JP4696202B2 - アダプティブスライサ閾値生成方法及びシステム - Google Patents

アダプティブスライサ閾値生成方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、アダプティブスライサ閾値を生成する方法及びシステムに関するものである。
もっと正確に言えば、本発明は、
少なくとも2つの周期について所定に期間に亘って信号の最大値を検出するステップと、
少なくとも2つの周期について所定の期間に亘って信号の最小値を検出するステップと、
を具えるアダプティブスライサ閾値生成方法に関するものである。
復調2進信号を用いるデータ通信は種々のアプリケーション、例えばDECT(Digital European Cordless Telecommunication)又はBluetoothにおいて高い割合で行われている。このような2進データ通信システムにおいては、送信機からの2進信号を受信するために受信機を用いている。多くの場合、受信される信号は低レベルであり、雑音やジッタを伴っている。通常2進数1を示す明確な矩形パルスの真の2進特性は時々雑音により部分的に不明確になり、データ誤りを生じ、受信機の出力が供給される信号処理装置に悪影響を与え得る。
受信機を通過する2進信号を他の装置に供給される前に正確に回復する能力を向上させるために、スライス技術が使われている。この技術は、受信2進信号をその振幅、即ちその最大値と最小値との間のほぼ中点のレベルでスライスするものである。スライスレベルより上に現れる受信2進信号の部分が、例えば2進数1に対応し、スライスレベルより下の部分が2進数0に対応する。このスライス技術はスライサ回路で実行される。スライサ回路で使用されるスライスレベルはスライサ閾値という。このスライサ閾値は受信2進信号から生成しなければならない。
一般に、スライサ閾値は2進信号の中点になるように変化し、この中点は受信信号の1つの最大値と1つの最小値の平均値になるように計算される。このような方法はWO03/039060に開示されている。
最大値と最小値は絶対値である。このため、スライサ閾値は雑音に敏感であり、特に雑音が受信2進信号に大きなピークを導入するとき、これらのピークがスライサ閾値を直接変化させる。
従って、雑音に敏感でないスライサ閾値を生成する方法が必要とされている。
従って、本発明の目的は、改善された雑音不感応性を有するアダプティブスライサ閾値生成方法を提供することにある。
本発明は、この目的及び後述の他の目的のために、頭書に記載のアダプティブスライサ閾値生成方法において、
検出した数個の最大値を平均化するとともに、検出した数個の最小値を平均化するステップと、
これらの平均最大値と平均最小値とからスライサ閾値を計算するステップと、
を具えることを特徴とする。
上述の方法では、スライサ閾値は数個の最大値と数個の最小値の平均値から計算される。従って、得られる閾値は雑音に不感応になる。
請求項2に特定した事項を特徴とする方法は複雑な漏れ関数を必要としない利点を有する。
請求項3及び4に特定した事項を特徴とする方法は、良好な雑音不感応性のみならず、スライスすべき2進信号のレベル変化に対して速い時間応答ももたらす利点を有する。
請求項5及び6に特定した事項を特徴とする方法は、論理値1又は論理値0が長く連続する場合に、スライサ閾値が影響されない利点を有する。
本発明方法の他の特徴は従属請求項に記載されている。
本発明は、上述の方法に従ってアダプティブスライサ閾値を生成するシステムも提供する。
図1はBluetooth無線通信システム用の無線受信機2を示す。受信機2は本発明の理解に必要な構成要素のみが示されている。
復調無線信号を受信するために、受信機2はアンテナ4と、受信無線信号を復調する復調器6と、アダプティブスライサ閾値生成回路10と、回路10で生成されたスライサ閾値に従って2進信号をスライスするスライサ回路12とを具える。
復調器6は受信変調信号を復調受信信号に変換して回路10の第1入力端子に供給するように設計されている。復調信号は、一方の状態から他方の状態へ遷移する遷移部で分離された2状態信号である2進信号である。
図3のグラフの曲線16は、このような2進信号の一例の時間的展開を示す。x軸はマイクロ秒単位の目盛りが付され、y軸は2進信号の振幅を表し、−20から30の目盛りが付されている。
