JP4702273B2 - 空気調和装置の断熱配管構造 - Google Patents
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図1は、本発明の一実施形態にかかる断熱配管構造が採用された空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、いわゆるセパレート型の空気調和装置であり、主として、室外ユニット2と、室内ユニット4と、室外ユニット2と室内ユニット4とを接続する第1冷媒連絡管6及び第2冷媒連絡管7とを備えており、蒸気圧縮式の冷媒回路10を構成している。
室内ユニット4は、室内等に設置されており、冷媒回路10の一部を構成する室内側冷媒回路10aを備えている。この室内側冷媒回路10aは、主として、室内熱交換器41を有している。
室外ユニット2は、室外等に設置されており、冷媒回路10の一部を構成する室外側冷媒回路10bを備えている。この室外側冷媒回路10bは、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、室外熱交換器23と、膨張弁24と、第1閉鎖弁25と、第2閉鎖弁26とを有している。圧縮機21の吸入側と四路切換弁22とは、冷媒管27によって接続されている。圧縮機21の吐出側と四路切換弁22とは、冷媒管28によって接続されている。四路切換弁22と室外熱交換器23の一端とは、冷媒管29によって接続されている。室外熱交換器23と第1閉鎖弁25とは、冷媒管30によって接続されている。そして、膨張弁24は、冷媒管30に設けられている。そして、第1閉鎖弁25は、第1冷媒連絡管6に接続されている。四路切換弁22と第2閉鎖弁26とは、冷媒管31によって接続されている。そして、第2閉鎖弁26は、第2冷媒連絡管7に接続されている。
冷媒連絡管6、7は、空気調和装置1を設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管である。
次に、本実施形態の空気調和装置1の冷媒回路10の動作について、図1を用いて説明する。
次に、図2及び図3を用いて、上記の室外側冷媒回路10bを備えた室外ユニット2の構造について説明する。ここで、図2は、室外ユニット2の外観斜視図であり、図3は、図2の室外ユニット2の分解斜視図である。
ユニットケーシング51は、略直方体状に形成されており、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、室外熱交換器23と、膨張弁24と、閉鎖弁25、26と、これらを接続する冷媒管27〜31と、室外ファン32と、電装品ユニット33とを収容している。そして、ユニットケーシング51は、本実施形態において、底板52と、左前板53と、上部左前板54と、右前板55と、右側板56と、上部右側板57と、天板58とを有している。左前板53には、正面側に円状に形成された吹出口53aが上下方向に並んで2つ設けられている。また、左前板53及び上部左前板54の左側面には、側面吸入口53bが設けられている。さらに、左前板53及び上部左前板54の背面側端と、右側板56及び上部右側板57の背面側端との間には、背面吸入口56aが形成されている。
室外ファン32は、複数の翼を有するプロペラファンであり、送風機室S1において、室外熱交換器23の前面側の支持部材61に吹出口53aに面するように上下方向に並んで2台配置されている。
室外熱交換器23は、送風機室S1において、ユニットケーシング51の左側面から背面に沿うように配置された略L字形状の熱交換器パネルである。本実施形態において、室外熱交換器23は、第1熱交換部23aと第2熱交換部23bとを有している。
電装品ユニット33は、主として、運転制御を行うためのマイコン等を含む制御P板やインバータ基板、端子台のような各種電装品を備えており、本実施形態において、機械室S2の上部に配置されている。
以下、空気調和装置1の断熱配管構造について、図4〜図6を用いて説明する。ここで、図4は、図3の室外ユニット2の四路切換弁22付近の配管構造(四路切換弁22に接続された冷媒管27、28、29、31の一部のみ)をユニット右側から見た図であり、図5は、図4の拡大図であって、断熱筒71が装着された高温冷媒管29(電気線81及び支持部材82は図示せず)を示す図であり、図6は、断熱筒71の斜視図である。
上述の実施形態においては、第2直管部29cが水平に配置された高温冷媒管29に本発明の断熱配管構造を適用しているが、図7に示されるように、第2直管部29cを水平方向に対して傾斜配置した高温冷媒管29に本発明の断熱配管構造を適用してもよい。
