JP4685020B2 - 精製装置の精製面とブレード扇形部分 - Google Patents

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Description

本発明は、リグノセルロース含有物質の繊維離解を目的とする精製装置のための精製面に関連し、精製装置は、相互に同軸に配置された少なくとも二つの精製面を含み、精製面の少なくとも一方はシャフトを中心として回転するように配置され、精製面の間には、繊維離解される物質が供給され、精製面は、精製面の内周部から精製面の外周部まで延在する第1バーと、その間の第1グルーブとを含み、第1バーの上面はさらに、第1グルーブを接続する第2グルーブを含み、第2グルーブの間には第2バーが設けられている。
本発明はさらに、リグノセルロース含有物質の繊維離解を目的とする精製装置のためのブレード扇形部分(ブレード扇形部材)に関連し、精製装置は、相互に同軸に配置された少なくとも二つの精製面を含み、精製面の少なくとも一方はシャフトを中心として回転するように配置され、精製面の間には、繊維離解される物質が供給され、ブレード扇形部分が、少なくとも一つの精製面の少なくとも一部を形成するように配置され、ブレード扇形部分は、第1グルーブの間において精製面の内周部から精製面の外周部まで延在する第1バーを含み、第1バーの上面がさらに、第1グルーブを接続する第2グルーブを含み、第2グルーブの間には第2バーが設けられる。
繊維状物質の処理に使用されるディスクおよびコーン精製装置は一般的に、相互に対向する2枚またおそらくはそれ以上の精製装置ディスクの少なくとも1枚がシャフトを中心として回転するように配置されるようにするため相互に回るように配置された精製装置ディスクで形成される。ディスク精製装置では、精製装置ディスクは円板状であり、コーン精製装置では円錐形である。2枚の精製装置ディスクを含む精製装置では、精製装置ディスクのうち1枚はさらに、精製される物質が精製装置へ供給される開口部を含む。供給開口部が設けられた精製装置ディスクの一部は、供給端部と呼ばれる。精製装置ディスクは、リグノセルロース含有物質が繊維離解される精製装置間隙を間に形成するように配置されている。精製装置ディスクの間の距離は、リグノセルロース含有物質の供給側または供給点、つまりディスク精製装置ではディスクの中央、コーン精製装置では小径を持つコーン端部で最も長く、この間隙は、精製される物質を徐々に粉砕するように、精製される物質の排出点または排出側に向かって減少している。
精製装置ディスクの精製面は、精製面の内周部から精製面の外周部まで延在する突出部つまりブレードバーと、ブレードの間のグルーブとで形成されるのが一般的である。以下、ブレードバーをバーとも呼ぶ。これらのグルーブとバーの形状そのものは、様々に変化する。ゆえに、例えば精製装置ディスクの径方向において、精製面は二つ以上の円形部分に分割され、各周がバーとグルーブとを有し、その数と密度は、形状および方向とともに、相互に異なっている。ゆえに、精製面の半径の全長にわたってバーが連続的であっても、径方向に複数の分離した連続バーが設けられてもよい。精製装置ロータでは、ロータが回転するため、バーとその回転方向はステータよりも大きな影響を持ち、精製される繊維状物質は、特にロータバーにより、精製面の半径と回転速度とに基づいて決定される速度に影響される精製のための合力を受ける。ステータのバーは、精製に必要とされるロータの対応対または対応面を形成し、精製中にブレードバーは、はさみの刃のように相互に交差する。しかし、精製装置のロータバーとステータバーとの間には狭い間隙が設けられ、繊維状物質は主としてその間で粉砕および精製される。
精製装置ディスクの精製面は、例えば鋳造により、または独立した機械加工により、精製装置ディスクの表面に直接形成できるが、通常は、精製装置ディスクが均一な精製面を備えるように、精製装置ディスクの径方向と円方向の両方において精製装置ディスク上で相互に隣接して配置されたブレード扇形部分で精製面が形成される。ゆえに、各ブレード扇形部分は、精製装置ディスクの精製面の一部を形成する。
ディスク精製装置の場合、精製面の内周部は精製面の中央部を指し、コーン精製装置の場合には小径のコーンの端部を指す。精製面の外周部が、ディスク精製装置の場合に精製面の外側部分、つまり精製面の周が最大である部分を指し、コーン精製装置の場合に大きい方の端部を備えるコーンの端部を指すことは、言うまでもない。
精製面のバーの合計長さを増大することにより、精製装置のつまり精製容量を向上させるための試みが以前に行われてきた。その結果、ブレードバーが相互にますます近接したブレードまたは精製面の解決法が設計および使用されてきた。このような「高密度ブレード」では、精製装置ブレードの生産能力を決定するのは、グルーブの容積または容量である。製造のため、ブレードは一般的に1から5°の間隙角度を有し、これはグルーブの底面に近づくほどバーが厚くなることを意味する。こうして、グルーブの容積はさらに制限される。そのうえ鋳造ブレードでは、グルーブ表面には凹凸があって、精製される繊維状物質に対する流抵抗を発生させる。グルーブが狭くなるほど、流抵抗は強くなる。そのためこれら「高密度ブレード」の問題は、閉塞傾向があることである。他方、上述したブレード解決法でも、所望の方法で精製装置容量を増大させることには成功していない。
