JP4691748B2 - 放射線撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、透過放射線検出用としてアレイ型放射線検出器を備え、医療用のX線透視撮影装置や産業用のX線非破壊検査装置などに用いられる放射線撮像装置に係り、特にアレイ型放射線検出器から出力される(放射線)検出信号の強度のバラツキを補正するための補正用データを更新するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、医療用や産業用のX線撮像装置においては、図8に示すようなフラットパネル型X線センサ(以下、適宜「パネル型X線センサ」と略記)51が、透過X線検出用のアレイ型検出器として非常に注目されている( 例えば、文献W.Zhao,et al.,”A flat panel detector for digital radiology using active matrixreadout of amorphous selenium,”Proc.SPIE Vol.2708,pp.523-531,1996 参照) 。このパネル型X線センサ51は、アモルファスSe膜のようなX線感応膜を有するX線検出素子51aが検出面にXYマトリックス状に多数個配列された構成となっていて、軽量・薄型で大面積化適性もある2次元アレイ型X線検出器である。
【0003】
しかしながら、図8のパネル型X線センサ51には、検出面の場所的な特性むらに起因するX検出信号の強度のバラツキ(強度むら)が一般的には存在する。つまりオフセット(X線非照射時の検出信号の強度)や感度(同一線量のX線照射時の検出信号の強度)が各X線検出素子51aで同じではなく、往々にして異なる。したがって、検出された信号そのままに画像を構成すると、X線画像に顕著なアーティファクト(偽像)が出現することになる。
【0004】
そこでパネル型X線センサ51の検出信号の強度むらを補正するための補正用データを各X線検出素子51a毎に予め求めて記憶しておき、X線撮影中、撮影対象である被検体へのX線照射に伴ってパネル型X線センサ51から出力される検出信号に対して補正用データに基づき信号強度のバラツキを補正する演算処理を行ってアーティファクトの出現を阻止するようにしている。
【0005】
また、パネル型X線センサ51の検出信号の強度むらは時間の経過に伴って変化する(経時的に変動する)ので、ある程度時間が経過したら新規の補正用データを求め直して記憶済の補正用データを更新している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のフラットパネル型X線センサ51の場合、補正用データの更新の前後でX線画像の画質が大きく変化する、つまり画質に経時的な不連続性を生じるという問題がある。パネル型X線センサ51の検出信号の強度むらの経時的変動は割合に大きいので、補正用データの更新の前後で補正量に相当な差が生じ、この補正量の差によって、補正用データの更新前後の両X線画像の画質がかなり異なってくるからである。
【0007】
もちろん、補正用データの更新を短い時間間隔で頻繁に行えば、補正用データの更新前後の両X線画像の画質の差は縮められる。しかし、普通、補正用データは、複数回のデータ収集で得たデータを平均化したものであるので、補正用データの更新を頻繁に行うと補正用データの更新に時間がかかり過ぎて実用的ではない。
【0008】
補正用データを1回のデータ収集で得たものにすれば、補正用データの更新に時間はかからないが、補正用データが正確ではないので、検出信号の強度むらを十分に抑えられず、やはり補正用データの更新は適切なかたちで行えないことになる。
【0009】
この発明は、上記の事情に鑑み、アレイ型放射線検出器から出力される検出信号の強度のバラツキを補正するための補正用データの更新を、撮影画像の画質の連続性を損なわず、しかも適切なかたちで行うことができる放射線撮像装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の放射線撮像装置は、被検体に放射線を照射する放射線照射手段と、放射線検出素子が検出面に複数個配列されている透過放射線検出用のアレイ型放射線検出器と、アレイ型放射線検出器の検出面の場所的な特性むらに起因する検出信号の強度のバラツキを補正するための補正用データを各放射線検出素子とそれぞれ対応させて記憶する補正用データ記憶手段と、補正用データ記憶手段に記憶された補正用データに基づき被検体への放射線照射に伴ってアレイ型放射線検出器から出力される各放射線検出信号に信号強度のバラツキを補正する演算処理を施