JP4697794B2 - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP4697794B2
JP4697794B2 JP2005339049A JP2005339049A JP4697794B2 JP 4697794 B2 JP4697794 B2 JP 4697794B2 JP 2005339049 A JP2005339049 A JP 2005339049A JP 2005339049 A JP2005339049 A JP 2005339049A JP 4697794 B2 JP4697794 B2 JP 4697794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape cartridge
tape
shutter
reference surface
stepped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005339049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007149168A (ja
Inventor
稔郎 西脇
啓司 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP2005339049A priority Critical patent/JP4697794B2/ja
Publication of JP2007149168A publication Critical patent/JP2007149168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4697794B2 publication Critical patent/JP4697794B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

この発明は、1個のテープドライブに対してケース厚みが異なる2種のテープカートリッジを共用できるテープシステム用のテープカートリッジに関する。
テープカートリッジをコンピュータの外部記憶媒体として使用するテープシステムにおいて、ケース厚みが異なる薄形テープカートリッジと厚形テープカートリッジとが、1個のテープドライブに共通して適用できるようにしたテープシステムは、特許文献1に公知である。厚形テープカートリッジは、薄形テープカートリッジに比べてテープ幅が大きい分だけケース厚みが大きいが、ケース構造など基本的な構成に違いはない。
特開2005−228463号公報(段落番号0061、図1)
上記のテープシステムにおいては、テープドライブに装填された本体ケースの厚み寸法を厚みセンサーで検知して、本体ケースを押さえ保持するホルダーの高さを変更調節し、厚みが異なる本体ケースを同じホルダーでそれぞれ適正に押圧保持できるようにしている。この発明に係るテープドライブでは、厚形テープカートリッジがローディング枠に装填されたことを厚みセンサーで検知して、厚形テープカートリッジと薄形テープカートリッジとを識別する。
具体的には、図5に示すように本体ケース1の上面側を幅方向に横断する横長の検知バー42と、検知バー42を支持する検知アーム43と、検知アーム43が所定量だけ上方揺動することでオン信号を出力するスイッチ44などで厚みセンサー41を構成している。このセンサー41は、薄形テープカートリッジT1には反応せず、厚形テープカートリッジT2がローディング枠に装填されると、検知バー42が本体ケース1で押し上げ操作されてスイッチ44がオン状態に切り換わる。
上記の厚みセンサー41は、図5のように本体ケース1が前蓋7の側を装填始端とする適正な姿勢で装填される限り、厚形テープカートリッジT2を問題なく出し入れできる。しかし、図9に示すように本体ケース1が前後逆姿勢で、しかも上下反転姿勢で誤装填されたときに問題が生じる。本体ケース1が誤装填されると、厚みセンサー41の検知バー42がケース表面に押し上げ操作された後、シャッター8のスライド領域に対応して凹み形成された段落ち面19で受け止められる。そのため、誤装填に気付いて本体ケース1を抜き出し操作しようとしても、検知バー42が段落ち面19の後端の段壁に引っ掛かって、テープカートリッジを抜き出すことができなくなる。無理にテープカートリッジを引き抜くと、検知バー42や検知アーム43などが変形するおそれがある。
この発明の目的は、上記のようにテープカートリッジが誤った装填姿勢でローディング枠に装填されてしまっても、センサーや周辺機器の故障を伴うこともなくテープカートリッジを抜き出し操作でき、したがって誤装填に伴うテープドライブの故障を一掃できるテープカートリッジを提供することにある。
