JP4700932B2 - 車両用計器の照明構造 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載される速度計などの計器の目盛り部分を明灯させて、見栄えを良くするとともに視認性を向上させる車両用計器の照明構造に関する。
従来、例えば速度計やタコメータなどの車両用計器では、車両走行時において目盛り板全体を明灯させることにより、指針の視認性を向上させている。このような車両用計器の照明構造の従来例として、例えば特開2003−302262号公報(特許文献1)が開示されている。この従来の車両用計器の照明構造では、目盛り板の背面にLEDを設け、このLEDを点灯させることによって目盛り板全体を明灯させていた。
特開2003−302262号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例では、目盛り板の背面から光を照射する方式であるので、目盛り板全体をムラなく照明させることが困難であった。
この発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、目盛り板全体を均一に照明させて見栄えを良くすると共に、視認性を向上させることのできる車両用計器の照明構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両に搭載される計器を明灯させる車両用計器の照明構造において、計器用の目盛り板に対して視線側に配置され、視線側となる平面形状の出射面、及び該出射面と平行に形成された平面形状の裏面を有する導光板と、前記導光板の計器中心側の端部に設置された複数の発光手段とを備え、前記発光手段は、前記出射面、及び前記裏面と平行な方向に光を出射し、前記導光板の入射面は前記光の出射方向に対して所定の角度で傾斜していることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記導光板の前記入射面の反対側の端面の裏面側にテーパ構造を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記導光板の、前記テーパ構造が形成された部分の表面側にシボを形成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、発光手段からの光を導光板の入射面に対して所定の角度で入射させるので、入射した光が導光板の中で乱反射して輝度を強くすることができ、これによって目盛り板全体を均一に照明させて見栄えを良くするとともに、視認性を向上させることができる。
また、導光板の光入射面を所定の角度で傾斜させた構造とし、導光板の水平方向に対して平行となる向きに発光手段を設置するので、発光手段の取り付けレイアウトを容易に行うことができる。
請求項の発明によれば、導光板の、入射面と反対側となる端面の裏面側をテーパ構造としたので、このテーパ構造の部分で光を乱反射させて導光板の外周部を明るく明灯させることができ、これによって見栄えを極めて良くすることができる。
請求項の発明によれば、テーパ構造が形成された部分の表面側にシボを形成したので、テーパ構造により乱反射された光をさらに増幅させることができ、これによって導光板の外周部を明るく明灯させて見栄えを極めて良くすることができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る車両用計器の照明構造を示す正面図である。図2は図1のA−A線における断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る車両用計器の照明構造1は、速度計やタコメータなどの計器用の目盛り板上に配置された導光板2と、この導光板2の計器中心側の端部に設置された複数の発光ダイオード(発光手段)3とを備えている。
ここで、導光板2は、速度を目盛りとして表示した目盛り板上に配置され、光を透過する材料、例えばアクリル板によって形成されている。導光板2としてアクリル板を使用すると、発光ダイオード3より出射される光を効率よく外周側(入射面と反対となる端面側)へ導いて目盛り板を明るく照らすことができ、これによって目盛り全体を均一に照明して見栄えを良くするとともに、視認性を向上させることができる。
発光ダイオード3は、導光板2の計器中心側の端部に設置された発光手段であり、図1に示すように複数設置されている。そして、発光することによって導光板2に光を照射しており、導光板2の水平面に対して所定の角度をもって光が入射するようになされている。ここで、本実施形態に係る照明構造では、図2の拡大部分に示すように、導光板2の計器中心側の端面(入射面)は所定の角度で傾斜した構成を有しており、従って、発光ダイオード3からの出射光を導光板2の水平面に対して平行に出射することにより、入射面に対して出射光が所定の角度をもって入射することになる。
なお、本発明では、導光板2の入射面に対して所定の角度を持って発光ダイオード3からの光が入射すれば良いので、入射面をフラットな面、即ち、傾斜を持たない面とし、発光ダイオード3から出射される光の向きがフラットな入射面に対して所定の角度を持つようにしても良い。
そして、上述のように、発光ダイオード3から出射される光を導光板2に対して所定の角度で入射させるようにすると、図3に示すように導光板2に入射した光が導光板2の中で乱反射して輝度を強くすることができる。これによって、例えば導光板2に平行に光を入射させた場合には発光ダイオードが18個必要であったのに対して、所定の角度で入射させた場合には10個の発光ダイオードで十分な明るさを得ることができる。従って、装置の小型化やコストダウン、メンテナンスの簡素化、省電力化を図ることができるようになる。
上述したように、本実施形態に係る車両用計器の照明構造1では、発光ダイオード3から出射された光を導光板2に対して所定の角度で入射させるようにしたので、入射した光が導光板2の中で乱反射して輝度を強くすることができ、これによって目盛り全体を均一に照明して見栄えを良くするとともに、視認性を向上させることができる。
