JP4690712B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車体と車体を載置し走行車輪を備えた台車とからなり、台車の牽引力を車体に伝達する牽引ロッドと、カーブ走行時等において車体の横方向への変位を抑止するストッパ機構を備えた車両において、カーブ走行時に車両が受ける衝撃を緩和、吸収し、乗り心地及び安定性を向上させたものである。
従来レール上を走る車両、特に近距離交通のための路面鉄道車両又は都市交通車両であって、車体と、車体を載置し走行車輪を備えた台車とからなり、1つの台車には遊動車輪又は駆動装置を備えた駆動輪が2つ又は4つ設けられる。
車体と台車とを走行方向に沿って少なくとも1つの牽引ロッドで互いに結合されている構造のものが、例えば特許文献1(特開平11−342844号公報)に開示されている。
このような車両では、片側の車輪磨耗を防ぐために、特に単方向車両では、一定の走行距離後あるいは一定の走行期間後、台車の走行方向を逆転させている。即ち台車を車体から取り外し、別の車体の下方に180°回転させて取り付けている。特許文献1に開示された技術は、このような台車を迅速かつ簡単に180°回転させて配置することができる構造を提案するものである。
特許文献1に開示された構造は、台車から車体に牽引力を伝達する牽引ロッドが、車両の長手方向軸線を挟んで2本平行に配置されている。牽引ロッドは、その台車側接続部は車両の前方側に、車体側接続部は車両の後方側に取り付けられており、また台車と車体間には、車体の走行方向と直角方向の動きを規制する横方向ダンパが設けられているとともに、台車には車体の走行方向と直角方向の動きを制限するため、台車中心の前後周辺で台車中心から概略等間隔位置に左右ストッパが設けられている。また牽引ロッドの両接合部には、通常接続部の3次元方向の動きを許容する球面軸受を使用している。
特開平11−342844号公報
しかしながら特許文献1に開示された構造には次のような問題点があった。車両がカーブに進入するとき、車体は後部連結車体(ピン連結車体)の影響下にあることから、車体は慣性によりそのまま直線に沿って進もうとする。一方台車については、レール軌道のカーブに沿って進むことになる。このため台車に対し車体はカーブ外方に振られ、結果として左右ストッパに当たり、台車は車体の向きに強制的に向けられることになる。このことは、先頭軸車輪のレールに対するアタック角を大きくし、横圧が大きくなり、車輪のフランジ磨耗を多くする。
また左右ストッパに当たるということは衝撃を伴うこととなり、各部に無理な力を与えることにもなり、各部の寿命を縮めるとともに、乗客に対し不快感を与えることになる。このような衝撃が特に大きい場合には、車体間を連結する連結ピンを中心とした動きが加速されて連続的な動きとなり、車両の安定性を欠く原因ともなっている。
また左右2本並行に配置された牽引ロッドの両端に球面軸受を使用していることから、車体と台車は左右方向に並行な牽引ロッドの動きに制約されることになる。
このことは、台車の向きは常に車体の動きによって規制を受けることであり、カーブに進入する毎に台車は車体の動きに制約を受け、このため先頭車両のアタック角が大きくなり、横圧大、フランジの磨耗大となる。
さらに牽引ロッドに常に台車及び車体の両方から無理がかかっていることになり、牽引ロッドの両端接続部に設けられた球面軸受の磨耗を増やし、牽引ロッドのガタを大きくして、車両の振動や騒音を大きくすることになる。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、車両がカーブに進入するときに発生する車体と台車の動きのズレを吸収し、牽引ロッドの両サイド間、及び車体側、台車側に無理な力が作用することを緩和するとともに、車体側の動きよって台車側が規制を受けることをなくすことによって、特に先頭車両の車輪のレールその他の軌道に対するアタック角を小さくし、横圧を低減して、車輪のフランジ磨耗を軽減することによって、乗客に与える不快感をなくし、車両の安定性を高めることを目的とする。
