JP4683753B2 - 曲げ加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バックゲージ装置の突当てによりワークの前後方向位置決めを行い、左右方向位置決め手段によりワークの左右方向の位置決めを行って曲げ加工を行う曲げ加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10および図11を参照するに、例えばプレスブレーキ101により曲げ加工を行う際には、ワークWの位置決めを行う前後方向の位置決め装置であるバックゲージ装置103における突当て105にワークWを突き当てて、下部テーブル107の上端に交換自在に取付けられているダイDの上に載置されるワークWの前後方向(図10において上下方向)の位置決めを行う。また、図11に示されているように、ダイDの上側で左右方向(図10において左右方向)の所定位置にボルト109により取付けられたサイドストッパー111に、ワークWを突き当てて左右方向の位置決めを行うのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、突当て105に突き当てられるワークWの端辺WL1と、サイドストッパー111に突き当てられる端辺WL2との成す角度θが90度になっていないと、図12に示されているように、突当て105とワークWとの間あるいはサイドストッパー111とワークWとの間に隙間ができて、ワークWの位置決めが正確に行われないという問題がある。
【0004】
また、サイドストッパー111は、必要な際にダイDの上にボルト109により取付けているため、複数個の突当て105の突当て面113を結ぶ直線L1と、サイドストッパー111により規定される直線L2との交差角度が正確に90度とならず、前述の場合と同様に、突当て面113とワークWとの間あるいはサイドストッパー111とワークWとの間に隙間ができて、ワークWの位置決めが正確に行われないという問題がある。
【0005】
この発明の目的は、以上のような従来の技術の問題点に着目してなされたものであり、加工精度を向上を図ることのできる曲げ加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、ワーク(W)の曲げ加工を行うためのダイ(D)を下部テーブル(5)に備えると共にパンチ(P)を上部テーブル(9)に備え、かつワーク(W)を突き当てて曲げ位置を設定するための複数の突当て(21A,21B)を前後方向及び左右方向へ移動位置決め自在に備えたバックゲージ装置(15)を、前記ダイ(D)の後方に備えた曲げ加工装置において、前記下部テーブル(5)に設けた左右方向のサイドガイドレール(25)に沿って左右方向へ移動自在なサイドスライド(27)に設けた上下方向の支持ポスト(35)を水平に回転可能に設けると共に、当該支持ポスト(35)の上端に、左右方向の位置決め手段であるサイドストッパー(41)を備え、このサイドストッパー(41)に、複数のサイドストッパー突当て(43A,43B)をそれぞれ左右方向へ突出可能に備えていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1および図2には、この発明に係る曲げ加工装置の例としてプレスブレーキ1の全体が示されている。このププレスブレーキ1では、左右一対の側板3の前面(図2中左側)の下部には下部テーブル5が固定されており、側板3の前面上部には左右のシリンダ7により上部テーブル9が昇降自在に設けられている。
【0016】
下部テーブル5の上端部には、ダイホルダ11を介してダイDが取付けられている。上部テーブル9の下端部には、複数の中間板13を介してパンチPが取付けられている。
【0017】
また、図3を併せて参照するに、ダイDの後方(図2中右側、図3中上方)には、曲げ加工する板材Wを突き当てて曲げ位置を設定するためのバックゲージ装置15が設けられている。このバックゲージ装置15には、側板3の内側に沿って前後方向(図3中上下方向)に左右一対のL軸部材17が設けられており、このL軸部材17に沿ってストレッチ19が前後方向へ移動自在に設けられている。また、このストレッチ19には、複数(ここでは2個)の突当て21A、21Bが左右方向へ移動・位置決め自在に設けられている。
【0018】
図4を参照するに、各突当て21A、21Bからわずかに突出して前後移動検出子であるポテンションメータ23A、23Bが前後方向(図4中上下方向)へ各々移動自在に設けられており、各突当て21A、21Bからの前後方向への突出量が検出できるようになっている。
【0019】
再び図1および図2を参照するに、下部テーブル5の前面には、左右方向に略全幅に渡ってサイドガイドレール25が設けられており、このサイドガイドレール25に沿ってサイドスライド27が移動自在に設けられている。
【0020】
図5を併せて参照するに、サイドスライド27は、サイドスライド用モータ29により駆動機構31を介して左右方向へ移動・位置決め自在となっている。サイドスライド用モータ29にはエンコーダ33が取付けられており、サイドスライド27の位置が検出されるようになっている。
【0021】
サイドスライド27には、上下方向に支持ポスト35が設けられており、角度ゲージ用モータ37により回転自在となっている。なお、角度ゲージ用モータ37にはエンコーダ39が取付けられており、所望の角度に回転可能となっている。また、支持ポスト35の上端には左右方向位置決め手段であるサイドストッパー41が取付けられており、このサイドストッパー41には複数(ここでは2個)の左右方向位置決め部材としてのサイドストッパー突当て43A、43Bが取付けられている。
【0022】
図4を併せて参照するに、各サイドストッパー突当て43A、43Bは、サイドストッパー突当て用モータ45A、45Bにより左右方向(図4中左右方向)へ突出可能に設けられている。なお、サイドストッパー突当て用モータ45A、45Bには各々エンコーダ47A、47Bが取付けられており、サイドストッパー突当て43A、43Bの突出量が検出されるようになっている。
【0023】
