JP2002514019A - キャパシタのノンリニアリティを補償するための方法および回路 - Google Patents
キャパシタのノンリニアリティを補償するための方法および回路Info
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Abstract
Description
y integrator)および1ビットDACにおけるノンリニアリティおよび歪みを低
減する技術に、また、基準電圧回路においてこの回路内のデータ依存電流に起因
するエラーを低減するための技術に関し、さらに詳細には、1ビット・スイッチ
ト・キャパシタDACおよびスイッチト・キャパシタ損失性積分器を含むデジタ
ル−アナログ変換器におけるノンリニアリティおよびエラーを低減することに関
するものである。
パシタは、これらの両端間の電圧の関数として変化するキャパシタンスを有して
いることは、良く知られている。ある電圧インターバルにわたるこのような積分
回路キャパシタのキャパシタンスの変化速度は、その“キャパシタンスの電圧係
数”と呼ばれている。回路動作中のこのようなキャパシタのキャパシタンス変動
は、スイッチト・キャパシタを含む回路の動作に、望ましくないノンリニアリテ
ィをもたらすことがある。米国特許4,918,454(アーリー外(Early et al))は
、デルタ−シグマ・アナログ−デジタル変換器(ADC)におけるおよびCDA
C型DACにおけるその問題について記述している。アーリー外は、2つの等し
いキャパシタを互いに逆向きで並列に接続して、これら2つのキャパシタのリニ
アな電圧係数の影響の自動キャンセルを与える、という解決法を提供している。
この技術は、それら2つのキャパシタが非常に精密にマッチングされることを必
要とし、そしてこれは、集積回路製造プロセスにおいては困難なことが時にある
。直列の1ビット・コードが1ビットDACを通過するようになっており、そし
てその出力がアナログ・ポストフィルタに接続されるようになったデジタル−ア
ナログ変換器は、良く知られている。“デジタル・オーディオのためのCMOS
ステレオ16ビットD/A変換器(“A CMOS Stereo 16bit D/A Converter for
Digital Audio” by Peter J. A, Naus et al., IEEE Journal of SolidState C
ircuits, vol. SC22, pp. 390395, June 1987. )”、特にその図6を参照され
たい。
ており、これにおいて、サンプリング・キャパシタ106は、その端子が各フェ
ーズ毎に逆転されて、そのサンプリング・キャパシタの電圧係数の影響を時間平
均するようにしている。このスイッチト・キャパシタ・サンプリング回路は、“
純粋”な、すなわち非損失性(non-lossy)の高利得積分器を含んでいる。米国
特許4,918,454の図9は、デルタ−シグマADCのアナログ変調器を示しており
、これにおいて、互いに逆向きの(+)端子を有した2つのサンプリング・キャ
パシタを使用することによって、変換すべきアナログ入力電圧をサンプルするよ
うになっている。米国特許4,918,454の図10a−dは、CDAC型デジタル−
アナログ変換器を開示しており、これにおいては、CDAC(キャパシタ型デジ
タル−アナログ変換器)の出力を、リセット可能な“純粋”な積分器に入力とし
て供給するようになっている。
グ−デジタル変換器あるいはCDAC型のデジタル−アナログ変換器においては
決して使用されることはないが、それは、これら双方の応用において、その演算
増幅器およびフィードバック回路において高いDC利得に対するニーズがあるか
らであり、この場合における損失性積分器の使用は、その高DC利得に対するニ
ーズを完全に台無しにしてしまうからである。したがって、スイッチト・キャパ
シタ・フィードバックは、“純粋”な積分器において使用されることは決してな
い(但し、“純粋”な積分器のフィードバック・キャパシタはリセット可能とす
ることができる)。
圧が、1ビットDACの1つのあるいは複数のサンプリング・キャパシタ上にス
イッチされたかどうかを判定する。1ビット入力データ・ストリームは、高い周
波数のエネルギを大量に含んでいるため、従来、1ビットDACの出力をフィル
タに供給して、フィルタ処理プロセスを開始させ、これによって望まない高い周
波数ノイズを除去するのが通常である。
変換器においては、容量性のCDACアレイ内の電荷は、マルチビット二進重み
付け信号にしたがって再分配して、電荷を損失性積分器のスイッチト・フィード
バック・キャパシタ上に移すようにしている。当業者には理解されるように、C
DAC型のデジタル−アナログ変換器においては、その変換されたアナログ出力
は、ほとんど即座に現れるが、このようなデジタル−アナログ変換器のリニアリ
ティは、CDACアレイ内の種々のキャパシタのマッチングによって決まる。こ
れと対照的に、1ビットDAC型のデジタル−アナログ変換器は、本来的にリニ
アでかつモノトーンであり、そしてその出力は、任意の所望の分解能、すなわち
任意の所望のビット数に構成することができる。
ング回路技術が要求される。これと対照的に、1ビットDACにおいては、DA
Cのキャパシタ間のどのようなミスマッチも、DCオフセット電圧として現れる
が、これは、容易にフィルタで除去でき、したがって1ビット・デジタル−アナ
ログ変換器のリニアリティに影響を与えない。
は、アナログ出力が1ビット・デジタル入力を構成するデータの直列ストリング
を表す時間平均表現となった1ビットDAC型のデジタル−アナログ変換器とは
、全く異なった応用において使用される。
・サンプリング(bottom plate sampling)”と一般に呼ぶ標準の技術があり、
これにおいては、それらスイッチの積分ノード側上のキャパシタに接続したスイ
ッチは、それらキャパシタの他方のプレートに接続したスイッチより前にスイッ
チ・オフして、その積分ノード中へのデータ依存電荷注入を低減させるようにな
っている。この技術は、一般に多くの種々の遅延をさせたクロック信号を必要と
し、これは、従来の回路技術を使って当業者が容易に提供することができる。
回路において高分解能のデジタル−アナログ変換器を実現する普通の方法である
。これらDACは、信号経路においてスイッチト・キャパシタ回路を使用して、
低電力で良好にマッチングしたコンポーネントとそして良好なダイナミックレン
ジを提供することが多い。特に、いわゆる1ビットDACは、その本来的にリニ
アな構造のため、非常に一般的である。しかし、1ビット・デルタ−シグマDA
Cの信号伝達関数のリニアリティに対する制限の内の1つは、上記フィルタを実
施するのに使用するキャパシタのノンリニアリティである。通常は、キャパシタ
の電圧係数の一次項が支配的であり、そしてこの問題を克服するため多くの方法
が提案されており、これには、キャパシタを形成するのに使用する2つのダブル
の多結晶シリコン層のドーピングをバランスさせること、完全な差動回路の使用
、米国特許4,918,454(アーリー外)に開示されたような異なった向きの並列接
続したキャパシタを使用すること、が含まれる。
ランジスタのプロセス処理と両立しないことがあり、この場合、シリサイド層を
使用し、抵抗器としての第2の層の使用あるいは単にシリサイド成長を制御する
追加のマスクの使用は、コストを上昇させる。完全な差動回路の使用は、より複
雑な演算増幅器を必要とし、これには、電力消費およびチップ面積の増加が伴う
。電圧係数の影響をキャンセルするために並列の2つの異なった向きのキャパシ
タを使用することは、それら2つのキャパシタのマッチングにより制限される。
方または両方の端子は、基準電圧にスイッチすることができ、これにより、この
キャパシタとその基準電圧を発生する基準電圧回路との間の電荷の流れを生じさ
せる。基準電圧回路の出力インピーダンスを通る電荷のこの流れは、その基準電
圧に加わる誤差を生じさせ、そしてこの電荷がデータ依存である場合、基準電圧
内のその誤差もまた、データ依存となる。これは、このスイッチト・キャパシタ
回路が処理する信号情報を歪ませる。ここには、この問題への解決法に対し、未
だ満たされていないニーズがある。
イッチト・キャパシタの電圧係数に起因するノンリニアリティ誤差を低減させる
ことである。
抗を流れるデータ依存電流の影響を回避することである。 本発明の別の目的は、デジタル−アナログ変換器およびこれに関連のポストフ
ィルタ処理回路において、これの中のスイッチト・キャパシタの電圧係数に起因
する歪みを低減させることである。
ャンセルを提供するために逆向きにした対応するプレートを有するように接続し
たスイッチト・キャパシタを精密にマッチングさせる、というニーズを回避する
ことである。
る必要のある電荷量を低減する技術を提供し、これによって、演算増幅器のスリ
ューレート制限により生ずるノンリニアリティを回避し、したがってこの積分器
の演算増幅器のスリューレート能力を低減させることである。
算増幅器のスリュー能力(slewing capability)を低減させることである。 簡潔に説明すると、本発明の1実施形態によれば、本発明が提供する回路にお
いては、キャパシタ電圧係数を損失性積分器において低減し、これは、逆向きの
第1(43)と第2(33)のフィードバック・キャパシタをスイッチト・キャ
パシタ・フィードバック回路(11A)において逆向きに設け、このフィードバ
