JP4695124B2 - 動画像符号化における動き探索装置 - Google Patents

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Description

本発明は,動画像符号化においてシストリックアレイを用いて動き探索を行う動画像符号化における動き探索装置に関するものである。
動画像符号化において,動きベクトルの検出に要する演算量は膨大であり,その演算処理の高速化のために,シストリックアレイを用いた動き探索装置が開発され,実用化されている(非特許文献1,特許文献1,非特許文献2,特許文献2参照)。
シストッリクアレイは,複数のプロセッサエレメント(以下,PEと記す)を規則正しく配列し,複数のPEに演算対象データをパイプライン的に流すことにより,複数のPEによる演算処理を並列に高速に実行する演算装置である。PEアレイともいう。
特に,高速な動画像符号化処理が要求される動き探索装置では,原画像の符号化対象ブロックと参照画像との間の画素値の差分絶対値和(SAD)の計算を参照画像の動き探索範囲内で繰り返す処理に,前記PEアレイを利用することにより,動きベクトル検出の高速化が図られている。
図9は,従来の動き探索装置におけるPEアレイの構成例を示している。この例では,8個のプロセッサエレメントPE00〜PE31によって,4×2画素の原画像と参照画像との間の差分絶対値和を算出する構成になっている。PEの数を増やすことにより,例えば4×4画素または8×8画素というような単位での差分絶対値和を算出する構成にすることもできる。また,図9に示すPEアレイ40を複数個組み合わせて,n×m画素(n≧4,m≧4)の差分絶対値和の演算回路を構成することもできる。
PEアレイ40には,原画像入力データSMBと,4本の参照画像入力データRA00,RA01,RA10,RA11と,演算する参照画像入力データを選択するためのセレクタを制御する参照画像切替制御入力信号RASWの入力端子がある。出力端子としては,差分絶対値累算結果出力ADOUTの出力端子がある。
各PEは,図9(B)に示すように,原画像入力データの入力端子MBinと,左隣のPEからの加算値の入力端子ADDinと,右隣のPEへの加算値の出力端子ADDoutと,2本の参照画像入力データの入力端子RAin0,RAin1を持っている。
図10は,図9に示すPEアレイ40の動作を説明する図である。例えば図10(A)に示すような原画像の4×2の画素群(画素値c00〜c31)に対して,図10(B)に示す参照画像(画素値x00,x01,…)の中で差分絶対値和がもっとも小さくなる部分を探索するための演算を行うものとする。
図10(C)において,各PE00,PE10,PE20,…には,原画像の画素値c00,c10,c20,…が,最初の8サイクル(クロックCLK)で順次入力され,保持される。サイクル1では,PE00は,原画像の画素値c00と参照画像の画素値x00とを入力し,その差分絶対値S00=|c00−x00|を算出する。
次のサイクル2では,PE00は,参照画像の画素値x10を入力し,その差分絶対値和S01=|c00−x10|を算出する。PE10は,PE00がサイクル1で算出した値S00に,原画像の画素値c10と参照画像の画素値x10との差分絶対値を加算した値S10を算出する。
次のサイクル3では,PE00は,参照画像の画素値x20を入力し,その差分絶対値和S02=|c00−x20|を算出する。PE10は,PE00がサイクル2で算出した値S01に,原画像の画素値c10と参照画像の画素値x20との差分絶対値を加算した値S11を算出する。PE20は,PE10がサイクル2で算出した値S10に,原画像の画素値c20と参照画像の画素値x20との差分絶対値を加算した値S20を算出する。
以上のように,各PE00〜PE31がパイプライン的に演算を実行していくと,PEアレイ40の出力端子ADOUTから,最初にc00〜c31とx00〜x31との差分絶対値和が出力され,次のサイクルでは,c00〜c31とx10〜x41との差分絶対値和が出力され,次のサイクルでは,c00〜c31とx20〜x51との差分絶対値和が出力されるというように,各サイクルごとに動きベクトルの探索範囲内における差分絶対値和が順次出力されることになる(詳しくは,非特許文献1,2および特許文献1,2参照)。