典型的なBluetooth無線通信システムでは、受信メッセージは例えば4ビットのプリアンブルから始まる。ここで、図示のプリアンブルは4−8マイクロ秒の間に生起し、2進数列“1010”からなる。Bluetooth無線システムでは、1ビットは1μsに等しい。
プリアンブル後に、受信メッセージはアクセスコードを具え、次いで他の情報を具える。図3のグラフには、アクセスコードの最初の14ビットのみが示されている。
メッセージがない場合、受信機2は雑音を受信する。受信機2が雑音のみを受信する際の2進信号の時間的展開の一例が図3の0−4マイクロ秒の間に示されている。
復調器6及びスライサ回路12は従来のものであり、以下に詳細に説明しない。
回路10はオーバサンプルクロック信号を受信する第2入力端子と、スライサ閾値の値を出力するためにスライサ回路12に接続された出力端子を有する。
回路10は最大ピーク検出器20と最小ピーク検出器22を有する。
検出器20及び22は1ビット期間に亘って最大ピークと最小ピークをそれぞれ検出するように設計されている。
最大ピークと最小ピークは一次導関数がゼロになる曲線16上の点に対応する。最大値に対して二次導関数は負になるが、最小値に対して二次導関数は正になる。
図3のグラフにおいて、2進信号のピークは順に0から17の番号が付されている。
1ビット期間に亘って最大ピークを検出するために、検出器20は、2進信号の前後の値がピーク値より小さい場合にピークを検出し、この1ビット期間の間に検出した最高ピーク値を保持する。
同様に、検出器22は、2進信号の前後の値がピーク値より高い場合にピークを検出し、この1ビット期間の間に検出した最小ピーク値を保持する。
検出器20及び22は検出した最大及び最小ピークの値を保持しそれぞれの出力端子に出力するように構成される。
4つの連続する最大ピーク値と4つの連続する最小ピーク値を記憶するために、回路10はFIFO(先入れ先出し)技術に従って構成された2つのメモリ24及び26を具える。例えば、各メモリは4セルシフトレジスタで実現する。従ってシフトレジスタ24及び26は、最新の記憶値を最も古い記憶値と入れ替えるように動作する。
検出器20の出力はシフトレジスタ24の入力に接続され、検出器22の出力はシフトレジスタ26の入力に接続される。
スライサ閾値の値を計算するために、回路10はシフトレジスタ24及び26の出力に接続された平均装置28を有する。平均装置28はシフトレジスタ24のそれぞれのセルに記憶された4つの値の平均値を計算するとともに、シフトレジスタ26のそれぞれのセルに記憶された4つの値の平均値を計算することができる。計算された平均値は装置28によりスライサ閾値としてスライサ回路12へ出力される。
雑音を含む2進信号の場合でも、2進信号内の長い論理値“1”または“0”の連続に依存しないスライサ閾値を計算するために、回路10はビットレベル検出器30を有する。この検出器30はビットレベル変化の発生時にのみシフトレジスタ24及び26への新しい値の記憶を活性化するように設計される。
このようにするために、検出器30は2つのメモリバッファ32,34を具える。バッファ32は前の検出最大ピーク値を記憶するよう設計され、検出器20の出力に接続される。
バッファ34は前の検出最小ピーク値を記憶するよう設計され、検出器22の出力に接続される。
前ピーク値はシフトレジスタ24または26内の最新記憶ピーク値である。
2進信号の立上りスロープまたは立下がりスロープを検出するよう設計されたスロープ検出器36がバッファ32及び34と関連し、検出器20及び22の出力に接続される。
立上りスロープを検出するために、スロープ検出器は現在の最大ピーク値(検出器20の出力にあれば)をバッファ34に記憶されたその前の最小ピーク値と比較する。現在の最大ピーク値がその前の最小ピーク値+所定の閾値より高い場合にのみ立上りスロープが検出される。
立下りスロープを検出するために、スロープ検出器は現在の最小ピーク値(検出器22の出力にれば)をバッファ32に記憶されたその前の最大ピーク値と比較する。その前の最大ピーク値が現在の最小ピーク値+所定の閾値より高い場合にのみ立下りスロープが検出される。
