JP4682899B2 - ピストン機関 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダとピストンとの間に気体軸受を介在させるピストン機関に関し、さらに詳しくは、ピストンとシリンダとの間に空気を噴射することにより前記気体軸受を形成することに関する。
ピストン機関の一種であるスターリングエンジンは、理論熱効率に優れるという特徴があり、近年、乗用車やバス等の車両に搭載される内燃機関の排熱や工場排熱等を回収するために、スターリングエンジンが注目されている。スターリングエンジンの熱効率を向上させるためには、摩擦損失を低減することが重要である。特許文献1には、ピストンとシリンダとの間に気体軸受を形成して両者の摩擦を低減するとともに、グラスホッパ機構を用いた近似直線リンク機構でピストンを支持するピストン機関が開示されている。
特開2005−106009号公報
ピストンとシリンダとの間に気体軸受を形成する際に、ピストンに供給した気体をピストンの側周部から噴射して、ピストンとシリンダとの間に気体軸受を形成する方式がある。この方式を用いる場合、気体軸受を形成するための気体をピストンに供給する必要があるが、特許文献1に開示されているピストン機関では、複数の連結部を有する近似直線リンク機構でピストンを支持するため、リンク内部に配管を設けてピストンまで気体を導くことは困難である。
かかる場合、近似直線リンク機構を用いず、例えば、コネクティングロッドでピストンとクランク軸とを連結する構成を採用し、コネクティングロッド内に配管を設ける構成も考えられる。しかし、このような構成では、ピストンに作用するサイドフォースの極小化による気体軸受の負荷軽減、及びピストン支持構造のコンパクト化という、近似直線リンク機構を用いた構成で得られる利点が損なわれてしまう。その結果、気体軸受の機能を十分に発揮させることができないおそれがある。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ピストンに供給した気体によってピストンとシリンダとの間に気体軸受を形成し、かつ近似直線リンク機構を用いて前記ピストンを支持するピストン機関において、ピストン機関の運転中、ピストンへ安定して気体を供給して気体軸受の機能を発揮させることができるピストン機関を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るピストン機関は、シリンダ内を往復運動するピストンと、前記ピストンの側周部に設けられ、前記ピストンの内部に設けられる中空部から前記ピストンと前記シリンダとの間に気体を噴射して静圧気体軸受を形成する給気口と、前記ピストンに連結されて前記ピストンを支持する近似直線リンク機構と、前記近似直線リンク機構に沿って配置されて、前記気体軸受を形成するための気体を導く気体導入手段と、を備えることを特徴とする。
このピストン機関は、近似直線リンク機構によって直接的、又は間接的にピストンが支持され、かつ、ピストン内部に設けられた中空部に供給された気体を、ピストンの側周部に設けられる給気口からピストンとシリンダとの間に噴射して気体軸受を形成するものである。そして、近似直線リンク機構を構成するリンクに沿って、ピストンに設けられる中空部に気体軸受を形成するための気体を供給する気体導入手段を配置する。これによって、ピストンの往復運動を阻害することなく気体を供給でき、また、気体導入手段がピストンや気体供給手段であるポンプから外れたり、近似直線リンク機構と絡まったりするおそれを最小限にすることができる。その結果、ピストン機関の運転中においては、安定してピストンへ空気を供給して気体軸受を形成し、その機能を発揮させることができる。
次の本発明に係るピストン機関は、前記ピストン機関において、前記気体導入手段は、前記近似直線リンク機構を構成するリンクの連結部以外の少なくとも一箇所で固定されることを特徴とする。
次の本発明に係るピストン機関は、前記ピストン機関において、前記気体軸受を形成するための気体を供給する気体供給手段が、前記ピストン機関の筺体内の所定位置に設けられることを特徴とする。
次の本発明に係るピストン機関は、前記ピストン機関において、前記気体供給手段は、前記近似直線リンク機構を構成するリンクの固定端近傍に配置されることを特徴とする。
次の本発明に係るピストン機関は、前記ピストン機関において、前記ピストン機関が車両の床下に配置される場合には、前記気体供給手段は、前記車両の床側に配置されることを特徴とする。
