JP4704746B2 - D/a変換器及びδσa/d変換器 - Google Patents

D/a変換器及びδσa/d変換器 Download PDF

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Description

本発明は、D/A変換器、特にマルチビットD/A変換器とそれを用いたΔΣA/D変換器に関する。
従来よりスイッチトキャパシタを用いたD/A変換器は、ΔΣD/A変換器や、ΔΣA/D変換器などに広く用いられている。
この従来のスイッチトキャパシタを用いたD/A変換器について図面を用いて説明する。まず、全体の構成から説明する。図13は、従来の1ビットD/A変換器のブロック図である。クロックジェネレータ131は、2相のクロックφ1、φ2を生成し、その2相クロックに同期した1ビットのディジタルデータを入力し、スイッチトキャパシタ部133を制御するためのクロック信号を生成する。基準電圧発生部132は、D/A変換の基準となる電圧を発生し、スイッチトキャパシタ部133に供給する。スイッチトキャパシタ部133は、クロックジェネレータ131の生成するクロック信号を受けて、内部に設けられた容量とスイッチにより、基準電圧発生部132から供給された基準電圧を容量に充電し、出力端子OUTP、OUTNへ充電した電荷を放電する。なお、OUTP、OUTNは相補出力となっており、OUTP端子から電荷を放電するときは、そのOUTP端子から放電した電荷と同等の電荷をOUTN端子から吸い込む。また、OUTN端子から電荷を放電するときは、同等の電荷をOUTP端子から吸い込む。
次に、上記従来のD/A変換器のスイッチトキャパシタ部の具体的な回路構成とその動作を説明する。図14は、そのスイッチトキャパシタ部の回路図であり、図15はそのタイミングチャートである。図14に示すスイッチトキャパシタ部は、SWP1、SWP2からなる第1のスイッチ、SWP3、SWP4、SWP5からなる第2のスイッチ、SWN1、SWN2からなる第3のスイッチ、SWN3、SWN4、SWN5からなる第4のスイッチ、第1のコンデンサーC1、第2のコンデンサーC2からなる。
次に、図14のスイッチトキャパシタ部の動作を、タイミングチャート図5を用いて説明する。φ1が立ち上がると、スイッチSWP1、SWP3、SWN1、SWN3はそれぞれ閉じ、コンデンサーCPの入力側はVREFH、出力側はVCOM、コンデンサーCNの入力側はVREFL、出力側はVCOMに接続される。なお、ここで、基準電圧発生部132から供給される基準電圧は、VREFHはVREFLより高い電圧であり、VCOMはVREFHとVREFHのそのちょうど中間の電圧である。したがって、コンデンサーCP、CNにはそれぞれコンデンサーの入力側の端子に対して出力側の端子には、互いに絶対値の等しい負の電荷と正の電荷が蓄積される。
次に、φ1がたち下がってスイッチSWP1、SWP3、SWN1、SWN3がそれぞれ開いた後、φ2が立ち上がると、1ビットのディジタルデータすなわち制御信号Sが”+”の場合は、コンデンサーSWP5、SWN5が導通し、コンデンサーCPに蓄積された負の電荷は、OUTN端子から、コンデンサーCNに蓄積された正の電荷はOUTP端子から出力される。一方、φ2が立ち上がったとき、制御信号Sが”−”の場合は、コンデンサーSWP4、SWN4が導通し、制御信号Sが”+”の場合とは逆にコンデンサーCPに蓄積された負の電荷は、OUTP端子から、コンデンサーCNに蓄積された正の電荷はOUTN端子から出力される。
なお、1ビットD/Aでは、1ビットデータは必ず”+”または”−”のどちらかの値を取り、φ2が立ち上がると必ずSWP5SとSWN5、または、SWP4とSWN4のどちらかが導通し、1ビットデータが”+”であるか”−”であるかによって、正の電荷か負の電荷のいずれかを出力する。このようにして1ビットのD/A変換が行われる。
次にこの1ビットD/A変換器を利用した1ビットΔΣA/D変換器のブロック図を図16に示す。この1ビットΔΣA/D変換器は、アナログ加算器161、163、アナログ積分器162、164、量子化器165、ディジタル遅延素子166、1ビットD/A変換器167、168からなり、Analog IN端子から入力したアナログ信号をΔΣ変調したデータと加算し、積分した後、量子化器165によりディジタル信号に変換してDigital OUT端子から出力する。
