JP4688437B2 - 包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、陰唇間パッドとその併用シートとが組み合わされている包装体に関し、更に詳しくは、包装体に外圧が加わっても陰唇間パッドに負荷を与えにくい包装形態に関する。
従来より、女性用生理用品として、生理用ナプキン、タンポンが一般的に用いられている。ここで、生理用ナプキンについては、膣口付近への密着性の乏しさゆえに生じる隙間からの経血の漏れを防ぐべく、多大な努力が払われている。また、タンポンについても、その物品の属性に起因して、着用時の異物感や不快感、膣内への装着困難性を生じることから、これらを除去するために種々の工夫が行なわれている。
このような状況下、生理用ナプキンやタンポンの中間に位置する生理用品として、近年、陰唇間パッドと称される生理用品が注目されるようになってきている。この陰唇間パッドは、女性の陰唇間にその一部分を挟み込み、陰唇内面に当接させて装着する。従って、陰唇間パッドは、生理用ナプキンに比して身体との密着性が高いために経血の漏れが防止されるとともに、経血が拡散して身体に広く接することを防ぐために衛生的かつ清潔である。また、生理用ナプキンよりも小型であるために、装着感に優れて快適であり、膣内に挿入するタンポンに比べて着用時の心理抵抗も低いという特徴を有している。
上記の陰唇間パッドは、例えば、生理用ナプキンのような、前記陰唇間パッドと共に使用する併用シートと共に、共通梱包として一体包装される場合がある。このような、陰唇間パッドとその併用シートが組み合わされている包装体として、例えば、吸収陰唇間装置と生理用ナプキンとが共通の梱包中に包装されている、女性の着用者により使用される女性用衛生キットが開示されている(特許文献1参照)。
特許第3300372号
しかし、特許文献1の女性用衛生キットにおいては、陰唇間パッドのような吸収陰唇間装置と、生理用ナプキンとの具体的な共通包装形態は検討されていない。このような共通包装形態の場合、流通時や販売輸送時に、業者や消費者が誤って床などに落としてしまうなどの衝撃によって女性用衛生キットに外圧が加わると、陰唇間パッドに外圧が加わり易い。特に、陰唇間パッドは外部からの衝撃に弱く、変形したり損傷したりし易い。このため、外圧等によって陰唇間パッドが損傷してしまうと、着用時に異物感を与えてしまうばかりでなく陰唇内壁を傷つけてしまい、更には陰唇間パッドを構成する材料の一部が陰唇内に残留する場合があるという問題があった。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、陰唇間パッドと、陰唇間パッドと共に使用する併用シートとを同時に収納する包装体において、外部からの衝撃によって陰唇間パッドに加わる負荷を低減して、陰唇間パッドの変形や損傷を防止することができる包装体を提供することを目的とする。
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 陰唇に挟んで着用する陰唇間パッドを内包する第1個別包装体と、前記陰唇間パッドと共に使用する併用シートを内包する第2個別包装体とが、それぞれ一以上組み合わされて外装容器に収納されて成る包装体であって、前記第1個別包装体内の前記陰唇間パッドを衝撃から保護するための保護手段を備えるものである包装体。
本発明の包装体によれば、陰唇間パッドを外部からの衝撃から保護するための保護手段が備えられているので、共通梱包である外装容器に外圧が加わったとしても、保護手段によってその外圧を反発もしくは緩衝でき、共通梱包内に封入されている間は陰唇間パッドに外圧を与えにくい。従って、内包される陰唇間パッドが、折れ曲がったり潰れたりすることを防ぐことができる。このため、第1個別包装容器から陰唇間パッドを取り出して着用したときに、着用感に悪影響を及ぼすことを防止できる。
また、陰唇間パッドを収納した第1個別包装体と、併用シートを収納した第2個別包装体とが、それぞれ外装容器に収納されているので、陰唇間パッドと併用シートの衛生性をそれぞれ独立に維持できる。更に、例えば、あらかじめ陰唇間パッドを収納した第1個別包装体は、そのまま滅菌処理した後に第2個別包装体と一緒に外装容器に収納することもできる。
なお、本発明における外装容器とは最外装の包装容器を意味し、第1個別包装体と第2個別包装体とが1の外装容器に収納されていてもよく、第1個別包装体と第2個別包装体とがそれぞれ別々の外装容器に収納されていてもよい。
(2) 陰唇に挟んで着用する陰唇間パッドを内包する第1個別包装体と、前記陰唇間パッドと共に使用する併用シートを内包する第2個別包装体とが、それぞれ一以上組み合わされて外装容器に収納されて成る包装体であって、前記第1個別包装体内の前記陰唇間パッドを衝撃から保護するための保護手段を備え、複数の前記第1個別包装体と複数の前記第2個別包装体とが、それぞれ平面同士が接するように整列して収納されることにより、第1個別包装体群及び第2個別包装体群を形成しており、前記保護手段は、前記第1個別包装体群よりも高い剛性を有する前記第2個別包装体群である包装体。
第1個別包装体及び第2個別包装体は、通常は所定の厚みを有する平面形状をなしているので、平面形状を揃えるように整列されて収納されることが好ましい。このように平面同士が接するように整列して収納されることにより、より剛性を高めることができる。特に、包装体が店頭陳列棚や流通時に複数段上方に重ねられたりするなど、最も外圧が加わり易い共通梱包の上方からの外圧に対しては、第2個別包装体群が第1個別包装体群よりも高い剛性を有することによって、外圧を反発するため、共通梱包に封入されている間は、外圧を第1個別包装体内の陰唇間パッドに与えにくいという作用効果がもたらされる。なお、上述の「剛性」とは、物体の曲げ、ねじれなどによる破壊に耐える能力のことをいう。
(3) 前記剛性の高さは、前記第2個別包装体群の座屈強度を前記第1個別包装体群よりも大きくすることにより得られるものである(2)記載の包装体。
この態様によれば、第2個別包装体群の座屈強度を第1個別包装体群よりも大きくすることによって、例えば上方からの外圧が加わったとしても、第2個別包装体群の剛性によってその外圧を反発することができる。
(4) 前記第1個別包装体は長手方向と短手方向とを有する実質的に縦長形状をなすものであり、前記保護手段は、前記第1個別包装体の短手方向の寸法よりも長い寸法を有する第2個別包装体群である(2)又は(3)記載の包装体。
