JP4691859B2 - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ Download PDF

Info

Publication number
JP4691859B2
JP4691859B2 JP2001281429A JP2001281429A JP4691859B2 JP 4691859 B2 JP4691859 B2 JP 4691859B2 JP 2001281429 A JP2001281429 A JP 2001281429A JP 2001281429 A JP2001281429 A JP 2001281429A JP 4691859 B2 JP4691859 B2 JP 4691859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
heating resistor
erasing
heating element
card reader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001281429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003089228A5 (ja
JP2003089228A (ja
Inventor
隆則 村中
賢一 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2001281429A priority Critical patent/JP4691859B2/ja
Publication of JP2003089228A publication Critical patent/JP2003089228A/ja
Publication of JP2003089228A5 publication Critical patent/JP2003089228A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4691859B2 publication Critical patent/JP4691859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱エネルギーにより可視像の記録と消去が繰り返しできる感熱記録媒体を処理する感熱記録装置に用いる発熱素子及びそれ用いたカードリーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、記録媒体に可視情報を記録して表示させる方法としては、インクジェット、感熱転写、レーザービームプリンタ等の様々な記録装置を用いて、紙等の記録媒体にインクやトナー等によって可視像を形成する方法や、感熱プリンターを用い、紙等の基材上に形成された感熱記録層を選択的に感熱発色させて可視像を形成する方法が知られている。
【0003】
また、このような記録方式では、無駄が多く、省資源・リサイクルの考えに逆行するため、最近では記録・消去を繰り返し行えるリライタブル記録媒体が用いられている。
【0004】
リライタブル記録媒体とは、紙や合成紙、或いは、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、生分解性材料等のプラスチック等の基材に、熱可逆性材料によるリライト層が形成されたものである。リライト層は、熱エネルギーにより可視像の記録と消去が繰り返し可能な熱可逆性材料で構成されている。このリライト層を構成する熱可逆性材料の例としては、樹脂母材である高分子マトリックス中に、高級脂肪酸等の有機低分子物質を分散させ、温度に依存して透明状態と白濁状態とが可逆的に変化する可逆的加熱記録材料や、ロイコ染料に代表される発色剤と顕色剤との組み合わせを用いた可逆的熱発色性組成物があげられる。
【0005】
そして、リライタブル記録媒体の用途としては、単なる記録紙として、或いは、電子黒板に用いる等様々であるが、磁気記録層を備えたカードにリライト層を形成し、磁気的な情報を磁気ヘッドを用いて記録・再生する機能と組み合わせて、商店街等のポイントカードシステム、健康診断管理システム、入退室管理システム等で広く利用されている。
【0006】
通常カードには、個人識別情報や残高、累積ポイント等の情報を記録・保持するため、磁気記録層、光記録層、或いはICメモリ等に代表されるメモリ部を有しており、これらのメモリ部に記録された情報は、専用のカードリーダで再生されるが、磁気記録層、光記録層、ICメモリーに記録された情報は不可視情報であるので、カードの持ち主がその記録情報を直接確認する事はできない。
【0007】
そこで、これら不可視の記録情報を可視的に表示すると共に、カード表面の表示領域の制約を受けることもなく、より多くの情報を表示するため、カードの磁気記録層、光記録層、ICメモリ等のメモリ部に記録・保持された個人識別情報や残高、累積ポイント等の不可視の記録情報を含め、その他に広告・宣伝文等、種々の情報を可視的に表示する方法として、カードの表示部を繰り返し印字・消去が可能な熱可逆性材料によるリライト層で構成したカード(リライトカード)が用いられている。
【0008】
そして、このようなリライトカードに対応し、画像形成手段としての印字ヘッドと、画像消去手段としての消去ヘッドとを備え、リライトカードの表示部に印字した情報を何度でも繰り返し書き換え可能なリライト機能を有するカードリーダも普及している。
【0009】
