JP4693243B2 - 保持ばね装置を備えたブレーキパッド - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、スポットタイプディスクブレーキのピストンにブレーキパッドを取外し可能に保持するためおよびスポットタイプディスクブレーキに対してブレーキパッドを固定するために保持ばね装置を備えたブレーキパッドに関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19705803号公報により、例えばばね要素が知られている。このばね要素はブレーキパッドの支持板をピストンに固定する働きをするだけでなく、関与する部品(ブレーキキャリパ、ブレーキ支持体、ブレーキパッド)の間に付勢力を持続的に作用させる働きをする。それによって、ブレーキを操作しないときのガタツキ騒音が抑えられる。そのために、公知のばね要素は中央の部分円状の部分がピストンの溝に係止され、鏡像対称的に形成された2つのアームを備えている。このアームは中央部分から、支持板の半径方向外側のハンマー頭状の端部まで延び、端側に軸方向外側および下側に曲げられた部分を1つずつ備えている。このばねアームの形状とばね力は互いに調和し、それによって支持板が軸方向でピストンの端面に押し付けられ、半径方向でブレーキ支持体に押し付けられる。下方に曲げられたアームの両部分が支持板の両端に対して公知のばね要素を作用させ、少なくとも一部が支持板の両端にかぶさることにより、それぞれの支持板の形状に適合したばね要素が必要である。これは更に、付勢力の調節に対して制限するように作用する。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第1223633号公報には、曲がった端部を有する他のばね要素が記載されている。この端部は支持板の収容部内にスナップ止めされ、それによって支持板とブレーキピストンが弾性的に連結される。従って、ばね要素を支持板の形状に正確に適合させる必要があるという欠点を有する。これは使用範囲を制限し、特にばね要素の付勢力の簡単な調節を不可能にする。
【0004】
パッド保持ばねがドイツ連邦共和国特許出願公開第19601435号公報によって知られている。このパッド保持ばねは基礎部分によって摩擦ライニングに連結され、少なくとも1個の弾性的な区間によってブレーキピストンに連結されている。この場合、ベース部分は少なくとも領域的に、摩擦ライニングと反対の支持板の側に接触し、支持板とブレーキピストンの間を延び、そして弾性的な区間がブレーキピストンの端面の溝に係合している。弾性的な区間は非常に短くしか形成することができないので、そのばね特性を少ししか変更することができない。更に、この装置は誤差に敏感である。
【0005】
そこで、本発明の課題は、技術水準の欠点を克服し、ブレーキパッドをピストンに確実に取付け、異なる構造のブレーキパッドおよび異なる種類のスポットタイプディスクブレーキの使用時に適用可能である、特に短い構造の解決策を提供する、保持ばね装置を備えたブレーキパッドを開発することである。
【0006】
この課題は本発明に従い、ブレーキパッドがスポットタイプディスクブレーキのピストンに取外し可能に固定するために、少なくとも1個のばね要素を有する保持ばね装置を備え、このばね要素がピストンの溝に係合し、かつ保持要素によってブレーキパッドに固定されていることによって解決される。ブレーキパッドは特に、支持板とそれに取付けられた摩擦ライニングを備えている。この場合、保持要素は特に支持板に取外し不能に連結されている。
【0007】
本発明の第1の実施形では、保持ばね装置が1個のばね要素を備え、このばね要素の少なくとも2つのばね区間が付勢されてピストンの溝に装着または溝に係止されている。それによって、溝内に設けられたばね区間の数に応じて、異なるばね力をブレーキパッドに作用させることができる。ばね要素によって、ブレーキパッドをピストンに接触保持する軸方向の保持力のほかに、ブレーキパッドに半径方向に力成分を加えることができる。ブレーキディスク軸線に関して半径方向のこの力成分は、ブレーキパッド、ブレーキキャリパおよび場合によってはブレーキ支持体を互いに締付けるために利用される。それによって、不所望なガタツキ騒音が抑制される。従って、保持ばね装置は二重機能を発揮する。その際、ばね要素は閉鎖形状を有する。この場合、ばね要素は特に線材リングを曲げて製作可能である。
【0008】
その代わりに、本発明では、ばね要素が開放形成され、互いに分離された複数のばね区間を備えている。このばね区間はピストン溝に装着され、異なる方に向いた力成分をブレーキパッドに加える。ばね要素を1個だけ備えた上記の変形によって、部品コストを低減することができる。
【0009】
本発明の有利な他の実施形では、複数のばね要素、特に2個または3個のばね要素が設けられ、このばね要素がそれぞれ付勢されてピストン溝に装着されている。複数のばね要素を使用することにより、個々のばね要素を簡単にかつ低コストで形成可能である。更に、保持ばね装置の異なる機能を個々のばね要素に分配することができる。これにより、ばね要素を目的に合わせて設計および形成することができる。その際、ピストン軸線に関して特に向き合わせて配置された2個の第1のばね要素は、軸方向においてブレーキパッドをピストンに固定するために役立つ。他の第2のばね要素はブレーキパッドとピストンの間の接触面に対してブレーキパッドをばね力で垂直に付勢し、それによってブレーキパッド、ブレーキキャリパおよび場合によってはブレーキ支持体を半径方向で固定するために役立つ。