この態様によれば、外装容器内における、第1個別包装体群及び第2個別包装体群の高さが異なり、包装体を静置した場合における、第2個別包装体群の高さ寸法が、第1個別包装体群より高くなり、外装容器の天面に第2個別包装体群が接していない。これによって、包装体の上方からの外圧が加わったとしても、陰唇間パッドに直接外圧は加わらない。
(5) 前記保護手段は、前記第1個別包装体群のみを、又は、前記第1個別包装体群及び前記第2個別包装体群を囲うように配置された補強部材である(2)から(4)いずれか記載の包装体。
ここで、「補強部材」とは、例えば、第2個別包装体群の側面に配置される平面状のシートであってもよく、第1個別包装体群及び第2個別包装体群を、それぞれ下方から囲うコの字状のシートであってもよく、第1個別包装体群に上方から被せるようなコの字状のシートであってもよい。
このような補強部材を配置することにより、更に、第2個別包装体群の剛性を向上できるか、又は、第1個別包装体群の補強を行うことができ、包装体への外圧をより反発できる。
(6) 前記外装容器は、前記第1個別包装体群を収納する第1外装容器と、前記第2個別包装体群を収納する第2外装容器とからなり、前記保護手段は、気密性素材によって気密密封されて成る前記第1外装容器であり、該第1外装容器の内部には、前記陰唇間パッドを衝撃から保護するために充分な量の気体を有する(2)から(5)いずれか記載の包装体。
この態様によれば、第1外装容器内に陰唇間パッドを衝撃から保護するための充分な量の気体が封入されているので、この気体の緩衝作用によって、第1外装容器内へかかる外圧を反発できる。
(7) 前記保護手段は、前記第1個別包装体及び/又はその周辺部に設けられた緩衝材料である(2)から(6)いずれか記載の包装体。
ここで、緩衝材料とは、発泡ポリエチレンや発泡ウレタンなどの多くの空隙を有する発泡性材料、緩衝用パルプモールド、空気を充填した材料が挙げられる。この態様によれば、第1個別包装体及び/又はその周辺部に設けられた緩衝材料の緩衝作用によって、第1外装容器内へかかる外圧を反発できる。
(8) 前記包装体は、前記外装容器の内部に、前記第1個別包装体群を収納する第1中間包装容器、及び前記第2個別包装体群を収納する第2中間包装容器を、更に備えるものである(2)から(7)いずれか記載の包装体。
この態様によれば、第1中間包装容器及び第2中間包装容器によって、陰唇間パッドを収納した第1個別包装体と、併用シートを収納した第2個別包装体とが別個に包装されているため、外装容器を破った際にも、第1中間包装容器と第2中間包装容器とを別々に保管することができるので利便性に優れる。
(9) 前記外装容器は紙製容器であり、前記保護手段は、前記外装容器の内壁と、前記第1個別包装体又は前記第1中間包装容器との間に設けられた空間である(8)記載の包装体。
この態様によれば、外装容器と、第1個別包装体又は第1中間包装容器との間に空間を設けているので、外装容器に外圧が加わっても、外装容器が変形することによって衝撃を緩衝でき、第1個別包装体内の陰唇間パッドの変形や損傷を防止できる。
(10) 前記保護手段は、前記空間に配置された補強シートである(9)記載の包装容器。
補強シートとしては、例えば、紙等からなり、空間を囲うように形成された枠状の部材が挙げられる。この態様によれば、前記空間に配置された補強シートによって、外装容器に外圧が加わっても、外装容器及び補強シートが変形することによって、更に衝撃を緩衝でき、第1個別包装体内の陰唇間パッドの変形や損傷を防止できる。
(11) 前記第2個別包装体に内包されている前記併用シートの数量は、前記陰唇間パッドと同数以上である(1)から(10)いずれか記載の包装体。
この態様によれば、包装体に封入している併用シートの枚数を、陰唇間パッドと同数、もしくはそれ以上の数とすることによって、第2個別包装体の剛性をより向上させることができる。
(12) 前記包装体は開封用切れ目を備える流通用容器に複数収納されて流通されるものであり、前記開封用切れ目に沿って開封したときには前記包装体用陳列棚を形成するものである(1)から(11)いずれか記載の包装体用の流通用容器。
この態様によれば、流通時などに使用され、複数の包装体を内包できる例えば高剛性の段ボールなどを用いることにより、流通時においても、包装体を衝撃等から守ることができる。また、開封用切れ目を備える流通用容器とすることで、そのまま店頭等での陳列が可能であり、更に、陳列時における包装体も、衝撃等から守ることができる。更に、開封したときには前記包装体用陳列棚を形成しているので、それぞれの包装体への過度な外圧を防ぐことができる。
本発明によれば、陰唇間パッドと、陰唇間パッドと共に使用する併用シートとを同時に収納する包装体において、外部からの衝撃によって、陰唇間パッドに加わる負荷を低減して、陰唇間パッドの変形や損傷を防止することができる包装体を提供することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明においては、同一の構成要件については同一符号を付し、その説明は省略もしくは簡略化する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る包装体100の斜視図を示す。図1に示すように、この包装体100は、外装容器110と、外装容器110内に配置され、4個の第1個別包装体120a〜120dが直立状態で整列してなる第1個別包装体群120と、同じく4個の第2個別包装体130a〜130dが直立状態で整列してなる第2個別包装体群130とから構成されている。
外装容器110と130a〜130dは、それぞれ同一形状で所定の厚みを有する略板状をなしており、それぞれの平面同士が接するように整列され、直立状態で収納されている。一方、第1個別包装体120a〜120dも、それぞれ同一形状で所定の厚みを有する略板状をなしており、直立状態における高さは第2個別包装群130と同程度であるが、その幅は第2個別包装体の約半分である。そして、第1個別包装体の平面同士が接するように2個ずつが直立状態で整列され、更にこれが2列並列されて、第2個別包装体130dに重なるように整列されている。
図2は、第1個別包装体120aを開封した状態を示す。なお、他の第1個別包装体120b〜dも同様の構成であるのでその説明を省略する。第1個別包装体120aは陰唇間パッドの個別包装体であり、陰唇間パッド123と、これを収納する個別包装容器122からなる。個別包装容器122の側端部には、個別包装容器122を仮止めするための止着テープ121が設けられている。