また、図17は、従来の1ビットD/A変換器を利用した1ビットΔΣD/A変換器である。この1ビットΔΣD/A変換器は、入力したディジタル信号をΔΣ変調処理した1ビットのディジタルデータとして出力する1ビットΔΣ変調器171と、1ビットD/A変換器172、アクティブフィルタ173からなる。
また、量子化による誤差をできるだけ少なくするため、上述した1ビットD/A変換器を多ビット化したマルチビットD/A変換器も知られている。
図18は、このマルチビット化したD/A変換器のスイッチトキャパシタ部1個分の回路図である。図18の回路も図13と同様にOUTP、OUTNの2本の出力端子を備え、相補出力としている。このマルチビット化したD/A変換器は、実際には、図18のスイッチトキャパシタ部をm個(mは自然数)並列に接続することで2m+1レベル(±1、±2、・・・、±m、0)のディジタルデータをアナログデータ(±Q、±2Q、・・・、±mQ、0)に変換できる。具体的には、VREFH、VCOM、VREFL、OUTN、OUTPの各端子が共通に接続された図18に示す1ビットD/A変換器が、m個並列に接続される。ここでは、並列に接続される各スイッチトキャパシタ部で容量CP[n]、CN[n]の値は等しくなるように設計されている。図18で、D[n](nはm以下の自然数)は、レベルを示し、n=2の場合は、ディジタルデータのレベルが1または、2の時に1となる。また、符号Sは全体の符号を示す。ここで、D[n]の値が0である場合には、符号Sの値が1、−1のどちらであっても、SWP4[n]、SWP5[n]、SWN4[n]、SWN5[n]はφ2が立ち上がっても、閉じたままであり、電荷はOUTP端子、OUTN端子からは出力されない。一方、D[n]が1である場合には、図16に説明した1ビットD/A変換器と同様に符号Sの値によって、OUTP、OUTN端子から、正の電荷また負の電荷を出力する。
なお、このようなマルチビットD/A変換器を用いたΔΣD/A変換器、A/D変換器は、図18に示すような2本の出力端子を設け、等価な電荷の充電と放電を同時に行う相補型ではないが、たとえば、特許文献1に示すようなものが知られている。
特開平9−307447号公報
従来のスイッチトキャパシタを用いたD/A変換器では、上述したように充電と放電を繰り返してD/A変換を行うが、特に図18のようなマルチビットD/A変換器を用いた場合、ビットデータによっては、充電した電荷が放電されないまま、次の充電サイクル移る場合がある。前のサイクルで放電した後、次の充電サイクルで完全に充電できればよいが、もし、十分に充電しきれないセトリングエラーが存在する場合、ディジタルデータによってその充電サイクル直前の放電サイクルで、電荷を放電する場合と、放電しない場合でセトリングエラーが、そのディジタルデータに依存することになる。なお、セトリングエラーはできるだけ0に近いことが望ましいが、一定の変換速度を実現するためには、完全に0にすることは不可能である。
このようなセトリングエラーが入力ディジタルデータに依存すると、THD(Total Harmonic Distortion全高調波ひずみ)特性やS/N特性を悪化させることになる。
また、特許文献1の場合も、1サイクルの終わりは、コンデンサーに電荷が蓄積された状態で終わっている場合と、放電した状態でサイクルが終了している場合があり、セトリングエラーが、入力したデータに依存することになることでは、図18の例と同様である。さらに、特許文献1のように並列接続されたスイツチトキャパシタ部間で容量の大きさを(Ci、Ci/2、Ci/4)のようにビット毎に重み付けする場合には、ビット毎に充放電する容量の容量値が違ってくるので、その容量値の違いにもセトリングエラーは依存することになる。
本発明のD/A変換器は、入力したディジタル信号に応じた電荷量を出力端子から出力するD/A変換器であって、複数の容量と、前記複数の容量を所定の電圧に充電し、前記複数の容量のうち、前記ディジタル信号に応じて選択した容量に充電した電荷を出力端子に放電し、それ以外の容量に充電した電荷を前記出力端子以外に放電する複数のスイッチを有することを特徴とする。
