JPH10254610A - 筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH10254610A
JPH10254610A JP7471497A JP7471497A JPH10254610A JP H10254610 A JPH10254610 A JP H10254610A JP 7471497 A JP7471497 A JP 7471497A JP 7471497 A JP7471497 A JP 7471497A JP H10254610 A JPH10254610 A JP H10254610A
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sheet
sheets
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JP7471497A
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English (en)
Inventor
Takaharu Makino
宇晴 牧野
Isao Ebisawa
功 海老澤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類が異なる帳票等の記入シートを束ねてタ
ブレット上に重ね合せられている状態において、記入シ
ートに応じた書式を選択する操作を行わなくても、1枚
分の記入シートへの筆記が終る毎に記入シートをめくる
操作だけでそれに応じた書式に切り替えることができる
ようにする。 【解決手段】 記憶装置3には手書き記入欄が形成され
ている複数枚の帳票毎にその帳票書式が予め決められて
いる順序にしたがって記憶されている。複数枚の帳票を
束ねてタブレット7に重ね合せられた際、用紙ページ読
取部8は表側の帳票は何ページ目の帳票かを検出する。
この検出結果にしたがってCPU1は対応するページの
帳票書式を読み出して書式の切り替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帳票等に記入さ
れた情報をタブレット上に筆記された情報として処理す
る筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タブレット付きデータ入力装置に
おいては、文字記入欄が印刷形成されて成る帳票をタブ
レット上に重ね合せた状態で、帳票の文字記入欄に筆記
された情報を予め定義されている帳票フォーマット(書
式)に基づいてタブレット上の文字枠(認識枠)に入力
された筆記データとして取り込んで文字認識を行うよう
にしている。この場合、帳票毎にその手書き記入欄を定
義する書式が予め登録されており、帳票記入時にその帳
票の種類が選択されると、それに対応する書式を呼び出
すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のものにおいては、帳票の種類が異なる毎にその書式を
選択する操作が必要となるため、オペレータに大きな負
担をかけると共に、その選択操作を忘れたり、後でそれ
に気付いたとしてもそれまで筆記した情報が全て無駄に
なってしまう。この発明の課題は、種類が異なる帳票等
の記入シートを束ねてタブレット上に重ね合せられてい
る状態において、記入シートに応じた書式を選択する操
作を行わなくても、1枚分の記入シートへの筆記が終る
毎に記入シートをめくる操作だけでそれに応じた書式に
切り替えることができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、手書き記入欄が形成
されている複数枚の記入シート毎に、その手書き記入欄
をタブレット上の入力域として定義する書式を各記入シ
ートに対応付けて記憶する書式記憶手段と、複数枚の記
入シートを束ねてタブレット上に重ね合せた際に、各記
入シートのうち表側に位置する記入シートは何枚目の記
入シートであるかを検出する検出手段と、この検出手段
の検出結果に基づいて前記書式記憶手段から対応する書
式を読み出す読出手段と、表側に位置する記入シートの
手書き記入欄に筆記された情報を前記読出手段によって
読み出された書式の入力域に入力された筆記データとし
て処理する入力処理手段とを具備するものである。な