次の本発明に係るピストン機関は、前記ピストン機関において、前記気体供給手段は、前記気体供給手段は、前記ピストン機関の重心を通る直線上に配置されることを特徴とする。
次の本発明に係るピストン機関は、前記ピストン機関は、排熱が持つ熱エネルギを回収して運動エネルギに変換する排熱回収機関であることを特徴とする。
この発明に係るピストン機関は、ピストンに供給した気体によってピストンとシリンダとの間に気体軸受を形成し、かつ近似直線リンク機構を用いて前記ピストンを支持するピストン機関において、ピストン機関の運転中、ピストンへ安定して気体を供給して気体軸受の機能を発揮させることができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記発明を実施するための最良の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲内のものが含まれる。なお、以下の説明においては、ピストン機関としてスターリングエンジンを例として説明するが、本発明の適用対象はこれに限られない。例えば、スターリングエンジン以外のピストン機関や、スターリング冷凍機関に対しても本発明は適用できる。
なお、例えば、スターリングエンジンを排熱回収機関として用いて、内燃機関が排出する排ガスや工場排熱等から熱エネルギを回収して運動エネルギに変換する場合、低質な熱源を使用する。したがって、排熱回収効率を向上させるために、内部摩擦を極限まで低減する必要があり、以下に説明する実施形態では、ピストンとシリンダとの間に気体を供給することによって気体軸受を形成して、内部摩擦を低減する。本発明は、このような気体軸受を備えたピストン機関を排熱回収機関として用いる場合に好適である。
(実施形態1)
実施形態1に係るピストン機関は、近似直線リンク機構によってピストンが支持され、かつ、ピストンに供給された気体をピストンとシリンダとの間に噴射して気体軸受を形成するものであり、近似直線リンク機構を構成するリンクに沿って、ピストンに気体を供給する気体導入手段を配置する点に特徴がある。次に、実施形態1に係るピストン機関について説明する。
図1は、実施形態1に係るピストン機関であるスターリングエンジンの構成を示す断面図である。図2−1は、実施形態1に係るピストン機関であるスターリングエンジンに用いられる気体軸受の構成を示す説明図である。図2−2は、図2−1のY−Y矢視図である。この実施形態に係るピストン機関であるスターリングエンジン100は、いわゆるα型のスターリングエンジンであって、高温側のシリンダ(高温側シリンダ)101内に収められた高温側のピストン(高温側ピストン)102と、低温側のシリンダ(低温側シリンダ)103内に収められた低温側のピストン(低温側ピストン)104とが直列に配置されている。
高温側シリンダ101及び低温側シリンダ103は、基準体である基板10に支持されている。本発明においては、この基板10が、スターリングエンジン100の各構成要素の位置基準となる。このように構成することで、高温側シリンダ101や高温側ピストン102といった、スターリングエンジン100の各構成要素の相対的位置精度を確保できる。
高温側シリンダ101と低温側シリンダ103とは、ヒータ105と再生器106とクーラー107とで構成される熱交換器108によって接続されている。ヒータ105の一端は高温側シリンダ101に接続され、他端は再生器106に接続される。再生器106は、一端がヒータ105に接続され他端はクーラー107に接続される。クーラー107の一端は再生器106に接続され、他端は低温側シリンダ103に接続される。また、高温側シリンダ101と低温側シリンダ103とには作動流体(ここでは空気)が封入されており、ヒータ105から供給される熱及びクーラー107で排出する熱によってスターリングサイクルを構成し、高温側ピストン102、低温側ピストン104を駆動する。
この実施形態では、例えば、内燃機関(例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジン)を動力発生源とする乗用車等の車両にスターリングエンジン100を搭載し、前記内燃機関が排出する排ガスExの熱エネルギをスターリングエンジン100によって回収する。このため、スターリングエンジン100が備える熱交換器108のうち少なくともヒータ105を、前記内燃機関の排ガス通路5内に配置する。なお、この実施形態では、再生器106も排ガス通路5内に配置する。