【0010】
ばね要素は特に線材ばねまたは薄板ばねとして形成されている。これはきわめて簡単な製作を可能にする。
【0011】
本発明に従って、保持要素がブレーキパッドまたは支持板に一体化された保持部材として形成されている。その際、ブレーキパッドに作用するばね要素の付勢力は、少なくとも1個の保持部材の形成またはブレーキパッドにおけるばね要素のその他の接触点によって適切に加減することができる。更に、このような保持部材はブレーキパッドまたは支持板に取外し不能に連結された保持板に成形可能である。保持部材の有利な実施形では、小さなリングまたはフックの形に形成される。ばね要素をそれぞれこのリングまたはフックに容易に固定することができる。
【0012】
本発明の他の実施形では、保持ばね装置が騒音を抑制するための、ブレーキパッドに設けられた普通の減衰手段と組み合わせられている。そのために、ブレーキパッドに取外し不能に連結されかつ少なくとも1個のばね要素を固定した保持板は、減衰薄板またはその他の減衰層として形成されている。
【0013】
ばね要素用の保持要素はロックワッシャ(保持ディスク)として形成可能である。この軸方向のロックワッシャは特にブレーキパッドの突起に固定され、保持のためにばね要素にかぶさっている。この突起は好ましくは、支持板または保持板に打ち抜き突起としてまたはその他の隆起として成形可能である。
【0014】
本発明の特別な実施形は、保持要素の少なくとも一部がブレーキパッドまたは支持板に挿入され、特に挿入された保持ピンまたはリベットとして形成され、保持ピンまたはリベットが軸方向においてばね要素にかぶさり、ブレーキパッドに固定していることを特徴とする。
【0015】
上記の保持ばね装置はその機能に基づいて特に合目的であり、そして軸方向のスペースが狭くて済む。それによって、本発明による保持ばね装置はいろいろな構造のブレーキパッドやいろいろな構造種類のスポットディスクブレーキ、例えばフローティングキャリパディスクブレーキ、固定キャリパディスクブレーキ、電気機械式ブレーキ、常用ブレーキと駐車ブレーキの組み合わせブレーキ等に普遍的に使用可能である。
【0016】
本発明の他の特徴と効果は、従属請求項と次の記載から明らかになる。次の記載では、本発明の実施の形態を概略図に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1に示した、保持ばね装置7を備えたブレーキパッド1は、フローティングキャリパブレーキ6として形成されたスポットタイプディスクブレーキ内における組み込み状態が示してある。フローティングキャリパブレーキ6は実質的に、図示していないブレーキディスクとこのディスクブレーキの両側に配置されたブレーキパッド1とにかぶさるブレーキキャリパ8と、車両に固定されたブレーキ支持体9とを備えている。その際、ブレーキキャリパ8は図示していないブレーキディスク軸線に関して軸方向に摺動可能にブレーキ支持体9に支承されている。ブレーキディスクの両側に配置されたブレーキパッド1は、側方のアタッチメント10を介してブレーキ周方向力を伝達するために、ブレーキ支持体9内に軸方向に摺動可能に収容されている。フローティングキャリパブレーキ6を操作するために、ブレーキパッド1をブレーキディスクに押し付けるために、ピストン5を備えた操作ユニットが設けられている。この場合、操作ユニットは特に液圧的、機械的または電気機械的に操作可能である。図示したフローティングキャリパブレーキ6の場合、第1のブレーキパッド1がピストン5を摺動させることによって、ブレーキディスクに直接接触し、第2のブレーキパッドがブレーキキャリパ8の反対向きの軸方向摺動によってブレーキディスクに間接的に接触する。ブレーキパッド1で発生するブレーキ周方向力は側方のアタッチメント10を介して、車両固定のブレーキ支持体9に直接伝えられる。
【0018】
ピストン側の第1のブレーキパッド1は保持ばね装置7によってピストン5の運動に連動する。この保持ばね装置7は実質的に2個の第1のばね要素14,14′と、1個の第2のばね要素15を備えている。ばね要素14,14′,15はピストン5の溝11内に係止され、他方ではブレーキパッド1に固定されている。図2a〜cは保持ばね装置を一層詳細に示している。
【0019】
図2a〜cはピストン側のブレーキパッド1を示している。このブレーキパッドは支持板2と、この支持板に取付けられた摩擦ライニング3を含んでいる。その際、摩擦ライニング3は図示していないブレーキディスクに接触する。摩擦ライニング3と反対の支持板2の側には、保持板12が特に取外し不能に、例えば接着によって固定されている。保持板12には更に、複数の保持部材13によってばね要素14,14′,15が固定されている。個々の保持部材13は特に、ばね要素14,14′,15をそれぞれ取り囲むフックまたは小さなリングとして係止されている。ばね要素14,14′,15は第1のばね区間16または第2のばね区間17がピストン5の溝11内にばねを緊張させて配置され、それによってブレーキパッド1を軸方向においてピストン5に保持している。
【0020】
