JP2001147771A - ページめくり検出方法及び筆記入力装置 - Google Patents

ページめくり検出方法及び筆記入力装置

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JP2001147771A
JP2001147771A JP33062899A JP33062899A JP2001147771A JP 2001147771 A JP2001147771 A JP 2001147771A JP 33062899 A JP33062899 A JP 33062899A JP 33062899 A JP33062899 A JP 33062899A JP 2001147771 A JP2001147771 A JP 2001147771A
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JP33062899A
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Hitoshi Hattori
仁 服部
Toshiyuki Furuta
俊之 古田
Tomohiko Beppu
智彦 別府
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記した情報を適切に管理するためのページ
めくり検出方法と、その方法を実現する使い勝手の良い
筆記入力装置を提供する。 【解決手段】 積重した複数の普通紙8のうち任意に選
択された普通紙8上に筆記された文字に対応してデータ
を生成する筆記入力装置18であって、普通紙8をめく
ったことを検出するめくり検出部35と、めくり検出部
35によって普通紙8をめくったことが検出された場合
に、受光面34を通して入射する光に応じて筆記対象と
する普通紙8を識別するコードリーダ33とを備えたこ
とを特徴とする筆記入力装置18を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理の方法及び
装置に関し、さらに詳しくは、積重された媒体のページ
がめくられたか否かを検出する方法と、めくられた該媒
体上で筆記した文字に対応したデータを生成する筆記入
力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の情報処理装置の構成を示
す図である。図1(a)及び図1(b)に示されるよう
に、この情報処理装置は情報記憶装置(デジタイザボー
ド)1と、入力フィルム3とを含み、情報記憶装置(デ
ジタイザボード)1内には全面消去・書き込み部(ヒー
トパネル)5が形成される。ここで、入力フィルム3と
ヒートパネル5との間には、図1(b)に示されるよう
に、書き込み済み媒体7や未書き込み媒体9などの情報
記録/表示媒体(デジタルペーパー)11が装入され
る。
【0003】上記のような情報処理装置は、電磁ペン1
3により手書き入力された情報を加筆データとしてデジ
タイザボード1に記憶し、必要なときに該情報をデジタ
ルペーパー11に表示することが可能なものである。ま
た、該情報処理装置においては、表示した情報の消去や
修正も自在に行うことができる。従って、以上のような
情報処理装置によれば、紙を消費することなく書類の作
成や蓄積を実現することができる。
【0004】すなわち、より詳述すれば上記情報処理装
置は、文字やイメージなどの各種情報を見られる状態で
保存する手段として、従来から利用している紙と、ディ
スプレイとメモリを有するコンピュータとの一長一短を
解析して、それぞれのよい点を取ったものを提案するも
のである。つまり、この情報処理装置によれば、コンピ
ュータで作成された、あるいは、手書き入力された情報
を媒体上において何度も書き換え可能で(つまり紙のよ
うに消費しない)、該情報はメモリへ蓄積されたり、外
部へ出力されたり、外部から入力されたりというよう
に、コンピュータが処理することが可能なデジタル情報
としての処理を実現する装置である。
【0005】ところが、例えば会議や文書のチェックと
いった創造的活動等のワーキングプロセスにおいて、情
報表示媒体を1枚ずつ装置上に載せ、その度にそこに表
示された文書に対し加筆や情報の入出力をするのでは、
1ページ毎に情報表示媒体を載せ換えねばならないた
め、利用者にとってきわめて面倒なこととなる。また、
その際に媒体上における加筆前の情報と加筆後の情報
を、単にメモリチップ等の情報蓄積媒体に蓄積する方法
も考えられているが、この方法では、複数毎の情報表示
媒体をめくりつつ作業するような場合には、加筆前後の
情報が相互に関連付けられないという問題がある。
【0006】一方、従来においては、上記のデジタイザ
ボード1上に装着された媒体(紙)を識別する情報処理
装置も考えられている。図2は、このような機能を有す
る装置を示すものであり、図2(a)に示されるよう
に、装着された媒体(紙)10を保持するクリップ15
を備え、図2(c)に示されるように、該クリップ15
内にバーコードリーダー17が内蔵される。
【0007】しかしながら、このような装置においても
実際に使用する時においては、1枚しか媒体10をデジ
タイザボード1上に載せることはできない。なぜなら、
装着した媒体10を識別するためのバーコードリーダー
17は、媒体10を保持するクリップ15に内蔵されて
いるため、仮に複数枚の媒体をクリップ15でとめて
も、めくったページ毎に媒体10を識別することができ
ないからである。すなわち、複数枚の媒体10が装着さ
れている場合に、例えば図2(b)に示されるように1
枚目をめくっても依然としてバーコードリーダー17は
1枚目の媒体10に接触しているため、2枚目の媒体1
0を認識することができないといった問題がある。
【0008】なお、上記のような情報処理装置において
は、一般的に、携帯して使用されることが多いので、長
時間携帯しつつ使用できるように低消費電力化も要求さ
れる。従って、バーコードリーダー17等の動作時間は
できるだけ短いことが望まれ、より具体的にはバーコー
ドリーダー17における光源の点灯時間や点灯回数が低
減されることが望まれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の点に
鑑みてなされたものであり、複数枚の媒体をぱらぱらめ
くりつつ作業をするような場合においても、筆記した情
報を適切に管理するためのページめくり検出方法と、そ
の方法を実現する使い勝手の良い筆記入力装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、積重した
複数の媒体において媒体がめくられたか否かを検出する
