JP2004029627A - 照明パネルおよびそれを用いた表示装置 - Google Patents

照明パネルおよびそれを用いた表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶表示パネルの裏面側に配置されるバックライトとしての照明パネルの光利用効率を良くし、輝度を高める。
【解決手段】光源37から出て導光板32の入射面34に入射された光は、特殊な形状の光学面35で反射される。この反射光の一部は、出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射され、そのまま、光学シート41の平面43a、43cの部分を透過して、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。光学面35で反射された反射光の残部のほとんどすべては、出射面33から、その入射面34に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射され、光学シート41の傾斜面43bに入射されて傾斜面43dで反射され、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。従って、導光板32の入射面34に入射された光のほとんどすべては、最終的には、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は照明パネルおよびそれを用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、液晶表示装置は、液晶表示パネル自体が自己発光能力を有していないため、液晶表示パネルの裏面側にバックライトとして照明パネルが配置されている。図21は従来のこのような液晶表示装置の一例の一部の側面図を示したものである。この液晶表示装置は、液晶表示パネル1と、その観察する側の表面とは反対側の裏面に配置された照明パネル11とを備えている。
【0003】
液晶表示パネル1は、表面側ガラス基板2と裏面側ガラス基板3とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、両ガラス基板2、3とシール材とにより囲まれた空間に液晶(図示せず)が封入され、表面側ガラス基板2の表面に表面側偏光板4が貼り付けられ、裏面側ガラス基板3の裏面に裏面側偏光板5が貼り付けられた構造となっている。
【0004】
照明パネル11は、液晶表示パネル1の裏面側に設けられた導光板12を備えている。導光板12は、平面方形状であって、液晶表示パネル1と対向する表面を光が出射する出射面13とされ、所定の一端面(図21では左端面)を光が入射する入射面14とされ、出射面13に対して裏側の裏面を入射面14側からその反対側に向かうに従って導光板12の厚さが漸次薄くなるように傾斜された傾斜面15とされた構造となっている。
【0005】
導光板12の傾斜面15には反射板16が貼り付られている。導光板12の入射面14と対向する位置には冷陰極管(光源)17が設けられている。冷陰極管17を覆う反射シート18の一端部は導光板12の入射面14側の表面に貼り付けられ、他端部は反射板16の入射面14側の裏面に貼り付けられている。
【0006】
そして、冷陰極管17から出た光および反射シート18によって反射された光は、導光板12の入射面14に入射される。この入射光は、導光板12内を入射面14側からその反対側に向かって進行し(導光され)、反射板16によって反射され、導光板12の出射面13から出射されて液晶表示パネル1の裏面に入射され、液晶表示パネル1をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル1の表面から液晶表示パネル1の表示駆動に応じた画像光が出射される。
【0007】
ところで、上記従来の液晶表示装置では、導光板12の出射面13から発せられる光量を均一化して、液晶表示パネル1の表面から発せられる輝度分布を均一化することができるようになっている。次に、これに説明する。導光板12の傾斜面15には、黒色のインクによる多数の点状の調光パターンが、その点状の黒色パターン密度が入射面14から遠離るに従って漸次小さくなるように、換言すれば、入射面14からの距離に比例して入射光の吸収率が低下するように設けられている。
【0008】
すなわち、冷陰極管17の近傍では、導光板12の反射板16で反射され、出射面13から液晶表示パネル1に向けて出射する光の強度が高いので、反射板16で反射される光の吸収率を大きくするため導光板12の傾斜面15に形成する黒色パターン密度を大きくするが、冷陰極管17から遠離るに従って反射板16で反射される光の強度は低下するので、その吸収率が漸次小さくなるように導光板12の傾斜面15に形成する黒色パターン密度を漸次小さくし、これにより、導光板12の出射面13から出射される光の強度をその全面に亘り均一になるようにするのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の液晶表示装置では、導光板12の傾斜面15に黒色のインクによる多数の点状の調光パターンを設けているため、この調光パターンに光が吸収され、光利用効率が悪く、輝度が低下するという問題があった。
そこで、この発明は、光利用効率を良くすることができる照明パネルおよびそれを用いた表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係る照明パネルは、一端面を光が入射する入射面とされ、表面を前記入射面に入射されて導かれた光を出射する出射面とされた導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から垂直方向に出射されるように反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明に係る照明パネルは、請求項2に記載の発明において、前記光学シートの各傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面と平行な面に対する傾斜角度が30〜50°程度の第1の傾斜面と、前記導光板の出射面と平行な面に対する傾斜角度が0〜20°程度の第2の傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明に係る照明パネルは、請求項4に記載の発明において、前記光学シートの各第1の傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記光学シートの表面側または前記導光板と前記光学シートとの間に、前記導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光シートが配置されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明に係る照明パネルは、請求項6に記載の発明において、前記集光シートは、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記導光板の表面に、該導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光部が一体に形成されていることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明に係る照明パネルは、請求項8に記載の発明において、前記集光部は、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記光学シートは、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光を該出射面に対しほぼ垂直な方向に変換する機能と、前記導光板の入射面と平行な面内において、前記導光板の出射面から斜め方向に出射される光を、入射面と平行な方向に変換する機能とを有することを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記導光板の裏面は、前記入射面に入射されて導かれた光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に沿うような低角度で反射する曲面と、該曲面で反射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記導光板は、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む多数の光学要素からなる光学面を有し、該導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明に係る照明パネルは、請求項12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素は、さらに、前記入射面に入射された光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に対して該平行面に沿うような低角度で反射する曲面を含むことを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または13に記載の発明において、前記導光板の各曲面は前記出射面側と反対方向に向けて漸次下降する曲面であることを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明に係る照明パネルは、請求項14に記載の発明において、前記導光板の各曲面は断面円弧状であることを特徴とするものである。