陰唇間パッド123は、着用者の陰唇間に挟んで装着される。陰唇は非常にデリケートな部位であるため、素材は柔軟であることが好ましい。形状は楕円型、瓢箪型、雫型等女性の陰唇に適合する形状であれば特に限定されない。外形の延べ寸法は、長手方向50〜180mmが好ましく、80〜120mmがより好ましい。また、短手方向は30〜100mmが好ましく、50〜80mmであることが好ましい。構成の例としては、被覆体である液体を透過させる性質を有する液透過性の表面側シートと、被覆体である液体を実質的に透過させない性質を有する液難透過性の裏面側シートと、表面側シートと裏面側シートとの間に配置された吸収部材とを備えている。また、個別包装容器122に収納する際は、裏面側シート同士が向き合うように長手方向中心線上で折り曲げられた2つ折りの状態で封入される。
<陰唇間パッドの表面側シートの例>
透水性であり、肌に刺激を与えにくい素材が使用される。このようなものとしては、ポイントボンド、スルーエア等の製造方法から得られる不織布を単独または複合した材料が挙げられる。このような材料のうち、着用者が陰唇間パッドと陰唇内壁との間にズレが生じ異物感を感じることがないよう、陰唇内壁との親和性を考慮し、少なくともセルロース系の液親水性繊維を主体とした構成が好ましい。具体的には、天然コットン5〜30%、レーヨンまたはアセテートを70〜95%の比率で混合した繊維を、20〜50g/mの範囲で調整した後、水流交絡により繊維同士を絡合させて乾燥させ、厚みを0.3〜1.0mmの範囲で調整したスパンレース不織布が好ましい。この際に使用する糸質は、天然コットンであれば15〜60mmの範囲、レーヨンまたはアセテートであれば25〜51mmの範囲で、1.1〜6.6dtexの範囲から選ばれる。また、不織布、繊維以外にも、透過孔を有するフィルムや、繊維層にフィルムがラミネート加工され、透過孔を有するものを用いてもよい。
<陰唇間パッドの裏面側シートの例>
吸収体に保持された経血が、陰唇間パッドの外へ漏れ出すことを防止できるものを使用することができる。また、透湿性素材とすることにより、装着時のムレを低減させることができ、装着時における不快感を低減させることが可能となる、このような難透水性のシートの材料としては、厚さ15〜60μmのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、または不織布、紙及びこれらのラミネート材料が挙げられる。また、無機フィラーを充填させて延伸処理を施すことで得られる通気性フィルムであってもよい。具体的には、低密度ポリエチレン樹脂を主体として目付15〜30g/mの範囲で調整したフィルム、更には10〜30%の開孔面積率で孔径0.1〜0.6mmの範囲で調整した通気性フィルムが挙げられる。不織布の例としては、スパンボンド不織布や、ポイントボンド不織布、スルーエア不織布等が挙げられ、これらに撥水処理が施されてあってもよい。なかでも極細繊維で構成され、繊維間距離が非常に小さいメルトブローンを含むSMS不織布(スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドの3層構成)であることが好ましい。この場合、各層の目付は、それぞれ5〜15g/m、1〜10g/m、5〜15g/mの範囲で構成されることが好ましい。
<陰唇間パッドの吸収体の例>
紙、天然繊維、合成繊維、半合成繊維、その他の材料を、単独またはこれらを混合したものからなり、嵩高であり、型崩れし難く、化学的刺激が少ないものであることが好ましい。紙としては、パルプ、化学パルプが挙げられ、天然繊維としては天然コットンが挙げられ、半合成繊維としては、レーヨン、アセテートが挙げられ、その他の材料としては高分子吸収体、繊維状高分子吸収体等が挙げられるがこれらに限定されない。具体的には、1.1〜6.6dtexの範囲から選ばれるレーヨンまたはアセテートを95〜60%、高分子吸収体を1〜10%、天然コットンを4〜30%の混合比で積層した繊維を、エンボス加工によりシート化した目付50〜500g/m、1〜20mmの嵩を有する不織布シートが挙げられる。製法に関しては、エアレイド法、スパンレース法、抄紙法等によりシート化し、更にはニードリング、ドット状や格子状などのロール間を通過させエンボス加工を施してもよい。なお、エンボス面積率は、0.3〜60%の範囲であることが好ましい。
<陰唇間パッドの個別包装容器の例>
厚さ15〜60μmのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、または不織布、紙及びこれらのラミネート材料が挙げられる。具体的には、低密度ポリエチレン樹脂を0〜80%、高密度ポリエチレンを100〜20%の範囲で混合して、目付15〜35g/mの範囲で調整したフィルムが挙げられる。更には、樹脂配向を高めるために延伸加工を施したフィルムを用いてもよい。不織布の例としては、スパンボンド不織布や、ポイントボンド不織布、スルーエア不織布等が挙げられ、これらは撥水処理が施されていてもよい。なかでも極細繊維で構成され、繊維間距離が非常に小さいメルトブローンを含むSMS不織布(スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドの3層構成)であることが好ましい。この場合、各層の目付は、それぞれ5〜15g/m、1〜10g/m、5〜15g/mの範囲で構成されることが好ましい。また、個別包装体は、陰唇間パッドで吸収した経血の色を遮断できることが好ましく、顔料を0.2〜10%の範囲で混合するか、もしくはインキなどが印刷されていてもよい。
図3は、第2個別包装体130aを開封した状態を示す。なお、他の第2個別包装体130b〜dも同様の構成であるのでその説明を省略する。第2個別包装体130aは併用シートの個別包装体であり、併用シート133と、これを収納する個別包装容器132からなる。個別包装容器132の側端部には、個別包装容器132を仮止めするための止着テープ131が設けられている。
併用シート133には、ショーツに貼り付けて装着するための粘着剤が図示しない裏面に設けられており、少なくとも着用状態における陰唇間パッド123の裏面側の大きさよりも大きく設定される。これにより、着用中に陰唇間パッド123から溢れ出した経血をその下方で受け止め吸収保持できる。
併用シート133の形状は、長方形、楕円型、瓢箪型、ショーツとのズレを防止するいわゆるウィングが搭載されている等、女性の身体及びショーツの形状に適合する形状であれば特に限定されない。外形の延べ寸法は、長手方向100〜500mmが好ましく、170〜350mmがより好ましい。また、短手方向は30〜200mmが好ましく、40〜180mmであることが好ましい。