ばね要素14,14′,15は好ましくは、簡単なばね線材区間を曲げて作られ、配向した線材リングの形および閉じた線材リングの形に形成されている。更に、基本的には、ばね薄板によってばね要素14,14′,15を形成することもできる。
【0021】
第1の両ばね要素14,14′はピストン軸線18に関して対向するように配置されている。このばね要素の第1のばね区間16はそれぞれピストン溝11に係止され、軸方向にばね力をブレーキパッド1に加えている。それによって、ブレーキパッド1はピストン5に押し付けられ、ブレーキ操作中ピストン運動に連動する。
【0022】
第2のばね要素15は第2のばね区間17によって、ピストン軸線18に対して垂直に向いた力成分をブレーキパッド1に作用させる。それによって、ブレーキパッド1はピストン5を介して半径方向でブレーキキャリパ8に固定され、それに伴いブレーキ支持体9に固定される。これにより、ブレーキパッド1がガタツキを生じないでブレーキ支持体9に接触する。
【0023】
複数のばね要素14,14′,15の使用は、保持ばね装置内で、ピストンにおけるパッドの軸方向保持作用と、ブレーキパッド、ブレーキキャリパおよびブレーキ支持体のガタツキのない半径方向固定作用に機能を分離することを可能にする。それによって更に、個々のばね要素を目的に合致するように設計および形成することができる。
【0024】
図3a,3bは、ピストンに取外し可能に固定するための代替的な保持ばね装置7を備えたピストン側のブレーキパッド1を2つの方向から示している。その際、ばね線材によって作られた1つの部材からなるばね要素4が鏡像対称的に形成され、3つのばね区間4b,4d,4fを備えている。このばね区間はそれぞれ、付勢されてピストン外面の溝に係止している。その際、第1の両ばね区間4b,4fは上述のように、軸方向においてブレーキパッド1をピストンに固定する。第2のばね区間4dは半径方向、図3a,3bにおいて垂直方向にブレーキパッドに作用する。この3つのばね区間4b,4d,4fの間には、ほぼU字状の2つの区間4c,4eが形成され、保持部材13b,13cを介してブレーキパッド1の支持板2に押し付けられている。ばね要素4は更に、2つの自由端区間4a,4gを備えている。この自由端区間はピストン軸線に対して垂直に、鏡像対称的な第1のばね区間4b,4fから離れるように延び、それぞれ小さなリング状の保持部材13a,13dによってブレーキパッド1に押し付けられている。その際、摩擦ライニング3寄りの支持板2の側に、保持板12が固定されている。この保持板には保持部材13a〜13dが成形されている。それによって、ばね要素4は保持板12を介してブレーキパッド1に保持されている。保持板12は好ましくはラッカーを塗布した、ゴム引きしたまたはその他のコーティングをした減衰薄板として形成されている。それによって、ばね要素4の保持作用と1個の部品の音減衰機能を受け持つ。しかし、この音減衰機能は本発明にとって必ずしも必要ではないので、保持板12は例えば普通の金属薄板部品として形成可能である。
【0025】
ブレーキパッド1とピストン5の軸方向の連結は、係止連結すなわちピストン溝11を介しての連結あるいはクランプ連結すなわち保持部材13a〜13dを介しての連結である。半径方向の弾性は実質的に、U字状ばね区間4c,4eと端区間4a,4gの形状と挟持によって調節される。
【0026】
保持部材はいろいろな形に形成可能であり、例えば図3a,3bのフック(13b,13c参照)または小さなリング(13a,13d参照)の形に形成可能である。更に、それぞれの保持部材13,13a〜13dを保持板12に成形してもよいし、ブレーキパッド1または支持板2に一体化することもできる。
【0027】
更に、保持要素は図4,5に示すように別個の部品として形成可能である。この部品はブレーキパッド1または支持板に取外し不能に連結されている。図3では、支持板2は摩擦ライニング3と反対側に、薄板打ち抜き突起の形をした突起19を備えている。この突起には、別個のロックワッシャ(保持ディスク)20が作用している。このような突起19はブレーキパッド1に連結された保持板12に設けることができる。ロックワッシャ20は突起19に爪のように固定され、ばね要素4の区間にかぶさっている。それによって、ばね要素はブレーキパッド1に保持される。
【0028】
図5の実施の形態では、保持ピンまたはリベット21が支持板2に固定され、ブレーキパッドに保持するためにばね要素4にかぶさっている。ロックワッシャ20あるいは保持ピンまたはリベット21によるばね要素4の固定は、付加的な保持板なしに使用可能である。更に、ばね付勢力を変更できるようにするために、保持部材を変更可能に形成すると有利である。ばね付勢力の変更は更に、保持板12に対するばね要素4の接触面を適当に形成することによってあるいは支持板2に対するばね要素の直接的な接触面を適当に形成することによって行うことができる。例えば、保持板12または支持板2に、ばね要素4に接触する打ち抜き突起またはその他の隆起または窪みを設けることができる。従って、保持板12または支持板2に対するばね要素4の接触面を適当に形成することにより、ばね要素4のためにほとんどすべての方向において所望な付勢力が達成可能である。
【0029】
