JP4692901B2 - リチウム二次電池用非水電解液 - Google Patents
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Description
本発明はまた、正極、負極、および非水溶媒に電解質が溶解されている非水電解液からなるリチウム二次電池において、該非水電解液が、上記の本発明の非水電解液であることを特徴とするリチウム二次電池にもある。
炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物は、ベンゼン環に炭化水素基が第2級炭素あるいは第1級炭素を介して結合しているベンゼン化合物に比べて、炭素置換基上の水素原子がラジカルとして引き抜かれやすく、酸化分解を受けやすく、このために、tert−アルキルベンゼン化合物と比較した場合でも、より低い酸化電位を有している。たとえば、tert−ブチルベンゼンやtert−ペンチルベンゼンの酸化電位が共に4.9Vおよび4.8Vであるのに対して、イソプロピルベンゼンやsec−ブチルベンゼンの酸化電位は共に4.6Vと低い。これらのフェニル基に隣接する第3級炭素を有するアルキルベンゼン化合物は電池の充放電を繰り返すにつれて、その一部が酸化分解あるいは重合し、ガス発生やサイクル特性の劣化、また重合物の溶解により電池の安全性の低下をもたらすことになる。
(1)tert−ブチルベンゼンについては、sec−ブチルベンゼン、イソプロピルベンゼン。
(2)tert−ペンチルベンゼンについては、イソプロピルベンゼン、1,2−ジメチルプロピルベンゼン、1,2−ジメチルインダン、1,3−ジメチルインダン、1−メチルテトラヒドロナフタレン。
(3)1,3−ジ−tert−ブチルベンゼンについては、1−tert−ブチル−3−イソプロピルベンゼン。
(4)1,4−ジ−tert−ブチルベンゼンについては、1−tert−ブチル−4−イソプロピルベンゼン。
(5)4−フルオロ−tert−ブチルベンゼンについては、4−フルオロ−イソプロピルベンゼン、4−フルオロ−sec−ブチルベンゼン。
(6)4−tert−ブチルビフェニルについては、4−sec−ブチルビフェニル。
(7)1,3−ジ−tert−ペンチルベンゼンについては、1−tert−ペンチル−3−イソプロピルベンゼン。
(8)1,4−ジ−tert−ペンチルベンゼンについては、1−tert−ペンチル−4−イソプロピルベンゼン。
(9)1−tert−ブチル−4−tert−ペンチルベンゼンについては、1−tert−ブチル−4−イソプロピルベンゼン。
非特許文献1の記載の製法に従って、合成、蒸留して、粗tert−ペンチルベンゼン(比較例X−1)を得た。3Lフラスコに粗tert−ペンチルベンゼン2.0kg(13.5モル)を仕込み、液中に窒素ガスを0.05L/分でバブリングしながら撹拌し続け、光源として、300Wのハロゲンランプを使用し、臭素106g(0.66モル)を55℃〜60℃で60分かけて滴下した。この時、反応中に発生するHBrガスは、2時間かけて0.1L/分で窒素ガスを反応液にバブリングしながら系外に排出し、中和処理した。この反応液の温度を30℃まで冷却した後、28質量%ナトリウムメトキシド/メタノール溶液71.5g(0.37モル)を30分かけて滴下し、30分攪拌して中和処理した後、析出したNaBrをろ別分離した。そのろ液2.15kgを理論段数10段の蒸留装置にて、圧力20torr、還流比2で精密蒸留して、80%主留分としての高純度tert−ペンチルベンゼン1.6kgを得た。高純度tert−ペンチルベンゼン(実施例A−1)の分析値を表1に示す。
不純物は、試料をガスクロマトグラフィー(SHIMADZU製GC−14B、カラム:HR−1701、ディテクター:FID)を用い、インジェクション温度230℃、ディテクター温度200℃、50℃で5分保持後、10℃/分で180℃まで昇温し、15分間保持して測定した。各不純物の含有量は、内部標準法にて定量した。
水分量の測定は、カールフィッシャー法により行った。
全ハロゲン量の測定は、以下の方法で行った。すなわち、試料(粗tert−ペンチルベンゼンまたは精tert−ペンチルベンゼン)を酸水素炎燃焼処理して、気体を炭酸ナトリウム水溶液に吸収させ、吸収液中の塩素イオンや臭素イオンをイオンクロマトで測定した。