米国公報第4,676,440号には、高稠度精製装置のための一般的な精製装置ブレードが開示されている。ブレード扇形部分で構成されるこの公報のブレード形態は、精製装置ディスクの径方向に三つの精製面ゾーンで形成され、精製面の外側ゾーンでは高い精製容量を達成するためブレードバーが相互に非常に近接して配置されている。このため、バーの間のグルーブの容積は小さくなる。そのため、精製装置ディスクの少なくとも一方の精製面には、精製から発生した蒸気を精製面の間から排出するため、グルーブよりも実質的に広い断面を有する1本以上の排出グルーブも設けられている。このような排出グルーブにより、精製プロセスの精製中に発生する蒸気により生じる問題を軽減することが可能であったが、排出グルーブは精製をより不均一にし、実際に、公報に記載された蒸気排出グルーブの相対的な配置はあまりにまばらである。
米国公報第5,467,931号には、精製装置ブレードの流容量が高いことにより、高密度に配置されたバーを備える精製装置の効率が高くなっている。流容量は主として、ブレードバーの背景エッジによって物質が面取りされるために増大する。同公報には、細いグルーブが散在間隔で設けられた上面を有するブレードバーも開示され、バーの間のグルーブの流容量を若干増大させるとともに、精製中に発生した蒸気の、精製面の間からの排出を促進する。ブレードバーの上面のこのグルーブは、精製面のバーの合計切断長をある程度まで増加させるが、実際には、ブレードバーの上面の斜構造は、ブレードバーが著しく磨耗する前にこれらの細いグルーブが物質の精製に関わることを妨害し、これは、切断長の増加にもかかわらず精製装置の精製容量を実質的に増大させるのに成功していないことを意味する。
本発明の目的は、従来よりも高い精製容量を可能にする精製装置のための新規の精製面つまりブレード解決法を提供することである。
本発明の精製面は、第2バーが第1バーよりも狭いことを特徴とする。
さらに、本発明のブレード扇形部分は、第2バーが第1バーよりも狭いことを特徴とする。
本発明の本質的な概念によれば、リグノセルロース含有物質の繊維離解を目的とする精製装置の少なくとも一つの精製面は、精製面の内周部から精製面の外周部まで延在する第1バーと、その間の第1グルーブとを含み、第1バーの上面はさらに、第1グルーブを接続する第2グルーブを含み、第2グルーブの間には、第1バーよりも狭い第2バーが設けられる。本発明の一実施例によれば、第1バーの平均幅は、第2バーと第2グルーブとの平均合計幅の2.5から40倍である。本発明の別の実施例によれば、第2バーと第2グルーブとで形成される精製面の精製ゾーンの総面積は、精製面の総面積の60%から90%、望ましくは70%から80%である。
本発明の解決法によれば、精製面において高い切断長が達成できる。第1グルーブは明らかに以前よりも大きな容積を有し、精製される繊維状物質の任意で安定した供給が精製面の総面積にわたって達成される。ゆえにこの解決法の精製面は、所望の容量と、高品質の精製パルプの両方を提供できる。従来とは異なり、同じ精製面解決法を長短両方の繊維の精製に適用できる。
添付図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
明瞭化のため、本発明は図では簡単に示されている。同様の部品には、図中では同様の参照番号が付けられている。
図1は、一般的なディスク精製装置の断面の側面図を図式的に示す。ディスク精製装置は、相互に同軸に配置された2枚のディスク状精製面1,2を含む。この実施例では、第1精製面1は、シャフト4によって回転する回転精製装置ディスク3、つまりステータである。第2精製面2は、この場合には固定精製装置ディスク5、つまりステータである。精製装置ディスク3,5の精製面1,2は、ディスクに直接形成されるか、それ自体周知の方法で別のブレード扇形部分から形成される。図1にはさらに、精製装置ディスク5に向かって押圧されて間の間隙を調整できるようにシャフト4を介して精製装置ディスク3に影響するように接続された負荷装置6が示されている。精製装置ディスク3は、明瞭化のため図示されていないモータによって、それ自体周知の方法でシャフト4を介して回転する。
繊維離解されるリグノセルロース含有物質は、第2精製面2の中央の開口部7を介して精製面1,2の間の間隙つまり精製装置間隙へ供給されて、ここで繊維離解および精製が行われる。繊維離解される物質は、明瞭化のため図には示されていない精製面2の上の他の開口部からも精製装置間隙へ供給できる。繊維離解されたリグノセルロース物質は、精製装置ディスク3,5の間の間隙を通って精製装置間隙の外側エッジ、つまり精製装置ディスク3,5の外周部から精製装置室8へ排出され、ここからは排出グルーブ9を通ってさらに排出される。こうして精製面2の中央の開口部7には、精製される繊維状物質の供給点または供給側が設けられ、精製装置ディスク3,5の外周部には、精製された繊維状物質の排出側または排出点が設けられるのである。
図2は、一般的なコーン精製装置の断面の側面図を図式的に示す。コーン精製装置は、相互に同軸に配置された2枚の円錐形精製面1,2を含む。この実施例では、第1精製面1は、シャフト4によって回転する回転円錐形精製装置ディスク3つまりロータである。第2精製面2は、固定された円錐形精製装置ディスク5つまりステータである。精製装置ディスク3,5の精製面1,2は、ディスクに直接形成されても、それ自体周知の方法で別のブレード扇形部分から形成されてもよい。さらに、精製装置ディスク3が精製装置ディスク5に向かって押圧されて間の間隙を調節するようにシャフト4を介して精製装置ディスク3に影響するように接続された負荷装置6が、図2に示されている。精製装置ディスク3は、明瞭化のため示されていないモータによって、それ自体周知の方法でシャフト4を介して回転する。