立上りスロープ又は立下りスロープが検出されると、検出器36は論理値1をそれぞれ第1出力又は第2出力に発生する。
検出器36の第1出力はANDゲート40の第1入力に接続される。検出器の第2出力はANDゲート42の第1入力に接続される。
ゲート40及び42の第2入力は1ビット周期カウンタ46に接続される。
ANDゲート40の出力はシフトレジスタ24のクロック入力端子に接続され、ANDゲート42の出力はシフトレジスタ26のクロック入力に接続される。従って、立上りスロープが1ビット周期の終了時に検出器36により検出されると、シフトレジスタ24が検出器20により保持されている現在の最大ピーク値を記憶するために活性化される。
同様に、立下りスロープが1ビット周期の終了時に検出器36により検出されると、シフトレジスタ26が検出器22により保持されている現在の最小ピーク値を記憶するために活性化される。
ゲート40及び42の出力はバッファ32及び34の活性化入力端子にもそれぞれ接続される。
カウンタ46が検出器20、22及び36を各1ビット周期の終了時にリセットするためにこれらの検出器のリセット入力端子にも接続される。
カウンタ46は回路10により受信されるオーバサンプルクロックを用いて1ビット周期をカウントする。
受信機2の動作を図2を参照して以下に説明する。
最初に、ステップ60において、雑音又はメッセージがアンテナ4により受信され、フィルタ処理され、復調器6に送信される。
ステップ62において、復調器6が受信信号を復調し、対応する2進信号を回路10に送信する。
ステップ64において、回路10が受信2進信号からスライサ閾値を生成しスライサ回路12へ供給する。
もっと正確に言えば、ステップ64において、検出器20がオペレーション70にて現在の1ビット周期中に2進信号の最大ピーク値を検出する。現在の1ビット周期中に現在の最大ピークが検出される場合、その最大ピーク値がその出力に保持される。
これと平行して、検出器22がオペレーション72にて現在の1ビット周期中に2進信号の最小ピーク値を検出する。現在の1ビット周期中に現在の最小ピークが検出される場合、その最小ピーク値がその出力に保持される。
現在の1ビット周期中に最大又は最小ピーク値が検出されない場合、対応する検出器20又は22は何の値も出力しない。
オペレーション74にて、検出器20の出力に保持された現在の最大ピーク値(もしあれば)がバッファ34に記憶されているその前の最小ピーク値とスロープ検出器36で比較される。現在の最大ピーク値がその前の最小ピーク値より著しく高い場合、検出器36は論理値1をゲート40の第1入力に出力する。すると、現在の1ビット周期の終了時に、シフトレジスタ24がオペレーション76にて活性化され、現在の最大ピーク値を記憶し、最も古い記憶最大ピーク値を除去する。
現在の1ビット周期中に最大ピークが検出されない場合又は現在の最大ピーク値とその前の最小ピーク値との差値が所定の閾値以下である場合、検出器36は論理値0をゲート40に出力し、シフトレジスタ24は活性化されない。従って、立上りスロープが検出されないときは、新しい最大ピーク値はシフトレジスタ24に記憶されない。
検出器36はまた、オペレーション80にて、現在の最小ピーク値(もしあれば)をバッファ32に記憶されているその前の最大ピーク値と比較する。
現在の1ビット周期中に現在の最小ピーク値が検出され、その値がその前の最大ピーク値より著しく低い場合、検出器36は論理値1をゲート42の第1入力に出力する。その結果、シフトレジスタ26がオペレーション82にて現在の1ビット周期の終了時に活性化される。すると、現在の最小ピーク値がシフトレジスタ26に記憶され、最も古い記憶最小ピーク値が除去される。
立上りスロープの場合と同様に、立下りスロープが検出されないときは、新しい最小ピーク値はシフトレジスタ26に記憶されない。
現在の1ビット周期の終了時に、検出器20,22及び36はリセットされ、オペレーション70〜82が次の1ビット周期に対して再び繰り返される。
1ビット周期ごとに、1つの最大ピーク値と1つの最小ピーク値が計算され、平均装置28がこれらの値を用いてオペレーション86にてスライサ閾値の値を計算する。例えば、スライサ閾値は次式を用いて1つのオペレーションで計算される。