本発明の車両の構成は、かかる目的を達成するもので、車体と車体を載置し走行車輪を備えた台車とからなり、一端側が車体側に接続され他端側が台車に接続されて台車の牽引力を車体に伝達する牽引ロッドを備え、台車側に固定された抑止部材と、同抑止部材に対し同じ高さ水準で許容範囲以内の隙間を有して車体側に固定された係止部材からなり、車体と台車との左右方向の相対的変位を制限するストッパ機構を備えた車両において、少なくとも先頭車両において、前記牽引ロッドを車両の長手軸線に沿ってその両側に2本並行に配置し、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より先頭側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より後側に位置させ、前記両接続部に防振ゴムを介在させ、更に前記ストッパ機構を台車中心より後側に設けたことを特徴とする。
車両がカーブに進入したとき、車両及び車両を支持する台車はそのまま直線方向へ進もうとするが、レールがカーブしているため、レールに接している台車は、レールの外側に寄った状態となってカーブを進む。一方先頭車体は車体がカーブに進入したことにより超過遠心力を受けるが、連接車体の場合車両間を連接する連接ピンを中心に先頭車両側が外方に大きく振られる。
台車がこの車体の動きに追従してしまうと、車輪がレールの接線方向より外方へ向くことになり、いわゆるアタック角が大きくなり、車輪は大きな横圧を受けることになる。この横圧と車輪重量との比が一定値を超えると脱線することになるので、横圧は極力低く抑えることが安全上必要となる。
本発明においては、前記構成を有することにより、車両がカーブに進入した場合、車体、特に先頭車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られても、車体と台車との動きのズレを牽引ロッドの両端接続部に介在させた防振ゴムにて吸収し、牽引ロッド、台車その他の部位に無理な力が作用することを防止することができる。
また車両がカーブに進入して車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られたときでも、台車と車体間を接続する2本の牽引ロッドの両端に防振ゴムを介在させたことにより、防振ゴムのロッド方向のたわみ分(1本は引張り、1本は圧縮)だけ台車は車体に対して回転でき、車体の動きとは別にレールに沿って走行できるようになる。
また防振ゴムのたわみは、台車がレールに対しある程度拘束されて動かないため、車体に対する復元力となって働くことから、車体をレールの軌道中心に戻す作用も出てくる。
これによって車両がカーブに進入するときに発生する車体と台車の動きのズレを吸収し、車輪の特に先頭車両の車輪のレールその他の軌道に対するアタック角を小さくするとともに、横圧の低減及び車輪のフランジ磨耗の軽減を実現することができる。
また本発明おいては、牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より先頭側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より後側に位置させることにより、先頭車は車体に対しトレールされることにより、軌道側からの外乱に対し安定した走行を可能とする。
本発明において、先頭車両において前記ストッパ機構を台車中心より後側に設ける。車両が走行中に速度オーバーでカーブに進入したとき、超過遠心力により先頭車が大きくカーブ外側に振られて車体の左右ストッパが台車の受けに当たる状況となる。左右ストッパが特許文献1のように、台車中心の前後に配置されていると、台車も一緒にカーブ外側へ振られてしまい、最悪の場合脱線に繋がる恐れがある。
本発明では、先頭車両において前記ストッパ機構を台車中心より後側に設けたことにより、車両のカーブへの進入速度が高い場合であって、車体がカーブ外方へ大きく振られ、左右ストッパ機構に当たった場合でも、同ストッパ機構は、台車中心より後方に設けられているため、車体側に接続された係止部材が台車側に固定された抑止部材に当たった衝撃力により、台車にカーブ中心に向かう偶力(モーメント)が働き、台車はカーブ中心方向に回転する。
これにより先頭車両の車輪のアタック角はさらに小さくなり、横圧が低減されるとともに、車輪のフランジの磨耗を軽減することができる。このことは、車両に加わる衝撃を小さくするとともに、車体の動きも速やかに収斂され、乗り心地を良くするとともに、車両の安全性を高めることになる。