図11は,PEアレイ40のタイミングチャートを示している。図11において,HOLDMBは,各PE00〜PE31に対し原画像入力データSMBを保持し,演算を開始することを指示する起動信号,CLKはクロック,HOLDSELは参照画像切替制御入力信号を表す。図11では,参照画像の画素値を,参照画像の画素座標(x,y)で表している。例えば(0,0)が図10に示す画素値x00に相当する。PEアレイ40には,参照画像の各画素値が順次供給されるが,参照画像メモリからの画素値の読み出しは,メモリへの画素の格納方法の都合上やメモリアクセスの回数を減らすために,通常は複数画素まとめて行われる。図11では,CLK0で,参照画像の画素値(0,0)〜(6,0)と,(0,1)〜(6,1)が参照画像メモリから同時に入力され,CLK8では,参照画像の画素値(0,2)〜(6,2)と,(0,3)〜(6,3)が参照画像メモリから同時に入力される例を示している。
CLK0で読み込んだ7画素×2のデータは,CLK1からの7クロックで最初の7画素がPEアレイ40に順次供給され,CLK5からの7クロックで別の7画素がPEアレイ40に順次供給される。CLK9のときに,探索原点位置座標(0,0)での差分絶対値累算結果が出力されることになる。CLK10では,探索原点位置座標(1,0)での差分絶対値累算結果が出力される。
図12は,参照画像メモリからのリードタイミングを示している。前述のように,最初のサイクルでは,7画素×2のデータが参照画像メモリから読み出されるが,2つのデータを同じメモリバンクから同時に読み出すことができないので,例えば画像のラインごとに,Bank0,Bank1,Bank2,Bank0,…というように,データを各バンクに分けて格納している。これによりバンク競合を避けて,例えばBank0とBank1のデータを同時に参照画像メモリから読み出すことができるようにしている。
以上のような参照画像メモリからの読み出し機構を備えた動き探索装置において,参照画像の探索範囲における最下ラインから次の動き探索のために最上ラインに移る場合には,PEアレイ40における演算時間に空きが生じないようにするためには,一度に7画素×3のデータ,すなわち最下ラインのデータを読み出すとともに,最上2ラインのデータを同時に読み出す必要がある。図12におけるサイクル32のときの読み出しが,それに当たる。すなわち,サイクル32では,先頭が(0,8)の最下ライン1本と,先頭が(4,0)と(4,1)の2本の最上ラインのデータを同時に読み出す必要がある。ここでは,探索範囲のライン数が奇数の場合の例を説明するが,偶数の場合も同様である。
MPEG−2などの従来の画像符号化方式における動き探索では,参照画像の参照位置が画面外にはみ出るような探索は行う必要がなかったため,最下ライン1本と最上ライン2本のデータを同時に読み出す場合でも,それぞれのバンクが異なり,バンク競合によるメモリ読み出しの遅延の問題が生じることはなかった。
南俊宏,近藤利夫,村主一仁,笠井良太,"1次元シストリックアレー型全探索動きベクトル検出器の提案",電子情報通信学会論文誌D−I,Vol.J78-D-I, No.12, pp.913-925, 1995年12月。 南俊宏,長沼次郎,"テレスコピック探索に適した動きベクトル検出器構成方法の提案",電子情報通信学会論文誌D−II,Vol.J87-D-II, No.11, pp.2007-2024, 2004年11月。 特許第3127980号公報 特開2005−136455号公報
図13は,動きベクトルを検出する探索範囲を示す図である。動き探索は,図13(A)に示す原画像200における符号化対象ブロック201に最も近い画素値群を持つ参照画像100の位置を探し出すために,参照画像100における,例えば符号化対象ブロックの座標位置を探索中心101として,あらかじめ決められた大きさの探索範囲102から,符号化対象ブロックのサイズの画素値群を少しずつずらしながら順次切り出し,符号化対象ブロック201の画素値との差分絶対値和(SAD)を算出していく。探索範囲102内で算出した差分絶対値をもとに動き評価を行い,動きベクトルを決定する。
例えばH.264符号化方式では,この動き探索を参照画像100の外まで拡張して行うことができるように定められている。すなわち,H.264は,図13(B)に示すように,符号化対象ブロック201の位置が原画像200の画像端部に近い位置にある場合,探索範囲102は,参照画像100の外側まで広がる仕様になっている。このとき,参照画像100における画面外における画素値は,図13(C)に示すように,画面上の外側に対しては,参照画像100の最上段の画素値がコピーされた値を用い,画面左の外側に対しては,参照画像100の最左端の列の画素値がコピーされた値が用いられるようになっている。参照画像100の最下段,最右端についても同様である。