併用シート133の構成の例としては、被覆体である液体を透過させる性質を有する液透過性の表面側シートと、被覆体である液体を実質的に透過させない性質を有する液難透過性の裏面側シートと、表面側シートと裏面側シートとの間に配置された吸収部材と、裏面側シートの裏面にはショーツとのズレを防止するための粘着剤とを備えている構成が挙げられる。また、個別包装容器132に収納する際は、内面へ向けて3つ折りや4つ折りなどされた状態で封入されている。更には、併用シート133が、個別包装体から容易に剥がれ易くするために、この実施形態においては、離型処理された離型処理シート134が併用シート133と個別包装体132との間に設けられている。なお、個別包装体132の内面にシリコンなどによる離型処理が施されていてもよい。
次に、図1における保護手段について説明する。この実施形態においては、保護手段は第2個別包装体群130であり、その剛性が、第1個別包装体群120よりも高い剛性を有している。これによって、外部からの衝撃等を第2個別包装体群130の剛性によって反発するため、第1個別包装体120a〜120d内の陰唇間パッド123の変形や損傷を防止できる。
剛性の高さは、具体的には、第2個別包装体群130の座屈強度を、第1個別包装体群120の座屈強度よりも大きくすることで得られる。図4は、第1個別包装体120aの鉛直長手方向における座屈強度の測定状態を示す概念図であって、(a)は座屈前の状態、(b)は座屈後の状態を示す図である。図4に示すように、この実施形態における座屈強度とは、第1個別包装体120aの直立状態における、鉛直方向(図4(a)の矢印方向)からの座屈強度であり、図4(b)のように座屈する点における強度を表す。なお、座屈強度の測定は、図5に示すように冶具141に挟んで第1個別包装体120aを固定する。この状態で上方から圧力を加えていくと、その圧力を押し返そうとする反発力が発生する。そして徐々に外圧を高めていき、製品が屈曲した地点の反発力がその製品の座屈強度となる。具体的には、図8(a)に示すような圧縮距離と強度との関係から座屈強度を得ることができる。
なお、第2個別包装体群130の座屈強度及び第1個別包装体群120の座屈強度のような包装体群における座屈強度の測定は、図6に示すように結束バンド142によって、あらかじめ、例えば第1個別包装体群120を結束した後、図7に示すように、冶具143で上方から押すことによって、第1個別包装体群120の座屈強度を得ることができる。
図1の包装体100においては、第1個別包装体群120の高さ寸法と第2個別包装体群130の高さ寸法はほぼ同等であるが、第1個別包装体又は第2個別包装体の1枚当たりの鉛直方向における座屈強度は併用シートのほうが高くなるように設定している。
以下に、第2個別包装体の座屈強度を、第1個別包装体よりも大きくする手段の例を挙げる。座屈強度を高めるには、各部材の厚みが厚いほど、密度が高いほど高くなる。また、繊維集合体であれば座屈強度を高めたい方向へ繊維を配向させる、フィルムであれば樹脂配向させるとよい。つまり、鉛直方向への座屈強度を高めたいときには、各部材の繊維配向や樹脂配向が鉛直方向へ向かうように包装体に封入するとよい。
より具体的に示すと、併用シートを構成する各部材の中で、座屈強度を高める主要因は目付が高い吸収体である。吸収体は、パルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテート、天然コットン、高分子吸収体、繊維状高分子吸収体、合成繊維等を、単独またはこれらを混合したものからなり、嵩高であり、型崩れし難く、化学的刺激が少ないものであることが好ましい。具体的には、パルプを80〜100%の範囲、高分子吸収体を20〜0%の範囲で混合し、ティッシュで被覆した後、エンボス加工によりシート化した目付100〜2000g/m、1〜50mmの嵩を有する吸収体が挙げられる。吸収体の製法としては、エアレイド法、スパンレース法、抄紙法、メルトブローン法等によりシート化したものを、ニードリングやドット状、格子状、波状などのロール間を通過させエンボス加工を施してもよい。更に、エンボス加工する直前に霧吹きなどで水分を含ませると、エンボス加工を施したときに繊維間が水素結合されて密度が高まり、剛性(座屈強度)が高まる。また、吸収体の型崩れを防止するためにもエンボス面積率は、10〜100%の範囲、好ましくは30〜80%の範囲である。
併用シートが股間形状に沿い易くするために、股間形状を模写したエンボスパターン、いわゆるヒンジが表面側シートと吸収体に備えられていると、より一層併用シートの剛性(座屈強度)は高まる。また、離型処理されたシートなどが併用シートと個別包装体との間に設けられている場合、そのシートは抄紙法で作られた紙であると密度が極めて高いため好ましい。更には、個別包装容器に収納する際は、併用シートを3つ折りや4つ折りなどされた状態で封入すると、形態性が良くなるばかりでなく、座屈強度も高まる。
以下に、具体例サンプルにおける座屈強度測定の一例を以下に示す。
<第1個別包装体の製造>
表面側シートとして、繊度1.7dtex、繊維長44mmのレーヨン100%で構成した乾式スパンレース35g/mを用いた。吸収体として、繊度3.3dtex、繊維長51mmのレーヨン100%を360g/mを積層し、エンボス面積率1.0%のドット状エンボスによりシート化し、その後、縦長の楕円型、長手述べ寸法90mm、短手延べ寸法55mmにカットした。裏面側シートとして、ポリエチレン100%で構成したフィルム23g/mを用い、製品形状を、表面側シートと裏面側シートで構成される周縁部を有する縦長の楕円型であり、長手延べ寸法100mm、短手延べ寸法65mmになるようにカットして陰唇間パッドを得た。個別包装体として、低密度ポリエチレン50%、高密度ポリエチレン50%で構成したフィルム25g/mを用い、陰唇間パッドの個別包装体への収納の仕方は、裏面側シート同士が向き合うように、長手方向中心線上で折り曲げられた2つ折りの状態で、長手延べ寸法100mm、短手延べ寸法35mmとなるように個別包装体をカットして、全体の厚みが8mmの第1個別包装体を製造した。
<第2個別包装体の製造>
