JP2014238623A - 手書き入力装置及び制御プログラム並びに制御方法 - Google Patents

手書き入力装置及び制御プログラム並びに制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストアップを抑え、確実に改頁動作を検出することができる手書き入力装置及び制御プログラム並びに制御方法を提供する。【解決手段】用紙の上からの押圧を検知可能なタッチパネルを備える手書き入力装置であって、前記用紙を押圧して前記タッチパネル上で固定する保持部と、前記保持部の状態変化を検出することによって、手書き入力済みの前記用紙を取り除く改頁動作が行われたかを判定する改頁判定部と、前記改頁動作が行われたと判定された場合に、当該改頁動作までに手書き入力された情報を手書きデータとして保存及び/又は他の装置に転送する制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、手書き入力装置及び制御プログラム並びに制御方法に関し、特に、用紙上に手書きした情報を電子データに変換する手書き入力装置及び当該手書き入力装置の操作を制御する制御プログラム並びに制御方法に関する。
近年、用紙上に手書きした文字や図形などの情報(以下、手書き情報と呼ぶ。)を電子データ(以下、手書きデータと呼ぶ。)として保存又は出力する機能を備えた手書き入力装置が販売されている。この手書き入力装置は、感圧式のタッチパネルを備えており、タッチパネル上に固定した用紙にペンなどで手書き情報を入力すると、ペンの圧力をタッチパネルが検知し、タッチ位置の移動軌跡を手書きデータとして記憶することができる。
このような手書き入力装置では、各々の用紙に手書きした手書き情報を各々、別の手書きデータとして保存する必要があることから、手書き入力済みの用紙を取り除いたり引き抜いたりして用紙を交換する動作(以下、改頁動作と呼ぶ。)を検出する様々な方法が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、第1の通信装置と、第2の通信装置とを備えており、前記第1の通信装置は、積層された複数の紙と、前記複数の紙のいずれかがめくられたことを検出するめくり検出手段と、前記積層された紙の下部に設けられており、前記紙に筆記された軌跡を読取る読取手段と、前記読取手段により読取られた読取データを通信手段を介して前記第2の通信装置へ送信するとともに、前記めくり検出手段により前記紙がめくられたことが検出された場合は、その紙がめくられたことを示すめくりデータを前記第2の通信装置へ送信する送信手段とを備えており、前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置から送信された前記読取データを受信するとともに、前記めくりデータを受信可能な受信手段と、この受信手段により受信された前記読取データに対応する軌跡を画面に表示する表示手段と、この受信手段により前記めくりデータが受信された場合は、前記画面の表示を前記めくりデータに基づいて新たに表出した紙に応じて変更する画面表示変更手段とを備えた通信システムが開示されており、この公報では、紙をめくったときの2つのスイッチのON/OFFを感知して、ページがめくられたこと、つまり用紙が変わったことを認識している。
特開2002−009988号公報
上述した手書き入力装置において、改頁動作を検出する方法として、手書き入力装置に予め設けられた専用のボタンなどを押下することにより、手書き入力装置に対して利用者が能動的に改頁を通知する方法と、特許文献1のように、改頁動作を検出するための専用のセンサを複数設け、専用のセンサからの出力に基づいて用紙の交換が行われたことを検出する方法などがある。
しかしながら、前者の方法の場合は、利用者が手書き入力装置に対して改頁の通知を忘れてしまった場合、本来は異なるページへの手書き入力であるのに、前ページへの手書き入力であると装置が判断してしまい、ユーザの意図通りに手書きデータを保存できないという問題がある。