上述の実施形態及び変形例1においては、高温冷媒管29の第2直管部29cの長手方向両端に曲管部29b、29dが配置されており、しかも、第2直管部29cの直管部長さL1よりも長い断熱筒長さL2を有する断熱筒71を高温冷媒管29に装着することによって、第2直管部29cの長手方向両端を曲管部29b、29dに係止させているが、例えば、第2直管部29cの直管部長さL1よりも短い断熱筒長さL2を有する断熱筒71を、高温冷媒管29の第2直管部29cの長手方向一端から曲管部29b、29dのいずれか一方側に突出するように装着したり、第2直管部29cの長手方向一端に曲管部29b、29dのいずれか一方のみ(ここでは、第1曲管部29bのみとする)が配置された高温冷媒管29に対して、断熱筒71を第2直管部29cの長手方向一端から曲管部29b側に突出するように装着してもよい。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態及びその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上述の実施形態及びその変形例では、室外ユニット2内の高温の冷媒が流れる冷媒管28、29、31に対して、本発明にかかる断熱配管構造を適用した例を説明したが、これに限定されず、室内ユニット4内の高温の冷媒が流れる冷媒管43に対して、本発明にかかる断熱配管構造を適用してもよい。
上述の実施形態及びその変形例では、いわゆるトランク型の室外ユニット2に対して、本発明にかかる断熱配管構造を適用した例を説明したが、これに限定されず、例えば、いわゆる上吹き型の室外ユニット(すなわち、ユニット天面から上方に向けて空気を吹き出すように室外ファンが配置された室外ユニット)等のような他の型式の室外ユニットに対して、本発明にかかる断熱配管構造を適用してもよい。
上述の実施形態及びその変形例では、室外ユニット2に室内ユニット4が冷媒連絡管6、7を介して接続されたセパレート型の空気調和装置1に、本発明にかかる断熱配管構造を適用した例を説明したが、これに限定されず、種々の型式の空気調和装置に対して、本発明にかかる断熱配管構造を適用してもよい。
71 断熱筒
71a 水抜き孔
72a スリット
81 電気線
Claims (6)
- 空気調和装置を構成するユニット内に配置されており高温の冷媒が流れる冷媒管(28、29、31、43)に設けられる空気調和装置の断熱配管構造であって、
前記冷媒管は、直管部と前記直管部の長手方向一端に連続する曲管部とを有しており、
前記冷媒管に対して、長手方向にスリット(72a)を有するとともに前記スリット近傍に周方向の一端を延長するように形成された接着シート部(73a)を有する直管形状の断熱筒(71)を、その長手方向一端が前記直管部の長手方向一端から前記曲管部側に、前記直管部の外径(D1)の0.3倍から1.2倍の長さだけ突出した状態で前記シート部を周方向の他側の外面に貼り付けることによって装着し、前記冷媒管に装着された前記断熱筒の外面に電気線(81)を装着したことを特徴とする、空気調和装置の断熱配管構造。 - 空気調和装置を構成するユニット内に配置されており高温の冷媒が流れる冷媒管(28、29、31、43)に設けられる空気調和装置の断熱配管構造であって、
前記冷媒管は、直管部と前記直管部の長手方向両端に連続する第1及び第2曲管部とを有しており、
前記冷媒管に対して、長手方向にスリット(72a)を有するとともに前記スリット近傍に周方向の一端を延長するように形成された接着シート部(73a)を有する直管形状の断熱筒(71)を、その長手方向一端が前記直管部の長手方向一端から前記第1曲管部側に、前記直管部の外径(D1)の0.3倍から1.2倍の長さだけ突出した状態で、かつ、その長手方向他端が前記直管部の長手方向他端から前記第2曲管部側に、前記直管部の外径(D1)の0.3倍から1.2倍の長さだけ突出した状態で前記シート部を周方向の他側の外面に貼り付けることによって装着し、前記冷媒管に装着された前記断熱筒の外面に電気線(81)を装着したことを特徴とする、空気調和装置の断熱配管構造。 - 前記断熱筒(71)は、前記直管部が水平に配置された状態において前記冷媒管(28、29、31、43)と前記断熱筒との間に溜まる水を抜くための水抜き孔(71a)が形成されている、
請求項1又は2に記載の空気調和装置の断熱配管構造。 - 前記直管部は、水平方向に対して傾斜して配置されている、請求項1又は2に記載の空気調和装置の断熱配管構造。
- 前記断熱筒(71)は、前記冷媒管の外径に適合する内径を有している、請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置の断熱配管構造。
- 前記曲管部の直管部側の端部の管中心線と反直管部側の端部の管中心線とは、45度以上、135度以下の角度をなしている、請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和装置の断熱配管構造。
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