お、複数枚の記入シートが束ねられている状態におい
て、各記入シートに何枚目の記入シートかを示す貫通孔
あるいは切り欠きがそれぞれ所定位置に形成されている
場合に、前記検出手段は貫通孔あるいは切り欠きを検出
することによって何枚目の記入シートが表側に位置して
いるかを検出するようにしてもよい。また、複数枚の記
入シートが束ねられている状態において、各記入シート
の端部がそれぞれズレている場合に、前記検出手段は端
部位置を検出することによって何枚目の記入シートが表
側に位置しているかを検出するようにしてもよい。更
に、複数枚の記入シートが束ねられている状態におい
て、前記検出手段は束ねられている記入シートの全体の
厚さを検出することによって何枚目の記入シートが表側
に位置しているかを検出するようにしてもよい。
【0005】請求項1記載の発明によれば、手書き記入
欄が形成されて成る複数枚の記入シート毎に、その手書
き記入欄をタブレット上の入力域として定義する書式が
各記入シートに対応付けて記憶されている場合に、複数
枚の記入シートを束ねてタブレット上に重ね合せた際
に、各シートのうち表側に位置する記入シートは何枚目
の記入シートであるかが検出され、この検出結果に応じ
て対応する書式が呼び出される。この状態において、表
側に位置する記入シートに筆記された情報は当該書式の
入力域に入力された筆記データとして処理される。そし
て、1枚分の記入シートへの筆記が終了した際に、その
記入シートをめくると、次の記入シートが表側に位置す
るようになる。すると、それは何枚目の記入シートかが
検出され、それに応じた書式への切り替えが行われる。
したがって、種類が異なる帳票等の記入シートを束ねて
タブレット上に重ね合せられている状態において、記入
シートに応じた書式を選択する操作を行わなくても、1
枚分の記入シートへの筆記が終る毎に記入シートをめく
る操作だけでそれに応じた書式に切り替えることができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図1〜図7を参照してこの発明
の第1実施形態を説明する。図1はタブレット付きデー
タ入力装置の全体構成を示したブロック図である。CP
U1はRAM2内にロードされている各種プログラムに
したがってこのデータ入力装置の全体動作を制御する中
央演算処理装置である。記憶装置3はオペレーティング
システムや各種アプリケーションプログラム、データフ
ァイル、文字フォントデータ等が予め格納されている記
憶媒体4やその駆動系を有している。この記憶媒体4は
固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なも
のであり、フロッピーディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半
導体メモリによって構成されている。また、記憶媒体4
内のプログラムやデータは、必要に応じてCPU1の制
御により、RAM2にロードされる。更に、CPU1は
通信回線等を介して他の機器側から送信されて来たプロ
グラム、データを受信して記憶媒体4に格納したり、他
の機器側に設けられている記憶媒体に格納されているプ
ログラム、データを通信回線等を介して使用することも
できる。そして、CPU1にはその入出力周辺デバイス
である入力装置5、表示装置6、タブレット7、用紙ペ
ージ読取部8がバスラインを介して接続されており、入
出力プログラムにしたがってCPU1はそれらの動作を
制御する。
【0007】入力装置5は文字列データ等を入力した
り、各種コマンドを入力するキーボード、マウス等のポ
インティングデバイスを有している。タブレット7は平
板状に形成されたもので、その上に後述する記入用紙を
重ね合せた状態において、記入用紙を通して加わった筆
圧に基づいてその位置座標を検出することにより筆記デ
ータを入力する感圧式あるいは入力ペンの座標を電磁誘
導により検出する電磁誘導式の座標入力装置である。ま
た、用紙ページ読取部8は複数枚の帳票が束ねられてタ
ブレット7上に重ね合せられた際に、帳票が1枚ずつめ
くられることにより現在、表側に位置する帳票は何枚目
(何ページ目)の帳票であるかを読み取るもので、この
読み取り結果はCPU1に取り込まれる。この場合、C