請求項16に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または13に記載の発明において、前記導光板の各光学要素は、前記曲面と前記傾斜面との間に平面が設けられていることを特徴とするものである。
請求項17に記載の発明に係る照明パネルは、請求項16に記載の発明において、前記導光板の傾斜面の高さは前記入射面側に位置するものよりもその反対側に位置するものの方が大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項18に記載の発明に係る照明パネルは、請求項17に記載の発明において、前記導光板の傾斜面の高さは前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項19に記載の発明に係る照明パネルは、請求項18に記載の発明において、前記導光板の入射面側からn番目の光学要素の傾斜面の平面に対する高さはan(n+1)/2(ただし、aは任意の数)であることを特徴とするものである。
請求項20に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の厚さは、前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次厚くなった後に漸次薄くなっていることを特徴とするものである。
請求項21に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度であることを特徴とするものである。
請求項22に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度の範囲内において前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項23に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素の長さは同じであることを特徴とするものである。
請求項24に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素の長さは少なくともその一部が異なっていることを特徴とするものである。
請求項25に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素の長さは20〜500μm程度であることを特徴とするものである。
請求項26に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または13に記載の発明において、前記導光板の各曲面の曲率半径は0.1〜2.0mm程度であることを特徴とするものである。
請求項27に記載の発明に係る照明パネルは、請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とするものである。
請求項28に記載の発明に係る照明パネルは、請求項27に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とするものである。
請求項29に記載の発明に係る表示装置は、表示パネルの裏面側に照明パネルが配置された表示装置において、前記照明パネルは、一端面を光が入射する入射面とされ、表面を前記入射面に入射されて導かれた光を出射する出射面とされた導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とするものである。
請求項30に記載の発明に係る表示装置は、請求項29に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とするものである。
請求項31に記載の発明に係る表示装置は、請求項30に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とするものである。
請求項32に記載の発明に係る表示装置は、表示パネルの表面側に照明パネルが配置され、前記表示パネル内またはその裏面側に反射手段が設けられた液晶表示装置において、前記照明パネルは、一端面を光が入射する入射面とされ、裏面を前記入射面に入射されて導かれた光を出射する出射面とされた導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とするものである。
請求項33に記載の発明に係る表示装置は、請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から垂直方向に出射されるように反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とするものである。
請求項34に記載の発明に係る表示装置は、請求項33に記載の発明において、前記光学シートの各傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とするものである。
請求項35に記載の発明に係る表示装置は、請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面側または前記導光板と前記光学シートとの間に、前記導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光シートが配置されていることを特徴とするものである。
請求項36に記載の発明に係る表示装置は、請求項35に記載の発明において、前記集光シートは、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とするものである。
請求項37に記載の発明に係る表示装置は、請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記光学シートは、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光を該出射面に対しほぼ垂直な方向に変換する機能と、前記導光板の入射面と平行な面内において、前記導光板の出射面から斜め方向に出射される光を、入射面と平行な方向に変換する機能とを有することを特徴とするものである。
請求項38に記載の発明に係る表示装置は、請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記導光板の前記表示パネルに対向する表面は、前記入射面に入射されて導かれた光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に沿うような低角度で反射する曲面と、該曲面で反射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とするものである。
請求項39に記載の発明に係る表示装置は、表示パネルの裏面側に照明パネルが配置された表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっており、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とするものである。
請求項40に記載の発明に係る表示装置は、請求項39に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とするものである。
請求項41に記載の発明に係る表示装置は、請求項40に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とするものである。
請求項42に記載の発明に係る表示装置は、表示パネルの表面側に照明パネルが配置され、前記表示パネル内またはその裏面側に反射手段が設けられた液晶表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっており、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、そのに対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とするものである。
請求項43に記載の発明に係る表示装置は、請求項39〜42のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面からその入射面側からその反対側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から垂直方向に出射されるように反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とするものである。
請求項44に記載の発明に係る表示装置は、請求項43に記載の発明において、前記光学シートの各傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とするものである。
請求項45に記載の発明に係る表示装置は、請求項39〜42のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面側または前記導光板と前記光学シートとの間に、前記導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光シートが配置されていることを特徴とするものである。
