JP4691003B2 - ディスク記憶装置のサーボ書込み方法及び装置 - Google Patents

ディスク記憶装置のサーボ書込み方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、ディスク記憶装置のサーボパターンの書込み技術に関し、特に、スパイラルサーボパターンをベースパターンとして使用するサーボ書込み技術に関する。
一般的に、ハードディスクドライブを代表とするディスク記憶装置(以下、ディスクドライブと表記する場合がある)では、データの記録媒体であるディスク媒体上には、ヘッドの位置決め制御に使用されるサーボパターンが記録されている。ディスクドライブは、ヘッドにより読出されたサーボパターンを使用して、ディスク媒体上での目標位置(目標トラック)にヘッドを位置決め制御する。
ディスク媒体上に記録されるサーボパターンは、通常では周方向に一定間隔で配置されるサーボセクタを有し、これらのサーボセクタにより同心円状のサーボトラックを構成する。ディスクドライブは、ヘッドをサーボパターンに基づいて位置決めし、このヘッドでディスク媒体上にデータを記録し、同心円状のデータトラックを構成する。
ところで、サーボパターンは、ディスクドライブの製造工程に含まれるサーボ書込み工程により、ディスク媒体上に記録される。サーボ書込み工程において、ディスク媒体上にベースパターンとなる螺旋状のサーボパターン(以下、スパイラルサーボパターンと表記する)を記録する方法が提案されている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
この方法によるサーボ書込み工程では、前工程で記録されたスパイラルサーボパターンに基づいて、製品として使用される目標のサーボパターン(便宜的に目標サーボパターンと表記する)が、ディスク媒体上に書き込まれる。この目標サーボパターンが、前述した同心円状のサーボトラックを構成するパターンである。製品として出荷されるディスクドライブには、目標サーボパターンが記録されたディスク媒体が組み込まれている。
米国特許公報USP6,987,636B1 米国特許公報USP5,668,679
前述した先行技術でのサーボ書込み方法では、スパイラルサーボパターンに基づいて、同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込む場合に、スパイラルサーボパターンの傾きにより、目標サーボパターンからなるサーボトラックの密度が決定される。このため、スパイラルサーボパターンの傾き変動に応じて、サーボトラックの密度も変動することになる。
そこで、本発明の目的は、スパイラルサーボパターンの傾き変動がある場合でも、安定したサーボトラック密度を実現できるサーボ書込み方法を提供することにある。
本発明の観点に従ったサーボ書込み方法は、複数のスパイラルサーボパターンが記録されたディスク媒体上に、当該スパイラルサーボパターンに基づいて前記ディスク媒体上に同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込むためのディスク記憶装置のサーボ書込み方法であって、前記スパイラルサーボパターンに基づいて前記ヘッドを位置決めするステップと、前記ヘッドにより前記スパイラルサーボパターンを再生するステップと、前記ヘッドから出力される再生波形の振幅積算値を算出するステップと、前記振幅積算値に基づいて前記スパイラルサーボパターンの傾きを算出するステップと、前記スパイラルサーボパターンの傾きの算出結果に基づいて、前記同心円状のサーボトラックのトラック間隔を算出するステップと、前記トラック間隔の算出結果及び前記ディスク媒体上に構成されるデータトラックの本数に基づいて、前記目標サーボパターンの書き込みに際して、前記ヘッドの送りピッチを決定するステップとを備えた手順を実行する構成である。
本発明によれば、スパイラルサーボパターンの傾き変動がある場合でも、等間隔のサーボトラックを書き込むことが可能となり、安定したサーボトラック密度を実現できるサーボ書込み方法を提供できる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(ディスクドライブの構成)
図1は、本実施形態に関するディスクドライブの構成を示すブロック図である。