このようなカードリーダにおいて、リライトカードの表示部に印字された情報を消去する消去手段として、ヒートスタンプやヒートローラを用いることができるが、消去手段は常に最適な温度に維持しておく必要があり、熱容量を大きくしなければならないので、ヒートスタンプやヒートローラを用いる場合では、消去手段自体が大きくなり、装置全体も大きくなり、高価な装置になると言う問題がある。更に、消去手段の熱容量を大きくすると、電源投入時から消去可能な状態に達するまでに時間がかかるという欠点や、いつでも消去出来るように保温しておかなければならないために無駄な電力を必要とするという欠点があった。
【0010】
そこで、特開平9−174889号公報、特開平10−177626号公報や特開平11−138881号公報にて考案された構成の発熱素子が実用化されている。
【0011】
その発熱素子とは、セラミック基板の表面に発熱抵抗体を備え、発熱抵抗体にはこれを保護する保護層が形成され、更に、セラミック基板の裏面に発熱抵抗体と接続された電極を備えており、セラミック基板を保持する樹脂製の基材とから構成されるものである。そして、セラミック基板の裏面には発熱抵抗体の温度を測定するサーミスタが取り付けられ、セラミック基板の裏面に形成された電極には、発熱抵抗体に電流を供給するリード線が接続されている。また、セラミック基板を保持する樹脂製の基材は凹状の窪みを持ち、その窪み内でリード線とサーミスタが取り付けられており、この樹脂製の基材に開けられた穴からリード線を取り出す様に構成されている。
【0012】
このような発熱素子には、発熱抵抗体の温度を調整するために、電力供給を調整する手段として、トランジスタやFET(Field Effect Transistor)等を用いてON/OFFの制御をしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このような発熱素子において、トランジスタやFET等の制限素子が破壊した場合や、CPUの暴走などの異常が発生した場合に、発熱素子のON状態が維持され続け、発熱素子が異常発熱することにより、機器内部の破損や発熱素子自体の破壊等を引き起こさないように、回路保護素子を用いた対策がなされている。
【0014】
しかしながら、トランジスタやFET等の制限素子が破壊した場合や、CPUの暴走などによって、過電流が発生する場合には、過電流溶断型ヒューズを使う等して対応できるが、トランジスタやFET等の制限素子が破壊した場合や、CPUの暴走などにより発生する異常は、過電流の発生に限られるものではなく、発熱素子に対して電流を流し続けると言う異常が発生することがあり、この異常時には、発熱素子に供給され続ける電流値は、正常時の定格電流値と同じである。
【0015】
よって、トランジスタやFET等の破壊や、CPUの暴走時の対策には、過電流溶断型ヒューズだけでは十分と言えず、特に、発熱素子に対して正常動作時の定格電流値の電流を流し続けると言う異常に対しては、過電流溶断型ヒューズは全く効果がないと言う問題があった。
【0016】
また、特定温度以上になると溶断するいわゆる温度ヒューズを発熱素子に取り付けることも考えられるが、発熱素子はそもそも発熱体であり、正常動作時の温度と、異常動作時の温度を厳密に比較し、可溶温度を設定して最適な温度ヒューズを選定するのは困難である。更に、正常動作時の定格電流値の電流を流し続けると言う異常時においては、現象として正常動作時における発熱温度が継続されるだけであり、温度規定による保護機能では効果が期待できない。
【0017】
そこで、本発明は、保護機能を備えた発熱素子を用いたカードリーダを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、カードの搬送路と、カードを前記搬送路内で移動させる搬送手段と、前記搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに可視画像を形成する画像形成手段と、発熱抵抗体および前記発熱抵抗体に接続された復帰型ヒューズとを備えた発熱素子で構成され、カードに形成された可視画像を消去する画像消去手段とを備えたカードリーダであって、前記発熱素子は、表面に前記発熱抵抗体と、裏面に前記発熱抵抗体と接続された電極とを備えたセラミック基板を備え、前記発熱抵抗体に電流を供給するリード線が前記電極に接合され、前記セラミック基板の裏面に、前記発熱抵抗体の温度を測定するリードタイプのサーミスタと熱伝導性部材を設け、前記熱伝導性部材にL字型の金具を溶接にて取り付けて、その金具でサーミスタのリード部を挟み込むように曲げて保持することを特徴とするカードリーダである。
【0019】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、カードの搬送路と、カードを前記搬送路内で移動させる搬送手段と、前記搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに可視画像を形成する画像形成手段と、発熱抵抗体および前記発熱抵抗体に接続された復帰型ヒューズとを備えた発熱素子で構成され、カードに形成された可視画像を消去する画像消去手段とを備えたカードリーダであって、前記発熱素子は、表面に前記発熱抵抗体と、裏面に前記発熱抵抗体と接続された電極とを備えたセラミック基板を備え、前記発熱抵抗体に電流を供給するリード線が前記電極に接合され、前記セラミック基板の裏面に、前記発熱抵抗体の温度を測定するリードタイプのサーミスタと熱伝導性部材を設け、前記熱伝導性部材にL字型の金具を溶接にて取り付けて、その金具でサーミスタのリード部を挟み込むように曲げて保持することを特徴とするカードリーダであって、正常動作時に意図しない保護機能の作動もなく、異常時に確実に保護機能を作動させることができ、不具合が解消されれば、発熱素子自体は部品交換等も必要とせずそのまま使用することができる。また、高温状態での連続使用が可能であり、種々のリライトカードに対応が可能である。リード部を介してサーミスタに確実に熱を伝えることが可能であり、熱応答性が良好になる。さらに、接続部に半田材を使用しないので、半田材等の劣化や各材質の熱膨張係数の違いによるストレスを無くすことができる。