粗tert−ペンチルベンゼン(市販品:東京化成(株)製)(比較例Y−1)を蒸留して用いたほかは、実施例A−1と同様にして製造した。得られた高純度tert−ペンチルベンゼン(実施例B−1)の分析値を表1に示す。実施例A−1と実施例B−1とを比較して分かるように、市販品と非特許文献1記載の方法により得られたtert−ペンチルベンゼンとでは、不純物の種類が異なることが分かった。この理由は、製造法の違いによるものと考えられる。
粗tert−ブチルベンゼン(東京化成(株)製)(比較例Y−2)を用いたほかは、実施例B−1と同様にして高純度tert−ブチルベンゼンを製造した。得られた高純度tert−ブチルベンゼン(実施例B−2)の分析値を表1に示す。
粗1,3−ジ−tert−ブチルベンゼン(東京化成(株)製)(比較例Y−3)を用いたほかは、実施例B−1と同様にして高純度tert−ブチルベンゼンを製造した。得られた高純度1,3−ジ−tert−ブチルベンゼン(実施例B−3)の分析値を表1に示す。
〔非水電解液の調製〕
EC:ビニレンカーボネート(VC):MEC(容量比)=28:2:70の非水溶媒を調製し、これにLiPF6を1Mの濃度になるように溶解して非水電解液を調製した後、さらに実施例A−1の高純度tert−ペンチルベンゼンを非水電解液に対して3質量%となるように加えた。
LiCoO2(正極活物質)を90質量%、アセチレンブラック(導電剤)を5質量%、ポリフッ化ビニリデン(結着剤)を5質量%の割合で混合し、これに1−メチル−2−ピロリドンを加えてスラリー状にしてアルミ箔上に塗布した。その後、これを乾燥し、加圧成形して正極を調製した。格子面(002)の面間隔(d002)が0.335nmである黒鉛型結晶構造を有する人造黒鉛(負極活物質)を95質量%、ポリフッ化ビニリデン(結着剤)を5質量%の割合で混合し、これに1−メチル−2−ピロリドンを加えてスラリー状にして銅箔上に塗布した。その後、これを乾燥し、加圧成形して負極を調製した。そして、ポリエチレンからなる微多孔性フィルムのセパレータ(厚さ20μm)を用い、上記の非水電解液を注入後、電池封口前に露点−60℃の二酸化炭素を電池内に含有させて18650サイズの円筒電池(直径18mm、高さ65mm)を作製した。電池には、圧力開放口および内部電流遮断装置(PTC素子)を設けた。この時、正極の電極密度は、3.5g/cm3であり、負極の電極密度は1.6g/cm3であった。正極の電極層の厚さ(集電体片面当たり)は70μmであり、負極の電極層の厚さ(集電体片面当たり)は60μmであった。
この18650電池を用いて、サイクル試験するために、高温(45℃)下、2.2A(1C)の定電流で4.3Vまで充電した後、終止電圧4.3Vとして定電圧下に合計3時間充電した。次に2.2A(1C)の定電流下、終止電圧3.0Vまで放電し充放電を繰り返した。初期放電容量(mAh)は、実施例A−1の精tert−ペンチルベンゼンを添加せず、その代わりに比較例X−1の粗tert−ペンチルベンゼンを非水電解液に対して3質量%添加した1M LiPF6+EC/VC/MEC(容量比)=28/2/70を電解液として用いた場合(比較例Z−1)と比較して同等であった。100サイクル後の電池特性を測定したところ、初期放電容量を100%としたときの放電容量維持率は92.1%であった。また、100サイクル後のガス発生量は、比較例X−1を使用したときと比較して明らかに少ないことが分かった。18650電池の作製条件および電池特性を表2に示す。
実施例B−1〜実施例B−3の高純度tert−アルキルベンゼンを非水電解液に対して、3質量%使用したほかは実施例C−1と同様に円筒型電池を作製した。18650サイズの円筒型電池の材料条件および100サイクル後の放電容量維持率を表2に示す。
実施例A−1の高純度tert−アルキルベンゼンを非水電解液に対して、1質量%使用したほかは実施例C−1と同様に円筒型電池を作製した。18650サイズの円筒型電池の材料条件および100サイクル後の放電容量維持率を表2に示す。
EC:VC:MEC(容量比)=28:2:70の非水溶媒を調製し、これにLiPF6を0.95M、LiBF4を0.05Mの濃度になるように溶解して非水電解液を調製した後、さらに実施例A−1の高純度tert−ペンチルベンゼンを非水電解液に対して3重量%使用したほかは実施例C−1と同様に円筒型電池を作製した。18650サイズの円筒型電池の材料条件および100サイクル後の放電容量維持率を表2に示す。
正極活物質をLiCoO2からLiCo1/3Ni1/3Mn1/3O2に代え、実施例A−1および実施例B−2の高純度tert−アルキルベンゼンを非水電解液に対して、3重量%使用したほかは実施例C−1と同様に円筒型電池を作製した。18650サイズの円筒型電池の材料条件および100サイクル後の放電容量維持率を表3に示す。
