JP4699323B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
現在、遊技場に設置されるパチンコ機は、本体枠に遊技盤が装着されており、この遊技盤には、各種入賞口や入賞球装置、複数の釘などが設けられた遊技領域があり、球発射装置で発射されたパチンコ球をこの遊技領域で流下させることによってゲームが行われる。
羽根物と称されるパチンコ機では、遊技領域に役物が設けられ、この役物内に設けられた入賞口にパチンコ球が入賞すると当たりとなる。役物には、役物内部にパチンコ球を導入するための導入開口が設けられ、この導入開口は、羽根部材により遮蔽されている。この羽根部材は、導入開口を遮蔽する遮蔽位置と、導入開口を開放する開放位置と、の間で開閉自在に設けられており、通常時は遮蔽位置に位置する。遊技領域には、羽根部材を開放する契機となる開放チャッカーが設けられており、開放チャッカーにパチンコ球が入賞すると、羽根部材が所定時間開放し、導入開口から役物内部に入ったパチンコ球が、入賞口に入賞すると、当たりとなる。このようなパチンコ機では、役物内部に回転体を設け、この回転体に45°ピッチで8個の開口を設け、8個の開口のうちの1個を入賞口とし、残りの7個の開口をハズレ開口とするものが考えられる。
パチンコ球が球発射装置で発射されてから、導入開口を通って役物内に入るまでの時間は略一定であり、パチンコ球が役物内に入ってから、8個の開口のいずれかに入るまでの時間も略一定であり、さらには、回転体は一定速度で回転しているため、遊技者は、発射されたパチンコ球が入賞口に入賞するか否かを判別することができる。すなわち、どのタイミングで発射されたパチンコ球が最も入賞口に入賞し易いかを判別することができる。
遊技者の中には、上記した判別を利用して、パチンコ球が入賞口に入賞しやすいタイミングのみでパチンコ球を発射させ、それ以外のときには、パチンコ球の発射を停止する、攻略行為としての止打ちを行う遊技者(以下、止打ち遊技者と称する)がいる。止打ち遊技者は、普通に遊技している(止打ちを行っていない)遊技者に比べて、入賞口への入賞率が高くなるため、遊技場の利益に損失が生じるばかりか、公平な遊技を行うことができないことを理由に遊技者の遊技への興味を失わせてしまうことがある。このため、遊技場の管理者は、遊技者を監視し、止打ち遊技者を見つけた場合には、止打ちを行わないように注意している。
遊技場には、多数の遊技機が設置されており、遊技場の管理者による監視では不十分であり、止打ち行為を確実に防止することができないという問題があった。そこで、特許文献1では、開閉または開口率が可変する可変役物と、遊技盤上に発射された遊技球を検出する検出スイッチと、を設け、検出スイッチが遊技球を検出する度に可変役物の状態(開閉または開口率)を一定量ずつ変動させるパチンコ遊技機が提案されている。
特開2000−167118号公報
しかしながら、特許文献1では、パチンコ球を連続して発射させずに、1発ずつ発射させるような止打ち行為を防止することができないため、止打ち行為を確実に防止することができないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、止打ち行為により利益を得ることを確実に防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技領域に向けて遊技球を一定の間隔で発射する球発射装置と、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する前記遊技球が導入される役物と、前記役物内に設けられ、前記役物内に導入された前記遊技球が入る当たり口及びハズレ口と、前記役物内に設けられ、一定周期で変位し、変位位置に応じて前記遊技球が前記当たり口に入る確率を変化させる変位部材と、前記遊技球が前記当たり口に入ったことに応答して、通常モードよりも有利な当たりモードに移行させる当たり制御手段と、を備えた遊技機において、前記遊技球の発射停止を検知する発射停止検知手段と、遊技者が前記遊技球の発射停止を利用した止打ち行為を行っているか否かを、前記発射停止検知手段による発射停止検知に基づいて判定する止打ち判定手段と、前記遊技球の発射数を計測する発射数計測手段と、前記止打ち判定手段で止打ち行為を行っていると判定されたときから、前記遊技球が前記当たり口に入るまでに前記発射数計測手段により計測された計測発射数が、予め設定された設定発射数以下のときに、エラー処理を行うエラー処理手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、前記変位部材の変位としては、回転や移動等が挙げられる。また、前記変位部材は、予め設定された設定変位区間に位置するときに前記球発射装置により発射された前記遊技球を、前記設定変位区間以外の区間に位置するときに前記球発射装置により発射された前記遊技球に比べて、高い確率で前記当たり口に入れることが好ましく、これにより、変位部材が前記設定変位区間に位置するときのみ遊技球を発射させる(変位部材が前記設定変位区間以外の区間に位置するときに前記遊技球の発射を停止する)止打ち行為を行った場合、通常の遊技(止打ち行為を行っていない遊技)よりも多くの遊技球を獲得可能となる。さらに、前記遊技球が前記球発射装置により発射されてから前記役物内に導入されるまでの時間は略一定であり、前記遊技球が前記役物内に導入されてから前記変位部材に達するまでの時間は略一定であることが好ましい。また、前記エラー処理としては、スピーカや光源により報知する、遊技球の発射を停止する、当たりモードに移行させない、遊技機の電源をオフする、ホールコンピュータに情報を送る等が挙げられる。
