JP2014008537A - 切粉分別排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータの工作機械への寄付きをよくするとともにクーラントタンクの掃除等の保守の負担を小さくする切粉分別排出装置を提供すること。
【解決手段】工作機械Mから排出された切粉Kを含んだ混濁クーラントDを受け入れるコンベヤフレーム110と、コンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽120と、混濁クーラントを濾過して浄化クーラントCとする円筒型の濾過ドラム150と、コンベヤフレーム内で切粉を掬い上げて切粉排出口113から外部に排出するコンベヤベルトと、浄化クーラントを溜めるクーラントタンク160とを有し、クーラントタンク160が、濾過ドラムを通過した浄化クーラントを溜めて工作機械へ供給する構成で、コンベヤフレームのコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、クーラントタンクの少なくとも一部が、コンベヤベルトの水平搬送部に隣接して配設されている切粉分別排出装置100。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械による切削、研削などの金属加工を行う際に、工作機械から排出される鉄やアルミニウムなどの金属の切削屑や研削屑などの切粉を含んだ混濁クーラントをコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽に投入し、コンベヤフレームに無端循環状態に内設されているコンベヤベルトによって切粉のみを捕捉して槽外に掬い上げて搬出するとともに、コンベヤベルトが作る無端循環軌道にその一部が内接して回転自在に設置されている濾過ドラムによって濾過されて混濁クーラント貯留槽から外部へ排出された浄化クーラントを回収して工作機械で再利用する切粉分別搬出装置に関する。
従来、工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントを受け入れるコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽と、混濁クーラントを濾過して浄化クーラントとする円筒型の濾過ドラムと、コンベヤフレーム内を循環走行し切粉を掬い上げてコンベヤフレームの頭部に設けられた切粉排出口から外部へ排出するコンベヤベルトと、浄化クーラントを溜めるクーラントタンクとを有する切粉分別排出装置が知られている(例えば、特許文献1)。
ここで、クーラント(coolant)とは、工作機械で金属材料に対して切削、研削などの加工を行う際に、切削治具、研削治具、被加工材料などの摩擦を抑制するとともに、それらの部材を冷却するために使用する、潤滑剤を溶解した水溶液や、潤滑油などの液体をいう。
工作機械から排出される切粉などを含んだ使用済みの混濁クーラントは、通常、切粉分別排出装置によって切粉のみを捕捉回収し、再利用可能な程度まで浄化される。
このような従来の切粉分別排出装置として、例えば、図7に示すような切粉分別排出装置500がある。
図7は、従来技術の切粉分別排出装置500の概略を示す一部断面斜視図である。
図7に示すように、従来の切粉分別排出装置500は、コンベヤフレーム510と、コンベヤフレーム510の下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽520と、コンベヤフレーム510内を循環走行し切粉Kを掬い上げてコンベヤフレーム510の頭部に設けられた切粉排出口512から外部へ排出するコンベヤ530と、混濁クーラントDを濾過して浄化クーラントCとする円筒型の濾過ドラム540と、浄化クーラントCを溜めるクーラントタンク550とを備えていた。
このうち、コンベヤフレーム510における工作機械(図示せず)の混濁クーラントDの排出箇所と対向する位置には、混濁クーラントDを投入するための投入口511が配設され、コンベヤフレーム510における頭部の下側には切粉Kを排出する切粉排出口512が配設され、コンベヤフレーム510における濾過ドラム540のコンベヤ幅方向両側には、濾過した浄化クーラントCを排出するクーラント排出口513、513が配設されていた。
また、コンベヤ530は、コンベヤベルトであるヒンジベルト531と、駆動スプロケット532と、従動スプロケット533とを有しており、濾過ドラム540は、円筒状に形成されており、外周に巻回されたフィルター541と、コンベヤ幅方向側端に取り付けられたドラムスプロケット542とを有していた。
ヒンジベルト531は、駆動スプロケット532、従動スプロケット533に加えてドラムスプロケット542にも掛け回されて、駆動スプロケット532の動力によって濾過ドラム540が回転するように構成されていた。
さらに、クーラントタンク550は、切粉分別排出装置500の平面視でコンベヤフレーム510を囲うように配設されていた。
