JP4682524B2 - インクジェット塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明はオンデマインド方式インクジェット塗布装置に関し、特に高速マルチノズルインクジェット塗布装置に関する。
従来、塗布媒体に高速印刷を行う際には、マルチノズルインクジェット装置が用いられている。マルチノズルインクジェット装置は、多数のノズルを備えているため、基板などの塗布媒体に高密度で印刷する場合でも高速印刷を行うことが可能である。ところで、インクジェット装置は、連続方式とオンデマンド方式とに分けられる。オンデマンド方式のインクジェットヘッドは、多数のノズルを有し、圧電素子等を駆動させることによりインク室に圧力を加え、ノズルの開口からインク粒子を吐出する。オンデマンド方式のインクジェットヘッドは、連続方式に比べて構造が簡易なため、数百、数千ノズルを高密度に配置することができる(例えば、特許文献1参照。)。
一方、近年では、薄膜形成等にマルチノズルインクジェット装置が応用されるようになってきている。マルチノズルインクジェット装置を用いて薄膜を形成するためには、10〜20mg程度の微小インク滴を均一に吐出する必要があり、吐出されるインクの重量バラツキを数%以下に抑える必要がある。しかしながら、従来のマルチノズルインクジェット装置では、ノズル特性のバラツキから、各ノズルから吐出されるインク滴の重量に大きなバラツキが生じる。商業採算性を考慮すると、ノズル構造の精度を高めて重量バラツキを数%以下に抑えることは難しい。
そこで従来から、各ノズルの圧電素子等に印加する駆動電圧波形を個別に微調整することで、インク吐出量を調整し、重量バラツキを抑える吐出重量補正が行われている。吐出重量補正としては、それぞれが異なる駆動電圧波形を発生する複数の駆動波形発生装置を用い、所望の吐出液滴重量が得られる駆動電圧波形をノズル毎に選択して印加する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、複数の駆動電圧波形を発生できる1個の駆動波形発生装置を全ノズル共通に用いる技術も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。この技術では、吐出重量補正を全ノズルに対して同時に行うことはできないため、各ノズル所望の駆動電圧波形を時分割法により1ノズルずつ順次印加していく。
特開2002−273890号公報 特開平9−11457号公報 特開平4−316851号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、ノズル数が少ない場合には問題ないが、ノズル数が数百、数千となる場合、駆動波形発生装置の数が多くなり、駆動波形発生装置を選択する回路も複雑になるため、実用的でない。
特許文献3に記載の技術でも、ノズル数が少ない場合には問題ないが、ノズル数が数百、数千となる場合、時分割の数が多くなりすぎ、その数だけ吐出回数も多くなるため、塗布速度が著しく低下することとなる。
そこで、本発明は、駆動波形生成回路を増やすことなく、また、塗布速度を落とすことなく、均一にインクを塗布することのできるマルチノズルインクジェット塗布装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のインクジェット塗布装置は、複数のノズルを備えたノズルモジュールと、複数のノズルに共通に設けられ、各ノズルの駆動部にノズルからの液滴吐出タイミング毎に波形を変化させたアナログ駆動電圧を印加することのできるアナログ駆動電圧生成手段とを備えたインクジェット塗布装置において、アナログ駆動電圧生成手段が前記駆動部に印加すべき電圧の波形の情報を示すデジタル波形調整データと、ノズル毎の吐出・非吐出を決定するデジタル吐出信号とを前記アナログ駆動電圧生成手段に転送するデジタル信号転送手段を備え、前記アナログ駆動電圧生成手段は、前記ノズルの数よりも少ない種類の電圧波形を生成し、前記複数のノズルは複数のブロックに分けられ、前記デジタル吐出信号は、前記各ブロックに含まれる全ノズルにおける所定吐出回数当たりの全吐出量の合計値が目標値と等しいか、または、前記合計値と前記目標値との差が最小となるように前記各ノズルの吐出・非吐出を決定する信号であることを特徴としている。
このような構成によると、デジタル波形調整データとデジタル吐出信号を1つのデジタル信号転送手段からアナログ駆動電圧生成手段に同時に転送することができる。また、このような構成によると、複数のノズルによって吐出された液滴の全重量が目標値と近似した値となる。
また、請求項2に記載のインクジェット塗布装置は、請求項1に記載のインクジェット塗布装置において、デジタル波形調整データと、デジタル吐出信号と、デジタル波形調整データ及びデジタル吐出信号をデジタル信号転送手段に出力するか否かを決定する選択信号と、をデジタル信号転送手段に出力する塗布信号処理手段と、選択信号に基づき、デジタル波形調整データとデジタル吐出信号をデジタル信号転送手段に出力する選択手段とを更に備えたことを特徴としている。