また、前記止打ち判定手段は、予め設定された設定時間内に前記発射停止検知手段により発射停止が検知された回数が、予め設定された設定回数以上となったときに、止打ち行為を行っていると判定することが好ましい。
さらに、前記止打ち判定手段は、前記発射停止検知手段により発射停止が検知されてから、前記遊技球が発射されるまでの時間が、予め設定された第1の設定時間以上で、且つ予め設定された第2の設定時間以内のときに、止打ち行為を行っていると判定することが好ましい。
また、遊技者が前記球発射装置により前記遊技球を発射させるときに触れる操作ハンドルと、遊技者が前記操作ハンドルに触れているか否かを判定する接触判定手段と、を備え、前記発射停止検知手段は、前記接触判定手段で遊技者が前記操作ハンドルに触れていないと判定されたときに、前記遊技球の発射停止を検知することが好ましい。
さらに、遊技者に操作可能に設けられ、前記遊技球の発射を停止する発射停止操作スイッチを備え、前記発射停止検知手段は、前記発射停止操作スイッチが操作されたときに、前記遊技球の発射停止を検知することが好ましい。
また、前記球発射装置により発射された前記遊技球を前記遊技領域に向けて案内する案内部材と、前記案内部材に設けられ、前記遊技球の通過を検知する通過検知手段と、を備え、前記発射停止検知手段は、前記通過検知手段が前記遊技球の通過を検知してから前記一定の間隔以内に前記遊技球の通過を検知しなかったときに、前記遊技球の発射停止を検知することが好ましい。
さらに、前記発射数計測手段は、前記通過検知手段による前記遊技球の通過検知に基づいて前記遊技球の発射数を計測することが好ましい。
また、前記止打ち判定手段で止打ち行為を行っていないと判定されている間で、電源投入してから、または前記当たりモードが終了してから、前記遊技球が前記当たり口に入るまでに前記発射数計測手段により計測された計測発射数に基づいて、前記設定発射数を変更する設定数変更手段を備えることが好ましい。
本発明の遊技機によれば、止打ち行為を行っていると判定されたときから、遊技球が当たり口に入るまでに計測された計測発射数が、予め設定された設定発射数以下のときに、エラー処理を行うから、変位部材が他の区間に位置するときに比べて高い確率で遊技球を当たり口に入れる設定変位区間に位置するときのみ遊技球を発射させる(変位部材が設定変位区間以外の区間に位置するときに遊技球の発射を停止する)止打ち行為により、通常の遊技(止打ち行為を行っていない遊技)よりも多くの遊技球が獲得される(遊技場の利益に損失が生じる)ことを、確実に防止することができる。
また、予め設定された設定時間内に発射停止が検知された回数が、予め設定された設定回数以上となったときに、止打ち行為を行っていると判定するから、例えば、休憩のために遊技球の発射を停止した場合には、止打ち行為を行っていると判定することがなく、意図的に遊技球の発射停止を行う止打ち行為のみを防止することができる。
さらに、発射停止が検知されてから、遊技球が発射されるまでの時間が、予め設定された第1の設定時間以上で、且つ予め設定された第2の設定時間以内のときに、止打ち行為を行っていると判定するから、例えば、休憩のために遊技球の発射を停止した場合には、止打ち行為を行っていると判定することがなく、意図的に遊技球の発射停止を行う止打ち行為のみを防止することができる。
また、発射停止検知手段は、接触判定手段で遊技者が操作ハンドルに触れていないと判定されたときに、遊技球の発射停止を検知するから、簡単な構成で確実に遊技球の発射停止を検知することができる。
さらに、発射停止検知手段は、発射停止操作スイッチが操作されたときに、遊技球の発射停止を検知するから、簡単な構成で確実に遊技球の発射停止を検知することができる。
また、発射停止検知手段は、通過検知手段が遊技球の通過を検知してから一定の間隔以内に遊技球の通過を検知しなかったときに、遊技球の発射停止を検知するから、簡単な構成で確実に遊技球の発射停止を検知することができる。
さらに、発射数計測手段は、通過検知手段による遊技球の通過検知に基づいて遊技球の発射数を計測するから、正確に遊技球の発射数を計測することができる。
また、遊技機の状況に応じて設定発射数を変更するから、釘の調整や役物のクセ等の状態に応じた設定発射数を用いて、エラー処理を行うことができる。
図1及び図2に示すように、遊技機の1実施例であり、羽根物パチンコ機と称されるパチンコ機2は、本体枠3の内部に遊技盤4が配設されており、本体枠3の前面には前面扉5が開閉自在に組み付けられている。前面扉5の下方には、打球供給用の供給皿6及びパチンコ球7の発射強さを調節する操作ハンドル8が設けられている。遊技盤4のパチンコ球7が発射される遊技領域4aの略中央には、センター役物9が設けられている。パチンコ機2は、通常モードと、通常モードよりも有利となる当たりモードと、が設けられている。
センター役物9の内部には、回転体からなるクルーン(変位部材)10が回転自在に設けられている。図3及び図4に示すように、クルーン10には、45°ピッチで8個の開口が設けられており、8個の開口のうち1個は、入賞することにより当たりとなる当たり口11、その他の7個の開口は、ハズレとなるハズレ口12とされている。クルーン10は、半時計方向(図中矢印方向)に回転自在に設けられている。クルーン10は、センター役物9に形成された役物開口9a(図1参照)を介して視認することができる。当たり口11には、パチンコ球7を検知する当たり入賞検知センサが設けられており、当たり入賞検知センサはパチンコ球7を検知したことに応答して、制御基板30のCPU31(図5参照)に当たり入賞検知信号を出力する。CPU31は、当たり入賞検知信号が入力されたことに応答して、パチンコ機2を当たりモードに移行させる。本実施形態では、CPU31は、パチンコ球7が当たり口11に入ったことに応答して、通常モードよりも有利な当たりモードに移行させる当たり制御手段としても機能する。