ック回路は、その出力と、演算増幅器(3)の反転入力に接続した加算導体(4
)とに間に結合する。第1のクロック信号(φ1)の間、第1フィードバック・
キャパシタ(43)の端子は、第1(42)と第2(45)のリセット・スイッ
チを閉じることによって基準電圧に結合し、そして前記第2フィードバック・キ
ャパシタ(33)は、第1(30)と第2(36)のサンプリング・スイッチを
閉じることによって、前記加算導体と前記出力導体との間に結合する。次に、第
2クロック信号(φ2)の間、前記第2フィードバック・キャパシタ(33)の
前記端子を、第3(32)および第4(35)のリセット・スイッチを閉じるこ
とによって前記第2フィードバック・キャパシタの前記端子を前記第1基準電圧
に結合し、また、前記第1フィードバック・キャパシタ(43)は、第3(40
)および第4(46)のサンプリング・スイッチを閉じることによって、前記加
算導体と前記出力導体との間に結合する。前記第1および第2のフィードバック
・キャパシタの逆向き配置は、前記第1および第2のフィードバック・キャパシ
タによる前記加算導体への逆極性の電圧係数誤差電荷寄与分の時間平均化をもた
らす。
1ビット・スイッチト・キャパシタDAC(2)であって、デジタル入力信号(
D)が第1の論理レベルにある場合に、所定の量の電荷を加算導体(4)に供給
するか、あるいは前記デジタル入力信号が第2の論理レベルにある場合に、前記
所定量の電荷を前記加算導体から引き出すように反復的に動作可能である、前記
の1ビット・スイッチト・キャパシタDACと、これと組み合わせて損失性積分
器を含む。前記演算増幅器の反転入力は、前記損失性積分器の前記加算ノードに
接続する。第5(47)および第6(48)のリセット・スイッチは、前記第1
クロック信号(φ1)の第1部分(φ1P)の間、前記第1フィードバック・キ
ャパシタ(43)の前記端子をバッファ形基準電圧(+BVREF)にそれぞれ反
復的に結合するために設けることができる。前記第1(42)および第2(45
)のリセット・スイッチは、前記第1クロック信号(φ1)の第2の部分(φ1
R)の間に、前記第1フィードバック・キャパシタ(43)の前記端子を前記基
準電圧に結合する。第7(38)および第8(39)のリセット・スイッチは、
前記第2クロック信号(φ2)の第1の部分(φ2P)の間に、前記第2フィー
ドバック・キャパシタ(33)の前記端子を前記バッファ形基準電圧(+BVRE F )に反復的に結合するために設けることができ、前記第3(32)および第4
(35)のリセット・スイッチは、前記第1クロック信号(φ2)の第2の部分
(φ2R)の間に、前記第2フィードバック・キャパシタ(33)の前記端子を
前記基準電圧に結合する。
、加算導体(4)に結合した反転入力(−)と、第1の基準電圧(+VREF)を
受けるように結合した非反転入力(+)と、該演算増幅器の前記反転入力(−)
と出力導体(5)との間に結合した積分用キャパシタ(CINT)と、を有する、
前記の演算増幅器と、該演算増幅器の前記出力導体(5)と前記反転入力(−)
との間に結合したスイッチト・キャパシタ・フィードバック回路(11B)とを
含む。該スイッチト・キャパシタ・フィードバック回路は、第1(43)および
第2(33)のフィードバック・キャパシタと、第1のクロック信号(φ1)の
間に前記第1フィードバック・キャパシタ(43)を前記加算導体と前記出力導
体との間に結合する第1(43)および第2(33)のサンプリング・スイッチ
と、第2のクロック信号(φ1)の間に前記第1フィードバック・キャパシタ(
43)の前記端子を第1基準電圧(+VREF)にそれぞれ結合する第1(42)
および第2(45)のリセット・スイッチと、前記第2クロック信号(φ1)の
間に、前記第2フィードバック・キャパシタ(33)を前記加算導体と前記出力
導体との間に結合する第3(30)および第4(36)のサンプリング・スイッ
チと、前記第1クロック信号(φ2)の間に、前記第2フィードバック・キャパ
シタ(33)の前記端子を前記第1基準電圧(+VREF)に結合する第3(32
)および第4(35)のリセット・スイッチと、を含む。補正キャパシタ(54
)と、スイッチング回路は、前記第1クロック信号の間に前記補正キャパシタを
前記出力導体に結合して補正電荷を前記補正キャパシタに蓄積する。前記補正電
荷は、前記第2クロック信号の間に前記加算導体に結合して、前記第1フィード
バック・キャパシタから前記加算ノードに先に結合された電圧係数誤差電荷をキ
ャンセルする。
転入力(−)と、第1の基準電圧を受けるように結合した非反転入力(+)とを
有する演算増幅器(3)と、該演算増幅器の前記反転入力(−)と出力導体(5
)との間に結合した積分用キャパシタと、前記演算増幅器の前記出力導体と前記
反転入力(−)との間に結合したスイッチト・キャパシタ・フィードバック回路
と、を含み、前記スイッチト・キャパシタ・フィードバック回路は、第1(+)
の端子および第2(−)の端子を有するフィードバック・キャパシタ(7)と、
第3(60)および第4(61)の端子を有する伝達回路であって、前記第3(
60)および第4(61)の端子との前記第1(+)および第2(−)の端子の
接続を反復的に逆転させるよう動作する、前記の伝達回路と、第1のクロック信
号(φ2)の間に、前記伝達回路を、前記加算導体と前記出力導体との間に結合
するサンプリング・スイッチ回路と、第2のクロック信号(φ1)の間に、前記
第1フィードバック・キャパシタ(43)の前記端子を第1の基準電圧(+VRE F )に結合する第1(42)および第2(45)のリセット・スイッチと、を含
む。
よび第2(C33)のキャパシタと、第1のクロック信号(φ2)の間に前記第
1キャパシタ(C43)を第1の導体(4)と第2の導体(5)との間に結合す
る第1(40)および第2(46)のサンプリング・スイッチと、第2のクロッ
ク信号(φ1)の間に前記第1キャパシタ(C43)の前記端子を基準電圧に反
復的に結合する第1(42)および第2(45)のリセット・スイッチと、を含
む。第3(30)および第4(36)のサンプリング・スイッチは、前記第2ク
ロック信号(φ1)の間に、前記第2キャパシタ(C33)を前記第1導体と前
記第2導体との間に結合し、第3(32)および第4(35)のリセット・スイ
ッチは、前記第1クロック信号(φ2)の間に、前記第2キャパシタ(C33)
の前記端子を前記基準電圧に結合する。スイッチング回路は、前記第1クロック
信号(φ2)の間に前記補正キャパシタを前記第2導体(5)に結合して補正電
荷を前記補正キャパシタに蓄積し、次に、前記第1クロック信号(φ2)の間に
前記補正キャパシタを前記第1導体に供給して、前記第1キャパシタから前記第
1導体(4)に先に結合された電圧係数誤差電荷をキャンセルする。
27Aまたは46)により第1の電圧を導く第1の導体(4または5)に結合し
た第1の端子(25Aまたは49)と、第2のスイッチ(21Aまたは40)に
より第2の電圧を導く第2の導体(20または4)に結合した第2の端子(22
Aまたは41)とを有する第1のキャパシタ(23Aまたは43)を含み、前記
第1および第2のスイッチの内の少なくとも1つが、前記第1キャパシタに関連
したデータ依存量の電荷を発生するよう動作する。第3のスイッチ(27Bまた
は48)は、前記第1端子(25Aまたは49)をバッファ形基準電圧(+BV REF )を導く第3の導体に結合し、該第3スイッチ(27Bまたは48)は、第
1のインターバル(D・φ2またはφ1P)の間にターンオンされて、前記第1
端子(25Aまたは49)上に前記バッファ形基準電圧(+BVREF)を発生す
る。第4のスイッチ(26Aまたは45)は、前記バッファ形基準電圧(+BV REF )とは分離しかつこれと実質的に等しい静かな基準電圧(+VREF)を導く第
4の導体に対し、前記第1端子を結合し、該第4スイッチ(26Aまたは45)
は、前記第1インターバルに続きかつそれと非オーバーラップの第2のインター
バル(φ1またはφ1R)の間にターンオンされて、前記第1キャパシタと前記
静かな基準電圧(+VREF)を発生する回路との間にデータ依存電荷の流れを生
じさせずに、前記第1端子(25Aまたは49)上に前記静かな基準電圧(VRE F )を発生する。
AC2を含み、これにおいては、φ1の間、サンプリング・キャパシタ23Aを
+VREFにプリチャージし、かつサンプリング・キャパシタ23Bをゼロにプリ
チャージする。1ビット離散時間データ信号Dは、入力として受ける。Dとその
補数D*(*は反転を示す)とは、クロック信号φ2で論理的AND演算して、
Dが“1”であるか“0”であるかに依存して、サンプリング・キャパシタ23
Aに蓄積された電荷の加算導体4中への転送か、あるいはその等価の電荷のサン
プリング・キャパシタ23Bを介しての加算導体4からの引き出しのいずれかを
実施させる。加算導体4は、高利得演算増幅器3とそのフィードバック回路によ
って仮想の+VREFレベルに維持する。
+VREFを受け、そしてこの導体は、スイッチ21Aにより導体22Aに接続し
ている。導体22Aは、サンプリング・キャパシタ23Aの一方のプレートに接
続し、また、スイッチ24Aによってグランドに接続している。サンプリング・
キャパシタ23Aの他方のプレートは、導体25Aに接続している。導体25A
は、スイッチ26Aによって+VREFに、そしてスイッチ27Bによってバッフ