この発明のテープカートリッジは、磁気テープ2が巻装されたハブ3を収容する本体ケース1の前面に、ローディング用のポケット5が設けられており、このポケット5が揺動開閉自在な前蓋7と、本体ケース1の底面に設けた前後にスライド開閉可能なシャッター8とで覆われている。本体ケース1の底面の後端には基準面18が設けられており、この基準面18より前方にシャッター8の開閉ストロークに対応する段落ち面19が形成されている。以て、テープドライブ側に設けられる厚みセンサー41の検知バー42を、段落ち面19の側から基準面18へ向かって乗り上げ案内するガイド面23が、基準面18と段落ち面19との間に形成されていることを特徴とする。
前記ガイド面23は、段落ち面19の側から基準面18へ向かって上り傾斜する傾斜面と、段落ち面19と基準面18とを繋ぐ湾曲面と、段落ち面19の側から基準面へ向かって上り傾斜状に連続する階段面との、少なくともいずれかひとつを含んで形成することができる。
基準面18と段落ち面19との間には、ガイド面23を備えたガイド体22を段落ち面19より突出する状態で形成し、シャッター8の底壁には、ガイド体22を受け入れる切欠24を形成し、シャッター8の底壁のうち、駆動軸挿入穴10を覆う穴被覆範囲Zを想定したとき、ガイド体22および切欠24を、穴被覆範囲Zを避けた位置に形成することができる。
この発明の別のテープカートリッジは、磁気テープ2が巻装されたハブ3を収容する本体ケース1の前面にテープローディング用のポケット5が設けられており、このポケット5が揺動開閉自在な前蓋7と、本体ケース1の底面に設けた前後にスライド開閉可能なシャッター8とで覆われており、本体ケース1の底面の後端に基準面18が設けられ、基準面18より前方にシャッター8の開閉ストロークに対応する段落ち面19が形成されている。そのうえで、基準面18と段落ち面19との段差寸法Eが、テープドライブ側に設けられる厚みセンサー41の検知バー42の半径寸法より小さく設定されていることを特徴とする。
この発明では、本体ケース1の底面に基準面18が設けられ、基準面18より前方にシャッター8の開閉ストロークに対応する段落ち面19が形成してあるテープカートリッジT2において、基準面18と段落ち面19との間にガイド面23を設け、段落ち面19に外接する厚みセンサー41の検知バー42を、ガイド面23で段落ち面19側から基準面18へ向かって乗り上げ案内するので、テープカートリッジT2を誤った装填姿勢でローディング枠に装填しても、センサーや周辺機器に故障を伴うことなくテープカートリッジT2を抜き出し操作できる。したがって、テープカートリッジT2の誤装填に伴うテープドライブの故障を一掃できる。
前記ガイド面23は、上り傾斜する傾斜面と、湾曲面と、上り傾斜状に連続する階段面とのいずれであってもよく、これらを組み合わせて形成してもよい。なお、ガイド面23が上り傾斜する傾斜面で形成されていると、検知バー42に作用する抜き出し反力を常に均等なものとして、検知バー42の基準面18への乗り上がりを円滑に行える。成形も容易になる。
シャッター8の底壁のうち、駆動軸挿入穴10を覆う穴被覆範囲Zを想定するとき、基準面18と段落ち面19との間に形成されるガイド体22と、シャッター8の底壁に形成される切欠24とが、それぞれ穴被覆範囲Zを避けた位置に形成されていると、シャッター8の基本構造を大幅に変更する必要もなく、既存の厚形テープカートリッジT2にガイド体22および切欠24を容易に付加できる。仮に切欠24が穴被覆範囲Zを含む位置に形成してある場合には、切欠24を設けることによって駆動軸挿入穴10が露出してしまうため、シャッター8の構造を大幅に変更しなければならないからである。
基準面18と段落ち面19との段差寸法Eが、テープドライブ側に設けられる厚みセンサー41の検知バー42の半径寸法より小さく設定されていると、厚みセンサー41の検知バー42が基準面18と段落ち面19との間の段壁に引っ掛かった状態において、検知バー42はその下半周面が基準面18の前縁に当たる。そのため、検知バー42には横向きの抜き出し反力と同時に上向きの分力が作用することになり、この上向きの分力によって段壁を問題なく乗り越えることができる。したがって、テープカートリッジT2が誤装填されたとしても、センサーや周辺機器の故障を伴うことなくテープカートリッジT2を確実に抜き出し操作できる。この場合には、シャッター8に切欠24を形成する必要はない。
基準面18より前方にシャッター8の開閉ストロークに対応する摺動面48を形成し、基準面18と摺動面48とを面一状に形成してあると、検知バー42の引っ掛かりの原因であった段壁が、基準面18と摺動面48との間に形成されるのを防止できる。したがって、テープカートリッジT2の誤装填があっても、センサーや周辺機器に故障を伴うことがなくテープカートリッジT2を確実に抜き出し操作できる。
