JP4694368B2 - デッキプレート敷設用の端部用幅調整板、及びデッキプレート敷設構造 - Google Patents

デッキプレート敷設用の端部用幅調整板、及びデッキプレート敷設構造 Download PDF

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Description

この発明は、谷面より高い位置に端部閉塞の梁載置部を形成してなる端部閉塞デッキプレートを敷設する際に、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間に中間部用幅調整板とともに配置される端部用幅調整板、及びこの端部用幅調整板を用いたデッキプレート敷設構造に関する。
建築物の床を構築するために複数のデッキプレートを梁間に掛け渡して敷設する際、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間の隙間(1枚のデッキプレート幅に満たない半端な隙間)が生じる場合がある。
この隙間をなくすために一般に幅調整板が配置されるが、通常の場合、この幅調整板は単なる細長い長方形の平板でよい。
ところで、コンクリート打設時にコンクリートがデッキプレート長さ方向端部の山面下側空間から流出しないように、デッキプレートの長さ方向両端部を金型で押し潰すことにより端部閉塞の梁載置部を形成した端部閉塞デッキプレートがあるが、そのなかで、端部閉塞の梁載置部を谷面より高い位置に形成したタイプ(いわゆる中間エンクロタイプ及び逆エンクロタイプ)の端部閉塞デッキプレートの場合、デッキプレートの長さ方向端部を除いてデッキプレートの側縁部は梁上面より低い位置となるので、幅調整板は単なる平板を用いることはできず、デッキプレート幅方向の梁に載る上面部とデッキプレートの側縁部に載る下面部と両者間をつなぐ縦面部とからなるZ形断面とする必要があり、かつ、その両側部分をデッキプレートの長さ方向端部の押潰し部形状に合わせた形状とする必要がある。
なお、端部閉塞の梁載置部を谷面より高い位置に形成した端部閉塞デッキプレートの場合は、上面からみて1枚のデッキプレート幅に満たない半端な隙間が生じないデッキプレート配列の場合でも、デッキプレートの側縁部とデッキプレート幅方向の梁との間には必ず上下方向の隙間があるので、その上下方向の隙間を埋めるための上下隙間塞ぎ板が必要となる。したがって、梁載置部が谷面より高い端部閉塞デッキプレート(本発明の対象のデッキプレート)に用いる幅調整板は、実際には上下隙間塞ぎ板兼幅調整板であるが、単に幅調整板と呼ぶ。
ところで、使用するデッキプレートの長さは建築物の梁の態様に応じて種々多様なので、各デッキプレートの長さに合わせた専用の幅調整板を製作することは極めて煩雑である。そこで、図15(イ)、(ロ)に示すように、中間位置には単なるZ形断面形状の中間部用幅調整板31’を用い、端部用の幅調整板として、デッキプレートの長さ方向両端の押潰し部形状に合わせた一端用(図では右側用)の端部用幅調整板11a’及び他端用(同左側用)の端部用幅調整板11b’を用いることが行われている。中間部用幅調整板31’と両側の端部用幅調整板11a’、11b’との全体がデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間の隙間をなくすための幅調整板10’を構成する。15はデッキプレートの両端を掛け渡す梁である。
この場合、右側用及び左側用の端部用幅調整板11a’、11b’を用意すれば、デッキプレートの長さが異なる場合にはデッキプレート長さに応じた長さの中間部用幅調整板31’を用意すれば済むことになる。中間部用幅調整板31’は単なるZ形断面形状であるから、デッキプレート長さに応じて製作することはそれほど煩雑ではない。
上記のように従来の端部用幅調整板11a’、11b’は、デッキプレートの長さ方向の一端側と他端側とで異なる形状としなければならず、2種類の端部用幅調整板を用意しておかなければならないので、種々の点で煩雑である。すなわち、一端用か他端用かを区別して製造し、製品管理をする必要がある点で煩雑である。また、施工現場における管理も煩雑であり、両者を取り違えて準備した場合には作業能率が大幅に低下する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間の隙間をなくすために、デッキプレート長さ方向の中間部に対応する中間部用幅調整板とともに用いる端部用幅調整板として、2種類用意することを必要とせず1種類で済むデッキプレート敷設用の端部用幅調整板を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、山面と谷面とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすデッキプレートの長さ方向両端部を金型で押し潰すことにより谷面より高い位置に端部閉塞の梁載置部を形成してなる複数の端部閉塞デッキプレートを梁間に掛け渡して敷設する際に、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間に、デッキプレート長さ方向の中間位置に対応する中間部用幅調整板とともに配置されるデッキプレート敷設用の端部用幅調整板であって、