また、本発明の別なD/A変換器は、入力したディジタル信号に応じた電荷量を出力端子から放電するD/A変換器であって、第1の電圧が供給される第1の電源端子と、前記第1の電圧とは異なる第2の電圧が供給される第2の電源端子と、容量と、前記容量の一端を第1のクロックに応答して前記第1の電源端子に接続し、第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第1のスイッチと、前記容量の他端を前記第1のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続し、前記ディジタル信号が第1の値のときには前記第2のクロックに応答して前記出力端子に接続し、前記ディジタル信号が第2の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第2のスイッチとを有することを特徴とする。
さらに、本発明の別なD/A変換器は、入力したディジタル信号に応じた電荷量を第1の出力端子から流出すると共に、前記電荷量と同等の電荷量を第2の出力端子から流入する差動型のD/A変換器であって、第1の電圧が供給される第1の電源端子と、前記第1の電圧より低い第2の電圧が供給される第2の電源端子と、前記第2の電源電圧よりさらに低い第3の電圧が供給される第3の電源端子と、互いの容量値が実質的に等しくなるように設計された第1、第2の容量と、前記第1の容量の一端を第1のクロックに応答して前記第1の電源端子に接続し、第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第1のスイッチと、前記第1の容量の他端を前記第1のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続し、前記ディジタル信号が第1の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第1の出力端子に接続し、前記ディジタル信号が第2の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続し、前記ディジタル信号が第3の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の出力端子に接続する第2のスイッチと、前記第2の容量の一端を第1のクロックに応答して前記第3の電源端子に接続し、第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第3のスイッチと、前記第2の容量の他端を前記第1のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続し、前記ディジタル信号が前記第1の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の出力端子に接続し、前記ディジタル信号が前記第2の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続し、前記ディジタル信号が前記第3の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第1の出力端子に接続する第4のスイッチとを有することを特徴とする。
さらに、本発明のΔΣA/D変換器は、前記D/A変換器と、前記D/A変換器の出力とアナログ入力信号とを加算するアナログ加算器と、前記加算器の出力を積分するアナログ積分器と、前記積分器の出力を量子化してディジタル信号として出力する量子化器と、前記ディジタル信号を遅延して前記D/A変換器に入力する遅延回路とを備えたΔΣA/D変換器であることを特徴とする。
本発明によれば、容量に充電した電荷を出力端子以外に放電することができるので、ディジタルデータによって、蓄積された電荷が残ったまま次の充電サイクルに移ることがないので、たとえ、セトリングエラーが存在したとしても、入力ディジタルデータに依存しないようにすることができ、THD(Total Harmonic Distortion全高調波ひずみ)やS/N特性を向上されることができる。
