JP4396207B2 - 空調室内機 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態に係る室内機(空調室内機)2を備えた空気調和装置1の外観を図1に示す。
空気調和装置1の冷媒回路の構成を図2に示す。この冷媒回路は、再熱ドライ(除湿)方式の冷媒回路であって、主として室内熱交換器20、室外熱交換器30、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33および電動膨張弁34で構成される。
室内機2は、図1に示すように、正面視において横方向に長い形状であって、略直方体形状の外観を有しており、従来よりも薄型化されている。また、室内機2は、図3に示すように、主として、熱交換器ユニット5、上部ケーシング6、下部ケーシング7、前面パネル8およびクロスフローファン21を含む送風ユニットによって構成されている。
補助配管27は、室内機2内部に引き込まれた冷媒配管4の一部であって、図5および図6に示すように、室内熱交換器20に冷媒を供給する。また、補助配管27は、図6に示すように、分流器28を介して複数の枝葉補助配管27bに枝分かれして室内熱交換器20に冷媒を供給する。さらに、補助配管27は、図5および図6に示すように、分流器28の上流側に長さxの直管部27aを有している。ここでは、直管部27aの長さxは、室内機2の横幅の約1/3の長さになるように形成されている。
本実施形態の室内機2におけるドライ運転時には、室内熱交換器20の一部を凝縮器、他の部分を蒸発器として機能させて室内を除湿する第2再熱制御を行う。すなわち、四路切換弁33を図2に示す実線の位置に設定し、電動弁34を全開にして、室内機電動弁26を絞って圧縮機32を起動する。圧縮機32から吐出される高圧冷媒は、室外熱交換器30、電動弁34を介して第1室内熱交換器20aに流入する。そして、第1室内熱交換器20aで凝縮された冷媒は、室内機電動弁26で減圧される。減圧された低圧冷媒は、第2室内熱交換器20bで蒸発した後、四路切換弁33、アキュムレータ31を介して圧縮機32に戻る。このとき、第1室内熱交換器20aでは、冷媒が凝縮するため室内空気は加熱され、第2室内熱交換器20bでは、冷媒が蒸発するため室内空気を冷却、除湿される。
(1)
本実施形態の室内機2は、分流器28の上流側に接続された補助配管27が直線状の直管部27aを有しており、この直管部27aと分流器28とが室内熱交換器20の背面側のスペースSに配置されている。
本実施形態の室内機2は、再熱ドライ方式の運転を行う。この再熱ドライ方式の運転では、直管部27aや分流器28に流れる冷媒が気液2層が混合した不安定な状態となっている。このため、通常の冷凍サイクルで運転を行う室内機2と比較して冷媒の流動音等の問題が発生しやすい。
本実施形態の室内機2は、直管部27aの長さが室内機2の全幅の約1/3になっている。
本実施形態の室内機2は、断面形状が逆V字型となる室内熱交換器20を備えている。
本実施形態の室内機2は、略直方体形状のケーシングに各構成部材が収納されている。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、直管部27aの長さが室内機2の全幅の約1/3である例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、直管部27aの径の15倍以上の長さの直管部であれば、上記と同様に、冷媒の流動音の発生等を効果的に防止できる。
上記実施形態では、再熱ドライ方式の冷凍サイクルによる運転を行う室内機2を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、通常の冷凍サイクルによる運転を行う室内機2にであっても、冷媒の流動音等の発生を効果的に防止できる。
3 室外機
5 熱交換器ユニット
6 上部ケーシング
7 下部ケーシング
8 前面パネル
8a 上部パネル
8b 下部パネル
8c カバー
20 室内熱交換器
21 クロスフローファン
22 ファンモータ
23a 吸い込み口
23b 吸い込み口
24a ドレンパン
24b ドレンパン
25 吹き出し口
26 室内機電動弁
27 補助配管(補助冷媒配管)
27a 直管部
27b 枝葉補助配管
28 分流器
30 室外熱交換器
31 アキュムレータ
32 圧縮機
33 四路切換弁
34 電動膨張弁
71 外面部
73 水平フラップ(風向調整板)
S スペース(熱交換器の背面側の空間)
Claims (7)
- 空気調和された空気を室内に供給する空調室内機(2)であって、
前記室内に供給される空気と冷媒との間で熱交換を行わせる第1室内熱交換器(20a)及び第2室内熱交換器(20b)を有する熱交換器(20)と、
前記第1室内熱交換器(20a)と前記第2室内熱交換器(20b)との間に設けられた室内機電動弁(26)と、
前記室内機電動弁(26)と前記第2室内熱交換器(20b)との間に接続された補助冷媒配管(27)と、
前記第2室内熱交換器(20b)に対して冷媒を供給する補助冷媒配管(27)を枝分けする分流器(28)と、
を備え、
前記分流器(28)の上流側に接続された補助冷媒配管(27)には直線状の直管部(27a)が形成されており、
前記直管部(27a)と前記分流器(28)とは、前記熱交換器(20)の背面側の空間(S)に配置されている空調室内機(2)。 - 前記分流器(28)には気液2層状態の冷媒が流れる、
請求項1に記載の空調室内機(2)。 - 前記直管部(27a)の長さは、前記直管部(27a)における配管径の約15倍以上である、
請求項1または2に記載の空調室内機(2)。 - 壁面への取り付け状態において左右方向に長い形状である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の空調室内機。 - 前記直管部(27a)の長さは、前記左右方向の長さの約1/3以上である、
請求項4に記載の空調室内機(2)。 - 前記熱交換器(20)に室内空気を通過させるためのクロスフローファン(21)をさらに備え、
前記第2室内熱交換器(20b)は、前記クロスフローファン(21)の上方後ろ半分を覆うように配置され、
前記直管部(27a)と前記分流器(28)とは、前記第2室内熱交換器(20b)の背面側に配置されている、
請求項1から5のいずれか1項に記載の空調室内機(2)。 - 略直方体形状である、
請求項1から6のいずれか1項に記載の空調室内機(2)。
Priority Applications (1)
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JP2003340875A JP4396207B2 (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 空調室内機 |
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JP2005106396A JP2005106396A (ja) | 2005-04-21 |
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2003
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