ページめくり検出方法であって、媒体をめくることによ
る受光量の変化を検出することを特徴とするページめく
り検出方法を提供することにより達成される。このよう
な手段によれば、ページめくり動作を正確に検知するこ
とができる。ここで、少なくとも二つの位置において受
光量の変化を検出し、それぞれの位置において検出され
た変化に応じて媒体がめくられたか否かを判定すること
ができる。このような手段によれば、ページめくり動作
をより正確に検知することができる。
【0011】また、本発明の目的は、積重した複数の媒
体のうち任意に選択された媒体上に筆記された文字に対
応してデータを生成する筆記入力装置であって、媒体を
めくったことを検出するめくり検出手段と、めくり検出
手段によって媒体をめくったことが検出された場合に、
筆記対象とする媒体を識別する識別手段とを備えたこと
を特徴とする筆記入力装置を提供することにより達成さ
れる。このような手段によれば、識別手段で消費する電
力を低減することができる。
【0012】また、本発明の目的は、積重した複数の媒
体のうち任意に選択された媒体上に筆記された文字に対
応してデータを生成する筆記入力装置であって、媒体を
めくることによる受光量の変化を検出する受光量検出手
段と、受光量検出手段によって上記変化が検出された場
合には、筆記の対象とする媒体を識別する識別手段とを
備えたことを特徴とする筆記入力装置を提供することに
よって達成される。このような手段によれば、識別手段
の動作効率を高め消費電力を低減することができる。こ
こで、受光量検出手段は、少なくとも二つの異なる位置
に設けられたものとすることができる。
【0013】また、上記筆記入力装置は、複数の位置に
おいて検出された上記変化に応じて媒体がめくられたか
否かを判定するめくり判定手段をさらに備え、識別手段
は、めくり判定手段において媒体がめくられたと判定さ
れた場合において筆記の対象とする媒体を識別するもの
とすることができる。このような手段によれば、めくり
動作についての誤検出を回避することができる。ここ
で、受光量検出手段は、媒体が有する平面上の直線を法
線とする受光面を含むものとすることができる。このよ
うな手段によれば、ページをめくる動作の検出精度を高
めることができる。
【0014】また、本発明の目的は、積重した複数の媒
体のうち任意に選択された媒体上に筆記された文字に対
応してデータを生成する筆記入力装置であって、媒体を
めくり、または戻したことを検出するめくり検出手段
と、めくり検出手段によって媒体をめくり、または戻し
たことが検出された回数に応じて、筆記対象とする媒体
を識別する識別手段とを備えたことを特徴とする筆記入
力装置を提供することにより達成される。このような手
段によれば、全ての媒体に識別情報を予め印字する必要
がなくなり、媒体の構成を簡素化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符
号は、同一又は相当部分を示す。 [実施の形態1]図3は本発明の実施の形態1に係る筆
記入力装置を示す図であり、図4は図3に示された筆記
入力装置18の構成を示すブロック図である。図3及び
図4に示されるように、この筆記入力装置18は、手書
き入力部(電磁誘導式デジタイザ)20と、メモリ21
と、通信インタフェース23と、CPU25と、液晶デ
ィスプレイ(LCD)27と、リセットボタン29と、
クリップ31と、コードリーダ33と、めくり検出部3
5と、本体電源部37と、筆記した文字を検出する検出
回路39とを備える。
【0016】ここで、コードリーダ33は1次元コード
が利用される場合には、図3(b)に示されるように、
近赤外発光ダイオード(LED)53によりレンズ51
及びミラー49を通してバーコード45を一括して照射
すると共に、受光面34及びミラー49を通してライン
CCD55によって検出するスキャン型、若しくはレー
ザー走査型のラインセンサから構成される。なお、図3
(a)に示されるように、受光面34は普通紙8が有す
る平面上の直線を法線とする平面からなる。
【0017】一方、2次元コードが利用される場合に
は、CCDやCMOSなどからなるエリアセンサから構
成される。また、手書き入力部20に内蔵されるCPU
25には、筆記した文字を検出する検出回路39と、メ
モリ21と、通信インタフェース23と、液晶ディスプ
レイ(LCD)27と、リセットボタン29と、コード
リーダ33と、めくり検出部35と、本体電源部37と
が接続される。なお、通信インタフェース23にはパー
ソナルコンピュータ(PC)24が接続される。
【0018】以上のような構成を有する筆記入力装置1
8には、図3(a)に示されるように、手書き入力部2
0のステージ22上に複数枚の普通紙8が載置される。
そして、この普通紙8に文字や線等が筆記されると、そ
の筆記による加筆情報47が電磁誘導方式デジタイザの
検出回路39により検出され、対応する加筆データが生
成される。そして、該加筆データがCPU25によりメ
モリ21に格納される。ここで、筆記する際に用いられ
る電磁ペン13は筆記中に電磁場を放射するアクティブ
なペンであり、普通紙8上で筆記すると検出回路39に
より筆記位置の座標が検出される。なお、この方式で
は、普通紙8の厚さが5mm程度までならば電磁ペン1
3から放射された電磁場を検出回路39で検出可能なた
め、何枚かの普通紙8を重ねて手書き入力部20のステ
ージ22上に置いたうえで筆記することができる。
【0019】またメモリ21は、例えば大容量のフラッ
シュメモリやハードディスクからなり、コードリーダ3
3から入力された文書の識別情報としてのID情報と、
加筆データとを書き換え可能な状態で記憶する。一方、
通信インタフェース23はRS232Cポートやイーサネット
ポート、PCMCIAカードポートなどからなる。また、図3
(a)に示されるように、普通紙8にはあるパソコン内
に格納されたある文書データに対応する文字等が、図示
されていないプリンタ等によって印刷されており、さら
に該文字等がどの文書データの一部であるかを示す識別
記号としてバーコード45が端部に印字されている。こ
こで、このバーコード45は、例えば文書名やページ番
号、パソコン名、パソコンのIPアドレス等を示すもの
であり、\\PC名(PCのIPアドレス)\ ドライブ名\ フォ
ルダ名\ 文書名\ ページ、のようなディレクトリ構造に
より、その文書データ(最小1ページ単位)が格納され
ている場所を一義的に定める識別情報(ID情報)であ
る。なお、バーコード45に直接上記情報をエンコード
できない場合は、ある数値情報をエンコードしておき、
別途識別情報との対応が分かるようなテーブルを用意し
