JP4687594B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents
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この特許文献に示されているハンズフリー装置は、自動車の運転中に電話着信があった際に、携帯電話と車載ユニットとの間で電波の送受信を行い、携帯電話を中継してハンズフリー着信を実行することによって携帯電話をハンズフリー装置に接続しなくても通話を可能としたものである。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
前記第1の判別手段は、自動車内の車載用クレードルに装置本体が接続されたか否かに基づいて自動車運転中か否かを判別する(請求項2記載の発明)。
また、本体スピーカから音響データを出力している音響出力中において装置本体が前記車載用クレードルから取り外された際に、前記音響出力先選択手段は、前記外部スピーカが接続されていることを条件に音響データの出力先を本体スピーカから外部スピーカに切り替えるようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
この場合、音響データの出力中に通話着信を検出した際に、前記第1の判別手段によって自動車運転中であることが判別され、かつ、前記第2の判別手段によって外部スピーカが接続されていることが判別された場合に、前記音響出力先選択手段は、音響データの出力先として本体スピーカを選択すると共に、音声通話手段からの音声データの出力先として当該外部スピーカを選択するようにしてもよい(請求項8記載の発明)。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、折り畳み式、スライド式、回転式などのように2つの筐体が開閉可能に取り付けられた構成となっており、音声通話機能、電子メール機能などのほか、テレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能と、ラジオ放送を出力して出力するラジオ機能、音楽ファイル/録音ファイルなどを読み出して再生出力するオーディオ機能が備えられている。つまり、この実施例においては音声通話機能以外の音響出力機能として、テレビ機能、ラジオ機能、オーディオ機能が備えられている。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
先ず、CPU1は、通話音声以外の音響データの出力開始が指示された際に、つまり、テレビ放送受信開始/ラジオ放送の受信開始/音楽ファイルあるいは録音ファイルなどの再生開始が指示された際に、ヘッドセット接続部13からの検出信号を取得してハンドセット20(イヤホン21)が接続されているか否かを判別する(ステップA1)。ここで、イヤホン21が接続されていなければ、本体ステレオスピーカ12を音響データの出力先として選択すべきことを音響制御部6に対して指示したのち、音響制御部6を介して本体ステレオスピーカ12から音響出力させる(ステップA2)。
先ず、CPU1は、携帯電話装置を車載用クレードル30に取り付けることによってクレードル接続部14からの検出信号(クレードル接続信号)が“OFF”から“ON”、つまり、非接続から接続状態に変わると、通話音声以外の音響出力中であるかを判別する(ステップB1)。いま、テレビ放送出力中/ラジオ放送出力中/再生出力中でなければ、このフローから抜けるが、何れかの音響出力中であれば、ヘッドセット接続部13からの検出信号を取得してハンドセット20(イヤホン21)が接続されているか否かを判別する(ステップB2)。
先ず、CPU1は、クレードル接続部14からの検出信号(クレードル接続信号)が “ON”から“OFF”、つまり、装置本体を車載用クレードル30から取り外してその接続を解除すると、通話音声以外の音響データを出力中であるかを判別する(ステップC1)。いま、音響出力中ではない場合(テレビ放送出力中/ラジオ放送出力中/再生出力中でなければ)、このフローから抜けるが、何れかの音響データの出力中であれば、ヘッドセット接続部13からの検出信号を取得してハンドセット20(イヤホン21)が接続されているか否かを判別する(ステップC2)。
先ず、CPU1は、電話着信を検出すると、本体ステレオスピーカ12から着信音を発生出力させて着信報知を行ったのち(ステップD1)、通話開始のオフフック操作に応答して(ステップD2でYES)、通話音声以外の音響出力中であるかを判別する(ステップD3)。いま、音響出力中ではなければ、クレードル接続部14からの検出信号(クレードル接続信号)に基づいて車載用クレードル30に接続されているかを判別する(ステップD16)。ここで、車載用クレードル30に接続されていない場合(ステップD16でNO)あるいはクレードル30に接続されていても(自動車内であっても)、エンジンが非駆動状態で運転していない場合には(ステップD17でNO)、通話音声を受話スピーカ7から出力させる(ステップD19)。