表面側シートとして、ポリエチレン100%で構成した開孔面積率30%のフィルム25g/mを用いた。吸収体として、パルプ150g/mと高分子吸収体15g/mを混合してティッシュ15g/mで被覆し、エンボス面積率30%の格子状エンボスによりシート化し、その後、縦長の長方形、長手延べ寸法200mm、短手延べ寸法80mmにカットした。裏面側シートとして、ポリエチレン100%で構成したフィルム23g/mを用い、製品形状を、表面側シートと裏面側シートで構成される周縁部及びいわゆるウィングを有し、長手延べ寸法230mm、短手延べ寸法160mmとなるようにカットして併用シートを得た。個別包装体として、ポリエチレン100%で構成したフィルム25g/m、長手延べ寸法190mm、短手延べ寸法60mmの長方形のシリコン処理された離型紙、及びウィングの粘着剤用の名が手延べ寸法85mm、短手延べ寸法90mmの長方形のシリコン処理された離型紙を用意し、ウィングを内方へ折り返して離型紙を貼った後、表面側シート同士が向き合うように、ほぼ3等分になる位置で折り曲げられた3つ折りの状態で、長手延べ寸法95mm、短手延べ寸法130mmとなるように個別包装体をカットして、全体の厚みが8mmの第2個別包装体を製造した。
<座屈強度評価結果>
図4に示すような直立状態で、図5に示すような冶具に固定して測定し、図8(a)のように圧縮距離と強度との関係から座屈強度を求めた。その結果、第1個別包装体の座屈強度が0.2N/個であったのに対し、第2個別包装体の座屈強度は3.2N/個と高かった。従って、第1個別包装体より座屈強度の高い第2個別包装体によって、第1個別包装体に内包された陰唇間パッドを保護できるようになっている。
[第2実施形態]
図9は、本発明の第2実施形態に係る包装体150の斜視図を示す。図9に示すように、この包装体150は、外装容器160内に4個の第1個別包装体120a〜120dと3個の第2個別包装体130a〜130cが水平状態に整列して配置されている点が上記の第1実施形態と異なっている。
この場合、第1個別包装体群120の高さ(総厚さ)と、第2個別包装体群130の高さ(総厚さ)は、ほぼ同等であるが、それぞれ重ねた状態での鉛直方向における座屈強度は第2個別包装体群130のほうが高くなるように設定している。
なお、このときの座屈強度は、製品を寝かせた状態で上方から外圧が加えるので、図4のように座屈することはない。このため、この実施形態においては、図10に示すような方法で座屈強度が測定される。すなわち、図10に示すように、包装体に収納されている状態での高さ寸法(図10(a)のh)に対して、30%圧縮した時(図10(b)のh=h×0.3)の反発力を座屈強度とする。
<座屈強度評価結果>
上記の第1実施形態と同様のサンプルを用いて、図10に示すような水平状態で測定し、図8(b)のように圧縮距離と強度との関係から座屈強度を求めた。その結果、第1個別包装体の座屈強度が0.5N/個であったのに対し、第2個別包装体の座屈強度は1.7N/個と高かった。従って、第1個別包装体より座屈強度の高い第2個別包装体によって、第1個別包装体に内包された陰唇間パッドを保護できるようになっている。
[第3実施形態]
図11は、本発明の第3実施形態に係る包装体200の斜視図を示す。図11に示すように、この包装体200は、外装容器210内に3個の第1個別包装体120a〜120dと3個の第2個別包装体130a〜130cが長手方向を水平にして整列して配置されている点が上記の第1実施形態と異なっている。
この場合、第1個別包装体群120の高さ(図11におけるw)と、第2個別包装体群130の高さ(図11におけるd)は、d>wである。例えば、図11における第1個別包装体120aの短手方向の寸法は35mmであり、第2個別包装体130aの長手寸法は95mmであるため、第1個別包装体群120の上部には空間220が存在する。この実施形態においては、この空間220によって、特に上方からの衝撃や圧力に対して緩衝作用が生じる。図11におけるw/dの割合は、20%〜98%の範囲、好ましくは30〜90%の範囲である。98%を超えると第1個別包装体群120の上方に存在する空間220が小さくなるため、上方からの外圧が加わった場合に第1個別包装体群120に外圧が加わりやすくなるので好ましくない。一方、20%未満であるとより小さいと第1個別包装体群120の上方に存在する空間220が大きくなり過ぎるため、第2個別包装体群130が直立状態を保ちにくくなり、上方から外圧が加わると容易に傾いてしまい座屈強度による反発力を発生できにくくなるので好ましくない。
なお、この実施形態においては、空間220が保護手段になるので、第2個別包装体群130の高さ(図11におけるd)方向の座屈強度は、第1個別包装体群120の高さ(図11におけるw)方向の座屈強度と同等又はそれ以下であってもよい。
[第4実施形態]
図12は、本発明の第4実施形態に係る包装体300Aの斜視図を示す。図12に示すように、この包装体300Aは、上記の第2実施形態と同様に、外装容器310内に4個の第1個別包装体からなる第1個別包装体群120と、3個の第2個別包装体からなる第2個別包装体群130が水平状態に整列して配置されており、補強部材351が第2個別包装体群130の側面と外装容器310の内壁との間に配置されている点のみが第2実施形態と異なっている。このように、補強部材351を設けることによって、誤って包装体300Aを落としてしまうなどして、包装体300Aの角部に過剰な外圧が加わったとしても、第1個別包装体群120内の陰唇間パッドへの影響を最小限にできる。
なお、上記の補強部材は、例えば、図13の包装体300Bに示すように、外装容器310内の第1個別包装体群120と第2個別包装体群130のそれぞれの前面、底面、背面を覆うように、補強部材352、353としてコの字状に配置されていてもよい。
また、例えば、図14の包装体300Cに示すように、外装容器310C内の第1個別包装体群120の一部を上部から覆うように、補強部材354として逆U字状に配置されていてもよい。
上記の補強部材は、第1個別包装体群120又は第2個別包装体群130の剛性が高くなるように配置されていればよく、特に、図14のように、第1個別包装体群120に接するように設けられていることが好ましい。また、補強部材は、包装体の少なくとも一面を横断的に跨ぐように備えられていてもとく、開封可能な領域を備えて複数の個別包装体群の全面を覆うように備えられていてもよい。また、外装容器の内部に設けられていてもよく、外装容器の外部に設けられていてもよい。補強部材が外装容器の外部に設けられている場合としては、例えば、接着剤を介して外装容器に接合されているものが挙げられる。