また、後者の方法の場合は、改頁動作を検出するための専用の複数のセンサを搭載しなければならないためにコストアップを招いてしまい、また、センサに手が触れてしまった場合に、改頁動作を誤検出してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、コストアップを抑え、確実に改頁動作を検出することができる手書き入力装置及び制御プログラム並びに制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、用紙の上からの押圧を検知可能なタッチパネルを備える手書き入力装置であって、前記用紙を押圧して前記タッチパネル上で固定する保持部と、前記保持部の状態変化を検出することによって、手書き入力済みの前記用紙を取り除く改頁動作が行われたかを判定する改頁判定部と、前記改頁動作が行われたと判定された場合に、当該改頁動作までに手書き入力された情報を手書きデータとして保存及び/又は他の装置に転送する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、用紙の上からの押圧を検知可能なタッチパネルと、前記用紙を押圧して前記タッチパネル上で固定する保持部と、を備える手書き入力装置で動作する制御プログラムであって、前記手書き入力装置を、前記保持部の状態変化を検出することによって、手書き入力済みの前記用紙を取り除く改頁動作が行われたかを判定する改頁判定部、前記改頁動作が行われたと判定された場合に、当該改頁動作までに手書き入力された情報を手書きデータとして保存及び/又は他の装置に転送する制御部、として機能させることを特徴とする。
本発明の一側面は、用紙の上からの押圧を検知可能なタッチパネルと、前記用紙を押圧して前記タッチパネル上で固定する保持部と、を備える手書き入力装置における制御方法であって、前記手書き入力装置に、前記保持部の状態変化を検出することによって、手書き入力済みの前記用紙を取り除く改頁動作が行われたかを判定する改頁判定処理と、前記改頁判定処理で前記改頁動作が行われたと判定した場合に、当該改頁動作までに手書き入力された情報を手書きデータとして保存及び/又は他の装置に転送する改頁処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明の手書き入力装置及び制御プログラム並びに制御方法によれば、コストアップを抑え、確実に改頁動作を検出することができる。
その理由は、手書き入力装置(制御プログラム)は、タッチパネル上に用紙を保持するクリップなどの保持部の状態を検出し、保持部の状態変化が改頁動作によるものであるか否かを判断し、改頁動作による状態変化と判断した場合に、それまでに手書きした情報を手書きデータとして保存/出力するからである。
これにより、利用者が手書き入力装置に対して改頁の通知を行わなくても、ユーザの意図通りに手書きデータを保存/出力することができる。また、保持部の状態を検出する機能を設けるだけでよく、改頁動作を検出するための専用の複数のセンサを搭載する必要がないため、手書き入力装置のコストアップを抑えることができる。また、改頁動作を検出するための専用のセンサを設けないためにセンサに手が触れることがなく、改頁動作を誤検出してしまうという不具合を未然に防止することができる。
本発明の一実施例に係る手書き入力装置の外観構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の処理を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の保持部の状態に応じた各種出力値の時間変化を示す図である。 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の改頁処理の具体例を示す図である。 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の保持部の構造及び状態検出方法の具体例を示す図である。 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の保持部の構造の他の具体例を示す図である。 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の改頁判定処理の具体例を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、タッチパネルを備える手書き入力装置を用いて、用紙上に手書きした情報を電子データとして保存する場合、各々のページ(用紙)に手書きした情報をページ毎に区別できるようにするために、ページがめくられた(用紙が交換された)ことを検出する必要がある。その方法として、専用のボタンを押下するなど、利用者が能動的に改頁を通知する方法を採用した場合、利用者が改頁の通知を忘れてしまうと、前ページの内容として手書きデータが保存されてしまう。また、改頁を検出するための専用のセンサを複数搭載して用紙の交換が行われたことを検出する方法を採用した場合、専用のセンサを搭載することによってコストアップを招いてしまい、センサに手が触れることによって改頁動作を誤検出してしまう。