(実施例1) 図1ないし図6はこの発明に係るテープカートリッジの実施例を示す。この発明に係るテープシステムは、図3に示す薄形テープカートリッジT1と、厚形テープカートリッジT2の両者を記録媒体として、両テープカートリッジT1・T2を1個のテープドライブに共通して適用することができる。薄形テープカートリッジT1のテープ幅が公称4mmであるのに対し、厚形のテープカートリッジT2の幅は公称8mmに設定してある。
薄形および厚形の両テープカートリッジT1・T2の本体ケース1、ハブ3、前蓋7などの上下寸法は、テープ幅の違いに応じて異なっているが、各構成部品の構造、前後寸法、左右寸法などに差異はないので、同等の部材には同じ符号を付して説明する。なお、薄形テープカートリッジT1は、市販品であるデジタルオーディオ信号を記録する音楽専用のDATと同じ構造に構成してあり、その磁気テープに対する情報信号の記録フォーマットや読み書き速度などが、コンピュータ用テープシステムとして固有化してある点が異なるだけである。
図2および図3において、厚形テープカートリッジT2は、横長角箱状の本体ケース1の内部左右に、磁気テープ2を巻き取るためのハブ3・3を有する。一方のハブ3側のテープロールから繰り出された磁気テープ2は、左右一対のテープガイド4・4を介して他方のハブ3へと移行案内される。両テープガイド4・4をケース前面のテープローディング用のポケット5の前部左右に配置することにより、不使用時の磁気テープ2はポケット5の前面を左右に横切る状態で保持される。本体ケース1は、上下に二分割された上ケース1aと下ケース1bとを蓋合わせ状に接合して固定してある。
不使用時の磁気テープ2を保護するために、ポケット5の前面および上面は前蓋7で覆い、ポケット5の下面はシャッター8で覆われている。前蓋7は、本体ケース1で上開き揺動可能に軸支してあり、シャッター8をスライド開放した状態でのみ開閉操作できる。常態における前蓋7は図外のばねで閉じ勝手に回動付勢されている。
シャッター8をスライド開放したのち、テープドライブ側の開放ピンで前蓋7を相対的に突き上げ操作することにより前蓋7は開放操作でき、前蓋7の開放動作に連動してハブ3をロック保持していたハブロック構造(図示せず)をロック解除操作できる。この状態で、ポケット5の前部に位置する磁気テープ2は、テープドライブ側のローディングピンで引き出し操作できる。
シャッター8は、本体ケース1の下面に組み込まれて前後スライド自在に支持されている。図4に示すように、不使用状態のシャッター8は、ポケット5の下面側を覆うと同時に、本体ケース1の下面に開口された駆動軸挿入穴10を覆っており、この状態で、本体ケース1に設けたロック爪11でスライド開放不能にロック保持されている。シャッター8の下面左右にはガイド溝12を設けてあり、両ガイド溝12・12の後端にロック爪11と係合するロック穴13が開口している。さらに、両ガイド溝12・12に対応して、前蓋7の前壁の左右に切欠14を形成してある。
テープドライブ側に設けたロック解除片38(図6参照)でロック爪11をロック解除操作し、さらにシャッター8をケース後方へ向かって開放操作することにより、ポケット5の下面を開放し、同時に駆動軸挿入穴10を開放できる。駆動軸挿入穴10を開放するために、シャッター8の底壁の左右には駆動軸挿入穴10より僅かに大きな軸通口15が形成してある。
本体ケース1を構成する下ケース1bの底面の後端には、前後幅の小さな基準面18がケース左右全幅にわたって設けられており、基準面18より前方に、シャッター8を摺動案内する段落ち面19がシャッター8の前後ストロークに対応して凹み形成されている。このように段落ち面19を設けることにより、シャッター8の底壁および左右側壁の外表面が、本体ケース1の外郭線とほぼ面一になる。換言すると、シャッター8の底壁の厚み寸法は、基準面18と段落ち面19との段差寸法と同じか、段差寸法より極僅かに小さく設定してある。
基準面18の一側寄りには、磁気テープ2の種類、長さ、テープカートリッジの種類など、テープカートリッジ固有の種別情報をテープドライブ側で検知するための識別穴20を4個列設してある。各識別穴20の深さ寸法は、対応する種別情報に応じて大小に設定してある。テープドライブの側には、これらの識別穴20の深さを検知する検知ピンが設けてある(図示していない)。
図5および図6においてテープドライブは、角箱状のケース25の内部に、薄形テープカートリッジT1および厚形テープカートリッジT2の両者に、それぞれ共通して適用されるローディング機構、駆動機構、信号読み書き機構、各機構を制御する制御回路、読み書き信号の処理回路などを設けてある。ケース25の前面には、両テープカートリッジT1・T2を出し入れする装填口26が開口しており、その下側に取出スイッチ27、選択スイッチ28、入力スイッチ29などのスイッチ類と、テープドライブの動作状況を表示する液晶ディスプレイ30などを配置してある。符号31は電源スイッチである。
