JP2011006120A - 吸収性物品の包装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品の長期保存を可能とするとともに、保存中の吸収性物品の劣化を抑制できる吸収性物品の包装材を提供する。
【解決手段】この包装材1は、複数の吸収性物品を収容する密封構造を有する収容部2を備えている。包装材1に用いられるシート材5は、樹脂製のシート基材と、シート基材に付与された光を遮断する遮光層とを備えている。包装材1のシール部3には、開封用の切り込み部4が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の吸収性物品を収容する吸収性物品の包装材に関する。
従来の吸収性物品の包装材としては、乳白色の樹脂フィルムで形成され、複数の使い捨ておむつを収容する袋状の包装材がある。この従来の包装材には、開封を容易とするためのミシン目が設けられている。この包装材に使い捨ておむつを圧縮した状態で収容し、さらに段ボールケースに収容することにより、2〜3年程度の保存に耐えられるようになっている。使い捨ておむつが生産されてからユーザーによって購入されるまでの期間は、通常、1〜2年以内と言われており、上記の従来の包装材で対応可能となっている。
しかしながら、上記の従来の包装材では、ミシン目を介して外気が包装材に浸入するため、浸入した外気により内部の吸収性物品が劣化する場合がある。例えば、ミシン目から包装材内に浸入した外気に含まれる湿気を吸収性物品に含まれる吸収ポリマーが吸収することで、吸収ポリマーが劣化する場合がある。また、ミシン目を介して外気が出入りすることにより、包装材内の温度変化が大きくなり、これによって吸収性物品に含まれる吸収ポリマーが劣化する場合もある。また、上記の従来の包装材では、外部の光を遮断するための対策が施されていないため、外部の光(特に、紫外線)が包装材を透過して内部に浸入し、吸収性物品を劣化させるおそれもある。
このため、上記の従来の包装材では、災害時の備蓄用途等のように長期の保存が必要となる場合には、2〜3年毎に備蓄している吸収性物品の入れ替えを行う必要があり、入れ替えのための費用が嵩むという問題がある。
そこで、本発明の解決すべき課題は、吸収性物品の長期保存を可能とするとともに、保存中の吸収性物品の劣化を抑制できる吸収性物品の包装材を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、吸収性物品の包装材であって、シート材によって形成され、複数の吸収性物品を収容する密封構造を有する収容部を備え、前記シート材は、樹脂製のシート基材と、前記シート基材に付与された光を遮断する遮光層とを備えている。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る吸収性物品の包装材において、前記収容部の端部を接合することによりシールするシール部と、前記シール部における前記収容部の前記端部と対向する端縁の一部から前記収容部側に向けて切り込まれて設けられた切り込み部とを備える。
請求項1に記載の発明によれば、複数の吸収性物品を収容する包装材の収容部が密封構造を有しているため、外気が包装材の内部に浸入することがない。その結果、外気の包装材内への浸入に起因して生じる吸収性物品の劣化を防止できる。また、包装材を構成するシート材に付与された遮光層によって、外部の光(特に、紫外線)が包装材内に進入するのを防止できるため、包装材内に進入した光によって吸収性物品が劣化するのを防止できる。これによって、本発明に係る包装材に吸収性物品を収容することにより、吸収性物品の長期保存を可能とするとともに、保存中の吸収性物品の劣化を抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、包装材の収容部の端部をシールするシール部に設けられた切り込み部を引き裂く等することにより、包装材を容易に開封できる。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品の包装材の斜視図である。 図1の包装材を構成するシート材の断面図である。
図1は本発明の一実施形態に係る吸収性物品の包装材の斜視図であり、図2はその包装材を構成するシート材の断面図である。この包装材1は、図1に示すように、複数の吸収性物品を収容する収容部2と、収容部2をシールするシール部3と、シール部3に設けられた切り込み部4とを備えている。吸収性物品の具体例としては、使い捨ておむつなどが挙げられる。
包装材1の収容部2は、シート材5によって形成され、密封構造を有している。このため、収容部2には従来の包装材に設けられているようなミシン目等は設けられていない。収容部2内には、複数の吸収性物品が圧縮された状態で収容される。