ァ形基準電圧+BVREFに接続している。導体25Aは、スイッチ27Aにより
加算導体4に接続し、そしてこの導体は、演算増幅器3の(−)入力に接続して
いる。また、導体20上の+VREFは、スイッチ21Bにより導体22Bに接続
している。導体22Bは、サンプリング・キャパシタ23Bの一方のプレートに
接続し、そしてまた、スイッチ24Bによってグランドに接続している。サンプ
リング・キャパシタ23Bの他方のプレートは、導体25Bに接続している。(
1ビットDAC2のサンプリング・キャパシタ23Aおよび23Bの代表的な値
は、3.3ピコファラッドである)。導体25Bは、スイッチ26Bにより+V REF に、スイッチ27Dにより+BVREFに、そしてスイッチ27Cにより加算導
体4に接続している。スイッチ21B,24A,26Aおよび26Bは、φ1で
作動する。スイッチ21Aおよび24Bは、φ2で作動する。スイッチ27Aお
よび27Dは、D・φ2、すなわちDとφ2の論理的ANDで作動する。スイッ
チ27Bおよび27Cは、D*・φ2、すなわちD*およびφ2の論理的AND
によって作動する。
備え、これは、加算導体4と出力導体5とスイッチト・キャパシタ型フィードバ
ック回路11Aとの間に接続している。加算導体4は、演算増幅器3の反転入力
に接続し、その非反転入力は、基準電圧+VREFに接続している。演算増幅器3
と積分用キャパシタ37とスイッチト・キャパシタ型フィードバック回路11A
の組合せは、損失性積分器を構成し、これは、ローパス・フィルタとして機能す
ることができる。
のフィードバック・キャパシタ33および43を備え、この各々は、キャパシタ
ンスCを有する。(積分用キャパシタ37の代表的な値CINTは、100ピコフ
ァラッドであり、フィードバック・キャパシタ33および43の代表的な値は、
2.5ピコファラッドである)。フィードバック・キャパシタ43は、その(+
)端子が、導体49によってクロック信号φ2で作動されるスイッチ46に接続
している。スイッチ46は、φ2の間、導体49をVOUTに接続する。スイッチ
45は、φ1Rの間、導体49を+VREFに接続し、そしてスイッチ48は、φ
1Pの間、導体49を+BVREFに接続する。フィードバック・キャパシタ43
の他方の端子は、導体41によりスイッチ40,42および47に接続する。後
述するように、スイッチ40は、φ2の間、導体41を加算導体4に接続し、ス
イッチ42は、φ1Rの間、導体41を+VREFに接続し、そしてスイッチ47
は、φ1Pの間、導体41を+BVREFに接続する。
よって、スイッチ30,32および38に接続している。キャパシタ33は、キ
ャパシタ43の方向とは逆方向に配置している。後述するように、スイッチ30
は、φ1の間、導体31を加算導体4に接続し、スイッチ32は、φ2Rの間、
導体31を+VREFに接続し、そしてスイッチ38は、φ2Pの間、導体31を
+BVREFに接続する。フィードバック・キャパシタ33の他方の端子は、導体
34によってスイッチ35,36および39に接続する。スイッチ36は、φ1
の間、導体34をVOUTに接続する。スイッチ35は、φ2Rの間、導体34を
+VREFに接続し、そしてスイッチ39は、φ2Pの間、導体34を+BVREFに
接続する。
ビット・データ入力Dを、導体5上のアナログの連続時間信号VOUTに変換する
。このため、1ビットDAC2は、加算導体4との間で、ある固定の量の電荷を
“ダンプ”するかあるいは“引き出し”をするかのいずれかを行い、これは、1
ビット・データ信号Dが論理“1”であるかあるいは“0”であるかに依存する
。
Aおよび23Bは、φ1の間リセットするが、このφ1は、“リセット”フェー
ズあるいは“プリチャージ”フェーズと考えることができる。(図5のタイミン
グ図を参照されたい)。詳細には、スイッチ24Aおよび26Aは、φ1の間閉
じて、サンプリング・キャパシタ23Aをリセットする、すなわち導体22Aを
グランドにセットしかつ導体25Aを+VREFにセットすることによって+VREF にプリチャージする。これと同時に、スイッチ21Bおよび26Bを閉じて、導
体22Bを+VREFにまた導体25Bを+VREFに接続し、これによって、サンプ
リング・キャパシタ23Bをゼロ・ボルトに“リセット”する。(φ1の間、1
ビットDAC2内の他方のスイッチは、開いている)。
3を、VOUTと加算導体4上の+VREFレベルとの間に接続する。損失性積分器の
フィードバック回路11Aのスイッチ32、35,38,39,40,46は、
開いている。1ビットDAC2のスイッチ27Aおよび27Cは、φ1の間開い
ているため、演算増幅器3は、キャパシタ33が初期のゼロ・ボルトから+VRE F −VOUTボルトにチャージされるとき、加算導体4を+VREFボルトの仮想レベ
ルに維持するのに十分な程VOUTを変化させる。VOUTのこの変化の間、キャパシ
タ33の電圧係数は、VOUTに対応する誤差を生じさせる。
スイッチ42および45は、開いたままである。これは、キャパシタ43の両方
の端子を、バッファ形基準電圧レベル+BVREFに放電させる。スイッチ42お
よび45は、(スイッチ47および48が開いた後)φ1Rの間閉じて、キャパ
シタ43の両方の端子を、精密で低ノイズすなわち“静かな”基準電圧+VREF
にセットする。φ1Pの間、キャパシタ43を放電させるのに必要なデータ依存
(すなわちVOUTに依存)電流は、+BVREFを発生するバッファ形基準電圧回路
内へ流れる。φ1Rの間、“静かな”基準+VREF中へ流れる電流は、+VREFと
+BVREFとの間の差にのみ依存し、したがってデータに依存しない。
ァ形基準電圧+BVREFに接続しそして次にφ1Rの間に静かな基準電圧+VREF に接続することは、“静かな”基準電圧+VREFを発生する基準電圧回路の有限
の出力インピーダンスを通るデータ依存電流の流れに起因する、+VREFにおけ
るどのようなデータ依存変化も回避する。ここで、+BVREFを発生するバッフ
ァ形基準電圧回路は、特に正確であることは必要でない。実際、これは、静かな
基準電圧回路が発生する+VREFの値のわずか3〜4ミリボルトの範囲内とする
必要があるだけである。+VREFと+BVREFとの間のどのようなこのミスマッチ
も、単に、容易にフィルタにより除去できるオフセットを生じさせ、したがって
出力電圧VOUTにおけるどのようなノンリニアリティも発生しない。
サンプリング・キャパシタ23Aおよび23Bは、+VREFおよびゼロにそれぞ
れプリチャージまたはリセットする一方で、キャパシタ43を、ゼロにリセット
し、またキャパシタ33をVOUTと加算導体4上の+VREF電圧との間に接続して
、φ1フェーズの終わりに積分用キャパシタ37に蓄積されていた電圧に比例す
る電荷を除去する。
42,45,47,48を開く。したがって、導体22Aは、+VREFボルトに
接続して、導体25Aを、+VREFから+2VREFボルトに増加させる。導体22
Bは、グランドに接続して、導体25Bを+VREFボルトからゼロ・ボルトに減
少させる。
23A上の電荷を、加算導体4中へ“ダンプ”し、スイッチ26A,26B,2
7B,27Cを開く。スイッチ27Dを閉じ、したがって導体25Bを+BVRE F にチャージする。
って、“電荷パケット”を、加算導体4からサンプリング・キャパシタ23B内
へ移らせる。スイッチ27Aは開き、スイッチ27Bは閉じて、導体25Aをバ
ッファ形基準電圧+BVREFに放電させる。
か“0”であるかにしたがって基準電圧回路に放電させる場合、これが、基準電
圧回路中へのデータ依存電流の流れをもたらし、そしてこれが、その基準電圧に
おけるデータ依存変動を生じさせることである。基準電圧におけるこのデータ依
存変動は、発生中の出力信号における歪みを生じさせることがある。
圧+BVREFを発生する低出力インピーダンス回路(図6に示す)中へ放電させ
ることにより回避する。これは、データ依存電流が静かな基準電圧+VREFを発
生する回路の有限インピーダンスを流れるのを回避できる。
れにより、φ2フェーズの終わりに積分用キャパシタ37に蓄積された電圧に比
例する電荷を除去する。演算増幅器3は、加算導体4をその仮想の+VREFレベ
ルに維持するの必要なだけVOUTを変化させる。各クロック・サイクルの間にお
けるVOUTのこの変化が小さい場合、そしてキャパシタ43がキャパシタ33と
極性が逆であるため、キャパシタ43の電圧係数は、VOUTのその結果の値に対
し、キャパシタ33の電圧係数がその前にφ1フェーズの間にVOUTの値に影響
を与えた量と等しい量であるがそれとは逆極性で、影響を与える。この結果、キ
ャパシタ33および43の電圧係数に起因するVOUTにおける誤差がキャンセル
される。
は、前述のものと同様の方法で動作することによって、φ2の間にキャパシタ3
3をリセットすることにより生じるデータ依存電流が、+VREF源に流れ込むの
を阻止する。
よび23Bの電荷パケットを、加算導体4に分配するかあるいはそれから引き出
し、キャパシタ33をリセットし、そしてキャパシタ43は、φ2フェーズの終
わりに積分用キャパシタ37の両端間に発生された電圧をサンプルする。
Aおよび23Bの両方は、クロック・サイクル毎にリセットして、そのようなキ
ャパシタを充電することに関連する時定数に起因した誤差を回避するようにすべ
きことである。しかし、クロック・サイクル毎のサンプリング・キャパシタの充