また、この実施形態では、高温側シリンダ101及び高温側ピストン102が排ガスExの入口IN側に配置され、低温側シリンダ103及び低温側ピストン104が排ガスExの出口OUT側に配置される。これによって、排ガスExの温度低下が少ない状態で高温側シリンダ101内に流入する作動流体を加熱できる。その結果、低質の熱源である排ガスExから熱エネルギを効率よく回収できるので、排熱の回収効率を向上させることができる。
図2−1、図2−2に示すように、高温側ピストン102は、内に気体軸受(静圧気体軸受)GBを介して高温側シリンダ101内に支持されている。同様に、低温側ピストン104も、気体軸受GBを介して低温側シリンダ103内に支持されている。すなわち、高温側ピストン102、低温側ピストン104は、ピストンリングを介さないで、それぞれ高温側シリンダ101、低温側シリンダ103内に支持される。これによって、ピストンとシリンダとの摩擦を低減して、スターリングエンジン100の排熱回収効率を向上させることができる。また、ピストンとシリンダとの摩擦を低減することにより、内燃機関の排熱回収のような低熱源、低温度差の運転条件下においてもスターリングエンジン100を運転することができる。
気体軸受GBを構成するために、高温側ピストン102と高温側シリンダ101との間隔t、及び低温側ピストン104と低温側シリンダ103との間隔tは、ピストン及びシリンダの全周にわたって数十μmとする。そして、この実施形態では、高温側ピストン102及び低温側ピストン104の側周部PSに設けた給気口4からピストンとシリンダとの間に気体(この実施形態では作動流体と同じ気体であり、空気)Gを噴射することによって、高温側ピストン102と高温側シリンダ101との間、及び低温側ピストン104と低温側シリンダ103との間に、気体軸受GBを形成する。
図2−2に示すように、高温側ピストン102及び低温側ピストン104の側周部PSには、高温側ピストン102及び低温側ピストン104の周方向に向かって複数(この実施形態では4個)の給気口4が設けられる。また、高温側ピストン102及び低温側ピストン104の側周部PSには、高温側ピストン102及び低温側ピストン104の往復運動方向と平行な方向において、2箇所に給気口4が設けられる。なお、給気口4の数や配置位置は、この実施形態の構成に限定されるものではない。
高温側ピストン102及び低温側ピストン104の内部には、給気口4と連通する中空部PIが形成される。また、高温側ピストン102及び低温側ピストン104の底部PBには、中空部PIと連通する気体通路3が設けられる。気体通路3は、気体導入手段である気体導入配管1と接続されており、気体導入配管1及び気体通路3を介して、気体供給手段(気体加圧手段)であるポンプ2から中空部PIへ気体Gが供給される。そして、中空部PIへ供給された気体Gは、給気口4からピストンとシリンダとの間に噴射される。このように、気体供給手段であるポンプ2は、高温側ピストン102と高温側シリンダ101との間、及び低温側ピストン104と低温側シリンダ103との間に気体軸受GBを形成するための気体を供給する。なお、ポンプ2は、スターリングエンジン100で駆動してもよいし、スターリングエンジン100以外の駆動手段を用いて駆動してもよい。次に、この実施形態に係るスターリングエンジン100が備える近似直線リンク機構について説明する。
図3は、実施形態1に係るスターリングエンジンが備える近似直線リンク機構の構成を示す説明図であり、図1のX−X矢視図である。図4は、実施形態1に係るスターリングエンジンが備える近似直線リンク機構の構成を示す概略図である。高温側ピストン102、低温側ピストン104の往復運動は、コネクティングロッド109によってクランク軸110に伝達され、ここで回転運動に変換される。コネクティングロッド109は、図3、図4に示す近似直線リンク機構50によって支持されており、高温側ピストン102、低温側ピストン104を略直線状に往復運動させる。なお、この近似直線リンク機構50は、グラスホッパ機構を利用している。次に、この実施形態に係る近似直線リンク機構について説明する。
図3は、実施形態1に係るスターリングエンジンが備える近似直線リンク機構を示しており、図1のX−X矢視図である。図4は、実施形態1に係るスターリングエンジンが備える近似直線リンク機構を示す概略図である。なお、次の説明においては、高温側ピストン102と高温側シリンダ101とを例として説明するが、低温側ピストン104及び低温側シリンダ103でも同様の構成である。