本発明において、車体と車体を載置し走行車輪を備えた台車とからなり、一端側が車体側に接続され他端側が台車に接続されて台車の牽引力を車体に伝達する牽引ロッドを備え、台車側に固定された抑止部材と、同抑止部材に対し同じ高さ水準で許容範囲以内の隙間を有して車体側に固定された係止部材からなり、車体と台車との左右方向の相対的変位を制限するストッパ機構を備えた車両において、少なくとも先頭車両において、前記牽引ロッドを車両の長手軸線に沿ってその両側に2本並行に配置し、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より先頭側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より後側に位置させ、前記両接続部に防振ゴムを介在させ、更に前記2本の牽引ロッドの車体側接続部間の間隔を台車側接続部間の間隔より広くしたことを特徴とする。これによって車両がカーブに進入した場合、車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られると、一端が台車中心より後側で台車と接続されている牽引ロッドにより、先頭車両の台車はカーブに内方に向くように傾く。図1及び図2はこの作用を図解して示す説明図である。
図1において、(a)は直線走行時、(b)はカーブ走行時の状況を示し、図1において、2本の牽引ロッド33の車体側接続部34間の間隔L2を台車側接続部35間の間隔L1より広くしている(L2>L1)。このように配置した場合には、車両のカーブ進入時、車体32が32aに示すようにカーブの外側に振られると、牽引ロッド33の車体側接続部34(b)の34aに示すようにカーブの外側に振られ、台車30はリンクの働きからカーブの内側を向くように動く。この働きにより通常の走行(異常な高速ではなくストッパ当りまでいかない状況)でも台車はカーブに沿った角度となり、従ってアタック角も小さく横圧も小さくフランジ摩耗等も軽減される。
2本の牽引ロッド33を平行に配置した場合は、前述のようにトレーリング効果とストッパー当りした場合の横圧低減効果のみとなる。
図2は、本発明の比較例として、2本の牽引ロッド33の車体側接続部34間の間隔L2を台車側接続部35間の間隔L1より狭く配置した場合(L2<L1)を示す。このように配置した場合には、図1の場合と異なり、車体32の外方への変位(32a)に伴ってリンクの働きにより台車も外方を向くことになる。
これは台車のアタック角を大きくし横圧を大きくし脱線し易くすることになり、全く逆の効果となる。
また本発明車両において、好ましくは、後尾車両において、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より後尾側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より前側に位置させ、前記ストッパ機構を台車中心より前側に設ける。これによって進行方向が逆になった場合でも、本発明の目的を達成することができる。
本発明によれば、少なくとも先頭車両において、前記牽引ロッドを車両の長手軸線に沿ってその両側に2本並行に配置し、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より先頭側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より後側に位置させ、前記両接続部に防振ゴムを介在させたことにより、車両がカーブに進入して車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られても、車体と台車との動きのズレを牽引ロッドの両端接続部に介在させた防振ゴムにて吸収するため、牽引ロッド、台車その他の部位に無理な力が作用することがない。
また車両がカーブに進入して車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られたときでも、台車と車体間を接続する2本の牽引ロッドの両端に防振ゴムを介在させたことにより、防振ゴムのロッド方向のたわみ分(1本は引張り、1本は圧縮)だけ台車は車体に対して回転でき、車体の動きとは別にレールに沿って走行できるようになる。
また防振ゴムのたわみは、台車がレールに対しある程度拘束されて動かないため、車体に対する復元力となって働くことから、車体をレールの軌道中心に戻す作用も出てくる。