す補正演算処理手段を備えている放射線撮像装置において、放射線撮影の後にアレイ型放射線検出器から更新用の新収集補正用データとしての検出信号を収集するとともに、補正用データ記憶手段から放射線撮影の前に取得された記憶済補正用データを読み出し、新収集補正用データの方を記憶済補正用データより重みが軽くなるように両データに重み付け演算を行い新規補正用データとして記憶済補正用データを更新する補正用データ更新手段を備えていることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項2に記載の放射線撮像装置は、請求項1に記載の放射線撮像装置において、補正用データがオフセット補正用データおよび感度補正用データからなり、補正用データ記憶手段へ最初に記憶させる初期補正用データはアレイ型放射線検出器に対する複数回のデータ収集で得られた検出信号を平均化したデータとし、新収集補正用データはアレイ型放射線検出器に対する1回のデータ収集で得られた検出信号とするよう構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
〔作用〕
次に、この発明に係る放射線撮像装置における作用を説明する。
請求項1の発明の放射線撮像装置では、先ずアレイ型放射線検出器の検出面の場所的な特性むらに起因する検出信号の強度むらを補正するための補正用データを各放射線検出素子毎に求めて各放射線検出素子とそれぞれ対応させて予め補正用データ記憶手段に記憶しておく。そして、放射線撮像装置により撮影が行われている間は、補正演算処理手段によって、補正用データ記憶手段に記憶された補正用データに基づき被検体への放射線照射に伴ってアレイ型放射線検出器から出力される各放射線検出信号に信号強度のバラツキを補正する演算処理が施される結果、アーティファクトの原因となるような検出信号の強度むらが除かれる。
【0013】
そして、放射線撮像装置において補正用データの更新が行われる場合、補正用データ更新手段によって、適時、アレイ型放射線検出器から更新用の新収集補正用データとしての検出信号が収集されるとともに、補正用データ記憶手段から記憶済補正用データが読み出され、新収集補正用データの方が記憶済補正用データより重みが軽くなるように両データは重み付けされてから演算された後、補正用データ記憶手段に新規補正用データとして記憶済補正用データに代えて記憶される。
【0014】
新収集補正用データは更新時点での検出面の状況を実際に示すデータであり、記憶済補正用データとは相当な強度差がある可能性もある。しかし、たとえ新収集補正用データと記憶済補正用データの間に相当な強度差が付いていたとしても、新収集補正用データは記憶済補正用データより重み付けが軽くて新規補正用データにおける影響度が低く、新規補正用データが記憶済補正用データから急激に大きく変化することはないので、補正用データの更新前後の両撮影画像の画質に大きな差が付くことはない。
【0015】
また、新収集補正用データに含まれる誤差についても重み付けは軽くて、新収集補正用データに含まれる誤差の新規補正用データに対する影響度は低いので、1回の補正用データの更新で何回もデータ収集を繰り返して多量のデータを平均化する必要もないので、新収集補正用データの収集は短時間で行える。
【0016】
さらに、新収集補正用データの重み付けが軽いことから、1回当たりのデータ更新によるデータ修正効果は少ないが、補正用データの更新の時間間隔を短くして更新頻度を多くすれば、十分なデータ修正効果が得られる。もちろん、更新頻度が多くなっても、新収集補正用データ収集が短時間で済ませられるので、補正用データの更新に時間が長くかかり過ぎるようなこともない。
【0017】
請求項2に記載の放射線撮像装置の場合、オフセット補正用データおよび感度補正用データに基づいて放射線検出信号はオフセットむら及び感度むらの両方が補正される。また、補正用データ記憶手段へ最初に記憶させる初期補正用データは、アレイ型放射線検出器に対する複数回のデータ収集で得られた検出信号を平均化したものであるので、正確である。それに、新収集補正用データはアレイ型放射線検出器に対する1回のデータ収集で得られた検出信号であるので、データ収集が非常に短時間で行える。
【0018】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1は実施例に係るX線撮像装置の全体構成を示すブロック図、図2は実施例のX線撮像装置の撮像系の構成を示す模式図、図3は透過X線検出用のフラットパネル型X線センサの検出面を示す概略平面図である。
【0019】