請求項46に記載の発明に係る表示装置は、請求項45に記載の発明において、前記集光シートは、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とするものである。
請求項47に記載の発明に係る表示装置は、請求項39〜42のいずれかに記載の発明において、前記光学シートは、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光を該出射面に対しほぼ垂直な方向に変換する機能と、前記導光板の入射面と平行な面内において、前記導光板の出射面から斜め方向に出射される光を、入射面と平行な方向に変換する機能とを有することを特徴とするものである。
請求項48に記載の発明に係る表示装置は、請求項39〜47のいずれかに記載の発明において、前記光源は点光源であることを特徴とするものである。
請求項49に記載の発明に係る表示装置は、請求項48に記載の発明において、前記点光源は複数であることを特徴とするものである。
請求項50に記載の発明に係る表示装置は、請求項49に記載の発明において、前記点光源は赤色発光、緑色発光および青色発光の3つの点光源からなることを特徴とするものである。
請求項51に記載の発明に係る表示装置は、請求項50に記載の発明において、前記表示パネルの駆動に同期して赤色発光、緑色発光および青色発光を順次行うフィールドシーケンシャル駆動制御手段を有することを特徴とするものである。
そして、この発明によれば、導光板の出射面側に配置された光学シートとして、導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を光学シートの表面から導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっているものを用いることにより、導光板の入射面に入射された光のほとんどすべてを光学シートの表面から導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射させることができ、従って光利用効率を良くすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1実施形態としての液晶表示装置の要部の側面図を示したものである。この液晶表示装置は、液晶表示パネル21と、その観察する側の表面とは反対側の裏面に配置された照明パネル31とを備えている。
【0012】
液晶表示パネル21は、表面側ガラス基板22と裏面側ガラス基板23とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、両ガラス基板22、23とシール材とにより囲まれた空間に液晶(図示せず)が封入され、表面側ガラス基板22の表面に表面側偏光板24が貼り付けられ、裏面側ガラス基板23の裏面に裏面側偏光板25が貼り付けられた構造となっている。
【0013】
液晶表示パネル21は、アクティブマトリクス型、単純マトリクス型、セグメント型等のいずれであってもよく、また、その表示方式も、TN(ツィステッドネマティック)方式、STN(スーパーツィステッドネマティック)方式、ECB(複屈折効果)方式、動的散乱効果方式、強誘電性液晶を用いる方式等の光の透過率を制御する方式であればいずれであってもよい。
【0014】
照明パネル31は、液晶表示パネル21の裏面側に配置された導光板32、導光板32と液晶表示パネル21との間に配置された光学シート41等を備えている。
【0015】
導光板32は、平面方形状であって、液晶表示パネル21と対向する表面を光が出射する出射面33とされ、所定の一端面(図1では左端面)を光が入射する入射面34とされ、出射面33とは反対側の裏面を光学面35とされている。光学面35は、図1に示すように、全体的には、出射面33とは反対側の裏面を基本的には入射面34側からその反対側に向かうに従って導光板32の厚さが漸次厚くなった後に漸次薄くなるように湾曲された、所謂、船底型のプロファイルを有するものであるが、この光学面35の具体的な形状については後で説明する。
【0016】
導光板32の光学面35には反射層36が形成されている。導光板32の入射面34と対向する位置には冷陰極管(光源)37が設けられている。冷陰極管37を覆う反射シート38の一端部は導光板32の入射面34側の表面に貼り付けられ、他端部は反射層36の入射面34側の裏面に貼り付けられている。
【0017】
光学シート41は、平面方形状であって、液晶表示パネル21と対向する表面を平面42とされ、平面42とは反対側の裏面を光学面43とされている。光学面43は、一定のピッチで形成された断面ほぼ台形形状の溝の両傾斜面43b、43dおよび上辺の平面43aと両溝間の平面43cとからなっている。すなわち、光学面43は、導光板32の入射面34側(図1では左側)からその反対側に向かって平面43a、傾斜面43b、平面43cおよび傾斜面43dの順で連続して設けられた1組の光学要素が多数連続して設けられた面となっている。この光学面43の形状は、図1の紙面に対して垂直方向において全て同一である、換言すれば、断面ほぼ台形形状の溝は、全て、光学シート41の幅方向の両側面に対して垂直に、その幅全体に亘り延出されている。
【0018】
平面42、43a、43cは、導光板32の出射面33と平行な面となっている。傾斜面43bの平面42(導光板32の出射面33と平行な面)に対する傾斜角度は同一であり、平面42に対してほぼ垂直な面またはそれに近い傾斜面となっている。傾斜面43dの平面42に対する傾斜角度は同一であり、30〜50°程度の範囲内の適切な角度に設定されている。
【0019】
平面43a、傾斜面43b、平面43cおよび傾斜面43dからなる1組の光学要素の長さは、液晶表示パネル21の画素ピッチとほぼ同じか、あるいは同画素ピッチの整数分の1となっている。以上のような構造の光学シート41は、アクリル樹脂等の光透過性の高い透明な樹脂を材料とした射出(圧縮)成形により製造することができる。
【0020】
次に、導光板32の光学面35について、図2を参照して説明する。光学面35は、入射面34側(図2では左側)からその反対側に向かって曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cの順で連続して設けられた1組の光学要素が多数連続して設けられた面となっている。
【0021】
曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる1組の光学要素の長さは20〜500μm程度とされ、入射面34から遠ざかるにつれて漸次大きくすると透過効率が良好となるが、生産性の面から、同一の寸法に設定しても実用上はほとんど問題はない。
【0022】
平面35bは出射面33と平行な面となっている。傾斜面35cの平面35bに対する傾斜角度は同一であり、40〜50°程度の範囲内の適切な角度に設定されている。傾斜面35cの平面35bに対する高さHは、入射面34から遠離るに従って漸次大きくなっている。傾斜面35cの高さHは、典型的には、最大で20〜50μm程度であるが、導光板32の平面サイズにより適切な値に設定されるもので、この値に限定されるものではない。
【0023】
曲面35aの長さは同じである。平面35bの長さは、入射面34から遠離るに従って漸次短くなっている。すなわち、入射面34からの距離に比例して傾斜面35cの高さHが増大し、且つ、平面35bの長さは、入射面34からの距離に比例して短くなっている。このため、傾斜面35cで反射され出射面33に向かう光量は、入射面34からの距離に比例して指数関数的に増大する。
【0024】
各光学要素は、導光板32の入射面34側から、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cの順で配列され、その曲面35aは、その入射面34側(図2の左側)の隣の光学要素の傾斜面35cに連続して設けられている。曲面35aは、限定する意味ではないが、典型的には、その断面が円弧状とされ、その曲率半径は、例えば、0.1〜2.0mm程度となっている。このように、曲面35aは、図2において右下がりとなっている。
【0025】
ここで、一例として、入射面34側からn番目の、傾斜面35cの平面35bに対する高さHは、an(n+1)/2(ただし、aは任意の数、nは自然数で入射面34側の最初の傾斜面35cは1である。)となっている。このように、傾斜面35cの平面35bに対する高さHを入射面34から遠離るに従って漸次高くすることにより、出射面33における明るさの均一性を図ることが可能となっており、さらに、上述の如く、光学面35を、図1に示すように、入射面34側からその反対側に向かうに従って導光板32の厚さが漸次厚くなった後に漸次薄くなるように湾曲された、船底型となしているのも出射面33における明るさの均一性をより向上するためである。
【0026】
また、図1において、入射面34の出射面33に対する角度は、通常、90°とすればよい。しかしながら、光取込み効率をより良好なものとするためにこの角度を90゜よりもやや小さくしてもよい。すなわち、入射面34から導光板32に入射された光が直進して入射面34と反対側の光学面35の傾斜面35cにて直接反射されるようにすると、その領域のみが明るくなり、他の領域が暗くなるので、入射光が、出射面33および光学面35の曲面35aと平面35bで反射を繰り返しながら進行するよう、入射面34を出射面33に対して、多少、角度をもたせると光取込み効率が向上する。通常、この角度は、80゜以上90゜未満とされるが、逆に、100゜以下90゜未満としてもよく、要は、冷陰極管37から導光板32に入射された光が導光板32の傾斜面35cで直接反射される確率が低減されるようにすればよい。
