JP4686857B2 - 2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステルの製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は殺虫、殺ダニ剤の有効成分であるピレスロイド化合物の製造において中間体として有用な2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステルの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸を酸部分とするある種のエステル化合物が、優れた殺虫効力を有することが知られている(特公昭54−3933号公報、特公昭55−12405号公報)。
一方、下記スキームに示されるWittig反応を用いた2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステルの製造法がJ.Chem.Soc.(C)p1076(1970)に記載されている。
【化7】
しかしながら、この文献に記載された方法は、反応の後処理工程において、反応混合物から目的とする2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステル化合物を単離するために濾過工程を含むなど、多工程を要するため、工業的に不利なものであった。
本発明は、2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステル化合物を製造する有利な方法を提供することを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステル化合物の製造法について鋭意検討した結果、下記一般式(1)で示されるアルデヒド化合物と下記一般式(2)で示されるホスホラン化合物とを有機溶媒中で反応させた後、該反応混合物を水と共に加熱蒸留して留出液を得ることにより一般式(3)で示される2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステル化合物を簡便かつ収率よく得られることを見出し本発明を完成した。
【0004】
即ち、本発明は一般式(1)
【化8】
(式中、R1はC1−C6アルキル基、C3−C6シクロアルキル基、C2−C6アルケニル基又はC4−C6シクロアルケニル基を表す。)
で示されるアルデヒド化合物と、一般式(2)
【化9】
(式中、R2は水素原子、ハロゲン原子又はC1−C4アルキル基を表す。)
で示されるホスホラン化合物とを有機溶媒中で反応させる工程、該反応混合物を水と共に加熱蒸留して留出液を得る工程を含むことを特徴とする一般式(3)
【化10】
(式中、R1及びR2は前記と同じ意味を表す。)
で示されるエステル化合物の製造法(以下、本発明製造法記す。)を提供する。本発明は、工業的に応用可能であって、一般式(3)で示されるエステル化合物を高収率で製造できる方法を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明製造法について説明する。
本発明製造法は、次の2つの工程を含む。
1)一般式(1)で示されるアルデヒド化合物と、一般式(2)で示されるホスホラン化合物とを有機溶媒中で反応させて反応混合物を得る工程(以下、第1工程と記す。)。
2)第1工程で得られた反応混合物を水と共に加熱蒸留して留出液を得る工程(以下、第2工程と記す。)。
【0006】
まず、第1工程について説明する。
第1工程は一般式(1)で示されるアルデヒド化合物と一般式(2)で示されるホスホラン化合物とを有機溶媒中で反応させることにより達成される。
該反応に用いられる有機溶媒は、Wittig反応に不活性なものであれば特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、メチル−t−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、トルエン、ヘキサン、ヘプタン又はこれらの混合物があげられる。
【0007】
第1工程の反応に用いられる一般式(2)で示されるホスホラン化合物は一般式(4)
【化11】
(式中、Xは塩素原子又は臭素原子を表し、R2は前記と同じ意味を表す。)
で示されるホスホニウム塩化合物と塩基とから、通常のホスホラン化合物製造条件により製造することができる。この際に用いられる塩基としては、ナトリウムメトキシド(粉末状)、カリウム−t−ブトキシド、炭酸カリウム、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムがあげられ、その量は、通常、一般式(4)で示されるホスホニウム塩化合物1モルに対して0.9〜1.5モルの割合であり、好ましくは1.0〜1.3モルの割合である。
一般式(2)で示されるホスホラン化合物を製造する際の温度は、通常−20〜120℃の範囲である。
【0008】
上記一般式(2)で示されるホスホラン化合物は、単離することなく第1工程の反応に用いることができる。
反応に用いられる一般式(2)で示されるホスホラン化合物の量は、一般式(1)で示されるアルデヒド化合物1モルに対して0.9〜2.0モル、好ましくは1.0〜1.2モルの割合である。
反応温度は−20〜120℃の範囲、好ましくは−10〜30℃の範囲である。
一般式(1)で示されるアルデヒド化合物と一般式(2)で示されるホスホラン化合物との反応により得られた反応混合物は、そのまま第2工程に用いることができるが、反応混合物に希塩酸、希硫酸等の酸性水を加えることによりホスホラン化合物の製造に用いられた過剰の塩基を中和してから第2工程に用いることもできる。