実施例のX線撮像装置は、図1に示すように、被検体MにX線を照射するX線管1と、透過X線検出用のフラットパネル型X線センサ(2次元アレイ型X線検出器)2とが、天板3の上に載置された被検体Mを間にして対向配置されている。また、フラットパネル型X線センサ2の後段の制御系側において、被検体MへのX線照射に伴ってフラットパネル型X線センサ2から出力される検出信号に基づいて信号処理が行われ、被検体MのX線画像が得られるように構成されている。以下、実施例装置の各部の構成を具体的に説明する。
【0020】
X線照射用のX線管1に関しては、高電圧発生器5などを含む照射制御部4のコントロールにより、管電圧・管電流等の設定照射条件に従ってX線管1がX線を患者Mに照射するよう構成されている。
【0021】
透過X線検出用のフラットパネル型X線センサ2は、図3に示すように、極めて多数のX線検出素子2aが検出面にXYマトリックス(1024×1024)式に配列されており、読み出し制御部6のコントロールにより、X線照射に伴って各X線検出素子2aに蓄積された電荷信号が順に読み出された後、増幅・A/D変換を経てX線画像作成用の検出信号として制御系側へ出力される構成となっている。
【0022】
被検体載置用の天板3に関しては、天板駆動部7のコントロールにより、被検体Mを乗せたままX(横)・Y(縦=被検体Mの体軸方向)・Z(上下)の各方向に必要距離だけ天板3が移動するよう構成されている。
【0023】
なお、照射制御部4、読み出し制御部6、および、天板駆動部7によるコントロールは、操作卓8からの入力操作等や撮影進行状況に応じて撮影制御部9から適宜に送出される指令信号に従って行われる構成となっている。
【0024】
一方、実施例のX線撮像装置は、X線照射に伴ってフラットパネル型X線センサ2から出力される検出信号を記憶する検出信号メモリ(原画像メモリ)10と、検出信号に対して必要な信号処理を施す信号処理部11と、必要な信号処理により得られたX線画像を記憶するX線画像メモリ12を備えるとともに、X線画像メモリ12に記憶されたX線画像を表示する表示モニタ13や、X線画像メモリ12に記憶されたX線画像をフィルムに焼き付けて画像写真として出力する画像焼付け器(レーザ式イメージャー)14を備えている。また、信号処理部11は、必要な信号処理として、例えばエッジ強調やフィルタリングあるいはディジタルサブトラクション(DSA)などいわゆる画像処理用の信号処理を行う他、詳しくは後述するように、フラットパネル型X線センサ2から出力される検出信号を補正するための補正用データの設定・更新および補正用データに基づく(X線)検出信号の強度むら補正なども行う。
【0025】
続いて、フラットパネル型X線センサ(X線面センサ)2の構成を具体的に説明する。図4はフラットパネル型X線センサ2のX線センサ部の概略断面図、図5はフラットパネル型X線センサ2の全体構成を示すブロック図である。
【0026】
フラットパネル型X線センサ2は、X線が入射することによりキャリアが生成されるX線感応膜(例えばアモルファスSe厚膜)である半導体膜21と、半導体膜21のX線入射側の表面に設けられた電圧印加電極22と、半導体膜21のX線非入射側の裏面に設けられたキャリア収集電極23と、キャリア収集電極23への収集キャリアを溜める電荷蓄積用のコンデンサCaと、コンデンサCaに蓄積された電荷を取り出すための通常時オフ(遮断)の電荷取り出し用のスイッチ素子24の薄膜トランジスタ(TFT)を備えており、電圧印加電極22にバイアス電圧が印加された状態でX線照射に伴う生成キャリアがキャリア収集電極23からコンデンサCaに送り込まれて蓄積されるとともに、読み出しタイミングになった時にスイッチ素子24がオン(接続)となって蓄積電荷が(X線)検出信号として読み出される構成になっている。したがって、フラットパネル型X線センサ2は、半導体膜21および電圧印加電極22の各一部、キャリア収集電極23、スイッチ素子24およびコンデンサCaからなるX線検出素子2aが縦横に配列されている直接変換型のX線センサということになる。
【0027】
また、フラットパネル型X線センサ2では、X線検出素子2aのスイッチ素子24用の薄膜トランジスタのソースが横(X)方向の読出し配線25に接続され、ゲートが縦(Y)方向の読出し配線26に接続されている。読出し配線25はプリアンプ群(電荷−電圧変換器群)27を介してマルチプレクサ28に接続されているとともに、読出し配線26はゲートドライバ29に接続されている。なお、プリアンプ群27では、1本の読出し配線25に対して、プリアンプ(電荷−電圧変換器)が1個それぞれ接続されている。
【0028】