装填口26の内部には、ローディング機構を構成するローディング枠34や押圧ホルダー35などを設けてある。ローディング枠34は、本体ケース1の底面を受け止める底壁と、底壁に連続する左右の側壁とを一体に備えた枠体からなる。底壁の左右には、先に説明したシャッター用のロック爪11をロック解除操作し、同時にシャッター8を閉じ位置から相対的にスライド開放操作するロック解除片38が突設してある。
押圧ホルダー35は、図外の操作機構で上下に移動操作されて、各テープカートリッジT1・T2の本体ケース1の厚み寸法に適合する高さに変位操作される。押圧ホルダー35の下面側には、弾性変形する状態で本体ケース1の上面を押さえ保持する板ばね39を設けてある。先のローディング枠34と押圧ホルダー35とが協同して本体ケース1を挟み保持することにより、本体ケース1を遊動不能に固定保持できる。この状態でローディング枠34と押圧ホルダー35とが下降移動することにより、前蓋7が開放され、駆動軸が各ハブ3・3のハブ穴に係合する。
装填口26の近傍のケース内部には、装填口26から装填された本体ケース1の厚みを検知するための厚みセンサー41が配置してある。図1において厚みセンサー41は、本体ケース1の上面側を幅方向に横断する横長の検知バー42と、検知バー42の両端を支持する左右一対の検知アーム43と、検知アーム43が所定量だけ上方揺動することでオン信号を出力するスイッチ44と、検知アーム43を下方の待機位置へ向かって揺動付勢する引っ張りばね45などで構成してある。検知アーム43は上下揺動のみ可能に支持してあって、丸棒からなる検知バー42を回転自在に支持している。スイッチ44としては、マイクロスイッチ、近接スイッチ、光センサーなどを適用できる。
図5に示すように厚形テープカートリッジT2がローディング枠34に装填されると、検知バー42が本体ケース1の上面側へ押し上げ操作されてスイッチ44がオン状態に切り換わり、先の押圧ホルダー35の高さを変更する操作機構にオン信号が出力される。待機状態における検知バー42のローディング枠34からの高さは、薄形テープカートリッジT1の本体ケース1の上下寸法より大きいので、厚みセンサー41は薄形テープカートリッジT1には反応しない。
上記のテープシステムにおいて、厚形テープカートリッジT2が誤装填された場合に、検知バー42が基準面18と段落ち面19との間の段壁に引っ掛かるのを防ぐために、段壁部分の幅方向両端と中央部との3箇所にはガイド体22が設けてある。図1、図2および図4に示すようにガイド体22は、段落ち面19より突出する三角形状に形成されていて、基準面18と段落ち面19との間の内隅を埋めており、段落ち面19の側から基準面18へ向かって上り傾斜する傾斜面を備えている。この傾斜面が、検知バー42を乗り上げ案内するガイド面23となる。シャッター開放時の接触干渉を避けるために、シャッター8の底壁後縁の3箇所には、ガイド体22を受け入れる切欠24が形成してある。
上記のように、基準面18と段落ち面19との間にガイド体22が設けられていると、誤装填された本体ケース1を抜き出し操作するとき、検知バー42をガイド面23で基準面18へ向かって乗り上げ案内できるので、検知バー42が基準面18と段落ち面19との間の段壁に引っ掛かるのを確実に防止し、厚形テープカートリッジT2の誤装填に伴う厚みセンサー41の破損や故障を一掃できる。
段壁部分の幅方向両端と中央部との3箇所にガイド体22を設けると、シャッター8の基本構造を大幅に変更する必要もなく、既存の厚形テープカートリッジT2にガイド体22および切欠24を付加できる。シャッター8が閉じられた状態において、駆動軸挿入穴10は図4のハッチング線で示す穴被覆範囲Zの底壁によって覆われている。そのため、例えば切欠24が穴被覆範囲Zを含んで形成してある場合には、駆動軸挿入穴10を完全に覆うことができなくなる。このような不具合を避けるために、ガイド体22および切欠24は穴被覆範囲Zを避けて形成することが好ましい。
ガイド面23は、平坦な傾斜面で形成する必要はなく、図7(a)に示すように、段落ち面19と基準面18とを繋ぐ湾曲面で形成することができる。湾曲面は、突弧状あるいは凹弧状の部分円弧面や、滑らかに連続する複数の円弧面などで構成することができる。ガイド面23は、図7(b)に示すように、段落ち面19の側から基準面18へ向かって上り傾斜状に連続する階段面で形成してもよい。もちろん、平坦な傾斜面と湾曲面と階段面の複数の面を組み合わせてガイド面23を形成することができる。必要があれば、図7(c)に示すように、基準面18の前縁の全体を切り欠いてガイド面23とすることができる。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同様に扱う。