この実施形態に係る近似直線リンク機構50は、連結点Qを中心として回動運動する第2リンク50Bと、この第2リンク50Bと連結点Mで連結される第1リンク50Aと、連結点Bで第1リンクと連結されるとともに連結点Rを中心として揺動運動する第3リンク50Cとを備えて構成される。図3、図4からわかるように、連結点には、自由端の連結点(連結点A、B、M)と固定端の連結点(連結点Q、R)とがある。
自由端の連結点A、連結点M、連結点Bは、高温側ピストン102の往復運動に応じて、高温側シリンダ101に対する相対位置が変化する連結点である(図中白丸で示す)。連結点Q、連結点Rは、高温側シリンダ101に対する相対位置は変化しない連結点である(図中黒丸で示す)。自由端の連結点A、連結点M、連結点Bを、それぞれ自由端支点A、自由端支点M、自由端支点Bといい、固定端の連結点Q、連結点Rを、それぞれ固定端支点Q、固定端支点Rという。図3、図4に示される支点、連結点を次に示す。
(1)連結点P:高温側ピストン102とピストン連結用リンク113とを連結する連結点。
(2)自由端支点A:ピストン連結用リンク113と第1リンク50Aとコネクティングロッド109とを連結する連結点。
(3)自由端支点B:自由端支点Aとは反対側の端部で、第1リンク50Aと第3リンクとを連結する連結点。コネクティングロッド109の自由端支点Aとは反対側の端部にある連結点。
(4)自由端支点M:自由端支点Aと自由端支点Bとの間で、第1リンク50Aと第2リンク50Bとを連結する連結点。
(5)固定端支点Q:自由端支点Mとは反対側の端部で、第2リンクを回動可能に支持する連結点。
(6)固定端支点R:自由端支点Bとは反対側の端部で、第3リンクを回動可能に支持する連結点。
(7)連結点C:コネクティングロッド109とクランク軸110とを連結する連結点。
図3、図4に示すように、この近似直線リンク機構50は、グラスホッパ機構を利用した近似直線リンク機構である。ここで、固定端支点Qは、高温側シリンダ101の中心軸(以下高温側シリンダ中心軸)L(図4)上からオフセットされるとともに、シリンダ中心軸Zに対して自由端支点Bの反対側に配置される。固定端支点Qは、第2の近似直線リンク機構支持部26bに取り付けられる(図3参照)。
また、第2リンク50Bは、自由端支点Aの運動方向に対して交差し、かつ高温側ピストン102とクランク軸110とを連結するコネクティングロッド109と交差するように配置される。ここで、自由端支点Bを、例えば直線移動ガイドによって支持して、高温側ピストン102の往復運動に応じて前記自由端支点Bを直線往復運動させるように構成してもよい。このようにすれば、第3リンク50Cが不要になるので、スターリングエンジン100の筐体114をコンパクトにすることができる。
第1リンク50Aは、自由端支点Aの運動方向に対して交差するように配置されている。また、第1リンク50Aの一方の端部には自由端支点Aが設けられており、当該自由端支点Aは、ピストン連結用リンク113によって高温側ピストン102と連結されている。第1リンク50Aの自由端支点Aとは反対側の端部には、自由端支点Bが備えられている。第1リンク50Aは、自由端支点Bで第3リンク50Cと連結されており、第1リンク50Aは、自由端支点Aの近似直線運動とともに揺動運動する。このとき、第3リンク50Cは、固定端支点Rを中心として揺動運動する。なお、固定端支点Rは、第1の近似直線リンク機構支持部26aに取り付けられている(図3参照)。
ここで、自由端支点Mは、式(1)を満たすように設定される。
AM×QM=BM2・・・(1)
ここで、AMは、自由端支点Aと自由端支点Mとの距離を表し、QMは固定端支点Qと自由端支点Mとの距離を表し、BMは自由端支点Aと自由端支点Mとの距離を表す。
高温側ピストン102とクランク軸110とを連結するコネクティングロッド109は、上述したように、自由端支点Aで第1リンク50Aと連結されている。これにより、高温側ピストン102の往復運動は、ピストン連結用リンク113を介してクランク軸110に伝達され、クランク軸110は、その回転軸Zrを中心として回転する。このように、高温側ピストン102の往復運動は、クランク軸110によって回転運動に変換される。
このように、コネクティングロッド109を近似直線リンク機構50によって支持することにより、高温側ピストン102のサイドフォースF(高温側ピストン102の径方向に向かう力、図3参照)をほとんど0にできるので、負荷能力の小さい気体軸受GBによっても十分に高温側ピストン102を支持することができる。なお、低温側ピストン104についても、高温側ピストン102と同様である。