また、音声通話以外の音響データの出力中に通話着信を検出した際に、CPU1は、運転中であり、イヤホン21が接続されていれば、音響出力先として本体ステレオスピーカ12を選択し、通話音声の出力先としてイヤホン21を選択するようにしたから、安全運転の確保のほか、テレビ放送/ラジオ放送聴きながら通話したり、音楽などをバックグランドミュージック(BGM)的に流しながら通話を行うことが可能となる。
また、上述した実施例において「自動車」とは、乗用車、トラックのほか、オートバイ、原動機付き自転車を含む広義の車両を意味している。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
2 記憶部
5 電話通信部
6 音響制御部
7 受話スピーカ
9 表示部
10 テレビ放送受信部
11 ラジオ放送受信部
12 本体ステレオスピーカ
13 ヘッドセット接続部
14 クレードル接続部
15 キー操作部
21 ハンドセット
21 イヤホン
30 車載用クレードル
Claims (9)
- 装置本体に対して着脱自在に接続可能な身体装着型の外部スピーカあるいは装置本体に内蔵されている本体スピーカを出力先として選択して音響データを出力する携帯端末装置であって、
自動車運転中か否かを判別する第1の判別手段と、
前記外部スピーカの接続有無を判別する第2の判別手段と、
前記第1の判別手段によって自動車運転中であることが判別された場合には、前記第2の判別手段による判別結果に拘らず、音響データの出力先として本体スピーカを選択し、前記第1の判別手段によって自動車運転中ではないことが判別され、かつ、前記第2の判別手段によって外部スピーカが接続されていることが判別された場合には、音響データの出力先として当該外部スピーカを選択する音響出力先選択手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記第1の判別手段は、自動車内の車載用クレードルに装置本体が接続されたか否かに基づいて自動車運転中か否かを判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記外部スピーカから音響データを出力している音響出力中において装置本体が前記車載用クレードルに接続された際に、前記音響出力先選択手段は、音響データの出力先を外部スピーカから本体スピーカに切り替える、
ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。 - 本体スピーカから音響データを出力している音響出力中において装置本体が前記車載用クレードルから取り外された際に、前記音響出力先選択手段は、前記外部スピーカが接続されていることを条件に音響データの出力先を本体スピーカから外部スピーカに切り替える、
ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。 - 前記第1の判別手段は、自動車エンジンが駆動しているか否かに基づいて自動車運転中か否かを判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 音響データの出力開始が指示された際に、前記第1の判別手段は、自動車運転中か否かを判別し、前記第2の判別手段は、外部スピーカの接続有無を判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 音声通話を行う音声通話手段を設け、
音声通話以外の音響データの出力中に通話着信を検出した際に、前記第1の判別手段は、自動車運転中か否かを判別し、前記第2の判別手段は、外部スピーカの接続有無を判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 音響データの出力中に通話着信を検出した際に、前記第1の判別手段によって自動車運転中であることが判別され、かつ、前記第2の判別手段によって外部スピーカが接続されていることが判別された場合に、前記音響出力先選択手段は、音響データの出力先として本体スピーカを選択すると共に、音声通話手段からの音声データの出力先として外部スピーカを選択する、
ようにしたことを特徴とする請求項7記載の携帯端末装置。 - コンピュータに対して、
自動車運転中か否かを判別する機能と、
装置本体に対して着脱自在に接続可能な身体装着型の外部スピーカの接続有無を判別する機能と、
自動車運転中であることが判別された場合には、前記外部スピーカの接続有無に拘らず、音響データの出力先として本体スピーカを選択し、自動車運転中ではないことが判別され、かつ、前記外部スピーカが接続されていることが判別された場合には、音響データの出力先として当該外部スピーカを選択する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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