【0009】
次に、第2工程について説明する。
第2工程は、第1工程で得られた反応混合物を水と共に加熱蒸留することにより一般式(3)で示されるエステル化合物を含む留出液を得る工程である。
第2工程に用いられる水の量は、第1工程で用いた一般式(1)で示されるアルデヒド化合物1重量部に対して、通常1〜20重量部であり、好ましくは5〜10重量部の割合である。
第1工程で得られた反応混合物を水と共に加熱蒸留する方法としては、例えば、第1工程で得られた反応混合物と水とを混合したものを加熱蒸留する方法、容器内の水を加熱蒸留している中に第1工程で得られた反応混合物を徐々に加える方法、及び、容器内の第1工程で得られた反応混合物を加熱蒸留している中に水を加えるか若しくは水蒸気を吹き込む方法があげられる。加熱蒸留は通常、大気圧下で行われるか、場合によっては26.7kPa(200mmHg)までの圧力の減圧下で行われる。
【0010】
一般式(3)で示されるエステル化合物を含む留出液には第1工程で用いた有機溶媒と水とが含まれる。この水層と有機層は分液により分離することができ、分離された水は加熱蒸留用に再利用ことも可能である。分離された有機層を濃縮することにより、一般式(3)で示されるエステル化合物を高純度で得ることができる。
該有機層の濃縮は、通常、減圧下で有機溶媒を蒸発させることにより行われる。
【0011】
さらに、第2工程における反応混合物と水とを加熱する容器内には第1工程での反応の副生物が残っており、この副生物は一般式(3)で示されるエステル化合物を含む留出液の留去と共に該加熱容器内に析出する。そして第2工程においては加熱容器内の水の量を調節することにより、この副生物を、攪拌の阻害とならないスラリーとして析出させることができる。該スラリーからはホスフィンオキシド化合物が得られ、得られたホスフィンオキシド化合物は対応するホスフィン化合物に誘導することができ、さらにホスフィン化合物からは容易に一般式(4)で示されるホスホニウム塩に誘導することができる。
ホスフィンオキシド化合物からホスフィン化合物への変換は、例えばChem.Lett.,vol.10,pp1491−1492(1985)に記載の方法に準じて行うことができる。
上述のように、本発明製造法は、後処理時に障害となるホスフィンオキシド化合物の除去を容易にするものである。
【0012】
一般式(1)で示されるアルデヒド化合物は特開平2−225442号公報又はBull.Chem.Soc.Jpn.,60,pp.4385−4394(1987)に記載の方法に準じて製造することができる。
さらに、一般式(4)で示されるホスホニウム塩化合物は、Ann.Chem.,vol.606,pp1−23(1957).に記載の方法に準じて製造することができる。
【0013】
本発明においてR1で示される
C1−C6アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、2−メチルペンチル基及び2,3−ジメチルブチル基が挙げられ、
C3−C6シクロヘキシル基としては、例えばシクロプロピル基、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基が挙げられ、
C2−C6アルケニル基としては、例えば2−プロペニル基、3−ブテニル基及び2−ブテニル基が挙げられ、
C4−C6シクロアルケニル基としては、例えばシクロヘキセニル基が挙げられる。
R2で示される置換基としては例えばフェニル基3位の置換基としてのメチル基、フェニル基4位の置換基としての塩素原子が挙げられる。
【0014】
【実施例】
さらに、製造例を挙げて本発明を詳しく説明するが、本発明はこの例に限定されるものではない。
【0015】
製造例1
窒素雰囲気下、500ml四つ口フラスコ(攪拌翼;テフロン半月板)中で、ナトリウムメトキシド20.3gをテトラヒドロフラン138.8gに懸濁し、0℃に冷却した。ここに、エチルトリフェニルホスホニウムブロミド111.5gを5分間かけて加えた。0〜5℃で1時間攪拌した後、同温でトランス−2,2−ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン酸メチルエステルのトルエン溶液73.3g(トランス−2,2−ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン酸メチルエステル純分39.1g)を5.5時間かけて滴下した。
滴下終了後、0〜5℃で1.5時間攪拌した後、10%塩酸42.0gを滴下して水層のpHを6.85にした。
反応混合物に水198.9gを加え、内温74〜82℃に加熱し、トルエンとテトラヒドロフランを130ml留出させた。
さらに、この残渣に水192.8gを加え内温84.6〜102.1℃(バス温109〜131℃)で蒸留した。この間、内温が93℃に達した時点から水391gを4.5時間かけて滴下した。
留出液を分液して、411.7gの水層と、73.4gの有機層とを得た。得られた有機層には2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸メチルエステルが53.7重量%含有されていた(ガスクロマトグラフィーを用いた内部標準法による。)。
得られた有機層のうち72.3gを減圧下濃縮して2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルンボン酸メチルエステル38.7gを得た(収率91.9%)。単離された2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルンボン酸メチルエステルは、下記割合の異性体の混合物であった。