図13(C)に示したような画面外への画素値をコピーした値を用いた場合の動き探索を,図9に示したPEアレイ40を用いて行うときの最も簡単な対処方法としては,1参照画像分の参照画像メモリのサイズを参照画像のサイズよりも画面外の探索範囲分だけ大きく取っておき,参照画像の格納時にあらかじめ画面外の画素値を画面端部の画素値と同じ値に設定しておく方法が考えられる。しかし,この方法は,参照画像メモリのハードウェア量が余分に必要になるという問題がある。
他の方法としては,参照画像メモリからの画素値の読み出し時に,探索範囲が画面外であれば,画面端部の画素値を読み出す方法である。しかし,この方法は,以下で説明するようなバンク競合の問題が発生する。
図14は,メモリバンク構成と画面外画素リード時のバンク競合の問題を説明する図である。図14において,LAXはX方向の論理アドレス,LAYはY方向の論理アドレスを示す。また,#0,#1,…,#5は,メモリバンクのバンク番号を表している。メモリバンクのバンク番号が異なる場合には,同時にデータをリードすることができるが,バンク番号が同じ場所からのデータは,バンク競合によって同時にリードすることができない。
図14(A)に示すように,動きの探索範囲が画面内の場合には,探索範囲の最下ラインから最上ラインへ探索を移す場合に,同時に読み出すデータは太枠で示されるバンク番号が#2の最下ラインと,バンク番号が#0(および#3)と#1(および#4)の2本の最上位ラインであり,バンク競合が生じることはない。これは,従来技術と同様である。
しかしながら,動きの探索範囲が,例えば図14(B)に示すように上画面外であった場合には,探索範囲の最下ラインから最上ラインへ探索を移す場合に,画面外では画面端部の画素値をコピーした値を用いる必要があるため,LAY=8の最下ラインと,LAY=0およびLAY=1の2本の最上位ラインのデータとを読み出す代わりに,LAY=8の最下ラインと,LAY=5の画面端部のラインのデータを読み出すことになる。しかし,図から明らかであるように,LAY=8のラインもLAY=5のラインもバンク番号は#0であり,同じであるためバンク競合が生じ,これらのデータを同時に読み出すことはできない。
この問題を解決するために,メモリのバンク数を増やすのは,メモリバンク構成が複雑になり,また,一方のデータの読み出しを他方のデータの読み出しが終了するまで待たせるのは,PEアレイ40におけるパイプライン処理の流れに乱れが生じ,演算時間が長くなるという問題がある。
例えばバンク競合によって,競合する一方のデータの読み出しに8サイクル分余計な時間がかかるとすると,おおよその試算で約25%のオーバーヘッドとなる。これは,バンク競合がない場合,縦の全9ラインを4回分の読み出しの時間で読んでいると考えることができるのに対し,バンク競合があると,最後の1ラインと最上2ラインとを同時に読むことができないので,縦の全9ラインを読むのに5回分の時間がかかることになるからである。
以上の問題点をまとめて説明すると以下のとおりである。動きベクトル検出を図9に示すようなPEアレイ(シストリックアレイ)40を用いて構成する場合,参照画像の画素を複数ライン同時に読む必要がある。このため,同時に読む可能性のあるラインは,メモリ上の別のバンクに割り当てておく必要があった。
この方式を,画面外動きベクトルが許容されているH.264等に適用するためには,画面外画素(画素値は境界画素の値)を余分にメモリに格納しておく必要があった。そのため,メモリのハードウェア量が増加するという問題があった。しかし,画面外画素を格納するためのメモリを持たない場合,シストリックアレイの読み出しパターンが画面外画素を含むときに不規則となり,図14(B)に示すようにバンク競合が発生して,高速な演算ができなくなるという問題があった。
本発明は上記問題点の解決を図り,画面外画素の格納用のメモリを増やすことなく,かつ,バンク競合が発生しないような動き探索装置を提供することを目的とする。
本発明では,複数のプロセッサエレメント(PE)により並列に演算を実行するPEアレイを用いる動き探索において,符号化対象ブロックとの差分絶対値和の算出に用いる参照画像の画素群の最上のラインが画面外の場合には,画面内での最上のラインを読み出すこととし,さらに探索範囲の最下ラインと,次の探索範囲の最上ラインとを同時に読み出すときのバンク競合を回避するために,最下ラインだけ直前のラインの読み出しと同時に先行して読み出すようにし,読み出しタイミングを早める。先行して読み出した最下ラインのデータは,シフトレジスタ等のデータ保持回路に保持しておき,PEアレイが演算に必要になった時点でデータ保持回路から供給する。