ておく。そしてこのような場合には、該テーブルを参照
するようにプログラムされる。
【0020】一方、バーコード45に直接上記情報をエ
ンコードできる場合には、QRコードやデータマトリッ
クスコードなどの2次元コードを用いても良い。なお、
この場合には検出用のセンサは上記のようにエリアタイ
プになる。また、本装置は持ち運んで使用することが多
いので、本体電源としては筆記入力装置18内に収容さ
れた再充電可能な2次電池が使用されるのが好ましい。
【0021】次に、図3及び図4に示された筆記入力装
置18の動作を、図5と図7のフローチャートを参照し
つつ説明する。まず、ステップS1では、図5(a)に
示されるように、文書(ドキュメント)情報が印刷され
ている1枚以上の普通紙8が手書き入力部20のステー
ジ上に載置される。そして、ステップS2において、電
源が入れられる。すると、ステップS3で、コードリー
ダ33が1ページ目の普通紙8上に印字されているバー
コード45を検出し(ID検出)、ステップS4のID
処理により普通紙8の識別コードに基づくIDデータが
取得される。そして、検知した識別コードに応じて、こ
れから書き込もうとしている文書名又はその出所を使用
者にわかるようにLCD27に表示する。これにより、
使用者はこの表示を見るだけで、これから書き込もうと
している文書を読まずに何の文書であるか認識できる。
【0022】次に、ステップS5において、この1ペー
ジ目に使用者が電磁ペン13で筆記(加筆)すると、ス
テップS6において、手書き入力部20の検出回路39
が電磁ペン13の位置情報を検出して、その座標データ
を処理する(加筆データ処理)。なお、ステップS5に
おいて、1ページ目に使用者が加筆しない場合には、ス
テップS20に進み、ページめくり又はページ戻しがな
された場合にはステップS3へ進み、ページめくり又は
ページ戻しがなされない場合にはステップS5へ進む。
【0023】そしてステップS7において、該データ
は、CPU25により上記ID検出の結果得られたID
データにリンクされ(関連付け処理)、ステップS8に
おいて、IDデータにリンクされた該座標データがメモ
リ21へ格納される(メモリ処理)。次に、ステップS
9において、加筆作業を終了するか否か判断され、終了
しない場合にはステップS30へ進み次に加筆する対象
が新たなドキュメントであるか否か判断される。ここ
で、新たなドキュメントでないと判断される場合には、
ステップS5へ戻る。そして、1ページ目への加筆が終
了して2ページ目へ移る場合には、図5(b)に示され
るように、まず矢印12の向きに1ページ目がめくられ
る。ここで、従来においては、コードリーダ33は2ペ
ージ目の上に印刷されたバーコード46を読み込むよう
に常時動作しており、めくり終わった段階で初めて2ペ
ージ目の識別コードが検知される。実際、普通紙8はい
つめくられるかわからないので、常にコードリーダ33
を動作させておくことも有用である。
【0024】しかしながら、このように常時コードリー
ダ33を動作させておくと、多大な電力を消費する。従
って、本実施の形態に係る筆記入力装置18において
は、コードリーダ33に含まれた近赤外発光ダイオード
(LED)53に対し必要な時だけ発光動作がなされ
る。ここで必要な時とは、普通紙8のページをめくった
時又は戻した時であり、このタイミングは図3(a)や
図4などに示されるめくり検出部35で検出される。す
なわち、めくり検出部35においては例えば1ページ目
から2ページ目へめくった場合だけではなく、2ページ
目から1ページ目へページを戻した場合も検出される。
そして、このめくり検出部35において該検出がなされ
た時に、CPU25は近赤外発光ダイオード(LED)
53に発光動作を命じ、コードリーダ33を動作させ
る。
【0025】一方、ステップS30で新たなドキュメン
トであると判断された場合、すなわち、普通紙8,14
への加筆が終わって新たな普通紙と入れ替えた場合に
は、ステップS31へ進み、リセットボタン29を押す
ことによりステップS3に戻り、コードリーダ33が稼
動されて新しくステージに載置された普通紙のID検出
が行われる。
【0026】また、ステップS9において全ての作業が
終了したと判断されたときには、ステップS10で加筆
データをパソコンに転送するか否か判断され、転送しな
い場合にはステップS12へ進み電源がオフされる。一
方、ステップS10で加筆データをパソコンに転送する
と判断された場合には、ステップS11において加筆前
の文書が格納されていたパソコンに接続して、加筆前後
の文書におけるIDの一致性を確認した後に通信インタ
フェース23から該パソコン内にある加筆前の文書に加
筆データを上書きし、最新のデータファイルに更新す
る。なお、この時該IDが一致しない場合には、その旨
をLCD27に表示する。そして、ステップS12にお
いて電源がオフされ動作を終了する。
【0027】次に、上記めくり検出部35についてくわ
しく説明する。図5(c)は1ページ目の普通紙8が完
全にめくられた後の状態を示し、図5(d)は図5
(c)に示された状態を横から見た構成を示す。また、
図6(a)は図5(d)に示されためくり検出部35の
構成を示し、1ページ目の普通紙8のみがめくられた後
で、該めくられた普通紙8がめくり検出用スイッチ36
で押さえられている状態を示す。ここで、このめくり検
出用スイッチ36は、当接部の動きに応じた検知信号を
生成すると共に、バネの力などで該当接部を機械的に押
し戻す感圧センサからなる。
【0028】従って、例えば2ページ目の普通紙14に
おける加筆が終わり、図6(b)に示されるように、こ
の2ページ目の普通紙14をめくり検出用スイッチ36
を通してめくり検出部35へ収納すると、収納の過程で
普通紙14がめくり検出用スイッチ36の当接部に触
れ、これを圧する。これにより、めくり検出用スイッチ
36が作動し2ページ目をめくったことが検出され、め
くったことを示す検知信号が生成される。
【0029】また例えば、図6(c)に示されるよう
に、2ページにわたる普通紙8,14がめくり検出部3
5に収納されている場合に、このうち2ページ目の普通
紙14だけを戻す場合には、普通紙14がめくり検出部
35から引き抜かれ検出用スイッチ36の当接部がバネ
の力により若干戻される。これにより、めくり検出用ス
イッチ36が作動し2ページ目を戻したことが検出さ
れ、戻したことを示す検知信号が生成される。
【0030】そして、以上のような動作により生成され
た検知信号は、CPU25に供給される。そして、CP
U25は検知信号が供給された時点で、上記のようにコ
ードリーダ33を動作させる。従って、このようなめく