【0020】
請求項2に記載の発明は、前記発熱抵抗体に電流を供給するリード線は、金具をかしめて溶接にて前記電極に接合されたことを特徴とする請求項1に記載のカードリーダであって、接続部に半田材を使用しないので、半田材等の劣化や各材質の熱膨張係数の違いによるストレスを無くすことができる。
【0030】
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
【0031】
(実施の形態1)
まず、本発明の一実施の形態による発熱素子について説明する。
【0032】
図1は、本発明の一実施の形態による発熱素子の回路概略図である。
【0033】
図1において、1は発熱抵抗体、2はサーミスタ、3は復帰型ヒューズ、4はトランジスタを示し、100は発熱素子である。
【0034】
図1に示すように、発熱抵抗体1に電力を供給するトランジスタ4のコレクタと発熱抵抗体1間に復帰型ヒューズ3が接続されている。サーミスタ2は発熱抵抗体1の温度を測定し、CPUによって温度制御を行うためのものである。
【0035】
本発明に用いる復帰型ヒューズ3としては、例えば、市販されているBOURNS社製のマルチヒューズを用いることができる。
【0036】
ここで、この復帰型のヒューズの原理について簡単に説明すると、復帰型のヒューズは、導電性プラスチックの両面に電極が形成された構成であり、導電性プラスチックは、絶縁性の結晶性ポリマー内に、カーボンブラック等の導電性の充填材が分散されている。また、結晶性ポリマーの結晶境界内において導電性の充填材は高密度であるので、この充填剤の粒子を介して絶縁性の結晶性ポリマーに電流を流すことが可能である。この復帰型のヒューズは常温においての抵抗値は極小であるが、過剰な電流が復帰型のヒューズに与えられると、内部抵抗の熱により、導電性プラスチックの温度が上昇し、これが相転移温度を過ぎると結晶性ポリマーのマトリックスが非晶性構造に変化して膨張が生じ、充填剤の粒子間距離が大きくなり、導電性を失い抵抗値が上昇して、回路保護機能を発動する。更に、相転移が逆方向に行なわれると、ポリマーが再結晶する間、充填剤の粒子間距離も縮まり、導電性が得られ抵抗値は低下して回復する、と言うものである。
【0037】
更に、本発明においては、復帰型ヒューズ3に定格値以上の一定の電流を供給した状態で使用する。この状態で使用すれば、過電流による電流値の上昇だけでなく、一定の電流が供給される積算時間によっても、復帰型ヒューズ3の内部抵抗による自己発熱温度は上昇するので、復帰型ヒューズ3が導電性を失い抵抗値が上昇して回路保護機能を発動させることができる。
【0038】
よって、復帰型ヒューズ3に定格値以上の一定の電流を供給した状態で使用し、所定時間経過後に回路保護機能を発動させるものである。
【0039】
なお、復帰型ヒューズ3に定格値以上の一定の電流を供給する場合には、その電流値と復帰型ヒューズ3が導電性を失い抵抗値が上昇して回路保護機能を発動するまでの時間は実験的に設定することができるのは言うまでもない。
【0040】
更に、復帰型ヒューズ3に供給する定格値以上の電流値が過度に大きすぎると、直ちに復帰型ヒューズ3の回路保護機能が働くので、復帰型ヒューズ3に供給する定格値以上の電流値は、復帰型ヒューズ3が直ちに回路保護機能が働く電流値よりも低くする必要がある。
【0041】
また、本発明における復帰型ヒューズ3の定格値とは、特定値の通常動作電流を流したときに、復帰型ヒューズ3の抵抗値が障害とならないように、その特定値の通常動作電流に対応して、その復帰型ヒューズ3で設定されている電流値である。よって、この定格値を超えると復帰型ヒューズ3の自己発熱温度は上昇して導電性を失い抵抗値が大きくなる。しかし、自己発熱温度が上昇を開始し、抵抗値は徐々に大きくなっていくものの、電流がほとんど流れなくなる抵抗値、即ち、回路保護機能を働かせる抵抗値になるまでは時間がかかる。よって、所定時間経過後に回路保護機能を働かせることが可能となる。
【0042】
更に、復帰型ヒューズ3に供給される定格値以上の一定の電流は、発熱抵抗体1に供給される電流値に等しく、逆に言えば、この電流値よりも定格値が低い復帰型ヒューズ3を選定する必要がある。
【0043】
このように構成された発熱素子100の動作を説明すると、正常動作時において、CPU等の制御信号がトランジスタに入力され、発熱抵抗体1に電力が供給され発熱素子は発熱する。これによって、発熱素子100を備えた感熱記録装置は、感熱記録媒体への記録を行うことができる。なお、このとき、復帰型ヒューズ3には定格値以上の一定の電流が供給されている。
【0044】
そして、トランジスタやFET等の破壊やCPUの暴走等によって、発熱素子の発熱抵抗体1に電流を流し続ける異常が発生した場合には、復帰型ヒューズ3は、一定時間経過後、導電性を失い抵抗値が上昇して回路保護機能を発動し、発熱抵抗体1には電流がほとんど供給されなくなる。
【0045】