これによって車両がカーブに進入するときに発生する車体と台車の動きのズレを吸収し、車輪の特に先頭車両の車輪のレールその他の軌道に対するアタック角を小さくするとともに、横圧の低減及び車輪のフランジ磨耗の軽減を実現することができる。
従って車両がカーブに進入するときの車輪のアタック角を小さくするとともに、横圧の低減及びフランジ磨耗の軽減を実現することができる。これによって乗客に与える不快感をなくし、乗り心地を良くし、車両の安定性を高めることができる。
本発明において、好ましくは、先頭車両において前記ストッパ機構を台車中心より後側に設けることによって、車両がカーブへの進入速度が高い場合、車体がカーブ外方へ大きく振られ、左右ストッパ機構に当たった場合でも、同ストッパ機構は、台車中心より後方に設けられているため、車体がストッパ機構に当たった衝撃力により台車にカーブ中心に向かう偶力が働き、牽引ロッドの両端接続部に介在させた防振ゴムのタワミ分だけ台車はカーブ中心方向に回転する。
これにより車輪、特に先頭車両の車輪のアタック角はさらに小さくなり、横圧が低減されるとともに、フランジの磨耗を軽減することができる。このことは、車体に加わる衝撃を小さくするとともに、車体の動きも速やかに収斂され、乗り心地を良くするとともに、車両の安全性を高めることになる。
また本発明装置によれば、好ましくは、前記2本の牽引ロッドの車体側接続部間の間隔を台車側接続部間の間隔より広くすることによって、車両がカーブに進入した場合、車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られると、一端が台車中心より後側で台車と接続されている牽引ロッドにより、先頭車両の台車はカーブの内方に向くように傾く。このことは、車体の動きとは逆に先頭台車はカーブの曲がり方向に沿った動きとなり、これによって車両、特に先頭車両の車輪のアタック角も小さくなり、抑圧の低減、車輪のフランジ磨耗の軽減を達成できる。
後尾車両において、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より後尾側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より前側に位置させ、前記ストッパ機構を台車中心より前側に設ける。これによって進行方向が逆になった場合でも、本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図3は、本発明車両の第1実施例を模式的に示す平面図、図4は、前記第1実施例における台車部の拡大平面図、図5は、図4中のB−B断面図、図6は、図4中のA−A断面図、図7は、前記第1実施例の牽引ロッドの一部断面立面図、図8は、前記牽引ロッドの平面図、図9は、前記第1実施例において、先頭車両のカーブ進入時の挙動を示す平面図、図10は、前記第1実施例において、後尾車両のカーブ進入時の挙動を示す平面図、図11は、前記第1実施例において、ストッパ機構8等の作動状況を示す平面図である。
本発明装置の第1実施例を示す図3〜図11において、1は先頭車両、2は後尾車両、3は、先頭車両1と後尾車両2との中間に連接された中間車両であり、1a及び2aは、先頭車両1又は後尾車両3において、車輪4を有し、車体の下部で車体を支持する台車フレームである。5は、各車両を連接する連接軸であり、6は、各車両間の衝突を防止する車端ダンパである。7は、各車両において車体と台車間に装架された牽引ロッドであり、8は、車体の脱軌道を阻止するためのストッパ機構である。
なお、aは車両進行方向である。
図4は、先頭車両1の車体が載置される台車フレーム1aを示し、図2において、2本の牽引ロッド7が、車両の長手軸線bから横方向に等距離に同軸線bと平行に配置され、その先頭側接続端7bは、車体側接続軸10に接続され、後方側接続端7aは、台車側接続軸9に接続されている。
またストッパ機構8は、台車側に固定された1対のストッパ12と、車体側に固定され、ストッパ12間に配置された係止部材11とが、互いに同一高さ水準に配置されてなり、台車フレーム1aに対し車体の横方向のズレが生じたときに車体側に固定された係止部材11が台車側に固定されたストッパ12に接触して係止される。本実施例において、ストッパ機構8は台車中心c(図3参照)より後方側に配置されている。
