JP4682737B2 - エンコーダの製造方法及び転がり軸受装置 - Google Patents
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Description
前記金型には、前記メインランナと前記リングゲートとの間にサブランナが設けられ、
前記サブランナは前記リングゲートと同心状に設けられた環状空間であって、
前記メインランナは、円周方向の1点において前記サブランナと接続することを特徴とするエンコーダの製造方法。
(2) 前記磁性粉は、異方性用の磁性粉であって、
前記射出成形工程が、射出時に極性が同一の磁界で着磁する工程と、冷却時に極性が交互に反転し且つ強度が減衰する磁界で脱磁する工程と、を含むことを特徴とする上記(1)に記載のエンコーダの製造方法。
(3)前記メインランナは、前記サブランナと外周縁部に接続することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のエンコーダの製造方法。
(4)前記サブランナは、前記リングゲートと全周に亘って連通することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載のエンコーダの製造方法。
(5)前記メインランナは、径方向に延設されていることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載のエンコーダの製造方法。
(6)前記メインランナの厚みをTm、前記サブランナの厚みをTs、リングゲートの厚みをTrとすると、Ts>Tm>Trであることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載のエンコーダの製造方法。
(7)前記サブランナの厚みをTs、リングゲートの厚みをTrとすると、Ts/3>Trであることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載のエンコーダの製造方法。
(8)前記射出成形する工程において、前記金型内にスリンガを保持した状態でインサート成形することを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載のエンコーダの製造方法。
(9)前記金型内に保持されたスリンガには接着剤を含有する接着剤層が設けられ、
前記インサート成形後、2次加熱によって前記接着剤を硬化させることを特徴とする上記(8)に記載のエンコーダの製造方法。
(10)前記磁性粉を60〜80体積%含有することを特徴とする(1)〜(9)のいずれかに記載のエンコーダの製造方法。
(11)外輪と、前記外輪との間に複数の転動体を介在させて回転自在とされた内輪と、前記内輪と同心に当該内輪に取り付けられたエンコーダと、を備える転がり軸受装置であって、前記エンコーダが、上記(1)〜(10)のいずれかに記載のエンコーダの製造方法によって製造されたエンコーダであることを特徴とする転がり軸受装置。
また、射出成形工程において、射出時に極性が同一の磁界で着磁し、冷却時に極性が交互に反転し且つ強度が減衰する磁界で脱磁することにより、磁石材料に含有される磁性粉をより高度に配向し、エンコーダの磁気特性を一層向上させることができる。
明する。図1は本発明に係るエンコーダの製造方法により製造されたエンコーダを備える回転数検出装置の断面図、図2は図1に示す回転数検出装置のエンコーダの斜視図、図3は図1に示す回転検出装置が組付けられたハブユニットの断面図、図4は図1に示す回転検出装置(シール部なし)が組付けられた他のハブユニットの断面図である。
図8は、図5に示す金型の変形例の断面図である。尚、上述の金型40と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
る。
図9は、図5に示す金型の変形例の断面図、図10は図9に示す金型の可動側金型の平面図である。尚、上述の金型40と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
する。
図11は、図5に示す金型の変形例の金型の断面図、図12は図11に示す金型の可動側金型の平面図である。尚、上述の金型40と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
る。
図13は図5に示す金型の変形例の金型の断面図、図14は図13に示す金型の可動側金型の平面図、図15は図13において点線円XVで囲まれた部分の拡大図である。尚、上述の金型40と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
図16は本発明に係る他のエンコーダの製造方法により製造されたエンコーダを備える回転数検出装置の断面図、図17は図16に示すエンコーダの着磁パターンの一例を示す断面図、図18は荷重検出例を説明するための説明図、図19は本発明例及び従来例における荷重検出範囲の比較結果を示すグラフ図、図20は本発明例及び従来例における応答遅れの比較結果を示すグラフ図、図21は図16に示す回転検出装置が組付けられたハブユニットの断面図、図22は図16に示す回転検出装置(シール部なし)が組付けられた他のハブユニットの断面図、図23は図22の部分拡大図である。