更に、その後、トランジスタやFET等の破壊やCPUの暴走等の不具合が解消されれば、復帰型ヒューズ3の回復によって、発熱素子100自体はそのまま使用することができる。
【0046】
以上のように構成することによって、発熱素子100は、正常動作時に意図しないヒューズの作動もなく、異常時に確実に保護機能を作動させることができる。加えて、不具合が解消されれば、発熱素子100自体は部品交換等も必要とせずそのまま使用することができる。
【0047】
次に、本発明の一実施の形態による発熱素子の形態について説明する。
【0048】
図2は、本発明の一実施の形態による発熱素子の概要を示す図である。なお、図2(a)は発熱素子の概略断面図であり、図2(b)は発熱素子の部分側面図である。
【0049】
図2において、5はセラミック基板、6は保護層、7は電極、8,9はリード線である。また、10,11はリード部、12〜15は保持部材、16は熱伝導性部材であり、17は半田材、18は筐体である。なお、図2において図1で説明したものと同様なものには同じ符号を付しており、1は発熱抵抗体であり、2はサーミスタで、リードタイプである。
【0050】
また、発熱素子100においては、図2(a)の下側がリライタブル記録媒体等の感熱記録媒体に接する面であり、以下、これを表面と言い、その逆側の面である図2(a)の上側を裏面と言う。
【0051】
図2(a)に示すように、発熱素子100は、直方体形状のセラミック基板5の表面に、発熱体となる発熱抵抗体1を備え、発熱抵抗体1は保護層6で保護されている。
【0052】
そして、この発熱抵抗体1は電極7と接続されており、電極7は、セラミック基板5の側面を経由して裏面で取り出される構成となっている。
【0053】
また、リード線8,9は、その先端が保持部材12,13に接続されており、保持部材12,13は電極7に溶接されて、それぞれ接合されている。また、リード線8,9は保持部材12,13をかしめることによって接続されている。保持部材12,13は金具を用いることができる。なお、リード線8,9は、発熱抵抗体1への発熱エネルギー印加用である。
【0054】
また、サーミスタ2のリード部10,11は、保持部材14,15に接合されている。更に、この保持部材14,15は熱伝導性部材16に溶接されて、それぞれ接合されている。
【0055】
このように、リード線8,9、リード部10,11は電極7、熱伝導性部材16との接続部に半田材を使用しないので、半田材等の劣化や各材質の熱膨張係数の違いによるストレスを無くすことができる。
【0056】
なお、熱伝導性部材16は、セラミック基板5から効率良く熱をサーミスタに伝える機能を有するものであり、熱伝導性部材16からリード部10,11を介してサーミスタ2に確実に熱を伝えることが可能であり、熱応答性が良好になる。熱伝導性部材16としては、セラミック基板5への密着が良好で、熱伝導性が良い事が好ましく、例えば銅等の金属が好ましい。
【0057】
なお、サーミスタ2はリードタイプでなく、チップサーミスタを用いることもできる。この場合には熱伝導性部材16を電極として、これにチップサーミスタを半田接合し、チップサーミスタ用のリード線を引き出せばよい。
【0058】
また、保持部材12〜15は、図2(b)に示すようなL字型の金具を用いることができる。そして、L字型の金具でリード線8,9やリード部10,11を挟み込むように曲げて保持するものである。更に、必要に応じて、金具で挟み込んだ空隙を半田材17で固定・充填してもよい。但し、ここで用いる半田は充填材として使うので、劣化をしても問題はない。
【0059】
また、発熱素子100には、図2(a)の点線でその輪郭のみを示す筐体18が接着されている。筐体18は樹脂製であり、内部に空間を有し一方が開口した直方体形状で、開口部の外周が前記発熱体素子100の裏面の外周部に接着されている。また、図2(a)に示すように、内部の空間にリード線8,9、リード部10,11を収納し、発熱素子100との接続側と反対側に貫通孔を備え、その貫通孔からリード線8,9、リード部10,11を引き出す構成となっている。
【0060】
そして、リード線8,9、リード部10,11は、図1で示した回路に接続され、復帰型ヒューズ3の働きによって、正常動作時に意図しないヒューズの作動もなく、異常時においても確実に保護機能を作動させることができる。
【0061】
以上説明した本発明の一実施の形態による発熱素子は、感熱記録媒体として、リライタブル記録媒体を用いる場合で、特に、リライトカードに対応する感熱記録装置としてのカードリーダにおいて、リライトカードの表示部に印字された情報を消去する消去手段に好適に用いることができる。
【0062】
カードリーダの消去手段がリライトカードの表示部に印字された情報を消去する場合は、印字された部分の画素に対応させ、その部分だけを加熱して消去する方法と、印字部分を含む表示部の略全面を加熱して消去する方法がある。
【0063】
そして、印字された部分の画素に対応する部分だけを加熱して画素単位で消去するよりも、印字部分を含む表示部の略全面を加熱して消去する方が、位置合わせ精度の観点からは明らかに効率がよい。更に、リライトカードのリライト層は熱によって可逆的であるが、印字・消去の繰り返しがかなりの回数に及ぶと劣化する事もあり、印字・消去頻度の高い領域と低い領域では、両者が共に消去状態にあっても若干のコントラスト差を生じてしまうこともある。そこで、印字部分を含む表示部の略全面を加熱して消去することによって、印字・消去の繰り返しが特定部分のみ成されることを回避し、表示部の全領域においてリライト層の材料特性を均一化することもできる。