ここで、上記コネクティングロッド109、クランク軸110及び近似直線リンク機構50は、スターリングエンジン100の筺体114内に密封して配置される。そして、筺体114内をポンプ等の加圧手段115で加圧することによって、間接的に高温側シリンダ101、熱交換器108及び低温側シリンダ103内の作動流体を加圧して、スターリングエンジン100からより多くの出力を取り出す。なお、加圧手段115は、スターリングエンジン100で駆動してもよいし、スターリングエンジン100以外の駆動手段を用いて駆動してもよい。
スターリングエンジン100のクランク軸110は、クランク軸支持体20に設けられた軸受25で、回転可能に支持される(図1参照)。図1、図3に示すように、クランク軸支持体20は板状の部材であり、基板10に固定される。クランク軸支持体20には、第1の近似直線リンク機構支持部26a及び第2の近似直線リンク機構支持部26bが設けられる。上述したように、第1の近似直線リンク機構支持部26aには固定端支点Rが、第2の近似直線リンク機構支持部26bには固定端支点Qが取り付けられる。これにより、近似直線リンク機構50は、第1及び第2の近似直線リンク機構支持部26a、26b、及びクランク軸支持体20を介して基板10に支持される。このような構成により、クランク軸110や近似直線リンク機構50の位置精度を、基板10により確保することができる。
図1、図3に示すように、スターリングエンジン100を構成する高温側シリンダ101、高温側ピストン102、クランク軸110、近似直線リンク機構50等の各構成要素は、筺体114内に格納される。この実施形態において、筺体114は、複数の板材114a〜114eを締結手段であるボルト118を用いて基板10に固定することにより構成される。
この実施形態に係るスターリングエンジン100では、筺体114にはシール軸受116が取り付けられており、出力軸117がシール軸受116により支持される。出力軸117とクランク軸110とは、フレキシブルカップリング30を介して連結されている。これによって、筺体114の外部へスターリングエンジン100の出力が伝達される。この実施形態において、フレキシブルカップリング30には、オルダムカップリングを使用するが、この他にも、例えばディスクタイプやチェーンタイプのフレキシブルカップリングを使用することができる。
この実施形態では、気体軸受GBを形成するため、ポンプ2から吐出される空気を、気体導入配管1を介して高温側ピストン102及び低温側ピストン104の内部に設けられる中空部PIに空気を供給する。これによって、高温側ピストン102及び低温側ピストン104の側周部PSに設けられる複数の給気口4から空気を噴射して、高温側ピストン102と高温側シリンダ101との間、及び低温側ピストン104と低温側シリンダ103との間に気体軸受GBを形成する。
ポンプ2と高温側ピストン102等とは距離が離れているため、また、高温側ピストン102等は往復運動するため、ポンプ2と高温側ピストン102等とを気体導入配管1で接続する。これによって、ポンプ2から離れた距離にある高温側ピストン102等へ空気を供給するとともに、高温側ピストン102等の往復運動を許容する。
気体導入配管1は、例えばゴムやエラストマー等の弾性を有する弾性材料で構成される。また、気体導入配管1は、近似直線リンク機構50を構成するリンク(第1リンク50A、第2リンク50B、第3リンク50C)に沿って配置される。図3には、気体導入配管1を、第1リンク50A及び第3リンク50Cに沿って配置した例、及び第2リンク50Bに沿って配置した例を示してある。なお、図3には、2台のポンプ2が示されているが、少なくとも1台のポンプ2及び少なくとも1本の気体導入配管1を用いればよい。
図5−1〜図5−4は、近似直線リンク機構の動作を示す説明図である。図5−1〜図5−4において、高温側ピストン102は簡略化してある。また、高温側シリンダ101の中心軸(以下高温側シリンダ軸)を、Lで示す。近似直線リンク機構50の3つの自由端支点A、B、Mのうち自由端支点A、Mは、高温側ピストン102の移動にともなう移動量が大きい。一方、第1リンク50Aと第3リンク50Cとを連結する自由端支点Bは、高温側ピストン102の移動にともなう移動量が自由端支点A、Mよりも小さいことがわかる。