比較例X−1の粗tert−ペンチルベンゼンを非水電解液に対して、3質量%使用したほかは実施例1と同様に円筒型電池を作製した。18650サイズの円筒型電池の材料条件および100サイクル後の放電容量維持率を表2に示す。
比較例Y−1〜比較例Y−3の粗tert−アルキルベンゼンを非水電解液に対して、3質量%使用したほかは実施例1と同様に円筒型電池を作製した。18650サイズの円筒型電池の材料条件および100サイクル後の放電容量維持率を表2に示す。
Claims (3)
- 非水溶媒に電解質が溶解されてなる非水電解液において、該非水電解液がtert−アルキルベンゼン化合物を0.1〜10質量%含有し、かつ炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物をtert−アルキルベンゼン化合物に対して0.5質量%以下であって、0.001質量%以下ではない量にて含有するリチウム二次電池用の非水電解液、ただし、上記のtert−アルキルベンゼン化合物と炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物との組合わせは、下記(1)乃至(9)の内のいずれかである:
(1)tert−アルキルベンゼン化合物がtert−ブチルベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が、sec−ブチルベンゼン及び/又はイソプロピルベンゼンである;
(2)tert−アルキルベンゼン化合物がtert−ペンチルベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が、イソプロピルベンゼン、1,2−ジメチルプロピルベンゼン、1,2−ジメチルインダン、1,3−ジメチルインダン、及び/又は1−メチルテトラヒドロナフタレンである;
(3)tert−アルキルベンゼン化合物が1,3−ジ−tert−ブチルベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が1−tert−ブチル−3−イソプロピルベンゼンである;
(4)tert−アルキルベンゼン化合物が1,4−ジ−tert−ブチルベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が1−tert−ブチル−4−イソプロピルベンゼンである;
(5)tert−アルキルベンゼン化合物が1−tert−ブチル−4−フルオロベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が、4−フルオロ−イソプロピルベンゼン及び/又は4−フルオロ−sec−ブチルベンゼンである;
(6)tert−アルキルベンゼン化合物が4−tert−ブチルビフェニルであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が4−sec−ブチルビフェニルである;
(7)tert−アルキルベンゼン化合物が1,3−ジ−tert−ペンチルベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が1−tert−ペンチル−3−イソプロピルベンゼンである;
(8)tert−アルキルベンゼン化合物が1,4−ジ−tert−ペンチルベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が1−tert−ペンチル−4−イソプロピルベンゼンである;
(9)tert−アルキルベンゼン化合物が1−tert−ブチル−4−tert−ペンチルベンゼンであって、炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物が1−tert−ブチル−4−イソプロピルベンゼンである。 - 上記のtert−アルキルベンゼン化合物と炭素原子数が1乃至4の炭化水素基が第3級炭素原子を介してベンゼン環に接続しているベンゼン化合物との組合わせは、上記(1)乃至(3)の内のいずれかである請求項1に記載の非水電解液。
- 正極、負極、および非水溶媒に電解質が溶解されている非水電解液からなるリチウム二次電池において、該非水電解液が、請求項1もしくは2に記載の非水電解液であることを特徴とするリチウム二次電池。
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