本発明の上述した特徴及びその他の特徴をより明確にすべく、以下図面を用いて本発明の実施の形態につき詳述する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のマルチビットD/A変換器のブロック図である。図1に示すようにマルチビットD/A変換器はクロックジェネレータ11、スイッチトキャパシタ部(DAC Element)12−1〜m(mは自然数)、基準電圧発生部132とで構成される。クロックジェネレータ11は2相クロックφ1、φ2に同期して入力したマルチビットディジタルデータに基いて、各スイッチトキャパシタ部12−1〜mを制御するクロックを生成し、それぞれのスイッチトキャパシタ部12−1〜mへ供給する。基準電圧発生部132はVREFH、VCOM、VREFLの3系統の電圧の電源を各スイッチトキャパシタ部12−1〜mへ供給する。スイッチトキャパシタ部12−1〜mは、クロックジェネレータ11から供給されるクロックに基いて、基準電圧発生部132から供給される電源により充放電を行い、出力端子OUTP、OUTNへ出力する。なお、出力端子OUTP、OUTNは相補出力となっており、一方の出力端子から電荷を出力する場合には、他方の端子から同等の電荷を吸い込む。
次に、図1のマルチビットD/A変換器を構成する各ブロック内部の構成についてさらに詳しく説明する。図2は、基準電圧発生部132の内部回路図である。基準電圧発生部132は抵抗とバッファアンプとで構成され、VREFH、VCOM、VREFLの3系統の電圧をスイッチトキャパシタ部12−1〜mの電源として出力する。バッファアンプは、オペアンプで構成され、一定電圧VREFHを出力する。一定電圧VREFHは、グランドとの間に設けた抵抗により分圧し、中間電圧VCOMとVREFLを生成する。ここで、VREFHとVCOMとの間、VCOMとVREFLとの間の抵抗値は同一の抵抗値R1としている。したがって、この3系統の電圧VREFH、VCOM、VREFLはVCOMをコモン電圧、VREFHをVCOMよりも高い電圧、VREFLをVCOMよりも低い電圧となり、(1)式のような関係を持つ。
VREFH−VCOM=VCOM−VREFL=Vr・・・・・(1)
すなわち、VCOMを基準としてVREFHは+Vrの電圧を、VREFLは−Vrの電圧を出力する。
次に、スイッチトキャパシタ部(DAC Element)12−1〜mの内部の構成について説明する。図3は、スイッチトキャパシタ部12−1〜mの内部回路図である。スイッチトキャパシタ部12−1〜12−mはそれぞれ、CP[n]、CN[n]の2個の容量とSWP1[n]、SWP2[n]、SWP3[n]、SWP4[n]、SWP5[n]、SWP6[n]、SWN1[n]、SWN2[n]、SWN3[n]、SWN4[n]、SWN5[n]、SWN6[n]の12個のスイッチ要素とで構成されている。
上記12個のスイッチ要素は、SWP1[n]とSWP2[n]で第1のスイッチ、SWP3[n]、SWP4[n]、SWP5[n]、SWP6[n]で第2のスイッチ、SWN1[n]とSWN2[n]で第3のスイッチ、SWN3[n]、SWN4[n]、SWN5[n]、SWN6[n]で第4のスイッチを構成し、それぞれのスイッチは、2個の容量CP[n]、CN[n]の入力端子側と、出力端子側の接続を切り替える。この2個の容量CP[n]、CN[n]は上記第1、第2のスイッチを介して基準電圧発生回路132から供給される3系統の電原VREFH、VCOM、VREFLのいずれかに接続される。なお、2個の容量CP[n]、CN[n]は、たとえば、容量のレイアウトパターンを同一形状とするなど、容量値が実質同一となるように設計されており、その容量値をCuとする。12個のスイッチ要素はクロックジェネレータ11から供給されるクロックで制御される。スイッチ動作の詳細は後述するが、次の2つの動作を交互に繰り返すようにスイッチをON/OFFする。
第1の動作としては、容量CP[n]に+Vrの電圧で、容量CN[n]に−Vrの電圧で、(2)式で表される電荷Qを充電する。
Q=Cu*Vr・・・・・(2)
次に、第2の動作としては、上記第1の動作で充電した電荷Qを出力端子から放電する。
このとき、入力ディジタルデータが「+1」の場合は、ポジティブ出力端子(OUTP)からは、正電荷+Qを出力し、かつ、ネガティブ出力端子(OUTN)からは負電荷−Qを出力する。一方、入力ディジタルデータが「−1」の場合は、ポジティブ出力端子(OUTP)から負電荷−Qを出力し、かつ、ネガティブ出力端子(OUTN)から正電荷+Qを出力する。
しかし、入力ディジタルデータが「0」の場合は、ポジティブ出力端子(OUTP)、ネガティブ出力端子(OUTN)のいずれからも電荷を出力しない