図5−1には、近似直線リンク機構50の形状変化の程度を示す指標として利用できる2つの角度θ、φが示されている。第1の角度θは、横方向(高温側シリンダ軸Lと直交する方向)H−Hから測った第2リンク50Bの角度∠MQHである。また、第2の角度φは、高温側シリンダ軸Lと平行、かつ固定端支点Rを通る直線lに対する第3リンク50Cの傾き角度で、∠BRlである。これらの角度θ、φの値が取る範囲は、自由端支点Aの移動範囲(すなわち高温側ピストン102のストローク)の設定と、近似直線リンク機構50の各リンクの長さに依存する。
図5−1に示す状態、すなわち、高温側ピストン102が上死点の位置において、自由端支点Bは高温側シリンダ中心軸Lへ最も接近し、第3リンク50Cと、高温側シリンダ軸Lと平行、かつ固定端支点Rを通る直線lとの傾き角度φが最も大きくなる。この位置から、高温側ピストン102がクランク軸110の方向へ移動すると、クランク軸110は、図5−1の矢印方向に回転する。
第2リンク50Bは、固定端支点Qを中心として揺動する。また、第2リンク50Bの固定端支点Qとは反対側端部に位置して第2リンク50Bと第1リンク50Aとを連結する自由端支点Mは、自由端支点Aの移動範囲、すなわち高温側ピストン102が上死点と下死点とを移動する範囲で、固定端支点Qを中心に移動する。このような構成により、この実施形態に係る近似直線リンク機構50では、自由端支点Aが高温側シリンダ中心軸Lに略沿って往復運動する。すなわち、自由端支点Aは近似直線運動をする。その結果、高温側ピストン102に作用するサイドフォース(高温側ピストン102の径方向に向かう力)をほとんど0にできるので、上記スターリングエンジン100のように、負荷能力の小さい気体軸受GBによっても十分にピストンを支持することができる。
この実施形態では、高温側ピストン102の底部PBとピストン連結用リンク113とは、連結点Pで互いに回動可能に連結されている。この構成によれば、ピストン連結用リンク113とコネクティングロッド109とを連結する自由端支点Aが、直線から多少ずれた場合であっても、そのずれが、高温側ピストン102を傾かせる力として働かない。すなわち、ピストン連結用リンク113の自由端支持点Aにおけるずれが高温側ピストン102にほとんど影響を与えないという利点がある。
即ち、この実施形態では、近似直線リンク機構50の往復運動時に生じる、直線運動からの自由端支持点Aのずれを吸収するために、高温側ピストン102とピストン連結用リンク113とを固定ではなく、連結点Pで、相対的に移動可能な状態(フリーな状態)で連結する。
一方、ピストン連結用リンク113と高温側ピストン102とを一体として構成することもできる。このように構成した場合には、仮に何らかの原因で高温側ピストン102が高温側シリンダ101に対して傾きかけた場合にも、ピストン連結用リンク113が近似直線運動を行うときに、その傾きが矯正されるという利点がある。
図5−1〜図5−4に示すように、近似直線リンク機構50は、高温側シリンダ軸Lと直交する方向の移動量が小さい(自由端支点Bの移動量が小さい)。すなわち、近似直線リンク機構50では、高温側ピストン102等の往復運動方向と直交する方向におけるリンクの移動量が小さくなる。これによって高温側ピストン102等の往復運動を阻害することを抑制できる。また、近似直線リンク機構50のリンクに沿って気体導入配管1を配置すれば、高温側ピストン102等の往復運動にともなう気体導入配管1の動きを小さくできる。その結果、気体導入配管1がポンプ2や高温側ピストン102等から外れたり、クランク軸110や近似直線リンク機構50と絡まったりするおそれを最小限にすることができる。これによって、スターリングエンジン100に運転中においては、安定して高温側ピストン102等の内部に設けられる中空部PIへ空気を供給して、気体軸受GBを形成し、その機能を十分に発揮させることができる。
図3に示すように、スターリングエンジン100の運転中における気体導入配管1の余分な動きを抑えるため、気体導入配管1は、近似直線リンク機構50に固定することが好ましい。このとき、近似直線リンク機構50を構成するリンクの連結部(自由端支持点や固定端支点)以外の少なくとも一箇所で、気体導入配管1を固定することが好ましい。この実施形態では、第1リンク50Aや第3リンク50Cに、取付冶具7を用いて気体導入配管1を固定する。このように、近似直線リンク機構50のリンクの連結部を避けて気体導入配管1を固定するので、気体導入配管1がリンクの揺動を阻害するおそれを最小限に抑えることができる。