り検出部35を備えることにより、コードリーダ33の
連続稼働による消費電力を低減することができる。ま
た、コードリーダ33に含まれた近赤外発光ダイオード
(LED)53による連続的な投光は、実際目に見える
光もあるため、ユーザにとって目障りになることがあ
る。従って、上記のようなめくり検出部35を備えた筆
記入力装置18によれば、不必要な投光が回避できる。
【0031】なお、めくり検出部35は、上記のように
当接部の動きに応じた検知信号を生成すると共に、バネ
の力などで該当接部を機械的に押し戻す感圧センサから
なるものであるが、めくられた普通紙8,14の厚さを
測る機能を有するものであってもよい。そしてこの場合
には、測定された紙の厚さに応じてめくられたページ数
が認識される。
【0032】以上より、本発明の実施の形態1に係る筆
記入力装置18によれば、めくり検出部35により普通
紙8,14がめくられ、あるいは戻されたことが検知さ
れた場合、すなわち筆記対象とするページに変動があっ
たときにだけ、コードリーダ33が稼動されるため、消
費電力を低減することができる。 [実施の形態2]図8は、本発明の実施の形態2に係る
筆記入力装置58の構成及び動作を示す図であり、図8
(a)は電源投入直後の状態、図8(b)は図8(a)
に示された装置の断面、図8(c)は1ページ目がめく
られつつある状態、図8(d)は1ページ目を完全にめ
くった後の状態をそれぞれ示す。
【0033】また図9は、図8に示された筆記入力装置
58の構成を示すブロック図である。図8及び図9に示
されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置58
は、図3(a)及び図4に示された実施の形態1に係る
筆記入力装置18と同様な構成を有するが、めくり検出
部35の代わりに、めくり検出用光源部57と、受光部
59,61及び信号処理回路63を含むめくり検出器6
4が備えられたことを特徴とする。
【0034】すなわち、実施の形態1に係るめくり検出
部35は、めくられた普通紙8等との接触を機械的に検
知することによってページめくり(またはページ戻し)
を検出するものであるが、本実施の形態2に係るめくり
検出器64は、普通紙8と非接触な光学的手段によりペ
ージめくり(またはページ戻し)を検出するものであ
る。
【0035】なお、図10は、本実施の形態2に係る筆
記入力装置における情報の流れを示す図である。図10
に示されるように、普通紙8に筆記された情報は検出回
路39を含む手書き入力部20において座標データ化さ
れ、16ビットコンピュータ65に記憶される。また、
文書の識別情報は普通紙8に印刷されたバーコード45
として表されるが、コードリーダ33がこのバーコード
45を自動認識することにより文書のIDデータが得ら
れ、このIDデータも16ビットコンピュータ65に供
給されて上記座標データと関連付けられ記憶される。ま
た、筆記対象とする文書を識別するための情報がLCD
27に表示される。一方、16ビットコンピュータ65
において関連付けされた上記座標データとIDデータ
は、インタフェースボード(通信インタフェース)23
を介して外部(パソコンなど)へ出力される。
【0036】また、普通紙8をめくった場合、あるいは
めくった普通紙8を戻した場合には、めくり検出器64
がそのような動作を検出し、検出したことを示す信号を
16ビットコンピュータ65に供給する。以下におい
て、このめくり検出器64についてより詳しく説明す
る。図8(a)に示されるように、本実施の形態2に係
る筆記入力装置58は、めくり検出用のLEDを使用し
た光源部57が手書き入力部20上の右側に設けられ、
光源部57からの光を受光するための二つの受光部5
9,61が、ステージを挟んで反対側(左側)に設けら
れている。ここで、図8(b)に示されるように、光源
部57からはレンズを通して水平方向へ投光される。ま
た、各受光部59,61には一般的なフォトダイオード
と集光用レンズ(光ファイバでも良い)などが含まれ
る。
【0037】図11は、図9及び図10に示されためく
り検出器64の構成を示すブロック図である。図11に
示されるように、めくり検出器64の二つの受光部5
9,61は同じ構成を有し、それぞれ、受光素子67
と、電流電圧変換増幅器69と、非反転増幅器71と、
コンパレータ(比較器)73とを含む。ここで、図11
に示された二つの受光部59,61のうちいずれか一方
において、コンパレータを除いた部分の構成が、図12
の回路図に示される。図12に示されるように、受光素
子67はホトダイオードからなり、電流電圧変換増幅器
69は増幅器PAと、抵抗素子1と、コンデンサC2〜
C4とを含む。また、非反転増幅器71は2段の増幅器
MA1,MA2と、抵抗素子R2〜R6と、コンデンサ
C5〜C10とを含む。なお、増幅器PA,MA1,M
A2は共に、電源電圧Vccと、絶対値が電源電圧Vc
cの大きさに等しい負の電圧との間で動作する。そし
て、このような構成を有する受光回路によれば、受光素
子67に光が入射することにより生じる電流に基づいて
受光強度に比例した検出信号が生成され、2段の増幅器
MA1,MA2により増幅される。そして、非反転増幅
器71から出力された信号は、図11に示されたコンパ
レータ73でデジタル信号化されて、信号処理回路63
に供給される。なお、図8(a)に示されるように、上
記のような構成を有する受光部59,61は、実際にめ
くられる普通紙8の下辺の方向とは垂直な方向に配置さ
れている。
【0038】次に、上記のような構成を有するめくり検
出器64の動作について説明する。光源部57からは低
電力の光が連続的又はパルス状に投光されており、二つ
の受光部59,61の受光強度が共に変化しない場合に
は、ページがめくられたり戻されたりしていないと判断
される。一方、図8(c)に示されるように1ページ目
の普通紙8がめくられると、光源部57から受光部59
へ入射する光が普通紙8により遮られるため、図13
(a)に示されるように、受光部59で生成された受光
強度を示す検出信号が時間t1で極小となる。なお、こ
のとき光源部57から受光部61へ入射する光は普通紙
8により遮られないため、図13(b)に示されるよう
に、受光部61で生成された受光強度を示す検出信号は
変化しない。
【0039】そしてさらに、図8(d)に示されるよう
に1ページ目の普通紙8が完全にめくられると、光源部
57から受光部61へ入射する光も普通紙8により遮ら
れるため、図14(b)に示されるように、受光部61
で生成された受光強度を示す検出信号が時間t2で極小
となる。なお、図14(a)は上記図13(a)と同じ