本実施形態のディスクドライブ10は、磁気記録媒体としてディスク媒体11を使用するハードディスクドライブである。ディスク媒体11は、後述するように、複数のスパイラルサーボパターンが記録されている。ディスク媒体11は、スピンドルモータ(SPM)13に固定されて、高速回転されるようにディスクドライブ10内に組み込まれている。
一方、ディスクドライブ10は、ディスク媒体11に対してデータ(サーボパターンとユーザデータ)を読出すリードヘッド12Rと、データを書き込むためのライトヘッド12Wを含むヘッド12を有する。ヘッド12は、ボイスコイルモータ(VCM)15により駆動されるアクチュエータ14に搭載されている。
VCM15は、VCMドライバ21により駆動電流が供給されて、駆動制御される。アクチュエータ14は、後述するマイクロプロセッサ(CPU)19により駆動制御されて、ヘッド12をディスク媒体11上の目標位置(目標トラック)に位置決めするためのヘッド移動機構である。
このようなヘッド・ディスクアセンブリ以外に、ディスクドライブ10は、プリアンプ回路16と、信号処理回路17と、ディスクコントローラ(HDC)18と、CPU19と、メモリ20とを有する。
プリアンプ回路16は、ヘッド12のリードヘッドから出力されるリードデータ信号を増幅するリードアンプ、及びライトデータ信号をライトヘッドに供給するためのライトアンプを有する。即ち、ライトアンプは、信号処理回路17から出力されるライトデータ信号をライト電流信号に変換して、ライトヘッドに送出する。
信号処理回路17は、リード/ライトデータ信号(サーボパターンに対応するサーボ信号を含む)を処理する信号処理回路であり、リード/ライトチャネルとも呼ばれている。信号処理回路17は、サーボ信号からサーボパターンを再生するためのサーボデコーダを含む。
HDC18は、ドライブ10とホストシステム22(例えばパーソナルコンピュータや各種のディジタル機器)とのインターフェース機能を有する。HDC18は、ディスク11とホストシステム22間のリード/ライトデータの転送制御を実行する。
CPU19は、ドライブ10のメインコントローラであり、ヘッド位置決め制御及びユーザデータの通常のリード/ライト動作制御を実行する。メモリ20は、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ(EEPROM)以外に、RAM及びROMなどを含み、CPU19の制御に必要な各種データ及びプログラムを保存する。
ここで、本実施形態では、CPU19は、いわゆるセルフサーボライト動作を実行し、サーボライト工程において、後述するように、ディスク媒体11上に同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込む。この目標サーボパターンは、製品としてのディスクドライブ10において、ヘッド12の位置決め制御に使用されるサーボデータである。
(スパイラルサーボパターンの再生)
本実施形態では、ディスクドライブの製造工程において、サーボ書込み工程では、専用のサーボトラックライタ(STW)により、ディスク媒体11上には、スパイラルサーボパターンが記録されている(前述の特許文献1を参照)。サーボ書込み工程では、スパイラルサーボパターンが記録されたディスク媒体11がディスクドライブ10に組み込まれた後に、ディスクドライブ10のCPU19は、スパイラルサーボパターンに基づいてヘッド12の位置決め制御を実行しながら、ライトヘッド12Wによりディスク媒体11上に製品として使用される目標サーボパターンを書き込むセルフサーボライトを実行する。
なお、STWは、ディスク媒体11を回転させた状態で、ヘッドを移動させながら連続繰り返しパターンを一筆書きで書くことで、スパイラルサーボパターン(スパイラルサーボウェッジ:spiral servo wedgeとも呼ぶ)をディスク媒体11上に記録する。
図8は、ディスク媒体11上に書き込まれたスパイラルサーボパターン100の一例を示す図である。一般的に、一筆書きで書き込まれたスパイラルサーボパターン100は、複数分が書き込まれる。また、スパイラルサーボパターン100は、スパイラルサーボライタにより書き込まれる方法でも良いし、ディスクドライブ10自体により書き込まれる方法でもよい。CPU19は、リードヘッド12Rにより再生したスパイラルサーボパターンに基づいて、ライトヘッド12Wを位置決め制御しながら、目標サーボパターンを書き込む。