なお、気体導入配管1の配置上、近似直線リンク機構50のリンクの連結部を気体導入配管1が通る場合(図3における自由端支点Bの部分を参照)、連結部における気体導入配管1は、ある程度たるませておくことが好ましい。このようにすれば、気体導入配管1がリンクの揺動を阻害するおそれをより効果的に抑えることができる。
上述したように、この実施形態では、筐体114内を加圧手段115により加圧する。筐体114の外部にポンプ2を配置した場合、気体軸受GBを形成するため、ポンプ2は、気体軸受GBを形成するために必要な圧力Δpに加え、筐体114内の圧力pi分を加圧しなければ、高温側ピストン102等の内部に設けられる中空部PIへ空気を供給することはできない。すなわち、ポンプ2に要求される吐出圧力poは、(pi+Δp)となる。その結果、ポンプ2を駆動するための動力が大きくなってしまう。
そこで、この実施形態に係るスターリングエンジン100では、ポンプ2を筐体114の内部の所定位置に配置し、筐体114内の空気をポンプ2によって加圧して高温側ピストン102等の内部に設けられる中空部PIへ供給する。これによって、ポンプ2は、気体軸受GBを形成するために必要な圧力Δpまで筐体114内の空気を加圧すればよいので、ポンプ2の吐出圧力poはΔp(<pi+Δp)となる。これによって、ポンプ2を筐体114の外部に配置した場合よりもポンプ2を駆動するための動力を小さくすることができる。なお、スターリングエンジン100を車両に搭載する場合、車両の振動の影響を低減するため、ポンプ2は、前記筐体114内であって、スターリングエンジン100の重心にできる限り近い位置に配置することが好ましい。
図3に示すように、ポンプ2は、近似直線リンク機構50の固定端支点R、Qの近傍に配置することが好ましい。固定端支点R、Qは、第1、第2の近似直線リンク機構支持部26a、26bに設けられるので、上記構成とすれば、第1の近似直線リンク機構支持部26a等を利用してポンプ2を容易に取り付けて、固定することができる。このようにすることで、ポンプ2を取り付けるためのステー等を筺体114内に新たに設ける必要はないので、その分、スターリングエンジン100を小型化することができ、また、近似直線リンク機構50やクランク軸110等の配置の自由度も向上する。
ここで、近似直線リンク機構50の固定端支点R、Qの近傍とは、例えば、近似直線リンク機構50を支持する近似直線リンク機構支持部である。この実施形態では、固定端支点R、あるいは固定端支持点Qを介して近似直線リンク機構50を支持する、第1の近似直線リンク機構支持部26a、あるいは第2の近似直線リンク機構支持部26bにポンプ2を取り付ける。
以上、この実施形態では、近似直線リンク機構に沿って気体導入配管を配置する。これによって、ピストンの往復運動を阻害することなく空気を供給でき、また、気体導入配管がポンプやピストンから外れたり、クランク軸や近似直線リンク機構と絡まったりするおそれを最小限にすることができる。その結果、スターリングエンジンの運転中においては、安定してピストンの内部に設けられる中空部へ空気を供給して、気体軸受を形成し、その機能を発揮させることができる。なお、この実施形態と同様の構成を備えるものは、この実施形態と同様の作用、効果を奏する。また、この実施形態の構成は、以下の実施形態においても適用できる。
(実施形態2)
実施形態2では、実施形態1で説明したスターリングエンジン100(図1、図3等参照)を、車両に搭載する例を説明する。スターリングエンジンの構成は、実施形態1で説明したものと同様である。なお、以下の説明では、適宜図1〜図5を参照されたい。
図6は、スターリングエンジンを車両の床下に配置した例を示す正面図である。図7−1は、スターリングエンジンを車両の床下に配置した例を示す側面図である。図7−2は、スターリングエンジンを車両の床下に配置した場合において、車両の床下側から見た状態を示す平面図である。この実施形態においてスターリングエンジン100(図1、図3等参照)を車両200に搭載する場合には、例えば、車両200の車両床201の下(床下)に搭載する。そして、車両200の床下には、内燃機関6の排ガス通路5が配置されており、スターリングエンジン100は、前記排ガス通路5に隣接するスペースに横置きされる。すなわち、車両床201の床面201pに対して、高温側シリンダ101及び低温側シリンダ103のそれぞれの軸線方向が概ね平行になるように配置され、高温側ピストン102及び低温側ピストン104は、水平方向に往復運動する(図3の矢印H方向)。