【0027】
以上のような構造の導光板32は、アクリル樹脂等の光透過性の高い透明な樹脂を材料とした射出(圧縮)成形により製造することができる。また、図1に示す反射層36は、Al、Ag、Cr等からなる金属箔を導光板32の光学面35にその基本的な側面形状に沿う形状に湾曲させて貼り付けてもよいが、スパッタや蒸着等により導光板32の光学面35にAl、Ag、Cr等を成膜した金属膜によって形成するようにしてもよい。
【0028】
ここで、この実施形態の液晶表示装置は透過兼反射型であるので、まず、透過型として使用する場合における導光板32の作用について、図3を参照して説明する。ただし、図3では、導光板32の厚さは適当としており、また図1に示す反射層36は省略している。
【0029】
この実施形態の液晶表示装置を透過型として使用する場合には、図3において代表として矢印A、B、Cで示すように、図1に示す入射面34に入射された光が導光板32内を進行する。このうちの矢印Aで示す光は、傾斜面35cで反射されて出射面33にほぼ垂直な方向に角度変換され、出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0030】
矢印Bで示す光は、出射面33で反射され、曲面35aに入射される。この場合、曲面35aは出射面33と平行ではなく、図3において右下がりとなっているので、曲面35aに入射された光は、入射方向よりも浅い角度となるように反射され、同一組の平面35bと平行な方向に近づいて進行する。このため、矢印Bで示す光は、反射された曲面35aと同一組の傾斜面35cに入射される。
【0031】
このように、各光学要素に入射面34と反対側に向かって下降する曲面35aを設けているのは、各光学要素の曲面35aで反射された矢印Bの光の進行方向を同一組の平面35bと平行な方向に近づけて同一組の傾斜面35cに確実に入射させるためである。そして、傾斜面35cに入射された光は、当該傾斜面35cで反射されて出射面33にほぼ垂直な方向に角度変換され、出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0032】
矢印Cで示す光は、平面35bでの反射と出射面33での反射の繰り返しにより、導光板32内を入射面34側とは反対側につまり図3において右方向に進行する。そして、この進行する光は、最終的には、矢印Aで示す光の場合と同様に、傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射されるか、あるいは、矢印Bで示す光の場合と同様に、曲面35aで反射された後に同一組の傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0033】
このように、矢印A、B、Cで示す光は、最終的には、いずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。この場合、各光学要素の傾斜面35cの平面35bに対する高さHは、図1に示す入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次高くなっている。従って、傾斜面35cの面積は、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっている。これにより、入射面34から遠ざかるにつれて光量が減少しても、傾斜面35cの面積が大きくなることにより、出射面33から発せられる光量が均一化される。
【0034】
ところで、矢印A、B、Cで示す光のように、最終的には、いずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される光は、図1に示す入射面34に入射された光のほとんどすべてではなく、その一部である。すなわち、曲面35aや平面35bで反射された光の一部がそのまま出射面33から出射される。
【0035】
このため、図4において一点鎖線で示すように、導光板32の出射面33および入射面34に対して共に垂直な仮想面Dにおいては、傾斜面35cで反射された光は、実線の矢印で示すように、出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射されるが、曲面35aや平面35bで反射された光の一部が、点線の矢印で示すように、導光板32の出射面33から、その入射面34に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される。
【0036】
従って、入射面34に入射された光のほとんどすべてを出射面33から出射させることができ、光利用効率を良くすることができ、また、傾斜面35cの面積の相違により、傾斜面35cで反射されて出射面33から発せられる光量を均一化することができる。しかし、図4において点線の矢印で示すように、導光板32の出射面33から、その入射面34に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光があり、この光を集光するようにすれば、液晶表示パネル21の正面でのピーク輝度が更に大きくなり、光利用効率を、一層、向上することが可能となる。
【0037】
光学シート41は、導光板32の出射面33から、その入射面34に対して遠離る側の斜め方向に向かって出射される光を液晶表示パネル21の正面側に集光する機能を有するものであり、次に、この光学シート41の作用について、図5を参照して説明する。図5において代表として矢印E、F、Gで示すように、図1に示す導光板32の出射面33から出射された光が光学シート41を透過する。このうちの矢印E、Fで示す光は、図4において実線の矢印で示すように、導光板32の出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射され、光学シート41の平面43a、43cに入射され、そのまま光学シート41を透過し、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0038】
矢印Gで示す光は、図4において点線の矢印で示すように、導光板32の出射面33からその入射面34側からその反対側に向かって斜め方向に出射され、光学シート41の傾斜面43bに入射され、傾斜面43dで反射されて光学シート41の平面42にほぼ垂直な方向に角度変換され、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0039】
このように、矢印E、F、Gで示す光は、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。従って、導光体32の入射面34に入射された光のほとんどすべては、最終的には、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。この結果、液晶表示パネル21の正面でのピーク輝度を高めることができ、光利用効率を十分に良くすることができる。
【0040】
ところで、図5を参照して説明すると、光学シート41の光学面43は、矢印E、Fで示す光をそのまま透過させるための平面43a、43cと、矢印Gで示す光を入射させるための傾斜面43bと、この入射された矢印Gで示す光を反射させるための傾斜面43dとを有すればよい。従って、光学シート41の光学面43は、例えば図6に示すように、平面43a、傾斜面43bおよび傾斜面43dを有する面としてもよく、また例えば図7に示すように、傾斜面43b、平面43cおよび傾斜面43dを有する面としてもよい。
【0041】
また、例えば図8に示すように、傾斜面43bに入射された光を反射させるための傾斜面43dは円弧状の曲面としてもよい。このようにした場合には、傾斜面43dで反射された光を集光して平面42からそのほぼ垂直な方向にで射させることができるので、液晶表示パネル21の正面でのピーク輝度をより一層高めることができる。
【0042】
さらに、例えば図9に示すように、符号43aで示す面は、平面43c(導光板32の出射面33と平行な面)に対する傾斜角度が20°程度以下の傾斜面としてもよい。例えば、傾斜面43aの平面43cに対する傾斜角度を20°とし、光学シート41(その材料であるアクリル樹脂)の屈折率を1.49とすると、図9において矢印で示すように、導光板32の出射面33からその垂直な方向に出射されて傾斜面43aに入射された光は、平面42からその垂線に対して角度θ(10.06°)で出射される。そして、角度θ=±10°程度以内をほぼ垂直な方向と定義付けすれば、傾斜面43aの平面43cに対する傾斜角度は20°程度以下としても何ら差し支えない。
【0043】
次に、図1に示す液晶表示装置を反射型として使用する場合の照明パネル31の作用について説明する。この場合、自然光や室内光等の外光は、光学シート41の平面43a、43cに対応する部分をほとんど角度変換されることなく透過する。この透過光は導光板32の出射面33に入射されるが、次に、この場合の導光板32の作用について、図10を参照して説明する。