図2(A)は、スパイラルサーボパターン100の一部を示す図である。スパイラルサーボパターン100は、周期的に存在する欠損ビット部(シンクマーク部に相当する)110を含むバースト信号からなる。スパイラルサーボパターン100は、ディスク面の円周方向に対して斜めに記録されている状態である。図2(A)は、リードヘッド12Rが、回転しているディスク媒体11の円周方向に、相対的に移動し、スパイラルサーボパターン100を横切っている状態を示す。
図2(B)は、リードヘッド12Rにより再生されたスパイラルサーボパターン100の再生波形を示す。図2(B)において、縦方向の点線は、欠損ビット110に対応する部分を示す。リードヘッド12Rは、円周方向に沿って移動し、斜めに記録されているスパイラルサーボパターン100を再生するため、ほぼ包絡線形状が六角形形状となる再生波形となるバースト信号を出力する。図2(C)は、便宜的に、スパイラルサーボパターン100の再生波形を簡略的に包絡線のみで示し、欠損ビット部110に対応する部分110Wを縦線で示す。
ディスクドライブ10の信号処理回路17に含まれるサーボデコーダは、図3(B)に示すデコードゲート区間(フレーム)に同期して、同図(A)に示す再生波形から同図(C)に示す振幅値を取得する。デコードゲート区間は、欠損ビット部110Wの周期と同一周期で設定されている。
CPU19は、信号処理回路17からデコードゲート区間に同期した振幅値をディジタル値で取得し、ヘッド12(実際にはリードヘッド12R)の位置を算出する。即ち、CPU19は、スパイラルサーボパターン100の再生波形から得られる振幅値に基づいて、リードヘッド12Rの半径方向の位置誤差、サーボトラックの中心線(図3(A)に示す直線)に対する半径方向の位置誤差を算出する。
(サーボ書込み動作)
以下、図4から図7を参照して、本実施形態でのセルフサーボライト方法によるサーボ書込み動作を説明する。
まず、CPU19は、例えばディスク媒体11の最内周から外周方向に向かって、ヘッド12を移動させながら、ディスク媒体11上に製品として使用される目標サーボパターンであって、同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込む。具体的には、図6(A),(B)に示すように、スパイラルサーボパターン100に基づいて、ライトヘッドを位置決めすることにより、一定間隔のサーボトラックを構成する目標サーボパターン200をディスク媒体11上に書き込む。目標サーボパターン200は、サーボトラックを識別するトラックアドレス(またはシリンダコード)210及びサーボバーストパターン(位置検出用データ)220を含む。
CPU19は、ヘッド12を移動させるときに、リードヘッド12Rによりスパイラルサーボパターン100を再生させる(ステップS1)。CPU19は、信号処理回路17のサーボデコーダによりデコードされた再生波形の振幅値に基づいて、リードヘッド12Rの半径方向を検出し、ライトヘッド12Wを目標サーボパターン200の各サーボトラックの中心線上に位置決めするように制御する。即ち、CPU19は、ディスク媒体11上の指定位置である各サーボトラックの中心線上に相当する位置に、ライトヘッド12Wを位置決めするように制御する。
ここで、ディスク媒体11上には、一定のトラック間隔を有する各サーボトラックを構成できるように、目標サーボパターン200を書き込む。即ち、CPU19は、一定のトラックピッチでサーボトラックを構成できるように、ヘッド12の送り量を決定する。なお、サーボトラックの幅は、ライトヘッド12Wのヘッド幅に基づいて決定される。
ところで、ディスク媒体11上に記録されているスパイラルサーボパターン100は、図4(A)に示すように、ディスク面の円周方向に対して斜めに記録されている。このようなスパイラルサーボパターン100に基づいて、目標サーボパターン200を書き込む場合に、目標サーボパターン200のトラックピッチは、一般的にスパイラルサーボパターン100の傾きに依存することになる。即ち、スパイラルサーボパターンの傾きが緩やかな場合には、目標サーボパターン200のトラックピッチは密となる。一方、スパイラルサーボパターンの傾きが急峻な場合には、目標サーボパターン200のトラックピッチは疎となる。