一方、このような手書き入力装置には、タッチパネル上に用紙を保持するためのクリップなどの保持部が設けられており、改頁動作を行うと保持部の状態が変化する。そこで、本発明の一実施の形態では、この保持部の状態を検出し、保持部の状態変化が予め定めた変化であれば改頁動作が行われたと判断して、それまでに手書きした情報を手書きデータとして保存/出力する制御を行う。このように、既存の保持部を利用し、その状態の変化によって改頁を認識するため、コストアップを抑え、かつ、利用者が能動的に改頁を通知する煩わしさやセンサに手が触れることによる誤検出を未然に防止することができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る手書き入力装置及び制御プログラム並びに制御方法について、図1乃至図8を参照して説明する。図1は、本実施例の手書き入力装置の外観構成を示す図であり、図2は、手書き入力装置の構成を示すブロック図である。また、図3は、手書き入力装置の処理を示すフローチャート図であり、図4は、保持部の状態に応じた各種出力値の時間変化を示す図、図5は、本実施例の手書き入力装置の改頁処理の具体例を示す図である。また、図6は、保持部の構造及び状態検出方法の具体例を示す図、図7は、保持部の構造の他の具体例を示す図であり、図8は、本発明の一実施例に係る手書き入力装置の改頁判定処理の具体例を示すフローチャート図である。
図1(a)に示すように、本実施例の手書き入力装置10は、感圧式のタッチパネル14と、タッチパネル14上に用紙30を保持するためのクリップなどの保持部15と、を備えている。そして、図1(b)に示すように、タッチパネル14上に載置した1又は複数の用紙30の上から、ペン20を用いて手書き入力を行うと、ペン20の押圧をタッチパネル14が検知し、押圧位置の移動軌跡を示す手書き情報を手書きデータとして出力する。
この手書き入力装置10は、図2に示すように、制御部11と、通信I/F部12と、改頁判定部13と、タッチパネル14と、保持部15などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、ROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリと、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、SD(Secure Digital)カードなどの記憶部11dとで構成され、CPU11aは、ROM11bや記憶部11dに記憶したプログラムをRAM11cに展開して実行し、手書き入力装置10の全体制御を行う。また、RAM11cは、タッチパネル14上に手書き入力された手書き情報(移動軌跡の座標)を記憶する入力バッファとしても機能する。そして、改頁判定部13が、改頁動作が行われたと判定したら、CPU11aは、RAM11cに記憶されている手書き情報を読み出し、1ページ分の手書きデータとして記憶部11dに保存したり、通信I/F部12を介して外部のコンピュータ装置などに出力したりして、RAM11cに記憶した手書き情報を消去する。
通信I/F部12は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどであり、Ethernet(登録商標)やNFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、TransferJet(登録商標)等の規格に従って、有線や無線により、手書きデータの転送先のコンピュータ装置などとの通信を可能にする。
改頁判定部13は、保持部15の状態変化を検出し、状態変化を検出したら、その状態変化が改頁動作に基づく状態変化であるかを判断し、改頁動作に基づく状態変化と判断したら、改頁動作が行われたことを制御部11に通知する。保持部15の状態変化の検出方法として、タッチパネル14から出力される信号を利用する方法と、保持部15から出力される信号を利用する方法とがある。
前者の方法は、タッチパネル14から取得した押圧力又は押圧面積の変化に基づいて判断する方法である。例えば、利用者がある用紙への手書き入力が終わって、次の用紙への手書き入力を始める場合、用紙を保持する保持部15を持ち上げ(タッチパネル14から離し)、手書き入力済みの用紙を取り除いた後、保持部15を下げる動作を行うため、保持部15の上げ/下げによるタッチパネル14に対する押圧力の時間変化を検出することによって、改頁動作が行われたか否かを判断することができる。また、ユーザが保持部15を上げ/下げせずに、手書き入力済みの用紙を引き抜く場合も、用紙を引き抜く瞬間にタッチパネル14に対する押圧力が変化するため、その押圧力の時間変化を検知することによって、改頁動作が行われたか否かを判断することができる。