グラフを示す。ここで、受光部59,61でそれぞれ生
成された二つの検出信号が極小となる時間のずれに応じ
た信号が信号処理回路63で生成される。すなわち、図
14に示されるように時間t1が時間t2より小さい場
合には、ページがめくられたことを示す信号が、逆に時
間t2が時間t1より小さい場合には、ページが戻され
たことを示す信号がそれぞれ信号処理回路63で生成さ
れる。
【0040】なお、上記のページをめくる動作や戻す動
作は、ユーザによって若干相違するものの、たとえばペ
ージをめくる場合に二つの受光部59、61に入射する
光をそれぞれ遮る時間の差はあまり大きいものでなく、
経験的には長くても数秒間であることがほとんどであ
る。従って、一つの検出信号が変化してから所定時間、
例えば2秒間に別の検出信号が変化した場合には、ペー
ジめくりあるいはページ戻しがなされたものと判断させ
ることができる。
【0041】また、ページをめくらなくても、加筆する
際に手が受光部59,61に入射する光を遮ってしまう
ような場合や、ページを完全にめくらず途中で止めるよ
うな場合も考えられるが、このような場合は二つの受光
部59,61にそれぞれ入射する光を共に遮ることは少
ない。なお、ページがめくられる途中においてめくられ
たものと判断されると、コードリーダ33が稼働しても
普通紙8はめくられている途中であるため、バーコード
45が正確に読み取られないという問題がある。そして
この問題に対しては、コードリーダ33の稼働時間を長
くすることも考えられるが、消費電力が増大してしま
う。
【0042】以上より、本実施の形態2に係る筆記入力
装置によれば、実施の形態1に係る筆記入力装置と同様
な効果を奏すると共に、複数の受光部59,61で入射
光の強度変化が検出されたときに初めて、ページがめく
られたと判断するため、ページをめくっていない、ある
いは完全にめくってはいないにもかかわらずめくったこ
とと判断する等の誤動作を回避することができる。 [実施の形態3]図15は、本発明の実施の形態3に係
る筆記入力装置の構成及び動作を示す図であり、図15
(a)は電源投入直後の状態、図15(b)は1ページ
目を完全にめくった後の状態をそれぞれ示す。
【0043】図15に示されるように、本実施の形態に
係る筆記入力装置74は、図8に示された実施の形態2
に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、受光部5
9,61が、実際にめくられる普通紙8の下辺の方向と
は垂直な方向に配置されているものの水平にずれた位置
ではなく、垂直方向にずれた位置に配置されており、光
源部57が備えられていない点で相違するものである。
【0044】このような構成を有する筆記入力装置は、
上記実施の形態2に係る筆記入力装置と同様に動作する
が、受光部は光源部からの光の代わりに、例えばオフィ
ス等の使用環境下における蛍光灯等からの光を受光す
る。以下において、ページがめくられた時のめくり検出
動作について図16を参照しつつ説明する。1ページ目
の普通紙8がめくられる過程においては、該普通紙8の
クリップ31により押さえられた辺と対向する辺が、上
方へ移動される。このことから、まず下に位置する受光
部59に入射する光がめくられる普通紙8によって遮ら
れるため、図16(a)に示されるように受光部59で
生成される検出信号が時間t1で極小となる。また、普
通紙8をめくっていくと上に位置する受光部61に入射
する光が遅れて遮られる。従って、図16(b)に示さ
れるように、受光部61で生成される検出信号は時間t
1より後の時間t2において極小となる。なお、ページ
が戻される時には該普通紙8のクリップ31により押さ
えられた辺と対向する辺が、下方へ移動されるため、こ
の場合には時間t1が時間t2より後になる。
【0045】以上より、本実施の形態に係る筆記入力装
置によっても、上記実施の形態2に係る筆記入力装置と
同様な効果を得ることができる。 [実施の形態4]図17は、本発明の実施の形態4に係
る筆記入力装置の構成及び動作を示す図であり、図17
(a)は電源投入直後の状態、図17(b)は1ページ
目がめくられつつある状態、図17(c)は1ページ目
が完全にめくられた後の状態をそれぞれ示す。
【0046】図17に示されるように、本実施の形態に
係る筆記入力装置76は、図8に示された実施の形態2
に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、光源部5
7が備えられていない点で相違するものである。このよ
うな構成を有する筆記入力装置は、上記実施の形態2に
係る筆記入力装置と同様に動作するが、受光部は光源部
からの光の代わりに、例えばオフィス等の使用環境下に
おける蛍光灯等からの光を受光する。
【0047】以下において、本実施の形態に係る筆記入
力装置の動作を説明する。図17(b)に示されるよう
に、1ページ目の普通紙8がめくられる過程において
は、該普通紙8のクリップ31により押さえられた辺と
対向する辺が、上方へ移動される。このことから、まず
下に位置する受光部59に入射する光がめくられる普通
紙8によって遮られるため、図18(a)に示されるよ
うに受光部59で生成される検出信号が時間t1で極小
となる。また、普通紙8をさらにめくっていくと、クリ
ップ31に近い側に位置する受光部61へ入射する光が
遅れて遮られる。従って、図19(b)に示されるよう
に、受光部61で生成される検出信号は時間t1より後
の時間t2において極小となる。
【0048】一方、図20(a)に示されるように1ペ
ージ目の普通紙8が戻される過程においては、該普通紙
8のクリップ31により押さえられた辺と対向する辺
が、下方へ移動される。このことから、まずクリップ3
1に近い側に位置する受光部61に入射する光が戻され
る普通紙8によって遮られるため、図21(b)に示さ
れるように受光部61で生成される検出信号が時間t3
で極小となる。また、図20(b)に示されるように、
普通紙8を1ページ目に完全に戻すと、クリップ31か
ら遠い側に位置する受光部59へ入射する光が遅れて遮
られる。従って、図22(a)に示されるように、受光
部59で生成される検出信号は時間t3より後の時間t
4において極小となる。そして、受光部59,61で生
成される検出信号が図22に示されるように変化した場
合に初めて、信号処理回路63及びCPU25によりペ
ージが完全に戻されたと判断され誤動作が回避される。
【0049】なお、図20(a)に示されるように一度
1ページ目を戻そうとした後、図20(c)に示される
ように、1ページ目を完全に戻さずに再度2ページ目を
開く場合には、クリップ31に近い側の受光部61で
は、図23(b)に示されるような変化を示す検出信号
が生成される。すなわち、一度1ページ目を戻そうとし
た時間t3において受光部61に入射する光が遮られる
ため、検出信号が極小となり、その後再度1ページ目を
めくる時間t5において再度受光部61に入射する光が
遮られるため、検出信号が極小となる。そして、受光部
59,61で生成される検出信号が図23に示されるよ
うに変化した場合には、信号処理回路63及びCPU2
5により、1ページ目に戻されず2ページ目を加筆対象
とするものと判断され、ページの識別における誤動作が
回避される。
【0050】以上より、本実施の形態に係る筆記入力装
置によっても、上記実施の形態2に係る筆記入力装置と
同様な効果を得ることができる。 [実施の形態5]図24は、本発明の実施の形態5に係
る筆記入力装置の構成及び動作を示す図であり、図24
(a)は1ページ目が筆記対象とされる状態、図24
(b)は1ページ目がめくられた状態をそれぞれ示す。
【0051】図24に示されるように、本実施の形態に
係る筆記入力装置は、図17に示された実施の形態4に
係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、普通紙8の
上辺を緊締するクリップ31の代わりに普通紙8の左斜
め上の角を緊締するクリップ32が備えられる点で相違
する。このような構成を有する筆記入力装置において、
載置された1ページ目は図24(b)に示されるように
めくられるため、受光部59,61により上記実施の形
態4に係る筆記入力装置と同様にめくり動作等が検出さ
れる。
【0052】従って、本実施の形態5に係る筆記入力装
置においても上記実施の形態4に係る筆記入力装置と同
様な効果を得ることができる。 [実施の形態6]図25は、本発明の実施の形態6に係
る筆記入力装置の構成を示す図である。図25に示され
るように、本実施の形態に係る筆記入力装置80は、図
24に示された実施の形態5に係る筆記入力装置78と
同様な構成を有するが、受光部60,62がステージ上
に載置される普通紙8の左辺側ではなく、上辺側に配置
される点で相違するものである。
【0053】本実施の形態に係る筆記入力装置80にお
いては、図24に示された実施の形態5に係る筆記入力
装置78と同様に、クリップ32がステージ上に載置さ
れた普通紙8の左上隅を緊締するように配置されるた
め、該普通紙8は図24(b)に示されるようにめくら
れる。従って、上記のように、ステージ上に載置された
普通紙8の上辺側に受光部60,62を配置しても、普
通紙8をめくる際及び戻す際に受光部60,62へ入射
する光が遮られるため、実施の形態5に係る筆記入力装
置と同様なめくり検出が実現できる。
【0054】なお、上記実施の形態に係るいずれの筆記
入力装置においても、ステージ22上に載置する複数の
普通紙のうち、一番上のページだけにバーコードなどの
識別情報を印字し、2ページ以下には印字しなくても足
りるものとすることができる。すなわち、文書のID情
報は第1ページのみに付し、2ページ目以降は上記めく
り、あるいは戻しの検出を利用して識別する。以下にお
いて、このような筆記入力装置の動作を、図26に示さ
れたフローチャートを参照しつつ説明する。
【0055】まず、ステップS1では、文書(ドキュメ
ント)情報が印刷されている1枚以上の普通紙8が手書
き入力部20のステージ22上に載置される。そして、
ステップS2において、電源が入れられる。すると、ス
テップS3で、コードリーダ33が1ページ目の普通紙
8上に印字されているバーコード45を検出し(ID検
出)、検出したバーコード45に応じて、これから書き
込もうとしている文書名又はその出所を使用者にわかる
ようにLCD27に表示する。これにより、使用者はこ
の表示を見るだけで、これから書き込もうとしている文
書を読まずに何の文書であるか認識できる。また、ステ
ップS4でページを示すパラメータPの初期値としてC
PU25により1が設定され、該パラメータがメモリ2
1に格納される。
【0056】そして、ステップS5のID処理により普
通紙8に印字されたバーコード45に基づくIDデータ
が取得される。次に、ステップS6において、この1ペ
ージ目に使用者が電磁ペン13で筆記(加筆)すると、
ステップS7において、手書き入力部20の検出回路3
9が電磁ペン13の位置情報を検出して、その座標デー
タを処理する(加筆データ処理)。なお、ステップS6
において、1ページ目に使用者が加筆しない場合には、
ステップS20に進み、ページめくり又はページ戻しが
なされない場合にはステップS6へ戻る。一方、ステッ
プS20でページがめくられた場合にはステップS21
へ進み、上記パラメータPの値がCPU25により1だ
けインクリメントされてステップS5へ戻る。また、ス
テップS20においてページが戻された場合にはステッ
プS22へ進み、上記パラメータPの値がCPU25に
より1だけ減じられてステップS5へ戻る。
【0057】また、ステップS8において、該座標デー
タは、CPU25により上記ID検出の結果得られたI
Dデータにリンクされ(関連付け処理)、ステップS9
において、IDデータにリンクされた該座標データがメ
モリ21へ格納される(メモリ処理)。次に、ステップ
S10において、加筆作業を終了するか否か判断され、
終了しない場合にはステップS30へ進み次に加筆する
対象が新たなドキュメントであるか否か判断される。こ
こで、新たなドキュメントでないと判断される場合に
は、ステップS6へ戻る。一方、ステップS30で新た
なドキュメントであると判断された場合、すなわち、加
筆が終わって新たな普通紙と入れ替えた場合には、ステ
ップS31へ進み、リセットボタン29を押すことによ
りステップS3に戻り、コードリーダ33が稼動されて
新しくステージに載置された1ページ目の普通紙のID
検出が行われる。
【0058】また、ステップS10において全ての作業
が終了したと判断されたときには、ステップS11で加
筆データをパソコン(PC)に転送するか否か判断さ
れ、転送しない場合にはステップS13へ進み電源がオ
フされる。一方、ステップS11で加筆データをパソコ
ンへ転送すると判断された場合には、ステップS12に
おいて加筆前の文書が格納されていたパソコンに接続し
て、通信インタフェース23から該パソコン内にある加
筆前の文書に加筆データを上書きし、最新のデータファ
イルに更新する。そして、ステップS13において電源
がオフされ動作を終了する。
【0059】以上のような動作を実現する筆記入力装置
によれば、筆記対象とする複数の普通紙のうち第1ペー
ジだけにバーコード45などの識別情報を印字すれば足