そして、フラットパネル型X線センサ2の場合、読み出し制御部6からマルチプレクサ28およびゲートドライバ29へ信号取り出し用の走査信号が送り込まれることになる。各X線検出素子2aの特定は、X方向・Y方向の配列に沿って各X線検出素子2aに順番に割り付けられているアドレス(例えば0〜1023)に基づいて行われるので、取り出し用の走査信号は、それぞれX方向アドレスまたはY方向アドレスを指定する信号となる。
【0029】
Y方向の走査信号に従ってゲートドライバ29からY方向の読出し配線26に対し取り出し用の電圧が印加されるのに伴い、各X線検出素子2aが列単位で選択される。そして、X方向の走査信号に従ってマルチプレクサ28が切替えられることにより、選択された列のX線検出素子2aのコンデンサCaに蓄積された電荷が、プリアンプ群27およびマルチプレクサ28を順に経て後段の検出信号メモリ10へ(X線)検出信号として送り出される。この検出信号メモリ10は、フラットパネル型X線センサ2と同じアドレス付けで各X線検出素子2aの検出信号が、それぞれ同一アドレスのメモリセルに格納されるフレームメモリとなっている。
【0030】
フラットパネル型X線センサ2の場合、プリアンプ群27およびマルチプレクサ28やゲートドライバ29さらには必要に応じてAD変換器(図示省略)なども一体的に設置され、一段と集積化が図られた構成となっている。しかし、プリアンプ群27およびマルチプレクサ28やゲートドライバ29あるいはAD変換器などの全部または一部が別体設置である構成であってもかまわない。
【0031】
以上に説明したフラットパネル型X線センサ2には、検出面の場所的な特性むらに起因する検出信号の強度むらが、やはり存在している。具体的に言えば、X線検出素子2aの間でオフセット(X線非照射時の出力)や感度(ゲイン=X線変換率)のバラツキがある。実施例装置の場合には、図6に示すように、各X線検出素子2aのオフセットとしては、X線曝射量0(X線非照射状態)でフラットパネル型X線センサ2から出力される各検出信号の強度そのものを用い、また各X線検出素子2aの感度としては、一定のX線曝射量Xt(X線照射状態)でフラットパネル型X線センサ2から出力される各検出信号の強度からオフセット分を差し引いたものを用いる。
【0032】
もちろん、図6に示すように、X線曝射量0のフラットパネル型X線センサ2から出力される各検出信号の強度と、被検体Mを天板3に載置しないブランク状態において一定のX線曝射量Xtのフラットパネル型X線センサ2から出力される各検出信号の強度を結ぶ線分Pの傾き(X線変換率に相当)を各X線検出素子2a毎に求めて、これを感度としてもよい。
【0033】
そして、実施例のX線撮像装置の信号処理部11は、フラットパネル型X線センサ2の検出面の場所的な特性むらに起因するオフセット及び感度のバラツキを補正するための補正用データを記憶するオフセット補正用メモリ15と感度補正用メモリ16を備えているとともに、信号処理部11には、両補正用メモリ15,16に両初期補正用データを求出して記憶する初期補正用データ設定部17と、各補正用メモリ15,16に記憶された補正用データを新規補正用データに更新する補正用データ更新部18と、各補正用メモリ15,16に記憶されたデータに基づき撮影中にフラットパネル型X線センサ2から出力される各検出信号の強度むらを補正する演算処理を施す補正演算処理部19とが設けられている。
【0034】
以下、フラットパネル型X線センサ2の検出信号の強度むらを補正するための構成について具体的に説明する。
【0035】
初期補正用データ設定部17は、X線非照射状態のフラットパネル型X線センサ2に対するn回(例えば64回)のデータ収集で得られた検出信号を各X線検出素子2a毎に平均化(アベレージング)して各X線検出素子2aの初期オフセット補正用データとしてオフセット補正用メモリ15に記憶するよう構成されている。すなわち、X方向アドレスi番地,Y方向アドレスj番地のX線検出素子2aのk回目に取得した検出信号をXk(i,j)とすると、初期オフセット補正用データA(i,j) は次の通りとなる。
【0036】
A(i,j) =〔X1(i,j)+X2(i,j)+・・+Xk(i,j)+・・+Xn(i,j)〕/n
【0037】
また初期補正用データ設定部17は、X線照射状態のフラットパネル型X線センサ2に対するn回(例えば64回)のデータ収集で得られた各検出信号をオフセット分を差し引いてから各X線検出素子2a毎に平均化(アベレージング)して各X線検出素子2aの初期感度補正用データとして感度補正用メモリ16に記憶するよう構成されている。すなわち、X方向アドレスi番地,Y方向アドレスj番地のX線検出素子2aのk回目に取得した検出信号をYk(i,j)=Xk(i,j)−A(i,j) とすると、初期感度補正用データB(i,j) は次の通りとなる。
