JP4703587B2 - 切粉分別排出装置 - Google Patents
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Description
そして、工作機械から排出される切粉等を含んだ使用済みの混濁クーラントは、通常、切粉分別排出装置によって切粉のみを捕捉回収し、再利用可能な程度まで浄化される。
この切粉分別排出装置10は、工作機械Mから排出される切粉を含んだ混濁クーラントDが投入される混濁クーラント貯留部12hと、コンベヤフレーム12内に周回状態で内設された無端状のヒンジベルト14とを備えている。
コンベヤフレーム12は、テール部フレーム12a、水平床面フレーム12b、戻り側傾斜フレーム12e、排出部フレーム12f、搬送側傾斜フレーム12gと連続する金属フレーム及びその両側面を塞ぐ2枚の側面フレーム12iにより構成され、無端状のヒンジベルト14に離間して覆設されている。
ヒンジベルト14の上方周回端部14cには、ヒンジベルト14に動力を伝達する駆動スプロケット14dが(図示はされていないが)駆動モータに連結されて配置され、一方、ヒンジベルト14が戻り側水平部14bから搬送側水平部14aへ周回転向するテール部Aには円筒部材15が設けられている。
このような濾過ドラム18は、次第に濾過フィルター18aが目詰まりを起こすため、フィルター浄化用の液体噴出手段19を設け、液体噴出手段19から浄化クーラントCを噴射し、濾過フィルター18a表面に付着した切粉Kを吹き飛ばしている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このような従来の切粉分別排出装置10は、その構造上、一台につきオイルシールが4個必要であり、コストアップを招いていた。
(2)濾過ドラムをコンベヤフレームから取り外さずに、消耗品である、濾過フィルター、メタルベアリング及びオイルシーリングの全てを交換することができるので、メンテナンス作業時間が大幅に短縮されるとともに装置の稼働率(単位時間当たりの運転時間)が向上する。
(3)従来品の一部には濾過ドラムをコンベヤフレームから取り外した後に、さらにその濾過ドラムを分解する必要があるものもあったが、本発明品は、そのような作業が不要となるとともに、全ての消耗品の交換を片側ずつコンベヤフレームの外側で行えるため、作業員も一名だけでよく、メンテナンス負担が著しく軽減される。
図1は、本発明の実施例である切粉分別排出装置1の斜視図であり、図2は、図1に示した切粉分別排出装置1のコンベヤフレーム2をスケルトン状態(透かし状態)にして示した概略側面図であり、図3は、図2の矢視III−III線で切断した時の断面をヒンジベルト4を省略して示した断面図であり、図4は、図3のIV部の組立図である。
図5は、切粉分別排出装置1の濾過ドラム8を示した斜視図である。
そして、図2は、本発明の特徴部分である濾過ドラム8の配置、大きさ、ヒンジベルト4との関係を示すために、コンベヤフレーム2をスケルトン状態(透かし状態)にして示した概略側面図である。
コンベヤフレーム2は、テール部フレーム2a、水平床面フレーム2b、戻り側垂直フレーム2c、排出部フレーム2f、搬送側傾斜フレーム2gと連続する金属フレーム及びその両側面を塞ぐ2枚の側面フレーム2iにより構成され、無端状のヒンジベルト4に離間して覆設されている。
ヒンジベルト4の上方周回端部4cには、ヒンジベルト4に動力を伝達する駆動スプロケット4dが駆動モータ(図示略)に連結されて配置され、一方、ヒンジベルト4が戻り側水平部4bから搬送側水平部4aへ周回転向するテール部A1には円筒部材5が設けられている。
また、コンベヤフレーム2には、濾過ドラム8の性状を点検するための点検窓2dが設けられている。
円筒型の濾過ドラム8は、その両端に排水環状部材8nをそれぞれ有しており、この排水環状部材8nをコンベヤフレーム2に取り付けるために使用されるリング状のメタルベアリング8cとオイルシール8dとが、コンベヤフレーム2の外側に配置されている。
そして、メタルベアリング8c及びオイルシール8dが、Oリング8eを介して濾過ドラム8の軸受け用の外カバー8fにより押圧されることによって、コンベヤフレーム2に固定されている。
Oリング8eは、メタルベアリング8cの外周端部に角を削るように設けられたOリング収納溝8iに嵌合され、外カバー8fとメタルベアリング8cとのシール性を高めている。
なお、メタルベアリング8cは、2ヶ所に螺孔8oが設けられており、ボルト8pにより、外カバー8fとメタルベアリング8cが摺動しないようになっている。
コンベヤフレーム2のドラム取出口8tから、排水環状部材8nがその軸方向の幅の略半分が突出している。
この時、切粉侵入防止板8jが、コンベヤフレーム2と略面一となっている。次にオイルシール8dが切粉侵入防止板8jと密着するように排水環状部材8nに嵌合している。
さらに、その外側にオイルシール8dと密着するようにメタルベアリング8cが嵌合している。
このメタルベアリング8cには、2ヶ所に外カバー8fと螺着するための螺孔8oが設けられている。
また外カバー8fの排水口8bの上方略半分は、排水口カバー8rによって覆われている。