【0064】
そこで、印字部分を含む表示部の略全面を加熱して消去するようなカードリーダの消去手段に用いられる発熱素子では、画素単位で発熱させる場合に比べて発熱領域も大きくなる。更に、消去時の処理時間を短くするためには、発熱素子の発熱温度も高いことが求められるため、発熱素子への通電時間も長くなり、発熱温度自体も比較的高い。よって、トランジスタやFET等の破壊やCPUの暴走等による異常時においても、カードリーダ内部の破損や発熱素子自体の破壊等を引き起こさないように、より確実な対策をとることが好ましい。そこで、リライトカードを処理するカードリーダの消去手段に本発明の一実施の形態による発熱素子を用いれば、仮に異常な状態が発生したとしても、復帰型ヒューズ3によって、より確実に保護機能を作動させることができるので好ましい。
【0065】
更に、図2で説明したように、本発明の一実施の形態による発熱素子の形態として、リード線8,9、リード部10,11は電極7、熱伝導性部材16との接続部に半田材を使用せず、半田材等の劣化や各材質の熱膨張係数の違いによるストレスを無くすことができるので、発熱素子を高温で使うことが可能になる。よって、カードリーダにおいて、消去手段の温度を上げることができ、リライトカードの処理時間を短くすることができる。その結果、カードリーダの高速化や、高温での印字・消去が必要とされるロイコ染料入りのリライトカードへの対応等の展開も容易になる。
【0066】
なお、本発明の一実施の形態による発熱素子は、リライトカード以外のリライタブル記録媒体に感熱記録を行う感熱記録装置に用いることもでき、例えば、記録紙への記録を行う感熱プリンターや電子黒板等があげられる。更に、リライタブル記録媒体に限らず、種々の感熱記録媒体への感熱記録を行う感熱記録装置に用いることもできる。また、発熱抵抗体を画素毎に区切って駆動するいわゆるサーマルヘッドとして用いて、様々な画像形成を行うこともできる。
【0067】
(実施の形態2)
次に、本発明の一実施の形態による発熱素子を用いたカードリーダについて説明する。
【0068】
ここで、図3は本発明の一実施の形態によるカードリーダを示す模式側断面図であり、以下図3を用いて説明する。
【0069】
図3において、20はカードであり、21はカード20が挿入される挿入口、22はカード20が搬送される搬送路、23はカード20を搬送する搬送ローラである。24はデータ記録再生手段としての磁気ヘッド、25は磁気ヘッド24に対してカード20を押圧する磁気ヘッド押圧ローラである。また、26は画像形成手段としての印字ヘッド、27は画像消去手段としての消去ヘッドであり、28,29はそれぞれ印字ヘッド26、消去ヘッド27に対向するプラテンローラである。更に、30は発光素子、31は受光素子であり、カード位置検出手段を構成している。
【0070】
まず、カードリーダの装置構成を簡単に説明する。
【0071】
カード20には、熱可逆性材料等を設けたリライトカードが用いられ、磁気記録層も有している。上述したようにリライトカードは、例えば所定の温度以上に加熱することで、可視的な像などを形成し(印字)、所定の温度範囲内にカードの温度を所定時間加熱することで、その形成された像などを不可視にすること(消去)が可能な熱可逆性材料によるリライト層を有した構成となっている。なお、カード20は、図3中上側にリライト層を、図3中下側に磁気記録層をそれぞれ有している。
【0072】
また、カード20は挿入口21から挿入され、挿入口21の近傍に設けられたカード位置検出手段としての発光素子30及び受光素子31によって、カード20が挿入された事が検出される。
【0073】
そして、カード20は、搬送路22を複数の搬送ローラ23により搬送される。搬送ローラ23はローラ対を構成し、カード20を挟み込んでカード20を引き込み、送り出す動作を行うものであり、ローラ対の内、一方のローラが駆動し、他方のローラが連れ回るように構成されている。
【0074】
また、磁気ヘッド24は、カード20に磁気的な情報を記録か又は再生する動作の少なくとも一方の動作を行う。この時、カード20は、磁気ヘッド24及びこれに対向する磁気ヘッド押圧ローラ25によって挟み込まれ、カード20は一定速度で搬送され、カード20の磁気記録層に磁気情報の記録及び/又は再生がなされる。
【0075】
印字ヘッド26は、カード20に設けられたリライト層を加熱して、可視的な画像を形成する。印字ヘッド26は、発熱抵抗体素子が一画素を形成し、この発熱抵抗体素子群よりなる、いわゆるサーマルヘッドが用いられる。
【0076】
また、消去ヘッド27は、加熱によって、カード20に設けられたリライト層に形成された画像を消去するものであり、実施の形態1で説明した本発明の一実施の形態による発熱素子100を用いる。
【0077】
また、プラテンローラ28,29は、印字ヘッド26、消去ヘッド27に対向し、カード20を挟み込み、カード20を搬送しながら、印字・消去が行われる。
【0078】
なお、本実施の形態では、カード位置検出手段として、例えば、発光素子30及び受光素子31を挿入口21近傍に設けているが、必要に応じて、その他のカード位置検出手段が搬送路22内に適宜配置されていてもよいのは言うまでもない。
【0079】
また、カードリーダの装置構成において、印字ヘッド26、消去ヘッド27を搬送路22に対して、ソレノイド等の駆動装置によって出没自在とすることによって、カード20に印字、消去を行う場合のみカード20と接触し、磁気ヘッド24による読み取りや記録時に、カード20の搬送を阻害することがなく、更に、ソレノイド等の駆動装置によって、印字ヘッド26、消去ヘッド27をカード20に対して押圧し圧着できるので、確実な印字、消去を行うことができる。