この第1の動作、第2の動作により、入力ディジタルデータ「±1」または「0」をアナログデータ(電荷)に変換できる。1個のスイッチトキャパシタ部で「±1」及び「0」のディジタルデータをアナログデータに変換できるので、m個のスイッチトキャパシタ部を並列に接続することで2m+1レベル(±1、±2、・・・、±m、0)のディジタルデータをアナログデータ(±Q、±2Q、・・・、±mQ、0)に変換できる。
なお、ポジティブ出力端子(OUTP)、ネガティブ出力端子(OUTN)のいずれも常に出力電圧は、VCOMに等しくなるように制御されている。
クロックジュネレータ132はスイッチトキャパシタ部12−1〜12−mのスイッチを制御するクロックを生成する。基本クロックはφ1、φ2の2相クロックであり、φ1がHighの区間を「スイッチトキャパシタ部の容量へ電荷を充電するフェーズ」、φ2がHighの区間を「スイッチトキャパシタ部の容量から電荷を出力するフェーズ」としている。なお、実際には容量の両端のスイッチを同時にオン・オフさせないようにφ1、φ2を遅延させたクロックも用いるが、本発明の本質に関係ないこと及び説明の簡略のために省略する。
さらに、入力ディジタルデータに応じてスイッチトキャパシタ部12−1〜12−mのスイッチを制御するために、クロックジュネレータ132は2つの制御信号を生成している。1つ目は入力ディジタルデータの符号を制御する信号で、これをS信号と呼ぶ。このS信号は入力ディジタルデータが「+」の場合にアクティブとしている。
2つ目はデータの絶対値を制御する信号で、これをD[n](n=1、2、・・・、m)信号と呼ぶ。このD[n](n=1、2、・・・、m)信号はm個のスイッチトキャパシタ部12−1〜12−mに1つずつ対応し、入力ディジタルデータの絶対値に応じた本数の信号をアクティブとする。この2つの制御信号で基本クロックをマスクすることでスイッチトキャパシタ部のスイッチを入力ディジタルデータに応じて制御することができる。
なおこの実施の形態では、クロックジュネレータ132が各スイッチトキャパシタ部に供給するクロックはφ1、φ2、φ2*D[n]B、φ2*D[n]*S、φ2*D[n]*SBの5本としている。なお、ここで「D[n]B」は、「D[n]」の反転信号、「SB」は「S」の反転信号を意味する。
次に、上記マルチビットD/A変換器の具体的な動作について、上記実施の形態のうち、m=2とした実施例に基いて詳しく説明する。m=2とすることにより、入力ディジタルデータが「±1、±2」の4レベルのデータについてD/A変換することができる。この場合にはスイッチトキャパシタ部は2個並列接続することになる。図4はこの実施例の4レベルのD/A変換器の回路図である。この実施例では、容量の容量値はCP[1]=CP[2]=CN[1]=CN[2]であり、互いに等しい。また、図4ではクロックジェネレータは省略しているが、スイッチトキャパシタ部 が2個であるためクロックジェネレータ内部の制御信号D[n](n=1、2、・・・、m)信号はD[1]、D[2]の2本となる。
図5にクロックジェネレータのタイミングチャートを示す。図5に示すように、入力ディジタルデータの絶対値が「1」のときはD[1]とD[2]のどちらか一方を「High」とし、「2」のときはD1とD2をともに「High」とする。また、S信号については入力ディジタルデータの符合が「+」のときに「High」とする。
次に図6〜図8を用いて、スイッチトキャパシタ部(DAC Element)の容量への電荷の充電及び容量からの電荷の出力の動作について説明する。図6は容量へ電荷を充電するフェーズ(φ1)の基準電圧発生回路とスイッチトキャパシタ部の容量との接続状態である。(a)はスイッチ切替直後の状態、(b)はその後の電荷の流れ及び最終状態を示している。入力ディジタルデータの絶対値及び符号によらず常にCP[1]、CP[2]には+Vrの電圧で、CN[1]、CN[2]には−Vrの電圧で電荷を充電する。