そして、混濁クーラントDが、投入口511を介して混濁クーラント貯留槽520に投入され、混濁クーラントD中の切粉Kが、コンベヤ530によって掬い上げられて切粉排出口512から排出されるように切粉分別排出装置500は構成されていた。
また、混濁クーラントDは、濾過ドラム540によって濾過されて浄化クーラントCとなり、この浄化クーラントCは、コンベヤフレーム510のコンベヤ幅方向両側に形成されたクーラント排出口513、513からクーラントタンク550へ排出されるように設けられていた。
そして、クーラントタンク550の浄化クーラントCは、ポンプPでくみ上げられて再び工作機械に供給されていた。
特開平8−215512号公報
しかしながら、上述した従来の切粉分別排出装置500は、クーラントタンク550がコンベヤフレーム510のコンベヤ幅方向両側にコンベヤフレーム510を囲むように配設されておりこの両側のクーラントタンク550に浄化クーラントCを排出する構造であったため、コンベヤフレーム510の投入口511の上方に位置する工作機械に対してオペレータが作業する際のオペレータの立ち位置が工作機械から遠く離れてしまいオペレータの工作機械への寄付きが困難であるという問題や、浄化クーラントCの流れに二本となって浄化クーラントCがよどむ箇所が生じてクーラントタンク550の掃除等の保守の負担が大きいという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、クーラントタンクの浄化クーラントを工作機械へ容易に供給することを前提にオペレータが作業する際の立ち位置側でのオペレータの工作機械への寄付きをよくするとともにクーラントタンクがコンベヤ幅方向両側に設置されてコンベヤフレームを平面視で囲んでいる構成と比べてクーラントタンクの掃除等の保守の負担を小さくする切粉分別排出装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントを受け入れるコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽と、前記混濁クーラントをドラムフィルターで濾過して浄化クーラントとする円筒型の濾過ドラムと、前記コンベヤフレーム内を循環走行し切粉を掬い上げてコンベヤフレームの頭部に設けられた切粉排出口から外部へ排出するコンベヤベルトと、前記浄化クーラントを溜めるクーラントタンクとを有する切粉分別排出装置において、前記クーラントタンクが、前記濾過ドラムを通過した浄化クーラントを溜めて該溜めた浄化クーラントを工作機械へ供給する構成で、前記コンベヤフレームのコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、前記クーラントタンクの少なくとも一部が、前記混濁クーラントに含まれている切粉を水平搬送するコンベヤベルトの水平搬送部に隣接して配設されていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された切粉分別排出装置の構成に加えて、前記クーラントタンクが、前記浄化クーラントを濾過するフィルターを有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載された切粉分別排出装置の構成に加えて、前記クーラントタンクが、前記フィルターより浄化クーラントの流れ方向上流側に配設されて浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出する検出センサーを有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載された切粉分別排出装置の構成に加えて、前記クーラントタンクが、前記コンベヤフレームとフランジ止めで連結されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載された切粉分別排出装置の構成に加えて、前記コンベヤフレームとクーラントタンクとを繋ぐ樋部を有し、前記クーラントタンクが、前記コンベヤフレームと樋部を介して連結されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明の切粉分別排出装置は、工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントを受け入れるコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽と、混濁クーラントをドラムフィルターで濾過して浄化クーラントとする円筒型の濾過ドラムと、コンベヤフレーム内を循環走行し切粉を掬い上げてコンベヤフレームの頭部に設けられた切粉排出口から外部へ排出するコンベヤベルトと、浄化クーラントを溜めるクーラントタンクとを有していることにより、工作機械から排出された混濁クーラントを切粉と浄化クーラントとに分別することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の切粉分別排出装置によれば、クーラントタンクが、濾過ドラムを通過した浄化クーラントを溜めてこの溜めた浄化クーラントを工作機械へ供給する構成で、コンベヤフレームのコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、クーラントタンクの少なくとも一部が、混濁クーラントに含まれている切粉を水平搬送するコンベヤベルトの水平搬送部に隣接して配設されていることにより、クーラントタンクの少なくとも一部の位置が工作機械の下方またはその近傍となるため、クーラントタンクの浄化クーラントをポンプ等で工作機械へ容易に供給することができる。