PU1は何ページ目の帳票であるかによって対応する書
式への切り替えを行い、帳票の手書き記入欄に筆記され
た情報を当該書式の入力域に入力された筆記データとし
て文字認識を行う。
【0008】図2(A)は記憶装置3内の書式ファイル
10を示し、用紙A群、用紙B群、用紙C群……に対応
する書式を記憶する構成となっている。すなわち、用紙
群とは、種類が異なる複数枚の帳票を予め決められてい
る順序にしたがって束ねられたもので、この用紙群はタ
ブレット7上に載置されるが、このような種類の用紙群
(A群、B群、C群……)に対応して書式ファイル10
にはその書式が記憶されている。この場合、用紙A群の
書式データは、1頁目、2頁目、3頁目……の帳票に対
応してその帳票書式を頁番号順に記憶するもので、以
下、用紙B群、C群の書式データも頁毎の帳票書式を頁
番号順に記憶するものである。図2(B)は頁毎の帳票
書式を示し、領域番号とそれに対応する領域座標範囲と
領域属性とから成る。ここで、領域とは帳票に印刷形成
されている各手書き記入欄に対応するタブレット7上の
入力域を定義するもので、各領域毎に、その領域番号と
その領域を対角2点(左上座標と右下座標)とによって
特定する座標範囲と、領域内に筆記されるデータ種(数
値か文字か)を示す領域属性とが帳票書式として書式フ
ァイル10に記憶されている。
【0009】図3は筆記データ入力装置の外観を概略的
に示したもので、(A)は上面図、(B)は側面図であ
り、この筆記データ入力装置はその全体が平板状に形成
されて成る。この平板状の装置本体11内にはCPU1
等を構成するLSI(大規模集積回路)が内蔵され、ま
た装置本体11の上面略全域には矩形状のタブレット7
が設けられている。このタブレット7の上には複数枚の
帳票を束ねた用紙群が載置されるが、この用紙群を上部
クリップ部材12、下部クリップ部材13によってそれ
ぞれ押圧固定する構成となっている。すなわち、上部ク
リップ部材12、下部クリップ部材13は装置本体11
の上面側における上方縁部、下方縁部に沿って配置され
た横長の角棒部材で、その幅方向一端部は装置本体11
にヒンジ(図示せず)を介して引き起し可能に取り付け
られていると共に、バネ部材(図示せず)を介して付勢
されており、バネ力を抗して上部クリップ部材12、下
部クリップ部材13を引き起して用紙群をタブレット7
上に載置すると、バネ力によって用紙群を押圧固定する
構成となっている。そして、上部クリップ部材12には
表示装置6が埋め込まれている。また、下部クリップ部
材13には用紙ページ読取部8を構成するページセンサ
(図3では図示せず)が取り付けられている。図4は下
部クリップ部材13の拡大側面図で、下部クリップ部材
13には弾性部材によって構成された紙押えパッド13
aが取り付けられている。なお、上部クリップ部材12
にも同様な紙押えパッドが取り付けられている。
【0010】図5は上述したページセンサを説明するた
めの図で、ページセンサは5つのページ検出スイッチS
W1、SW2……SW5を横一列に並設した構成となっ
ている。ここで、ページ検出スイッチSW1〜SW5は
図示の如くその作動子が装置本体11の上面側に突き出
されていると共に、各作動子は常時上方へバネ力によっ
て付勢されており、用紙群がタブレット7上に載置され
ると、用紙群の枚数(ページ数)に応じて所定スイッチ
の作動子が押圧されてONするようになっている。すな
わち、用紙群には図5(C)に示すように2ページ目以
降の各用紙には図中黒丸で示したような貫通孔が形成さ
れており、例えば、2ページ目の用紙には1つの貫通孔
2Pが形成され、また3ページ目の用紙には2ページ目
の貫通孔2Pに合致する貫通孔3PAとその横に他の貫
通孔3PBが形成されている。つまり、2ページ目の用
紙に形成された貫通孔2Pはそれ以降の各ページに形成
された貫通孔に合致し、また3ページ目の用紙に形成さ
れた貫通孔3PBはそれ以降の各ページに形成された貫
通孔に合致し、以下同様に4ページ目以降の用紙にも上
述のような規則にしたがって形成された貫通孔が形成さ
れている。なお、図5(C)に示す丸印(白丸、黒丸)
は、ページ検出スイッチSW1〜SW5の設置位置を示
している。ここで、ページ検出スイッチSW1〜SW5
は図5(B)に示すように1ページ目記入時にはページ