そこで、本実施形態では、CPU19は、ディスク面に記録されたスパイラルサーボパターンの傾きを推定することで、この傾きに基づいて目標サーボパターン200のトラックピッチを決定する(ステップS4)。換言すれば、スパイラルサーボパターンの傾きに依存することなく、指定のサーボトラック密度(トラック本数)に基づいて、サーボトラックのトラック間隔が一定となるように、目標サーボパターン200を書き込む(ステップS6)。以下、具体的に説明する。
CPU19は、図4(D)または図5(D)に示すように、スパイラルサーボパターン100の再生波形から振幅値を積算した振幅積算値を算出する(ステップS2)。CPU19は、算出した振幅積算値に基づいて、スパイラルサーボパターン100の傾き(スロープ:slope)を推定する。
ここで、図4(A)は、相対的にスパイラルサーボパターン100の傾きが緩やかな場合を示す。一方、図5(A)は、相対的にスパイラルサーボパターン100の傾きが急峻な場合を示す。信号処理回路17に含まれるサーボデコーダは、図4(B)に示す再生波形から図4(C)に示す振幅値を出力する。同様にして、サーボデコーダは、図5(B)に示す再生波形から図5(C)に示す振幅値を出力する。
ここで、図3(B)に示すような各フレーム(デコードゲート区間)毎において、図4(C)に示すように振幅値をa0〜a9とした場合、振幅積算値AVは、下記式(1)により算出できる。
AV=Σak…(1)
但し、kは0〜9である。
前記式(1)から、スパイラルサーボパターン100の傾きが緩やかな場合には、振幅積算値AVは相対的に大きい値となる。また、スパイラルサーボパターン100の傾きが急峻な場合には、振幅積算値AVは相対的に小さい値となる。即ち、振幅積算値AVの逆数がスパイラルサーボパターン100の傾きに比例した値となる。
ところで、通常では、目標サーボパターン200のトラックピッチは、一般的にスパイラルサーボパターン100の傾きに依存する。即ち、スパイラルサーボパターン100に基づいて目標サーボパターン200を書き込むと、目標サーボパターン200のサーボトラック幅は、スパイラルサーボパターン100の傾きに比例する。従って、スパイラルサーボパターンの傾きが緩やかな場合には、目標サーボパターン200のトラックピッチは密となる。一方、スパイラルサーボパターンの傾きが急峻な場合には、目標サーボパターン200のトラックピッチは疎となる。
要するに、CPU19は、振幅積算値AVを算出することにより、この振幅積算値AVの逆数に基づいてスパイラルサーボパターン100の傾きを推定する。さらに、CPU19は、スパイラルサーボパターン100の傾きに基づいた目標サーボパターン200のサーボトラック幅を算出する(ステップS3)。このサーボトラック幅は、スパイラルサーボパターン100の傾きに依存したものである。
本実施形態では、スパイラルサーボパターン100の傾きに依存することなく、指定のトラック密度(ディスク面上のトラック本数)に従って、一定間隔のサーボトラックを構成する目標サーボパターン200を書き込む。換言すれば、CPU19は、スパイラルサーボパターン100の傾きに依存することなく、サーボトラック幅を等間隔になるようにヘッド12の送り量(トラックピッチ)を決定する(ステップS4)。具体的には、CPU19は、スパイラルサーボパターン100の傾きの逆数、即ち振幅積算値AVに比例して、ヘッド12の送り量(トラックピッチ)を決定する。
ここで、前述したように振幅積算値をAVとして、ヘッド12の送り量(トラックピッチ)TPは、下記式(2)により算出できる。
TP=AV/K…(2)
但し、TPの単位はトラック数である。この式(2)から、目標サーボパターン200のサーボトラック幅に対するスパイラルサーボパターン100のトラック幅が、TPの逆数(AV/K)に比例していることを意味する。
次に、スパイラルサーボパターン100が記録された領域全面に対するサーボトラック幅の総和Nは、下記式(3)により算出できる。
N=ΣK/AV=KΣ1/AV…(3)
従って、Kは下記式(4)により算出できる。
K=N/(Σ(1/AV))…(4)