図1及び図2に示すように、センター役物9の左側端部には、センター役物9内部にパチンコ球7を導入する左導入開口9bが形成され、センター役物9の右側端部には、センター役物9内部にパチンコ球7を導入する右導入開口9cが形成されており、遊技領域4aを流下するパチンコ球7は、各導入開口9b,9cを通ってセンター役物9内部に導入される。
センター役物9の左端端部には、左導入開口9bを遮蔽する遮蔽位置(図1参照)と、左導入開口9bを開放する開放位置(図2参照)との間で開閉自在な左羽根部材13が取り付けられている。センター役物9の右側端部には、右導入開口9cを遮蔽する遮蔽位置(図1参照)と、右導入開口9cを開放する開放位置(図2参照)との間で開閉自在な右羽根部材14が取り付けられている。左羽根部材13及び右羽根部材14は、それぞれ羽根開閉用モータ20(図5参照)により開閉するように制御される。羽根開閉用モータ20は制御基板30のCPU31に接続され、CPU31により駆動が制御される。
センター役物9の下方には、左開放チャッカー15、中央開放チャッカー16、右開放チャッカー17、アウト口18が設けられている。遊技者は、供給皿6にパチンコ球7を投入してパチンコ球7を供給皿6内に設けられた誘導路を介して球発射装置19へと導き、回動式の操作ハンドル8を所定量回動して球発射装置19(図5参照)の駆動を制御することで、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けてパチンコ球7を発射させる。発射されたパチンコ球7は遊技領域4aの上方から流下する途中でセンター役物9の内部及び各開放チャッカー15〜17のいずれかに入るか、あるいはアウト口18から回収される。なお、本実施形態では、操作ハンドル8を回動させた場合にも、遊技者が操作ハンドル8に触れていないときには、球発射装置19が駆動しない(パチンコ球7が発射されない)ようにされている。また、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造体は公知であるので説明は省略する。
左開放チャッカー15の内部には左入賞検知センサ21が、中央開放チャッカー16の内部には中央入賞検知センサ22が、右開放チャッカー17の内部には右入賞検知センサ23が、それぞれ設けられている(図5参照)。各入賞検知センサ21〜23は、パチンコ球7の入賞を検知するものであり、パチンコ球7の入賞を検知したことに応答して、CPU31にチャッカー入賞信号を出力する。
CPU31は、左入賞検知センサ21及び右入賞検知センサ23からチャッカー入賞信号が入力されたことに応答して、羽根開閉用モータ20の駆動を制御して、各羽根部材13,14を、所定時間(例えば、0.5秒)開放して閉じる開閉動作を行う。遊技者は、各羽根部材13,14が開放している間に、パチンコ球7が各羽根部材13,14上を転動して各導入開口9b,9cに入るように、パチンコ球7を発射させる。なお、各羽根部材13,14を0.5秒開放して閉じる開閉動作とは、遮蔽位置に位置する各羽根部材13,14を開放位置まで変位させた後、遮蔽位置まで変位させるまでの時間が0.5秒であることを示している。また、各羽根部材13,14は、羽根開閉用モータ20の駆動により、遮蔽位置から開放位置まで変位するために0.1秒、開放位置から遮蔽位置まで変位するために0.1秒かかるようにされている。このため、各羽根部材13,14を0.5秒開放して閉じるときには、各羽根部材13,14は0.3秒開放位置に位置することとなる。
CPU31は、中央入賞検知センサ22からチャッカー入賞信号が入力されたことに応答して、羽根開閉用モータ20の駆動を制御して、各羽根部材13,14を0.5秒開放して閉じる開閉動作を2回繰り返す。
図2及び図3に示すように、センター役物9には、各導入開口9b,9cから導入されたパチンコ球7を後方に誘導する誘導板9dが設けられている。センター役物9内部には、誘導板9dにより誘導されたパチンコ球7を、クルーン10に向けて案内する筒状のガイド部材26が設けられている。誘導板9dの後端部には、誘導口9eが形成されており、この誘導口9eは、ガイド部材26の入口26aに連通している。各導入開口9b,9cから導入されたパチンコ球7は、誘導板9d及び誘導口9eを介して入口26aからガイド部材26の中に入り、ガイド部材26の中を通って出口26bから当たり口11またはハズレ口12に送られる。なお、ガイド部材26は、透明な素材により構成されており、遊技者は、筒状のガイド部材26の中を通るパチンコ球7の様子を視認することができる。