補強部材はシート状であることが好ましいが、シートは複数枚であっても、一枚のシートが折り畳まれて備えられてあってもよい。補強部材の素材としては、紙やプラスチック、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、または不織布、紙及びこれらのラミネート材料が挙げられる。補強部材には、例えば、陰唇間パッドの使い方を示した印刷などが施されていてもよく、会社名や商品名などが印刷されていてもよい。
[第5実施形態]
図15は、本発明の第5実施形態に係る包装体400Aの斜視図を示す。図15に示すように、この包装体400Aは、外装容器が、外装容器410と外装容器430とに分かれており、両者が接着剤450によって接合されている。外装容器430は、その内部に複数の第2個包装体441、442、443を収納しており、全体として第2個包装体群440を形成している。外装容器410は、図15、16に示すように、その内部に複数の第1個包装体421、422、423を収納しており、第1個包装体群420を形成している。図16における411は開封用ノッチである。
なお、この場合、第2個別包装体群440に内包されている第2個包装体の数量は、第1個包装体と同数以上であることが好ましい。このように、包装体400Aに封入する併用シートの枚数を、陰唇間パッドと同数、もしくはそれ以上の数とすることによって、第2個別包装体群440の剛性をより向上させることができる。また、第2個別包装体に内包されている併用シートの種類は2以上であってもよい。このように、包装体400Aに封入している併用シートが複数種類であることによって、例えば経血量が多いときは陰唇間パッドと大きめの併用シートを同時に着用し、経血量が少なくなってきたら小さめの併用シートのみで着用するなど、着用者の経血量やオケージョンによって組合せを変えて使用することができる。
ここで、この実施形態においては、第1個包装体を複数個収納する外装容器410は、気密性素材により気密封止されており、その内部には、陰唇間パッドを衝撃から保護するための充分な量の気体を有している。このように、この実施形態においては、保護手段は第1個包装体を複数個収納する外装容器410内に充填された気体であり、この気体によって緩衝効果を得るものである。この場合、図17に示すように、外装容器410内には補強シート413が併用されていてもよい。
更に、図18の包装体400Bに示すように、外装容器410と外装容器430とが、環状の帯体460によって接合されていてもよい。このとき、帯体460が高剛性なシートであれば、座屈強度を更に高められる。
外装容器410を構成する気密性素材の例としては、厚さ30〜100μmのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、ゴム、または不織布、紙及びこれらのラミネート材料が挙げられる。具体的には、ポリプロピレンを主体として、目付30〜200g/mの範囲で調整したフィルムが挙げられる。外装容器の表面には、使い方を示した印刷が施されていてもよく、会社名やブランドが印刷されていてもよい。
更に、気密性素材は、水蒸気非透湿性を有することが好ましい。これにより、外部から内部へ湿気が入り込みにくくなり、内部の湿度は外部の環境に依らず、ほぼ安定した範囲の湿度を保つことができる。陰唇間パッドや併用シートはセルロース系などの吸水性素材を主体として構成しているため、着用前に湿気を帯びて本来の吸収性能が発揮できないことや、保護領域の剛性を低下させてしまうことを防止できる。従って、天候変化や着用者が誤ってトイレなどに落としてしまっても、非通気性かつ非透湿性を有する素材で封止させていれば、安定した状態の陰唇間パッド及び併用シートを着用できる。
なお、本発明においては、前記保護手段は、気密容器内の気体のみならず、第1個別包装体及び/又はその周辺部に設けられた緩衝材料であってもよい。このような緩衝材料としては、発泡ポリエチレンや発泡ウレタンなどの多くの空隙を有する発泡性材料、緩衝用パルプモールドの他、空気を充填した材料が挙げられる。空気を充填した材料とは、例えば、気密性素材を直径2〜20mm高さ1〜20mmの円柱状に多数型取り、円柱内に空気を充填し平坦な気密性材料で空気を封止したものが挙げられる。これらの材料は、シート状であっても塊状のものであっても構わない。
上記の緩衝材料は、第1個別包装体群120又は第2個別包装体群130の剛性が高くなるように配置されていればよく、特に、図14のように、第1個別包装体群120の内部又は第1個別包装体群120に接するように設けられていることが好ましい。また、緩衝材料は、包装体の少なくとも一面を横断的に跨ぐように備えられていてもとよく、開封可能な領域を備えて複数の個別包装体群の全面を覆うように備えられていてもよい。また、外装容器の内部に設けられていてもよく、外装容器の外部に設けられていてもよい。補強部材が外装容器の外部に設けられている場合としては、例えば、接着剤を介して外装容器に接合されているものが挙げられる。
[第6実施形態]
図19は、本発明の第6実施形態に係る包装体500Aの斜視図を示す。図19に示すように、この包装体500Aは、外装容器510の内部に、第1個別包装体群420を収納する第1中間包装容器410’と、第2個別包装体群440を収納する第2中間包装容器430’を備えている。すなわち、この実施形態では、図16における外装容器410が、そのまま中間包装容器410’として使用されており、更に別の外装容器510が使用されている3重構成の容器になっている。そして、上記の第7、8実施形態と同様に、中間包装容器410’気密性素材により気密封止されており、その内部には、陰唇間パッドを衝撃から保護するための充分な量の気体を有している。この場合、外装容器510も気密性素材により気密封止されていることがより好ましい。
また、図20は、本発明に係る包装体500Bの斜視図を示す。図20においては、第2個別包装体群550を収納する第2中間包装容器540を備えており、この第2中間包装容器540が上記の図19に比べて高さが低く、その上部に空間があり、更に、その空間内を囲うように枠状の補強シート511が設けられ、更に、小さく、枠状の補強シート511内には陰唇間パッドと併用シートの使い方を説明した一枚のシートである取扱説明書が折り畳まれて備えられている点が第9実施形態と異なっている。このように、空間内を囲うように枠状の補強シート511が設けられることにより、第2中間包装容器540の高さが低い場合においても、剛性を得ることができる。
[第7実施形態]