【0044】
図10において代表として矢印J、K、Lで示すように、外光が出射面33に入射される。ただし、この場合、出射面33での屈折は無視する。また、矢印J、K、Lで示す外光は、互いに平行な光であり、図10において右上から左下に向かって出射面33に対して入射角jで入射する光である。
【0045】
さて、矢印Jで示す外光は、平面35b(実際には、反射層36のこの位置に対応する部分で反射されるが説明の簡素化のため、導光板32の位置で説明する。以下、他の位置においても同様とする。)で反射され、出射面33から出射される。この場合、平面35bでの反射は正反射である。従って、矢印Jで示す外光は、平面35bに対して入射角jで入射し、反射角jで反射され、その反射角度は2jである。
【0046】
矢印Kで示す外光は、曲面35aのうちの図10において右側で反射され、出射面33から出射される。この場合、曲面35aは図10において右下がりとなっているので、曲面35aでの反射角kは平面35bでの反射角2jよりも小さくなる。
【0047】
矢印Lで示す光は、曲面35aのうちの図10において左側で反射され、出射面33から出射される。この場合も、曲面35aは図10において右下がりとなっているが、曲面35aの各点における接線の平面35bに対する角度が図10において左側に向かうに従って漸次大きくなるので、曲面35aの左側での反射角kは曲面35aの右側での反射角kよりも小さくなる。
【0048】
このように、図10において右上から左下に向かって互いに平行して出射面33に入射する矢印J、K、Lで示す外光は、正反射されるかこの正反射のときの反射角度よりも小さい反射角度で反射されて出射面33から出射される。この場合、曲面35aでの反射角度は図10において左側に向かうに従って漸次小さくなるので、曲面35aで反射されて出射面33から出射される外光の出射面33の法線に対する角度は図10において左側に向かうに従って漸次小さくなる。
【0049】
従って、出射面33に入射される矢印J、K、Lで示す外光が互いに平行であっても、出射面33から出射される矢印J、K、Lで示す外光は、出射面33に垂直な方向に対して図10のやや左側に集光される。
【0050】
次に、図1に示す液晶表示装置を透過型として使用する場合について説明する。冷陰極管37を点灯させると、冷陰極管37から出た光および反射シート38によって反射された光は、導光板32の入射面34に入射され、導光板32内を進行して、導光板32の光学面35で反射される。
【0051】
導光板32の光学面35で反射された反射光の一部は、図4において実線の矢印で示すように、出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射され、図5において代表として矢印E、Fで示すように、そのまま、光学シート41の平面43a、43cの部分を透過して、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0052】
導光板32の光学面35で反射された反射光の残部のほとんどすべては、図4において点線の矢印で示すように、導光板32の出射面33から、その入射面34に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射され、図5において代表として矢印Gで示すように、光学シート41の傾斜面43bに入射されて傾斜面43dで反射され、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0053】
従って、冷陰極管37から出て導光板32の入射面34に入射された光のほとんどすべては、最終的には、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。この場合、図2に示すように、入射面34からの距離に比例して傾斜面35cの高さHが増大し、且つ、平面35bの長さは、入射面34からの距離に比例して短くなっているので、傾斜面35cで反射され出射面33に向かう光量は、入射面34からの距離に比例して指数関数的に増大する。これにより、冷陰極管37から遠ざかるにつれて光量が減少しても、出射面33から発せられる光量が均一化されることにより、光利用効率を良くし、輝度を高めることができる上、輝度を均一にすることができる。
【0054】
光学シート41の平面42からからそのほぼ垂直な方向に出射された光は、液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。
【0055】
以上のように、図1に示す液晶表示装置を透過型として使用する場合、照明パネル31による光利用効率を良くし、輝度を高めることができる上、輝度を均一にすることができるので、表示品質を向上することができる。
【0056】
一方、この液晶表示装置を反射型として使用する場合には、冷陰極管37を点灯させず、外光を利用する。すなわち、液晶表示パネル21の表面にその表面側から入射された外光は、液晶表示パネル21を透過し、光学シート41を透過し、導光板32の出射面33に入射され、反射層36で反射される。
【0057】
この反射光は、上記とは逆に、導光板32の出射面33から出射され、光学シート41を透過し、液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。この場合、光学シート41により、二重写りを軽減することができる。
【0058】
ここで、この液晶表示装置を反射型として実際に使用する場合について説明する。実際の使用状態では、液晶表示パネル21の画面の上端側が図1の右端側であると、一般に、図1の右上から左下に向かってくる外光を主として取込むように液晶表示パネル21を傾け、液晶表示パネル21の画面の正面方向つまり画面に垂直な方向あるいはそれよりもやや下側(図1では左側)の方向から画面を目視することが多い。
【0059】
そこで、図1の右上から左下に向かってくる外光を主として取込むように液晶表示パネル21を傾けると、液晶表示パネル21および光学シート41をそのまま透過した外光は、図10において代表として矢印J、K、Lで示すように、導光板32の出射面33に入射される。ただし、この場合も、出射面33での屈折は無視する。また、矢印J、K、Lで示す外光は、互いに平行な光である。
【0060】
導光板32の出射面33に入射された矢印J、K、Lで示す外光は、上述の如く、正反射されるかこの正反射のときの反射角度よりも小さい反射角度で反射されて出射面33から出射される。この場合、曲面35aでの反射角度は図10において左側に向かうに従って漸次小さくなるので、曲面35aで反射されて出射面33から出射される外光の出射面33の法線に対する角度は図10において左側に向かうに従って漸次小さくなる。
【0061】
従って、出射面33に入射される矢印J、K、Lで示す外光が互いに平行であっても、出射面33から出射される矢印J、K、Lで示す外光は、出射面33に垂直な方向に対して図10のやや左側に集光される。そして、これらの外光が光学シート41および液晶表示パネル21をそのまま透過すると、液晶表示パネル21の画面の正面方向つまり画面に垂直な方向よりもやや下側(図1では左側)の方向に画像光が集光されて出射される。
【0062】
このように、この液晶表示装置を反射型として実際に使用するとき、図1の右上から左下に向かってくる外光を基にして、液晶表示パネル21の画面の正面方向つまり画面に垂直な方向よりもやや下側(図1では左側)の方向に画像光を集光させて出射することができる。この場合の画像光の出射方向は目視方向であり、従って明るい画像が得られる。
【0063】
ここで、導光板32の光学面35は、図2に示すものに限定されるものではない。例えば、図2を参照して説明すると、各光学要素の傾斜面35cの平面35bに対する傾斜角度は、40〜50°程度の範囲内において、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなるようにしてもよい。
【0064】
また、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる各光学要素の長さは異なるようにしてもよい。例えば、曲面35aおよび平面35bの長さを一定とし、傾斜面35cの高さHが異なることにより、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる1組の光学要素の長さが異なるようにしてもよい。ただし、この場合も、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる1組の光学要素の長さは20〜500μm程度の範囲内とする。
【0065】
なお、上記第1実施形態では、図1に示すように、液晶表示パネル21の裏面側に照明パネル31を配置した場合について説明したが、これに限らず、図11に示すこの発明の第2実施形態のように、液晶表示パネル21の表面側に照明パネル31を配置するようにしてもよい。
【0066】
ただし、この場合、照明パネル31の導光板32の出射面33は裏面側とされ、光学面35は表面側とされている。また、導光板32の光学面35には反射板は設けられていない。さらに、液晶表示パネル21の裏面側には平板状の反射板45が設けられている。
【0067】