誘導板9d及びガイド部材26は、パチンコ球7がクルーン10に向けて転動するように傾斜されて形成されている。当たり口11及びハズレ口12のいずれもが出口26bに連通していないときには、出口26bに位置するパチンコ球7は、クルーン10の側面に当接し、出口26bに位置し続ける。そして、当たり口11及びハズレ口12のいずれか(例えば、当たり口11)が、出口26bに連通する連通位置までクルーン10が回転したときに、出口26bに位置するパチンコ球7が当たり口11に向けて転動し、当たり口11に入賞する。センター役物9のクルーン10が載せられる面には、当たり口11またはハズレ口12が連通位置に位置するときに、各口11,12に連通して各口11,12に入ったパチンコ球7を回収するための回収用開口が設けられており、回収用開口に入ったパチンコ球7は、図示しない回収通路を通って回収される。
センター役物9内には、誘導口9eを通過したパチンコ球7を検知する役物入賞検知センサ27(図5参照)が設けられている。役物入賞検知センサ27は、パチンコ球7を検知したことに応答して、制御基板30のCPU31に役物入賞検知信号を出力する。そして、CPU31は、役物入賞検知信号が入力されたことに応答して、所定数(例えば、10発)のパチンコ球7を供給皿6に払い出す制御を行う。
誘導板9d及びガイド部材26は、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから導入されてから、出口26bに達するまでの時間が、略一定(例えば、1秒)となるように形成されている。また、パチンコ機2では、遊技者は、パチンコ球7をぶっこみ位置と称される位置に向けて発射させることにより、遊技を行うことがほとんどである。本実施形態では、遊技者が遊技を行うときに、パチンコ球7をぶっこみ位置に向けて発射させる形態について説明を行う。
パチンコ機2は、パチンコ球7をぶっこみ位置に向けて発射する発射強さの場合には、パチンコ球7が球発射装置19から発射されてから、各導入開口9b,9cに入るまでの時間が略一定(例えば、1秒)となるようにされている。すなわち、パチンコ機2は、パチンコ球7が球発射装置19から発射されてから、出口26bに達するまでの時間は略一定(2秒)となる。さらに、クルーン10は、クルーン回転用モータ28(図5参照)により一定の速度(8秒で1回転)で回転するように制御される。このため、遊技者は、当たり口11にパチンコ球7が入賞する確率が高い高確率発射タイミングを知ることができる。遊技者の中には、高確率発射タイミングを知った場合には、その高確率発射タイミングのみでパチンコ球7を発射させ、それ以外のときにはパチンコ球7の発射を停止する、いわゆる止打ち行為を行う者がいる。
止打ち行為の詳しい説明を行う。当たり口11が連通位置に位置するときに発射されたパチンコ球7が、導入開口9b,9cから導入されて出口26bに達したとき(当たり口11が連通位置を通過してから2秒経過したとき)には、図4(A)に示すように、当たり口11は、連通位置から90°(8秒で1回転するクルーン10が、2秒で回転する角度)回転した位置に位置しており、このときに出口26bに位置するパチンコ球7は当たり口11に入賞することがない。同様にして、当たり口11が連通位置に位置するときから5秒経過したときに発射されたパチンコ球7が、出口26bに達したときには、図4(B)に示すように、当たり口11は、連通位置から315°(8秒で1回転するクルーン10が、7秒で回転する角度)回転した位置に位置しており、このときに出口26bに位置するパチンコ球7は当たり口11に入賞することがない。すなわち、当たり口11が連通位置に位置するときから5秒の間に発射されたパチンコ球7は、当たり口11に入賞することがない。
また、当たり口11が連通位置に位置するときから6秒を超えて8秒(クルーン10が1回転して当たり口11が再び連通位置に位置する)までの間に発射されたパチンコ球7が、出口26bに達したときには、当たり口11は連通位置を通過しており、このときに出口26bに位置するパチンコ球7は当たり口11に入賞することがない。すなわち、当たり口11が連通位置に位置するときから5秒を超えて6秒までの間(以下、高確率期間と称する)に発射されたパチンコ球7のみが、当たり口11に入賞する可能性がある(当たり口11に入賞する確率が高い)。止打ち行為を行う者は、高確率期間のみパチンコ球7を発射し、それ以外の期間はパチンコ球7の発射を停止する。この行為が止打ち行為である。なお、図4(C)は、当たり口11が連通位置に位置するときから5.5秒経過したときに発射されたパチンコ球7が、出口26bに達したときの当たり口11の位置を示す図であり、このときに出口26bに位置するパチンコ球7は、当たり口11に入賞する。
図5に示すように、制御基板30には、CPU31、RAM32、判定部33、発射停止用カウンタ34、発射数用カウンタ(発射数計測手段)35、タイマ36が設けられている。クルーン回転用モータ28、RAM32、判定部33、発射停止用カウンタ34、発射数用カウンタ35、タイマ36は、CPU31に接続されており、CPU31により駆動が制御される。
操作ハンドル8には、遊技者が操作ハンドル8に触れているか否かを判定する公知の接触センサ(接触判定手段)38が設けられている。接触センサ38は、CPU31に接続されており、遊技者が操作ハンドル8に触れていると判定した場合には、CPU31に接触信号を出力する。CPU31は、接触信号が入力されている間は球発射装置19を駆動し、接触信号が入力されていない間(遊技者が操作ハンドル8に触れていない)は球発射装置19の駆動を停止する。
操作ハンドル8には、パチンコ球7の発射を停止する発射停止スイッチ(発射停止操作スイッチ)39が設けられている。発射停止スイッチ39は、遊技者に操作可能に設けられている。発射停止スイッチ39は、CPU31に接続されており、操作されたことに応答して、CPU31に発射停止信号を出力する。CPU31は、発射停止信号が入力されたことに応答して、接触信号が入力されている(遊技者が操作ハンドル8に触れている)ときにも、球発射装置19の駆動を停止して、パチンコ球7の発射を停止する。