13は、車両の長手軸線bに対し直角方向に設けられた横方向ダンパであり、その一端13aは台車側接続軸14に接続され、多端13bは車体側接続軸15に接続されている。
なお後尾車両2は、先頭車両とは、逆の配置をしており、このため進行方向aが逆になり、後尾車両2が先頭車両となったときは、現先頭車両1と同様の構造、配置となり、現先頭車両1と同様の機能を有することになる。
図5及び図6は牽引ロッド7の拡大図であり、牽引ロッド7の接続端7aは台車側接続軸9に防振ゴム16を介在させて接続されており、牽引ロッド7の一方の接続端7bは、車体側接続軸10に防振ゴム17を介在させて接続されている。図6に示すように、台車側接続端7aは台車フレーム1aに接続され、車体側接続端7bは車体フレーム1bに接続されている。
かかる第1実施例の構成において、車両がカーブに進入する場合、車体にはカーブに外側に超過遠心加速度が発生し外側に変位する。カーブの曲率半径と車両の進入速度にもよるが、超過遠心加速度が大きければ車体は大きく外側に変位し、ストッパ機構8に当たることになる。
車両がカーブに進入するときの挙動を図9〜11に基づいて説明する。図9は先頭車両の挙動であり、図10は後尾車両の挙動を示す。図9〜10において、dは車体に作用する遠心力、e及びiは台車に働くモーメント、fは車体の傾きを示す曲線、gは台車の傾きを示す曲線、hはカーブする軌道の中心を示す曲線である。
図9において、先頭車両1がカーブに進入した時、先頭車両1の動きとしては、中間車両3が連接され、かつ車端ダンパ6が作用していることから、先頭車両1が平行にカーブの外側へ変位するのではなく、連接軸5を中心に先頭車両1の先頭側だけが外へ振られる動きとなる。このため先頭車両1の車体は、曲線fに示すようにカーブ軌道hの外軌へ振られたような傾きとなる。
次に先頭車両1において、ストッパ機構8の位置は台車中心cよりも後ろ側にあるため、車体側に接続された係止部材11が左右ストッパ12、12に当った場合、台車には時計廻りのモーメントeが作用し、牽引ロッド7の両端に介在された防振ゴム16及び17が撓んだ分だけ、車体の傾きとは逆にカーブ軌道中心hに向う方向に台車が旋回する。
この台車の動きは、先頭車両1のカーブ通過時の車輪4のアタック角を小さくし、車両のカーブ通過をスムーズにする作用効果がある。これによって車両に加わる横圧の低減及び車輪4のフランジ部の磨耗を低減することができる。このことは、車体に加わる衝撃を小さくするとともに、車体の動きも速やかに収斂され、乗り心地を良くするとともに、車両の安全性を高めることになる。
一方後尾車両2の場合は、図10に示すように、前側は連接軸5により中間車両3と連接されているため、車体の動きは曲線fのように後尾側がカーブの外軌側に振られる動きとなる。これに対し台車の動きは、車体に接続した係止部材11が左右ストッパ12、12に当たることで、カーブの接線方向への反時計廻りのモーメントiが作用し、牽引ロッド7の両接続端7a、7bに介在した防振ゴム17、18が撓んだ分だけ、車体の動きとは逆にカーブ軌道中心hに沿う方向に台車が旋回する。
この台車の動きによって、車体の傾きに拘わらず車輪4はカーブに沿う方向に働くため、カーブ通過をスムーズにする働きがある。なお後尾車両2に対しては、先頭車両以上に中間車両による動きの抑制が働くため、車体の変位や動きは先頭車両1よりも小さくなる。
また中間車両3は車体の前後に別な車両が連接されているため、中間車両3の動きは前後で抑えられ、そのため左右に振られることはあまりなく、特に本発明の構成を採用しなくてもさほど支障はない。
図11において、(a)は車両による右カーブ進入時、(b)は直線軌道走行時、(c)は左カーブ進入時を示す説明図である。図11において、1cは先頭車両1の台車部分の輪郭、1dは車体部分の輪郭を示し、2cは後尾車両2の台車部分の輪郭、2dは車体部分の輪郭を示す。
(a)において、車両が右カーブに進入した場合は、先頭車両1及び後車両2ともに、車体が横力jを受け、車両の中心が車体−台車中心線l上から変位後の中心線m上に移るとともに、車体側に接続された係止部材11が左側のストッパ12に当たる。車体が横力jを受けることによって牽引ロッド7は車体側接続端7bが左側に振られ、7’に移動する。