SS = (Max1 + Max2 + Max3 + Max4 + Min1 + Min2 + Min3 + Min4) / 8
ここに、
SSはスライサ閾値の値
Max1〜Max4はシフトレジスタ24に記憶された4つの最大ピーク値
Min1〜Min4はシフトレジスタ26に記憶された4つの最小ピーク値
計算されたスライサ閾値は次いでステップ90においてスライサ回路12にセットされる。
スライサ回路12はステップ92においてこのスライサ閾値を用いて2進信号の論理値“1”又は“0”を識別する。
上述したアダプティブスライサ閾値生成方法の利点の十分な理解のために、図3に示す2進信号の特定の場合について種々の数値例を以下に示す。
図3において、曲線100及び曲線102は検出器36により発生される立下りスロープ信号及び立上りスロープ信号の時間的展開をそれぞれ表す。
下記の表1は、図3のグラフに示す22の1ビット周期における立下りスロープ又は立上りスロープの検出に使用される種々の要素の値を示している。
もっと正確に言えば、第1列は図3のグラフに示す22の1ビット周期の番号を示す。
第2及び第3列は前及び現在の最大ピークの値をそれぞれ示す。
第4及び第5列は前及び現在の最小ピークの値をそれぞれ示す。
最後に第6及び第7列はスロープ検出器36により発生される立下りスロープ信号及び立上りスロープ信号の値をそれぞれ示す。
この表において、現在の1ビット周期中に最大ピークが生じないとき、現在の最大ピークの値は「no max」で示され、同様に、現在の1ビット周期中に最小ピークが生じないとき、現在の最小ピークの値は「no min」で示されている。
また、「ピークX」は曲線16上に示されているピーク番号Xを示す。
Figure 0004696202
1ビット周期No.2の間、ピーク3の値はその前の最小ピーク(ピーク0)の値に等しいため、立上りスロープは検出されない。
1ビット周期No.9の間及び1ビット周期No.11の間は長い論理値“1”の連続及び長い論理値“0”の連続に対応するため、シフトレジスタ24もシフトレジスタ26も活性化されない。このため、長い論理値“1”又は“0”の連続に対応する2進信号の振幅が例えば雑音のために変化しても、1つの最大又は最小ピーク値が記憶されるだけとなる。その結果、生成されるスライサ閾値は2進信号の長い論理値“1”又は“0”の連続に依存しない。
下記の表2は特定の曲線16の場合におけるスライサ閾値の計算を示す。
第1列は1ビット周期の番号を示す。
第2列〜第5列はシフトレジスタ24に記憶された4つの最新の最大ピーク値を示す。
第6列〜第9列はシフトレジスタ26に記憶された4つの最新の最小ピーク値を示す。
最後の列は平均装置28により計算されるスライサ閾値の値を示す。
Figure 0004696202
以上から、第1に、雑音のために大きなピークが生起する場合、スライサ閾値へのその影響が移動平均の使用によって制限されることがわかる。
第2に、平均最大ピーク値及び平均最小ピーク値を計算するためにそれぞれ4つの値を使用するのみであるため、2進信号レベルが変化する場合にスライサ閾値の値は急速に上下動し得る。従って、少なくとも8つの1ビット周期の期間後に、プリアンブル前に存在する雑音の影響はほぼ除去される。
第3に、移動平均の使用によって、平均最大ピーク値及び平均最小ピーク値が規則的に更新されるため、WO03/039060に記載されている方法のように低速で複雑な漏れ関数を必要としない。漏れ関数は、経過時間の関数として最新の最大値を減少させるとともに最新の最小値を増大させる時間変化関数である。
ここでは、本発明の方法を、平均最大ピーク又は平均最小ピーク値を4つの値を用いて計算する特定の例について説明した。この4つ数の値は雑音不感応度と2進信号レベルの変化に対する回路10の応答時間との間の最適解として決定される。この4つの数の値はBluetooth無線通信システムに特に好適である。しかし、2〜6の範囲の他の数も許容し得る。DECTやBluetoothのような無線通信システムに対しては、6より多い値に亘る移動平均は許容し得ないほど低い応答時間になる。この数は受信機が満足すべき通信システムの使用に依存する。