少なくともデッキプレート幅方向の梁に載る平坦な上面部と下端縁がデッキプレートの側縁部に載る縦面部とを有する断面形状の中間部分の両側にそれぞれ、前記中間部分の上面部及び縦面部を延長した基本形状をなすがデッキプレートの長さ方向端部における変形した側縁部に沿う形状にした変形対応端部を有して、デッキプレート幅方向からみて左右対称形状になっていることを特徴とする。
請求項2は、請求項1のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板において、変形対応端部の平坦な上面部が、長さ方向端部における幅方向片側縁部に上方に浮き上がった隆起部を備え、縦面部は前記隆起部の端から斜め下方に向かう傾斜縁を有することを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板において、縦面部の下端縁から上面部と反対側に水平に折れ曲がった下面部を有して略Z形断面形状をなすことを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板における縦面部が、その上端縁側がデッキプレート幅方向の梁に接近する向きに傾斜していることを特徴とする。
請求項5の発明は、山面と谷面とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすデッキプレートの長さ方向両端部を金型で押し潰すことにより谷面より高い位置に端部閉塞の梁載置部を形成してなる複数の端部閉塞デッキプレートを梁間に掛け渡して敷設する際に、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間に幅調整板を配置するデッキプレート敷設構造であって、
少なくともデッキプレート幅方向の梁に載る平坦な上面部と下端縁がデッキプレートの側縁部に載る縦面部とを有する断面形状を持つ中間部用幅調整板をデッキプレート長さ方向中間部に対応して配置し、その両側に請求項1〜3の端部用幅調整板を配置したことを特徴とする。
本発明の端部用幅調整板、及びこれを用いたデッキプレート敷設構造によれば、デッキプレート長さ方向の中間位置に対応する中間部用幅調整板とその両側に配置する端部用幅調整板とを組み合わせて用いるので、デッキプレートの長さに応じて適切な長さの中間部用幅調整板を用いることで、デッキプレートの種々の長さに容易に対応できる。
そして、平坦部と縦面部とからなる略L字形又はそれに下面部を付加した略Z形断面形状の中間部分の両側に、デッキプレートの長さ方向端部の変形した側縁部に沿う形状をなす変形対応端部を有して左右対称形状なので、デッキプレート長さ方向の一端側か他端側かを区別する必要がなく、いずれにも用いることができる。
また、デッキプレート端縁と梁との間の隙間がデッキプレート幅方向のいずれにある場合でも対応できる。このように、1種類の端部用幅調整板のみですべての場合に対応できる。
したがって、一端用か他端用かを区別する必要がなくなるので、端部用幅調整板の製造、製品管理等において煩雑さがなく、また、施工現場における管理も容易で、両者を取り違えて準備した場合に作業能率が大幅に低下する等の問題も生じない。
請求項4によれば、縦面部が、その上端縁側がデッキプレート幅方向の梁に接近する向きに傾斜しているので、この縦面部とデッキプレートの斜面部との間の空間は上広がりの空間となり、したがって、この空間は縦面部が垂直の場合と比較して広くなり、この部分にもコンクリートを確保できる。特に、縦面部が垂直の場合、幅調整板敷設時に、幅調整板をデッキプレートの斜面部側に押し付けてしまうと斜面部との間の空間が著しく狭くなってしまうが、縦面部が傾斜していることで、斜面部との間の空間が著しく狭くなることを防止できる。
以下、本発明のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板、及びこれを用いたデッキプレート敷設構造の実施例を、図1〜図14参照して説明する。