繊維離解されるリグノセルロース含有物質は、第2精製面2の中央の開口部7から、つまり小径のコーン構造端部から、精製面1,2の間の円錐形間隙つまり円錐形精製装置間隙へ供給され、ここで繊維離解および精製が行われる。繊維離解された物質は、精製装置ディスク3,5の間の間隙を通って、精製装置間隙の外側エッジから、つまりコーン構造の大径の端部から精製装置室8へ排出され、この精製装置室8からさらに排出グルーブ9を通って排出される。精製面2の中央の開口部7には、精製される繊維状物質の供給点または供給側が設けられ、精製装置ディスク3,5の大径を持つ端部には、精製された繊維状物質の排出側または排出点が設けられる。
図3は、高濃度の繊維状物質の精製を目的とするディスク精製装置の精製面の一部を示す。精製面は、第1バー12とその間の第1グルーブ13とのパターンを備える。図4は、図3の精製面のバー12の実施例を示し、図5は図4のV―V線における断面を示す。第1バー12は、上面18と、エッジ20を備える側面19とを有する。バー12のパターンは二つの精製面ゾーン16、つまり内側ゾーン16と外側ゾーン16’とに分割されることにより、内側ゾーン16のバー12とグルーブ13は外側ゾーン16’よりも散在状態で分配されている。内側ゾーン16のバー12は、物質の第1分解を引き起こすことと、物質を外側ゾーン16’へと外方へ前進させることとを目的とする。外側ゾーン16’のバー12は相互により緊密に設けられ、これは物質の実質的な加工と精製とを実施するためのバーエッジが多数であることを意味する。バー12のパターンはより多くのゾーンを含むことができ、パターンは通常、径方向外方にゾーンからゾーンへ稠密になる。
図4は、複数の細い第2グルーブ15がバー12に設けられ、このグルーブがバー12の長手方向に対して若干角度を持って配置されるとともにバー12の両側面に開口するという実施例を示す。斜めに設けられたバー12により、バー12の加工上面が効率性を損なうことなく、上面18の細い第2グルーブ15と、第1バー12と、その間の第1グルーブ13を広くすることができる。広い第1グルーブ13により、蒸気と、これとは別にグルーブ13における液体の流れが促進され、繊維状物質の加工への妨害が最小となる。
図6は、バー12の別の実施例を示す。図4と異なり、バー12は円弧状である。しかしバー12の上面18の細い第2グルーブ15は常に、バー12の長手方向に対して斜めである。ここで第2グルーブ15は、実質的に径方向であると好都合なはずである。
図7によれば、細いグルーブ15が、望ましくはバー12の上面で相互に交差するように異なる方向に角度を持っている。あるいは、相互に交差しないように、バー12の長手方向にオフセットしていてもよい。これらの実施例によって、精製装置ディスクの回転方向を切り換えることが可能となる。
図8は、精製面1の方向から見たコーン精製装置のロータの精製面1の一部を形成するブレード扇形部分10を図式的に示す。図9は、精製面2の方向から見たステータの精製面2の一部を形成するブレード扇形部分11を図式的に示す。精製面1,2はブレードバー12つまりバー12を含む。バー12は、精製面1,2の第1バーを形成する。バー12の間には、精製面1,2の第1グルーブを形成するグルーブ13が設けられている。バー12の上面は、グルーブ15と間のバー14とを含む高密度なグルーブ構造を備える。バー14は、精製面1,2の第2バーを形成する。グルーブ15は、精製面1,2の第2グルーブを形成する。図8のC―C線における精製面1の断面が図示された図10には、ロータの精製面1のバー14とグルーブ15とが図式的に示されている。図9のC―C線における精製面2の断面を示す図11には、ステータの精製面2のバー14およびグルーブ15が図式的に示されている。
図3から図11による精製面は、精製面が第1バー12と第1バー12の間の第1グルーブ13とを含むことを特徴とする。さらに、第1バー12の上面18は第2バー14を含み、その間には第2グルーブ15が設けられている。第2バー14はその進行方向において第1バー12より狭く、第2グルーブ15はその進行方向において第1グルーブ13より狭い。こうして第1バー12の上面は、リグノセルロース含有物質を精製するための高密度なグルーブ構造つまりマイクログルーブ構造を備える。バー12の上面で形成されるマイクログルーブ精製ゾーンの総面積が精製面の総面積の60%から90%に等しくなるように、精製面が形成される。精製面は、マイクログルーブ精製ゾーンの総面積が精製面の総面積の70%から80%であるように形成されることが望ましい。
バー12の上面のマイクログルーブ精製ゾーンの目的は、リグノセルロース含有繊維状物質を精製することである。精製装置の精製面1,2の間には狭い間隙が設けられ、これにより、精製面1,2の間で繊維状物質の精製が行われる。第1グルーブ13の目的は、精製される繊維状物質をバー12のマイクログルーブ上面で形成される精製ゾーンへ搬送することと、精製された物質を精製面1,2の間から搬送することである。そのうえ、高稠度精製における第1グルーブ13の目的は、精製中に発生した水蒸気を精製面1,2の間から搬送することである。
精製面1,2は様々な方法で具体化できる。例えば、精製面の第1バー12とその間の第1グルーブ13とは、そのサイズと形状に関して様々に形成できる。例えば、バー12は、15から80mm、望ましくは20から40mmの幅である。バー12の間のグルーブ13の幅は例えば、5から40mm、望ましくは10から30mmである。バー12とグルーブ13はともに、バーまたはグルーブの進行方向において幅が同一のままであるか変化するように形成できる。グルーブ13の深さは例えば10から40mmである。グルーブ13は、その深さがグルーブの進行方向において同一のままであるか変化するように形成できる。グルーブ13の幅および/または深さが変化するにつれて、グルーブ13の断面積またはグルーブ13の体積が変化すると言える。こうして、グルーブ13の流断面積は0.5と16cmの間で変化できる。