また、タッチパネル14上に載置する用紙が複数の場合、保持部15が複数の用紙を介してタッチパネル14を押圧する力が分散するため、タッチパネル14に対する押圧力が小さくなり、かつ、押圧面積が大きくなる。一方、用紙を取り除いたり引き抜いたりすることによって残存する用紙の枚数が少なくなると、保持部15が残存する用紙を介してタッチパネル14を押圧する力が集中するため、タッチパネル14に対する押圧力が大きくなり、かつ、押圧面積が小さくなる。従って、タッチパネル14に対する押圧力や押圧面積のレベル変化を検出することによっても、改頁動作が行われたか否かを判断することができる。
後者の方法は、保持部15に予め設けたスイッチやセンサから出力される信号に基づいて判断する方法である。例えば、保持部15の固定部と駆動部に電極を配置し、保持部15を持ち上げる動作によって双方の電極が接触又は離れて回路がON/OFFする電気スイッチや電磁スイッチを設置した場合、スイッチの開閉を検出することによって、改頁動作が行われたか否かを判断することができる。また、保持部15の少なくとも一部を変形しやすい部材で形成し、その部材に圧電センサなどを配置し、圧電センサが保持部15の変形に応じた信号を出力するように構成した場合は、圧電センサから出力される信号に基づいて保持部15の変形量を検出することによって、改頁動作が行われたか否かを判断することができる。
なお、上記では、保持部15の状態変化の検出方法として、タッチパネル14から出力される信号を利用する方法と、保持部15に設けられたスイッチやセンサから出力される信号を利用する方法と、を例示したが、これらを組み合わせて保持部15の状態変化を検出することもできる。例えば、用紙を取り除く際の押圧力の時間変化と用紙を取り除く前後の押圧力及び/又は押圧面積のレベル変化とを組み合わせて保持部15の状態変化を検出したり、用紙を取り除く際の押圧力の時間変化や用紙を取り除く前後の押圧力及び/又は押圧面積のレベル変化と、保持部15に設けられたスイッチの開閉や保持部15の変形量とを組み合わせて保持部15の状態変化を検出したりすることもでき、複数の情報を利用することにより保持部15の状態変化の検出精度を向上させることができる。
タッチパネル14は、例えば、用紙を載置する台の表面に電極が格子状に配列されたデジタル抵抗膜式のタッチパネルであり、用紙の上からのペンによる押圧を検知して、タッチ位置やタッチ圧力を改頁判定部13に通知する。なお、本実施例では、圧力を検知するデジタル抵抗膜式のタッチパネル14を用いるが、手書き情報を検知する方式は圧力検知方式に限らず、赤外線光学イメージング方式、超音波方式、赤外線/超音波検出方式、電磁誘導方式などを利用することができる。
保持部15は、その一端が手書き入力装置10の筐体に固定され、バネや保持部15の材料が有する撓み性などにより、他端が駆動してタッチパネル14を押圧するように構成されている。そして、改頁判定部13が、スイッチの開閉を検出する場合は、保持部15の固定部と駆動部に電極などが配置される。また、改頁判定部13が、保持部15の変形量を検出する場合は、保持部15の少なくとも一部が変形しやすい部材で構成され、その部材に圧電センサなどが配置される。また、保持部15は、その一端が手書き入力装置10の筐体に固定される構成に限らず、磁石などを用いて用紙を固定する構造などとしてもよい。
なお、図2は、本実施例の手書き入力装置10の一構成例であり、改頁動作を検出可能であれば、その構成は適宜変更可能である。例えば、本実施例では、手書き入力装置10に改頁判定部13を設けたが、制御部11が改頁判定部13の機能を兼ね備える、すなわち、制御部11上で動作するプログラム(制御プログラム)が改頁判定部13の処理を実行する構成としてもよい。
以下、上記構成の手書き入力装置10の処理について説明する。CPU11aは、ROM11bや記憶部11dに記憶した制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより、図3のフローチャート図に示す処理を実行する。
まず、手書き入力装置10の改頁判定部13(制御プログラム)は、保持部15の状態変化を検出する(S101)。例えば、上述したように、タッチパネル14から出力される信号に基づいて、保持部15がタッチパネル14を押圧する押圧力や押圧面積の変化を検出し、その変化に基づいて、保持部15の状態が変化したかを判断する。また、保持部15に設けられたスイッチやセンサから出力される信号に基づいて、スイッチの開閉や保持部15の変形量を検出し、その変化に基づいて、保持部15の状態が変化したかを判断する。