さらに、凸部8kの内側面に密着するようにスプロケット歯8lが固設されている。
スプロケット歯8lは、コンベヤフレーム2のドラム取出口8t(図1及び図4参照)側にのみ設けられており反対側は、スプロケット歯8lの歯底円と同じ直径を有するリング状のプレート8qが固設されている。
また、図3に示すように濾過ドラム8の最大口径部となる切粉侵入防止板8j及びスプロケット歯8lの口径は、コンベヤフレーム2の開口部よりも僅かに小さくしているため、外カバー8fを外せば、濾過ドラム8ごと外側に引き出すことができる。
そのため、濾過フィルター8aの取替を極めて簡単に行うことができる。
その結果、コンベヤフレーム2からクーラントが抜け切るとヒンジベルト4の搬送側水平部4aが露出され目視することができるので、コンベヤの運行状態を目視でき、メンテナンス時における安全性が向上する。
そして、その外周に濾過フィルター8aが巻回され、大口径のホースバンド8m(図3参照)によって、排水環状部材8nに締め付け固定されている。
濾過ドラム8は、前述したスプロケット歯8lの有無のみを除けば、そのベアリング構造は、左右対称になっている。
したがって、オイルシール8d、メタルベアリング8c、Oリング8eは、左右を気にすることなく使用することができ、部品管理負担が軽減される。
また、ベアリング機構が切粉に曝されることがないので、消耗品の寿命が長期化するなど、その産業上の利用可能性はきわめて高い。
2 、12 ・・・コンベヤフレーム
2a、12a・・・テール部フレーム
2b、12b・・・水平床面フレーム
2c ・・・戻り側垂直フレーム
2d、12d・・・点検窓
12e・・・戻り側傾斜フレーム
2f、12f・・・排出部フレーム
2g、12g・・・搬送側傾斜フレーム
2h、12h・・・混濁クーラント貯留部
2i、12i・・・側面フレーム
2j ・・・ねじ板
2k ・・・螺孔
4 、14 ・・・ヒンジベルト
4a、14a・・・(ヒンジベルトの)搬送側水平部
4b、14b・・・(ヒンジベルトの)戻り側水平部
4c、14c・・・(ヒンジベルトの)上方周回端部
4d、14d・・・駆動スプロケット
5 、15 ・・・円筒部材
16 ・・・仕切板
8 、18 ・・・濾過ドラム
8a、18a・・・濾過フィルター
8b、18b・・・排水口
8c ・・・メタルベアリング
8d ・・・オイルシール
8e ・・・Oリング
8f ・・・外カバー
8g ・・・(外カバー螺設用)ボルト
8h ・・・貫通孔
8i ・・・Oリング収納溝
8j ・・・切粉侵入防止板
8k ・・・(排水管の)凸部
8l ・・・スプロケット歯
8n ・・・排水環状部材
8m ・・・ホースバンド
8o ・・・(メタルベアリングの)螺孔
8p ・・・(メタルベアリング固定用)ボルト
8q ・・・プレート
8r ・・・排水口カバー
8s ・・・ドラム棒
8t ・・・ドラム取出口
9 、19 ・・・液体噴射手段
A 、A1 ・・・テール部
B 、B1 ・・・(切粉の)排出口
C ・・・浄化クーラント
D ・・・混濁クーラント
E ・・・浄化クーラント貯留槽
F ・・・切粉回収箱
K ・・・切粉
L ・・・貯留基準位置
M ・・・工作機械
Claims (2)
- 工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントをコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽に投入し、コンベヤフレーム内の濾過フィルターが巻回された円筒型の濾過ドラムで前記混濁クーラントを濾過して得られた浄化クーラントをコンベヤフレームの外部に排出するとともに、前記切粉をヒンジベルトによって掬い上げコンベヤフレームの頭部に設けられた排出口から外部に排出する切粉分別排出装置において、
前記円筒型の濾過ドラムが、その両端に排水環状部材をそれぞれ有しており、該排水環状部材をコンベヤフレームに取り付けるために使用されるリング状のメタルベアリングとオイルシールとが、前記コンベヤフレームの外側に配置されているとともに、
前記メタルベアリング及びオイルシールが、Oリングを介して濾過ドラム軸受け用の外カバーにより押圧されて、前記コンベヤフレームに固定されていることを特徴とする切粉分別排出装置。 - 前記排水環状部材とコンベヤフレームとの隙間を塞ぐ切粉侵入防止板が、前記排水環状部材に固設されていることを特徴とする請求項1に記載の切粉分別排出装置。
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JP2007051687A JP4703587B2 (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 切粉分別排出装置 |
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- 2007-03-01 JP JP2007051687A patent/JP4703587B2/ja active Active
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