また、導光板2の入射面を傾斜させた構成とし、発光ダイオード3から出射される光の向きが導光板2の水平方向と一致するように配置することで、出射光と入射面とが所定の角度を持つようにしているので、取り付けのレイアウトを容易にすることができる。
更に、本実施形態の照明構造1を適用する計器を車両に搭載される速度計あるいはタコメータにすると、運転者が最も頻繁に見る計器の見栄えを良くするとともに視認性を向上させることができるので、より効果的である。
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。ここで、本実施形態に係る車両用計器の照明構造を示す正面図は図1と同様になるので省略し、図1におけるA−A線の断面図のみを図4に示す。同図に示すように、本実施形態に係る車両用計器の照明構造11は、速度計やタコメータなどの計器用の目盛り板上に配置された導光板12と、この導光板12の計器中心側の端部に設置された複数の発光ダイオード(発光手段)13とを備えている。
ここで、導光板12は、速度を目盛りとして表示した目盛り板上に配置され、光を透過する材料、例えばアクリル板によって形成されている。このように導光板としてアクリル板を使用すると、発光ダイオード13による光を効率よく外周側へ導いて目盛り板を均一且つ明るく照らすことができ、これによって見栄えを良くするとともに、視認性を向上させることができる。
発光ダイオード13は、導光板12の計器中心側の端部に設置された発光手段であり、図1に示すように複数設置されている。そして、発光することによって導光板12に光を照射している。
本実施形態では、第1の実施形態で説明したように発光ダイオード13からの光を所定の角度で導光板12に入射させる構成とする。
このような構成の車両用計器の照明構造11において、導光板12の外周側の端面(入射面と反対側の端面)がテーパ構造となっている。例えば、図4の拡大部分に示すように、本実施形態では導光板12の外周側の端面の裏面側をテーパ構造15にしている。
このように、導光板12の外周側の端面を、テーパ構造15とすると、導光板12の外周部で光が乱反射して導光板12の外周部を明るく明灯させることができ、これによって目盛り板全体を均一に照明することができ見栄えを極めて良くすることが可能になる。
更に、テーパ構造15が形成された部分の表面側に、シボ加工をしてシボ16を形成すると、テーパ構造15で乱反射された光を増幅させて導光板12の外周部を明るく明灯させることができ、これによってより一層見栄えを良くすることが可能になる。また、シボ16を形成したことにより、どのような角度から見ても導光板12の外周部を明るく見えるようにすることができる。
上述したように、本実施形態に係る車両用計器の照明構造11では、導光板12の外周側の端面をテーパ構造15としたので、導光板12の外周部で光を乱反射させて明るく且つ均一に明灯させることができ、これによって見栄えを極めて良くすることが可能になる。
更に、テーパ構造15が形成された部分の表面側にシボ16を形成したので、テーパ構造15により乱反射された光をより一層増幅させることができ、これによって導光板12の外周部をより明るく明灯させて見栄えを極めて良くすることが可能になる。
また、本実施形態の照明構造11を適用する計器を車両に搭載される速度計あるいはタコメータにすると、運転者が最も頻繁に見る計器の見栄えを良くするとともに視認性を向上させることができるので、より効果的である。
以上、本発明の車両用計器の照明構造について、図示した実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、発光手段として発光ダイオードを例にして説明したが、その他の発光手段を利用することも可能である。また、発光ダイオードの数は任意に設定することが可能である。
速度計やタコメータなどの車両用計器を均一且つ効率良く明灯させる上で極めて有用である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用計器の照明構造の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用計器の照明構造の図1におけるA−A線の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用計器の照明構造による光の乱反射を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用計器の照明構造の図1におけるA−A線の断面図である。
符号の説明
1、11 車両用計器の照明構造
2、12 導光板
3、13 発光ダイオード(発光手段)
15 テーパ構造
16 シボ

Claims (3)

  1. 車両に搭載される計器を明灯させる車両用計器の照明構造において、
    計器用の目盛り板に対して視線側に配置され、視線側となる平面形状の出射面、及び該出射面と平行に形成された平面形状の裏面を有する導光板と、
    前記導光板の計器中心側の端部に設置された複数の発光手段とを備え、
    前記発光手段は、前記出射面、及び前記裏面と平行な方向に光を出射し、前記導光板の入射面は前記光の出射方向に対して所定の角度で傾斜していることを特徴とする車両用計器の照明構造。
  2. 前記導光板の前記入射面の反対側の端面の裏面側にテーパ構造を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用計器の照明構造。
  3. 前記導光板の、前記テーパ構造が形成された部分の表面側にシボを形成したことを特徴とする請求項2に記載の車両用計器の照明構造。
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