これを前提にしてさらに、コンベヤフレームを基準としてクーラントタンク側と反対側には何もないため、この反対側をオペレータが作業する際の立ち位置側としてオペレータの工作機械への寄付きをよくすることができる。
さらに、コンベヤフレームが平面視でクーラントタンクに囲まれておらずクーラントタンクでの浄化クーラントの流れが一本化されて浄化クーラントのよどむ部分がなくなるため、従来技術のクーラントタンクがコンベヤ幅方向両側に設置されてコンベヤフレームが平面視でクーラントタンクに囲まれている構成と比べてクーラントタンクの掃除等の保守の負担を小さくすることができる。
本請求項2に係る発明の切粉分別排出装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、クーラントタンクが、浄化クーラントを濾過するフィルターを有していることにより、フィルターの配設位置が浄化クーラントの一本化された流路上となるため、濾過ドラムのドラムフィルターで捕獲できなかったスラッジの処理をフィルターで容易に行うことができる。
本請求項3に係る発明の切粉分別排出装置によれば、請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、クーラントタンクが、フィルターより浄化クーラントの流れ方向上流側に配設されて浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出する検出センサーを有していることにより、ドラムフィルターが破れた場合は切粉がクーラントタンクに流出してフィルターの目が詰まって、検出センサーの配置位置での浄化クーラント液面の高さが上昇して所定高さ以上となるため、濾過ドラムのドラムフィルターが破れたか否か等のドラムフィルターの状態を判定することができる。
つまり、フィルターの目詰まりを検出することによりドラムフィルターが破れたか否か等を判定することができる。
本請求項4に係る発明の切粉分別排出装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、クーラントタンクが、コンベヤフレームとフランジ止めで連結されていることにより、メンテナンスの際のクーラントタンクをコンベヤフレームから取り外す場合にねじを緩めるだけで連結が解除されるため、平面視でクーラントタンクに囲まれている構成と比べてクーラントタンクの所謂、抜き出しスペースを小さくすることができる。
本請求項5に係る発明の切粉分別排出装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、コンベヤフレームとクーラントタンクとを繋ぐ樋部を有し、クーラントタンクが、コンベヤフレームと樋部を介して連結されていることにより、ドラムフィルターで捕獲できなかったスラッジが樋部に溜まりにくくなるため、掃除等の保守の負担をより小さくすることができる。
本発明の第1実施例の切粉分別排出装置の概略を示す斜視図。 本発明の第1実施例の切粉分別排出装置の一部を示す平面図。 本発明の第1実施例の切粉分別排出装置を示す正面図。 本発明の第1実施例の切粉分別排出装置の右側から視た側面図および一部拡大図。 本発明の第1実施例の切粉分別排出装置の左側から視た側面図。 本発明の第2実施例の切粉分別排出装置の右側から視た側面図および一部断面図。 従来技術の切粉分別排出装置の概略を示す一部断面斜視図。
本発明は、工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントを受け入れるコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽と、混濁クーラントをドラムフィルターで濾過して浄化クーラントとする円筒型の濾過ドラムと、コンベヤフレーム内を循環走行し切粉を掬い上げてコンベヤフレームの頭部に設けられた切粉排出口から外部へ排出するコンベヤベルトと、浄化クーラントを溜めるクーラントタンクとを有する切粉分別排出装置において、クーラントタンクが、濾過ドラムを通過した浄化クーラントを溜めてこの溜めた浄化クーラントを工作機械へ供給する構成で、コンベヤフレームのコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、クーラントタンクの少なくとも一部が、混濁クーラントに含まれている切粉を水平搬送するコンベヤベルトの水平搬送部に隣接して配設されていることによって、クーラントタンクの浄化クーラントをポンプ等で工作機械へ容易に供給することを前提にコンベヤフレームを基準としてクーラントタンク側と反対側をオペレータが作業する際の立ち位置側としてオペレータの工作機械への寄付きをよくするとともに、従来技術のクーラントタンクがコンベヤ幅方向両側に設置されてコンベヤフレームが平面視でクーラントタンクに囲まれている構成と比べてクーラントタンクの掃除等の保守の負担を小さくするものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、本発明の切粉分別排出装置において、コンベヤフレーム内を循環走行して切粉を掬い上げるコンベヤベルトとしては、ヒンジベルトが好適に用いられるが、混濁クーラントから切粉を効率よく掬い上げることができるものであれば、スクレーパコンベヤなどの他の種類のコンベヤベルトであっても何ら支障はない。
また、本発明の切粉分別排出装置は、濾過ドラムがコンベヤフレームの立ち上がり部に設けられたものであっても、濾過ドラムがコンベヤフレームの水平部に設けられたものであっても、何ら支障はない。
さらに、コンベヤベルトを有するコンベヤを、一次コンベヤおよび二次コンベヤの2つ設けてもよいし、1つのみや3つ以上設けてもよい。
以下に、本発明の第1実施例である切粉分別排出装置100について、図1乃至図5に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例の切粉分別排出装置100の概略を示す斜視図であり、図2は、本発明の第1実施例の切粉分別排出装置100の一部を示す平面図であり、図3は、本発明の第1実施例の切粉分別排出装置100を示す正面図であり、図4(A)は、本発明の第1実施例の切粉分別排出装置100の右側から視た側面図であり、図4(B)は、図4(A)のコンベヤフレーム110とクーラントタンク160との間を示す一部拡大図であり、図5は、本発明の第1実施例の切粉分別排出装置100の左側から視た側面図である。
本発明の第1実施例である切粉分別排出装置100は、図1乃至図5に示すように、工作機械Mから排出された切粉Kを含んだ混濁クーラントDを受け入れるコンベヤフレーム110の下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽120と、混濁クーラントDをドラムフィルター151で濾過して浄化クーラントCとする円筒型の濾過ドラム150と、コンベヤフレーム110内を循環走行し切粉Kを掬い上げてコンベヤフレーム110の頭部に設けられた切粉排出口113から外部へ排出するコンベヤとしての一次コンベヤ130および二次コンベヤ140と、浄化クーラントCを溜めるクーラントタンク160とを有している。
具体的には、コンベヤフレーム110の混濁クーラント貯留槽120が、工作機械Mの混濁クーラントDを排出する箇所の下方に配設されており、コンベヤフレーム110における工作機械Mの混濁クーラントDを排出する箇所と対向する箇所には、投入口111が配設されている。
そして、工作機械Mから排出された混濁クーラントDが投入口111を介して混濁クーラント貯留槽120へ投入されるように構成されている。
また、本実施例では、図3に示すように、コンベヤベルトを有するコンベヤとして一次コンベヤ130および二次コンベヤ140が設けられており、このうち、一次コンベヤ130は、比較的大きな切粉K1(K)を搬送し、他方の二次コンベヤ140は、比較的小さな切粉K2(K)を搬送するように設けられている。
一次コンベヤ130は、コンベヤベルトとしてのヒンジベルト131と、第1駆動スプロケット132と、第1従動スプロケット133とを有し、ヒンジベルト131は、第1駆動スプロケット132および第1従動スプロケット133に掛け回されている。
他方の二次コンベヤ140は、一次コンベヤ130と同様、スクレーパー式コンベヤベルト141と、第2駆動スプロケット142と、第2従動スプロケット143とを有し、スクレーパー式コンベヤベルト141は、第2駆動スプロケット142および第2従動スプロケット143に掛け回されている。
さらに、濾過ドラム150は、円筒状に形成されており、外周に巻回されたメッシュ式のドラムフィルター151と、コンベヤ幅方向側端に取り付けられたドラムスプロケット152とを有している。
スクレーパー式コンベヤベルト141はドラムスプロケット152にも掛け回されており、第2駆動スプロケット142の動力によって濾過ドラム150が図示しない軸を中心に回転するように構成されている。
なお、コンベヤフレーム110における濾過ドラム150の近傍には、オペレータUが濾過ドラム150の状態を確認するための点検窓112が形成されている。