次に、図11に示す液晶表示装置を透過型として使用する場合について説明する。冷陰極管37を点灯させると、冷陰極管37から出た光および反射シート38によって反射された光は、導光板32の入射面34に入射される。この入射光のほとんどすべては、上記第1実施形態の場合と同様に、導光板32の出射面33から出射された後に、光学シート41の平面42からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【0068】
この出射光は、液晶表示パネル21を透過し、反射板45で反射される。この反射光は、液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。この画像光は、光学シート41を透過し、次いで導光板32を透過する。そして、この透過画像光が目視される。
【0069】
一方、図11に示す液晶表示装置を反射型として使用する場合には、冷陰極管37を点灯させず、外光を利用する。すなわち、導光板32の光学面35にその表面側から入射された外光は、導光板32を透過し、光学シート41を透過し、液晶表示パネル21を透過し、反射板45で反射される。
【0070】
この反射光は、液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。この画像光は、光学シート41を透過し、次いで導光板32を透過する。そして、この透過画像光が目視される。
【0071】
ところで、図11に示す液晶表示装置では、透過型として使用するときも反射型として使用するときも、光が液晶表示パネル21を2回透過するので、偏光板を表面側か裏面側のいずれかの1枚としてもよい。また、反射板45を用いずに、裏面側ガラス基板23の内面に設けられた表示画素用の電極を反射性金属によって形成するようにしてもよい。
【0072】
また、上記実施形態では、光源として冷陰極管(線光源)を用いた場合について説明したが、これに限ることなく、発光ダイオード(点光源)を用いるようにしてもよい。例えば、図12に示すように、例えば図1に示す液晶表示装置の導光板32の入射面34の長手方向の中央部に対向する位置に1個の発光ダイオード51を配置してもよい。
【0073】
ところで、線光源である冷陰極管37の場合、冷陰極管37から出た光によって導光板32の入射面34を均一に照射することができる。これに対し、点光源である発光ダイオード51の場合、発光ダイオード51から出た光によって導光板32の入射面34を均一に照射することはできない。
【0074】
このため、発光ダイオード51を用いる場合、図13において一点鎖線で示す、導光板32の出射面33に対して垂直で入射面34に対して平行な仮想面Pにおいては、発光ダイオード51から出た光のうち、実線の矢印で示すように、平坦な入射面34に垂直に入射された光のみが出射面33に対して垂直な方向に出射され、それ以外の光は、仮想面Pに対して傾斜した角度で照射されるので、点線の矢印で示すように、仮想面Pの面内において、左右の斜め方向に出射される。
【0075】
従って、図12に示すように、導光板32の出射面34のうち、発光ダイオード51とほぼ対向する符号Mで示す領域の両側における符号Nで示す領域の輝度が大きく低下し、光利用効率が悪い上、輝度ムラが発生してしまう。この結果、液晶表示パネルに表示ムラが発生してしまう。
【0076】
そこで、次に、このような輝度ムラが発生しないようにすることができるこの発明の第3実施形態について説明する。図14はこの発明の第3実施形態としての液晶表示装置を説明するために示す一部の模式的平面図である。
【0077】
この実施形態の液晶表示装置では、基本的には、図12に示す場合と同様に、導光板32の入射面34の長手方向の中央部に対向する位置に1個の発光ダイオード51が配置されている。ただし、この場合、導光板32の光学面を形成する各光学要素の傾斜面35cは、その長手方向(入射面34と平行な方向)にサインカーブ状(波形状)に凸凹する面となっている。各光学要素の傾斜面35cの波形形状は、一例として、振幅をAとしたとき、波長λは2Aπのサインカーブとするのが適切であるが、これに限らず、波長λは、振幅Aの1倍から10倍程度とすることができる。
【0078】
このように、各光学要素の傾斜面35cを波形形状とすると、図15において一点鎖線で示す仮想面(出射面33の出射側における入射面34に平行な一面)Pにおいて、発光ダイオード51から出た光は、実線の矢印で示すように、入射面34に垂直に入射された光のみでなく、入射面34に斜めに入射した光の一部も、各光学要素の波形形状の傾斜面35cに垂直に入射される。、このように傾斜面35cに垂直に入射された光は、導光板32の出射面33に対して垂直な方向に反射されるので、視認方向における出射光の強度を大きくし、且つ、導光板32の出射面33から出射される出射光の強度が均一化される。
【0079】
しかし、さらに、詳細には、図15において点線の矢印で示すように、波形形状の各光学要素の傾斜面35cによって反射された光の他の一部は、仮想面Pの面内において、左右の斜め方向に進行するため、この分だけ光の強度が不均一となる。
【0080】
そこで、次に、導光板32の出射面34から光をより一層均一に出射させることができるこの発明の第4実施形態について説明する。図16はこの発明の第4実施形態としての照明パネル31の要部の斜視図を示したものである。この照明パネル31では、導光板32と光学シート41との間に集光シート52が配置され、導光板32の入射面34の長手方向の中央部と対向する位置に1個の発光ダイオード51が配置されている。
【0081】
集光シート52は、平面方形状であって、導光板32と対向する面を平面53とされ、この平面53上に導光板32の入射面34に対して垂直な方向に延びる片面凸レンズ条部54が多数並列して設けられた構造となっている。片面凸レンズ条部54の表面は断面円形状であってもよく、また断面楕円形状であってもよい。このような構造の集光シート52は、アクリル樹脂等の光透過性の高い透明な樹脂を材料とした射出(圧縮)成形により製造することができる。集光シート52は、その平面53を導光板32の出射面33に貼り付けるようにしてもよい。
【0082】
そして、図15において、実線の矢印で示すように、点線の矢印で示すように、仮想面P内において導光板32の出射面33からその左右の斜め方向に出射される光は、図17において実線の矢印で示すように、集光シート52の片面凸レンズ条部54によって各凸レンズ条部54の中央側に集光され、集光シート52の平面53に対してほぼ垂直な方向に出射される。すなわち、図15において実線および点線の矢印で示すように、導光板32の出射面33からその入射面34と平行な方向に出射された光は、集光シート52によって集光され、仮想面Pの面内において、集光シート52の平面53に対してほぼ垂直な方向(実線の矢印と平行な方向)に出射される。
【0083】
従って、発光ダイオード51から出た光によって導光板32の入射面34を均一に照射することができなくても、集光シート52の平面53から光がより一層均一に出射され、光利用効率が良く、輝度も均一化される。この結果、液晶表示パネルに表示ムラが発生しないようにすることができる。なお、上記において、導光板32の入射面34も傾斜面35cと同様な波形形状とすることも可能であるが、導光板32に入射される光量に粗密が生じないように留意する必要がある。
【0084】
一方、図16に示す照明パネル31を備えた液晶表示装置を反射型として使用する場合、集光シート52の片面凸レンズ条部54の表面には頂角がないため、外光取込み効率を良くすることができる。
【0085】
ところで、図18に示すこの発明の第5実施形態のように、導光板32の表面に、図16に示す集光シート52と同様の構造の集光部52Aを一体に形成するようにしてもよい。また、図19に示すこの発明の第6実施形態のように、導光体32と集光シート52との間に光学シート41を配置するようにしてもよい。
【0086】
さらに、図示はしないが、光学シート41が有する機能、すなわち、導光板32の出射面33から、その入射面34に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光を該出射面33に対しほぼ垂直な方向に変換する機能と、集光シート52が有する機能、すなわち、導光板32の入射面34と平行な面内(仮想面Pの面内)において、導光板32の出射面33から斜めに出射される光を、入射面34と平行な方向に変換する機能を合わせ持つ光学フィルムとしてもよい。このような光学フィルムは、実施の形態を限定する訳ではないが、例えば、図19における光学シート41と集光シート52を一体化したものとすれば得られる。
【0087】
また、図16、図18および図19にそれぞれ示す場合において、発光ダイオード51の代わりに、冷陰極管(線光源)を用いるようにしてもよい。このようにした場合には、集光シート52による導光体32の入射面34と平行な方向の集光作用により、輝度をより一層高めることができる。
【0088】
また、光源として発光ダイオードを用いる場合には、1個に限らず、複数個配置するようにしてもよい。この場合、発光ダイオード自体に色のバラツキがあっても、導光板32の傾斜面35cの波形形状により、それが認識されにくいようにすることができる。
【0089】
また、図20に示すこの発明の第7実施形態のように、複数の異なる発光色の発光ダイオード、例えば赤色発光、緑色発光および青色発光の3つの発光ダイオード51R、51G、51Bを配置するようにしてもよい。この場合、3つの発光ダイオード51R、51G、51Bを適宜に点滅させることにより、発光ダイオード単体の発光色以外の色を混色により得ることができる。