そして、保持部15の状態変化を検知したら、改頁判定部13(制御プログラム)は、保持部15の状態変化が改頁相当の状態変化(すなわち、改頁動作に起因する状態変化)であるかを判断する(S102)。この判断について、タッチパネル14又は保持部15の各出力値の時間変化を示す図4を参照して説明する。
例えば、利用者が保持部15を持ち上げて手書き入力済みの用紙を取り除く場合を想定すると、保持部15が持ち上げられている間はタッチパネル14の特定部分(保持部15の先端が押圧する部分)の押圧力が小さくなる。従って、図4(a)に示すように、タッチパネル14の特定部分の押圧力が初期状態の値(図のP0)から一旦ほぼ0になった後、再び元の値に戻るような変化をしたときは、改頁相当の状態変化であると判断することができる。
また、利用者が保持部15を持ち上げずに手書き入力済みの用紙を引き抜く場合を想定すると、手書き入力済みの用紙を引き抜く時に保持部15には多少の上方向の力が加わり、用紙を引き抜かれた時に保持部15はバネなどによって下方向に動くため、タッチパネル14の特定部分の押圧力は瞬間的に変動する。従って、図4(b)に示すように、タッチパネル14の特定部分の押圧力が一時的に小さくなってから大きくなり、その後、元の値に戻るような変化をしたときは、改頁相当の状態変化であると判断することができる。
また、利用者が保持部15を持ち上げずに複数の用紙の内の手書き入力済みの用紙を引き抜く場合を想定すると、用紙枚数が減ることによって押圧力が集中するため、タッチパネル14の特定部分の押圧力や押圧面積のレベルは変動する。従って、図4(c)、(d)に示すように、用紙を引き抜く前後で、タッチパネル14の特定部分の押圧力が元のレベルよりもやや大きくなるような変化(又はタッチパネル14の特定部分の押圧面積が元のレベルよりもやや小さくなるような変化)をしたときは、改頁相当の状態変化であると判断することができる。
また、保持部15の駆動部分にスイッチが設けられており、利用者が保持部15を持ち上げて手書き入力済みの用紙を取り除く場合を想定すると、保持部15が持ち上げられることによってスイッチの開閉状態が変化する。従って、図4(e)に示すように、スイッチが閉(又は開)の状態から一旦開(又は閉)の状態に変化した後、閉(又は開)の状態に戻るような変化をしたときは、改頁相当の状態変化であると判断することができる。
また、保持部15の表面に圧電センサが配置されており、利用者が保持部15を持ち上げて手書き入力済みの用紙を取り除く場合を想定すると、保持部15が持ち上げられることによって保持部15は変形して圧電センサの出力値(変形量)が変化する。従って、図4(f)に示すように、圧電センサが検知する保持部15の変形量が一旦大きくなってから元の状態に戻るような変化をしたときは、改頁相当の状態変化であると判断する。
なお、このような処理を行うのは、例えば、利用者が保持部15に誤って触ってしまったり、用紙を引っ張ってしまったりした場合など、改頁以外の動作に起因する保持部15の状態変化を改頁相当の状態変化であると誤判断するのを防止するためである。
そして、改頁相当の状態変化であると判断した場合は、制御部11は、改頁処理を実施する(S103)。図5は、改頁処理の具体例を示している。まず、制御部11は、保持部15の状態が変化するまでにタッチパネル14から出力された手書き情報に改頁記号を挿入する。例えば、図5(a)に示すように、タッチパネル14から出力される手書き情報が「qwertyuiopasdfghjkl」であったとすると、その手書き情報の末尾に、例えば、ASCIIの「0x0C」などの改頁記号(太字で表記した文字列)を追加する。
次に、制御部11は、手書き情報を記述したファイル(手書きデータ)を生成する。具体的には、図5(b)に示すように、新たなファイル(ここでは「Page001.rft」)を生成し、そのファイルに「0x0C」までの手書き情報をコンピュータ装置などで表示できるように記述し、そのファイルに、XPS(XML Paper Specification)の<FixedPage>要素やSVG(Scalable Vector Graphics) Printの<page>要素のようなページを表す論理構造を挿入する。図5(b)は、SVG Printの場合を示しており、<page>と</page>の要素(太字で表記した文字列)を挿入している。
次に、制御部11は、生成したファイルを転送する。具体的には、図5(c)に示すように、生成したファイルを、通信I/F部12を介して接続されているコンピュータ装置などに転送し、自装置を新たな手書き入力が可能な状態にする。