バー12の形状については、精製面のシャフトから精製面の外周部まで精製面の径方向に一直線に延在しても、バー12が精製面のシャフトから精製面の外周部まで基準角度または可変角度でカーブすることによりバー12のエッジが均一にカーブするか段部が設けられてもよい。バー12の形状がバー12の間のグルーブ13の形状を決定することは言うまでもない。さらに、精製される繊維状物質の供給端部でポンピングを行うとともに、精製された繊維状物質の排出端部で保持を行うつまりポンピングを行わないようにバー12が形成され、そのため、供給側では低いポンピング遠心力を、排出側では高いポンピング遠心力を補うことが可能である。バー12が供給端部でポンピングを行うとともに排出端部でポンピングを行わない図23に、この例が示されている。この例では、図23のブレード扇形部分全体にわたって第2バー12がポンピングを行う。ブレード扇形部分の装着点は、参照番号21で示されている。
ポンピングブレードバーとは、精製装置ロータがポンピング方向に回転すると、ブレードバーが円軌道速度成分と中心から離間する視線速度成分の両方を粒子塊に発生させ、これにより粒子塊が精製装置ディスクの間から離間する傾向を持つことを意味する。一方、保持ブレードバーとは、精製装置ロータが保持方向に回転すると、ブレードバーが円軌道速度成分と中心から離間する視線速度成分の両方を粒子塊に発生させ、これにより粒子塊が精製装置ディスクの間に残留する傾向を持つことを意味する。
第1バー12の上面に形成された第2グルーブの幅は、例えば1から3mmである。また第2グルーブ15の間に残る第2バー14の幅は、例えば1から3mmである。ゆえに、第1バー12の平均幅は、第2バー14と第2グルーブ15の合計平均幅の2.5から40倍である。バー14とグルーブ15がその進行方向において一定の幅を有していても、バー14とグルーブ15の幅がその進行方向に変化してもよい。こうして第2バー14と第2グルーブ15は、精製面1,2の精製ゾーンの切断長が可能な限り大きくなるように、第1バー12の上面に可能な限り高密度で配置される。
バー14とグルーブ15とは、一方向または別の方向に精製面の半径に対して5から30°の角度を形成するようにバー12の上面に形成される。バー14は、特定半径の場合に、対向する精製面上のバー14の迎え角が精製面の面積全体にわたって一定となるように形成できる。グルーブ15は、ポンピングと保持のいずれかを行うように形成できる。グルーブ15がポンピングを行う場合には、パルプは排出部へとより効率的に送られて、均一な精製結果を達成する。グルーブ15が保持を行う場合には、保持結果は均一ではないが、他方、繊維状物質の滞留時間分布が広くなる。ゆえに、均一な精製結果を達成するには、ポンピングを行う第2グルーブ15が設けられた精製面が使用される。繊維状物質の長時間精製処理が均一な精製結果よりも重要である場合には、保持を行うグルーブ15が設けられた精製面が使用される。グルーブ15は、精製される物質が精製面の間に残留する時間に影響することが目的ではないように具体化することもできる。
バー12の上面の第2グルーブ15は、深さが例えば3から5mmである。ゆえに、第1グルーブ13は、第2グルーブ15の少なくとも2倍の深さである。実際には、グルーブ15の最大グルーブ深さは精製面の磨耗面の厚みによって決定される。グルーブ15の深さは、グルーブ15の進行方向において一定であっても変化してもよい。例えば、グルーブ15が後側よりも前側で深く、上昇力を発生させ、ブレードが繊維マットを切り離すことも繊維を破損することもないように、グルーブ15の深さはグルーブ15の幅方向において変化してもよい。精製装置ディスクの回転方向から見た時に、前側は、グルーブ15の前エッジを指し、後側はグルーブ15の後エッジを指す。第1バー12が断面で図示された図12に、この解決法が図式的に示されている。機械パルプの後精製のため、または短繊維パルプのために高い負荷容量を達成することが目的である時に、この解決法は好都合である。長繊維パルプの精製時には、グルーブ15は等しい深さを持つか、グルーブの前側よりも後側で深くなってもよい。
この解決法による精製面は、精製中に、精製装置の水力学的能力を損なわずに非常に小さなバーへの負荷を用いることを可能にする。通常、短繊維の精製を目的とする短繊維ブレードで長繊維パルプが精製されると、充分な水力学的能力が達成されずに精製装置のブレードが閉塞する。この解決法による精製面では、従来よりも明らかに大きな容積を持つグルーブ13が、精製される繊維状物質を精製面の範囲全体へ最適な形で一定して供給することができる。バー12の上面にバー14およびグルーブ15が設けられることと、精製面1,2に精製ゾーンを形成することと、従来周知の解決法よりも明らかに高密度なバーとグルーブの構造を設けることとにより、精製面では高い切断長を達成できる。ゆえにこの解決法の精製面は、所望の容量と精製パルプの良好な品質とを提供できる。そのうえ、従来とは異なり、同じ精製面解決法を長繊維と短繊維の両方の精製に適用できる。さらに、従来よりも10から20%低いエネルギー消費率により、この解決法の精製面では、従来と同じ品質または強度変化が得られる。さらに、従来と同じ切断長を用いることにより、ブレード接触を伴わずに20%高い負荷で精製装置を使用できる。また、短繊維の繊維長を減少することなく大きな出力を使用できる、つまり、少ない台数の精製装置を使用して短繊維精製を実行できるのである。