そして、工作機械Mから排出された混濁クーラントDが投入口111を介して混濁クーラント貯留槽120へ投入されると、混濁クーラントDに含まれる切粉K(K1)が一次コンベヤ130によって混濁クーラント貯留槽120の外に掬い上げられて、切粉K(K1)とクーラント(混濁クーラントD)とが分別される。
さらに、一次コンベヤ130によって掬い上げられた切粉K(K1)は、一次コンベヤ130によってさらに搬送されてコンベヤフレーム110の頭部の下側に配設された切粉排出口113から切粉回収ボックスBへ排出される。
また、一次コンベヤ130のヒンジベルト131が切粉排出口113から投入口111へ戻る際に混濁クーラント貯留槽120の底面へ沈降した比較的小さい切粉K2(K)が、二次コンベヤ140のスクレーパー式コンベヤベルト141に掻き取られ、さらに混濁クーラント貯留槽120の外に掬い上げられて、この比較的小さい切粉K2(K)とクーラント(混濁クーラントD)とが分別される。
さらに、二次コンベヤ140によって掬い上げられた比較的小さい切粉K2(K)は、二次コンベヤ140によってさらに搬送されて切粉排出口113から切粉回収ボックスBへ排出される。
この際、混濁クーラントDが、回転する濾過ドラム150のドラムフィルター151を通過して濾過ドラム150の内部に入ることで濾過されて浄化クーラントCとなる。
そして、浄化クーラントCは、濾過ドラム150のコンベヤ幅方向片側または両側に形成されたドラム排出口(図示せず)から、コンベヤフレーム110における濾過ドラム150の近傍であってコンベヤ幅方向のクーラントタンク160が配置されている側に形成されたクーラント排出口114を介してクーラントタンク160へ排出される。
本実施例では、クーラントタンク160が、コンベヤフレーム110のコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、クーラントタンク160の少なくとも一部160aが、混濁クーラントDに含まれている切粉Kを水平搬送する一次コンベヤ130の水平搬送部130aおよび二次コンベヤ140の水平搬送部140aに隣接して配設されている。
これにより、図2および図3に示すように、クーラントタンク160の少なくとも一部160aの位置が工作機械Mの下方またはその近傍となりクーラントタンク160の浄化クーラントCをポンプP等で工作機械Mへ容易に供給することができることを前提に、図1、図2、図4および図5に示すように、コンベヤフレーム110を基準としてクーラントタンク160側と反対側には何もない構成となる。
つまり、この反対側をオペレータUの立ち位置として、オペレータUが工作機械Mに寄って作業する際、クーラントタンク160が邪魔になる虞がない。
さらに、図2に示すように、コンベヤフレーム110が平面視でクーラントタンク160に囲まれておらずクーラントタンク160での浄化クーラントCの流れが一本化されて浄化クーラントCのよどむ部分がなくなる。
そして、クーラントタンク160へ排出された浄化クーラントCは、ポンプP等によって再び工作機械Mに供給されるように構成されている。
なお、ポンプPは、クーラントタンク160に設けられていてもよいし、クーラントタンク160と別体に設けられていてもよい。
さらに、本実施例では、図2に示すように、クーラントタンク160が、浄化クーラントCを濾過するフィルター161を有している。
これにより、フィルター161の配設位置が浄化クーラントCの一本化された流路上となる。
つまり、濾過ドラム150のドラムフィルター151で捕獲できなかった泥状物である所謂、スラッジSがフィルター161で除去される。
ここで、フィルター161は、砂濾過、不織布、パンチングメタル、金網でもよいし、またはこれらの組み合わせでもよい。
また、クーラントタンク160が、フィルター161より浄化クーラントCの流れ方向上流側に配設されて浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出する検出センサー162を有している。
これにより、ドラムフィルター151が破れた場合は切粉Kがクーラントタンク160に流出してフィルター161の目が詰まって、検出センサー162の配置位置での浄化クーラント液面の高さが上昇して所定高さ以上となる。
つまり、検出センサー162の位置が、浄化クーラントCの一本化された流路上における濾過ドラム150のドラムフィルター151の下流側の位置であって、ドラムフィルター151の状態の影響がでやすい位置となる。
なお、検出センサー162が浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出したときに警告ランプを点灯することや警告ブザーを鳴らすことでオペレータUにドラムフィルター151の異常を知らせるのは言うまでもない。
さらに、図4(B)に示すように、クーラントタンク160が、コンベヤフレーム110とフランジ止めで連結されている。
これにより、メンテナンスの際のクーラントタンク160をコンベヤフレーム110から取り外す場合にねじとしてのボルト171を緩めるだけで連結が解除される。