次に、図6に基づいて、この発明に係る曲げ加工方法について説明する。まず、スタートしたら(ステップSS)、CAD情報からバックゲージ装置15を前後方向へ移動させて突当て21A、21Bの位置決めをする(ステップS1)。このとき、突当て21A、21Bは、プログラムにより自動的に曲げ位置よりも若干手前側(図3において上側)に位置決めされるようになっている。
【0024】
サイドスライド用モータ29によりサイドスライド27を左右方向へ移動させてサイドストッパー突当て43A、43Bを左右方向へ位置決めし(図7参照)、直角出しを行う(ステップS2)。この直角出しは、サイドストッパー突当て43A、43Bを原点に戻して、ダイDに対して直角にセットされた直角スコヤーに当接するように角度ゲージ用モータ37でサイドストッパー41を回転させて行う。
【0025】
あるいは、角度ゲージ用モータ37を使用せずに、両サイドストッパー突当て43A、43Bの突出量を調整して直角スコヤーに当接せしめ、このときのサイドストッパー突当て43A、43B位置を原点としてリセットしても良い。この場合には、前述した角度ゲージ用モータ37およびエンコーダ39を設けなくても良い。
【0026】
次いで、CAD情報に基づいてワークWの角度に合うようにサイドストッパー突当て43A、43Bの突出量を調整する(ステップS3)。すなわち、ワークWの角度が直角の場合には、両サイドストッパー突当て43A、43Bの突出量は同じ(原点位置)だが、直角でない場合には、図8に示されているように、両サイドストッパー突当て43A、43Bの間隔とワークWの角度から、突出量の差を求めることができる。
【0027】
次に、図9に示されているように、まずワークWを右方向へ押してサイドストッパー突当て43A、43Bに突当て(ステップS4、図9において矢印▲1▼)、サイドストッパー突当て43A、43Bに沿ってワークWを前方へ移動させてバックゲージ装置15の突当て21A、21Bに突き当てる(ステップS5、図9において矢印▲2▼)。
【0028】
このとき、ポテンションメータ23A、23Bの値を読み取り、両ポテンションメータ23A、23Bの突出量の差が許容値以内か否かを判断して(ステップS6)、許容値以内でない場合には、各突当て21A、21Bを前後に移動させて、ポテンションメータ23A、23Bの突出量の差が許容値以内となるように位置決めする(ステップS7)。
【0029】
一方、両ポテンションメータ23A、23Bの突出量の差が許容値以内の場合には、両突当て21A、21Bを所定の曲げ位置に位置決めし(ステップS8)、再度ワークWをサイドストッパー突当て43A、43Bに突当てると共に、バックゲージ装置15の突当て21A、21Bに突き当ててワークWの位置決めを行った後(ステップS9)、上部テーブル9を下降させてパンチPとダイDとの協働で曲げ加工を実行して(ステップS10)、終了する(ステップSE)。
【0030】
以上の結果から、曲げ加工を行う位置においてバックゲージ装置15の突当て21A、21Bおよびサイドストッパー突当て43A、43Bの原点出しを行うので、プレスブレーキ1の左右どの位置において曲げ加工を行う場合にも、高精度の曲げ加工を行うことができる。また、ワークWの2辺が直角でない場合でも、高精度の曲げ加工を行うことができる。
【0031】
なお、この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の発明の実施の形態においては、曲げ加工におけるワークWの位置決めについて説明したが、シャーリングにも適用することができる。
【0032】
以上説明したように、本発明によれば、バックゲージ装置の突当てにワークを突き当てて前後方向の位置決めを行うと共に、左右方向位置決め手段の左右方向位置決め部材にワークを突き当ててワークの左右方向の位置決めを行う際に、前後方向に複数設けられている左右方向位置決め部材を左右方向へ移動させて、ワークの傾斜角度に合わせるので、ワークに角度がついている場合でも高精度の曲げ加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る曲げ加工装置であるプレスブレーキの正面図である。
【図2】図1中II方向から見た側面図である。
【図3】図1中III−III位置の断面図である。
【図4】バックゲージ装置およびサイドストッパーの拡大図である。
【図5】図4中V方向から見た側面図である。
【図6】この発明に係る曲げ加工方法を示すフローチャートである。
【図7】サイドストッパーの左右方向の移動を示す平面図である。
【図8】CAD情報に基づいてサイドストッパーを左右方向へ調整した状態を示す平面図である。
【図9】角度を有するワークの位置決め状態を示す平面図である。
【図10】従来におけるワークの位置決め状態を示す平面図である。
【図11】図10においてXI方向から見た側面図である。
【図12】角度を有するワークの位置決め状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(曲げ加工装置)
15 バックゲージ装置
21A、21B 突当て
23A、23B ポテンションメータ(前後移動検出子)
41 サイドストッパー(左右方向位置決め手段)
43A、43B サイドストッパー突当て(左右方向位置決め部材)
P パンチ(上型)
D ダイ(下型)
W ワーク

Claims (1)

  1. ワーク(W)の曲げ加工を行うためのダイ(D)を下部テーブル(5)に備えると共にパンチ(P)を上部テーブル(9)に備え、かつワーク(W)を突き当てて曲げ位置を設定するための複数の突当て(21A,21B)を前後方向及び左右方向へ移動位置決め自在に備えたバックゲージ装置(15)を、前記ダイ(D)の後方に備えた曲げ加工装置において、前記下部テーブル(5)に設けた左右方向のサイドガイドレール(25)に沿って左右方向へ移動自在なサイドスライド(27)に設けた上下方向の支持ポスト(35)を水平に回転可能に設けると共に、当該支持ポスト(35)の上端に、左右方向の位置決め手段であるサイドストッパー(41)を備え、このサイドストッパー(41)に、複数のサイドストッパー突当て(43A,43B)をそれぞれ左右方向へ突出可能に備えていることを特徴とする曲げ加工装置
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