図7、8は容量から電荷を出力するフェーズ(φ2)の基準電圧発生回路とスイッチトキャパシタ部の容量との接続状態であり、図7は入力ディジタルデータが「+2」の場合、図8は入力ディジタルデータが「+1」の場合である。なお、入力ディジタルデータの符号が「−」の場合、すなわち「−2」及び「−1」の場合の基準電圧発生回路とスイッチトキャパシタ部の容量との接続については省略するが、それぞれ図7、図8における容量と出力OUTP、OUTNとの接続を逆にすることで電荷の出力の向きを逆転させ「−」を表現する。ここで,入力ディジタルデータの絶対値が「2」の時には2つのスイッチトキャパシタ部の容量に充電された電荷2Qを出力するが、「1」のときには2つのスイッチトキャパシタ部のうちどちらか一方のスイッチトキャパシタ部の容量に充電された電荷Qのみを出力することになる。
この実施例では、入力ディジタルデータの絶対値が「1」のときに、電荷を出力しないスイッチトキャパシタ部の容量に充電されている電荷を放電するためのスイッチ要素(図2のスイッチトキャパシタ部におけるSWP6[n]、SWN6[n])を設けている。これにより、再びスイッチトキャパシタ部へ電荷を充電するフェーズ(φ1)に切り替わる際には、全てのスイッチトキャパシタ部の容量の電荷は0となる(図6(a))。すなわち,基準電圧発生回路の負荷は入力ディジタルデータによらず常に一定となる。なお、本説明で用いた図2のスイッチトキャパシタ部では、電荷を放電するためのスイッチ要素(SWP6[n]、SWN6[n])を設けているが、これらのスイッチ要素を設けなくても他のスイッチ要素(たとえば、SWP3[n]、SWN3[n])にこの機能を持たせることが可能である。すなわち本発明の本質は、マルチビットの入力ディジタルデータに関係なく全てのスイッチトキャパシタ部の容量に電荷を充電し、出力しないスイッチトキャパシタ部の容量に充電された電荷については容量端を短絡することで電荷を放電するというところにある。なお、ここで、OUTP、OUTN端子の電圧は、常にVCOMと電圧が等しくなるように制御されている。
最後に上述したマルチビットD/A変換器の応用例をいくつか示す。図9は本発明のマルチビットD/A変換器を利用したマルチビットΔΣA/D変換器の構成例である。図9に示すように,マルチビットディジタル出力信号を1サンプル遅らせるディジタル遅延素子と、1サンプル遅延したマルチビットディジタル出力信号をアナログ信号に変換するためのマルチビットD/A変換器と、マルチビットD/A変換器の出力信号とアナログ入力信号又は前段のアナログ積分器の出力信号との差をとるアナログ加算器と,アナログ加算器の出力信号を積分するアナログ積分器と、最終段のアナログ積分器の出力信号をディジタル信号に変換するマルチビット量子化器とで構成される。マルチビットD/A変換器、アナログ加算器、アナログ積分器はΔΣA/D変換器の次数と同じ数だけ必要となる。
図10は本発明のマルチビットD/A変換器を利用したマルチビットΔΣD/A変換器の構成例である。図10に示すように、ディジタル回路で構成されるマルチビットΔΣ変調回路と、マルチビットΔΣ変調回路の出力であるマルチビットのディジタル信号をアナログ信号に変換するとともに帯域外ノイズをフィルタリングするためのマルチビットD/A変換器兼スイッチトキャパシタフィルタと、スイッチトキャパシタフィルタの出力をさらにスムージングするためのアクティブフィルタとで構成される。
このように、本発明のマルチビットD/A変換器を利用してマルチビットΔΣA/D変換器及びマルチビットΔΣD/A変換器を実現することができる。
図11は図9のマルチビットΔΣA/D変換器におけるマルチビットD/A変換器とアナログ加算器とアナログ積分器とを実現するスイッチトキャパシタ積分器の構成例である。図12は図2におけるマルチビットD/A変換器兼スイッチトキャパシタフィルタの構成例である。図11、図12では、いずれも、OUTP端子、OUTN端子に接続されるオペアンプの側でOUTP端子、OUTN端子の電圧がVCOMに等しくなるように制御されている。
以上説明したように本発明のD/A変換器は、様々な回路に利用することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態、実施例に限られず、本明細書、図面に開示した発明の範囲内で適宜変更して実施することが可能である。たとえば、上述した実施の形態、実施例では、並列接続したスイツチトキャパシタ部で容量の容量値を互いに等しいとする例を示したが、ビット毎に重み付けをした複数ビットからなるディジタル値に対応して、並列接続したスイッチトキャパシタ部の容量をビット毎にCi、Ci/2、Ci/4〜というように重み付けをしたマルチビットD/A変換器にも本発明を適用することができる。各容量の容量値に重み付けをしたD/A変換器の場合、ビット毎の容量値の違いにより、セトリングエラーのデータによる依存性は大きくなりやすいが、本発明によれば、デジタルデータに依存せず、容量を放電してから、次のD/A変換サイクルに移るので、セトリングエラーのデータによる依存性を改善することができる。