図19から図22は、従来の精製面と本解決法による精製面の両方による試験運転の結果を示す。図19は、従来の精製面(破線)と本解決法による精製面(連続線)により長繊維が精製される状況を示す。目的は、精製度つまりパルプの自由度をCSF700mlの値からCSF300mlの値まで上昇させることであった。図19から、従来の精製面の場合には、精製度を上昇させるのに185kWh/tonのエネルギーが必要であったのに対して、本解決法の精製面の場合のエネルギー需要は140kWh/tonに過ぎず、これは25%のエネルギー節約に相当することが分かる。一方、図20は、本解決法の精製面が使用された時にパルプの結合力(スコット結合)が明らかに速く上昇したことを示している。本解決法の精製面の場合(連続線)、400J/mの結合力を達成するのに120kWh/tonのエネルギーが必要であったのに対して、従来の精製面のエネルギー需要は150kWh/tonであった。ゆえに、特に長繊維が精製される際には、本解決法の精製面では、従来の精製面と比較して相当のエネルギー節約が見られる。
図21は、従来の精製面(破線)と本解決法による精製面により短繊維が精製される状況を示す。目的は、41kNm/gの初期値から繊維の引張指数を上昇させることであった。試験運転に基づくと、80kWh/ton以上の負荷を従来の精製面に加えると、その後で引張指数が低くなり始めるので、妥当ではなかった。この場合、試験運転パルプで製作された試料の引張指数は67kNm/gであった。引張指数が低下し始めるのと同時に、精製装置の精製面の間の距離が短くなり始め、対向する精製面の間に有害な接触が生じる危険が生じた。本解決法の精製面にはこの問題は見られず、それゆえ高い引張指数が達成され、精製装置の負荷容量が端部まで維持され、この試験では、120kWh/tonの精製エネルギーで73kNm/gの引張指数が見られた。
図22は、本解決法の精製面(連続線)の場合と従来の精製面(破線)の場合に繊維長がどのように変化するかを示している。従来の精製面と本解決法の精製面の切断長には本質的な相違は見られなかったが、従来の精製面は繊維を切断するのに対して、本解決法の精製面を用いることで繊維長は本質的に減少しない。精製時のエネルギー消費が120kWh/tonであれば、本解決法の精製面が使用されると繊維長は0.87mmから0.78mmまで減少するのに対して、従来の精製面の場合には繊維長は0.66mmまで減少して、精製面の間に接触が生じる。短繊維を精製する際には特に、従来では精製装置への負荷が大きすぎると精製面が有害な接触を起こすので、本解決法の精製面はとりわけ、精製装置の負荷容量が高くなるという長所が得られる。ゆえに、繊維長を実質的に減少させるか、精製装置面の間に接触が見られることなく、各質量トンあたりで消費できるエネルギーが多量となる。こうして本解決法の精製面は、過負荷と精製装置表面接触に左右されやすい繊維に特に適しているのである。このような状況の例には、機械パルプと短繊維機械パルプの後精製と、化学パルプとリサイクル繊維パルプの精製とが含まれる。
上に示した設計を持つバーは精製面のいかなるゾーンにも設けられるが、加工および精製が最も集中しており、対向精製面の間の距離が最短である、つまり精製間隙が最小であり、おそらくは蒸気の発生が最大である、外側ゾーンに設けられることが望ましい。上に示した精製面を備える繊維状物質の加工中には、バー12の上面と細い第2グルーブのエッジとが物質に対して加工を行う。高濃度精製の場合に発生する蒸気と、低濃度精製の場合に精製間隙を通過する液体の流れは、バー12の上面から離間してバー12の間のグルーブ13から流出するため、繊維状物質の加工は分散しない。このようにして高い容量が達成されるとともにパルプ品質が維持される。略径方向の細い第2グルーブ15を上面に備える円弧状の第1バー12を精製面に設けることにより、細い第2グルーブ15が繊維状物質の効果的な繊維離解をもたらすように、容量の増大が見られるのと同時に高いパルプ品質が達成される。
図13は、精製面の方向から見た精製面の一部を図式的に示し、図14は、グルーブ13の長手方向の断面における図13による精製面を図式的に示す。図13と14による精製面では、精製面の供給側から精製面の排出側まで、ゾーンからゾーンへ第2バー14の数が増大する。ゆえに、精製装置の供給端部から見て、第1精製面ゾーンは最小数の第2バー14を、最後の精製面ゾーンは最大数の第2バー14を含む。これは例えば、供給端部から見て第1の精製面ゾーンでは、第2バー14の間の第2グルーブ15の幅が上に示したグルーブ幅の可変範囲の最大値に相当し、最終精製面ゾーンではグルーブ15の幅がグルーブ幅の可変範囲の最小値に相当するように具体化できる。精製面ゾーンは、図13では参照番号16で示されている。図13から分かるように、第2バー14の間の第2グルーブ15がやはり排出端部よりも供給端部で本質的に広くなっていることは言うまでもない。
図14はまた、各精製面ゾーンの端部におけるグルーブ15の深さが次の精製面ゾーンの始点よりも小さくなるように第2グルーブ15の深さが変化する様子を示している。それゆえ、グルーブ15は排出側へ向かって段階的に低くなっている。これによって、精製された物質の逆流を物理的に妨げるハーフダムとなる。グルーブ15はまた、排出側へ向かって連続的に低くなるように具体化されてもよい。第1バー12の上面の第2グルーブ15の深さと第1グルーブ13の深さとは、例えば、上述したグルーブ深さの可変範囲の最大値が供給側で使用されるとともにグルーブ深さの可変範囲の最小値が排出側で使用されるような寸法であってもよい。