パチンコ機2は、新台として遊技場に設置されるときには、通常に遊技を行った場合(止打ち行為を行わない場合)に、当たり口11にパチンコ球7が入賞するまでに必要とされるおおよその要入賞発射数(例えば、500発)を示す設定発射数データが、RAM32に記憶されている。なお、上記要入賞発射数は、センター役物9内部の構造、釘の配列等に応じて適宜変更されるものである。
球発射装置19は、1分間で100発のパチンコ球7を発射するようにされている。すなわち、球発射装置19は、0.6秒で1発ずつパチンコ球7を発射する。
球発射装置19から発射されたパチンコ球7を遊技領域4aに案内する案内レール(案内部材)41(図1参照)には、パチンコ球7の通過を検知する通過検知センサ(通過検知手段)42が設けられている。この通過検知センサ42は、CPU31に接続されており、パチンコ球7の通過を検知したことに応答して、CPU31に通過検知信号を出力する。
判定部33は、通過検知センサ42から通過検知信号が入力されてから0.6秒以内に通過検知信号が入力されたか否かを、タイマ36を用いて判定するものである。判定部33で、0.6秒以内に通過検知信号が入力されていないと判定された場合には、CPU31は、パチンコ球7が発射停止されたと判断(発射停止を検知)し、発射停止用カウンタ34の数値を1カウントアップする(例えば、2→3)。また、所定時間(例えば、15分)遊技が行われなかった(パチンコ球7が発射されなかった)とき、5分間カウントアップがなかったとき等には、CPU31は、発射停止用カウンタ34の数値をリセットする(0(ゼロ)に戻す)。本実施形態では、CPU31は、パチンコ球7の発射停止を検知する発射停止検知手段としても機能する。
通過検知センサ42から通過検知信号が入力される毎に、CPU31は、発射数用カウンタ35の数値を1カウントアップする。
CPU31は、発射停止用カウンタ34の数値を常時監視しており、5分間(タイマ36により計測)で発射停止用カウンタ34の数値が3カウントアップされた(5分間で3回、パチンコ球7の発射が停止された)ことに応答して、止打ち行為を行っていると判定し、止打ち確認データをRAM32に記憶すると同時に、その時点での発射数用カウンタ35の数値を、止打ち確認時発射数データとしてRAM32に記憶する。本実施形態では、CPU31は、遊技者がパチンコ球7の発射停止を利用した止打ち行為を行っているか否かを判定する止打ち判定手段としても機能する。
パチンコ球7が当たり口11に入賞したときには、当たりとなり、CPU31は、各羽根部材13,14を、所定時間(例えば、0.5秒)開放して閉じる開閉動作を18回行うか、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから10発導入された(CPU31に、役物入賞検知センサ27から役物入賞検知信号が10回入力された)ことを1ラウンドとして、これを最大15ラウンド継続する当たりモードに移行させる。本実施形態では、CPU31は、当たりとなったことに応答して、ラウンド数を、5ラウンド、15ラウンドのどちらにするかを抽選により決定する。
CPU31は、当たりとなったことに応答して、RAM32に止打ち確認データが記憶されているかをチェックする。そして、RAM32に止打ち確認データが記憶されている場合には、CPU31は、その時点での発射数用カウンタ35の数値から、RAM32に記憶された止打ち確認時発射数データの数値を減算して、止打ち確認データがRAM32に記憶されてから、パチンコ球7が当たり口11に入賞するまでに計測された計測発射数を算出し、その計測発射数が、要入賞発射数としての500発以下であるか否かを判定する。計測発射数が500発以下であると判定された場合には、CPU31は、止打ち行為が行われていると判定し、エラー処理として、スピーカ44から、止打ち行為が行われていると判定した旨の音声(「止打ち行為が行われました」)を出力するとともに、当たりモードに移行させないように制御する。本実施形態では、CPU31は、エラー処理を行うエラー処理手段としても機能する。
一方、計測発射数が500発以下でない(例えば、700発)と判定された場合には、CPU31は、当たりモードに移行させる。
当たり中には、パチンコ球7が当たり口11に入賞し、さらに、各羽根部材13,14の開閉動作が18回行われるか、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから10発導入されたことに応答して、CPU31は、次のラウンドに移行するように制御する。なお、5ラウンド当たりが抽選された場合の1〜4ラウンド、及び15ラウンド当たりが抽選された場合の1〜14ラウンドでは、CPU31は、当たり口11が連通位置に位置する状態でクルーン10の回転が停止するように制御する。また、以下では、5ラウンド当たりが抽選された場合の1〜4ラウンド、15ラウンド当たりが抽選された場の1〜14ラウンドを、継続補助有りラウンドと称し、5ラウンド当たりが抽選された場合の5〜14ラウンドを、継続補助無しラウンドと称する。
継続補助有りラウンドでは、当たり口11が連通位置に位置する状態でクルーン10の回転が停止するように制御されており、各導入開口9b,9cから1発でもパチンコ球7が導入されれば、確実にパチンコ球7が当たり口11に入賞することとなる。なお、連通位置で停止された当たり口11に入賞したパチンコ球7は、回収用開口を介して回収通路を通って回収されるため、出口26bにパチンコ球7が滞留することがない。
