JP4702684B2 - 折りたたみ式本箱 - Google Patents
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Description
本発明は、一般的には室内での家具としての本箱であるが、同時に本箱本体内への収蔵書籍の増加及び陳列スペースを備えた本箱に関する。
特許文献としては、幅、高さの等しい2個の本箱を、正面を合わせた箱形になるように、複数個の丁番でつなぎ、丁番の反対側に複数個の閉じ金具と引き手を設け、また、本箱の下面には複数個のキャスターを設け、上面の一端には折畳み開度を固定する固定金具を設けたことを特徴とする移動式折畳み本箱がある。
以上からも、特許文献は書籍の整理収納に重点を置いたコンパクトな移動可能な収納庫として利便性は優れいるが、押入れ等に収納することを想定していることから室内家具としての調和に欠け、しかも書籍の収蔵量は対面する本棚部分に限られ、それほどの増加は期待できない。
また、開いて展示用の本棚として利用する際には、本棚の低層部は視線から離れ、書籍の選択及び出し入れが不便である。
また、開いて展示用の本棚として利用する際には、本棚の低層部は視線から離れ、書籍の選択及び出し入れが不便である。
なお、本願発明に関連する公知技術として特許文献1を挙げることができる。
従来の本箱は書籍の本棚への整理収蔵のみであるが、本発明は閲覧等が困難な低位置での本棚を回避するため、下段に収蔵専用の引き出しを設け、本箱本体の中段に閲覧部分を配置し、閲覧、書籍の出し入れを容易にするほか、本箱本体内に収蔵場所を設けることで書籍の収蔵量を大幅に増加させるとともに、かつ、室内家具としての調度を維持するとともに、室内の他の家具との調和を図る。
本棚へ展示した書籍を見易くするため、本箱本体の中段に折りたたんだ整理棚を開いて展示用の本棚として配置し、かつ、整理棚の下部を手前に引く方法で、本棚面を上向けに僅かに傾斜を設け視線に対面させる。
上記の外、本箱としての家具単体に新聞、週刊誌等の陳列スペースを確保することで、新たな付加価値を創造する。
書籍の収蔵量を増加するため、本箱本体に配置した開いた整理棚の裏側へ収蔵スペースを確保するが、収蔵に際しては整理棚を折りたたみそのまま押込む形で収蔵するにことにより奥行きを半減させ、本箱本体が前面に突出し、部屋の空間が狭隘になることを防止する。
収蔵中の整理棚の移動に際しては、一セットの整理棚の重量(書籍収蔵後)が数10kgになるため、整理棚底面の裏側にキャスターを付け移動を容易にするが、更に、整理棚底面の裏面及び本箱本体の収蔵場所に設けた台座に磁石の同極を対面させる方法で磁石を貼付し、磁力の反作用を利用することで移動時の負荷を軽減する。
整理棚上部に取付けたボルト状のガイド部材を整理棚保管部分の天板に埋設したカーテンレール仕様の誘導路に接続し、整理棚の収蔵場所及び展示棚としての整理棚配置場所相互間の移行を誘導するほか、移動範囲を固定して整理棚が本箱本体から転落することを防止する。
本箱本体内側上部に陳列板の収納可能なスペースを設け、必要に応じて陳列板を引き出して新聞・週刊誌等の陳列棚として活用する。
なお、本箱本体の奥行きの関係から陳列板としての十分な広さが確保できないため、上下2枚の板をスライドさせる方法により解決する。
なお、本箱本体の奥行きの関係から陳列板としての十分な広さが確保できないため、上下2枚の板をスライドさせる方法により解決する。
以上説明したように本発明によると、室内家具としての調度、形状を維持するとともに、本箱本体内に収蔵する書籍の収蔵量を大幅に増加し、かつ、本箱としての本来の用途以外に陳列棚として活用できるなど新たな付加価値生がじる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
本発明の第1の実施の形態に係り、本箱本体に二つ折りに閉じた整理棚を本箱本体の奥へ挿入する形で収納した際の正面図は図1のとおりである。また、収蔵中の整理棚の一セットを引き出して左右に開き整理棚として前面に配置した際は図2のとおりで、その裏側には他の折りたたんだ整理棚が保管される。(図3及び図4の本箱本体斜視図参照)
なお、図3の本箱本体の側面図には収蔵部分のほか、前面に開いた整理棚を配置した際の側面想定部分を破線で表示した。
なお、図3の本箱本体の側面図には収蔵部分のほか、前面に開いた整理棚を配置した際の側面想定部分を破線で表示した。
本発明の第2の実施の形態に係る本棚2個を丁番(7)で連結したものが整理棚の1セットで、左右に開いた状態の整理棚(図5)として活用する。
整理棚の左右の側面には、整理棚を折りたたんで移動する際の引き手として活用するため、半月部分の切り抜き(3)(図1及び図6参照)を設ける。
整理棚天板(8)にボルト状のガイド部材(10)を取付け、図7(部分的構造図)のとおり接続し、整理棚が本箱本体から転落することを防止する。
整理棚底板(9)の裏面に図8(部分的構造図)のとおりキャスター(4)及び磁石(11)を取付けるとともに、整理棚に貼付した磁石に面する収蔵場所の台座(5)へ同極を対面させる方法で磁石を設置し、磁力の反作用を利用して移動に際しての負荷の軽減を図り、収蔵及び展示場所相互間の整理棚の移動を容易にする。
本箱本体に接続した整理棚の誘導又は移動に際して移動範囲を固定するため、本箱本体の整理棚収蔵場所の天板(2)に誘導路(カーテンレール仕様)(12)を図9の誘導路回路図のとおり埋設し、整理棚の接続に際しては誘導路の後面から挿入する方法で接続する。
本発明の第3の実施の形態である本箱本体の上部へ陳列板の収納スペースを確保(図1〜4参照)するが、陳列板(1)は収納時の奥行きの関係から陳列に十分なスペースを確保することが困難なため、図10の平面図のとおり上下2枚の板を前後にスライドさせることにより必要な広さを確保する。
陳列板の本箱本体への接続は、本箱本体側面板に設けた図11の陳列板誘導路の誘導溝(15)に図12(部分的構造図)のとおり、本箱本体の裏側から挿入する方法で接続し、陳列板の収納及び引き出しをスムーズにする。
陳列板2枚のスライド部分の接続は上板裏面に埋設した二本の誘導溝(13)に下板に設けた接続部材(16)を沿わせる方法により接続する。又陳列板の縦断面図についても図13右側に表示した。(図10及び図13参照)
本箱本体の側面板の前面び背面の高さに微差(前面を高く)設け、接地面の前面角度(A)をやや鋭角にし、背面に向け僅かに傾斜を設けることにより、地震等による前面への転倒を防止する。(図3参照)