図13と図14による実施例は、精製面の流断面積が同一のままであるか、精製される物質の排出部へ向かって少なくなることにより、精製される繊維状物質の流量が同一のままであるか排出部へ向かって高くなることを特徴とする。精製面の段階的高密度構造は、流断面積を減少させることにより、グルーブを深くすることによって、狭い流断面積が補われる。他方、精製面の外周部の方向にグルーブの数が増大するにつれて、流断面積の広さがグルーブの低さによって補われる。こうして精製された物質の流れが均一となり、精製物質の逆流を最小にすることのできる繊維処理が行われ、すべての繊維が可能な限り均一な処理を受けるように滞留時間分布が減少する。均一な繊維処理は、紙の多孔性を低下させずに強度と密度の高い紙が必要とされる用途において好都合である。また、未精製繊維の数が減少するにつれて、紙表面の滑らかさと品質が向上する。そのうえ、精製装置ディスクの間の圧力上昇の制御が容易となって、その結果、精製装置の運転がよりスムーズになり、振動がそれほど激しくなくなり、無負荷運転出力が従来よりも20から30%低くなる。
図15aと図15bは精製面の方向から見た精製面の一部を示し、図16aと16bは図15aと15bによる精製面の断面を示す。明瞭化のため、図15a,15b,16a,16bによる実施例では、1枚以上の薄片17が例えば鋳造により精製装置のロータプレート3の精製面1に設けられている。薄片17は、第1グルーブ13の底面に載置される。
薄片17は、ロータがポンピング方向に回転する時に薄片17が上昇力を発生させるように、ロータプレート3の精製面に載置される。同時に、ステータでは出力が発生して、バー12のポンピング作用を制限するとともに、繊維と水との効果的な混合を促して、これが精製面の閉塞を防止する。そのうえ、薄片17によって生まれる吸引作用のため、ステータの精製面のグルーブがクリーニングされる。薄片17を備えるこのようなロータが非ポンピング方向に回転する時には、薄片17は押圧力を生じるポンピング部品として作用して、ポンピング作用を促進するとともに繊維物質の通過を向上させる。薄片17の押圧力は圧力パルスを発生させ、これが精製装置内でパルプを押圧する。この解決法により、ロータのポンピング方向と非ポンピング方向の間の精製装置処理量の差が小さくなる。
薄片は連続しており、ブレード表面に径方向またはカーブ状に載置される。径方向薄片は、カーブ状のものより強力なパルスを付与する。薄片はまた、ビットで構成されてもよい。薄片ビットも、精製面にランダムに配置されてもよい。一般的に、薄片は30から80mm、望ましくは50から60mmの長さを有し、この長さは、第1グルーブに対して横方向に画定される。薄片の奥行は例えば20mmであり、対応面からの薄片の最短距離は例えば最初は3mmである。精製面が磨耗するにつれて、距離は短くなり、吸引パルスの出力が高くなる。所望の吸引パルスの周波数は、精製面上の薄片の数を変化させることによって制御できる。
薄片と徐々に高密度になるバーとグルーブの構造、さらに段階的または規則的なグルーブ深さの変化を、第1バー12および第1グルーブ13と第2バー14および第2グルーブ15とを備える精製面以外の精製面解決法にも同じように利用できることは言うまでもない。ゆえにこれらの特徴は、例えば米国公報第4676440号の図1および3による精製面と、図17による精製面にも利用できる。図17は、相互に高密度に配置された第2グルーブ15と第2バー14のみを含むとともに、マイクログルーブおよびマイクロバーとして知られる精製面を図式的に示す。図17の精製面は、ステータの精製面としては非常に好適な解決法であり、ロータの精製面は上記の説明によるものである。図17の精製面はとりわけ、図13から16に示された精製面の対応面として使用できる。対応面が従来周知の精製面解決法であることは、言うまでもない。
図18は、ダブルディスク(DD)精製装置に使用される解決法による精製面を図式的に示す。図18の中央には、裏側で相互に装着された2枚のロータプレートと、ロータプレートの各側の1枚の精製装置ステータプレートとが設けられている。ロータプレートの精製面は通常、相互の鏡像であり、2枚のステータプレートも同じである。つまり、精製装置の二つのスロットの一方がポンピング機能を行う場合には他方もこれを行い、これによって図18の2スロット精製装置の機能が保証される。つまりスロットのプレートの間の間隙が制御下に置かれる。2スロット精製装置は、ロータプレートとステータプレートの両方を相互に交換することによって、ポンピングから非ポンピングへ変えられる。こうすることによって、精製装置の回転方向を変えずに、ポンピングから非ポンピングへ精製装置が切り換えられる。2スロット精製装置は、ロータの回転方向を変えることによってもポンピングから非ポンピングへ切り換えることができる。さらにポンピングから非ポンピングへ切り換える一つの可能性は、ロータプレートのみを相互に交換することである。この場合には、プレートの衝突を回避するように、対向する精製装置プレートのブレードバー角度に交換後にもある種の相違が設けられなければならないため、ステータプレートの設計がロータプレートと適切に異なっていることが必要である。図13から17に示されたすべての技術的特徴は当然、ダブルディスク精製装置にも使用できる。同様に、本解決法による精製面の技術的長所すべてがダブルディスク精製装置にも見られることは言うまでもない。
図面および関連の説明は、本発明の概念を例示するためのものに過ぎない。本発明は、その詳細において請求項の範囲内で変化してもよい。図の例は、ディスク精製装置とコーン精製装置のいずれかのステータおよびロータの精製面に関連する様々な実施例を説明するものであるが、コーン精製装置のロータおよびステータの精製面の構造について説明したことがディスク精製装置のステータおよびロータの精製面の構造にも適度に当てはまる、また、その逆も成り立つことは、当然ながら自明である。