一方、継続補助無しラウンドでは、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから7発導入されるまでは、CPU31は、ハズレ口12が連通位置に位置する状態でクルーン10の回転が停止するように制御する。そして、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから7発導入されたことに応答して、CPU31は、クルーン10を通常時と同様に回転させるように制御する。すなわち、継続補助無しラウンドでは、8発目から10発目までの3発のパチンコ球7が、当たり口11に入賞する可能性がある。
継続補助無しラウンドでは、パチンコ球7が当たり口11に入賞した場合、各羽根部材13,14の開閉動作が18回行われるか、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから10発導入されたことに応答して、CPU31は、次のラウンドに移行するように制御する。このため、遊技者は、パチンコ球7が当たり口11に入賞するように、上記したような止打ち行為を行うことがある。そこで、CPU31は、継続補助無しラウンド消化中の止打ち行為の有無を判定する。
継続補助無しラウンド消化中に、判定部33で、通過検知センサ42から通過検知信号が入力されてから0.6秒以内に通過検知信号が入力されていないと判定された場合には、CPU31は、エラー処理として、スピーカ44から、止打ち行為を行っていると判定した旨の音声(「止打ち行為が行われました」)を出力するとともに、当たりモードを終了させる。なお、上記した継続補助無しラウンド消化中とは、各ラウンドが開始してから終了するまでの間の期間であり、ラウンドとラウンドとの間(5ラウンドと6ラウンドとの間、6ラウンドと7ラウンドとの間、・・・)の期間(各羽根部材13,14の開閉動作が行われない期間)は含まれないものである。これにより、ラウンドとラウンドとの間の期間での止打ち行為により、エラー処理を行うことがない。
CPU31は、RAM32に止打ち確認データが記憶されていない間で、電源投入してから、または当たりモードが終了してから、パチンコ球7が当たり口11に入賞するまでに発射されたパチンコ球7の数を示す当たり間発射数データをRAM32に記憶する。そして、所定期間(例えば、1日分)の当たり間発射数データの平均値を算出し、その平均値を、翌営業日における要入賞発射数とするように、RAM32に記憶された設定発射数データを更新する。これにより、パチンコ機2の釘の調整や役物のクセ等の状態に応じた設定発射数を用いて、エラー処理を行うことができる。なお、前記所定期間は、適宜変更可能である。また、設定発射数は、所定の数値間(例えば、10〜1000)の範囲内の数値となるようにされており、平均値が10未満の場合には設定発射数は10となり、平均値が1000を超えている場合には設定発射数は1000となる。本実施形態では、CPU31は、設定発射数を変更する設定数変更手段としても機能する。
15ラウンドでは、パチンコ球7の当たり口11への入賞の有無に関わらず、各羽根部材13,14の開閉動作が18回行われるか、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから10発導入されたことに応答して、CPU31は、当たりモードを終了する。
上記のように構成されたパチンコ機2の作用について、図6のフローチャートを用いて説明を行う。判定部33は、通過検知センサ42から通過検知信号が入力されてから0.6秒以内に通過検知信号が入力されたか否かを判定する(ステップ(以下、S)1)。判定部33で、0.6秒以内に通過検知信号が入力されていないと判定された場合(S1でN)には、CPU31は、発射停止用カウンタ34の数値を1カウントアップする(S2)。
CPU31は、5分間で発射停止用カウンタ34の数値が3カウントアップされたか否かを判定する(S3)。5分間で発射停止用カウンタ34の数値が3カウントアップされたと判定された場合(S3でY)、CPU31は、止打ち確認データをRAM32に記憶する(S4)と同時に、その時点での発射数用カウンタ35の数値を、止打ち確認時発射数データとしてRAM32に記憶する(S5)。
CPU31は、当たり口11にパチンコ球7が入賞したこと(S6でY)に応答して、RAM32に止打ち確認データが記憶されているかをチェックする(S7)。そして、RAM32に止打ち確認データが記憶されている場合(S7でY)、CPU31は、止打ち確認データがRAM32に記憶されてから、パチンコ球7が当たり口11に入賞するまでに計測された計測発射数を算出し、その計測発射数が、要入賞発射数としての500発以下であるか否かを判定する(S8)。計測発射数が、500発以下であると判定された場合(S8でY)には、エラー処理として、スピーカ44から、止打ち行為を行っていると判定した旨の音声(「止打ち行為が行われました」)を出力するとともに、当たりモードに移行させないように制御する(S9)。
一方、計測発射数が、500発以下でない(例えば、700発)と判定された場合(S8でN)には、CPU31は、当たりモードに移行させる(S10)。