図24は本発明のエンコーダの製造方法の他の実施形態に係り、エンコーダの製造に用いられる射出成形用金型(以下、単に金型という)の断面図、図25は図24に示す金型の可動側金型の平面図である。
ダ111とする。エンコーダ111の極数は、好ましくは70〜130極程度、より好ましくは90〜120極程度である。極数が70極未満の場合には、極数が少なすぎて回転体の回転数及びアキシアル荷重を精度良く検出することが難しくなる。極数が130極を越える場合には、各ピッチが小さくなりすぎて、単一ピッチ誤差を小さく抑えることが難しく、実用性が低い。
図26は、図24に示す金型の変形例の断面図である。尚、上述の金型140と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
図27は、図24に示す金型の他の変形例の断面図である。尚、上述の金型140と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
図28は図16に示す回転数検出装置の変形例を示す断面図、図29は図16に示す回転数検出装置の他の変形例を示す断面図、図30は図16に示す回転数検出装置の他の変形例を示す断面図、図31は図16に示す回転数検出装置の他の変形例を示す断面図である。上述の回転数検出装置100と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
図32は本発明のエンコーダの製造方法の他の実施形態に係り、エンコーダの製造に用いられる金型(射出成形用金型)の断面図、図33は図32に示す金型の変形例の断面図である。
図34は、図32に示す金型の変形例の断面図である。尚、上述の金型240と共通する部材は、相当符号を付すことにより説明を省略する。
11 エンコーダ
12 センサ
20 転がり軸受
21 外輪
22 内輪
23 スリンガ
40 金型
41 可動側金型
42 固定側金型
43 キャビティ
45a メインランナ
45b サブランナ
46 リングゲート
Claims (11)
- 円周方向に多極に着磁された円環状のエンコーダの製造方法であって、
磁性粉と当該磁性粉のバインダとして熱可塑性樹脂を含有する磁石材料を金型に設けられたメインランナからリングゲートに供給し、該リングゲートから円環状に射出成形する工程と、
着磁ヨークを用いて円周方向に多極に着磁する工程と、
を備え、
前記金型には、前記メインランナと前記リングゲートとの間にサブランナが設けられ、
前記サブランナは前記リングゲートと同心状に設けられた環状空間であって、
前記メインランナは、円周方向の1点において前記サブランナと接続することを特徴とするエンコーダの製造方法。 - 前記磁性粉は、異方性用の磁性粉であって、
前記射出成形工程が、射出時に極性が同一の磁界で着磁する工程と、冷却時に極性が交互に反転し且つ強度が減衰する磁界で脱磁する工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダの製造方法。 - 前記メインランナは、前記サブランナと外周縁部に接続することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンコーダの製造方法。
- 前記サブランナは、前記リングゲートと全周に亘って連通することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンコーダの製造方法。
- 前記メインランナは、径方向に延設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンコーダの製造方法。
- 前記メインランナの厚みをTm、前記サブランナの厚みをTs、リングゲートの厚みをTrとすると、Ts>Tm>Trであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のエンコーダの製造方法。
- 前記サブランナの厚みをTs、リングゲートの厚みをTrとすると、Ts/3>Trであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のエンコーダの製造方法。
- 前記射出成形する工程において、前記金型内にスリンガを保持した状態でインサート成形することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のエンコーダの製造方法。
- 前記金型内に保持されたスリンガには接着剤を含有する接着剤層が設けられ、
前記インサート成形後、2次加熱によって前記接着剤を硬化させることを特徴とする請求項8に記載のエンコーダの製造方法。 - 前記磁性粉を60〜80体積%含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のエンコーダの製造方法。
- 外輪と、
前記外輪との間に複数の転動体を介在させて回転自在とされた内輪と、
前記内輪と同心に当該内輪に取り付けられたエンコーダと、
を備える転がり軸受装置であって、
前記エンコーダが、請求項1〜10のいずれか1項に記載のエンコーダの製造方法によって製造されたエンコーダであることを特徴とする転がり軸受装置。
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