一般的なディスク精製装置の断面の側面図を図式的に示す。 一般的なコーン精製装置の断面の側面図を図式的に示す。 精製面の方向から見たディスク精製装置の精製面の一部を図式的に示す。 図3による精製面の第1バーの上面図を図式的に示す。 図4のV―V線における図4によるバーの断面を図式的に示す。 精製面の方向から見たディスク精製装置の第2精製面を図式的に示す。 精製面の方向から見たディスク精製装置の第3精製面を図式的に示す。 精製面の方向から見たコーン精製装置のロータの精製面の一部を図式的に示す。 精製面の方向から見たコーン精製装置のステータの精製面の一部を図式的に示す。 図8のC―C線における図8による精製面の断面を図式的に示す。 図9のC―C線における図9による精製面の断面を図式的に示す。 精製面の断面の詳細を図式的に示す。 精製面の方向から見た精製装置の精製面の一部を図式的に示す。 図13による精製面の断面を図式的に示す。 精製面の方向から見た精製面の二つの実施例を図式的に示す。 精製面の方向から見た精製面の二つの実施例を図式的に示す。 図15aと15bによる精製面を詳細な断面図で図式的に示す。 図15aと15bによる精製面を詳細な断面図で図式的に示す。 コーン精製装置の精製面を図式的に示す。 ダブルディスク精製装置に使用される解決法による精製面を図式的に示す。 従来の精製面と本解決法による精製面の両方により達成される試験運転結果を図式的に示す。 従来の精製面と本解決法による精製面の両方により達成される試験運転結果を図式的に示す。 従来の精製面と本解決法による精製面の両方により達成される試験運転結果を図式的に示す。 従来の精製面と本解決法による精製面の両方により達成される試験運転結果を図式的に示す。 精製装置のブレード扇形部分を図式的に示す。
符号の説明
1,2 精製面
3 回転精製装置ディスク
4 シャフト
5 固定精製装置ディスク
6 負荷装置
7 開口部
8 精製装置室
9 排出グルーブ
10,11 ブレード扇形部分
12 第1バー
13 第1グルーブ
14 第2バー
15 第2グルーブ
16 精製面内側ゾーン
16’ 精製面外側ゾーン
17 薄片
18 第1バーの上面
19 第1バーの側面
20 エッジ
21 装着点

Claims (28)

  1. セルロース含有物質の繊維離解を目的とする精製装置のための精製面において、該精製装置が、相互に同軸に配置された少なくとも二つの精製面(1,2)を含み、該精製面(1,2)の少なくとも一方がシャフト(4)を中心に回転するように配置され、繊維離解される物質が精製面(1,2)の間に供給され、該精製面(1,2)が、該精製面(1,2)の内周部から該精製面(1,2)の外周部まで延在する第1バー(12)と、該第1バーの間の第1グルーブ(13)とを含み、該第1バー(12)の上面(18)がさらに、該第1グルーブ(13)を接続する第2グルーブ(15)を含み、該第2グルーブ(15)の間に第2バー(14)が設けられ、前記第2バー(14)が前記第1バー(12)より狭い、
    ことを特徴とする、精製面。
  2. 前記第1バー(12)の平均幅が、前記第2バー(14)と前記第2グルーブ(15)との合計平均幅の2.5から40倍であることを特徴とする、請求項1に記載の精製面。
  3. 前記第2バー(14)と前記第2グルーブ(15)とで形成される前記精製面(1,2)の精製ゾーンの総面積が、該精製面(1,2)の総面積の60から90%であることを特徴とする、請求項1または2に記載の精製面。
  4. 前記第2バー(14)と前記第2グルーブ(15)とで形成される前記精製面(1,2)の精製ゾーンの総面積が、該精製面(1,2)の総面積の70%から80%であることを特徴とする、請求項3に記載の精製面。
  5. 前記第1バー(12)の幅が15から80mm、前記第1グルーブ(13)の幅が5から40mm、該第1グルーブ(13)の深さが10から40mmであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の精製面。
  6. 前記第1バー(12)および/または前記第1グルーブ(13)が可変幅を有する、および/または前記第1グルーブ(13)が該第1バー(12)または第1グルーブ(13)の進行方向に可変深さを有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の精製面。
  7. 前記第1グルーブ(13)が、繊維離解される繊維状物質のポンピングを供給側で行うとともに、繊維離解された物質の保持を排出側で行うことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の精製面。
  8. 前記第2バー(14)の幅が1から3mm、前記第2グルーブ(15)の幅が1から3mm、該第2グルーブ(15)の深さが3から5mmであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の精製面。
  9. 前記第2バー(14)および/または前記第2グルーブ(15)が可変幅を有する、および/または前記第2グルーブ(15)が該第2バー(14)または第2グルーブ(15)の進行方向に可変深さを有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の精製面。
  10. 前記第2バー(14)と第2グルーブ(15)とが、前記精製面(1,2)の半径に対して5から30°の角度を形成するように前記第1バー(12)の前記上面に配置されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の精製面。