当たりモードでは、CPU31は、ラウンド数を、5ラウンド、15ラウンドのどちらにするかを抽選により決定する。そして、当たりモード中には、パチンコ球7が当たり口11に入賞し、さらに、各羽根部材13,14の開閉動作が18回行われるか、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから10発導入されたことに応答して、CPU31は、次のラウンドに移行するように制御する。
次に、5ラウンド当たりが抽選された場合の、5〜14ラウンドにおける止打ち判定の流れについて、図7に示すフローチャートを用いて説明を行う。
5ラウンド当たりが抽選された場合の5〜14ラウンドは、継続補助無しラウンドとなる。継続補助無しラウンド消化中に、判定部33は、通過検知センサ42から通過検知信号が入力されてから0.6秒以内に通過検知信号が入力されたか否かを判定する(ステップ(S1)。判定部33で、0.6秒以内に通過検知信号が入力されていないと判定された場合(S1でN)には、エラー処理として、スピーカ44から、止打ち行為を行っていると判定した旨の音声(「止打ち行為が行われました」)を出力するとともに、当たりモードを終了させる(S2)。
一方、判定部33は、通過検知センサ42から0.6秒置きに通過検知信号が入力されていると判定された場合(S1でY)には、CPU31は、パチンコ球7が当たり口11に入賞したか否かを判定する(S3)。パチンコ球7が当たり口11に入賞したと判定された場合(S3でY)には、各羽根部材13,14の開閉動作が18回行われるか、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから10発導入されたことに応答して、CPU31は、次のラウンドに移行するように制御する(S4)。
一方、パチンコ球7が当たり口11に入賞していないと判定された場合(S3でN)には、各羽根部材13,14の開閉動作が18回行われるか、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから10発導入されたことに応答して、当たりが終了する。
このように、パチンコ球7の発射停止を検知し、発射停止の検知が5分間で3回行われたときには、パチンコ球7の発射数の計測を開始し、この状態のときに、当たり口11にパチンコ球7が入賞し、計測発射数が要入賞発射数としての500発以下であると判定された場合には、エラー処理として、スピーカ44から、止打ち行為を行っていると判定した旨の音声(「止打ち行為が行われました」)を出力するとともに、当たりモードに移行させないように制御するから、止打ち行為により、通常時(止打ち行為を行っていない状態)よりも多くのパチンコ球7が獲得される(遊技場の利益に損失が生じる)ことを、確実に防止することができ、さらには、遊技場の管理者は、止打ち行為の有無を把握することができる。
また、計測発射数が、500発以下でない(例えば、700発)と判定された場合には、CPU31は、通常の当たりを実施するようにパチンコ機2を制御するから、止打ちを行った場合にも、遊技場の利益に損失が生じることがないときには、エラー処理を行うことがない。
なお、上記実施形態では、センター役物9内に設けられ、一定周期で変位し、変位位置に応じてパチンコ球7が当たり口11に入賞する確率を変化させる変位部材としてクルーン10を設けたが、これに限定されることなく、例えば、センター役物9内の当たり口を固定し、固定当たり口にパチンコ球7を誘導する位置と、固定当たり口にパチンコ球7を誘導しない位置と、の間を一定周期で移動する移動部材を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ガイド部材26により、センター役物9内に導入されたパチンコ球7をクルーン10まで案内するようにしたが、これに限定されることなく、パチンコ球7が各導入開口9b,9cから導入されてから、クルーン10に達するまでの時間が、略一定となるようにされていればよく、例えば、ガイド部材26に代えて、センター役物9内に、パチンコ球7を案内する案内リブを立設するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、ラウンドとラウンドとの間の期間での止打ち行為により、エラー処理を行うことがないようにしたが、これに限定されることなく、ラウンドとラウンドとの間の期間での止打ち行為により、エラー処理を行うようにしてもよく、適宜変更可能である。
さらに、上記実施形態では、判定部33は、通過検知センサ42から通過検知信号が入力されてから0.6秒以内に通過検知信号が入力されたか否かを判定し、この判定結果に基づいて、CPU31はパチンコ球7の発射停止を検知するようにしたが、これに限定されることなく、操作ハンドル8に設けられた接触センサ38から接触信号が入力されていないときに、CPU31はパチンコ球7の発射停止を検知するようにしてもよい。また、発射停止スイッチ39から発射停止信号が入力されたときに、CPU31はパチンコ球7の発射停止を検知するようにしてもよい。さらに、上記した複数のパチンコ球7の発射停止方法を、組み合わせて実施してもよい。
また、止打ち行為の判定方法は、上記実施形態の方法に限定されることなく、例えば、パチンコ球7の発射が停止されてから、次にパチンコ球7が発射されるまでの時間が、予め設定された第1の設定時間(例えば、2秒)以上で、且つ予め設定された第2の設定時間(例えば、7秒)以内のときに、止打ち行為を行っていると判定し、止打ち確認データをRAM32に記憶するようにしてもよい。なお、上記第1及び第2の設定時間は、適宜変更可能である。