検出スイッチSW1〜SW5が全てONとなるが、2ペ
ージ目記入時にはページ検出スイッチSW1のみがOF
F、3ページ目記入時にはページ検出スイッチSW1、
SW2のみがOFFとなり、以下、1ページ分の記入が
終ってページがめくられる毎にOFFスイッチ数が多く
なり、最終ページ(6ページ目)の記入時には全てのス
イッチがOFFとなる。なお、下部クリップ部材13に
設けられた紙押えパッド13aにはページ検出スイッチ
SW1〜SW5に対応する箇所に窪みH1〜H5が形成
されており、用紙群がタブレット7上にセットされてい
ない状態で、ページ検出スイッチSW1〜SW5の作動
子が対応する窪みH1〜H5に入り込むことにより、ペ
ージ検出スイッチSW1〜SW5のON状態を維持する
ようになっている。
【0011】次に、この筆記データ入力装置の動作を図
6に示すフローチャートにしたがって説明する。なお、
このフローチャートに記述されている各機能を実現する
ためのプログラムは、CPU1が読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で記憶媒体4に記憶されており、その
内容がRAM2内のワークメモリ(図示せず)にロード
されている。先ず、タブレット7上にセットすべき用紙
群をキー入力によって任意に選択すると、選択された用
紙群に対応する用紙群書式が呼び出されてRAM2にロ
ードされる(ステップS1)。そして、上部クリップ部
材12、下部クリップ部材13を引き起しながら用紙群
をタブレット7上にセットすると、上部クリップ部材1
2、下部クリップ部材13はそのバネ力によって用紙群
をタブレット7上に押圧固定するが、その際、下部クリ
ップ部材13に取り付けられているページセンサ(ペー
ジ検出スイッチSW1〜SW5)が全てON状態となる
ため、CPU1はこの状態を検出することによって用紙
群がタブレット7上に新規にセットされたことを認識す
ることができる。ステップS2はこの新規セット状態を
検出するもので、用紙群が新規セットされると、RAM
2内の用紙群書式のうち1ページ目の帳票書式を読み出
してタブレット7上の入力域をその書式に切り替える
(ステップS3)。図7(A)は1ページ目の帳票を示
し、その各手書き記入欄(破線で囲んだ矩形枠)を定義
する帳票書式に切り替えられることにより、当該手書き
記入欄に筆記された情報はこの帳票書式にしたがって文
字認識されると共に、その認識候補が表示出力される
(ステップS4)。ここで、候補確定操作を行うと、そ
の確定文字は1ページ目の帳票データとしてRAM2内
の文書メモリ(図示せず)に格納される。そして、次の
ステップS5ではページセンサの出力に変化があった
か、つまり、1ページ分の手書き入力が終り、ページが
めくられたかをチェックする。いま、1ページ目の記入
途中であればステップS4に戻り、文字認識処理が繰り
返される。
【0012】ここで、1ページ目の記入が終り、そのペ
ージがめくられると、2ページが表側に位置するように
なり、2ページ目の記入が可能となるが、その際、ペー
ジセンサを構成するページ検出スイッチSW1〜SW5
のうち、ページ検出スイッチSW1のみがOFFとな
る。これによってステップS5でページセンサの出力変
化が検出されるため、ステップS6に進み、そのセンサ
出力に応じてページ数を判別すると共に、この判別結果
から全ページ終了か、つまりページ検出スイッチSW1
〜SW5が全てON状態となったか調べる(ステップS
7)。いま、1ページ目がめくられて2ページ目を記入
する場合であるからステップS8に進み、判別されたペ
ージ数(2ページ目)に対応する帳票書式を読み出して
タブレット7上の入力域をその書式に切り替える。そし
て、文字認識処理に移り、ページセンサの出力状態が変
化するまで繰り返される(ステップS9、S10)。こ
れによって2ページ目の記入が終り、そのページがめく
られると、ページ検出スイッチSW1〜SW5のうち、
ページ検出スイッチSW1、SW2のみがOFFとなる
ため、3ページ目の帳票書式に切り替えられる(ステッ
プS6、S7、S8)。以下、同様の動作が全ページ終
了まで繰り返される。
【0013】以上のようにこの筆記データ入力装置にお
いては、図7(A)〜(D)に示すような種類が異なる
複数枚の帳票を束ねてタブレット7上にセットした状態