(実施例2) 図8はこの発明に係るテープカートリッジの実施例2を示す。そこでは基準面18と段落ち面19との段差寸法Eを、厚みセンサー41の検知バー42の半径寸法より小さく設定して、検知バー42が基準面18と段落ち面19との間の段壁に引っ掛かるのを解消した。この場合に、基準面18の前縁が丸めてあると、あるいは基準面18の前縁が斜めに面取りしてあると、検知バー42の基準面18側への乗り上がりをさらに確実に行うことができる。
上記の実施例以外に、ガイド面23は段落ち面19の左右幅方向の少なくとも一箇所に形成してあればよい。ガイド体22は、下ケース1bと一体のリブで形成することができ、複数個の突起を階段状に配列して形成することができる。その場合のガイド面23は不連続面であってもよい。ガイド体22は上ケース1aと一体に形成することができ、その場合には、ガイド体22の下端に設けたガイド面23を下ケース1bの外面に露出させて、検知バー42を基準面18へ向かって乗り上がり案内する。
誤装填された本体ケースの抜き出し状態を示す側面図である。 厚形テープカートリッジを上面および下面からみた斜視図である。 厚形と薄形のテープカートリッジの側面図である。 厚形テープカートリッジの底面図である。 テープドライブの内部構造を示す概略断面図である。 テープドライブの概略正面図である。 実施例1に係る本体ケースの別実施態様例を示す要部の側面図である。 実施例2に係る本体ケースの要部の側面図である。 誤装填に伴う故障状況を説明する断面図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 磁気テープ
3 ハブ
5 ポケット
7 前蓋
8 シャッター
10 駆動軸挿入穴
18 基準面
19 段落ち面
22 ガイド体
23 ガイド面
24 切欠
26 装填口
34 ローディング枠
41 厚みセンサー
42 検知バー
T1 薄形テープカートリッジ
T2 厚形テープカートリッジ

Claims (4)

  1. 磁気テープが巻装されたハブを収容する本体ケースの前面に、ローディング用のポケットが設けられており、前記ポケットが揺動開閉自在な前蓋と、前記本体ケースの底面に設けた前後にスライド開閉可能なシャッターとで覆われており、
    前記本体ケースの底面の後端に基準面が設けられ、前記基準面より前方に前記シャッターの開閉ストロークに対応する段落ち面が形成されているテープカートリッジであって、
    テープドライブ側に設けられる厚みセンサーの検知バーを、前記段落ち面の側から前記基準面へ向かって乗り上げ案内するガイド面が、前記基準面と前記段落ち面との間に形成されていることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記ガイド面が、前記段落ち面の側から前記基準面へ向かって上り傾斜する傾斜面と、前記段落ち面と前記基準面とを繋ぐ湾曲面と、前記段落ち面の側から前記基準面へ向かって上り傾斜状に連続する階段面との、少なくともいずれかひとつを含んで形成されている請求項1記載のテープカートリッジ。
  3. 前記基準面と前記段落ち面との間に、前記ガイド面を備えたガイド体が前記段落ち面より突出する状態で形成されており、
    前記シャッターの底壁に、前記ガイド体を受け入れる切欠が形成されており、
    前記シャッターの底壁のうち、駆動軸挿入穴を覆う穴被覆範囲を想定したとき、前記ガイド体および前記切欠が、前記穴被覆範囲を避けた位置に形成されている請求項1または2記載のテープカートリッジ。
  4. 磁気テープが巻装されたハブを収容する本体ケースの前面に、テープローディング用のポケットが設けられており、前記ポケットが揺動開閉自在な前蓋と、前記本体ケースの底面に設けた前後にスライド開閉可能なシャッターとで覆われており、
    前記本体ケースの底面の後端に基準面が設けられ、前記基準面より前方に前記シャッターの開閉ストロークに対応する段落ち面が形成されているテープカートリッジにおいて、
    前記基準面と前記段落ち面との段差寸法が、テープドライブ側に設けられる厚みセンサーの検知バーの半径寸法より小さく設定されていることを特徴とするテープカートリッジ
JP2005339049A 2005-11-24 2005-11-24 テープカートリッジ Expired - Fee Related JP4697794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339049A JP4697794B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 テープカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339049A JP4697794B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 テープカートリッジ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010139062A Division JP4873509B2 (ja) 2010-06-18 2010-06-18 テープカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007149168A JP2007149168A (ja) 2007-06-14