さらに、上記実施形態では、羽根物パチンコ機と称されるパチンコ機2に本発明を実施したが、一発台と称されるパチンコ機やデジパチと称されるパチンコ機に実施するようにしてもよい。
本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 羽根部材が開放位置に位置するときのパチンコ機を示す斜視図である。 クルーンとガイド部材とを示す分解斜視図である。 クルーンとガイド部材とを示す上面図である。 パチンコ機の電気的構成を示す機能ブロック図である。 パチンコ機における遊技の流れを示すフローチャートである。 パチンコ機の当たり中における遊技の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2 パチンコ機
4 遊技盤
4a 遊技領域
7 パチンコ球(遊技球)
9 センター役物
10 クルーン(変位部材)
11 当たり口
12 ハズレ口
19 球発射装置
30 制御基板
31 CPU
32 RAM
33 判定部
34 発射停止用カウンタ
35 発射数用カウンタ(発射数計測手段)
36 タイマ
38 接触センサ(接触判定手段)
39 発射停止スイッチ(発射停止操作スイッチ)
41 案内レール(案内部材)
42 通過検知センサ(通過検知手段)

Claims (8)

  1. 遊技領域に向けて遊技球を一定の間隔で発射する球発射装置と、
    前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する前記遊技球が導入される役物と、
    前記役物内に設けられ、前記役物内に導入された前記遊技球が入る当たり口及びハズレ口と、
    前記役物内に設けられ、一定周期で変位し、変位位置に応じて前記遊技球が前記当たり口に入る確率を変化させる変位部材と、
    前記遊技球が前記当たり口に入ったことに応答して、通常モードよりも有利な当たりモードに移行させる当たり制御手段と、を備えた遊技機において、
    前記遊技球の発射停止を検知する発射停止検知手段と、
    遊技者が前記遊技球の発射停止を利用した止打ち行為を行っているか否かを、前記発射停止検知手段による発射停止検知に基づいて判定する止打ち判定手段と、
    前記遊技球の発射数を計測する発射数計測手段と、
    前記止打ち判定手段で止打ち行為を行っていると判定されたときから、前記遊技球が前記当たり口に入るまでに前記発射数計測手段により計測された計測発射数が、予め設定された設定発射数以下のときに、エラー処理を行うエラー処理手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記止打ち判定手段は、予め設定された設定時間内に前記発射停止検知手段により発射停止が検知された回数が、予め設定された設定回数以上となったときに、止打ち行為を行っていると判定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記止打ち判定手段は、前記発射停止検知手段により発射停止が検知されてから、前記遊技球が発射されるまでの時間が、予め設定された第1の設定時間以上で、且つ予め設定された第2の設定時間以内のときに、止打ち行為を行っていると判定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 遊技者が前記球発射装置により前記遊技球を発射させるときに触れる操作ハンドルと、
    遊技者が前記操作ハンドルに触れているか否かを判定する接触判定手段と、を備え、
    前記発射停止検知手段は、前記接触判定手段で遊技者が前記操作ハンドルに触れていないと判定されたときに、前記遊技球の発射停止を検知することを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の遊技機。
  5. 遊技者に操作可能に設けられ、前記遊技球の発射を停止する発射停止操作スイッチを備え、
    前記発射停止検知手段は、前記発射停止操作スイッチが操作されたときに、前記遊技球の発射停止を検知することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の遊技機。
  6. 前記球発射装置により発射された前記遊技球を前記遊技領域に向けて案内する案内部材と、
    前記案内部材に設けられ、前記遊技球の通過を検知する通過検知手段と、を備え、
    前記発射停止検知手段は、前記通過検知手段が前記遊技球の通過を検知してから前記一定の間隔以内に前記遊技球の通過を検知しなかったときに、前記遊技球の発射停止を検知することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ記載の遊技機。
  7. 前記発射数計測手段は、前記通過検知手段による前記遊技球の通過検知に基づいて前記遊技球の発射数を計測することを特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. 前記止打ち判定手段で止打ち行為を行っていないと判定されている間で、電源投入してから、または前記当たりモードが終了してから、前記遊技球が前記当たり口に入るまでに前記発射数計測手段により計測された計測発射数に基づいて、前記設定発射数を変更する設定数変更手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし7いずれか1つ記載の遊技機。
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