【0080】
更に、本実施の形態では、磁気ストライプ等の磁気記録層を有するカード20を使用し、カード20からデータを読み出すかカード20にデータを記録する少なくとも一つの動作を行うデータ記録再生部として、磁気ヘッド24を用いたが、他のデータ記録再生部としては、磁気ヘッド24以外に光学的にデータを記録か再生の少なくとも一方を行う光学ヘッドを用いても良く、その場合には、カード20には光記録層、光ストライプやバーコード等が設けられる。
【0081】
また、カード20が内部にICを搭載し、カード20の表面にICと接続された電極を有した、いわゆる接触式のICカードを用いる場合は、カードリーダにICリードユニットを設ければ良い。なお、カード20が内部にICと無線でデータの授受を行うことができるアンテナ(コイルやコンデンサ)を有したいわゆる非接触ICカードの場合には、カードリーダのICリードユニットは、コイル状のアンテナや容量を発生させる部材を設けた構成となる。
【0082】
更に、図示はしていないが、カードリーダに、テンキーやファンクションキー、液晶表示部等の操作パネルを設け、カードリーダへの処理入力を行うことができるのは言うまでもない。
【0083】
以上のように、カードリーダの装置構成を説明したが、次に、このカードリーダの印字・消去の処理手順を説明する。
【0084】
まず、挿入口21からカード20が挿入されると、制御部(図示せず)は、挿入口21の近傍に配置された発光素子30と受光素子31との組み合わせからなるカード位置検出手段により、カード20が挿入されたことを検知し、カード20を搬送ローラ23で、カードリーダの後端部側(図3中右側方向であり、以下、後端部側と言う)へ搬送する。
【0085】
そして、カード20が磁気ヘッド24の上を通過すると、カード20の磁気記録層に記録された磁気データが磁気ヘッド24で読み取られる。
【0086】
そして、読み取った磁気データに応じた次の処理をカードリーダに設けられたディスプレイ部(図示せず)に表示する。この時、カードリーダはキー入力待ち状態にある。そして、操作員は、そのディスプレイ部の表示に従い、カードリーダに設けられたキーパッド(図示せず)から新たなデータを入力する。
【0087】
データの入力が正常に完了すると、カード20を逆転搬送してカードリーダの挿入口21側(図3中左側方向であり、以下挿入口側と言う)に移動し、磁気ヘッド24上を通過させ、更新された新たな磁気データを書き込む。更に、カード20を逆転搬送して後端部側に移動し、再度磁気ヘッド24上を通過させ、その時にカード20に記録したデータを読み取り、データの記録ミスが無いかどうかチェックする。
【0088】
そして、カード20は消去ヘッド27よりも後端部側の位置まで搬送される。また、消去ヘッド27を加熱している間、消去ヘッド27に取り付けられたサーミスタ2(図2参照)によって、消去ヘッド27の温度が計測され、設定消去温度が維持されている。更に、カード20を挿入口側の方向へ移動させ、消去ヘッド27にてカード20のリライト層に既に印字されている画像を消去すると共に、カード20のリライト層に所定の画像等を印字ヘッド26にて印字する。
【0089】
以上の一連の処理が終了した後、カード20をカードリーダ装置外へ排出する。
【0090】
このように、カードリーダにおいて、カード20の表示部(リライト層)に形成された画像は、消去ヘッド27によって消去される。
【0091】
そして、消去ヘッド27は、上述したように、本発明の一実施の形態による発熱素子が用いられる。
【0092】
ここで、図4は本発明の一実施の形態による発熱素子に加えられる電力ONの割合と表面温度の変化を示すグラフである。
【0093】
消去ヘッド27に供給される電流は一定の電流値であり、また、その供給は、電流値と時間の関係でみた場合には矩形波状となる。特定単位時間当たりの電流供給時間が占める割合をここではデューティと定義する。例えば、デューティが100%とは、一定値の電流が連続して供給されていることを示し、デューティが50%であれば、特定単位時間当たりの一定値の電流の供給時間と電流値0の時間の比が1:1である。図4においてAは消去ヘッド27に加えられるデューティの変化を示している。なお、Bは消去ヘッド27の表面温度の変化であり、表面温度は図2で示したサーミスタ2によって測定される。
【0094】
そして、挿入口21からカード20が挿入され後端部側に搬送されると、初期加熱モードとして、100%のデューティで消去ヘッド27を加熱し、設定温度に到達するとデューティを下げて待機モードにする。ここで、消去ヘッド27がカード20のリライト層に印字されている画像を消去する場合、消去ヘッド27とカード20の表面は互いに接触するので、消去ヘッド27の熱はカード20に奪われて表面温度が低下する。そこで、消去開始時には、待機モードからデューティを上げて消去モードとする。なお、各モードにおけるデューティは実験的に求めることは言うまでもないが、予め待機デューティや消去デューティを消去設定温度毎に設定しておき、これを適宜選択することが望ましい。
【0095】
また、実施の形態2のカードリーダでは、消去ヘッド27に実施の形態1で説明した発熱素子100を用いるものである。そこで、実施の形態1で説明した復帰型ヒューズ3を用いて消去ヘッド27の保護を行なうが、保護が働くまでの時間の設定をする必要がある。
【0096】