りるため、筆記対象の構成を簡易にすることができる。
なお、上記における全ての実施の形態に係る筆記入力装
置においては、筆記した文字をデータ化するために、上
記のような電磁誘導方式が採用されるが、本発明はこの
ような方式を採用する装置に限られるものではなく、例
えば光学的手段により撮影された筆記具の軌跡に基づい
てデータ化する方式や、筆記具から発せられる超音波な
どを検知することにより筆記された文字をデータ化する
方式などにおいても適用できる。
【0060】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、媒体をめ
くることによる受光量の変化を検出することによってペ
ージめくり動作を検出するため、ページめくり動作を正
確に検知することができる。ここで、少なくとも二つの
位置において受光量の変化を検出し、それぞれの位置に
おいて検出された変化に応じて媒体がめくられたか否か
を判定すれば、ページめくり動作をより正確に検知する
ことができる。
【0061】また、めくり検出手段によって媒体をめく
ったことが検出された場合に、筆記対象とする媒体を識
別する識別手段を備えた筆記入力装置によれば、識別手
段で消費する電力を低減することができる。また、受光
量検出手段によって上記変化が検出された場合には、筆
記の対象とする媒体を識別する識別手段を備えた筆記入
力装置によれば、識別手段の動作効率を高め、消費電力
を低減することができる。ここで、複数の位置において
検出された上記変化に応じて媒体がめくられたか否かを
判定するめくり判定手段をさらに備え、識別手段は、め
くり判定手段において媒体がめくられたと判定された場
合において筆記の対象とする媒体を識別するものとすれ
ば、めくり動作についての誤検出を回避することがで
き、動作の信頼性を高めることができる。さらに、受光
量検出手段は、媒体が有する平面上の直線を法線とする
受光面を含むものとすることにより、ページをめくる動
作の検出精度を高めることができ、動作の信頼性をより
高めることができる。
【0062】また、めくり検出手段によって媒体をめく
り、または戻したことが検出された回数に応じて、筆記
対象とする媒体を識別する識別手段とを備えた筆記入力
装置によれば、全ての媒体に識別情報を予め印字する必
要がなくなり、媒体の構成を簡素化することができるた
め、本装置による筆記作業に必要なコストを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の情報処理装置の構成を示す図である。
【図2】装着された媒体(紙)を識別し得る従来の情報
処理装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る筆記入力装置を示
す図であり、それぞれ図3(a)は斜視図、図3(b)
は図3(a)に示された破線II−IIで切断したとき
の断面図を示す。
【図4】図3に示された筆記入力装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図3に示された筆記入力装置の動作を説明する
ための図であり、図5(a)は電源投入直後の状態、図
5(b)は1ページ目がめくられつつある状態、図5
(c)は1ページ目が完全にめくられた後の状態をそれ
ぞれ示す。
【図6】図3に示されためくり検出部の構成および動作
を示す図であり、図6(a)は1ページ目だけがめくら
れている状態、図6(b)はさらに2ページ目がめくら
れつつある状態、図6(c)は完全に2ページ目がめく
られている状態、図6(d)はさらに2ページ目が戻さ
れつつある状態をそれぞれ示す。
【図7】図3に示された筆記入力装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の実施の形態2に係る筆記入力装置の構
成及び動作を示す図であり、図8(a)は電源投入直後
の状態、図8(b)は図8(a)に示された装置の断
面、図8(c)は1ページ目がめくられつつある状態、
図8(d)は1ページ目が完全にめくられた後の状態を
それぞれ示す。
【図9】図8に示された筆記入力装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】図8に示された筆記入力装置における情報の
流れを示す図である。
【図11】図9及び図10に示されためくり検出器の構
成を示すブロック図である。
【図12】図11に示された受光部のコンパレータを除
いた構成を示す回路図である。
【図13】図8に示された筆記入力装置においてページ
がめくられる途中の動作を説明するための波形図であ
り、図13(a)は図8に示されたクリップから遠い方
の受光部で生成された検出信号の波形を示し、図13
(b)は図8に示された他方の受光部で生成された検出
信号の波形を示す。
【図14】図8に示された筆記入力装置においてページ
が完全にめくられたときの動作を説明するための波形図
であり、図14(a)は図8に示されたクリップから遠
い方の受光部で生成された検出信号の波形を示し、図1
4(b)は図8に示された他方の受光部で生成された検
出信号の波形を示す。
【図15】本発明の実施の形態3に係る筆記入力装置の
構成及び動作を示す図であり、図15(a)は電源投入
直後の状態、図15(b)は1ページ目が完全にめくら
れた後の状態をそれぞれ示す。
【図16】図15に示された筆記入力装置においてペー
ジがめくられたときの動作を説明するための波形図であ
り、図16(a)は図15に示された低い方の受光部で
生成された検出信号の波形を示し、図16(b)は図1
5に示された高い方の受光部で生成された検出信号の波
形を示す。
【図17】本発明の実施の形態4に係る筆記入力装置の
構成及び動作を示す図であり、図17(a)は電源投入
直後の状態、図17(b)は1ページ目がめくられつつ
ある状態、図17(c)は1ページ目が完全にめくられ
た後の状態をそれぞれ示す。
【図18】図17に示された筆記入力装置においてペー
ジがめくられる途中の動作を説明するための波形図であ
り、図18(a)は図17に示されたクリップから遠い
方の受光部で生成された検出信号の波形を示し、図18
(b)は図17に示された他方の受光部で生成された検
出信号の波形を示す。
【図19】図17に示された筆記入力装置においてペー
ジが完全にめくられたときの動作を説明するための波形
図であり、図19(a)は図17に示されたクリップか
ら遠い方の受光部で生成された検出信号の波形を示し、
図19(b)は図17に示された他方の受光部で生成さ
れた検出信号の波形を示す。
【図20】図17に示された筆記入力装置の動作を説明