シート材5は、例えば図2に示すように、樹脂製のシート基材5a,5bと、シート基材5a,5bに付与された光を遮断する遮光層5cとを備えて構成されている。遮光層5cとしては、例えばアルミニウム蒸着層等によって構成される。図2に示すシート材5は、シート基材5a,5bのいずれか一方の表面にアルミニウム蒸着層5cが形成されており、そのアルミニウム蒸着層5cが形成された一方のシート基材5a,5bの面に、他方のシート基材5a,5bが貼り合わされて形成されている。なお、シート材5の構成は、図2に示す構成に限らず種々の構成が採用可能である。
シール部3は、収容部2の端部6(例えば、上下の端部6)に設けられ、端部6の周方向の複数箇所を内側に折り込むようにして閉じられた端部6をシールしている。シール部3のシールは、閉じられた端部6を所定の接合手段を用いて接合することによって行われる。その接合手段としては、例えば、融着(加熱融着又は超音波溶着)、接着剤による接着、又は融着と接着剤による接着との組み合わせ等が用いられる。図1に示す例では、収容部2の端部6の周方向の互いに対向する2カ所が内側に折り込まれた状態で接合されている。その内側に折り込まれた2カ所の部分は、ガセット部7となっている。
切り込み部4は、包装材1の開封時の便宜のために設けられるものであり、上側のシール部3における収容部2の上側の端部6と対向する端縁3aの一部から収容部2側に向けて切り込まれて設けられている。より具体的には、切り込み部4は、シール部3の端縁3aの一部から収容部2側に向けて略テーパ状にシール部3の一部が切り欠かれることにより形成されており、容易に視認されるように大きめのサイズで切り欠かれている。切り込み部4は、その収容部2側の先端4aが、両側のガセット部7の内側端部7aよりも内方側に位置するように設けられている。包装材1の開封は、例えば、図1の矢印11,12で示すように、シール部3の切り込み部4の両側の部分を引き離す方向に引っ張るようにして包装材1を引き裂くこと等によって容易に行われる。なお、本実施形態では、切り込み部4を略テーパ状の切り欠き部として形成したが、切り込み部4の他の構成としては、線状に設けられた切り込み等であってもよく、種々の構成が採用可能である。
以上のように、本実施形態によれば、複数の吸収性物品を収容する包装材1の収容部2が密封構造を有しているため、外気が包装材1の内部に浸入することがない。これによって、外気の包装材1内への浸入に起因して生じる吸収性物品の劣化を防止できる。また、包装材1を構成するシート材5に付与された遮光層5cによって、外部の光(特に、紫外線)が包装材1内に進入するのを防止できるため、包装材1内に進入した光によって吸収性物品が劣化するのを防止できる。その結果、本実施形態に係る包装材1に吸収性物品を収容することにより、吸収性物品の長期保存を可能とするとともに、保存中の吸収性物品の劣化を抑制できる。
また、包装材1の収容部2の端部6をシールするシール部3に設けられた切り込み部4を引き裂く等することにより、包装材1を容易に開封できる。
1 包装材、2 主要部、3 シール部、4 切り込み部、5 シート材、5a,5b シート基材、5c 遮光層、7 ガセット部。

Claims (2)

  1. 吸収性物品の包装材であって、
    シート材によって形成され、複数の吸収性物品を収容する密封構造を有する収容部を備え、
    前記シート材は、樹脂製のシート基材と、前記シート基材に付与された光を遮断する遮光層とを備えていることを特徴とすることを特徴とする吸収性物品の包装材。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品の包装材において、
    前記収容部の端部を接合することによりシールするシール部と、
    前記シール部における前記収容部の前記端部と対向する端縁の一部から前記収容部側に向けて切り込まれて設けられた切り込み部と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品の包装材。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005335790A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Uni Charm Corp 包装体
JP2009096517A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Oji Nepia Kk 包装体

Patent Citations (2)

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