先頭車両1では、台車フレーム1aには台車中心cを中心として時計廻りの回転モーメントeが作用し、牽引ロッド7の両端に介在された防振ゴム16及び17が撓んだ分だけ、車体の傾きとは逆にカーブ軌道中心hに向う方向に台車が旋回角kだけ旋回するとともに、後尾車両2では、横力jを受けることによって、台車中心cを中心とした反時計廻りのモーメントiが牽引ロッド7の両端に介在された防振ゴム16及び17が撓んだ分だけ、車体の傾きとは逆にカーブ軌道中心hに向う方向に台車が旋回角oだけ旋回する。
図11(b)では、車両が直線走行をするため、車両1、2に横力は加わらず、車体の左右方向への変位は起こらない。
図11の(c)において、車両が左カーブに進入した場合は、先頭車両1と後尾車両2において(a)の場合と全く左右を逆にした挙動となる。即ち車両1、2には右方向の横力nが加わり、車両の中心が車体−台車中心線l上から変位後の中心線m上に移るとともに、車体側に接続された係止部材11が右側のストッパ12に当たる。車体が横力nを受けることによって牽引ロッド7は車体側接続端7bが右側に振られ、7’に移動する。
このように第1実施例によれば、先頭車両1において、牽引ロッド7の車体側接続端7bが台車中心より先頭側に位置するため、車体がカーブ進入時外軌側に振られ、牽引ロッド7に引張り力が作用し、同接続端7bに介在した防振ゴム16、17がこの引張り力に対抗してその弾性力により、車体をカーブの曲線方向に戻すモーメントeを発生させ、カーブ外方に振られた車体を車両の軌道上に戻す作用を行なうとともに、ストッパ機構8の位置は台車中心cよりも後ろ側にあるため、車体側に接続された係止部材11が左右ストッパ12、12に当った場合、台車には時計廻りの回転モーメントeが作用し、牽引ロッド7の両端に介在された防振ゴム16及び17が撓んだ分だけ、車体の傾きとは逆にカーブ軌道中心hに向う方向に台車が旋回する。
これによって車両がカーブに進入して車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られても、車体と台車との動きのズレを牽引ロッドの両端接続部に介在させた防振ゴムにて吸収するため、牽引ロッド、台車その他の部位に無理な力が作用することがない。また車両がカーブに進入するときの車輪のアタック角を小さくするとともに、横圧の低減及び車輪のフランジ磨耗の軽減を図ることができ、このため乗客に与える不快感をなくし、車両の安定性を高めることができる。
次に本発明車両の第2実施例を図12及び図13に基づいて説明する。図12は前記第1実施例の図2に相当する、第2実施例における台車部の拡大平面図、図13は、第2実施例の平面概念図で、このうち(a)は1車両に2台の台車を装備した例であり、(b)は後尾車両に1台の台車を装備した例である。
図12〜13は、第2実施例の先頭車両の台車部分を示し、21は、一方の接続端21aが台車側に接続された接続軸9に接続され、他方の接続端21bが車体側に接続された接続軸10に接続された牽引ロッドであり、本実施例においては、2本の牽引ロッド21は長手軸線bに対して平行ではなく、車体側接続端21b間の間隔L2と、台車側接続端21a間の間隔との関係がL2>L1となっている。車体側接続端21bが台車中心より先頭側に配置され、台車側接続端21aが台車中心より後方に位置している点は、前記第1実施例と同一である。
その他の構成は、前記第1実施例と同一であり、前記第1実施例と同一な部材及び機器は、前記第1実施例と同一の符号を付している。
かかる第2実施例によれば、車体側接続端21b間の間隔L2を台車側接続端21a間の間隔L1より広くすることによって、先頭車両がカーブに進入した場合、車体が超過遠心力によりカーブ外方へ振られると、牽引ロッド21の台車側接続端21aが台車中心より後側で台車と接続されているため、先頭車両の台車はカーブに内方に向くように傾く。このことは、カーブ外方向に振られる車体の動きとは逆に、先頭台車はカーブの曲がり方向に沿った動きとなり、これによって先頭車両の車輪のアタック角も小さくなり、抑圧の低減、及び車輪のフランジ磨耗の軽減を達成できる。その他ストッパ機構8等による作用効果は前記第1実施例と同一である。
本第2実施例において、図13(b)は尾車両に本発明を適用したもので、同図に示すように、後尾車両においては、牽引ロッド21及び図示しないストッパ機構を先頭車両と全く逆向きに配置して、後進時にも走行可能とする点は前記第1実施例と同一である。
また図13(a)及び(b)に示すように、1車体に1台車を装備しても、1車両に2台車両を装備してもよい。