具体的には、コンベヤフレーム110のクーラント排出口114に形成されたフレーム側フランジ115と、クーラントタンク160に形成されたタンク側フランジ163とを合わせて、ボルト171とナット172とで締めて連結されている。
そして、メンテナンスの際のクーラントタンク160をコンベヤフレーム110から取り外す場合、ボルト171とナット172との締付けを緩めてボルト171を外すだけで、クーラントタンク160をコンベヤフレーム110から取り外すことができる。
つまり、コンベヤフレーム110に対してクーラントタンク160を引き抜くように移動させる必要がない。
なお、図1、図3および図5に示すように、コンベヤフレーム110における一次コンベヤ130の水平搬送部130aの下方には、オペレータUの足のつま先が入り込むスペースが設けられている。
これにより、オペレータUの足のつま先が入り込んだ分だけオペレータUの立ち位置が工作機械Mに接近した位置となるため、オペレータUの工作機械Mへの寄付きをより一層よくすることができる。
このようにして得られた本発明の第1実施例である切粉分別排出装置100は、クーラントタンク160が、濾過ドラム150を通過した浄化クーラントCを溜めて工作機械Mへ供給し、コンベヤフレーム110のコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、クーラントタンク160の少なくとも一部160aが、混濁クーラントDに含まれている切粉Kを水平搬送する一次コンベヤ130のコンベヤベルトとしてのヒンジベルト131の水平搬送部130aおよび二次コンベヤ140のスクレーパー式コンベヤベルト141の水平搬送部140aに隣接して配設されていることにより、クーラントタンク160の浄化クーラントCをポンプP等で工作機械Mへ容易に供給することができることを前提にコンベヤフレーム110を基準としてクーラントタンク160側と反対側をオペレータUが作業する際の立ち位置側としてオペレータUの工作機械Mへの寄付きをよくすることができるとともに、従来技術のクーラントタンク550がコンベヤ幅方向両側に設置されてコンベヤフレーム510が平面視でクーラントタンク550に囲まれている構成(図7参照)と比べてクーラントタンク160の掃除等の保守の負担を小さくすることができる。
さらに、クーラントタンク160が、浄化クーラントCを濾過するフィルター161を有していることにより、濾過ドラム150のドラムフィルター151で捕獲できなかったスラッジSの処理をフィルター161で容易に行うことができる。
また、クーラントタンク160が、フィルター161より浄化クーラントCの流れ方向上流側に配設されて浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出する検出センサー162を有していることにより、濾過ドラム150のドラムフィルター151が破れたか否か等のドラムフィルター151の状態を判定することができる。
さらに、クーラントタンク160が、コンベヤフレーム110とフランジ止めで連結されていることにより、図7のように平面視でクーラントタンク550に囲まれている構成と比べてクーラントタンク160の所謂、抜き出しスペースを小さくすることができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例である切粉分別排出装置200について、図6(A)および図6(B)に基づいて説明する。
ここで、図6(A)は、本発明の第2実施例の切粉分別排出装置200の右側から視た側面図であり、図6(B)は、図6(A)に示す6B−6Bで視た一部断面図である。
第2実施例の切粉分別排出装置200は、第1実施例の切粉分別排出装置100のコンベヤフレーム110のクーラント排出口114とクーラントタンク160との直接的な接続を、樋部280を介した間接的な接続としたものであり、多くの要素について第1実施例の切粉分別排出装置100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
本発明の第2実施例である切粉分別排出装置200は、図6(A)および図6(B)に示すように、コンベヤフレーム210とクーラントタンク260とを繋ぐ樋部280を有し、クーラントタンク260が、コンベヤフレーム210と樋部280を介して連結されている。
これにより、濾過ドラム250のドラムフィルター251で捕獲できなかったスラッジSが樋部280に溜まりにくくなる。
このようにして得られた本発明の第2実施例である切粉分別排出装置200は、コンベヤフレーム210とクーラントタンク260とを繋ぐ樋部280を有し、クーラントタンク260が、コンベヤフレーム210と樋部280を介して連結されていることにより、掃除等の保守の負担をより小さくすることができるなど、その効果は甚大である。
100、200 ・・・ 切粉分別排出装置
110、210 ・・・ コンベヤフレーム
111 ・・・ 投入口
112 ・・・ 点検窓
113、213 ・・・ 切粉排出口