そして、カードリーダの処理上、消去ヘッド27に対しては連続通電するような期間が発生する。例えば、その時の時間が常温で約1〜2秒(低温では、5秒程度)程度であるとすると、その間に保護動作が作動してはならない。なお、ここで言う常温(低温)とは雰囲気温度のことである。そして、消去ヘッド27の発熱部分が高温になって、消去ヘッド27に対向するプラテンローラ29が熱によるダメージを受けたり、消去ヘッド27が破壊する等の不具合を発生しないように、保護動作の作動までの時間を設定する。
【0097】
保護動作迄の最適な作動時間を求めた結果、約10〜15秒であったとすると、この時間を目安に復帰型ヒューズ3を選定して、通常動作時に意図しない保護動作が働くこと無く、異常連続通電時には、10〜15秒程度で保護動作を働かせることが可能となる。
【0098】
以上のように本発明の実施の形態2によるカードリーダは、トランジスタやFET等の破壊やCPUの暴走等の異常時にも、確実に保護機能を作動させることができる。更に、その後、トランジスタやFET等の破壊やCPUの暴走等の不具合が解消されれば、復帰型ヒューズ3の回復によって、消去ヘッド27はそのまま使用することができるので、部品交換も不要となる。
【0099】
なお、本発明の実施の形態2によるカードリーダに使用するカード20としては、磁気ストライプ以外にもメモリ部として、その他磁気記録層、光記録層、ICメモリ等を有していてもよい。また、カードの基材を構成する材料や、磁気ストライプ、ICチップ等のメモリ部の位置、カードの大きさや厚み等も限定されるものではなく、カード基材を構成する材料は、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化酢酸ビニル(PVCA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネイト(PC)、生分解性材料等のプラスチックや紙、合成紙等の種々の材料を用いることができ、0.20〜0.28mm程度の薄手のPETを基材とするもの、0.28mm厚の塩化ビニルシート2枚を積層し、この表裏に0.1mm厚の塩化ビニルシートを貼合わせ、0.76mm±0.08mm厚としたものも使用可能である。またカードには、口座番号、有効期限や所有者氏名が、カード基材を物理的に隆起させて形成される、いわゆるエンボス加工も施されたものであってもよい。カードの用途も、テレホンカード、乗車券等のプリペイドカード、定期券、回数券、ポイントカード、更に、銀行カード、キャッシュカード、クレジットカード、運転免許証等のIDカード、会員カード、身分証明書等、特に限定されない。
【0100】
なお、本発明において、カードリーダとは、カードから情報を読み取ったり(リード)、或いは、カードに対して情報を記録したり(ライト)、或いは、カードに表示する情報を書き換えたりする機能を有する装置である。
【0101】
【発明の効果】
本発明は、保護機能を備えた発熱素子を用いたカードリーダを提供することができる。さらに、熱伝導性部材にL字型の金具を溶接にて取り付けて、その金具でサーミスタのリード部を挟み込むように曲げて保持することで接続部に半田材を使用しないので、半田材等の劣化や各材質の熱膨張係数の違いによるストレスを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による発熱素子の回路概略図
【図2】本発明の一実施の形態による発熱素子の概要を示す図
【図3】本発明の一実施の形態によるカードリーダを示す模式側断面図
【図4】本発明の一実施の形態による発熱素子に加えられる電力ONの割合と表面温度の変化を示すグラフ
【符号の説明】
1 発熱抵抗体
2 サーミスタ
3 復帰型ヒューズ
4 トランジスタ
5 セラミック基板
6 保護層
7 電極
8,9 リード線
10,11 リード部
12〜15 保持部材
16 熱伝導性部材
17 半田材
18 筐体
20 カード
21 挿入口
22 搬送路
23 搬送ローラ
24 磁気ヘッド
25 磁気ヘッド押圧ローラ
26 印字ヘッド
27 消去ヘッド
28,29 プラテンローラ
30 発光素子
31 受光素子

Claims (2)

  1. カードの搬送路と、カードを前記搬送路内で移動させる搬送手段と、前記搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに可視画像を形成する画像形成手段と、発熱抵抗体および前記発熱抵抗体に接続された復帰型ヒューズとを備えた発熱素子で構成され、カードに形成された可視画像を消去する画像消去手段とを備えたカードリーダであって、
    前記発熱素子は、表面に前記発熱抵抗体と、裏面に前記発熱抵抗体と接続された電極とを備えたセラミック基板を備え、
    前記発熱抵抗体に電流を供給するリード線が前記電極に接合され、
    前記セラミック基板の裏面に、前記発熱抵抗体の温度を測定するリードタイプのサーミスタと熱伝導性部材を設け、
    前記熱伝導性部材にL字型の金具を溶接にて取り付けて、その金具でサーミスタのリード部を挟み込むように曲げて保持することを特徴とするカードリーダ。
  2. 前記発熱抵抗体に電流を供給するリード線は、金具をかしめて溶接にて前記電極に接合されたことを特徴とする請求項1に記載のカードリーダ。