図21は、本発明の第7実施形態に係る包装体600の斜視図を示す。図21に示すように、この包装体600は、外装容器610の内部に、第1個別包装体群120及び第2個別包装体群130を収納する中間包装容器110’を、2組収納している。そして、それぞれの中間包装容器110’は、それぞれの第2個別包装体群130側が中央部付近に近接するように収納されている。この態様によれば、外装容器の中央部付近に第2個別包装体群130が配置されているので、特に包装体の上方からの衝撃に対して、充分な剛性(座屈強度)を得ることができ、両端部に配置された第1個別包装体群120が保護される。
[第8実施形態]
図22は、本発明の第8実施形態に係る包装体700Aの斜視図を示す。図22に示す実施形態では、外装容器710が紙容器であり、外装容器710の前面側にR状の曲面715が設けられている。これによって、この曲面内壁と、中間包装容器410’や430’との間に、空間721が形成されている点が図20の実施形態と異なっている。この態様によれば、空間721を設けたので、外装容器710に外圧が加わっても、外装容器が変形することによって衝撃を緩衝でき、陰唇間パッドに与える変形や損傷を防止できる。
また、図23の包装体700Bのように、直立した略平面状の紙製の外装容器711の両側面に、略山形の横方向に突出する凸部716が形成されており、これによって、空間722、723が形成されるようにしてもよい。このように、陰唇間パッドの大半に空間が接するように空間が設けられていることによって、陰唇間パッドに外圧を伝えにくくなる。
また、図24の包装体700Cのようにしてもよい。この実施形態においては、図19における外装容器510を、やはり紙容器である外装容器712に置き換えたものであり、その外装容器712の両側面には山形の凸部717が形成されており、これによって空間724、725が形成されるようにしてもよい。このように、中間包装容器410’内に陰唇間パッドが封入されていることによって、陰唇間パッドが前記空間に入り込み難くなるため、陰唇間パッドの大半によりいっそう外圧を伝え難くなる。
このように、外装容器と陰唇間パッド、もしくは外装容器と陰唇間パッドの中間包装容器との間の空間を設けるための外装容器の形状としては、凸状円弧、凹状円弧、三角型、六角型など特に限定されるものではない。また、陰唇間パッドの中間包装体と併用シートの中間包装体の形状も特に限定されない。外装容器の材質は特に限定されず、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、不織布や紙、それらにラミネート加工した材料、もしくはそれらにアルミ蒸着させた材料、プラスチックが挙げられるが、所望の空間を容易に形成できる点から、外装容器は紙又はそれを用いた積層体であることが好ましい。外装容器が紙で構成される場合、所望の空間を形成するために、紙の目付けは100〜1000g/mの範囲から選択することが好ましく、更に外装容器の開封性も考慮すると200〜500g/mの範囲がより好ましい。
[第9実施形態]
図25は、本発明の第9実施形態に係る包装体800Aの斜視図を示す。この実施形態においては、保護手段は、紙容器からなる外装容器810の内壁と、第2中間包装容器830との間に設けられた空間820である。更に、外装容器810の前面及び両側面には、開封用ミシン目811が連続して形成されている。そして、第1中間包装容器410’と第2中間包装容器830との間には使用説明書850が折り畳まれて収納されている。なお、図25中、412は第1中間包装容器410’を開封するための開封ノッチであり、812の点線は第2中間包装容器830を開封するための開封用ミシン目である。この実施形態においては、この空間820の存在によって、正面からの外圧を緩衝でき、また、上方からの外圧に対しては、外装容器810を紙容器とすることで剛性を持たせることができる。更には、外装容器の開封口の内面に空間が設けられていることによって、着用者が外装容器の開封口を押しながら開封したとしても、内面の空間によって開封時の衝撃も緩衝できる。また、正面のミシン目に沿って開封した際に空間があるので、使用者が第1中間包装容器410’と第2中間包装容器830と使用説明書850を取り出しやすいという効果も得られる。なお、第1中間包装容器410’と第2中間包装容器830とは必ずしも1個ずつには限定されず、例えば、図27の包装体800Bのように、それぞれ2個ずつの第1中間包装容器410’と第2中間包装容器830を収納してもよい。
また、開封用ミシン目811は、図25、27のように外装容器810、811の正面側(第2中間包装容器830側)から開封できるように形成されていてもよく、図26の包装体800A’のように、外装容器810、811の側面側から開封できるように開封用ミシン目811’が形成されていてもよい。更に、第2中間包装容器830は、図25、27のように、長手方向が水平になるように収納されていてもよく、長手方向が垂直になるように縦置きに収納されていてもよい。
[包装体用の流通用容器]
図28、29には、上記の包装体を複数個収納する、流通用兼陳列用の容器の一例が示されている。図28において、900Aは包装体収納容器であり、この実施形態においては、流通用容器910は開封用切れ目920を備えており、その内部には包装体100a、100bを計8個収納して流通できるようになっている。流通用容器910は、通常のダンボール等からなり、そして、この流通用容器910は、陳列時には、開封用切れ目920で切り離されて、図29に示すように2段に陳列可能になっている。このように、この流通用容器910によれば、流通時などはこの状態で搬送され、店頭などで陳列する場合などでは、図29のように段ボールに入れられた切れ目から開封し、そのままの状態で上方に重ねて陳列できる。