本発明の第1の実施の形態のマルチビットD/A変換器のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における基準電圧発生部の回路図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスイッチトキャパシタ部(DAC Element)の回路図である。 本発明の第1の実施例における4レベルD/A変換器の回路図である。 本発明の第1の実施例のタイミングチャートである。 本発明の第1の実施例の充電時の動作説明図である。 本発明の第1の実施例の1ビット電荷出力時の動作説明図である。 本発明の第1の実施例の2ビット電荷出力時の動作説明図である。 本発明の第1の実施の形態のマルチビットD/A変換器を利用したマルチビットΔΣA/D変換器のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のマルチビットD/A変換器を利用したマルチビットΔΣD/A変換器のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のマルチビットD/A変換器を利用したスイッチトキャパシタ積分器の回路図である。 本発明の第1の実施の形態のマルチビットD/A変換器を利用したスイッチトキャパシタフィルタの回路図である。 従来の1ビットD/A変換器のブロック図である。 従来の1ビットD/A変換器におけるスイッチトキャパシタ部の回路図である。 従来の1ビットD/A変換器のタイミングチャートである。 従来の1ビットΔΣA/D変換器のブロック図である。 従来の1ビットΔΣD/A変換器のブロック図である。 従来のマルチビットD/A変換器におけるスイッチトキャパシタ部の回路図である。
符号の説明
11、131 クロックジュネレータ
12−1〜m、133 スイッチトキャパシタ部(DAC Element)
91、93、161、163 アナログ加算器
92、94、162、164 アナログ積分器
95、165 マルチビット量子化器
96、166 ディジタル遅延回路
97、98、102 マルチビットD/A変換器
101 マルチビットΔΣ変調器
103、173 アクテップフィルタ
132 基準電圧発生回路
167、168、172 1ビットD/A変換器

Claims (8)

  1. 入力したマルチビットのディジタル信号に応じた電荷量を第1の出力端子から出力するマルチビットD/A変換器であって、
    前記ディジタル信号の対応するビットに応じて動作する複数のスイッチトキャパシタと、
    所定の電圧を発生させる基準電圧発生回路と、を有し、
    前記複数のスイッチトキャパシタのそれぞれは、
    複数のスイッチと、
    第1の容量と、を有し、
    前記複数のスイッチのそれぞれが前記ディジタル信号にかかわらず開閉して前記基準電圧発生回路から前記第1の容量に所定の電圧が印加されることにより前記第1の容量を充電し、
    前記複数のスイッチのそれぞれが前記ディジタル信号の対応するビットに応じて開閉することにより、前記ディジタル信号の対応するビットが第1の値である場合には、前記第1の容量に充電した電荷を前記第1の出力端子に放電し、前記ディジタル信号の対応するビットが第2の値である場合には、前記第1の容量に充電した電荷を前記第1の出力端子以外の端子に放電し
    前記ディジタル信号に応じて前記第1の出力端子に電荷を放電する前記スイッチトキャパシタの数が変化することにより、信号レベルが段階的に変化するマルチビット出力信号を前記第1の出力端子から出力することを特徴とするD/A変換器。
  2. 前記複数のスイッチは、前記充電と放電の動作を繰り返し、入力したディジタル信号を逐次アナログ信号に変換することを特徴とする請求項1記載のD/A変換器。
  3. 前記複数のスイッチトキャパシタのそれぞれは、