ここで、Nを、ディスク全面に書込むトラック本数の総数とすれば、所望のトラック本数を等間隔に書き込むためのヘッド12送り量、即ちトラックピッチTPは、下記式(5)により算出できる。
TP=AV/K=(AVΣ(1/AV))/N…(5)
換言すれば、振幅積算値AVに、補正係数「Σ(1/AV))/N」を掛けた値を、ヘッド12の送り量、即ちトラックピッチとして決定すればよい。
以上のようにして、CPU19は、ディスク媒体11上に記録されているスパイラルサーボパターン100をリードヘッド12Rにより再生することにより、ヘッド12の位置決め制御を実行しながら、ディスク媒体11上に同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターン200をライトヘッド12Wにより書き込む(ステップS5,S6)。この場合、本実施形態では、CPU19は、スパイラルサーボパターン100の傾きに応じた振幅積算値AVを算出し、この振幅積算値AVに基づいて、目標サーボパターン200を書き込むときのヘッド12の送り量(トラックピッチTP)を決定する。これにより、スパイラルサーボパターン100の傾きに依存することなく、ディスク面上に記録すべきサーボトラック本数に基づいて、一定間隔のサーボトラックからなる目標サーボパターン200を書き込むことができる。換言すれば、スパイラルサーボパターンの傾きが不定の場合においても、目標サーボパターン200のサーボトラックピッチを等間隔にすることができる。
具体的には、図6(A)に示すように、スパイラルサーボパターン100の傾きが相対的に緩やかな場合には、振幅積算値AV(AV=2K)に基づいて、例えばヘッド12を2トラック毎に送ることにより、相対的に密なトラックピッチで目標サーボパターン200を書き込むことができる。
一方、図6(B)に示すように、スパイラルサーボパターン100の傾きが相対的に急峻な場合には、振幅積算値AV(AV=K)に基づいて、例えばヘッド12を1トラック毎に送ることにより、相対的に疎なトラックピッチで目標サーボパターン200を書き込むことができる。
なお、実際のディスクドライブでは、図2(B)に示す再生波形の振幅値は、ヘッド12Rの位置により変化する。このような場合には、再生波形の振幅最大値max(a)を基準として正規化すればよい。具体的には、下記式(6)により、振幅積算値AVを算出することができる。
AV=Σ(a/max(a))…(6)
また、本実施形態は、スパイラルサーボパターン100の傾きを推定するために、再生波形の振幅積算値を使用する方法について説明した。これに限定されることなく、再生波形の包絡線形状の幅(時間方向)を使用する方法でもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に関するディスクドライブの要部を示すブロック図。 本実施形態に関するスパイラルサーボパターンの再生波形を説明するための図。 本実施形態に関するスパイラルサーボパターンのデコード方法を説明するための図。 本実施形態に関するスパイラルサーボパターンの傾きの推定方法を説明するための図。 本実施形態に関するスパイラルサーボパターンの傾きの推定方法を説明するための図。 本実施形態に関するスパイラルサーボパターンと目標サーボパターンとの関係を説明するための図。 本実施形態に関するサーボ書込み動作の手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するディスク媒体上に書き込まれたスパイラルサーボパターンの一例を示す図。
符号の説明
10…ディスクドライブ、11…ディスク媒体、12…ヘッド、
12R…リードヘッド、12W…ライトヘッド、13…スピンドルモータ(SPM)、
14…アクチュエータ、15…ボイスコイルモータ(VCM)、16…プリアンプ回路、
17…信号処理回路(サーボデコーダを含む)、18…ディスクコントローラ(HDC)、
19…マイクロプロセッサ(CPU)、20…メモリ、21…VCMドライバ、
100…スパイラルサーボパターン、200…目標サーボパターン。

Claims (5)

  1. 複数のスパイラルサーボパターンが記録されたディスク媒体上に、当該スパイラルサーボパターンに基づいて前記ディスク媒体上に同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込むためのディスク記憶装置のサーボ書込み方法であって、