また,探索範囲の画素が参照画像の水平方向の画面外である場合には,ライン読み出し後に,画面端の画素値をコピーする。なお,垂直方向の下が画面外であるときには,すでに読んでいる画面端ラインをコピーしてそのまま使用することができる。
具体的には,本発明は, 複数のプロセッサエレメントにより並列に演算を実行することによって原画像と参照画像との差分絶対値和を算出するPEアレイ部と,動き探索の対象となる参照画像の画素データを記憶するメモリと,前記メモリから参照画像の画素データを読み出すメモリリード部と,前記メモリから読み出した画素データを並び替えて前記PEアレイ部への入力とする画素並び替え部と,前記PEアレイ部によって算出された差分絶対値和をもとに参照画像の所定の探索範囲における動きベクトルを検出し評価する評価部と,これらの各部による動き探索を制御する制御部とを備えた動画像符号化における動き探索装置において,前記メモリリード部は,前記PEアレイ部に同時に入力させる複数ラインの画素データが,前記メモリにおける同一バンクに格納されているときに,その複数ラインの画素データの前記メモリからの読み出しタイミングをライン単位でずらし,前記PEアレイ部への入力に必要なタイミングよりも早いタイミングで画素データを読み出す制御を行う競合バンク先行読み出し制御部を備え,前記画素並び替え部は,前記メモリリード部によって前記PEアレイ部への入力に必要なタイミングよりも早いタイミングで読み出されたラインの画素データを,前記PEアレイ部への入力タイミングまで保持する読み込みデータ保持回路を備えることを特徴とする。
また,上記発明において,前記画素並び替え部は,動き探索範囲の領域が参照画像の垂直方向の画面外の領域である場合に,画面外の領域の画素データとして参照画像における画面境界部のラインの画素データをコピーして前記PEアレイ部に対する入力とする垂直方向コピー部を備えることを特徴とする。
またさらに,上記発明において,前記画素並び替え部は,動き探索範囲の領域が参照画像の水平方向の画面外の領域である場合に,画面外の領域の画素データとして参照画像における同じラインの画面境界部の画素データを水平方向にコピーして前記PEアレイ部に対する入力とする水平方向コピー部を備えることを特徴とする。
本発明によれば,PEアレイを用いて行う動き探索において,画面外動きベクトルについても検出が可能になる。特に,画面外(垂直方向)用のメモリを持つ必要がなく,また,画面外(水平方向)用のメモリも持つ必要がない。また,メモリバンクのバンク数を増やすことなく,バンク競合を回避することができるようになる。
図1は,本発明の概要を説明する図である。図1(A)に示す参照画像メモリ30において,探索範囲の最下ラインのデータData3がメモリのバンクaにあり,次の探索範囲の最上ラインのデータData1およびData2が,それぞれバンクa,バンクbにあったとする。これらのデータをPEアレイ部4に供給するために,参照画像メモリ30から同時に読み出そうとすると,Data1とData3とが同じバンクaに存在するため,バンク競合が生じる。
そこで,メモリリード部1の競合バンク先行読み出し制御部10は,画面外の探索範囲における動きベクトルを検出するときに,探索範囲の最下ラインと最上の2ラインとの間でバンク競合が生じる場合には,最下ラインのデータData3の読み出しを,直前のラインの読み出しと同時に先行して読み出すように制御する。
画素並び替え部2は,メモリ3から読み出した画素データを,PEアレイ部4における演算順序に従って並び替えて,PEアレイ部4に供給する。特に,先行して読み出した最下ラインのデータData3を,読み込みデータ保持回路20に保持し,PEアレイ部4の入力が必要になった時点で,PEアレイ部4に供給する。
また,画素並び替え部2における水平方向コピー部22は,水平方向の画面外の探索範囲における動きベクトルを検出するときに,画面端の画素値をコピーしてPEアレイ部4に供給する。垂直方向コピー部24は,探索範囲の領域が上画面外または下画面外のときに,画面上境界または画面下境界の画素値をコピーしてPEアレイ部4に供給する。
図2は本実施の形態に係る動き探索装置の全体構成図である。また,図3はメモリリード部1の詳細構成図,図4は画素並び替え部2の詳細構成図である。