114、214 ・・・ クーラント排出口
115 ・・・ フレーム側フランジ
120 ・・・ 混濁クーラント貯留槽
130 ・・・ 一次コンベヤ
130a ・・・ (一次コンベヤの)水平搬送部
131 ・・・ ヒンジベルト(コンベヤベルト)
132 ・・・ 第1駆動スプロケット
133 ・・・ 第1従動スプロケット
140 ・・・ 二次コンベヤ
140a ・・・ (二次コンベヤの)水平搬送部
141 ・・・ スクレーパー式コンベヤベルト
142 ・・・ 第2駆動スプロケット
143 ・・・ 第2従動スプロケット
150、250 ・・・ 濾過ドラム
151、251 ・・・ ドラムフィルター
152 ・・・ ドラムスプロケット
160、260 ・・・ クーラントタンク
160a ・・・ (クーラントタンクの)一部
161 ・・・ フィルター
162 ・・・ 検出センサー
163 ・・・ タンク側フランジ
171 ・・・ ボルト
172 ・・・ ナット
280 ・・・ 樋部
500 ・・・ 切粉分別排出装置
510 ・・・ コンベヤフレーム
511 ・・・ 投入口
512 ・・・ 切粉排出口
513 ・・・ クーラント排出口
520 ・・・ 混濁クーラント貯留槽
530 ・・・ コンベヤ
531 ・・・ ヒンジベルト(コンベヤベルト)
532 ・・・ 駆動スプロケット
533 ・・・ 従動スプロケット
540 ・・・ 濾過ドラム
541 ・・・ フィルター
542 ・・・ ドラムスプロケット
550 ・・・ クーラントタンク
B ・・・ 切粉回収ボックス
C ・・・ 浄化クーラント
D ・・・ 混濁クーラント
K ・・・ 切粉
M ・・・ 工作機械
P ・・・ ポンプ
S ・・・ スラッジ
U ・・・ オペレータ
本請求項1に係る発明は、工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントを受け入れるコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽と、前記混濁クーラントをドラムフィルターで濾過して浄化クーラントとする円筒型の濾過ドラムと、前記コンベヤフレーム内を循環走行し切粉を掬い上げてコンベヤフレームの頭部に設けられた切粉排出口から外部へ排出するコンベヤベルトと、前記浄化クーラントを溜めるクーラントタンクとを有する切粉分別排出装置において、前記クーラントタンクが、前記濾過ドラムを通過した浄化クーラントを溜めて該溜めた浄化クーラントを工作機械へ供給する構成で、前記コンベヤフレームのコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、前記クーラントタンクの少なくとも一部が、前記混濁クーラントに含まれている切粉を水平搬送するコンベヤベルトの水平搬送部に隣接して配設され、前記クーラントタンクが、前記浄化クーラントを濾過するフィルターと、該フィルターより浄化クーラントの流れ方向上流側に配設されて浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出する検出センサーとを有していることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項に係る発明は、請求項1に記載された切粉分別排出装置の構成に加えて、前記クーラントタンクが、前記コンベヤフレームとフランジ止めで連結されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された切粉分別排出装置の構成に加えて、前記コンベヤフレームとクーラントタンクとを繋ぐ樋部を有し、前記クーラントタンクが、前記コンベヤフレームと樋部を介して連結されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項1に係る発明の切粉分別排出装置によれば、クーラントタンクの少なくとも一部の位置が工作機械の下方またはその近傍となるため、クーラントタンクの浄化クーラントをポンプ等で工作機械へ容易に供給することができる。
これを前提にしてさらに、コンベヤフレームを基準としてクーラントタンク側と反対側には何もないため、この反対側をオペレータが作業する際の立ち位置側としてオペレータの工作機械への寄付きをよくすることができる。
さらに、コンベヤフレームが平面視でクーラントタンクに囲まれておらずクーラントタンクでの浄化クーラントの流れが一本化されて浄化クーラントのよどむ部分がなくなるため、従来技術のクーラントタンクがコンベヤ幅方向両側に設置されてコンベヤフレームが平面視でクーラントタンクに囲まれている構成と比べてクーラントタンクの掃除等の保守の負担を小さくすることができる。
さらに、フィルターの配設位置が浄化クーラントの一本化された流路上となるため、濾過ドラムのドラムフィルターで捕獲できなかったスラッジの処理をフィルターで容易に行うことができる。