【0038】
B(i,j) =〔Y1(i,j)+Y2(i,j)+・・+Yk(i,j)+・・+Yn(i,j)〕/n
【0039】
なお、上のようにn回分の検出信号を平均化するとノイズ低減等により補正用データが正確になり、検出信号を的確に補正することができるようになる。
【0040】
補正用データ更新部18は、X線非照射状態のフラットパネル型X線センサ2に対する1回(m回)のデータ収集で得られた検出信号を新収集補正用データとするとともに、各検出信号と対応する記憶済オフセット補正用データを読み出し、新収集補正用データの方を記憶済補正用データより重みが軽くなるように両データに重み付けをしてから加え合わせたあと新規オフセット補正用データとしてオフセット補正用メモリ15に更新記憶するよう構成されている。すなわち、X方向アドレスi番地,Y方向アドレスj番地のX線検出素子2aの検出信号をXm(i,j)とすると、オフセット補正用メモリ15における新規オフセット補正用データは次の通り更新される。
【0041】
A(i,j) ←A(i,j) ・(n−1)/n +Xm(i,j)/n
【0042】
つまり、新収集補正用データの検出信号Xm(i,j)には1/nの小さな重み付けをし、記憶済オフセット補正用データA(i,j) には(n−1)/nの大きな重み付けをするのである。
【0043】
さらに、補正用データ更新部18は、X線照射状態のフラットパネル型X線センサ2に対する1回(m回)のデータ収集で得られた各検出信号からオフセット分を差し引いたものを新収集補正用データとして得るとともに、各検出信号と対応する記憶済感度補正用データを読み出し、新収集補正用データの方を記憶済補正用データより重みが軽くなるように両データに重み付けをしてから加え合わせたあと新規感度補正用データとしてオフセット補正用メモリ16に更新記憶するよう構成されている。すなわち、X方向アドレスi番地,Y方向アドレスj番地のX線検出素子2aの新収集補正用データをYm(i,j)=Xm(i,j)−A(i,j) とすると、新規感度補正用データは次の通り更新される。なお、このA(i,j) は更新記憶後の新規オフセット補正用データである。
【0044】
B(i,j) ←B(i,j) ・(n−1)/n +Ym(i,j)/n
【0045】
つまり、新収集補正用データYm(i,j)には1/nの小さな重み付けをし、記憶済の感度補正用データB(i,j) には(n−1)/nの大きな重み付けをするのである。
【0046】
また、実施例の場合、補正用データ更新部18はタイマ20によって定められた所定時間TMが経過すると両補正用データA(i,j) ,B(i,j) の更新を実行する構成となっている。所定時間TMは、例えば、0〜30分の間の時間が選ばれる。この所定時間TMは常に一定である必要はなく装置稼働時間の経過に伴って所定時間TMが0〜30分の範囲の中で長くなったり、逆に短くなったりするようであってもよい。
【0047】
補正演算処理部19は両補正用メモリ15,16に記憶されている両補正用データA(i,j) ,B(i,j) に基づいて、X線撮影中にフラットパネル型X線センサ2から出力される検出信号X(i,j) に信号強度むらを補正する演算処理を施す。すなわち、X方向アドレスi番地,Y方向アドレスj番地のX線検出素子2aの検出信号をX(i,j) とすると、演算結果は次の通りとなる。
【0048】
X(i,j) ←〔X(i,j) −A(i,j) 〕・α/B(i,j)
【0049】
上記の符号αは信号レベルを扱い易い大きさにする調整係数であり、普通、例えば1000或いは2000といった値が選ばれる。
【0050】
つまり、検出信号X(i,j) からオフセット補正用データA(i,j) を差し引くことにより検出信号X(i,j) からオフセットのバラツキの影響をキャンセルし、B(i,j) で除算することによって感度のバラツキをキャンセルするのである。このように補正演算処理部19によって検出信号はオフセットむら及び感度むらの両方が補正されるので、検出信号の強度むらは十分に解消される。
【0051】
続いて、以上に述べた構成を有する実施例のX線撮像装置における補正用データの設定・更新の進行プロセスを、図面を参照しながら説明する。なお、図7は実施例装置における補正用データの設定・更新の進行状況を示すフローチャートである。
【0052】
〔ステップS1〕初期補正用データ設定部17により初期オフセット補正用データA(i,j) を求出してオフセット補正用メモリ15へ記憶する。
【0053】
〔ステップS2〕初期補正用データ設定部17により初期感度補正用データB(i,j) を求出して感度補正用メモリ16へ記憶する。
【0054】
〔ステップS3〕被検体Mを撮影位置にセットしX線撮影を開始すると、補正演算処理部19により両補正用メモリ16に記憶されている補正用データA(i,j) ,B(i,j) に基づいてフラットパネル型X線センサ2から出力される検出信号のオフセットむらおよび感度むらを補正する演算処理が行われて、最終的にX線画像が得られる。
【0055】
〔ステップS4〕タイマ20の設定による所定時間TMが経過して補正用データの更新を行う必要がある場合は、次のステップS5に進む。所定時間TMが経過しておらず補正用データの更新を行う必要がない場合には、ステップS7へ移行する。
【0056】
〔ステップS5〕補正用データ更新部18により新規オフセット補正用データA(i,j) を求出してオフセット補正用メモリ15のデータを更新する。
【0057】
〔ステップS6〕補正用データ更新部18により新規感度補正用データB(i,j) を求出して感度補正用メモリ16のデータを更新する。
【0058】
〔ステップS7〕X線撮影を引き続き行う場合は、ステップS3へ戻り、X線撮影を実行する。X線撮影を行わない場合、装置の稼働は終了することになる。
【0059】
以上に詳述したように、実施例のX線撮像装置によれば、フラットパネル型X線センサ2からの検出信号の強度むらを補正するための補正用データを更新する際、新収集補正用データの方が記憶済補正用データより重みが軽くなるように両データは重み付けされた後に加え合わされて更新用の新規補正用データが得られており、記憶済補正用データより重み付けの軽い新収集補正用データは、新規補正用データにおける影響度が低くて、更新記憶された新規補正用データが記憶済補正用データから大きく変化することはないので、補正用データの更新前後の両X線画像の画質に大きな差が付かない。
【0060】
それに、新収集補正用データに含まれる誤差についても、新規補正用データに対する影響度は低いので、1回の補正用データの更新で必要なデータ収集回数は1回で事足りる結果、新収集補正用データの収集は短時間で済ませられる。また、更新1回当たりの新収集補正用データの収集が短時間で済むので、補正用データの更新頻度を多くして、十分なデータ修正効果を得るようにしても、補正用データの更新に時間がかかり過ぎることもない。
【0061】
この発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
【0062】
(1)実施例の場合、フラットパネル型X線センサの検出信号を検出信号メモリにいったん格納する構成であったが、検出信号メモリがなくて検出信号がそのまま信号処理部に取り込まれるような構成の装置が、変形例として挙げられる。
【0063】
(2)実施例の場合、新収集補正用データの検出信号には1/nの重み付けをし、記憶済のオフセット補正用データには(n−1)/nの重み付けをており、アベレージング回数(n)と関連付けられた重み付けが行われる構成であったが、例えば、重み付けはアベレージング回数と無関係である構成の装置が、変形例として挙げられる。
【0064】
(3)実施例の場合、新収集補正用データのデータ収集回数は1回であったが、新収集補正用データのデータ収集回数は、X線撮影に支障を生じない程度の時間であれば1回でなく数回程度であってもよい。
【0065】
(4)実施例の場合、補正用のデータ更新が定期的に実行される構成であったが、オペレータが必要を感じた時に操作卓等からの入力操作によって補正用のデータ更新が不定期的に実行される構成、或いは、定期的な実行と不定期的な実行が選択できる構成であってもよい。
【0066】
(5)実施例のフラットパネル型X線センサは、多数個のX線検出素子が縦横に配列された2次元アレイ型であったが、複数個のX線検出素子が縦または横に1列だけ並んでいる1次元アレイ型であってもよい。また、実施例のフラットパネル型X線センサは、直接変換型であったが、入射X線がまず光に変換された後、変換光が電気信号に変換される間接変換型のセンサであってもよい。
【0067】
(6)実施例のX線撮像装置は、X線透視撮影装置の構成の他、X線CT装置の構成であってもよい。また、この発明が対象とする放射線は、X線の他に、例えば中性子線やガンマ線などがある。
【0068】
【発明の効果】
以上に詳述したように、請求項1の発明の放射線検出装置によれば、放射線検出信号の強度むらを補正する補正用データの更新の際、アレイ型放射線検出器から収集された更新用の新収集補正用データの方を、補正用データ記憶手段から読み出された記憶済補正用データより重みが軽くなるように両データに重み付けをしてから加え合わせて更新用の新規補正用データとする構成を備えており、記憶済補正用データより重み付けの軽い新収集補正用データは、新規補正用データにおける影響度が低くて、更新記憶された新規補正用データが記憶済補正用データから急激に大きく変化するようなことはないので、補正用データの更新前後の両撮影画像の画質に大きな差は付かない。
【0069】
それに、新収集補正用データに含まれる誤差についても重み付けは軽くて、新収集補正用データに含まれる誤差の新規補正用データに対する影響度は低いので、1回の補正用データの更新で何回もデータ収集を繰り返し多量のデータを得て平均化するような必要もないので、新収集補正用データの収集は短時間で済ませられる結果、データ更新に時間がかかり過ぎることもない。また、新収集補正用データの収集が短時間で済ませられてデータ更新に時間がかかり過ぎることもないので、補正用データの更新頻度を多くして、十分なデータ修正効果を得ることができる。
【0070】
即ち、このように、請求項1の発明の放射線撮像装置によれば、アレイ型放射線検出器から出力される検出信号の強度むらを補正するための補正用データの更新を、撮影画像の画質の連続性を損なわず、しかも適切なかたちで行うことができるのである。
【0071】
請求項2の発明の放射線撮像装置によれば、放射線検出信号のオフセットむら及び感度むらの両方が補正されるので、放射線検出信号の強度むらは十分に解消される。また、初期補正用データが複数回のデータ収集で得られた検出信号を平均化した正確なデータであるので、放射線検出信号の強度むらが十分に解消される。それに、新収集データは1回のデータ収集で得られた検出信号であるので、データ収集が非常に短い時間で行える
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のX線撮像装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のX線撮像装置の撮像系の概略構成を示す模式図である。
【図3】実施例装置のフラットパネル型X線センサの検出面を示す概略平面図である。
【図4】フラットパネル型X線センサのX線センサ部を示す概略断面図である。
【図5】フラットパネル型X線センサの全体構成を示すブロック図である。
【図6】フラットパネル型X線センサの検出信号のオフセット・感度の説明用のグラフである。
【図7】実施例装置における補正用データの設定・更新の進行状況を示すフローチャートである。
【図8】従来装置のX線センサにおけるX線検出素子の配列を示す図である。
【符号の説明】
1 …X線管
2 …フラットパネル型X線センサ
2a …X線検出素子
15 …オフセット補正用メモリ
16 …感度補正用メモリ
17 …初期補正用データ設定部
18 …補正用データ更新部
19 …補正演算処理部
M …被検体
Claims (2)
- 被検体に放射線を照射する放射線照射手段と、放射線検出素子が検出面に複数個配列されている透過放射線検出用のアレイ型放射線検出器と、アレイ型放射線検出器の検出面の場所的な特性むらに起因する検出信号の強度のバラツキを補正するための補正用データを各放射線検出素子とそれぞれ対応させて記憶する補正用データ記憶手段と、補正用データ記憶手段に記憶された補正用データに基づき被検体への放射線照射に伴ってアレイ型放射線検出器から出力される各放射線検出信号に信号強度のバラツキを補正する演算処理を施す補正演算処理手段を備えている放射線撮像装置において、放射線撮影の後にアレイ型放射線検出器から更新用の新収集補正用データとしての検出信号を収集するとともに、補正用データ記憶手段から放射線撮影の前に取得された記憶済補正用データを読み出し、新収集補正用データの方を記憶済補正用データより重みが軽くなるように両データに重み付けをしてから演算を行い新規補正用データとして記憶済補正用データを更新する補正用データ更新手段を備えていることを特徴とする放射線撮像装置。
- 請求項1に記載の放射線撮像装置において、補正用データがオフセット補正用データおよび感度補正用データからなり、補正用データ記憶手段へ最初に記憶させる初期補正用データはアレイ型放射線検出器に対する複数回のデータ収集で得られた検出信号を平均化したデータとし、新収集補正用データはアレイ型放射線検出器に対する1回のデータ収集で得られた検出信号とするよう構成されている放射線撮像装置。
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