【0090】
また、図14に示す構成の場合、液晶表示パネルの駆動に同期して赤色発光、緑色発光および青色発光を順次行うフィールドシーケンシャル駆動制御手段と組み合わせることにより、カラーフィルタを用いることなく、カラー表示を行うようにすることもできる。すなわち、1画素がR画素、P画素およびB画素によって構成され、このうちの例えばR画素およびP画素を明状態とするとき、まず、R画素のみを透過可能状態として発光ダイオード51Rを一定時間点灯させ、次いでP画素のみを透過可能状態として発光ダイオード51Gを一定時間点灯させると、残像現象により、R画素とP画素が同時に明状態となったように目視される。この場合、カラーフィルタ無しでカラー表示を行うことができるので、高透過率となり、低消費電力化が可能となる。
【0091】
なお、上記では、例えば図1に示す構造の光学シート41を用いた場合について説明したが、これに限らず、要は、導光板の出射面からその垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を光学シートの表面から導光板の出射面に対して垂直な方向に出射される光に変換するようになっているものであればよい。
【0092】
また、上記では、例えば図12に示す構造の集光シート52を用いた場合について説明したが、これに限らず、要は、導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光するようになっているものであればよい。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、導光板の出射面側に配置された光学シートとして、導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を光学シートの表面から導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっているものを用いることにより、導光板の入射面に入射された光のほとんどすべてを光学シートの表面から導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射させることができ、従って光利用効率を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態としての液晶表示装置の要部の側面図。
【図2】図1に示す導光板の光学面を説明するために示す図。
【図3】図2に示す光学面を有する導光板の透過型として使用する場合の作用を説明するために示す図。
【図4】図2に示す光学面を有する導光板の透過型として使用する場合の出射面からの出射光を説明するために示す図。
【図5】図1に示す光学シートの透過型として使用する場合の作用を説明するために示す図。
【図6】光学シートの他の第1の例を説明するために示す図。
【図7】光学シートの他の第2の例を説明するために示す図。
【図8】光学シートの他の第3の例を説明するために示す図。
【図9】光学シートの他の第4の例を説明するために示す図。
【図10】図2に示す光学面を有する導光板の反射型として使用する場合の作用を説明するために示す図。
【図11】この発明の第2実施形態としての液晶表示装置の要部の側面図。
【図12】図1または図11に示す場合において、光源として発光ダイオードを用いる場合の問題点を説明するために示す平面図。
【図13】図12に示す場合の光の進行状態を説明するために示す図。
【図14】この発明の第3実施形態としての液晶表示装置を説明するために示す一部の模式的平面図。
【図15】図14に示す場合の光の進行状態を説明するために示す図。
【図16】この発明の第4実施形態としての照明パネルの要部の斜視図。
【図17】図16に示す集光シートの作用を説明するために示す図。
【図18】この発明の第5実施形態としての照明パネルの要部の斜視図。
【図19】この発明の第6実施形態としての照明パネルの要部の斜視図。
【図20】この発明の第7実施形態としての液晶表示装置を説明するために示す一部の模式的斜視図。
【図21】従来の液晶表示装置の一例の一部の側面図。
【符号の説明】
21 液晶表示パネル
31 照明パネル
32 導光板
33 出射面
34 入射面
35 光学面
35a 曲面
35b 平面
35c 傾斜面
36 反射層
37 冷陰極管
38 反射シート
41 光学シート
42 平面
43 光学面
45 反射板
51 発光ダイオード
52 集光シート
54 片面凸レンズ条部

Claims (51)

  1. 一端面を光が入射する入射面とされ、表面を前記入射面に入射されて導かれた光を出射する出射面とされた導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とする照明パネル。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から垂直方向に出射されるように反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とする照明パネル。
  3. 請求項2に記載の発明において、前記光学シートの各傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とする照明パネル。
  4. 請求項1に記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面と平行な面に対する傾斜角度が30〜50°程度の第1の傾斜面と、前記導光板の出射面と平行な面に対する傾斜角度が0〜20°程度の第2の傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とする照明パネル。
  5. 請求項4に記載の発明において、前記光学シートの各第1の傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とする照明パネル。
  6. 請求項1に記載の発明において、前記光学シートの表面側または前記導光板と前記光学シートとの間に、前記導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光シートが配置されていることを特徴とする照明パネル。
  7. 請求項6に記載の発明において、前記集光シートは、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とする照明パネル。
  8. 請求項1に記載の発明において、前記導光板の表面に、該導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光部が一体に形成されていることを特徴とする照明パネル。
  9. 請求項8に記載の発明において、前記集光部は、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とする照明パネル。
  10. 請求項1に記載の発明において、前記光学シートは、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光を該出射面に対しほぼ垂直な方向に変換する機能と、前記導光板の入射面と平行な面内において、前記導光板の出射面から斜め方向に出射される光を、入射面と平行な方向に変換する機能とを有することを特徴とする照明パネル。
  11. 請求項1に記載の発明において、前記導光板の裏面は、前記入射面に入射されて導かれた光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に沿うような低角度で反射する曲面と、該曲面で反射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とする照明パネル。
  12. 請求項1に記載の発明において、前記導光板は、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む多数の光学要素からなる光学面を有し、該導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とする照明パネル。
  13. 請求項12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素は、さらに、前記入射面に入射された光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に対して該平行面に沿うような低角度で反射する曲面を含むことを特徴とする照明パネル。
  14. 請求項11または13に記載の発明において、前記導光板の各曲面は前記出射面側と反対方向に向けて漸次下降する曲面であることを特徴とする照明パネル。
  15. 請求項14に記載の発明において、前記導光板の各曲面は断面円弧状であることを特徴とする照明パネル。
  16. 請求項11または13に記載の発明において、前記導光板の各光学要素は、前記曲面と前記傾斜面との間に平面が設けられていることを特徴とする照明パネル。
  17. 請求項16に記載の発明において、前記導光板の傾斜面の高さは前記入射面側に位置するものよりもその反対側に位置するものの方が大きくなっていることを特徴とする照明パネル。