この実施形態において、スターリングエンジン100は、エンジンマウント202を介して車両床201に取り付けられる。上記実施形態1で説明したように、スターリングエンジン100は、気体軸受GBを形成するため、ポンプ2を筺体114の内部に備える。スターリングエンジン100を車両200の床下に配置する場合には、図7−1に示すように、ポンプ2は、スターリングエンジン100の筺体114内であって、車両200の車両床201側に配置することが好ましい。このとき、スターリングエンジン100の重心gを通る直線N上にポンプ2を配置することが好ましい。ここで、直線Nは、車両床201の床面201pに直交する直線であることがより好ましい。このようにすることで、車両200の振動がポンプ2に与える影響を最小限に抑えることができる。
以上のように、本発明に係るピストン機関は、スターリングエンジン等のピストン機関に有用であり、特に、ピストンに供給した気体によってピストンとシリンダとの間に気体軸受を形成し、かつ近似直線リンク機構を用いて前記ピストンを支持するピストン機関に適している。
実施形態1に係るピストン機関であるスターリングエンジンの構成を示す断面図である。 実施形態1に係るピストン機関であるスターリングエンジンに用いられる気体軸受の構成を示す説明図である。 図2−1のY−Y矢視図である。 実施形態1に係るスターリングエンジンが備える近似直線リンク機構の構成を示す説明図であり、図1のX−X矢視図である。 実施形態1に係るスターリングエンジンが備える近似直線リンク機構の構成を示す概略図である。 近似直線リンク機構の動作を示す説明図である。 近似直線リンク機構の動作を示す説明図である。 近似直線リンク機構の動作を示す説明図である。 近似直線リンク機構の動作を示す説明図である。 スターリングエンジンを車両の床下に配置した例を示す正面図である。 スターリングエンジンを車両の床下に配置した例を示す側面図である。 スターリングエンジンを車両の床下に配置した場合において、車両の床下側から見た状態を示す平面図である。
符号の説明
1 気体導入配管
2 ポンプ
3 気体通路
4 給気口
5 排ガス通路
6 内燃機関
7 取付冶具
10 基板
20 クランク軸支持体
26a 第1近似直線リンク機構支持部
26b 第2近似直線リンク機構支持部
30 フレキシブルカップリング
50A 第1リンク
50B 第2リンク
50C 第3リンク
50 近似直線リンク機構
100 スターリングエンジン
101 高温側シリンダ
102 高温側ピストン
103 低温側シリンダ
104 低温側ピストン
109 コネクティングロッド
110 クランク軸
113 ピストン連結用リンク
114 筐体
115 加圧手段
200 車両
201 車両床
201p 床面

Claims (7)

  1. シリンダ内を往復運動するピストンと、
    前記ピストンの側周部に設けられ、前記ピストンと前記シリンダとの間に気体を噴射して気体軸受を形成する給気口と、
    前記ピストンに連結されて前記ピストンを支持する近似直線リンク機構と、
    前記近似直線リンク機構に沿って配置されて、前記気体軸受を形成するための気体を導く気体導入手段と、
    を備えることを特徴とするピストン機関。
  2. 前記気体導入手段は、前記近似直線リンク機構を構成するリンクの連結部以外の少なくとも一箇所で固定されることを特徴とする請求項1に記載のピストン機関。
  3. 前記気体軸受を形成するための気体を供給する気体供給手段が、前記ピストン機関の筺体内の所定位置に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のピストン機関。
  4. 前記気体供給手段は、前記近似直線リンク機構を構成するリンクの固定端近傍に配置されることを特徴とする請求項3に記載のピストン機関。
  5. 前記ピストン機関が車両の床下に配置される場合には、前記気体供給手段は、前記車両の床側に配置されることを特徴とする請求項3又は4に記載のピストン機関。
  6. 前記気体供給手段は、前記ピストン機関の重心を通る直線上に配置されることを特徴とする請求項5に記載のピストン機関。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のピストン機関は、排熱が持つ熱エネルギを回収して運動エネルギに変換する排熱回収機関であることを特徴とするピストン機関。
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