  11. 精製される物質の供給部に最も近い前記精製面ゾーン(16)の前記第2バー(14)の数が、精製された物質の排出部に最も近くの該第2バー(14)の数よりも少ないことと、精製される物質の供給部に最も近い該精製面(1,2)のゾーンの該第2バー(14)の間における前記第2グルーブ(15)の幅が、該第2グルーブ(15)の幅の可変範囲の上限によることと、精製された物質の排出部に最も近い該第2バー(14)の間における該第2グルーブ(15)の幅が、該第2グルーブ(15)の幅の可変範囲の下限によることとを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の精製面。
  12. 前記精製面(1,2)の径方向において、該精製面(1,2)の各精製面ゾーン(16)の前記第2グルーブ(15)の深さが、該ゾーン(16)の端部よりも該ゾーン(16)の始点で大きいことを特徴とする、請求項11に記載の精製面。
  13. 前記第2グルーブ(15)の底面において、精製される物質の逆流を防止するための段部が各ゾーン(16)の始点に設けられることを特徴とする、請求項12に記載の精製面。
  14. 前記精製面(1)が前記精製装置のロータ(3)の前記精製面(1)であるとともに、少なくとも1個の薄片(17)を備え、該薄片が、該ロータ(3)がポンピング方向に回転する時に、繊維と水との混合を促進する上昇力を発生させるように配置されるとともに、該薄片(17)が、該ロータ(3)が非ポンピング方向に回転する時に、ポンピング作用と繊維状物質の通過とを促進する押圧力を発生させるように配置されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の精製面。
  15. 前記薄片(17)が前記第1グルーブ(13)の底面に配置されることを特徴とする、請求項14に記載の精製面。
  16. 前記薄片(17)の長さが、前記第1グルーブ(13)の横方向において30から80mmであることを特徴とする、請求項14または15に記載の精製面。
  17. 前記第1バー(12)が、前記精製面(1,2)にわたって直線状外方向に延在することを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の精製面。
  18. 前記第1バー(12)が、前記精製面(1,2)にわたって円弧状外向きに延在することを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の精製面。
  19. リグノセルロース含有物質の繊維離解を目的とする精製装置のためのブレード扇形部分であって、該精製装置が、相互に同軸に配置された少なくとも二つの精製面(1,2)を含み、該精製面(1,2)の少なくとも一方がシャフト(4)を中心に回転するように配置され、繊維離解される物質が該精製面(1,2)の間に供給され、該ブレード扇形部分が、少なくとも1個の精製面(1,2)の少なくとも一方の少なくとも一部を形成するように配置され、該ブレード扇形部分が、該精製面(1,2)の内周部から該精製面(1,2)の外周部まで延在する第1バー(12)と、間の第1グルーブ(13)とを含み、該第1バー(12)の上面(18)がさらに、該第1グルーブ(13)と接続された第2グルーブ(15)を含み、該第2グルーブ(15)の間に第2バー(14)が設けられる、ブレード扇形部分において、前記第2バー(14)が前記第1バー(12)よりも狭い、ことを特徴とする、ブレード扇形部分。
  20. 前記第1バー(12)の平均幅が、前記第2バー(14)と前記第2グルーブ(15)との合計平均幅の2.5から40倍であることを特徴とする、請求項19に記載のブレード扇形部分。
  21. 前記第2バー(14)と前記第2グルーブ(15)とで形成される前記精製面(1,2)の精製ゾーンの総面積が、該精製面(1,2)の総面積の60から90%であることを特徴とする、請求項19または20に記載のブレード扇形部分。
  22. 前記第2バー(14)と前記第2グルーブ(15)とで形成される前記精製面(1,2)の前記精製ゾーンの総面積が、該精製面(1,2)の総面積の70から80%であることを特徴とする、請求項21に記載のブレード扇形部分。
  23. 前記第1バー(12)の幅が15から80mm、前記第1グルーブ(13)の幅が5から40mm、該第1グルーブ(13)の深さが10から40mmであることを特徴とする、請求項19〜22のいずれか一項に記載のブレード扇形部分。
  24. 前記第1バー(12)および/または前記第1グルーブ(13)が可変幅を有する、および/または該第1グルーブ(13)が該第1バー(12)または第1グルーブ(13)の進行方向に可変深さを有することを特徴とする、請求項19〜23のいずれか一項に記載のブレード扇形部分。
  25. 前記第1グルーブ(13)が、精製される繊維状物質の供給側ではポンピングを行うとともに、精製された物質の排出側では保持を行うことを特徴とする、請求項19〜24のいずれか一項に記載のブレード扇形部分。
  26. 前記第2バー(14)の幅が1から3mm、前記第2グルーブ(15)の幅が1から3mm、該第2グルーブ(15)の深さが3から5mmであることを特徴とする請求項19〜25のいずれか一項に記載のブレード扇形部分。
  27. 前記第2バー(14)および/または前記第2グルーブ(15)が可変幅を有する、および/または該第2グルーブ(15)が、該第2バー(14)または第2グルーブ(15)の移動方向に可変深さを有することを特徴とする、請求項19〜26のいずれか一項に記載のブレード扇形部分。
  28. 前記第2バー(14)と第2グルーブ(15)とが、前記精製面(1,2)の半径に対して5から30°の角度を形成するように前記第1バー(12)の上面に配置されることを特徴とする、19〜27のいずれか一項に記載のブレード扇形部分。
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