保持ばね装置7はばね要素4,14,14′,15と保持要素12,13,20,21の使用によって、多彩な形状が可能である。この形状は、いろいろなブレーキパッド構造といろいろな種類のスポットタイプディスクブレーキにおいて普遍的な使用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 保持ばね装置を備えたブレーキパッドの、スポットタイプディスクブレーキ内に組み込んだ状態を示す部分断面図兼側面図である。
【図2】 a〜cは図1に類似する実施の形態の保持ばね装置を備えたブレーキパッドを示す図である。
【図3】 a〜bは一体のばね要素を備えた第2の実施の形態の保持ばね装置を備えたブレーキパッドを2つの方向から見た図である。
【図4】 本発明に従ってばね要素をブレーキパッドに代替的に固定するための他の変形の部分断面図である。
【図5】 本発明に従ってばね要素をブレーキパッドに代替的に固定するための他の変形の部分断面図である。

Claims (13)

  1. スポットタイプディスクブレーキ(6)のピストン(5)にブレーキパッド(1)を取外し可能に固定するための、少なくとも1個のばね要素(4,14,14′,15)を有する保持ばね装置(7)を備え、ばね要素(4,14,14′,15)の少なくとも1つの区間(4b,4d,4f,16,17)が、ばねの付勢力によってピストン(5)の溝(11)内に装着され、かつ、ブレーキパッド(1)に連結された少なくとも1個の保持要素(12,13,13a〜13d)によって、ブレーキパッド(1)のピストン(5)側に固定されるブレーキパッド(1)において
    この保持要素が、一体化された少なくとも1個の保持部材(13,13a〜13d)を備え、かつ、ブレーキパッド(1)に取外し不能に固定された保持板(12)として形成されていることを特徴とする保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  2. ブレーキパッド(1)が支持板(2)とそれに取付けられた摩擦ライニング(3)を備え、保持要素(12,13,13a〜13d)が支持板(2)に取外し不能に連結されていることを特徴とする請求項1記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  3. ばね要素(4)が設けられ、このばね要素の少なくとも2つの区間(4b,4d,4f)が付勢されてピストン(5)の溝(11)に装着されていることを特徴とする請求項1または2記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  4. ばね要素(4)が、ブレーキパッド(1)をピストン(5)に押し付ける少なくとも1つの第1のばね区間(4b,4f)を備えていることを特徴とする請求項3記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  5. ばね要素(4)がピストン軸線(18)に関して向き合うように配置された2つのばね区間(4b,4f)を備えていることを特徴とする請求項4記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  6. ばね要素(4)が少なくとも1個の第2のばね区間(4d)を備え、このばね区間がばね力でブレーキパッド(1)をピストン軸線(18)に対して垂直に付勢していることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  7. 複数のばね要素(14,14′,15)が設けられ、このばね要素のそれぞれ1つの区間(16,17)が付勢されてピストン(5)の溝(11)に装着されていることを特徴とする請求項1または2記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  8. それぞれ1つの第1のばね区間(16)を備えた2個の第1のばね要素(14,14′)が設けられ、この第1のばね要素がブレーキパッド(1)をピストン(5)に押し付けていることを特徴とする請求項7記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  9. 2個の第1のばね要素(14,14′)がピストン軸線(18)に関して向き合うように配置されていることを特徴とする請求項8記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  10. 第2のばね区間(17)を備えた少なくとも1個の第2のばね要素(15)が設けられ、このばね要素がブレーキパッド(1)をピストン軸線(18)に対して垂直にばね力で付勢していることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  11. ばね要素(4,14,14′,15)がそれぞれ金属薄板ばねまたは線材ばねとして形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  12. 保持部材(13,13a〜13d)がフックまたは小さなリングとして形成されていることを特徴とする請求項記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
  13. 保持板(12)が減衰薄板として形成されていることを特徴とする請求項12記載の保持ばね装置を備えたブレーキパッド。
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