本発明は、陰唇間パッドと併用シートとを収納し、かつ、陰唇間パッドの変形や破損を防止できる包装体として使用することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る第1個別包装体を開封した状態を示した図である。 本発明の第1実施形態に係る第2個別包装体を開封した状態を示した図である。 本発明の個別包装体の鉛直長手方向における座屈強度の測定状態を示す概念図であって、(a)は座屈前の状態、(b)は座屈後の状態を示す図である。 本発明の個別包装体の鉛直長手方向における座屈強度の測定方法を示す概念図であって、冶具に個別包装体を固定した状態を示す図である。 本発明の個別包装体群の鉛直長手方向における座屈強度の測定方法を示す概念図であって、個別包装体群を固定した状態を示す図である。 本発明の個別包装体群の鉛直長手方向における座屈強度の測定方法を示す概念図であって、冶具で個別包装体群を押圧する状態を示す図である。 本発明における座屈強度の測定において圧縮距離と強度との関係を示す概念図であって、(a)は鉛直長手方向からの座屈強度、(b)は鉛直平面方向からの座屈強度を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の個別包装体群の鉛直平面方向における座屈強度の測定状態を示す概念図であって、(a)は座屈前の状態、(b)は座屈後の状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る包装体の他の例を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る包装体の更に他の例を示した斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る包装体の第1外装容器の一例を示した斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る包装体の第1外装容器の他の例を示した斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る包装体の他の例を示した斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る包装体の他の例を示した斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る包装体の他の例を示した斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る包装体の更に他の例を示した斜視図である。 本発明の第9実施形態に係る包装体を示した斜視図である。 本発明の第9実施形態に係る包装体の他の例を示した斜視図である。 本発明の第9実施形態に係る包装体の更に他の例を示した斜視図である。 本発明の包装体用の流通容器の一実施形態を示す斜視図である。 図27の流通容器を開封用切れ目に沿って開封して陳列棚を形成した状態を示す斜視図である。
符号の説明
100、150、200、300A、300B、300C、400A、400B、500A、500B、600、700A、700B、700C、800A、800B 包装体
110、160、210、310、310C、410、430、510、610、710 、711、712、810、811 外装容器
110’ 中間包装容器
120、420、530 第1個別包装体群
120a、120b、421、422、423、531、532、533、841、842、843 第1個別包装体
130、430、550、840 第2個別包装体群
130a、130b、130c、130d、441、442、443、551、552、553 第2個別包装体
121、131 止着テープ
122 132個別包装容器
123 陰唇間パッド
133 併用シート
134 離型処理シート
141 治具
142 結束バンド
143 治具
220 空間
351、352、353,354 補強部材
410’、520 第1中間包装容器
411、412 開封用ノッチ
413、511 補強シート
430’、540、830 第2中間包装容器
450 接着剤
460 帯体
512、850 使用説明書
715 曲面
716、717 凸部
721、722、723、724、725、820 空間
811、812 開封用ミシン目
900A、900B 包装体収納容器
910 流通用容器
910a、910b 陳列用容器
100a、100b 包装体

Claims (11)

  1. 陰唇に挟んで着用する陰唇間パッドを内包する第1個別包装体と、前記陰唇間パッドと共に使用する併用シートを内包する第2個別包装体とが、それぞれ一以上組み合わされて外装容器に収納されて成る包装体であって、
    前記第1個別包装体内の前記陰唇間パッドを衝撃から保護するための保護手段を備え
    複数の前記第1個別包装体と複数の前記第2個別包装体とが、それぞれ平面同士が接するように整列して収納されることにより、第1個別包装体群及び第2個別包装体群を形成しており、
    前記保護手段は、前記第1個別包装体群よりも高い剛性を有する前記第2個別包装体群である包装体。
  2. 前記剛性の高さは、前記第2個別包装体群の座屈強度を前記第1個別包装体群よりも大きくすることにより得られるものである請求項記載の包装体。
  3. 前記第1個別包装体は長手方向と短手方向とを有する実質的に縦長形状をなすものであり、
    前記第2個別包装体群は、前記第1個別包装体の短手方向の寸法よりも長い請求項又は記載の包装体。
  4. 前記包装体は、前記外装容器の内部に、前記第1個別包装体群を収納する第1中間包装容器、及び前記第2個別包装体群を収納する第2中間包装容器を、更に備えるものである請求項からいずれか記載の包装体。
  5. 前記外装容器は紙製容器であり、
    記外装容器の内壁と、前記第1個別包装体又は前記第1中間包装容器との間に、空間が設けられている請求項記載の包装体。
  6. 前記空間には、補強シートが配置されている請求項記載の包装体。
  7. 前記外装容器は、前記第1個別包装体群を収納する第1外装容器と、前記第2個別包装体群を収納する第2外装容器とからなり、
    前記第1外装容器は、気密性素材によって気密密封され、該第1外装容器の内部には、前記陰唇間パッドを衝撃から保護するために充分な量の気体を有する請求項からのいずれか記載の包装体。
  8. 記第1個別包装体群のみを、又は、前記第1個別包装体群及び前記第2個別包装体群を囲うように配置された補強部材を更に備える請求項からいずれか記載の包装体。
  9. 記第1個別包装体及び/又はその周辺部に設けられた緩衝材料を更に備える請求項からいずれか記載の包装体。
  10. 前記第2個別包装体に内包されている前記併用シートの数量は、前記陰唇間パッドと同数以上である請求項1からいずれか記載の包装体。
  11. 前記包装体は開封用切れ目を備える流通用容器に複数収納されて流通されるものであり、
    前記開封用切れ目に沿って開封したときには前記包装体用陳列棚を形成するものである請求項1から10いずれか記載の包装体用の流通用容器。
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