またさらに、ドラムフィルターが破れた場合は切粉がクーラントタンクに流出してフィルターの目が詰まって、検出センサーの配置位置での浄化クーラント液面の高さが上昇して所定高さ以上となるため、濾過ドラムのドラムフィルターが破れたか否か等のドラムフィルターの状態を判定することができる。
つまり、フィルターの目詰まりを検出することによりドラムフィルターが破れたか否か等を判定することができる。
本請求項に係る発明の切粉分別排出装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、メンテナンスの際のクーラントタンクをコンベヤフレームから取り外す場合にねじを緩めるだけで連結が解除されるため、平面視でクーラントタンクに囲まれている構成と比べてクーラントタンクの所謂、抜き出しスペースを小さくすることができる。
本請求項に係る発明の切粉分別排出装置によれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、ドラムフィルターで捕獲できなかったスラッジが樋部に溜まりにくくなるため、掃除等の保守の負担をより小さくすることができる。
本発明は、工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントを受け入れるコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽と、混濁クーラントをドラムフィルターで濾過して浄化クーラントとする円筒型の濾過ドラムと、コンベヤフレーム内を循環走行し切粉を掬い上げてコンベヤフレームの頭部に設けられた切粉排出口から外部へ排出するコンベヤベルトと、浄化クーラントを溜めるクーラントタンクとを有する切粉分別排出装置において、クーラントタンクが、濾過ドラムを通過した浄化クーラントを溜めてこの溜めた浄化クーラントを工作機械へ供給する構成で、コンベヤフレームのコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、クーラントタンクの少なくとも一部が、混濁クーラントに含まれている切粉を水平搬送するコンベヤベルトの水平搬送部に隣接して配設され、クーラントタンクが、浄化クーラントを濾過するフィルターと、このフィルターより浄化クーラントの流れ方向上流側に配設されて浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出する検出センサーとを有していることによって、クーラントタンクの浄化クーラントをポンプ等で工作機械へ容易に供給することを前提にコンベヤフレームを基準としてクーラントタンク側と反対側をオペレータが作業する際の立ち位置側としてオペレータの工作機械への寄付きをよくするとともに、従来技術のクーラントタンクがコンベヤ幅方向両側に設置されてコンベヤフレームが平面視でクーラントタンクに囲まれている構成と比べてクーラントタンクの掃除等の保守の負担を小さくするものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。

Claims (5)

  1. 工作機械から排出された切粉を含んだ混濁クーラントを受け入れるコンベヤフレームの下側水平部に設けられた混濁クーラント貯留槽と、前記混濁クーラントをドラムフィルターで濾過して浄化クーラントとする円筒型の濾過ドラムと、前記コンベヤフレーム内を循環走行し切粉を掬い上げてコンベヤフレームの頭部に設けられた切粉排出口から外部へ排出するコンベヤベルトと、前記浄化クーラントを溜めるクーラントタンクとを有する切粉分別排出装置において、
    前記クーラントタンクが、前記濾過ドラムを通過した浄化クーラントを溜めて該溜めた浄化クーラントを工作機械へ供給する構成で、前記コンベヤフレームのコンベヤ幅方向片側だけに配設されているとともに、前記クーラントタンクの少なくとも一部が、前記混濁クーラントに含まれている切粉を水平搬送するコンベヤベルトの水平搬送部に隣接して配設されていることを特徴とする切粉分別排出装置。
  2. 前記クーラントタンクが、前記浄化クーラントを濾過するフィルターを有していることを特徴とする請求項1に記載の切粉分別排出装置。
  3. 前記クーラントタンクが、前記フィルターより浄化クーラントの流れ方向上流側に配設されて浄化クーラント液面の所定高さ以上を検出する検出センサーを有していることを特徴とする請求項2に記載の切粉分別排出装置。
  4. 前記クーラントタンクが、前記コンベヤフレームとフランジ止めで連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の切粉分別排出装置。
  5. 前記コンベヤフレームとクーラントタンクとを繋ぐ樋部を有し、
    前記クーラントタンクが、前記コンベヤフレームと樋部を介して連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の切粉分別排出装置。
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