    前記基準電圧発生回路から第1の電圧が供給される第1の電源端子と、
    前記基準電圧発生回路から前記第1の電圧よりも低い第2の電圧が供給される第2の電源端子と、
    前記第1の容量の第1の端子を第1のクロックに応答して前記第1の電源端子に接続する第1のスイッチと、
    前記第1の容量の前記第1の端子を第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第2のスイッチと、
    前記第1の容量の第2の端子を前記第1のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第3のスイッチと、
    前記第1の容量の前記第2の端子を前記ディジタル信号の対応するビットが前記第1の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第1の出力端子に接続する第4のスイッチと、
    前記第1の容量の前記第2の端子を前記ディジタル信号の対応するビットが前記第2の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第5のスイッチと、を有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のD/A変換器。
  4. 前記複数のスイッチトキャパシタのそれぞれは、
    前記基準電圧発生回路から前記第2の電圧よりさらに低い第3の電圧が供給される第3の電源端子と、
    容量値が前記第1の容量と実質的に等しくなるように設計された第2の容量と、
    前記第2の容量の第3の端子を前記第1のクロックに応答して前記第3の電源端子に接続する第6のスイッチと、
    前記第2の容量の前記第3の端子を前記第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第7のスイッチと、
    前記第2の容量の第4の端子を前記第1のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第8のスイッチと、
    前記第2の容量の前記第4の端子を前記ディジタル信号の対応するビットが前記第1の値のときには前記第2のクロックに応答して第2の出力端子に接続する第9のスイッチと、
    前記第2の容量の前記第4の端子を前記ディジタル信号の対応するビットが前記第2の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の電源端子に接続する第10のスイッチと、
    前記第1の容量の前記第2の端子を前記ディジタル信号の対応するビットが第3の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第2の出力端子に接続する第11のスイッチと、
    前記第2の容量の前記第4の端子を前記ディジタル信号の対応するビットが前記第3の値のときには前記第2のクロックに応答して前記第1の出力端子に接続する第12のスイッチと、を有することを特徴とする、
    請求項3に記載のD/A変換器。

  5. 請求項4記載のD/A変換器を複数並列に接続したことを特徴とするD/A変換器。
  6. 並列に接続したD/A変換器の間で、前記第1容量の容量値同士、及び第2の容量の容量値同士が、互いに等しくなるように設計されていることを特徴とする請求項5記載のD/A変換器。
  7. 前記複数並列に接続されたD/A変換器は、複数ビットからなるディジタルデータの各ビットデータにより制御され、各D/A変換器の前記第1、第2の容量の容量値は、制御するビットの重み付けに対応して、重み付けされた容量値を有していることを特徴とする請求項5記載のD/A変換器。
  8. D/A変換器と、前記D/A変換器の出力とアナログ入力信号とを加算するアナログ加算器と、前記加算器の出力を積分するアナログ積分器と、前記積分器の出力を量子化してディジタル信号として出力する量子化器と、前記ディジタル信号を遅延して前記D/A変換器に入力する遅延回路とを備え、前記D/A変換器は請求項1ないし7いずれか1項記載のD/A変換器であることを特徴とするΔΣA/D変換器。
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