JP4702069B2 - Rfidタグシステム - Google Patents
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その一例として、物流などで用いる台車や通い箱にRFIDタグを貼付し、それらが通過する通路にリーダライタを設置して、RFIDタグからデータを読取ったり、データを書込んだりするシステムが提案されている。このようなシステムでは、通路の片側からRFIDタグを読取る構成が一般的である。このように台車や通い箱の両方の側にRFIDタグを貼付する場合は、通路を挟んだ両側にアンテナを設置し、通信するアンテナを切替えたりすることにより、時分割によりRFIDタグにアクセスする必要がある。
しかしながら、このような方法では、電波が集中する位置が限定されていると共に反射面が極めて大きいことから、台車や通い箱のようにRFIDタグの通過位置が不定な通信環境、或いは反射面の設置面積が限られるという通信環境では実施不可能である。
また、反射手段の反射体により電波を集中することができるので、電波の集中位置に位置するRFIDタグとの通信性能を高めることができる。
さらに、アンテナが送信アンテナと受信アンテナとから構成されている場合であっても、電波の集中位置に位置するRFIDタグとの通信性能を高めることができる。
また、リーダライタがRFIDタグと通信するまでは、通信環境が変動しないので、リーダライタはRFIDタグとの通信が終了するまで通信を保証することができる。
請求項4の発明によれば、反射手段の反射面の反射により電波を効果的に拡散することができる。
請求項7の発明によれば、全体構成の簡単化を図ることができる。
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
図1は、システム全体の構成を概略的に示している。この図1において、通路の側方にはリーダライタ(制御手段に相当)1が設置されている。このリーダライタ1は、送信アンテナ2及び受信アンテナ3を有しており、送信アンテナ2から通信電波として例えば952〜954MHzのUHF(Ultra High Frequency)帯域のうちの所定周波数の送信信号に質問信号で変調して送信すると共に、RFIDタグからの応答信号を受信アンテナ3で受信して復調するようになっている。
1.電波に指向性があり、通信領域の限定がある程度可能である。
2.通信距離を長くできるため、比較的広い範囲を通信可能領域として設定しやすい。
3.電波が、ダンボールなどの紙や板、プラスチックなどを通り抜けて、RFIDタグの読取りが可能などである。
送信部8は、デジタル部10とアナログ部11とから構成されている。デジタル部10は符号化部10aと変調部10bとから構成され、アナログ部11はフィルタ11aとアンプ11bとから構成されている。受信部9は、デジタル部12とアナログ部13とから構成されている。デジタル部12は復号化部12aと復調部12bとから構成され、アナログ部13はフィルタ13aとアンプ13bとから構成されている。送信アンテナ2はリーダライタ1の送信部8と接続され、受信アンテナ3はリーダライタ1の受信部9と接続されている。
尚、図2では、送信アンテナ2と受信アンテナ3とを独立して示したが、実際にはアンテナユニットとして一体に構成されていたり、一つのアンテナが送信アンテナ2と受信アンテナ3の機能を備えて構成されていたりする。
リーダライタ1は、送信アンテナ2から952〜954MHz(UHF帯域)の所定周波数の送信信号を質問信号で変調して送信している。送信アンテナ2から送信されるUHF帯の電波は指向性が優れていることから、送信アンテナ2のほぼ正面を中心として放射される。
また、RFIDタグ5がアクティブタイプの場合は、受信した送信信号から質問信号を復調し、内部電池の電力から生成した送信信号を応答信号により変調して送信アンテナから送信することになる。
しかも、反射手段19により電波を水平方向に拡散するようにしたので、小形の反射手段19であっても通信可能領域を効果的に拡大することができる。
次に、本発明の第2実施例について図8及び図9を参照して説明するに、第1実施例と同一名称の構成には同一符号を付して詳細な説明を省略する。この第2実施例は、反射手段19を回転制御することを特徴とする。
そこで、本実施例では、リーダライタ1により反射手段19を回転制御するようにした。
図9は、リーダライタ1によるデータ読取動作を示すフローチャートである。この図9において、リーダライタ1は、まず、ID読取コマンドを発行する(S1)。RFIDタグ5からIDの応答がない場合は(S2:NO)、反射手段19を1ステップ回転する(S6)。この場合、反射手段19の表面は多角柱状に形成されていることから、反射手段19が1ステップ回転したときは、反射手段19の反射面19aによる電波の反射方向が変化し、それに伴って反射手段19によるRFIDタグ5との通信可能領域が変化する。