図1は本発明の一実施例のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板11の正面図、図2(イ)は同平面図、図2(ロ)は展開図(折り曲げ加工する前の板材形状を示す図)、図3は図1のA−A断面図、図4は斜視図である。図5は上記端部用幅調整板11の使用状態を説明するもので、(イ)は端部閉塞デッキプレート1を梁15間に掛け渡した状態の正面図、(ロ)は敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁16との間の隙間(Sで示した部分)に、中間部用幅調整板31とともに端部用幅調整板11を配置した状態を示す平面図、図6は図5のB−B拡大切断端面図、図7は図5(ロ)における、デッキプレート1を除いて示したC−C断面図、図8は図7の要部の斜視図、図9は図5(ロ)のD部の斜視図、図10は同じく図5(ロ)のD部の斜視図であるが図9とは反対側から見た切り欠き斜視図である。
この実施例で対象とする端部閉塞デッキプレート1は、図6に断面形状を示すように、水平な山面2と谷面3とが斜面4で連続して台形波形断面形状をなし、谷面3と同じ高さの両側縁部6、7に、隣接するデッキプレートどうしを互いに係合させるための係合部6a、7aを形成した断面形状である。
また、本発明では、デッキプレートの長さ方向両端部を金型で押し潰すことにより谷面3より高い位置に端部閉塞の梁載置部を形成した端部閉塞デッキプレートを対象とするが、この実施例の端部閉塞デッキプレート1は、図5、図9、図10等に示されるように、端部閉塞の梁載置部8が山面2と谷面3との中間高さ位置に形成されたいわゆる中間エンクロタイプの端部閉塞デッキプレートである。
この実施例の端部用幅調整板11は、図1〜図5、図8、図9等に示すように、デッキプレート幅方向の梁16に載る上面部17と、下端縁がデッキプレートの側縁6(又は7)に載る縦面部19と、この縦面部19の下端縁から上面部17と反対側に水平に折れ曲がった下面部18とを有して略Z形断面形状をなす中間部分21の両側にそれぞれ、前記中間部分の上面部及び縦面部を延長したZ形断面形状を基本形状とするがデッキプレートの長さ方向端部における変形した側縁部に沿う形状にした変形対応端部22を有している。具体的には、変形対応端部22の上面部17は、長さ方向端部における幅方向片側縁部に上方に浮き上がった隆起部(下面側から見て凹み部)20を備え、縦面部19は前記隆起部20の端から斜め下方に向かう傾斜縁19aを有している。すなわち、デッキプレート長さ方向の梁15に載る部分には縦面部がなく、それに続く部分は縦面部19が斜めに切り欠かれ、この斜めに切り欠かれた縦面部19の下端部において下面部18も斜めに切り欠いている。
したがって、この端部用幅調整板11は、図1その他の図に示すようにデッキプレート幅方向からみて左右対称形状になっている。前記隆起部20は、デッキプレート1の係合部6a、7aの長さ方向端部の押し潰し部分に厚みがあるので、その厚みをかわすために形成したものである。
この端部用幅調整板11は、図2(ロ)に示した展開図の形状に切り出した平板Pをプレス加工して製作することができる。
上記の端部用幅調整板11は、図5〜図8のようにして用いられる。すなわち、図5(ロ)のように、上記の複数の端部閉塞デッキプレート1を梁15間に掛け渡して敷設する際に、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁16との間に隙間Sが生じる場合に、この隙間Sをなくすように、デッキプレート長さ方向の中間位置に対応する中間部用幅調整板31とともにその両側に配置する。中間部用幅調整板31は、端部用幅調整板11の中間部分21の断面形状と同じく、図6、図8等に示すように、デッキプレート幅方向の梁16に載る上面部37と、デッキプレートの側縁6(又は7)に載る下面部38と、両者間をつなぐ縦面部39からなるZ形断面であるが、全長に渡って一様断面である。中間部用幅調整板31とその両側の端部用幅調整板11との全体がデッキプレートと梁16との間の隙間Sをなくすための幅調整板10を構成する。
建築物の梁の状況により長さの異なるデッキプレートが用いられる場合には、中間部用幅調整板31はデッキプレートの長さに対応する長さとするが、端部用幅調整板11は共通に用いられる。このように、デッキプレートの長さに応じて適切な長さの中間部用幅調整板を用いることで、デッキプレートの種々の長さに容易に対応できる。なお、デッキプレート長さが若干異なる程度であれば、端部用幅調整板11と中間部用幅調整板31との重なり部分の長さを調節することで対応することも可能である。