トランス−2,2−ジメチル−3−((E)−1−プロペニル)シクロプロパンカルンボン酸メチルエステル:2,2−ジメチル−3−((Z)−1−プロペニル)シクロプロパンカルンボン酸メチルエステル=9.5:90.5
(ここで、E、Zは1−プロペニル基に関する幾何異性体を表す。)
なお、立体異性体の構造は1H−NMRのピーク強度から確定し、混合比はガスクロマトグラフィー分析により求めた。
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.14(s,3H)、1.27(s,3H)、1.45(d,1H)、2.75(dd,1H)、3.68(s,3H)、5.05−5.18(m,1H)、5.52−5.68(m,1H)
【0016】
ガスクロマトグラフィー分析条件
カラム:キャピラリーカラムDB−1(J&Eサイエンティフィック社製)
長さ30m、径0.53mm、膜圧1.5μm
カラム温度:70℃→2℃/分→100℃(10分保持)→10℃/分→300℃
検出器:FID
インジェクション温度:270℃
検出器温度:310℃
キャリアーガス:ヘリウム(流量:5ml/分)
【0017】
製造例2
窒素雰囲気下、500ml四つ口フラスコ(攪拌翼;テフロン半月版)中で、ナトリウムメトキシド12.2gをテトラヒドロフラン83.4gに懸濁し、0℃に冷却した。ここに、エチルトリフェニルホスホニウムブロミド66.9gを5分間かけて加えた。0〜5℃で1時間攪拌した後、同温でトランス−2,2−ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン酸メチルエステルのトルエン溶液(トランス−2,2−ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン酸メチルエステル純分23.5g)を3.5時間かけて滴下した。
滴下終了後、0〜5℃で1.5時間攪拌した後、10%塩酸36.3gを滴下して水層のpHを6.5にした。
反応混合物に水235.0gを加え、内温74〜82℃に加熱し、トルエンとテトラヒドロフランを74ml留出させた。
この残渣を油浴(バス温100〜110℃)上で加熱し、内温82℃に達した時点から水蒸気を吹き込みながら、内温82.6〜102.1℃で蒸留した。
留出液を分液し、250.1gの水層と、62.9gの有機層とを得た。得られた有機層をガスクロマトグラフィーによる内部標準法により分析したところ、該有機層中の2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸メチルの含量は37.5%であった。 これより、2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸メチルの収率は93.5%である。
また、得られた2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸メチルの異性体比は、トランス−2,2−ジメチル−3−((E)−1−プロペニル)シクロプロパンカルンボン酸メチルエステル:2,2−ジメチル−3−((Z)−1−プロペニル)シクロプロパンカルンボン酸メチルエステル=10.3:89.7であった。
さらに、該有機層を濃縮することにより、2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸メチルを得る。
【0018】
【発明の効果】
本発明により、殺虫効力を有する2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エステル化合物の製造中間体である一般式(3)で示されるエステル化合物を工業的に応用可能な方法で、高収率に製造することが可能となった。
Claims (8)
- R1がC1−C3アルキル基であることを特徴とする請求項1に記載の一般式(3)で示されるエステル化合物の製造法。
- 有機溶媒がテトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、メチル−t−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、トルエン、ヘキサン、ヘプタン又はそれらの混合物であることを特徴とする請求項1または2に記載の一般式(3)で示されるエステル化合物の製造法。
- 有機溶媒がテトラヒドロフラン、トルエン又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項1または2に記載の一般式(3)で示されるエステル化合物の製造法。
- R1がC1−C3アルキル基であることを特徴とする請求項5に記載の一般式(3)で示されるエステル化合物の製造法。
- 有機溶媒がテトラヒドロフラン、メチル−t−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、トルエン、ヘキサン、ヘプタン又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項5又は6に記載の一般式(3)で示されるエステル化合物の製造法。
- 有機溶媒がテトラヒドロフラン、トルエン又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項5又は6に記載の一般式(3)で示されるエステル化合物の製造法。
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