電および放電は、基準電圧中へのデータ依存電流の上述の流れをもたらす。本発
明によれば、+BVREFを発生する図6のバッファ形基準電圧回路と、これに関
連のクロック信号φ1Rおよびφ1Pを提供し、これにおいて、基準電圧+VRE F に充電すべき全てのキャパシタを、最初にバッファ形基準電圧+BVREFに充電
することによって、静かな基準電圧+VREFにおけるデータ依存変動を回避する
。
“静かな”基準電圧+VREFを発生し、また導体19に+BVREFを発生する。適
当な基準電圧回路13は、内部抵抗rsを有し、この両端間には、電流が導体2
0へあるいはこれから流れるときに誤差電圧が発生する。この誤差電圧は、基準
電圧回路13が発生する電圧に加わって、+VREFの値における誤差を生じさせ
る。
ッファ回路18を設け、その出力は導体19に接続し、その入力は導体20に接
続している。最初にプリチャージあるいはリセットしているキャパシタは、導体
19に接続して、そのデータ依存電荷パケットがバッファ18の出力を通しての
み流れる。したがって、このデータ依存電荷パケットのどれも、そのキャパシタ
との間でrsを通して流れず、したがって+VREFにおける上述の誤差が回避され
る。次に、このキャパシタを導体20に接続して、それに+VREFの正確な値を
セットする。このときrsを通して流れるどのような電荷も、微少であって、+
BVREFと+VREFとの間の任意のわずかであるが一定の差(3−4ミリボルト)
によって決まる。バッファ18の1つの実現例は、単に、図6に示したように演
算増幅器を電圧フォロワ構成で接続して使用することである。代替例として、図
7は、開ループ・バッファ回路の回路図を示しており、これは、図6に示した閉
ループ電圧フォロワ法よりも電力消費が少ないが、通常より高いオフセット電圧
を有することになる。
ET72および73と、PチャンネルのMOSFET74とを使用することによ
って、Pチャンネル電流源トランジスタ75および76に対しカレントミラー・
バイアス電圧を提供する。トランジスタ75は、定電流を、差動増幅器を形成す
る差動接続されたPチャンネル入力トランジスタ69および70に供給する。導
体20上の+VREFは、PチャンネルMOSFET70のゲートおよびドレイン
上に再現し、そして次に、PチャンネルMOSFET71のゲートへとレベルを
シフトダウンする。PチャンネルMOSFET80は、次にその電圧を、導体1
9に対しレベルをシフトアップさせる。+BVREFは、+VREFの複製として導体
19上に発生する。PチャンネルMOSFET71,76,78およびNチャン
ネルMOSFET77とは、その互いの接続によって、NチャンネルMOSFE
T79および77並びにPチャンネルMOSFET80をバイアスして、低出力
インピーダンスをもつ開ループ出力段を提供し、これにおいて、静止動作電圧+
BVREFを+VREFの複製(3−4ミリボルト内)としている。
、フィードバック回路11A内の種々のスイッチに対し示した記号は簡単化して
ある。現在好ましい実施形態においては、これらスイッチは、CMOSスイッチ
で実現している。CMOSスイッチのトランジスタのあるものは、図5に示した
非オーバーラップ式のクロック信号φ1およびφ2を受ける。CMOSスイッチ
の各々における他のトランジスタは、φ1Pおよびφ1Rのような補助クロック
信号を受け、そしてこれらは、φ1からしかもこれに対し遅延させて得られ、ま
たφ2からしかもこれに対し遅延させて得られ、これによって、(1)当業者が
“ボトム・プレート・サンプリング”と呼ぶものを実現すること、および(2)
データ依存“トーン”あるいは誤差が、静かな基準電圧+VREFに重畳されるの
を回避すること、の両方を行うようにする。
回路内の演算増幅器3に関連したオフセット電圧を低減させることができる。チ
ョッパ安定化を使用する場合、これは、使用しなければならないCMOSスイッ
チ回路の数とその複雑さとを増し、また、使用しなければならないφ1およびφ
2から得る補助クロック信号の数も増加させる。このような追加の補助クロック
信号、チョッパ安定化クロック信号、およびCMOSスイッチ回路の詳細は、開
示しないが、それは、これらが、本発明を十分に説明ししかも本発明を当業者が
実施できるようにするには不要であるからである。
体を利用して、図1のデジタル−アナログ変換器1Aの種々の部分に+VREFを
印加することにより、それらの共通のインピーダンスに起因する望ましくないク
ロストークを阻止する。
デジタル変換器1Bは、図1の実施形態と同じ1ビットDAC2を備えている。
しかし、スイッチト・キャパシタ型フィードバック回路11Bは、図1のスイッ
チト・キャパシタ型フィードバック回路11Aとは異なっていて、スイッチト・
フィードバック・キャパシタ43の(+)端子を、依然として図1におけるのと
同じように逆向きで配置しているが、これらは、異なった方法で動作させる。そ
の代わり、図2Aの回路における基本的アプローチは、φ2の間におけるフィー
ドバック・キャパシタ43の電圧係数に起因する電圧係数誤差を“受け入れる”
ことであり、そしてある量の電荷を発生して、これが、加算導体4に集積された
ときに、フィードバック・キャパシタ43の電圧係数に起因するその誤差をキャ
ンセルする。追加の補正キャパシタ54は、加算導体4と導体55との間に接続
し、その(+)端子は導体55に接続している。導体55は、スイッチ57によ
り+VREFに接続し、そしてスイッチ56によりVOUTに接続する。スイッチ56
は、φ2で作動し、スイッチ57はφ1で作動する。(簡単のため、バッファ形
基準電圧+BVREFおよびこれに関連の図1の補助クロック信号φ1P,φ1R
,φ2P,φ2Rは、図2A、図2B、図3Aには示していない)。キャパシタ
33,43,54の各々に対するキャパシタンスの代表値は、2.5ピコファラ
ッドである。
ャパシタ33が積分用キャパシタ37の両端間の電圧すなわち加算導体4とVOU T との間の差を“サンプリング”しているφ1の間、スイッチ56を開き、スイ
ッチ57を閉じ、これによって、キャパシタ54をリセットする。φ2の間、キ
ャパシタ54は、加算導体4上の仮想+VREFレベルとVOUTとの間の差に充電す
る。この次のφ1パルスの間におけるスイッチ57の続く閉成は、キャパシタ5
4上の小量の補正電荷を加算導体4に移す。
るかを示している。 φ2の間、以下の離散時間式は、損失性積分器のフィードバック部分に対し書
くことができる。
である。 φ1の間、以下の式を書くことができる。
VOUT項のキャンセルをもたらして、以下が生じる。
い。しかし、C54がC33とC43に等しい場合、φ1の間においてVOUTに
ほとんど変化はない。この理由は、φ1の間は、VOUTにおける変化のみが、電
圧係数に対する補正に起因するからである。この結果、演算増幅器3がVOUTの
このわずかな変化からセトリングするのに非常に小さな時間しか必要でない。こ
のため、φ1は、φ2よりもはるかに短いものとすることができ、このことは、
例えば、φ2フェーズの間にチョッパ安定化またはセトリングに対しもっと多く
の時間を許容するのに有利となる。
ィードバック回路11Cのキャパシタ54は、導体55と導体65との間に接続
している。導体65は、スイッチ66により+VREFに、そしてスイッチ64に
より加算導体4に接続している。
シタ54は、φ1とφ2の間の非オーバーラップ・インターバルの間、加算導体
4とVOUTから完全に分離し、これは、ある種の構成および応用においては有利
となることがある。
電圧係数の影響のキャンセルをもたらすかを示す。 φ2の間、以下の離散時間式を書くことができる。
VOUT(n+1)にほぼ等しくした場合、式9の電圧係数項のキャンセルが、以
下の通り実現される。
のフィードバック・キャパシタ7のみを損失性積分器フィードバック回路11D
において使用している。これは、その端子接続が、1つ置きのサンプル時にその
電圧係数の影響のキャンセルをもたらすような方法で逆転するように動作させる
。図3Cは、どのようにしてスイッチを使用して、1つ置きのサイクルの間にフ
ィードバック・キャパシタ7の2つの端子の接続の逆転を実現できるかについて
示している。その結果生じる出力信号は、フィルタ処理をすることによって、フ
ィルタした出力信号における逆極性の誤差を時間平均する。もし、フィードバッ
ク・キャパシタ7の両端間の電圧が、DACサンプリング周波数と比べゆっくり
変化する場合、フィードバック・キャパシタ7の電圧係数のノンリニアの影響を
、有効にキャンセルする。
出力は、導体4で演算増幅器3の反転入力に接続している。演算増幅器3の非反
転入力は、+VREFに接続している。演算増幅器3の出力VOUTは、導体5に発生
する。しかし、スイッチト・フィードバック・キャパシタ回路11Dは、たった
1つのスイッチト・キャパシタ7を含み、これは、図3Aに示した簡略図におけ
るスイッチ6および8によって、導体4と5との間に逆転可能に結合する。スイ
ッチ6および8は、図3Bのタイミング図に示すように、φ2が“活性”あるい
は“1”レベルにあるときに閉じる。スイッチト・キャパシタ7は、CINTが1
00ピコファラッドである集積回路においては、5ピコファラッドのキャパシタ
ンスをもたせることができる。図1に示した通り、積分用キャパシタ37および
導体4と5との間に結合したスイッチト・キャパシタ・フィードバック回路11