するための図であり、図20(a)は1ページ目を戻し
つつある状態、図20(b)は1ページ目が戻された直
後の状態、図20(c)は1ページ目へ戻さず再度2ペ
ージを開いた状態をそれぞれ示す。
【図21】図17に示された筆記入力装置においてペー
ジが戻される途中の動作を説明するための波形図であ
り、図21(a)は図17に示されたクリップから遠い
方の受光部で生成された検出信号の波形を示し、図21
(b)は図17に示された他方の受光部で生成された検
出信号の波形を示す。
【図22】図17に示された筆記入力装置においてペー
ジが完全に戻されたときの動作を説明するための波形図
であり、図22(a)は図17に示されたクリップから
遠い方の受光部で生成された検出信号の波形を示し、図
22(b)は図17に示された他方の受光部で生成され
た検出信号の波形を示す。
【図23】図17に示された筆記入力装置において1ペ
ージ目へ完全に戻されず再度2ページ目が開かれたとき
の動作を説明するための波形図であり、図23(a)は
図17に示されたクリップから遠い方の受光部で生成さ
れた検出信号の波形を示し、図23(b)は図17に示
された他方の受光部で生成された検出信号の波形を示
す。
【図24】本発明の実施の形態5に係る筆記入力装置の
構成及び動作を示す図であり、図24(a)は1ページ
目に筆記される状態、図24(b)は1ページ目がめく
られた状態をそれぞれ示す。
【図25】本発明の実施の形態6に係る筆記入力装置の
構成を示す図である。
【図26】本発明の実施の形態に係る筆記入力装置にお
いて、一番上のページにだけバーコードが印字された複
数枚の普通紙が載置された場合の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 情報記憶装置(デジタイザボード) 3 入力フィルム 5 全面消去・書き込み部(ヒートパネル) 7 書き込み済み媒体 8,14 普通紙 9 未書き込み媒体 10 媒体(紙) 11 情報記録/表示媒体(デジタルペーパー) 12 矢印 13 電磁ペン 15,31,32 クリップ 17 バーコードリーダー 18,58,74,76,78,80 筆記入力装置 20 手書き入力部(電磁誘導式デジタイザ) 21 メモリ 22 ステージ 23 通信インタフェース(インタフェースボード) 24 パーソナルコンピュータ(パソコン) 25 CPU 27 液晶ディスプレイ(LCD) 29 リセットボタン 33 コードリーダ 34 受光面 35 めくり検出部 36 めくり検出用スイッチ 37 本体電源部 39 検出回路 45,46 識別記号(バーコード) 47 加筆情報 48 2次元コード 49 ミラー 51 レンズ 53 近赤外発光ダイオード(LED) 55 ラインCCD 56 受光素子 57 光源部 59〜62 受光部 63 信号処理回路 64 めくり検出器 65 16ビットコンピュータ 67 受光素子 69 電流電圧変換増幅器 71 非反転増幅器 73 コンパレータ(比較器) PA,MA1,MA2 増幅器 R1〜R6 抵抗素子 C1〜C10 コンデンサ Vcc 電源電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 別府 智彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B068 AA05 AA33 BB14 BC03 BD07 CC06 CD04 5B087 AA09 CC32 DE06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積重した複数の媒体において前記媒体が
    めくられたか否かを検出するページめくり検出方法であ
    って、 前記媒体をめくることによる受光量の変化を検出するこ
    とを特徴とするページめくり検出方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも二つの位置において前記受光
    量の変化を検出し、それぞれの前記位置において検出さ
    れた前記変化に応じて前記媒体がめくられたか否かを判
    定することを特徴とする請求項1に記載のページめくり
    検出方法。
  3. 【請求項3】 積重した複数の媒体のうち任意に選択さ
    れた前記媒体上に筆記された文字に対応してデータを生
    成する筆記入力装置であって、 前記媒体をめくったことを検出するめくり検出手段と、 前記めくり検出手段によって前記媒体をめくったことが
    検出された場合に、筆記対象とする前記媒体を識別する
    識別手段とを備えたことを特徴とする筆記入力装置。
  4. 【請求項4】 積重した複数の媒体のうち任意に選択さ
    れた前記媒体上に筆記された文字に対応してデータを生
    成する筆記入力装置であって、 前記媒体をめくることによる受光量の変化を検出する受
    光量検出手段と、 前記受光量検出手段によって前記変化が検出された場合
    には、筆記の対象とする前記媒体を識別する識別手段と
    を備えたことを特徴とする筆記入力装置。
  5. 【請求項5】 前記受光量検出手段は、少なくとも二つ
    の異なる位置に設けられた請求項4に記載の筆記入力装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の前記位置において検出された前記
    変化に応じて前記媒体がめくられたか否かを判定するめ
    くり判定手段をさらに備え、 前記識別手段は、前記めくり判定手段において前記媒体
    がめくられたと判定された場合において筆記の対象とす
    る前記媒体を識別する請求項5に記載の筆記入力装置。
  7. 【請求項7】 前記受光量検出手段は、前記媒体が有す
    る平面上の直線を法線とする受光面を含むことを特徴と
    する請求項4に記載の筆記入力装置。
  8. 【請求項8】 積重した複数の媒体のうち任意に選択さ
    れた前記媒体上に筆記された文字に対応してデータを生
    成する筆記入力装置であって、 前記媒体をめくり、または戻したことを検出するめくり
    検出手段と、 前記めくり検出手段によって前記媒体をめくり、または
    戻したことが検出された回数に応じて、筆記対象とする
    前記媒体を識別する識別手段とを備えたことを特徴とす
    る筆記入力装置。
JP33062899A 1999-11-19 1999-11-19 ページめくり検出方法及び筆記入力装置 Pending JP2001147771A (ja)

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