メモリリード部1および画素並び替え部2以外の各部は,従来のシストリックアレイを用いた動き探索装置の構成と同様である。メモリ3は,原画像および参照画像の画素データを記憶する。なお,原画像の画素データについては別のメモリに記憶され,入力端子から入力されるようになっていてもよい。PEアレイ部4は,図9で説明したような複数のプロセッサエレメント(PE)と,セレクタや加算回路,レジスタ等からなるPEアレイ40を,符号化対象ブロックのサイズに応じて複数個用いて構成される。評価部5は,PEアレイ部4の出力である差分絶対値和(SAD:Sum of Absolute Difference),および動きベクトルMVと予測動きベクトルPMVとの差分などの符号化のコスト情報から,動きベクトルを評価し,評価結果を制御部6に返す。
制御部6は,プログラム制御により動き探索装置の全体の制御を行う。メモリリード部1に対しては,制御部6は,探索する領域(中心動きベクトルMV)を指定して探索の開始を指示する。メモリリード部1は,探索範囲を示す論理アドレスを,メモリ3における実アドレスに変換し,メモリ3に対するリード要求を行う。また,探索範囲が画面外かどうかのチェックを行い,画面外の場合には,その画面外情報を画素並び替え部2に通知する。画素並び替え部2は,メモリ3から読み出された画素データの切り出しおよび並び替えを行い,PEアレイ部4に供給する。
メモリリード部1は,図3に示すように,論理アドレス生成部11,画面外判定部12,論理アドレス/実アドレス変換部13,メモリアクセス部14から構成される。論理アドレス生成部11および論理アドレス/実アドレス変換部13については,従来の装置と同様である。論理アドレス生成部11は,制御部6から指定された探索する領域を指定する中心動きベクトルMVの情報から,図14に示すような探索範囲の相対的なアドレスを示す論理アドレスLAX,LAYを生成する。
画面外判定部12は,論理アドレス生成部11が生成した論理アドレスが参照画像の画面内であるか画面外であるかを判定し,画面外である場合には,画面外情報をメモリアクセス部14および画素並び替え部2へ送る。論理アドレス/実アドレス変換部13は,論理アドレス生成部11が生成した論理アドレスを,メモリ3における実際の画素データが格納されている実アドレスに変換する処理を行う。この論理アドレスから実アドレスへの変換は,メモリ3への参照画像の格納時に,参照画像の先頭実アドレスを記憶しておくことにより,容易に行うことができる。なお,制御部6から事前に通知された原画像における符号化対象ブロックのアドレスについても,実アドレスへの変換が行われる。
変換された実アドレスは,メモリアクセス部14へ送られ,メモリアクセス部14は,図8に従って後述するタイミングで,メモリ3に対するリード要求を送出する。特に,競合バンク先行読み出し制御部10は,探索範囲が上画面外を含む場合に,図1で説明したバンク競合を避けるためのアクセス制御を行う。
画素並び替え部2は,図4に示すように,水平方向(X方向)切り出し部21と,水平方向コピー部22と,パラレル/シリアル変換部23と,垂直方向(Y方向)コピー部24と,垂直方向並び替え部25とを備える。このうち,水平方向切り出し部21,パラレル/シリアル変換部23,垂直方向並び替え部25については,従来の装置と同様である。
メモリ3から画素並び替え部2に読み出されるデータは,1ラインにつき16画素のデータを含む。そこで,水平方向切り出し部21は,読み出したデータの中から,動き探索に必要になる8画素×3ラインのデータを切り出す。
水平方向コピー部22は,画面外判定部12から通知された画面外情報をもとに,水平方向の画面外動きベクトルを検出する演算を行う場合に,画面外の画素データとして画面境界(画面端)の画素値をコピーする処理を行う。
図5は,水平方向コピー部22が行う画素値のコピーのし方を説明する図である。図5において,EILRFLGは左右領域フラグであり,これが“00”の場合,探索領域がすべて画面内に存在し,“10”の場合,画面端が左側に存在し,“01”の場合,画面端が右側に存在することを示す。EIXLVALは左画面端からのX方向の距離であり,EIXRVALは右画面端からのX方向の距離である。D0〜D7は画素値のデータであり,MSBは8画素のデータ列の最上位側のデータ,LSBは最下位側のデータを示している。
水平方向コピー部22は,画面外情報としてEILRFLG,EIXLVAL,EIXRVAL等の情報を画面外判定部12から受けると,その値に応じて,EILRFLG=10の場合には,図5(A1),(A2)に示すようなX方向の画素値のコピーを行い,EILRFLG=01の場合には,図5(B1),(B2)に示すようなX方向の画素値のコピーを行う。