なお、図5では、改頁動作が行われる度に、それまでに入力された手書き情報を記述したファイルを生成してコンピュータ装置などに転送したが、改頁動作が行われる度に手書き情報に改頁記号を挿入して記憶部11dなどに記憶しておき、使用者によって転送指示が行われたら、改頁記号を挿入した手書き情報から、頁毎に独立した複数のファイル又は頁を識別可能にした1つのファイルを生成してコンピュータ装置などに転送するようにしてもよい。
以下、改頁時に利用者が保持部15を持ち上げる場合において、保持部15がタッチパネル14を押圧する押圧力に基づいて、改頁判定部13(制御プログラム)が改頁動作を検出する処理について、具体例を挙げて説明する。
図6は、本実施例の保持部15の構造を模式的に示す断面図である。保持部15は、手書き入力装置10の筐体10aに固定された固定部15aと、固定部15aに対して駆動する駆動部15bと、駆動部15bの先端が用紙30を介してタッチパネル14を押圧するように固定部15aと駆動部15bを接続するバネなどの弾性部15cと、を備えている。
そして、手書き入力状態では、図6(a)に示すように、弾性部15cによって駆動部15bの先端の少なくとも1点がタッチパネル14を押圧する。また、手書き入力済みの用紙を取り除く状態では、図6(b)に示すように、駆動部15bが持ち上げられるため、タッチパネル14を押圧する押圧力が0になる。その後、用紙を取り除いた後の状態では、図6(c)に示すように、弾性部15cによって駆動部15bの先端の少なくとも1点がタッチパネル14を押圧する。従って、駆動部15bの先端に対応する部分のタッチパネル14の出力信号の変化を検出することにより、改頁動作が行われたか否かを判断することができる。
なお、駆動部15bを持ち上げる場合、駆動部15bの先端の両側(図6の手前側と奥行き側)を摘んで駆動部15bを持ち上げてもよいが、駆動部15bを持ち上げやすくするための構造を保持部15に付加してもよい。例えば、図7(a)に示すように、駆動部15bの先端部側の所定位置に突起を設け、その突起に指などを引っかけるなどして駆動部15bを持ち上げるようにしてもよい。また、図7(b)に示すように、駆動部15bに固定部15a側に延びる突起を設け、その突起部分を押圧して駆動部15bを持ち上げるようにしてもよい。また、図7(c)に示すように、駆動部15bの先端部に切り込みを設け、その切り込み部分に指を引っかけるなどして駆動部15bを持ち上げるようにしてもよい。
次に、上記構造の保持部15を用いて改頁動作を検出する方法について説明する。CPU11aは、ROM11bに記憶した制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより、図8のフローチャート図に示す処理を実行する。
まず、改頁判定部13(制御プログラム)は、電源投入時や手書き入力開始スイッチが押下された時に、保持部15がタッチパネル14を押圧する初期状態の押圧力P0を測定し(S201)、その初期状態の押圧力P0をRAM11cや記憶部11dなどに記憶する。なお、初期状態の押圧力P0は、弾性部15cの経時変化(劣化)や用紙の枚数に応じて変化する可能性があるため、電源投入時や手書き入力開始スイッチ押下時に毎回測定することが好ましく、毎回測定することによって、正確に改頁動作を検出することができる。
次に、改頁判定部13(制御プログラム)は、保持部15がタッチパネル14を押圧する押圧力P1を測定し、その押圧力P1がRAM11cや記憶部11dなどに記憶した初期状態の押圧力P0よりも小さいかを判断する(S202)。P1がP0よりも小さい場合は、前述した図4(a)、(b)に示すように、改頁が開始された判定する(S203)。なお、保持部15が持ち上げられた場合には、P1は0になり、用紙を引き抜いた場合には、引き抜く力の上方向の成分により、P1はP0よりも小さくなる。
次に、改頁判定部13(制御プログラム)は、現在、保持部15がタッチパネル14を押圧する押圧力P2を測定し、現在の押圧力P2がRAM11cや記憶部11dなどに記憶した初期状態の押圧力P0とほぼ等しいかを判断する(S204)。P2がP0とほぼ等しい場合は、図4(a)、(b)に示すように、改頁が終了した判定する(S205)。そして、制御部11は、前述した改頁処理を行う(S206)。
なお、駆動部15bの先端部に切り込みなどが設けられ、先端部の複数点が用紙30を介してタッチパネル14を押圧している場合には、すべての点においてS201からS205の処理を行い、すべての点で、P1<P0及びP2=P0になった段階で改頁動作が行われたと判定することが好ましい。