本発明によれば、台車の牽引力を車体に伝達する牽引ロッドの車体側接続部及び台車側接続部の配置を工夫し、これら接続部に防振ゴムを介在する等の簡単な構造で、カーブ走行時の車両への衝撃を緩和し、乗り心地や安定性を高めることができ、レール等軌道上を走る車両、特に近距離交通のための路面鉄道車両又は都市交通車両等に適用して好適である。
本発明の牽引ロッドの作用を示す説明図である。 比較例としての牽引ロッドの作用を示す説明図である。 本発明車両の第1実施例を模式的に示す平面図である。 前記第1実施例における台車部の拡大平面図である。 前記第1実施例における図4中のB−B断面図である。 前記第1実施例における図4中のA−A断面図である。 前記第1実施例の牽引ロッド7の一部断面立面図である。 前記第1実施例の牽引ロッド7の平面図である。 前記第1実施例において、先頭車両のカーブ進入時の挙動を示す平面図である。 前記第1実施例において、後尾車両のカーブ進入時の挙動を示す平面図である。 前記第1実施例において、ストッパ機構8等の作動状況を示す平面図である。 本発明車両の第2実施例における台車部の拡大平面図である。 前記第2実施例の平面概念図である。
符号の説明
1 先頭車両
1a、2a 台車フレーム
1c、2c 台車輪郭
1d、2d 車体輪郭
2 後尾車両
3 中間車両
4、31、31a 車輪
5 連接軸
6 車端ダンパ
7 牽引ロッド
7a 台車側接続端
7b 車体側接続端
8 ストッパ機構
9 台車側接続軸
10 車体側接続軸
11 係止部材
12 ストッパ
13 横方向ダンパ
13a 台車側接続端
13b 車体側接続端
14 台車側接続軸
15 車体側接続軸
16、17 防振ゴム
30、30a 台車
32、32a 車体
33、33a 牽引ロッド
34、34a 車体側接続部
35、35a 台車側接続部
a 車両進行方向
b 車両長手軸線
c 台車中心
e、i 回転モーメント
f 車体の傾き曲線
g 台車の傾き曲線
h カーブ軌道中心曲線
j、n 横力
k、o 台車の旋回角
l 車体−台車中心線
m 車体変位後の中心線

Claims (3)

  1. 車体と車体を載置し走行車輪を備えた台車とからなり、一端側が車体側に接続され他端側が台車に接続されて台車の牽引力を車体に伝達する牽引ロッドを備え、台車側に固定された抑止部材と、同抑止部材に対し同じ高さ水準で許容範囲以内の隙間を有して車体側に固定された係止部材からなり、車体と台車との左右方向の相対的変位を制限するストッパ機構を備えた車両において、少なくとも先頭車両において、前記牽引ロッドを車両の長手軸線に沿ってその両側に2本並行に配置し、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より先頭側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より後側に位置させ、前記両接続部に防振ゴムを介在させ、更に前記ストッパ機構を台車中心より後側に設けたことを特徴とする車両。
  2. 車体と車体を載置し走行車輪を備えた台車とからなり、一端側が車体側に接続され他端側が台車に接続されて台車の牽引力を車体に伝達する牽引ロッドを備え、台車側に固定された抑止部材と、同抑止部材に対し同じ高さ水準で許容範囲以内の隙間を有して車体側に固定された係止部材からなり、車体と台車との左右方向の相対的変位を制限するストッパ機構を備えた車両において、少なくとも先頭車両において、前記牽引ロッドを車両の長手軸線に沿ってその両側に2本並行に配置し、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より先頭側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より後側に位置させ、前記両接続部に防振ゴムを介在させ、更に前記2本の牽引ロッドの車体側接続部間の間隔を台車側接続部間の間隔より広くしたことを特徴とする車両。
  3. 後尾車両において、前記牽引ロッドの一端と車体側との接続部を台車中心より後尾側に位置させるとともに、同牽引ロッドの他端と台車側との接続部を台車中心より前側に位置させ、前記ストッパ機構を台車中心より前側に設けたことを特徴とする請求項記載の車両。
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