本発明の方法を、1つの最大ピーク値のみ及び/又は1つの最小ピーク値のみを1ビット周期中に検出する特定の例につき説明した。しかし、他の実施例では、1つの最大ピーク値のみ及び/又は1つの最小ピーク値のみを決定する所定に期間を異なり値に設定することができる。例えば、所定の期間を2ビット周期以上にすることができる。
本発明によるアダプティブスライサ閾値生成システムの構成図である。 本発明によるアダプティブスライサ閾値生成方法のフローチャートである。 スライスすべき2進信号の時間的展開を示すグラフである。

Claims (11)

  1. 受信復調信号からアダプティブスライサ閾値を生成する方法であって、
    前記受信復調信号における少なくとも2つの所定の期間について、各々の期間内の前記受信復調信号大値を検出するステップと、
    前記受信復調信号における少なくとも2つの所定の期間について、各々の期間内の前記受信復調信号小値を検出するステップと、
    を具えるアダプティブスライサ閾値生成方法において、
    検出した数個の大値を平均化するとともに、検出した数個の小値を平均化するステップと、
    これらの平均大値及び平均小値からスライサ閾値を計算するステップと、
    を具えることを特徴とするアダプティブスライサ閾値生成方法。
  2. 前記大値の平均値及び前記小値の平均値はn個(nは1より大きい所定の整数)の最新の連続する検出大値または小値に亘る移動平均を用いて計算することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. nは2〜6の範囲であることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. nは4であることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 前記大値を検出するステップは、
    前記所定の期間中に前記信号の一次導関数がゼロになるとともに二次導関数が負値になる点に対応する最大ピークを検出するオペレーションと、
    検出した最大ピークの値を前記大値として前記所定の期間に亘り保持するオペレーションと、
    を具えることを特徴とする請求項1−4の何れかに記載の方法。
  6. 前記小値を検出するステップは、
    前記所定の期間中に前記信号の一次導関数がゼロになるとともに二次導関数が正値になる点に対応する最小ピークを検出するオペレーションと、
    検出した最小ピークの値を前記小値として前記所定の期間に亘り保持するオペレーションと、
    を具えることを特徴とする請求項1−5の何れかに記載の方法。
  7. 前の所定の期間中に最小ピーク値が検出された場合にのみ、新たに検出される大値を前記平均大値の計算に使用し、前の所定の期間中に最大ピーク値が検出された場合にのみ、新たに検出される小値を前記平均小値の計算に使用することを特徴とする請求項5及び6記載の方法。
  8. 受信復調信号からアダプティブスライサ閾値を生成するシステムであって、
    前記受信復調信号における少なくとも2つの所定の期間について、各々の期間内の前記受信復調信号大値を検出する第1検出器と、
    前記受信復調信号における少なくとも2つの所定の期間について、各々の期間内の前記受信復調信号小値を検出する第2検出器と、
    を具えるアダプティブスライサ閾値生成システムにおいて、該システムは、
    検出された数個の大値を平均化するとともに、検出された数個の小値を平均化し、これらの平均大値及び平均小値からスライサ閾値を計算する平均化装置を具えることを特徴とするアダプティブスライサ閾値生成システム。
  9. 平均化すべき前記数個の大値及び前記数個の小値を記憶する少なくとも1つのFIFOメモリを具えることを特徴とする請求項8記載のシステム。
  10. 前記第1検出器及び/又は前記第2検出器はそれぞれ最大ピーク検出器および最小ピーク検出器であることを特徴とする請求項8又は9記載のシステム。
  11. ビットレベル変化が検出された場合にのみ新しい大値または小値の記憶活性化するために前記少なくとも1つのFIFOメモリに関連するビットレベル検出器を具えることを特徴とする請求項8-10の何れかに記載のシステム。
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