において、1ページ分の帳票記入が終了した際に、ペー
ジをめくると、次のページの帳票書式に自動的に切り替
えられる。したがって、1ページ毎に帳票書式を選択す
るための入力操作が不要となり、複数枚の帳票への記入
を連続的に行うことが可能となる。
【0014】なお、上述した第1実施形態において、ペ
ージ検出のために、各帳票に所定の規則にしたがって貫
通孔を形成したが、切り欠きであってもよい。また、用
紙群をタブレット7に固定するクリップは任意の位置に
設けてもよく、また、その数は1つだけでもよい。また
ページセンサの取り付け位置は必ずしもクリップに限ら
ず、任意である。また、用紙を7枚以上束ねるようにし
てもよいが、その場合、用紙群書式はその枚数分の帳票
書式をそのページ番号順に記憶するようにしておけばよ
い。更に、同一書式の帳票が複数枚連続して束ねられて
いるような場合には、ページがめくられても書式の切り
替えを行わないようにしてもよい。また、上述した実施
形態においては、タブレットの上に用紙を重ね合せるよ
うにしたが、透明タブレットを用いればタブレットの下
側に用紙をセットするようにしてもよい。またタブレッ
トとしては電磁誘導式タブレットであってもよい。
【0015】(第2実施形態)図8はページセンサの他
の例を示したもので、この第2実施形態はフォトセンサ
によってページセンサを構成したものである。すなわ
ち、下部クリップ部材13にはバーコードリーダと同様
の原理によって黒マークを読み取るフォトセンサ21が
設けられている。また、各帳票の所定位置には、または
2以上の黒マークが印刷形成されている。図8(B)は
各帳票に印刷形成されている黒マークを示し、上述した
第1実施形態で示した貫通孔の配列規則にしたがって形
成されており、1ページ目には黒マークなし、2ページ
目には1つの黒マーク、3ページ目には2つの黒マーク
が形成されている。このような黒マークをフォトセンサ
21で読み取ることによってその黒マークの数に基づい
てページ数を検出するようにしている。
【0016】(第3実施形態)図9はページセンサの他
の例を示したもので、ページセンサとしてフォトセンサ
を使用することは上述した第2実施形態と同様である
が、この場合、用紙エッジのズレに基づいてページ数を
検出するようにしたものである。すなわち、図9(B)
に示すように、用紙の大きさが異なる場合には、その一
端を揃えることにより他端は図示の如く各用紙毎にその
端部がズレるため、そのエッジ部分の位置をフォトセン
サ22によって検出することによってページ数の認識す
ることができる。また、図9(C)に示すように同一サ
イズの帳票の場合にはそのエッジ部分をずらして束ねる
ようにすればよい。ここで、フォトセンサ22としては
拡散幅が拡いフォトセンサが使用されている。
【0017】(第4実施形態)図10はページセンサの
更に他の例を示したもので、用紙郡の全体の厚みを検出
することによってページ数を認識するようにしたもので
ある。すなわち、ページセンサを厚さセンサ23で構成
し、下部クリップ部材13にこの厚さセンサ23を取り
付け、下部クリップ部材13で用紙群を押圧固定した際
に、厚さセンサ23で用紙群の全体の厚さを検出し、そ
の厚さに応じてページ数を認識するようにしている。こ
こで、厚さセンサ23はマイクロメータと同じ原理のも
のを使用したり、レーザ光によって厚さを検出するよう
にしてもよい。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、種類が異なる帳票等
の記入シートを束ねてタブレット上に重ね合せられてい
る状態において、記入シートに応じた書式を選択する操
作を行わなくても、1枚分の記入シートへの筆記が終る
毎に記入シートをめくる操作だけでそれに応じた書式に
切り替えることができるので、オペレータの負担を大幅
に軽減できると共に、複数枚分の手書き入力を効率良く
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】筆記データ入力装置の全体構成を示したブロッ
ク図。
【図2】(A)は書式ファイル10の内容を示した図、
(B)は1ページ分の帳票書式を示したデータ構成図。
【図3】筆記データ入力装置の外観を概略的に示したも
ので、(A)は上面図、(B)は側面図。