Dを有する演算増幅器3は、ローパス・フィルタとして使用する損失性積分器を
構成する。
別した第2端子とを有する。スイッチ9および10は、φ1の間閉じるが、これ
らは、スイッチ9および10が閉じた時に、キャパシタ7に蓄積されたどのよう
な電圧も+VREFに放電させる。(簡単のため、図1のバッファ形基準電圧+B
VREFおよびこれに関連のスイッチ、並びに補助クロック信号は、図3Aおよび
図3Cから省略している)。
ように、1度は“フェーズA”の間に、そして後続のサイクル“フェーズB”に
おいて1度である。図3Bのタイミング図は、フェーズAとフェーズBとの間の
関係を示し、また非オーバーラップのクロック信号φ1とφ2との間の関係を示
している。
導体5へのキャパシタ7の(+)端子と(−)端子の物理的接続を逆転すること
である。フェーズAとフェーズB間の遷移中におけるキャパシタ7の(+)端子
および(−)端子の接続方向を逆転させるスイッチング回路は、図3Cに示して
いる。
、以下の式で与えられる。
ているときは、以下の式で与えられる。
ク・キャパシタ7の公称のキャパシタンスである。出力電圧VOUTの値は、フィ
ードバック・キャパシタC7の電圧係数項αに起因してVOUTと共に変化する成
分を含む。
べゆっくり変化するとすると、分かるように、VOUTを受けるように接続する後
続のフィルタは、サンプル・フェーズAおよびサンプル・フェーズB中のフィー
ドバック・キャパシタC7のわずかに異なった値から生ずるVOUT内のわずかな
変動を時間平均することができる。
るノンリニアリティをキャンセルできる一方で、米国特許4,918,454の技術が必
要とする極めて精密なキャパシタ・マッチングに対するニーズを回避できる、と
いう主要な利点を有している。最初に+BVREFへそして次に+VREFへのスイッ
チト・キャパシタの2ステップのリセット処理は、“静かな”基準電圧+VREF
におけるデータ依存変動を防止し、そしてこれによってこの回路内に発生される
アナログ信号における歪みを回避する。1ビットDAC2により導体4上に発生
されるこの信号は、本来的に大量の高い周波数のノイズを含んでいるため、演算
増幅器3とそのフィードバック回路11Aと積分用キャパシタ37とを備えた損
失性積分器の使用は、ローパス・フィルタを提供し、これが、プレフィルタした
連続時間の出力電圧VOUTを発生する。次に、VOUTは、後続のポストフィルタ(
図示せず)によりさらにより一層容易にフィルタすることができる。さらに、上
述の損失性積分器のサンプリング・フェーズの間において分配する必要のある電
荷量は、低減される。これは、演算増幅器のスリューレート要件を低減させる。
業者であれば、本発明の真の要旨および範囲から逸脱せずに、本発明の上記実施
形態に対し種々の変更を行うことができる。したがって、特許請求の範囲に記載
したものと非実質的にしか異なっていないあるいは実質的に同一の機能を実質的
に同一の方法で同じ結果を実現するあらゆる要素またはステップは、本発明の範
囲内のものである、ということを意図している。例えば、損失性積分器のフィー
ドバック・ループ内において利用した電圧係数誤差の平均またはキャンセルの技
術は、図8および図9に示したようなサンプリング回路において発生される電圧
係数誤差を平均化あるいはキャンセルするのにも利用することができる。
せるこの技術は、完全に差動の損失性積分器にも等しく適用可能であり、これに
おいては、演算増幅器3は第2の出力を有し、フィードバック回路11Aは、デ
ィスパッチしてその第2出力と(+)入力との間に結合し、この場合には、図1
のスイッチ27Bおよび27Dは、+BVREFまたは+VREFにではなく、演算増
幅器の(+)入力に接続することになる。この配置は、演算増幅器のスリューレ
ート要件を低減し、かつキャパシタンス電圧係数の影響の優れたキャンセルとい
う上述の利点を提供する。既知のチョッパ安定化技術を図1に示したシングルエ
ンデッド回路と共に使用することに関する前述のことは、シングルエンデッドの
実現例に対してと同じように完全に差動の実現例に対しても等しく適用可能であ
る。さらにまた、バッファ形基準電圧、関連のスイッチ、および補助クロック信
号φ1P,φ1R等の使用もまた、シングルエンデッドの損失性積分器に対して
と同じように、完全に差動のものに対しても容易に適用できる。
−アナログ変換器の回路図。
ET実現例の回路図。
ィルタの動作を説明するのに役立つ簡単化したタイミング図。
ッファ形基準電圧源とを示す回路図。
ファ回路の回路図。
のようにしてスイッチト・キャパシタ・サンプリング回路において使用できるか
を示す回路図。
のようにしてスイッチト・キャパシタ・サンプリング回路において使用できるか
を示す回路図。
Claims (33)
- 【請求項1】 損失性積分器であって、 (a)演算増幅器であって、加算導体に結合した反転入力(−)と、第1の基
準電圧を受けるように結合した非反転入力(+)と、該演算増幅器の前記反転入
力(−)と出力導体との間に結合した積分用キャパシタと、を有する前記の演算
増幅器と、 (b)該演算増幅器の前記出力導体と前記反転入力(−)との間に結合したス
イッチト・キャパシタ・フィードバック回路であって、該スイッチト・キャパシ
タ・フィードバック回路が、 i.第1および第2のフィードバック・キャパシタと、 ii.第1のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタを前
記加算導体と前記出力導体との間に結合する第1および第2のサンプリング・ス
イッチと、第2のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタの前
記端子を第1基準電圧にそれぞれ結合する第1および第2のリセット・スイッチ
と、 iii.前記第2クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャパシ
タを前記加算導体と前記出力導体との間に結合する第3および第4のサンプリン
グ・スイッチと、前記第1クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャ
パシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する第3および第4のリセット・ス
イッチと、 を含み、 前記第1および第2のフィードバック・キャパシタの向きが、逆になって、前
記第1および第2のフィードバック・キャパシタから前記加算導体への電圧係数
誤差電荷寄与分のキャンセルを実施するようになった、前記のスイッチト・キャ
パシタ・フィードバック回路と、 から成る損失性積分器。 - 【請求項2】 請求項1記載の損失性積分器において、前記第1電圧は、前記第1基準電圧で
あること、を特徴とする損失性積分器。 - 【請求項3】 請求項2記載の損失性積分器であって、 (a)前記第1基準電圧を発生する第1の回路と、前記バッファ形基準電圧を
発生する第2の回路と、 (b)前記第2クロック信号の第1の部分の間に、前記第1フィードバック・
キャパシタの前記端子を前記バッファ形基準電圧にそれぞれ結合する第5および
第6のリセット・スイッチと、前記第2クロック信号の第2の部分の間に、前記
第1フィードバック・キャパシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する前記
第1および第2のリセット・スイッチと、 (c)前記第1クロック信号の第1の部分の間に、前記第2フィードバック・
キャパシタの前記端子を前記バッファ形基準電圧にそれぞれ結合する第7および
第8のリセット・スイッチと、前記第1クロック信号の第2の部分の間に、前記
第2フィードバック・キャパシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する前記
第3および第4のリセット・スイッチと、 を含むこと、を特徴とする損失性積分器。 - 【請求項4】 請求項3記載の損失性積分器において、前記第2クロック信号の前記第1およ
び第2の部分は、非オーバーラップであり、前記第1クロック信号の前記第1お
よび第2の部分は、非オーバーラップであること、を特徴とする損失性積分器。 - 【請求項5】 請求項4記載の損失性積分器において、第1の補助クロック信号は、前記第2
クロック信号の前記第1部分の間、前記第5リセット・スイッチおよび前記第6
リセット・スイッチを閉じ、第2の補助クロック信号は、前記第2クロック信号
の前記第2部分の間、前記第1および第2のリセット・スイッチを閉じ、第3の
補助クロック信号は、前記第1クロック信号の前記第1部分の間、前記第7リセ
ット・スイッチと前記第8リセット・スイッチとを閉じ、そして第4の補助クロ
ック信号は、前記第1クロック信号の前記第2部分の間、前記第3および第4の
リセット・スイッチを閉じること、を特徴とする損失性積分器。 - 【請求項6】 デジタル−アナログ変換器回路であって、 (a)1ビット・スイッチト・キャパシタDACであって、デジタル入力信号
が第1の論理レベルにある場合に、所定の量の電荷を加算導体に供給するか、あ
るいは前記デジタル入力信号が第2の論理レベルにある場合に、前記所定量の電
荷を前記加算導体から引き出すように反復的に動作可能である、前記の1ビット
・スイッチト・キャパシタDACと、 (b)損失性積分器であって、前記加算導体に結合した反転入力(−)と、第