本箱本体の最上部にL字型の蓋を丁番で取付け、陳列板収蔵場所を被う措置を施し家具としての美観の維持を図る。
整理棚の前面下部へ袴状の板を取付けキャスター部分を被覆することにより、家具としての美観の維持を図る。
本発明は、一般的な家具の本箱としては奥行きが若干大きいものの、本箱本体内へ折りたたんだ整理棚を収納し、かつ、前面に開いた整理棚を配置することを考慮すると大型家具としての許容範囲内であり、収蔵量が倍加し展示棚へ整理棚ごと移動が可能な本箱として利用できる。
また、底面積が広いこと、整理棚の本箱本体への接続及び実施例等からも地震等に対する効果も期待できる。
また、底面積が広いこと、整理棚の本箱本体への接続及び実施例等からも地震等に対する効果も期待できる。
本箱本体上部に収納する陳列板を引き出し陳列棚として、新聞・週刊誌等の雑誌の陳列以外にパンフレット、チラシ等の展示に際しては、陳列棚裏側の整理棚は多数の在庫の貯蔵庫として活用が可能である。
1 陳列板
2 整理棚収蔵場所の天板
3 引手としての切り抜き
4 キャスター
5 台座
6 棚板
7 丁番
8 整理棚の天板
9 整理棚の底板
10 ボルト状のガイド部材
11 磁石
12 カーテンレール仕様の埋設誘導路
13 スライド用誘導溝(埋設)
14 陳列品受け
15 陳列板誘導溝
16 スライド板接続部材
A 角度(鋭角)
2 整理棚収蔵場所の天板
3 引手としての切り抜き
4 キャスター
5 台座
6 棚板
7 丁番
8 整理棚の天板
9 整理棚の底板
10 ボルト状のガイド部材
11 磁石
12 カーテンレール仕様の埋設誘導路
13 スライド用誘導溝(埋設)
14 陳列品受け
15 陳列板誘導溝
16 スライド板接続部材
A 角度(鋭角)
Claims (3)
- 本箱本体内に幅・高さ・奥行とも同型の本箱2個を丁番で連結した整理棚を折りたたんで収蔵保管するとともに、保管中の複数の整理棚の中からそのうちの一つを手前に引き出し左右に移動の上、本箱本体の中央部分で整理棚を左右に開いて書籍展示用の本棚として活用することを特徴とする折りたたみ式本箱。
- 整理棚の底部にキャスター等を取付けるほか、上部に取付けたボルト状のガイド部材で整理棚保管場所の天板に埋設したカーテンレール仕様の誘導路に接続し、保管場所及び書籍展示用の整理棚配置場所相互間の移行をスムーズにすることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式本箱。
- 本箱本体の上段に設けた陳列板の収納場所から、必要に応じて本箱本体に連結した陳列板を引き出して新聞、週刊誌等の陳列に活用する陳列スペースを設けたことを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式本箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006033176A JP4702684B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 折りたたみ式本箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006033176A JP4702684B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 折りたたみ式本箱 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007209568A JP2007209568A (ja) | 2007-08-23 |
JP2007209568A6 JP2007209568A6 (ja) | 2007-11-15 |
JP4702684B2 true JP4702684B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=38488478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006033176A Expired - Fee Related JP4702684B2 (ja) | 2006-02-10 | 2006-02-10 | 折りたたみ式本箱 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4702684B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112826237B (zh) * | 2021-01-07 | 2022-09-06 | 河南工程学院 | 图书馆期刊陈列架 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57126831U (ja) * | 1981-02-02 | 1982-08-07 | ||
JPS59179643U (ja) * | 1983-05-19 | 1984-11-30 | 土川 善司 | 収納家具 |
JP2000037244A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-02-08 | Daiwa House Ind Co Ltd | 書棚及び書棚用棚板 |
-
2006
- 2006-02-10 JP JP2006033176A patent/JP4702684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57126831U (ja) * | 1981-02-02 | 1982-08-07 | ||
JPS59179643U (ja) * | 1983-05-19 | 1984-11-30 | 土川 善司 | 収納家具 |
JP2000037244A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-02-08 | Daiwa House Ind Co Ltd | 書棚及び書棚用棚板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007209568A (ja) | 2007-08-23 |
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