この端部用幅調整板11は左右対称形状であるから、デッキプレート長さ方向の一端用の端部用幅調整板としても他端用の端部用幅調整板としても用いることができる。また、デッキプレート端縁と梁との間の隙間が図5(ロ)の隙間Sと反対側に生じる場合(図5(ロ)で下側部分に生じる場合)でも同じ端部用幅調整板11を用いることができる。このように、1種類の端部用幅調整板11のみですべての場合に対応できる。
したがって、一端用か他端用かを区別する必要がなくなるので、端部用幅調整板の製造、製品管理等において煩雑さがなく、また、施工現場における管理も容易で、両者を取り違えて準備した場合に作業能率が大幅に低下する等の問題も生じない。
実施例の端部閉塞デッキプレートは、図5(イ)に示すように梁載置部8の上面側の平坦域8bを下面側の平坦域8aより短かくした中間エンクロタイプであるが、図14に示した端部閉塞デッキプレート1’のように、梁載置部8’の上下の平坦域8a’、8b’が同様に平坦に押し潰された中間エンクロタイプであっても、同様に適用できる。
本発明はまた、中間エンクロタイプの端部閉塞デッキプレートに限らず、図14(ロ)に示したデッキプレート1”のように、梁載置部8”が、山面2の高さ位置に形成されたいわゆる逆エンクロタイプの端部閉塞デッキプレートにも適用することもできる。この場合は、谷面3の梁載置部8”に対する深さが深くなるので、端部用幅調整板の変形対応端部をその深くなった形状に対応させる。
要するに、梁載置部が谷面3より高い位置に形成されて、デッキプレートの側縁部6、7が梁載置部(ないし梁上面)より低くなる端部閉塞デッキプレートに適用することができる。
上述の実施例は、上面からみてデッキプレート1と梁16との間に隙間Sが生じるデッキプレート配列の場合のものであるが、図11に示す幅調整板(端部用幅調整板11’及び中間部用幅調整板31’)10’のように、デッキプレート1の幅方向端縁(図示例では係合部6aの端縁)と梁16の縁部とが鉛直線上にある場合、すなわち、上面からみてデッキプレート1と梁16との間に隙間が生じないデッキプレート配列の場合にも用いられる。この場合の幅調整板10’は、デッキプレート1の側縁部6と梁16との間の上下方向の隙間をなくす機能のみを持つ。なお、端部用幅調整板11’及び中間部用幅調整板31’の縦面部19’、39’及び下面部18’、38’は前述と同じであるが、上面部17’、37’は短くできる。
本発明における幅調整板は、図12に示した幅調整板(端部用幅調整板11”及び中間部用幅調整板31”)10”のように、上面部17”、37”と縦面部19”、39”とのみからなる略L形をなし下面部のない断面形状であってもよい。
なお、実施例の端部用幅調整板11は変形対応端部22の上面部に隆起部20を形成しているが、デッキプレート1の係合部6a、7aの押し潰された部分の厚みがあまり厚くならない場合、あるいは係合部自体がないデッキプレートの場合には、隆起部を設ける必要はない。
また、実施例の端部用幅調整板11及び中間部用幅調整板31の断面形状は、縦面部19、39が垂直をなすL形あるいはZ形断面形状であるが、縦面部は必ずしも垂直である必要はなく若干傾斜していてもよい。例えば図13に示した幅調整板(端部用幅調整板11”’及び中間部用幅調整板31”’)10”’のように、縦面部19”’、39”’を、その上端縁側がデッキプレート幅方向の梁16に接近する向きに傾斜させてもよい。
上記のように縦面部19”’、39”’を傾斜させることで、この縦面部19”’、39”’とデッキプレート1の斜面部4との間の空間は上広がりの空間となり、したがって、この空間は縦面部が垂直の場合と比較して広くなり、この部分にもコンクリートを確保できる。
特に、縦面部が垂直の場合、幅調整板敷設時に、幅調整板(端部用幅調整板11”’及び中間部用幅調整板31”’)10”’をデッキプレートの斜面部4側に押し付けてしまうと斜面部4との間の空間が著しく狭くなってしまうが、縦面部19”’、39”’が傾斜していることで、斜面部との間の空間が著しく狭くなることを防止できる。
本発明の一実施例のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板の正面図である。 (イ)は図1の端部用幅調整板の平面図、(ロ)は展開図(折り曲げ加工する前の板材形状を示す図)である。 図1のA−A断面図である。 図1の端部用幅調整板の斜視図である。 上記端部用幅調整板の使用状態を説明するもので、(イ)は端部閉塞デッキプレートを梁間に掛け渡した状態の正面図、(ロ)は敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間の隙間に、中間部用幅調整板とともに端部用幅調整板を配置した状態を示す平面図である。 図5のB−B拡大切断端面図である。 