1の電圧を受けるように結合した非反転入力(+)とを有する演算増幅器と、該
演算増幅器の前記反転入力と前記非反転入力との間に結合した積分用キャパシタ
と、前記出力導体と前記反転入力(−)との間に結合したスイッチト・キャパシ
タ・フィードバック回路と、を含み、前記スイッチト・キャパシタ・フィードバ
ック回路が、 i.第1および第2のフィードバック・キャパシタと、 ii.第1のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタを前
記加算導体と前記出力導体との間に結合する第1および第2のサンプリング・ス
イッチと、第2のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタの前
記端子を第1基準電圧にそれぞれ結合する第1および第2のリセット・スイッチ
と、 iii.前記第2クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャパシ
タを前記加算導体と前記出力導体との間に結合する第3および第4のサンプリン
グ・スイッチと、前記第1クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャ
パシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する第3および第4のリセット・ス
イッチであって、前記第1および第2のフィードバック・キャパシタの向きが、
逆になって、前記第1および第2のフィードバック・キャパシタから前記加算導
体への電圧係数誤差電荷寄与分のキャンセルを実施するようになった、前記の前
記の第3および第4のリセット・スイッチと、 を含む、前記の損失性積分器と、 から成るデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項7】 請求項6記載のデジタル−アナログ変換器回路において、前記第1電圧は、前
記第1基準電圧であること、を特徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項8】 請求項7記載のデジタル−アナログ変換器回路であって、さらに、 (1)前記第1基準電圧を発生する第1の回路と、前記バッファ形基準電圧を
発生する第2の回路、 を含み、 前記損失性積分器は、 (2)前記第2クロック信号の第1の部分の間に、前記第1フィードバック・
キャパシタの前記端子を前記バッファ形基準電圧にそれぞれ結合する第5および
第6のリセット・スイッチと、前記第2クロック信号の第2の部分の間に、前記
第1フィードバック・キャパシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する前記
第1および第2のリセット・スイッチと、 (3)前記第1クロック信号の第1の部分の間に、前記第2フィードバック・
キャパシタの前記端子を前記バッファ形基準電圧にそれぞれ結合する第7および
第8のリセット・スイッチと、前記第1クロック信号の第2の部分の間に、前記
第2フィードバック・キャパシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する前記
第3および第4のリセット・スイッチと、 を含むこと、 を特徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項9】 請求項8記載のデジタル−アナログ変換器回路において、 前記第2クロック信号の前記第1および第2の部分は、非オーバーラップであ
り、前記第1クロック信号の前記第1および第2の部分は、非オーバーラップで
あり、 第1の補助クロック信号は、前記第2クロック信号の前記第1部分の間、前記
第5リセット・スイッチおよび前記第6リセット・スイッチを閉じ、第2の補助
クロック信号は、前記第2クロック信号の前記第2部分の間、前記第1および第
2のリセット・スイッチを閉じ、第3の補助クロック信号は、前記第1クロック
信号の前記第1部分の間、前記第7リセット・スイッチと前記第8リセット・ス
イッチとを閉じ、そして第4の補助クロック信号は、前記第1クロック信号の前
記第2部分の間、前記第3および第4のリセット・スイッチを閉じること、を特
徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項10】 請求項9記載のデジタル−アナログ変換器回路において、前記1ビット・スイ
ッチト・キャパシタDACは、 第1のスイッチにより前記基準電圧に結合した第1の端子と、第2のスイッチ
により前記加算導体に結合した第2の端子とを有する第1のサンプリング・キャ
パシタと、第4のスイッチにより前記基準電圧に結合した第1の端子と、第4の
スイッチにより前記加算導体に結合した第2の端子とを有する第2のサンプリン
グ・キャパシタと、 前記第2クロック信号の間に、前記第1サンプリング・キャパシタの前記第1
端子をグランド導体に結合する第9のリセット・スイッチと、前記第2クロック
信号の間に、前記第1サンプリング・キャパシタの前記第2端子を基準電圧に結
合する第10のリセット・スイッチと、前記第1クロック信号の間にデータ信号
Dが“0”レベルにある場合に前記第1サンプリング・キャパシタの前記第2端
子を前記バッファ形基準電圧に結合する第11のリセット・スイッチと、前記第
1クロック信号の間に前記第2サンプリング・キャパシタの前記第1端子を前記
グランド導体に結合する第12のリセット・スイッチと、前記第2クロック信号
の間に前記第2サンプリング・キャパシタの前記第2端子を前記基準電圧に結合
する第13のリセット・スイッチと、前記第1クロック信号の間に前記デジタル
信号Dが“1”レベルにある場合に前記第2サンプリング・キャパシタの前記第
2端子を前記バッファ形基準電圧に結合する第14のリセット・スイッチと、 を含むこと、を特徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項11】 請求項10記載のデジタル−アナログ変換器回路において、前記第1スイッチ
は、前記第1クロック信号の間閉じ、前記第3スイッチは、前記第2クロック信
号の間閉じ、前記第2スイッチは、前記第1クロック信号の間に、前記デジタル
信号Dが“1”レベルにある場合に閉じ、前記第4スイッチは、前記第1クロッ
ク信号の間に、前記デジタル信号Dが“0”レベルにある場合に閉じること、を
特徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項12】 デジタル−アナログ変換器回路であって、 (a)1ビット・スイッチト・キャパシタDACであって、第1および第2の
サンプリング・キャパシタと、第1および第2のクロック信号および第1の基準
電圧に応答して、デジタル入力信号が第1の論理レベルにある場合に、所定の量
の電荷を加算導体に供給するか、あるいは前記デジタル入力信号が第2の論理レ
ベルにある場合に、前記所定量の電荷を前記加算導体から引き出すように反復的
に動作可能である関連のスイッチと、を含む、前記の1ビット・スイッチト・キ
ャパシタDACと、 (b)損失性積分器であって、前記加算導体に結合した反転入力(−)と、第
1の電圧を受けるように結合した非反転入力(+)と、前記演算増幅器の前記反
転入力(+)と前記出力導体との間に結合した積分用キャパシタと、前記演算増
幅器の前記反転入力と前記出力導体との間に結合した積分用キャパシタと、前記
出力導体と前記反転入力(−)との間に結合したスイッチト・キャパシタ・フィ
ードバック回路と、を有する演算増幅器を含み、前記スイッチト・キャパシタ・
フィードバック回路が、 i.第1および第2のフィードバック・キャパシタであって、各々が第1の
端子(+)と、第2の端子と、そして関連の電圧係数を有する、前記の第1およ
び第2のフィードバック・キャパシタと、 ii.第1および第2のサンプリング・スイッチと第1および第2のリセッ
ト・スイッチであって、前記第1サンプリング・スイッチが、第2のクロック信
号の間に前記第1フィードバック・キャパシタの前記第2端子を前記加算導体に
結合し、前記第2サンプリング・スイッチが、第2のクロック信号の間に前記第
1フィードバック・キャパシタの前記第1端子を前記出力導体に結合し、前記第
1リセット・スイッチが、前記第1クロック信号の間に前記第1フィードバック
・キャパシタの前記第2端子を前記第1基準電圧に結合し、前記第2リセット・
スイッチが、前記第1クロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタ
の前記第1端子を前記第1基準電圧に結合する、前記の第1および第2のサンプ
リング・スイッチと第1および第2のリセット・スイッチと、 iii.第3および第4のサンプリング・スイッチと、第3および第4のリ
セット・スイッチであって、前記第3サンプリング・スイッチが、前記第1クロ
ック信号の間に前記第2フィードバック・キャパシタの前記第1端子を前記加算
導体に結合し、前記第4サンプリング・スイッチが、前記第1クロック信号の間
に前記第2フィードバック・キャパシタの前記第2端子を前記出力導体に結合し
、前記第3リセット・スイッチが、前記第2クロック信号の間に前記第2フィー
ドバック・キャパシタの前記第1端子を前記第1基準電圧に結合し、前記第4リ
セット・スイッチが、前記第2クロック信号の間に前記第2フィードバック・キ