  18. 請求項17に記載の発明において、前記導光板の傾斜面の高さは前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とする照明パネル。
  19. 請求項18に記載の発明において、前記導光板の入射面側からn番目の光学要素の傾斜面の平面に対する高さはan(n+1)/2(ただし、aは任意の数)であることを特徴とする照明パネル。
  20. 請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の厚さは、前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次厚くなった後に漸次薄くなっていることを特徴とする照明パネル。
  21. 請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度であることを特徴とする照明パネル。
  22. 請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度の範囲内において前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とする照明パネル。
  23. 請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素の長さは同じであることを特徴とする照明パネル。
  24. 請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素の長さは少なくともその一部が異なっていることを特徴とする照明パネル。
  25. 請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の各光学要素の長さは20〜500μm程度であることを特徴とする照明パネル。
  26. 請求項11または13に記載の発明において、前記導光板の各曲面の曲率半径は0.1〜2.0mm程度であることを特徴とする照明パネル。
  27. 請求項11または12に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とする照明パネル。
  28. 請求項27に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とする照明パネル。
  29. 表示パネルの裏面側に照明パネルが配置された表示装置において、前記照明パネルは、一端面を光が入射する入射面とされ、表面を前記入射面に入射されて導かれた光を出射する出射面とされた導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とする表示装置。
  30. 請求項29に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とする表示装置。
  31. 請求項30に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とする表示装置。
  32. 表示パネルの表面側に照明パネルが配置され、前記表示パネル内またはその裏面側に反射手段が設けられた液晶表示装置において、前記照明パネルは、一端面を光が入射する入射面とされ、裏面を前記入射面に入射されて導かれた光を出射する出射面とされた導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とする表示装置。
  33. 請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から垂直方向に出射されるように反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とする表示装置。
  34. 請求項33に記載の発明において、前記光学シートの各傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とする表示装置。
  35. 請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面側または前記導光板と前記光学シートとの間に、前記導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光シートが配置されていることを特徴とする表示装置。
  36. 請求項35に記載の発明において、前記集光シートは、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とする表示装置。
  37. 請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記光学シートは、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光を該出射面に対しほぼ垂直な方向に変換する機能と、前記導光板の入射面と平行な面内において、前記導光板の出射面から斜め方向に出射される光を、入射面と平行な方向に変換する機能とを有することを特徴とする表示装置。
  38. 請求項29〜32のいずれかに記載の発明において、前記導光板の前記表示パネルに対向する表面は、前記入射面に入射されて導かれた光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に沿うような低角度で反射する曲面と、該曲面で反射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とする表示装置。
  39. 表示パネルの裏面側に照明パネルが配置された表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっており、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とする表示装置。
  40. 請求項39に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とする表示装置。
  41. 請求項40に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とする表示装置。
  42. 表示パネルの表面側に照明パネルが配置され、前記表示パネル内またはその裏面側に反射手段が設けられた液晶表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源と、前記導光板の出射面側に配置された光学シートとを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっており、前記光学シートは、前記導光板の出射面からそのほぼ垂直な方向に出射された光をそのまま透過させ、前記導光板の出射面から、そのに対して遠離る側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から前記導光板の出射面に対してほぼ垂直な方向に出射される光に変換するようになっていることを特徴とする表示装置。
  43. 請求項39〜42のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面は前記導光板の出射面と平行な平面であり、前記光学シートの裏面は、前記導光板の出射面と平行な平面と、前記導光板の出射面からその入射面側からその反対側に向かって斜め方向に出射された光を前記光学シートの表面から垂直方向に出射されるように反射する傾斜面とを有する光学要素が多数連続して設けられた光学面となっていることを特徴とする表示装置。
  44. 請求項43に記載の発明において、前記光学シートの各傾斜面は反射光を集光するために曲面となっていることを特徴とする表示装置。
  45. 請求項39〜42のいずれかに記載の発明において、前記光学シートの表面側または前記導光板と前記光学シートとの間に、前記導光板の出射面からその入射面と平行な方向に出射された光を集光する集光シートが配置されていることを特徴とする表示装置。
  46. 請求項45に記載の発明において、前記集光シートは、前記導光板の入射面に対して垂直な方向に延びる凸レンズ条部が多数並列されたものからなることを特徴とする表示装置。
  47. 請求項39〜42のいずれかに記載の発明において、前記光学シートは、前記導光板の出射面から、その入射面に対して遠離る側に向かって斜め方向に出射される光を該出射面に対しほぼ垂直な方向に変換する機能と、前記導光板の入射面と平行な面内において、前記導光板の出射面から斜め方向に出射される光を、入射面と平行な方向に変換する機能とを有することを特徴とする表示装置。
  48. 請求項39〜47のいずれかに記載の発明において、前記光源は点光源であることを特徴とする表示装置。
  49. 請求項48に記載の発明において、前記点光源は複数であることを特徴とする表示装置。
  50. 請求項49に記載の発明において、前記点光源は赤色発光、緑色発光および青色発光の3つの点光源からなることを特徴とする表示装置。
  51. 請求項50に記載の発明において、前記表示パネルの駆動に同期して赤色発光、緑色発光および青色発光を順次行うフィールドシーケンシャル駆動制御手段を有することを特徴とする表示装置。
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