このように、本実施例の手書き入力装置10では、タッチパネル14が検出する押圧力や押圧面積に基づいて、改頁動作が行われたか否かを判定するため、従来技術のような、改頁動作を検出するための専用の複数のセンサを設ける必要がなく、コストアップを抑制することができ、また、センサに接触することによる改頁動作の誤検出を未然に防止することができる。また、保持部15に設けたスイッチやセンサなどの検出手段の出力に基づいて改頁動作が行われたか否かを判定する場合も、この検出手段は簡便な構造であるため、従来技術に比べてコストアップを抑制することができ、また、この検出手段は手書き入力領域から離れた位置に配置されるため、検出手段に接触することによる改頁動作の誤検出を効果的に抑制することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、手書き入力装置10の構成や制御方法は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、保持部15の駆動部15bを弾性部15cを用いてタッチパネル14側に駆動する構造としたが、保持部15全体を弾性変形する部材で形成してもよい。また、上記実施例では、1つの保持部15で用紙30を保持する構造としたが、2以上の保持部15で用紙30を保持する(例えば、左右の2点で用紙30を保持する)構造としてもよい。
また、上記実施例では、タッチパネル14で操作のみを行う構成としたが、タッチパネル14をLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部と一体となった構成とし、タッチパネル14で操作と表示を行う構成とすることができる。
本発明は、感圧式のタッチパネルを備える手書き入力装置、当該手書き入力装置で動作する制御プログラム及びその制御プログラムを記録した記録媒体、並びに、当該手書き入力装置を用いた制御方法に利用可能である。
10 手書き入力装置
10a 筐体
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
11d 記憶部
12 通信I/F部
13 改頁判定部
14 タッチパネル
15 保持部
15a 固定部
15b 駆動部
15c 弾性部
20 ペン
30 用紙

Claims (21)

  1. 用紙の上からの押圧を検知可能なタッチパネルを備える手書き入力装置であって、
    前記用紙を押圧して前記タッチパネル上で固定する保持部と、
    前記保持部の状態変化を検出することによって、手書き入力済みの前記用紙を取り除く改頁動作が行われたかを判定する改頁判定部と、
    前記改頁動作が行われたと判定された場合に、当該改頁動作までに手書き入力された情報を手書きデータとして保存及び/又は他の装置に転送する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする手書き入力装置。
  2. 前記改頁判定部は、前記保持部が前記用紙を介して前記タッチパネルを押圧する押圧力の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
  3. 前記改頁判定部は、前記保持部が前記タッチパネルの複数箇所を押圧する場合は、全ての箇所の前記押圧力の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御プログラム。
  4. 前記改頁判定部は、前記押圧力が、初期状態の値よりも低くなり、その後、前記初期状態の値に戻った場合に、前記改頁動作が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の手書き入力装置。
  5. 前記改頁判定部は、前記手書き入力装置の電源が投入される度に、前記押圧力の前記初期状態の値を測定して記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の手書き入力装置。
  6. 前記改頁判定部は、前記保持部に設けた検出手段の出力値の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
  7. 前記制御部は、前記改頁動作までに手書き入力された情報に所定の改頁記号を付加し、各々の頁に手書き入力された情報を記述した手書きデータを生成し、前記手書きデータに頁を表す要素を付加した後、前記手書きデータを保存及び/又は転送する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の手書き入力装置。
  8. 用紙の上からの押圧を検知可能なタッチパネルと、前記用紙を押圧して前記タッチパネル上で固定する保持部と、を備える手書き入力装置で動作する制御プログラムであって、
    前記手書き入力装置を、
    前記保持部の状態変化を検出することによって、手書き入力済みの前記用紙を取り除く改頁動作が行われたかを判定する改頁判定部、
    前記改頁動作が行われたと判定された場合に、当該改頁動作までに手書き入力された情報を手書きデータとして保存及び/又は他の装置に転送する制御部、として機能させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  9. 前記改頁判定部は、前記保持部が前記用紙を介して前記タッチパネルを押圧する押圧力の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御プログラム。
  10. 前記改頁判定部は、前記保持部が前記タッチパネルの複数箇所を押圧する場合は、全ての箇所の前記押圧力の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の制御プログラム。
  11. 前記改頁判定部は、前記押圧力が、初期状態の値よりも低くなり、その後、前記初期状態の値に戻った場合に、前記改頁動作が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の制御プログラム。
  12. 前記改頁判定部は、前記手書き入力装置の電源が投入される度に、前記押圧力の前記初期状態の値を測定して記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御プログラム。
  13. 前記改頁判定部は、前記保持部に設けた検出手段の出力値の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御プログラム。
  14. 前記制御部は、前記改頁動作までに手書き入力された情報に所定の改頁記号を付加し、各々の頁に手書き入力された情報を記述した手書きデータを生成し、前記手書きデータに頁を表す要素を付加した後、前記手書きデータを保存及び/又は転送する、
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一に記載の制御プログラム。
  15. 用紙の上からの押圧を検知可能なタッチパネルと、前記用紙を押圧して前記タッチパネル上で固定する保持部と、を備える手書き入力装置における制御方法であって、
    前記手書き入力装置に、
    前記保持部の状態変化を検出することによって、手書き入力済みの前記用紙を取り除く改頁動作が行われたかを判定する改頁判定処理と、
    前記改頁判定処理で前記改頁動作が行われたと判定した場合に、当該改頁動作までに手書き入力された情報を手書きデータとして保存及び/又は他の装置に転送する改頁処理と、を実行させる、
    ことを特徴とする制御方法。
  16. 前記改頁判定処理では、前記保持部が前記用紙を介して前記タッチパネルを押圧する押圧力の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  17. 前記改頁判定処理では、前記保持部が前記タッチパネルの複数箇所を押圧する場合は、全ての箇所の前記押圧力の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記改頁判定処理では、前記押圧力が、初期状態の値よりも低くなり、その後、前記初期状態の値に戻った場合に、前記改頁動作が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項16又は17に記載の制御方法。
  19. 前記改頁判定処理では、前記手書き入力装置の電源が投入される度に、前記押圧力の前記初期状態の値を測定して記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
  20. 前記改頁判定処理では、前記保持部に設けた検出手段の出力値の変化に基づいて、前記改頁動作が行われたかを判定する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  21. 前記改頁処理では、前記改頁動作までに手書き入力された情報に所定の改頁記号を付加し、各々の頁に手書き入力された情報を記述した手書きデータを生成し、前記手書きデータに頁を表す要素を付加した後、前記手書きデータを保存及び/又は転送する、
    ことを特徴とする請求項15乃至20のいずれか一に記載の制御方法。
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