    前記スパイラルサーボパターンに基づいて前記ヘッドを位置決めするステップと、
    前記ヘッドにより前記スパイラルサーボパターンを再生するステップと、
    前記ヘッドから出力される再生波形の振幅積算値を算出するステップと、
    前記振幅積算値に基づいて前記スパイラルサーボパターンの傾きを算出するステップと、
    前記スパイラルサーボパターンの傾きの算出結果に基づいて、前記同心円状のサーボトラックのトラック間隔を算出するステップと、
    前記トラック間隔の算出結果及び前記ディスク媒体上に構成されるデータトラックの本数に基づいて、前記目標サーボパターンの書き込みに際して、前記ヘッドの送りピッチを決定するステップと
    を備えた手順を実行するサーボ書込み方法。
  2. 複数のスパイラルサーボパターンが記録されたディスク媒体上に、当該スパイラルサーボパターンに基づいて前記ディスク媒体上に同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込むためのディスク記憶装置のサーボ書込み方法であって、
    前記目標サーボパターンの書き込み前に、前記ディスク媒体上のディスク全面に渡る前記スパイラルサーボパターンの傾きを算出し、
    前記スパイラルサーボパターンの傾きの算出結果及び前記ディスク媒体上に構成されるデータトラックの本数に基づいて、前記目標サーボパターンの書き込みに際して、前記ヘッドの送りピッチを決定するサーボ書込み方法。
  3. 複数のスパイラルサーボパターンが記録されたディスク媒体上に、当該スパイラルサーボパターンに基づいて前記ディスク媒体上に同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込むためのディスク記憶装置のサーボ書込み装置において、
    前記スパイラルサーボパターンに基づいて前記ヘッドを位置決めする手段と、
    前記ヘッドにより前記スパイラルサーボパターンを再生する手段と、
    前記ヘッドから出力される再生波形の振幅積算値を算出する手段と、
    前記振幅積算値に基づいて前記スパイラルサーボパターンの傾きを算出する手段と、
    前記スパイラルサーボパターンの傾きの算出結果に基づいて、前記同心円状のサーボトラックのトラック間隔を算出する手段と、
    前記トラック間隔の算出結果及び前記ディスク媒体上に構成されるデータトラックの本数に基づいて、前記目標サーボパターンの書き込みに際して、前記ヘッドの送りピッチを決定する手段
    具備するサーボ書込み装置
  4. 複数のスパイラルサーボパターンが記録されたディスク媒体上に、当該スパイラルサーボパターンに基づいて前記ディスク媒体上に同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込むためのディスク記憶装置のサーボ書込み装置において、
    前記目標サーボパターンの書き込み前に、前記ディスク媒体上のディスク全面に渡る前記スパイラルサーボパターンの傾きを算出する手段と、
    前記スパイラルサーボパターンの傾きの算出結果及び前記ディスク媒体上に構成されるデータトラックの本数に基づいて、前記目標サーボパターンの書き込みに際して、前記ヘッドの送りピッチを決定する手段
    具備するサーボ書込み装置
  5. 請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の前記サーボ書込み装置が組み込まれて、
    複数のスパイラルサーボパターンが記録されたディスク媒体と、
    前記ディスク媒体上から前記スパイラルサーボパターンを再生するリードヘッド、及び前記ディスク媒体上に前記同心円状のサーボトラックを構成する目標サーボパターンを書き込むためのライトヘッドを有する磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドの位置決め制御を実行する制御手段と
    を具備するディスク記憶装置
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