図6は,水平方向コピー部22の回路構成例を示している。図6において,EDI0〜EDI7は,それぞれ図5に示すD0〜D7の画素値の入力データである。また,XEIXCPO0〜XEIXCPO7は,それぞれX方向画素コピー処理データ0〜X方向画素コピー処理データ7であり,画面端のデータが図5に示したように画面外にコピーされた結果の出力データである。
水平方向コピー部22では,EILRFLG,EIXLVAL,EIXRVALの入力信号によって,画素値の入力データEDI0〜EDI7を,図6に示すセレクタで選択することにより,図5に示すX方向のデータのコピーを行う。
図4に示すパラレル/シリアル変換部23は,水平方向コピー部22の出力する8画素×3ラインの画素データを,各ラインについて1画素ずつ順番に切り出し,1画素×3ラインの画素データに変換して出力する。
垂直方向コピー部24は,探索範囲の領域が上画面外または下画面外のときに,画面上境界または画面下境界の画素値をコピーする処理を行う。
図7は,垂直方向コピー部24の回路構成例を示す。図7において,EDI0〜EDI2は,3ラインの入力データ0〜3である。EIUDFLGは,画面の上側であるか下側であるかを示す上下領域フラグであり,画面外情報として画面外判定部12から受け取る信号である。このフラグが“00”の場合には画面内であることを示す。EIYSFTSELは,入力データY方向シフト制御信号であり,入力データを垂直方向(Y方向)へのコピーのためにシフトするかどうかを示す。EITRGはメモリリードイネーブル信号であり,メモリ3からデータを読み取ったタイミングを示す。
また,XEIYCPO0〜XEIYCPO2は,3ライン分のY方向画素コピー処理データ出力0〜2であり,通常の探索では,このうち2ラインのデータが用いられるが,探索範囲の最下ラインから次の探索範囲の最上ラインに移るような場合には,3ラインのデータが出力される。
タイミング生成回路241は,読み込みデータ保持回路20へのデータの保持を制御する回路である。読み込みデータ保持回路20は,図1で説明したように,先行して読み出した最下ラインのデータを8サイクル分保持し,8サイクルだけ遅延させて出力する。読み込みデータ保持回路20は,例えば8段のシフトレジスタで構成され,タイミング生成回路241のシフトイネーブル信号によって,あらかじめ読んでおいた探索範囲の最下ラインのデータを8サイクル分遅延させる。
垂直方向並び替え部25は,垂直方向コピー部24の出力する1画素×3ラインの画素データを並び替えて,PEアレイ部4にデータを出力する。垂直方向並び替え部25による画素データの並び替えの処理は,MPEG−2等で用いられていた従来の動き探索装置における並び替えの処理と同様である。
図8は,本実施の形態におけるメモリ3からの参照画像データのリードタイミングを示している。
本実施の形態におけるサイクル24(CLK24)までのデータの読み出し,およびPEアレイへのデータの供給タイミングは,図12で説明した従来の動き探索装置のタイミングと同様である。図12に示す従来装置では,サイクル24において,バンク番号が#0の(0,6)から(6,6)までと,バンク番号#1の(0,7)から(6,7)までの2ラインの画素データを同時に読み出し,次の8サイクル目のサイクル32では,最下ラインであるバンク番号が#2の(0,8)から(6,8)までと,最上ラインのバンク番号が#0および#3の(4,0)から(10,0)までと,次の最上ラインのバンク番号が#1および#4の(4,1)から(10,1)までの合計3ラインの画素データを同時に読み出していた。これは,サイクル32目以降の読み出しでバンク競合が生じなかったからである。
これに対し,本実施の形態では,従来装置と同じ読み出しタイミングでは特に画面外を探索するときにメモリアクセスが不規則となり,それによってバンク競合が生じることがあるため,次のように読み出す。サイクル24において,バンク番号が#0の(0,6)から(6,6)までと,バンク番号#1の(0,7)から(6,7)までの2ラインの画素データを読み出すと同時に,最下ラインであるバンク番号が#2の(0,8)から(6,8)までの画素データについて読み出す。この最下ラインの読み出した画素データについては,8サイクル後にPEアレイに出力するため,読み込みデータ保持回路20にデータを保持しておく。
次の8サイクル目のサイクル32では,メモリ3から最上ラインのバンク番号が#0および#3の(4,0)から(10,0)までと,次の最上ラインのバンク番号が#1および#4の(4,1)から(10,1)までの2ラインの画素データを同時に読み出し,PEアレイに対しては,(4,0)から(10,0)までの画素データと(0,8)から(6,8)までの画素データとを,各サイクルごとに画素単位で出力していく。サイクル36になったときには,さらに(4,1)から(10,1)までのラインの画素データをPEアレイに出力していく。
以上のように読み出しのタイミングを変更することによって,最上ラインが画面外の場合で,メモリアクセスが不規則となり,直前の最下ラインのバンクである#2のバンク読み出しが発生しても,直前の最下ラインはすでに前に読み出しているので,バンク競合が生じることはない。
以上説明した動き探索装置は,LSIによって構成することができる。
本発明の概要を説明する図である。 本実施の形態に係る動き探索装置の全体構成図である。 メモリリード部の詳細構成図である。 画素並び替え部の詳細構成図である。 水平方向コピー部が行う画素値のコピーのし方を説明する図である。 水平方向コピー部の回路構成例を示す図である。 垂直方向コピー部の回路構成例を示す図である。 本実施の形態におけるメモリからの参照画像データのリードタイミングを示す図である。 従来の動き探索装置におけるPEアレイの構成例を示す図である。 PEアレイの動作を説明する図である。 PEアレイのタイミングチャートを示す図である。 参照画像メモリからのリードタイミングを示す図である。 動きベクトルを検出する探索範囲を示す図である。 メモリバンク構成と画面外画素リード時のバンク競合の問題を説明する図である。
符号の説明
1 メモリリード部
2 画素並び替え部
3 メモリ
4 PEアレイ部
5 評価部
6 制御部
10 競合バンク先行読み出し制御部
11 論理アドレス生成部
12 画面外判定部
13 論理アドレス/実アドレス変換部
14 メモリアクセス部
20 読み込みデータ保持回路
21 水平方向切り出し部
22 水平方向コピー部
23 パラレル/シリアル変換部
24 垂直方向コピー部
25 垂直方向並び替え部
30 参照画像メモリ

Claims (3)

  1. 複数のプロセッサエレメントにより並列に演算を実行することによって原画像と参照画像との差分絶対値和を算出するPEアレイ部と,動き探索の対象となる参照画像の画素データを記憶するメモリと,前記メモリから参照画像の画素データを読み出すメモリリード部と,前記メモリから読み出した画素データを並び替えて前記PEアレイ部への入力とする画素並び替え部と,前記PEアレイ部によって算出された差分絶対値和をもとに参照画像の所定の探索範囲における動きベクトルを検出し評価する評価部と,これらの各部による動き探索を制御する制御部とを備えた動画像符号化における動き探索装置において,
    前記メモリリード部は,前記PEアレイ部に同時に入力させる複数ラインの画素データが,前記メモリにおける同一バンクに格納されているときに,その複数ラインの画素データの前記メモリからの読み出しタイミングをライン単位でずらし,前記PEアレイ部への入力に必要なタイミングよりも早いタイミングで画素データを読み出す制御を行う競合バンク先行読み出し制御部を備え,
    前記画素並び替え部は,前記メモリリード部によって前記PEアレイ部への入力に必要なタイミングよりも早いタイミングで読み出されたラインの画素データを,前記PEアレイ部への入力タイミングまで保持する読み込みデータ保持回路を備える
    ことを特徴とする動画像符号化における動き探索装置。
  2. 請求項1記載の動画像符号化における動き探索装置において,
    前記画素並び替え部は,動き探索範囲の領域が参照画像の垂直方向の画面外の領域である場合に,画面外の領域の画素データとして参照画像における画面境界部のラインの画素データをコピーして前記PEアレイ部に対する入力とする垂直方向コピー部を備える
    ことを特徴とする動画像符号化における動き探索装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の動画像符号化における動き探索装置において,
    前記画素並び替え部は,動き探索範囲の領域が参照画像の水平方向の画面外の領域である場合に,画面外の領域の画素データとして参照画像における同じラインの画面境界部の画素データを水平方向にコピーして前記PEアレイ部に対する入力とする水平方向コピー部を備える
    ことを特徴とする動画像符号化における動き探索装置。
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