図5(ロ)における、デッキプレートを除いて示したC−C断面図である。 図7の要部の斜視図である。 図5(ロ)のD部の斜視図である。 同じく図5(ロ)のD部の斜視図であるが、図9とは反対側から見た切り欠き斜視図である。 本発明の端部用幅調整板の他の実施例を示すもので、図6に対応する図である。 本発明の端部用幅調整板のさらに他の実施例を示すもので、図6に対応する図である。 本発明の端部用幅調整板のさらに他の実施例を示すもので、図6に対応する図である。 本発明の端部用幅調整板が対象とする端部閉塞デッキプレートの他の例を示すもので、(イ)は端部閉塞の梁載置部の上下の平坦域長さが等しい中間エンクロタイプの端部閉塞デッキプレート、(ロ)は逆エンクロタイプの端部閉塞デッキプレートを示す。 従来の端部用幅調整板を示すもので、(イ)は図7に対応する図、(ロ)は(イ)の拡大E−E断面図である。
符号の説明
1、1’、1” 端部閉塞デッキプレート
2 山面
3 谷面
4 斜面
6、7 側縁部
6a、7a 係合部
8、8’、8” 梁載置部
10、10’、10”、10”’ 幅調整板
11、11’、11”、11”’ 端部用幅調整板
15 (デッキプレートを掛け渡す)梁
16 (デッキプレート幅方向の)梁
17、17’、17”、17”’ (端部用幅調整板用の)上面部
18、18’、18”’ (端部用幅調整板用の)下面部
19、19’、19”、19”’ (端部用幅調整板用の)縦面部
20 隆起部
21 中間部分
22 変形対応端部
31、31’、31”、31”’ 中間部用幅調整板
37、37’、37”、37”’ (中間部用幅調整板用の)上面部
38、38’、38”’ (中間部用幅調整板用の)下面部
39、39’、39”、39”’ (中間部用幅調整板用の)縦面部
S (デッキプレート全体幅の端縁とデッキプレート幅方向の梁との間の)隙間
P (端部用幅調整板にプレス加工する前の)平板

Claims (5)

  1. 山面と谷面とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすデッキプレートの長さ方向両端部を金型で押し潰すことにより谷面より高い位置に端部閉塞の梁載置部を形成してなる複数の端部閉塞デッキプレートを梁間に掛け渡して敷設する際に、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁と間に、デッキプレート長さ方向の中間位置に対応する中間部用幅調整板とともに配置されるデッキプレート敷設用の端部用幅調整板であって、
    少なくともデッキプレート幅方向の梁に載る平坦な上面部と下端縁がデッキプレートの側縁部に載る縦面部とを有する断面形状の中間部分の両側にそれぞれ、前記中間部分の上面部及び縦面部を延長した断面形状を基本形状とするがデッキプレートの長さ方向端部における変形した側縁部に沿う形状にした変形対応端部を有して、デッキプレート幅方向からみて左右対称形状になっていることを特徴とするデッキプレート敷設用の端部用幅調整板。
  2. 前記変形対応端部の平坦な上面部は、長さ方向端部における幅方向片側縁部に上方に浮き上がった隆起部を備え、縦面部は前記隆起部の端から斜め下方に向かう傾斜縁を有することを特徴とする請求項1記載のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板。
  3. 前記縦面部の下端縁から上面部と反対側に水平に折れ曲がった下面部を有して略Z形断面形状をなすことを特徴とする請求項1又は2記載のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板。
  4. 前記縦面部は、その上端縁側がデッキプレート幅方向の梁に接近する向きに傾斜していることを特徴とする請求項1〜3記載のデッキプレート敷設用の端部用幅調整板。
  5. 山面と谷面とが斜面で連続して台形波形断面形状をなすデッキプレートの長さ方向両端部を金型で押し潰すことにより谷面より高い位置に端部閉塞の梁載置部を形成してなる複数の端部閉塞デッキプレートを梁間に掛け渡して敷設する際に、敷設したデッキプレート全体の幅方向端縁とデッキプレート幅方向の梁との間に幅調整板を配置するデッキプレート敷設構造であって、
    少なくともデッキプレート幅方向の梁に載る平坦な上面部と下端縁がデッキプレートの側縁部に載る縦面部とを有する断面形状を持つ中間部用幅調整板をデッキプレート長さ方向中間部に対応して配置し、その両側に請求項1〜4の端部用幅調整板を配置したことを特徴とするデッキプレート敷設構造。
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