【図4】下部クリップ部材13の拡大図。
【図5】ページセンサの原理を示したもので、(A)は
その概略構成図、(B)は用紙群の各ページに形成され
た貫通孔を説明するための図、(C)は各ページに記入
する時のページ検出スイッチSW1〜SW5のON/O
FF状態を示した図。
【図6】筆記データ入力装置の動作を示したフローチャ
ート。
【図7】用紙群を構成する各ページの帳票を例示した
図。
【図8】第2実施形態におけるページセンサを説明する
ための図で、(A)はその構成図、(B)は用紙群の各
ページに形成された黒マークを示した図。
【図9】第3実施形態におけるページセンサを説明する
ための図で、(A)はその構成図、(B)は用紙の大き
さが異なる場合にそのエッジ部分がズレている状態を示
した図、(C)は同一サイズの用紙をずらして束ねるこ
とによりエッジ部分がズレている状態を示した図。
【図10】第4実施形態におけるページセンサを説明す
るための構成図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 7 タブレット 8 用紙ページ読取部 10 書式ファイル 12 上部クリップ部材 13 下部クリップ部材 21、22 フォトセンサ 23 厚さセンサ SW1〜SW5 ページ検出スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手書き記入欄が形成されている複数枚の記
    入シート毎に、その手書き記入欄をタブレット上の入力
    域として定義する書式を各記入シートに対応付けて記憶
    する書式記憶手段と、 複数枚の記入シートを束ねてタブレット上に重ね合せた
    際に、各記入シートのうち表側に位置する記入シートは
    何枚目の記入シートであるかを検出する検出手段と、 この検出手段の検出結果に基づいて前記書式記憶手段か
    ら対応する書式を読み出す読出手段と、 表側に位置する記入シートの手書き記入欄に筆記された
    情報を前記読出手段によって読み出された書式の入力域
    に入力された筆記データとして処理する入力処理手段と
    を具備したことを特徴とする筆記データ入力装置。
  2. 【請求項2】複数枚の記入シートが束ねられている状態
    において、各記入シートに何枚目の記入シートかを示す
    貫通孔あるいは切り欠きがそれぞれ所定位置に形成され
    ている場合に、前記検出手段は貫通孔あるいは切り欠き
    を検出することによって何枚目の記入シートが表側に位
    置しているかを検出するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の筆記データ入力装置。
  3. 【請求項3】複数枚の記入シートが束ねられている状態
    において、各記入シートの端部がそれぞれズレている場
    合に、前記検出手段は端部位置を検出することによって
    何枚目の記入シートが表側に位置しているかを検出する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の筆記データ
    入力装置。
  4. 【請求項4】複数枚の記入シートが束ねられている状態
    において、前記検出手段は束ねられている記入シートの
    全体の厚さを検出することによって何枚目の記入シート
    が表側に位置しているかを検出するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の筆記データ入力装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに対して、 複数枚の記入シートを束ねてタブレット上に重ね合せた
    際に、各記入シートのうち表側に位置する記入シートは
    何枚目の記入シートであるかが検出された際に、 この検出結果に基づいて対応する書式を読み出す機能
    と、 表側に位置する記入シートの手書き記入欄に筆記された
    情報を前記読み出された書式の入力域に入力された筆記
    データとして処理する機能を実現させるためのプログラ
    ムを記録した記録媒体。
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