JP2001281429A 2001-09-17 2001-09-17 カードリーダ Expired - Fee Related JP4691859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001281429A JP4691859B2 (ja) 2001-09-17 2001-09-17 カードリーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001281429A JP4691859B2 (ja) 2001-09-17 2001-09-17 カードリーダ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003089228A JP2003089228A (ja) 2003-03-25
JP2003089228A5 JP2003089228A5 (ja) 2008-10-30
JP4691859B2 true JP4691859B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=19105257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001281429A Expired - Fee Related JP4691859B2 (ja) 2001-09-17 2001-09-17 カードリーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4691859B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108738U (ja) * 1982-01-16 1983-07-25 ソニー株式会社 電池充電回路
JP2000041330A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Sony Corp 過電流保護回路を備えた電源回路
JP2002203667A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱素子及びそれを用いたカードリーダ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108738U (ja) * 1982-01-16 1983-07-25 ソニー株式会社 電池充電回路
JP2000041330A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Sony Corp 過電流保護回路を備えた電源回路
JP2002203667A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱素子及びそれを用いたカードリーダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003089228A (ja) 2003-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04107190A (ja) 書換可能な可視情報記録カード及び書込装置
US6011570A (en) Rewritable medium recording apparatus
US20050200884A1 (en) Image forming apparatus
JP4691859B2 (ja) カードリーダ
JP3476830B2 (ja) 印刷可能なカード状のデータ記憶媒体の読み取り及び像付加装置
US5896159A (en) Temperature controlling method and apparatus for a thermal printhead
JP2009073068A (ja) カードリーダ装置
JP4151283B2 (ja) カードリーダ
JP4714984B2 (ja) カードリーダ
JP4631166B2 (ja) 発熱素子及びそれを用いたカードリーダ
JP2004306305A (ja) カードリーダ
JP2004098539A (ja) 非接触型icタグ付可逆的感熱記録媒体、非接触型icタグ付可逆的感熱記録媒体用の記録消去装置及び非接触型icタグ付可逆的感熱記録媒体用のリライタブル記録装置
JP3917262B2 (ja) 無線情報記憶媒体の発行処理方法および発行処理装置
JP2004310180A (ja) カードリーダ
JP2789646B2 (ja) 熱応答表示書換装置
JP2001130037A (ja) 画像記録装置
JPH054446A (ja) 記録装置
JPH07304193A (ja) リライタブルカードリーダライタ装置及びそのカード搬送方法
JP3065718B2 (ja) 記録装置
JP4765164B2 (ja) カードリーダ
JP2005053137A (ja) カードリーダの印字・消去ヘッド
JPH05330200A (ja) 熱可逆性記録媒体の可視記録方法
JP2002001998A (ja) サーマルリライト装置
JP2000218844A (ja) サーマルヘッドの温度制御方法およびサーマル処理装置
JP2001105637A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080912

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20081015

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4691859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees