥油機構で発揮せしめるものではない。
【0027】
黒ずみ汚れが問題となるのは、淡色のものであり、特に白物は、黒ずみ汚れが顕在化し易い。すなわち、本発明の防汚性繊維構造物は、L値が80以上の淡色のものについて、より効果を発揮するものであり、繊維重量に対し1.0重量%以下の染料で染色されたもの、または、蛍光増白剤で染色されたものにおいて、優れた防汚効果を発揮する。ここでいう染料は、特に限定されるものではなく、分散染料、カチオン染料、酸性染料、反応染料等で染色されたものを使用することができる。
【0028】
また、前記蛍光増白剤としては、特に限定されるものではなく、スチルベン系、オキサゾール系、ナフラルイミド系、クマリン系、ヒラゾリン系蛍光増白剤などが挙げられる。中でも、オキサゾール系蛍光増白剤であるNikkabright 8720 V−01(S)が耐光性が高く好ましい。
【0029】
これらは常法の染色条件で染色されていればよく、100〜140℃の浴中で処理する方法や、該染料、蛍光増白剤含有溶液を該繊維構造物に付与した後、140〜220℃で熱処理するサーモゾール法などが採用される。この時、難燃効果を有するかかる臭素含有燐系化合物を該染料、蛍光増白剤と同時に処理されていても何ら問題ない。
【0030】
本発明による防汚性繊維構造物は、カーテン、レースカーテン、車両用カーテン、車両シート用ハーフカバー等の難燃性、耐光性を必要とするインテリア用途に好ましく使用することができる。
【0031】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
なお、実施例、比較例中の生地はボイルカーテン(タテ/ヨコ;75D−36F)を用いた。
上記生地を180℃×20秒の生機セットを行い、80℃×10分の条件で湯洗いを行った後、試験に供した。
【0032】
また、実施例および比較例に示す性能は次の方法で測定した。
<防汚性>
手順1:ポリエチレン袋(20リットル)にJIS Z 8901に規定された試験用ダスト15種を0.7gと、タテ10cm、ヨコ15cmの試験用サンプルを6枚入れ、20℃×65%RHの空気で袋を膨らませ10リットルに調整し、袋を閉める。
手順2:かかるポリエチレン袋をICIピリング試験機のボックスに入れ10分間回転させる。
手順3:試験用サンプルを取り出し振り払い、表面の余分な汚れを払い落とし、試験用サンプルのL値を測定する(MINOLTA SPECTOROPHOTOMETER CM−3700d 光源C 2度で測定)。
手順4:試験用サンプルをJIS L 1096(103法)で1回洗濯し、乾燥後L値を測定する。
手順5:手順1〜4を3回繰り返す。
L値が高いほど、黒ずみ防汚性が良好といえる。
【0033】
<難燃性>
本発明品および本発明品を5回水洗濯、ドライクリーニング5回したものについてJIS L 1091 A−1法(ミクロバーナー法)、JIS L 1091 D法(コイル法)にて評価した。
ミクロバーナー法では、1分間加熱、着炎後3秒加熱ともに残炎が3秒以内、残じんが5秒以内、炭化面積は、30cm2 以内のものを○とした。
コイル法においては、接炎回数が3回以上であるものを○とした。
【0034】
(水洗濯)
洗濯:60±2℃×15分(JIS K 3371 弱アルカリ性・第1種洗剤1g/l)、浴比1:40
すすぎ:40±2℃×5分×3回
脱水:遠心脱水2分
乾燥:熱風乾燥60±5℃
上記を1サイクルとし、計5サイクル行う。
【0035】
(ドライクリーニング)
30℃±2℃×15分
試料1gにつきテトラクロロエチレン12.6ml、チャージソープ(ノニオン活性剤1g、アニオン活性剤1g、水0.1ml)0.265g
上記を1サイクルとし、計5サイクル行う。
【0036】
<耐光性>
JIS L 0842に従って、63℃×160時間後、変退色用グレースケールで判定し、4級以上のものを○、未満のものを×とした。
【0037】
実施例1、2、3
試験布を表1の臭素含有燐系難燃剤およびオキサゾール系蛍光贈白剤を135℃×50分間浴中処理、80℃でソーピングした後、乾燥した。次いで表1の変性オルガノシリケートを実施例1においてはTX−10−69A(共栄社化学( 株) 製)、実施例2においてはTSG−808(高松油脂( 株) 製)、実施例3においてはTX−10−69AおよびTSG−808の混合液をピックアップ90%になるように調整し、パッディング後、130℃で乾燥、160℃で熱処理を行った。
評価結果を表2に示す。
実施例1、2、3共に難燃性、耐光性共に高い数値を示し、黒ずみ汚れのほとんどない黒ずみ防汚性に優れた布帛が得られた。
【0038】
実施例4
試験布を表1の臭素含有燐系難燃剤および分散染料を135℃×50分間浴中処理、80℃でソーピングした後、乾燥した。次いで表1の変性オルガノシリケートをピックアップ90%になるように調整し、パッディング後、130℃で乾燥、160℃で熱処理を行った。
評価結果を表2に示す。
難燃性、耐光性共に高い数値を示し、黒ずみ汚れのほとんどない黒ずみ防汚性に優れた布帛が得られた。
【0039】
実施例5
表1の臭素含有燐系難燃剤およびオキサゾール系蛍光贈白剤をピックアップ90%になるように調整し、試験布をパッディング後、130℃で乾燥し、190℃で熱処理を行った。次いで表1の変性オルガノシリケートをピックアップ90%になるように調整し、パッディング後、130℃で乾燥、160℃で熱処理を行った。
評価結果を表2に示す。
難燃性、耐光性共に高い数値を示し、黒ずみ汚れのほとんどない黒ずみ防汚性に優れた布帛が得られた。
【0040】
比較例1
試験布を表1のオキサゾール系蛍光増白剤を135℃×50分間浴中処理した後、乾燥した。
評価結果を表2に示す。
耐光性は高い数値を示したが、難燃性が無く、全体に黒ずみ汚れが見られた。
【0041】
比較例2
試験布を表1のオキサゾール系蛍光増白剤を135℃×50分間浴中処理した後、乾燥した。次いで表1の変性オルガノシリケートをピックアップ90%になるように調整し、パッディング後、130℃で乾燥、160℃で熱処理を行った。
評価結果を表2に示す。
耐光性、黒ずみ防汚性は高い数値を示したが、難燃性は無かった。
【0042】
比較例3
試験布を表1の臭素含有燐系難燃剤およびオキサゾール系蛍光贈白剤を135℃×50分間浴中処理、80℃でソーピングした後、乾燥した。
評価結果を表2に示す。
難燃性、耐光性は高い数値を示したが、全体に黒ずみ汚れが見られた。
【0043】
比較例4
表1の脂環族臭素化合物である難燃剤およびオキサゾール系蛍光贈白剤をピックアップ90%になるように調整し、試験布をパッディング後、130℃で乾燥し、190℃で熱処理を行った。次いで表1の変性オルガノシリケートをピックアップ90%になるように調整し、パッディング後、130℃で乾燥、160℃で熱処理を行った。
評価結果を表2に示す。
難燃性は高い数値を示したが、耐光性が非常に悪く、黒ずみ防汚性を低下させた。
【0044】
比較例5
表1の脂環族臭素化合物である難燃剤およびオキサゾール系蛍光贈白剤をピックアップ90%になるように調整し、試験布をパッディング後、130℃で乾燥し、190℃で熱処理を行った。次いで表1の変性オルガノシリケートをピックアップ90%になるように調整し、パッディング後、130℃で乾燥、160℃で熱処理を行った。
評価結果を表2に示す。
難燃性は高い数値を示したが、耐光性は実施例1に劣り、黒ずみ防汚性を阻害するものであった。
【0045】
比較例6
表1の芳香族臭素化合物である難燃剤およびオキサゾール系蛍光贈白剤をピックアップ90%になるように調整し、試験布をパッディング後、130℃で乾燥し、190℃で熱処理を行った。次いで表1の変性オルガノシリケートをピックアップ90%になるように調整し、パッディング後、130℃で乾燥、160℃で熱処理を行った。
評価結果を表2に示す。
耐光性は高い数値を示したが、難燃耐久性を付与できず、黒ずみ防汚性も実施例5に劣るものであった。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、高い難燃性、耐光性、黒ずみ防汚性を兼ね備えた安全かつ清潔な繊維構造物を提供することができる。
Claims (5)
- 該燐系化合物としてのトリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェートが、繊維重量に対して0.5〜10.0重量%含有されていることを特徴とする請求項1に記載の防汚性繊維構造物。
- 該変性オルガノシリケートが、繊維重量に対して0.1〜5.0重量%付着しているものである請求項1または2に記載の防汚性繊維構造物。
- 該繊維構造物が、繊維重量に対し1.0重量%以下の染料で染色されているものである請求項1〜3のいずれかに記載の防汚性繊維構造物。
- 該繊維構造物が、カーテン、レースカーテン、車両用カーテンまたは車両シート用ハーフカバーである請求項1〜4のいずれかに記載の防汚性繊維構造物。
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