このように反射手段19を1ステップ回転するにしてもRFIDタグ5からの応答が依然として無い場合は(S2:NO)、反射手段19をさらに1ステップずつ回転する(S6)。
以上の動作により、RFIDタグ5が通信不能領域Cに位置している場合であっても、反射手段19に対する回転制御により台車4の背面側に貼付されたRFIDタグ5との通信が可能となる。
しかも、RFIDタグ5との通信の開始前に反射手段19を停止し、RFIDタグ5との通信が終了したところで反射手段19を再び回転制御するようにしたので、RFIDタグ5との通信を保証することができる。
尚、反射手段19としては、図10に示すように反射面を平面状とし、台座23に内蔵された図示しないモータにより反射手段19の角度を制御するようにしてもよい。
図4ないし図6に示した表面形状の反射手段19を回転制御するようにしてもよい。
図11に示すように通路の反対側に反射手段19を複数設置したり、図12に示すようにリーダライタ1により反射手段19の角度を制御したりするようにしてもよい。
図13に示すように送信アンテナ2及び受信アンテナ3の背面側に反射手段19を設置したり、図14に示すようにリーダライタ1により反射手段19を回転制御したりしてもよい。
リーダライタ1以外の制御手段で反射手段19の回転を制御するようにしてもよい。
反射手段19としては、電波を水平方向に加えて垂直方向に反射するような形状としてもよいし、水平方向に加えて垂直方向にも回転制御するようにしてもよい。
反射手段19を首振り制御するようにしてもよい。
Claims (7)
- 物品に貼付されたRFIDタグと、
前記RFIDタグとの間で電波を送受信することにより通信可能なリーダライタと、
前記リーダライタから送信された電波を反射可能な反射手段とを備え、
前記反射手段で反射された前記リーダライタからの電波を前記RFIDタグに受信させることにより、前記RFIDタグと前記リーダライタとの通信を可能にするRFIDタグシステムであって、
前記リーダライタのアンテナは、送信アンテナと受信アンテナとから構成され、
前記反射手段は、前記リーダライタ側に突出した反射面を有し、
前記反射面は、反射方向が異なる複数の反射部を有し、
前記反射部は、パラボラ形状に形成された反射体から構成され、前記反射体の約半数が前記送信アンテナの中心部を向き、残りの前記反射体が前記受信アンテナの中心部を向くように設置されることを特徴とするRFIDタグシステム。 - 物品に貼付されたRFIDタグと、
前記RFIDタグとの間で電波を送受信することにより通信可能なリーダライタと、
前記リーダライタから送信された電波を反射可能な反射手段とを備え、
前記反射手段で反射された前記リーダライタからの電波を前記RFIDタグに受信させることにより、前記RFIDタグと前記リーダライタとの通信を可能にするRFIDタグシステムであって、
前記リーダライタから前記RFIDタグとの通信結果を取得可能に設けられ、前記反射手段の回転を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記反射手段を停止した状態で前記リーダライタが前記RFIDタグとの通信を開始した場合は、その通信を終了したところで前記反射手段を再び回転制御し、
前記制御手段による前記反射手段に対する制御に応じて前記リーダライタから送信された電波の反射方向を変更することを特徴とするRFIDタグシステム。 - 前記反射手段は、高さ方向に長く形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のRFIDタグシステム。
- 前記反射手段の反射面は、かまぼこ状であることを特徴とする請求項1または3記載のRFIDタグシステム。
- 前記反射手段の反射面は、多角形状であることを特徴とする請求項2または3記載のRFIDタグシステム。
- 前記制御手段は、前記リーダライタが前記RFIDタグと通信できない場合は前記反射手段を1ステップ回転制御し、前記反射手段を停止した状態で前記リーダライタが前記RFIDタグと依然として通信できない場合は前記反射手段をさらに1ステップずつ回転制御することを特徴とする請求項5記載のRFIDタグシステム。
- 前記リーダライタは、前記制御手段を含んで構成されていることを特徴とする請求項2,3,5,6の何れかに記載のRFIDタグシステム。
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