ャパシタの前記第2端子を前記第1基準電圧に結合する、前記の第3および第4
のサンプリング・スイッチと第3および第4のリセット・スイッチと、 を含む、前記のスイッチト・キャパシタ・フィードバック回路と、 を含む前記の損失性積分器と、 から成るデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項13】 請求項12記載のデジタル−アナログ変換器回路において、前記第1電圧は、
前記第1基準電圧であること、を特徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項14】 損失性積分器であって、 演算増幅器であって、加算導体に結合した反転入力(−)と、第1の基準電圧
を受けるように結合した非反転入力(+)と、該演算増幅器の前記反転入力(−
)と出力導体との間に結合した積分用キャパシタと、該演算増幅器の前記出力導
体と前記反転入力(−)との間に結合したスイッチト・キャパシタ・フィードバ
ック回路と、を有する、前記の演算増幅器と、 スイッチト・キャパシタ・フィードバック回路であって、 i.第1および第2のフィードバック・キャパシタと、 ii.第1のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタを前
記加算導体と前記出力導体との間に結合する第1および第2のサンプリング・ス
イッチと、第2のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタの前
記端子を第1基準電圧にそれぞれ結合する第1および第2のリセット・スイッチ
と、 iii.前記第2クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャパシ
タを前記加算導体と前記出力導体との間に結合する第3および第4のサンプリン
グ・スイッチと、前記第1クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャ
パシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する第3および第4のリセット・ス
イッチと、 iv.補正キャパシタと、スイッチング回路であって、該スイッチング回路
が、前記第1クロック信号の間に前記補正キャパシタを前記出力導体に結合して
補正電荷を前記補正キャパシタに蓄積し、かつ前記第2クロック信号の間に前記
補正電荷を前記加算導体に供給して、前記第1フィードバック・キャパシタから
前記加算導体に先に移された電圧係数誤差電荷をキャンセルする、前記のスイッ
チング回路と、 を含む、前記のスイッチト・キャパシタ・フィードバック回路と、 から成る損失性積分器。 - 【請求項15】 請求項14記載の損失性積分器において、前記第1電圧は、前記第1基準電圧
であること、を特徴とする損失性積分器。 - 【請求項16】 デジタル−アナログ変換器回路であって、 (a)1ビット・スイッチト・キャパシタDACであって、デジタル入力信号
が第1の論理レベルにある場合に、所定の量の電荷を加算導体に供給するか、あ
るいは前記デジタル入力信号が第2の論理レベルにある場合に、前記所定量の電
荷を前記加算導体から引き出すように反復的に動作可能である、前記の1ビット
・スイッチト・キャパシタDACと、 (b)損失性積分器であって、前記加算導体に結合した反転入力(−)と、第
1の電圧を受けるように結合した非反転入力(+)とを有する演算増幅器と、該
演算増幅器の前記反転入力と前記非反転入力との間に結合した積分用キャパシタ
と、前記演算増幅器の前記出力導体と前記反転入力(−)との間に結合したスイ
ッチト・キャパシタ・フィードバック回路と、を含み、前記スイッチト・キャパ
シタ・フィードバック回路が、 i.第1および第2のフィードバック・キャパシタと、 ii.第1のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタを前
記加算導体と前記出力導体との間に結合する第1および第2のサンプリング・ス
イッチと、第2のクロック信号の間に前記第1フィードバック・キャパシタの前
記端子を第1基準電圧にそれぞれ結合する第1および第2のリセット・スイッチ
と、 iii.前記第2クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャパシ
タを前記加算導体と前記出力導体との間に結合する第3および第4のサンプリン
グ・スイッチと、前記第1クロック信号の間に、前記第2フィードバック・キャ
パシタの前記端子を前記第1基準電圧に結合する第3および第4のリセット・ス
イッチと、 iv.補正キャパシタと、スイッチング回路であって、該スイッチング回路
が、前記第1クロック信号の間に前記補正キャパシタを前記出力導体に結合して
補正電荷を前記補正キャパシタに蓄積し、かつ前記第2クロック信号の間に前記
補正電荷を前記加算導体に供給して、前記第1フィードバック・キャパシタから
前記加算導体に先に移された電圧係数誤差電荷をキャンセルする、前記のスイッ
チング回路と、 を含む、前記の損失性積分器と、 から成るデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項17】 請求項16記載のデジタル−アナログ変換器回路において、前記第1電圧は、
前記第1基準電圧であること、を特徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項18】 デジタル−アナログ変換器回路であって、 (a)1ビット・スイッチト・キャパシタDACであって、デジタル入力信号
が第1の論理レベルにある場合に、所定の量の電荷を加算導体に供給するか、あ
るいは前記デジタル入力信号が第2の論理レベルにある場合に、前記所定量の電
荷を前記加算導体から引き出すように反復的に動作可能である、前記の1ビット
・スイッチト・キャパシタDACと、 (b)損失性積分器であって、前記加算導体に結合した反転入力(−)と、第
1の電圧を受けるように結合した非反転入力(+)とを有する演算増幅器と、該
演算増幅器の前記反転入力と前記非反転入力との間に結合した積分用キャパシタ
と、前記演算増幅器の前記出力導体と前記反転入力(−)との間に結合したスイ
ッチト・キャパシタ・フィードバック回路と、を含み、前記スイッチト・キャパ
シタ・フィードバック回路が、 i.第1(+)の端子および第2(−)の端子を有するフィードバック・キ
ャパシタと、 ii.第3および第4の端子を有する伝達回路であって、前記第3および第
4の端子との前記第1(+)および第2(−)の端子の接続を反復的に逆転させ
るよう動作する、前記の伝達回路と、 iii.第1のクロック信号の間に、前記伝達回路を、前記加算導体と前記
出力導体との間に結合するサンプリング・スイッチ回路と、第2のクロック信号
の間に、前記第1フィードバック・キャパシタの前記端子を第1の基準電圧に結
合する第1および第2のリセット・スイッチと、 を含む、前記の損失性積分器と、 から成るデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項19】 請求項18記載のデジタル−アナログ変換器回路において、前記第1電圧は、
前記第1基準電圧であること、を特徴とするデジタル−アナログ変換器回路。 - 【請求項20】 損失性積分器であって、 演算増幅器であって、加算導体に結合した反転入力(−)と、第1の基準電圧
を受けるように結合した非反転入力(+)と、該演算増幅器の前記反転入力(−
)と出力導体との間に結合した積分用キャパシタと、該演算増幅器の前記出力導
体と前記反転入力(−)との間に結合したスイッチト・キャパシタ・フィードバ
ック回路と、を有する、前記の演算増幅器と、 スイッチト・キャパシタ・フィードバック回路であって、 i.第1(+)の端子および第2(−)の端子を有するフィードバック・キ
ャパシタと、 ii.第3および第4の端子を有する伝達回路であって、前記第3および第
4の端子との前記第1(+)および第2(−)の端子の接続を反復的に逆転させ
るよう動作する、前記の伝達回路と、 iii.第1のクロック信号の間に、前記伝達回路を、前記加算導体と前記
出力導体との間に結合するサンプリング・スイッチ回路と、第2のクロック信号
の間に、前記第1フィードバック・キャパシタの前記端子を基準電圧にそれぞれ
結合する第1および第2のリセット・スイッチと、 を含む、前記のスイッチト・キャパシタ・フィードバック回路と、 から成る損失性積分器。 - 【請求項21】 請求項20記載の損失性積分器において、前記第1電圧は、前記第1基準電圧
であること、を特徴とする損失性積分器。 - 【請求項22】 スイッチト・キャパシタDACであって、 (a)基準電圧を発生する第1の回路と、バッファ形基準電圧を発生する第2
の回路と、 (b)第1のスイッチにより前記基準電圧に結合した第1の端子と、第2のス
イッチにより加算導体に結合した第2の端子とを有する第1のサンプリング・キ
ャパシタと、第4のスイッチにより前記基準電圧に結合した第1の端子と、第4
のスイッチにより前記加算導体に結合した第2の端子とを有する第2のサンプリ
ング・キャパシタと、 (c)第1クロック信号の間に、前記第1サンプリング・キャパシタの前記第
1端子をグランド導体に結合する第1のリセット・スイッチと、前記第1クロッ