JP4697794B2 true JP4697794B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=38210427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005339049A Expired - Fee Related JP4697794B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 テープカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4697794B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06223531A (ja) * 1993-01-20 1994-08-12 Sony Corp テープカセット
JPH0750083A (ja) * 1993-09-27 1995-02-21 Hitachi Maxell Ltd テープカートリッジ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06223531A (ja) * 1993-01-20 1994-08-12 Sony Corp テープカセット
JPH0750083A (ja) * 1993-09-27 1995-02-21 Hitachi Maxell Ltd テープカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007149168A (ja) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070274001A1 (en) Band-Pass Delta-Sigma Ad Modulator For Ad-Converting High Frequency Narrow Signal With Higher Precision and Lower Consumption
US6125011A (en) Disc cartridge with particular cover configuration
US7475410B2 (en) Disc recording and/or playback apparatus
KR100676094B1 (ko) 전자 기기
JP4697794B2 (ja) テープカートリッジ
JP4873509B2 (ja) テープカートリッジ
US7284722B2 (en) Information recording medium
JPH09213043A (ja) ディスクカートリッジ
JP2011243281A (ja) テープカートリッジ
JP2007149169A (ja) テープドライブ
US7055773B2 (en) Recording tape cartridge
US6866216B2 (en) Cartridge
JP5783882B2 (ja) 電子機器
JP4264402B2 (ja) 記録媒体装着装置
JP3506569B2 (ja) 磁気ディスクカートリッジおよび磁気ディスク駆動装置
JP3755681B2 (ja) ディスクカートリッジ用の収納ケース
JP4256369B2 (ja) カートリッジ投入/排出機構
TW569190B (en) Disc case
JP2928039B2 (ja) 光ディスク装置
JP2002025215A (ja) 磁気ディスクカートリッジ
JP2001266522A (ja) 磁気ディスクカートリッジおよびそのドライブ装置
JP2003036629A (ja) 記録テープカートリッジ
JP2008130211A (ja) ディスク読取装置のエスカッション
JP2001067835A (ja) 磁気テープカセットのスライダの成形方法
JP2001283554A (ja) 磁気ディスクカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070707

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4697794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees