JP4691055B2 - 筆記入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置に関し、さらに詳しくは、媒体上で筆記した文字に対応したデータを生成する筆記入力装置に関するものである。
図1は、従来の情報処理装置の構成を示す図である。図1(a)及び図1(b)に示されるように、この情報処理装置は情報記憶装置(デジタイザボード)1と、入力フィルム3とを含み、情報記憶装置(デジタイザボード)1内には全面消去・書き込み部(ヒートパネル)5が形成される。ここで、入力フィルム3とヒートパネル5との間には、図1(b)に示されるように、書き込み済み媒体7や未書き込み媒体9などの情報記録/表示媒体(デジタルペーパー)11が装入される。
上記のような情報処理装置は、電磁ペン13により手書き入力された情報を加筆データとしてデジタイザボード1に記憶し、必要なときに該情報をデジタルペーパー11に表示することが可能なものである。また、該情報処理装置においては、表示した情報の消去や修正も自在に行うことができる。従って、以上のような情報処理装置によれば、紙を消費することなく書類の作成や蓄積を実現することができる。
より詳述すれば上記情報処理装置は、文字やイメージなどの各種情報を見られる状態で保存する手段として従来から利用されている紙と、ディスプレイとメモリを有するコンピュータとの一長一短を考慮して、それぞれのよい点を取ったものを提案するものである。つまり、このような情報処理装置によれば、コンピュータで作成された、あるいは、手書き入力された情報を媒体上において何度も書き換え可能で(つまり紙のように消費しない)、該情報はメモリへ蓄積されたり、外部へ出力されたり、外部から入力されたりというように、コンピュータが処理することが可能なデジタル情報としての処理が実現される。
一方、従来においては、上記のデジタイザボード1上に装着された媒体(紙)を識別する情報処理装置も考えられている。図2は、このような機能を有する装置を示すものであり、図2(a)に示されるように、装着された媒体(紙)10を保持するクリップ15を備え、図2(b)に示されるように、該クリップ15内にバーコードセンサ17が内蔵される。そして、媒体(紙)10の上方に予め印字されたバーコードが、バーコードセンサ17により読み取られることにより、装着された媒体(紙)10が識別される。
なおここで、上記のような情報処理装置は、利用の便を図るため、携帯しやすい形状であること、すなわちセンサなどが部分的に突出又は表出していないことや、消費電力が小さいことが望まれる。また、上記情報処理装置の使用に際しては、ある程度、入力用のコマンドや、制御を指示するインターフェイスが用意されると便利ではあるが、昨今ユーザが使用しているアプリケーションは多種多様であるため、そのようなコマンド毎に異なる種類のボタンを用意すれば装置規模が増大してしまう。
そしてさらには、現在頻繁に使われているコミュニケーション手段として電子メールがあるが、人によっては一日に受信するメールの数が数十件に及ぶことは珍しくない。そこで、一件一件をパソコンで確認しているよりは、とりあえずプリンタで紙に出力しておき、いつでもどこでも読めるようにしておき、時間を効率よく使いたいというニーズがでてきている。その際、紙上でチェックしてから再度パソコンで入力し、メールを返信するという手間が生じてくるので、紙上でチェックした結果をそのまま返信したいという要望もある。
特開平07−244657号公報 特開平06−060035号公報 特開平07−200134号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、携帯性及び機能性が高められ消費電力が低減された筆記入力装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、積重した媒体に筆記された文字に対応してデータを生成する筆記入力装置であって、前記媒体が載置され少なくとも二点の高さが異なるステージと、前記ステージの最下点を通る第一の水平面及び前記ステージの最上点を通る第二の水平面に交わる面内において前記第一及び第二の水平面に挟まれた部分からなり、かつ、前記ステージに隣接して設けられた受光面を有し、前記受光面に供給された前記媒体からの反射光に応じて筆記の対象とする前記媒体を識別する識別手段とを備えたことを特徴とする筆記入力装置を提供することにより達成される。このような手段によれば、筆記入力装置の外形において突出した部分をなくすことができる。
また、本発明の参考発明の目的は、積重した複数の媒体のうち任意に選択された媒体上に筆記された文字に対応してデータを生成する筆記入力装置であって、媒体からの反射光に応じて筆記の対象とする媒体を識別すると共に、筆記しない場合には筆記入力装置に格納できる識別手段を備えたことを特徴とする筆記入力装置を提供することにより達成される。このような手段によれば、筆記しない場合においては筆記入力装置の外形上突出した部分をなくすことができる。
また、本発明の目的は、前記媒体上の所定の位置において筆記がなされたとき、前記所定の位置に対応する方法で前記データを処理するための制御信号を生成する制御信号生成手段をさらに備えたことを特徴とする筆記入力装置を提供することにより達成される。このような手段によれば、筆記された文字に対応して生成されたデータの処理が容易に実行される。ここで、上記の筆記入力装置は、データに制御信号を付加する信号付加手段と、信号付加手段によって生成された信号を外部に送信する送信手段とをさらに備えたものとすることができる。
また、本発明の目的は、前記媒体上の所定の位置において筆記がなされたとき、前記データを電子メールとして外部に送信するメール送信手段をさらに備えたことを特徴とする筆記入力装置を提供することにより達成される。このような手段によれば、筆記した文字を電子メールとして外部へ容易に送信することができる。
本発明の筆記入力装置によれば、筆記入力装置の外形において突出した部分をなくすことができるため、携帯性を良くすると共に、接触による損傷の可能性を小さくすることができる。
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
[実施の形態1]図3は本発明の実施の形態1に係る筆記入力装置を示す図であり、図5は図3に示された筆記入力装置28の構成を示すブロック図である。なお、図4には該筆記入力装置28に載置される普通紙8のレイアウトが示される。
図3及び図5に示されるように、この筆記入力装置28は、手書き入力部(電磁誘導式デジタイザ)20と、メモリ21と、通信インタフェース(通信I/F)23と、CPU25と、液晶ディスプレイ(LCD)27と、クリップ31と、コードリーダ33と、本体電源部37と、筆記された文字を検出する検出回路39と、格納部26とを備える。
ここで、コードリーダ33としては1次元コードに対応するものとして、近赤外発光ダイオード(LED)によりバーコードを一括して照射し、ラインCCDによって該バーコードからの反射光を検出するスキャン型があり、またレーザー走査型のラインセンサから構成されるものもある。一方、図4に示されるように、筆記入力装置28に載置される普通紙8に2次元コード48が印字される場合には、コードリーダ33はCCDやCMOSなどからなるエリアセンサ16を内蔵する。
また、手書き入力部20に内蔵されるCPU25には、筆記した文字を検出する検出回路39と、メモリ21と、通信インタフェース23と、液晶ディスプレイ(LCD)27と、コードリーダ33と、本体電源部37とが接続される。なお、通信インタフェース23にはパーソナルコンピュータ(PC)24が接続される。
そして、以上のような構成を有する筆記入力装置28には、図3(a)に示されるように、手書き入力部20のステージ22上に複数枚の普通紙8が載置される。そして、この普通紙8に文字や線等が筆記されると、その筆記による加筆情報47が電磁誘導方式デジタイザの検出回路39により検出され、対応する加筆データが生成される。そして、該加筆データがCPU25によりメモリ21に格納される。ここで、筆記する際に用いられる電磁ペン13は筆記中に電磁場を放射するアクティブなペンであり、普通紙8上で筆記すると検出回路39により筆記位置の座標が検出される。なお、この方式では、普通紙8の厚さが5mm程度までならば電磁ペン13から放射された電磁場を検出回路39で検出可能なため、何枚かの普通紙8を重ねて手書き入力部20のステージ22上に置いたうえで筆記することができる。
またメモリ21は、例えば大容量のフラッシュメモリやハードディスクからなり、コードリーダ33で読み取られた文書の識別情報としてのID情報と、加筆データとが書き換え可能な状態で記憶される。一方、通信インタフェース23はRS232Cポートやイーサネットポート、PCMCIAカードポートなどからなる。また、図3(a)に示されるように、普通紙8にはあるパソコン内に格納されたある文書データに対応する文字等が、図示されていないプリンタ等によって予め印刷されており、さらに該文字等がどの文書データの一部であるかを示す識別記号として2次元コード48が下部に印字されている。ここで、この2次元コード48は、例えば文書名やページ番号、パソコン名、パソコンのIPアドレス等を示すものであり、\\PC名(PCのIPアドレス)\ ドライブ名 \フォルダ名\ 文書名\ ページ、のようなディレクトリ構造により、その文書データ(最小1ページ単位)が格納されている場所を一義的に定める識別情報(ID情報)である。
なお、2次元コード48に直接上記情報をエンコードできない場合は、ある数値情報をエンコードしておき、別途識別情報との対応が分かるようなテーブルをメモリ21に記憶させておく。そしてこのような場合には、該テーブルを参照するようにプログラムされる。一方、2次元コード48に直接上記情報をエンコードできる場合には、QRコードやデータマトリックスコードなどを用いても良い。なお、この場合には検出用のセンサは上記のようにエリアタイプになる。また、本装置は持ち運んで使用することが多いので、本体電源としては筆記入力装置28内に収容された再充電可能な2次電池が使用されるのが好ましい。
また、上記コードリーダ33は、図3(a)及び図3(b)に示されるように、筆記入力装置28に載置された普通紙8の下端を保持するクリップの機能も有し、該普通紙8を挟持した時点で本体電源部37に電源投入信号を供給する。これにより、筆記対象とする普通紙8がステージ22上に載置され、上記電源投入信号が供給されたときに本体電源部37は筆記入力装置28に電源を投入すると共にコードリーダ33を稼働するので、消費電力が低減される。
また、コードリーダ33は、上記のように普通紙8の下部に印字された2次元コード48を読み取るように、ステージ22上においてクリップ31と対向する下端に配置される。そしてこのような配置によれば、複数の普通紙8がステージ22に載置された場合において、該普通紙8のページをめくった状態で筆記がなされるときにおいても、めくることにより開いたページに印字された2次元コード48が読み取られることにより、筆記対象とするページが特定される。
ところで、上記コードリーダ33は、載置される普通紙8の上方または斜め方向から印字されたコードを検出するものであるため、装置使用時にはコードリーダ33がステージ22上の平面から突出した状態となる。そして、このような突出部が存在すると、ユーザが本装置を持ち運ぶ場合に非常に邪魔になることから、図3(c)に示されるように、筆記がなされない場合にはコードリーダ33は格納部26に格納される。従って、図3(a)及び図3(b)に示されるように、筆記がなされる場合にだけコードリーダ33が格納部26から取り出される。
なお、図3(b)及び図3(c)に示される情報処理部83には、CPU25やメモリ21、通信インタフェース23などが内蔵される。以上より、本実施の形態1に係る筆記入力装置28によれば、筆記がなされない場合の突出部がなくされるため、ユーザにとって本装置が持ち運び易くなると共に、コードリーダ33が該普通紙8を挟持した時点で電源が投入されるため、消費電力を低減することができる。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図6(a)は右利きの人が縦書きする場合の使用状態、図6(b)は左利きの人が縦書きする場合の使用状態、図6(c)は右利きの人が横書きする場合の使用状態を示す。
図6に示されるように、本実施の形態2に係る筆記入力装置は、上記実施の形態1に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、載置される普通紙8を保持するクリップ31の上方にLCD27が配置されると共に、格納部38が格納部26に並設される点で相違するものである。すなわち、本実施の形態に係るコードリーダ33は、図6(a)及び図6(b)に示されるように付け替えが可能とされ、コードリーダ33がいずれの位置に配設された場合にも一方の格納部26,38へ格納できるように構成されている。
より具体的には、例えば図6(a)に示されるように、右利きの人が電磁ペン13を持って加筆する場合を考えると、筆記入力装置29のステージ22上において右下にコードリーダ33が配設されると、該右利きの人が筆記する際に障害となる場合があり、ユーザにとって使い勝手が悪いものとなってしまう。従って、本実施の形態に係る筆記入力装置においては、コードリーダ33がユーザの利き手、すなわち加筆する際に電磁ペン13を持つ方の手と反対側に取りつけ可能とされる。
そして図6(a)に示されるように、右利きのユーザはコードリーダ33をステージ22の左下に配設し、図6(b)に示されるように、左利きのユーザはコードリーダ33をステージ22の右下に配設することができる。ここで、図6(a)に示されるように、コードリーダ33はステージ22の左下に配設された場合には、筆記しない状態において格納部26に格納され、図6(b)に示されるように、ステージ22の右下に配設された場合には、筆記しない状態において格納部38にそれぞれ格納される。
なお、筆記対象とする普通紙8は、右利きの人が使用する図6(a)に示された筆記入力装置29用として、左下にコードが印字されたものが採用され、左利きの人が使用する図6(b)に示された筆記入力装置30用として、右下にコードが印字されたものが採用される。従って、該コードを印字する印刷装置においては、印字位置を普通紙の右下にするか左下にするかを選択できるものであることが望まれるが、右下及び左下の双方に印字するものであっても良い。
また、図6(c)に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置30においては横書きも可能であり、例えば右利きの人が横書きをする場合には、普通紙8に向かって右上方にコードリーダ33が選択的に配設される。以上のような構成を有する本実施の形態2に係る筆記入力装置によれば、上記実施の形態1に係る筆記入力装置と同様な効果を奏すると共に、ユーザの利き手によらずより容易な筆記作業を実現することができる。
[実施の形態3]
図7は、本発明の実施の形態3に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図7(a)は斜視図、図7(b)は横から見た断面図を示す。図7に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置40は、上記実施の形態1に係る筆記入力装置28と同様な構成を有するが、コードリーダ33の代わりにバーコードセンサ17が内蔵されたコードリーダ内蔵クリップ90が、普通紙8の上部を保持するように配設される点で相違するものである。なお図8には、図7に示された本実施の形態に係る筆記入力装置と共に使用され、上部にバーコード45が印字された普通紙8のレイアウトが示される。
本実施の形態に係る筆記入力装置40においては、筆記対象とする普通紙8は1枚ずつステージ22に載置されると共に、筆記作業がなされない場合にはコードリーダ内蔵クリップ90が格納部26に格納される。また、図7(b)に示されるように、格納部26はCPU25やメモリ21や通信インタフェース23などが内蔵される情報処理部83の上に配設される。なお、筆記作業がなされる場合には、コードリーダ内蔵クリップ90はステージ22の上部に設けられた案内溝に嵌合される。
以下において、上記のような構成を有する筆記入力装置の動作について、図9のフローチャートを参照しつつ説明する。まず、ステップS1では、パソコン(PC)24内に格納された文書IDにリンクしたID情報がコードにより印刷されている1枚の普通紙8が手書き入力部20のステージ22上に載置される。そして、ステップS2においてコードリーダ内蔵クリップ90が格納部26に格納されているか否か判断され、格納されている場合にはステップS30に進む。そして、CPU25により本体電源部37の電源がオフされてステップS2に戻る。一方、ステップS2においてコードリーダ内蔵クリップ90が格納部26に格納されていないと判断された場合には、ステップS3に進みCPU25によって本体電源部37の電源がオンされる。
すると、ステップS4で、コードリーダ内蔵クリップ90に内蔵されたバーコードセンサ17が普通紙8上に印字されているバーコード45を検出し(ID検出)、ステップS5のID処理により普通紙8のバーコードに基づくIDデータが取得される。なお、ID検出において検出した識別コードに応じて、これから書き込もうとしている文書名又はその出所をユーザにわかるようにLCD27に表示する。これにより、ユーザはこの表示を見るだけで、これから書き込もうとしている文書を読まずに何の文書であるか認識できる。
また、ステップS20において、ユーザが電磁ペン13で筆記(加筆)した場合にはステップS21へ進む。そして、ステップS21においては、手書き入力部20の検出回路39が電磁ペン13の位置情報を検出して、その座標データを処理する(加筆データ処理)。そしてステップS6において、上記座標データは、上記ID検出の結果得られたIDデータにCPU25によりリンクされ(関連付け処理)、ステップS7において、IDデータにリンクされた該座標データがメモリ21へ格納される(メモリ処理)。
次に、ステップS8において、加筆作業を続ける場合にはステップS4に戻る。一方、ステップS8において加筆作業を続けない場合にはステップS9へ進む。ここで上記IDデータにリンクされた該座標データをパソコン(PC)24に転送しない場合には動作を終了する。一方、ステップS9でパソコンに転送する場合には、ステップS10において加筆前の文書が格納されていたパソコンに接続して、加筆前後においてIDが一致する文書を探す。そして、加筆前後においてIDが一致する文書が見出せた場合には、ステップS11へ進み、通信インタフェース23から該パソコン内にある加筆前の文書に加筆データを上書きし、最新のデータファイルに更新して動作を終了する。なお、ステップS10においてIDが一致する文書が見出せない場合には、その旨をLCD27に表示すると共にステップS40へ進み、加筆後の文書を新規文書として保存して(新規文書登録処理)、動作を終了する。
以上より、本実施の形態に係る筆記入力装置によっても、上記実施の形態1に係る筆記入力装置と同様に消費電力を低減でき、かつ、携帯性を高めることができる。
[実施の形態4]
図10は、本発明の実施の形態4に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図10(a)は斜視図、図10(b)は横から見た断面図を示す。
図10に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置42は、図7に示された実施の形態3に係る筆記入力装置40と同様な構成を有するが、図10(b)に示されるように、格納部26が情報処理部83の後方に配設される点で相違するものである。なお、本実施の形態に係る筆記入力装置42においても、上記実施の形態3に係る筆記入力装置40と同様に、載置された普通紙8に筆記される場合には、コードリーダ内蔵クリップ90が案内溝41に嵌合される。
また、上記のような構成を有する筆記入力装置42は、上記実施の形態3に係る筆記入力装置40と同様に動作する。以上より、本実施の形態に係る筆記入力装置42によれば、上記実施の形態3に係る筆記入力装置40と同様な効果を奏すると共に、格納部26が情報処理部83の後方に配設されるため、筆記入力装置42の高さ(厚さ)を小さく(薄く)することができ、筆記入力装置をよりコンパクトにすることができる。
[実施の形態5]
本発明の実施の形態5に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図11(a)は1ページ目に筆記される状態、図11(b)は本実施の形態に係る第一実施例を、図11(c)は本実施の形態に係る第二の実施例をそれぞれ示す。
図11に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置82は、上記実施の形態に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、図11に示されるように、ステージ22は水平面84ではなく斜面を有すると共に、筆記入力装置82の中であって、かつ、載置された普通紙8の下辺近傍に印字されたバーコード45が読み取り可能な位置にコードリーダ33が内蔵される点で相違するものである。なお筆記入力装置82には、CPU25やメモリ21や通信インタフェース23などを含む情報処理部83が内蔵される。
より具体的には、ステージ22に載置される普通紙8の上側は保持部81により緊締されるが、該上側より下側が低くなるようにステージ22が設けられる。ここで第一の実施例として、図11(b)に示されるように、保持部81から普通紙8の下辺まで傾きが一定となるようにステージ22を設けることができる。また第二の実施例として、図11(c)に示されるように、載置される普通紙8の下辺近傍でだけ水平面84より低くなるようにステージ22を設けることができる。そして、上記のような構成とすることにより、筆記入力装置本体に内蔵されたコードリーダ33で、載置された普通紙8の下辺近傍に印字されたバーコード45が斜め方向から読み取られ、文書の識別コードが取得される。
また一般的には、複数の束ねた普通紙をステージ22上に載置した場合においてこれらの普通紙をめくるとき、ユーザの個性によっていろいろな状況が考えられるが、例えば、1枚目を途中までめくったままで、次のページに書き込むという状況も考えられる。ユーザがよく行う作業形態で招かれるこのような状況では、コードリーダ33が保持部81の側にあると、ページをめくっても開かれたページのID情報を得ることができず、ページめくりによる各ページのID検出が不可能になる。しかしながら、本実施の形態に係る筆記入力装置82によれば、コードリーダ33が普通紙の下辺近傍に印字されたバーコード45を読み取るため、1枚目を途中までめくったまま2ページ目に筆記するような場合にも、2ページ目のID検出が可能となり、動作の信頼性を高めることができる。
また、図11に示されるように、コードリーダ33が筆記入力装置82に内蔵されることにより、筆記入力装置82の外形上突出した部分を無くすことができるため、ユーザによる携帯や筆記作業における利便性を向上させることができる。なお、上記コードリーダ33の受光面は、普通紙8の周辺であって、保持部81により緊締される辺と異なる辺の側面に配置されても良く、例えばステージ22の左右や下側のいずれに配置されても良い。
[実施の形態6]
図12は、本発明の実施の形態6に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図12(a)は本装置が使用されるときの状態、図12(b)は本装置が使用されないときの状態をそれぞれ示す。
図12(a)に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置86は、図4に示された筆記入力装置86と同様な構成を有するが、ミラー49とレンズ51、光源53及び受光素子56はミラー保持筐体87に含まれ、本装置を使用しない場合には、図12(b)に示されるように、このミラー保持筐体87が筆記入力装置86内に格納される。
一般的に、図4に示されるような2次元コード48からなる識別番号または識別記号を検出するコードリーダにおいては、電気回路系や信号処理回路系以外では、CCDやCMOSセンサと、コードをセンサ上に結像させるレンズ51などの光学系から構成されている。そして、この場合にミラー保持筐体(ユニット)87としては一体化されているので、文書上に印刷されている2次元コード48を検出するためには、少なくとも2次元コード48の斜め上方に該ミラー保持筐体(ユニット)87を配置する必要がある。
しかしながら、該筆記入力装置を使用する場合に、ミラー保持筐体(ユニット)87全体を筆記入力装置の上面に表出させる必要はない。すなわち、少なくとも2次元コード48を検出するために光源53から該2次元コード48へ投光され、また2次元コード48からの反射光が受光素子56へ入射されるように構成されれば足りる。従って、図12に示されるように、光源53から投光され、または、受光素子56に入射される光の進路を曲げるためにミラー49が備えられ、本装置の使用時には図12(a)に示されるように、該ミラー49だけが筆記入力装置の上面に表出される。なお、このミラー保持筐体(ユニット)87は普通紙8の下辺のみならず、普通紙8が保持されている辺以外のいずれの辺に対向して設けても良い。
以上のような本実施の形態に係る筆記入力装置86によれば、ユーザが筆記作業を行う時に、装置上面における突出部を小さくすることができるため、筆記作業がし易くなり使い勝手を向上させることができる。
[実施の形態7]
図13は、本発明の実施の形態7に係る筆記入力装置と共に使用される普通紙のレイアウトを示す図である。図13に示されるように、本実施の形態に係る普通紙8には、筆記入力領域89には文字等からなる文書が印刷され、かつ、指示入力領域88には上記文書作成時に使用されたアプリケーションソフトウェア上における操作を指示するための指示ボタンが印刷される。なお、普通紙8の左上にはバーコード45が印刷される。
ここで、例えば図13に示されるように、上記指示入力領域88は普通紙8の下部に配置され、この領域内にデータ送信用の送信ボタン94と動作取り消しボタン95及び文書削除ボタン96が印刷される。なお、このような指示ボタンは、文書作成に使用されたアプリケーションに応じて印刷されるが、一つのアプリケーションにおいても、特に高い頻度で使用される機能に対応した指示ボタンが印刷されることが望ましい。
図14は、本発明の実施の形態7に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。図14に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置92は、上記実施の形態に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、ステージ22の左上にはコードリーダ内蔵クリップ92が備えられ、かつ、ステージ22には載置される普通紙8に印刷された各指示ボタンに対応するスイッチを含む検出回路39が内蔵される。
以下において、上記のような構成を有する筆記入力装置の動作を図15のフローチャートを参照しつつ説明する。まず、ステップS1では、パソコン(PC)内に格納されている文書(ドキュメント)のID情報とリンクした識別記号と、上記指示ボタンが印刷されている1枚以上の媒体(普通紙8)が手書き入力部20のステージ22上に載置される。そして、ステップS2において、クリップに内蔵されたコードリーダが1ページ目の普通紙8上に印字されている識別記号を検出し(ID検出)、検出した識別記号に応じて、これから書き込もうとしている文書名又はその出所をユーザにわかるようにLCD27に表示する。これにより、ユーザはこの表示を見るだけで、これから書き込もうとしている文書を読まずに何の文書であるか認識できる。
そして、ステップS3のID処理により普通紙8に印字された識別記号に基づくIDデータが取得される。次に、ステップS4において、この1ページ目にユーザが電磁ペン13で筆記(加筆)すると、ステップS5において、手書き入力部20の検出回路39が電磁ペン13の位置情報を検出して、その座標データを処理する(加筆データ処理)。なお、ステップS4において、1ページ目にユーザが加筆しない場合には、先のステップへ進まない。
次にステップS6においては、指示入力があるか否か判断され指示入力がある場合にはステップS7に進む。ここで、指示入力について説明する。指示入力とは、所定の記号を筆記した後に所定のボタンを電磁ペン13で指示してステージ22に内蔵された検出回路39をオンすることにより、加筆処理された上記のデータに対して所定の処理を施すための入力をいう。そして例えば、「123」という文字を削除したい場合には、図14(a)及び図14(b)に示されるように、削除したい文字範囲「123」が四角形の枠で囲まれる。このとき、本装置では四角形の枠は削除する範囲を指定する記号であると認識される。
そして、その後に図14(c)に示されるように、ユーザによって文書削除ボタン96が電磁ペン13でタッチされると、上記の四角形の枠で囲まれた文字に対応した座標情報を削除するための制御コードがステージ22に内蔵された検出回路39で生成され、該制御コードはCPU25により上記加筆処理されたデータに付加される(指示入力処理)。なお、上記制御コードはパソコン24上で動作するアプリケーションにおいて読み取られ、該制御コードに応じたデータ処理が実行される。ここで、間違えた操作(指示入力)がなされないようにするために、指示ボタンに対応する検出回路39は、ユーザが視認できる範囲でできるだけ小さくされる。なお、上記パソコン24には、本実施の形態に係る筆記入力装置と連携して四角形の枠に囲まれた座標データを削除する処理が可能なソフトウェアが内蔵される。
一方、ステップS6で指示入力がない場合、すなわち加筆を続行する場合には、ステップS8へ進む。そして、ステップS8においては、該座標データが、上記ID検出の結果得られたIDデータにCPU25によってリンクされ(関連付け処理)、ステップS9において、メモリ21へ格納される(メモリ処理)。次に、ステップS10でIDデータにリンクされ制御コードが付加された座標データ(加筆データ)をパソコン(PC)24へ転送するか否か判断され、転送しない場合にはステップS2へ戻る。一方、ステップS10で加筆データをパソコン24へ転送すると判断された場合には、ステップS11において、加筆データがパソコン24へ転送される。ここで、加筆前の文書が格納されていたパソコン24に本装置が接続され、通信インタフェースから該パソコン24内にある加筆前の文書に加筆データが上書きされ、かつ、上記制御コードの実行による処理がなされて最新のデータファイルに更新される。
以下に、上記の動作をより具体的に説明する。図14に示される普通紙8に印刷された文書のアドレスがc:\MyDocument\Patent.docである場合、まずクリップ90に内蔵されたコードリーダによりこのID情報が検出される(ID検出処理)。その後、実際に削除したい文字が、図14に示される「123」であるとしたとき、これらの文字の周りが四角形の枠で囲まれる(加筆データ処理)。そして、その四角形の枠の座標情報が例えば、図14(b)に示されるように(2,10)、(3,10)、(4,10)、(5,10)…、(2,11)、(2,10)とすれば、検出する識別情報と筆記情報からなるデータは、例えばc:\MyDocument\Patent.doc\2,10,3,10,4,10,5,10…2,11,2,10 となる。
ここで、図14(c)に示されるように、文書削除ボタン9が電磁ペン13でタッチされると(指示入力)、上記のように削除を指示する制御コードdeleteが上記データに付加されて、c:\MyDocument\Patent.doc\2,10,3,10,4,10,5,10…2,11,2,10\deleteというデータが作成される(関連付け処理)。そして、このようなデータがコンピュータへ送信されると、図14(d)に示されるように、原文書から「123」の文字が削除されて原文書が書き換えられ、又は「123」の文字が削除された文書93が原文書の第二バージョンとして保存される。なお、上記のように第二バージョンを保存することは、原文書をそのまま残したい場合に有用である。
また、上記においては原文書を削除する場合を例として記したが、新たに加筆した文字を削除することも同様にして行うことができる。また、削除以外の動作についても、上記削除が実行される場合と同様に動作する。以上より、本実施の形態に係る筆記入力装置によれば、上記実施の形態に係る筆記入力装置と同様な効果を奏すると共に、電磁ペン13で指示ボタンに触れるだけで文字の削除等のデータ処理を実行できるため、筆記作業における文書の編集効率をさらに向上させることができる。
[実施の形態8]
図16は、本発明の実施の形態8に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。図16に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置98は、図14に示された上記実施の形態7に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、コミュニケーションツールとして最も一般的になってきている電子メールを送信するための通信インタフェース23を備える点で相違する。すなわち、本装置内には電子メールの送信を実行するためのメールソフトがインストールされており、画面で確認することなしに該メールソフトによるデータ処理が実行される。
ここでユーザは、パソコン24でまずメールの一覧を見て、必要なメールだけを普通紙8に印刷する。このとき、普通紙8の指示入力領域88には各メールに対応する送信ボタン94が印刷される。また、図16(a)に示されるように、メールが印刷された普通紙8の左上には、該メールを送信した者が有するアドレスを示す2次元コード48が印字される。
そして、上記のような普通紙8が筆記入力装置98に載置されると、クリップ90に内蔵されたコードリーダ33は上記2次元コード48を検出し、該2次元コード48により特定されるメールの差出人を液晶ディスプレイ27に表示する。これにより、ユーザは誰宛に返事を筆記するのかを認識することができ、また返信先のアドレスも知ることができる。
ここで、ユーザは印刷されたメールの内容を見ながら返事の内容を普通紙8に筆記することができる。そして、その返事を書き終わった後には、検出された返信先アドレスに該筆記した文字に対応するデータが関連付けられるように処理される。その後、図16(b)に示されるように、電磁ペン13で送信ボタン94が触れられると、図16(c)に示されるように、通信インタフェース23は上記返信先アドレスに従って返信相手が有するパソコン24へ返信のメール97を送信する。なおこの場合、実際に加筆した文字だけが返信される。
また、返信相手が有するパソコン24等といった外部装置との通信は、無線によるものが望ましく、使用される環境により異なるものの、上記メールの送信においてはモデムやLANカード等の通信インタフェース23が使用される。なお、上記における全ての実施の形態に係る筆記入力装置においては、筆記した文字をデータ化するために、上記のような電磁誘導方式が採用されるが、本発明はこのような方式を採用する装置に限られるものではなく、例えば光学的手段により撮影された筆記具の軌跡に基づいてデータ化する方式や、筆記具から発せられる超音波などを検知することにより筆記された文字をデータ化する方式などにおいても適用できる。
上述の如く、筆記がなされない場合には筆記入力装置に内蔵されると共に、筆記がなされる場合には識別情報の読み取りが可能な位置に配置されて識別情報を読み取る情報読み取り手段を備えた筆記入力装置によれば、筆記がなされない場合に筆記入力装置の突出部をなくすことができるため、携帯性を高めることができる。
ここで、媒体を筆記入力装置に繋止する媒体繋止手段をさらに備え、情報読み取り手段は、媒体繋止手段によって筆記入力装置に繋止された媒体の中心を対称点として媒体繋止手段と点対称の位置近傍に配置されたものとすれば、ユーザの筆記作業の態様に依らず、筆記対象とする媒体の識別情報を容易に得ることができるため、装置の信頼性を高めることができる。
また、情報読み取り手段が識別情報の読み取りが可能な位置に配置されたとき、筆記入力装置の電源を投入する電源投入手段をさらに備えたものとすれば、電源投入時を最適化できるため、消費電力を低減することができる。また、識別情報を読み取ると共に、識別情報の読み取りが可能な複数の位置に付け替えられる情報読み取り手段を備える筆記入力装置によれば、ユーザの筆記態様に応じて装置レイアウトを最適化できるため、ユーザの利便性を高めることができる。ここで、上記情報読み取り手段を、筆記がなされない場合には筆記入力装置に内蔵されるものとすれば、さらに、筆記がなされない場合において装置の突出部をなくすことができるため、携帯性を高めることができる。
また、積重した複数の媒体が載置され少なくとも二点の高さが異なるステージと、ステージの最下点を通る第一の水平面及びステージの最上点を通る第二の水平面に交わる面内において第一及び第二の水平面に挟まれた部分からなり、かつ、ステージに隣接して設けられた受光面を有し、受光面に供給された媒体からの反射光に応じて筆記の対象とする媒体を識別する識別手段とを備えた筆記入力装置によれば、筆記入力装置の外形において突出した部分をなくすことができるため、携帯性を良くすると共に、接触による損傷の可能性を小さくすることができる。
また、媒体からの反射光に応じて筆記の対象とする媒体を識別すると共に、筆記しない場合には筆記入力装置に格納できる識別手段を備える筆記入力装置によれば、筆記しない場合において筆記入力装置の外形上突出した部分をなくすことができるため、携帯性を向上させることができる。また、選択された媒体上の所定の位置において筆記がなされたとき、所定の位置に対応する所定の方法でデータを処理するための制御信号を生成する制御信号生成手段を備えた筆記入力装置によれば、筆記された文字に対応して生成されたデータの処理が容易に実行されるため、使い勝手をより良くしユーザビリティを高めることができる。
また、選択された媒体上の所定の位置において筆記がなされたとき、データを電子メールとして外部に送信するメール送信手段を備えた筆記入力装置によれば、筆記した文字を電子メールとして外部へ容易に送信することができるため、電子メールによるより円滑なコミュニケーションを実現することができる。
従来の情報処理装置の構成を示す図である。 装着された媒体(紙)を識別し得る従来の情報処理装置の構成を示す図であり、それぞれ図2(a)は斜視図、図2(b)は横から見た断面図を示す。 本発明の実施の形態1に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図3(a)は斜視図、図3(b),(c)は横から見た断面図を示す。 図3に示された筆記入力装置と共に使用され2次元コードが印字された普通紙のレイアウトを示す図である。 図3に示された筆記入力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図6(a)は右利きの人が縦書きする場合の使用状態、図6(b)は左利きの人が縦書きする場合の使用状態、図6(c)は右利きの人が横書きする場合の使用状態を示す。 本発明の実施の形態3に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図7(a)は斜視図、図7(b)は横から見た断面図を示す。 図7に示された筆記入力装置と共に使用されバーコードが印字された普通紙のレイアウトを示す図である。 図7に示された筆記入力装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図10(a)は斜視図、図10(b)は横から見た断面図を示す。 本発明の実施の形態5に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図11(a)は1ページ目に筆記される状態、図11(b)は本実施の形態に係る第一実施例を、図11(c)は本実施の形態に係る第二の実施例をそれぞれ示す。 本発明の実施の形態6に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図12(a)は本装置が使用されるときの状態、図12(b)は本装置が使用されないときの状態をそれぞれ示す。 本発明の実施の形態7に係る筆記入力装置と共に使用される普通紙のレイアウトを示す図である。 本発明の実施の形態7に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。 本発明の実施の形態7に係る筆記入力装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態8に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。
符号の説明
1 情報記憶装置(デジタイザボード)
3 入力フィルム
5 全面消去・書き込み部(ヒートパネル)
7 書き込み済み媒体
8 普通紙
9 未書き込み媒体
10 媒体(紙)
11 情報記録/表示媒体(デジタルペーパー)
13 電磁ペン
15,31 クリップ
16 エリアセンサ
17 バーコードセンサ
20 手書き入力部(電磁誘導式デジタイザ)
21 メモリ
22 ステージ
23 通信インタフェース
24 パソコン(PC)
25 CPU
26 格納部
27 液晶ディスプレイ(LCD)
28,29,30,40,42,82,86,92,98 筆記入力装置
33 コードリーダ
37 本体電源部
38 領域
39 検出回路
41 案内溝
45 識別記号(バーコード)
47 加筆情報
48 2次元コード
49 ラー
51 レンズ
53 光源
56 受光素子
81 保持部
83 情報処理部
87 ミラー保持筐体
88 指示入力領域
89 筆記入力領域
90 コードリーダ内蔵クリップ
93 文書
94 送信ボタン
95 動作取り消しボタン
96 文書削除ボタン
97 メール

Claims (1)

  1. 識別情報が印字された媒体が載置され、該媒体に筆記された文字に対応してデータを生成るステージと、
    記媒体を識別する識別手段と、を有し、
    前記識別手段は、
    前記ステージと略垂直方向に光を出射する光源と、
    受光素子と、
    前記光源から出射された光を前記識別情報へ投光し、前記識別情報からの反射光を前記受光素子へ入射させるミラーと、を有し、該受光素子へ入射された該反射光に応じて前記媒体を識別し、
    前記筆記がなされる場合には、前記光源と前記受光素子と前記ミラーが当該筆記入力装置に内蔵され、前記ミラーは前記ステージから突出され、
    前記筆記がなされない場合には、前記ミラーも前記筆記入力装置に内蔵されることを特徴とする筆記入力装置。
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