ク信号の間に、前記第1サンプリング・キャパシタの前記第2端子を前記基準電
圧に結合する第2のリセット・スイッチと、前記第2クロック信号の間にデータ
信号Dが第1の論理レベルにある場合に前記第1サンプリング・キャパシタの前
記第2端子を前記バッファ形基準電圧に結合する第3のリセット・スイッチと、
前記第2クロック信号の間に前記第2サンプリング・キャパシタの前記第1端子
を前記グランド導体に結合する第4のリセット・スイッチと、前記第1クロック
信号の間に前記第2サンプリング・キャパシタの前記第2端子を前記基準電圧に
結合する第5のリセット・スイッチと、前記第2クロック信号の間に前記デジタ
ル信号Dが第2の論理レベルにある場合に前記第2サンプリング・キャパシタの
前記第2端子を前記バッファ形基準電圧に結合する第6のリセット・スイッチと
、 から成るスイッチト・キャパシタDAC。 - 【請求項23】 請求項22記載のスイッチト・キャパシタDACにおいて、前記第1スイッチ
は、前記第2クロック信号の間閉じ、前記第3スイッチは、前記第1クロック信
号の間閉じ、前記第2スイッチは、前記第2クロック信号の間に、前記デジタル
信号Dが“1”レベルにある場合に閉じ、前記第4スイッチは、前記第2クロッ
ク信号の間に、前記デジタル信号が“0”レベルにある場合に閉じること、を特
徴とするスイッチト・キャパシタDAC。 - 【請求項24】 スイッチト・キャパシタ回路であって、 (a)第1および第2のキャパシタと、 (b)第1のクロック信号の間に前記第1キャパシタを第1の導体と第2の導
体との間に結合する第1および第2のサンプリング・スイッチと、第2のクロッ
ク信号の間に前記第1キャパシタの前記端子を基準電圧にそれぞれ結合する第1
および第2のリセット・スイッチと、 (c)前記第2クロック信号の間に、前記第2キャパシタを前記第1導体と前
記第2導体との間に結合する第3および第4のサンプリング・スイッチと、前記
第1クロック信号の間に、前記第2キャパシタの前記端子を前記基準電圧に結合
する第3および第4のリセット・スイッチと、 (d)補正キャパシタと、スイッチング回路であって、該スイッチング回路が
、前記第1クロック信号の間に前記補正キャパシタを前記第1と第2の導体間に
結合して補正電荷を前記補正キャパシタに蓄積し、かつ前記第2クロック信号の
間に前記補正電荷を前記第2導体に供給して、前記第1キャパシタから前記第2
導体に先に移された電圧係数誤差電荷をキャンセルする、前記のスイッチング回
路と、 から成るスイッチト・キャパシタ回路。 - 【請求項25】 損失性積分器であって、 i.演算増幅器であって、加算導体に結合した反転入力(−)と、第1の基準
電圧を受けるように結合した非反転入力(+)と、該演算増幅器の前記反転入力
(−)と出力導体との間に結合した積分用キャパシタと、を有する、前記の演算
増幅器と、 ii.該演算増幅器の前記出力導体と前記反転入力(−)との間に結合したス
イッチト・キャパシタ・フィードバック回路と、 を含む前記の損失性積分器におけるキャパシタ電圧係数誤差を低減する方法であ
って、 (a)第1および第2のフィードバック・キャパシタを提供するステップと
、 (b)第1のクロック信号の間に、第1および第2のリセット・スイッチを
閉じることによって、前記第1フィードバック・キャパシタの前記端子を前記第
1基準電圧に結合するステップと、 (c)前記第1クロック信号の間に、第1および第2のサンプリング・スイ
ッチを閉じることによって、前記第2フィードバック・キャパシタを前記加算導
体と前記出力導体との間に結合するステップと、 (d)前記第2クロック信号の間に、第3および第4のリセット・スイッチ
を閉じることによって、前記第2フィードバック・キャパシタの前記端子を前記
第1基準電圧に結合するステップと、 (e)前記第2クロック信号の間に、第3および第4のサンプリング・スイ
ッチを閉じることによって、前記第1フィードバック・キャパシタを前記加算導
体と前記出力導体との間に結合するステップと、 (f)前記第1および第2のフィードバック・キャパシタの向きを、逆にし
て、前記第1および第2のクロック信号の間にそれぞれ前記第1および第2のフ
ィードバック・キャパシタから前記加算導体への逆極性の電圧係数誤差電荷寄与
分の時間平均化を実施すること、 から成る低減方法。 - 【請求項26】 スイッチト・キャパシタ回路であって、 (a)第1のスイッチにより第1の電圧を導く第1の導体に結合した第1の端
子と、第2のスイッチにより第2の電圧を導く第2の導体に結合した第2の端子
とを有する第1のキャパシタであって、前記第1および第2のスイッチの内の少
なくとも1つが、前記第1キャパシタに関連したデータ依存量の電荷を発生する
よう動作する、前記の第1のキャパシタと、 (b)前記第1端子をバッファ形基準電圧を導く第3の導体に結合する第3の
スイッチであって、該第3スイッチが、第1のインターバルの間にターンオンさ
れて、前記第1端子上に前記バッファ形基準電圧を発生する、前記の第3スイッ
チと、 (c)前記バッファ形基準電圧とは分離しかつこれと実質的に等しい静かな基
準電圧を導く第4の導体に対し、前記第1端子を結合する第4のスイッチであっ
て、該第4スイッチが、前記第1インターバルに続きかつそれと非オーバーラッ
プの第2のインターバルの間にターンオンされて、前記第1キャパシタと前記静
かな基準電圧を発生する回路との間にデータ依存電荷の流れを生じさせずに、前
記第1端子上に前記静かな基準電圧を発生する、前記の第4のスイッチと、 から成るスイッチト・キャパシタ回路。 - 【請求項27】 請求項26記載のスイッチト・キャパシタ回路において、前記第3スイッチは
、データ依存信号によってターンオンすること、を特徴とするスイッチト・キャ
パシタ回路。 - 【請求項28】 請求項26記載のスイッチト・キャパシタ回路において、前記第1スイッチは
、データ依存信号によってターンオンすること、を特徴とするスイッチト・キャ
パシタ回路。 - 【請求項29】 請求項26記載のスイッチト・キャパシタ回路において、前記第1電圧は、デ
ータ依存であること、を特徴とするスイッチト・キャパシタ回路。 - 【請求項30】 請求項29記載のスイッチト・キャパシタ回路であって、前記第2端子を前記
第3導体に結合する第5のスイッチを含み、該第5スイッチは、前記第1インタ
ーバルの間にターンオンして、前記第2端子上に前記バッファ形基準電圧を発生
し、また、前記第2端子を前記第4導体の結合する第6のスイッチを含み、該第
6スイッチは、前記第2インターバルの間にターンオンして、前記第2端子上に
前記静かな基準電圧を発生する一方、前記第1キャパシタと前記静かな基準電圧
を発生する前記回路との間のデータ依存電荷の流れを回避すること、を特徴とす
るスイッチト・キャパシタ回路。 - 【請求項31】 請求項26記載のスイッチト・キャパシタ回路であって、バッファ形基準電圧
回路を含み、該回路は、低出力インピーダンスを有するユニティゲイン出力バッ
ファと、前記第1基準電圧を受けるように接続した入力とを有すること、を特徴
とするスイッチト・キャパシタ回路。 - 【請求項32】 スイッチト・キャパシタ回路を動作させる方法であって、 (a)第1のインターバルの間、第1および第2のスイッチを閉じることによ
って、第1のキャパシタの第1および第2の端子を第1および第2の導体にそれ
ぞれ結合するステップであって、前記第2導体の電圧はデータ依存である、前記
のステップと、 (b)前記第1インターバルと非オーバーラップの第2のインターバルの間、
第3および第4のスイッチを閉じることによって、前記第1キャパシタの前記第
1および第2の端子をバッファ形基準電圧に結合するステップであって、前記第
2導体の電圧はデータ依存である、前記のステップと、 (c)ステップ(b)の後、前記第1および第2のインターバルと非オーバー
ラップの第3のインターバルの間に、第5および第6のスイッチを閉じることに
よって、前記第1キャパシタの前記第1および第2の端子を静かな基準電圧に結
合するステップであって、前記第1キャパシタと前記静かな基準電圧を発生する
回路との間にデータ依存電荷の流れを生じさせずに、前記第1および第2の端子
上に前記静かな基準電圧を発生する、前記のステップと、 から成る動作方法。 - 【請求項33】 スイッチト・キャパシタ回路を動作させる方法であって、 (a)第1のインターバルの間に第1のスイッチを閉じることにより、そして
該第1インターバルの間にしかもデータ信号が前記第1インターバルの間に存在
する場合に第2のスイッチを閉じることによって、第1のキャパシタの第1およ
び第2の端子を第1および第2の導体にそれぞれ結合するステップと、 (b)前記第1インターバルの間に、前記データ信号が前記第1のインターバ
ルに存在しない場合、第3のスイッチを閉じることによって、前記第1キャパシ
タの前記第1端子をバッファ形基準電圧に結合するステップと、 (c)前記第1インターバルと非オーバーラップである第2のインターバルの
間に、第4のスイッチを閉じることによって、前記第1キャパシタの前記第1端
子を静かな基準電圧に結合するステップであって、前記第1キャパシタと前記静
かな基準電圧を発生する回路との間にデータ依存電荷流を生じさせずに、前記第
1端子上に前記静かな基準電圧を発生する、前記のステップと、 から成る動作方法。
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