また、請求項に記載のインクジェット塗布装置は、請求項1または2に記載のインクジェット塗布装置において、デジタル信号転送手段がデジタル波形調整データ及び前記デジタル吐出信号を転送し、転送された前記デジタル波形調整データ及びデジタル吐出信号を随時記憶するメモリ手段を更に備え、メモリ手段は、記憶したデジタル波形調整データ及びデジタル吐出信号を前記所定吐出回数単位でデジタル信号転送手段へ繰り返し出力することを特徴としている。
また、請求項に記載のインクジェット塗布装置は、複数のノズルを備えたノズルモジュールと、前記複数のノズルに共通に設けられ、前記各ノズルの駆動部に、前記ノズルからの液滴吐出タイミング毎に波形を変化させたアナログ駆動電圧を印加することのできるアナログ駆動電圧生成手段と、を備えたインクジェット塗布装置において、前記アナログ駆動電圧生成手段が前記駆動部に印加すべき電圧の波形を吐出サイクル毎に調整するデジタル波形調整データを生成する塗布信号処理手段と、ノズル毎の吐出・非吐出を決定するデジタル吐出信号及び前記デジタル波形調整データを吐出サイクル毎に前記アナログ駆動電圧生成手段へ一括して転送するデジタル信号転送手段とを備え、塗布信号処理手段は、基準デジタル波形調整データ及び基準デジタル吐出信号を出力し、出力された前記基準デジタル波形調整データ及び基準デジタル吐出信号を随時記憶するメモリ手段を更に備え、塗布信号処理手段から出力される前記デジタル波形調整データ及びデジタル吐出信号と、メモリ手段に記憶された基準デジタル波形調整データ及び基準デジタル吐出信号との論理積をとり、論理積の結果を前記デジタル信号転送手段に出力する論理回路を更に備えたことを特徴としている。
このような構成によると、論理回路は、塗布信号処理手段から出力されるデジタル波形調整データ及びデジタル吐出信号か、メモリ手段に記憶された基準デジタル波形調整データ及び基準デジタル吐出信号かのいずれかをデジタル信号転送手段に出力する。
本発明の請求項1に記載のインクジェット塗布装置によれば、デジタル波形調整データとデジタル吐出信号を同様に扱うことができるため、デジタル波形調整データとデジタル吐出信号をアナログ駆動電圧生成回路に出力するための回路を個々に備える必要がなくなるため、回路が簡易になる。更に、複数のノズルからの吐出・非吐出及び吐出量の組み合わせにより複数のノズルから吐出された液滴の全重量を調整するため、高精度かつ高速に塗布を行える。また、ノズル毎の吐出重量を調整しないため、各ノズルの吐出量を均一とする必要がなく、回路を簡易にできる。さらに、確認のための再重量測定を行う必要がなくなり、調整工程を短縮できる。
本発明の請求項2に記載のインクジェット塗布装置によれば、塗布信号処理手段及び選択手段により、環境経時等種々の条件に基づいて、デジタル波形調整データ及びデジタル吐出信号の内容を塗布中に随時更新することが可能となる。
本発明の請求項に記載のインクジェット塗布装置によれば、一度メモリにデータを記憶させてしまえば、同じデータを繰り返し送ることができるので、データ転送時間、塗布信号処理手段の容量等が節約される。
本発明の請求項に記載のインクジェット塗布装置によれば、メモリにデータを記憶させていても、インクの吐出・非吐出を容易に変更することが出来る。
本発明の第1の実施の形態によるインクジェット塗布装置について図1〜図9を参照しながら説明する。図1は第1の実施の形態によるインクジェット塗布装置100の構成を示したものである。インクジェット塗布装置100は、制御コンピュータ101と、XYZステージ制御手段102と、XYZステージ103と、インクタンク104と、ノズルモジュール401と、圧電素子ドライバ402と、塗布信号処理手段411とを備えている。XYZステージ103上には塗布基板105が搭載される。また、XYZステージ103上には、位置決め用のテレビカメラ、レベリング制御用のヒータ及び乾燥機、ノズルモジュールの保全装置等も搭載されている(図示せず)。
制御コンピュータ101は、XYZステージ制御手段102及び塗布信号処理手段411を制御する。XYZステージ制御手段102は、XYZステージ103を塗布基板105と共にX方向(主走査方向)に移動させ、ノズルモジュール401をY方向(副走査方向)及びZ方向(高さ方向)に移動させる。塗布信号処理手段411は、圧電素子ドライバ402を制御し、ノズルモジュール401を駆動させる。インクタンク104は、ノズルモジュール401にインクを供給する。
インクジェット塗布装置100の動作について説明する。まず、塗布基板105がXYZステージ103上に搭載されると、XYZステージ制御手段102が塗布基板105及びノズルモジュール401を塗布開始位置へ移動させる。次に、塗布基板105をX方向に移動させながらノズルモジュール401からインクを吐出させて、塗布基板105上にインクを塗布する。ノズルモジュール401をY方向に所定量移動させた後、再び塗布基板105をX方向に移動させながらノズルモジュール401からインクを吐出させて、塗布基板105上にインクを塗布する。以上の動作を繰り返すことにより塗布基板105全体に塗布膜106が形成される。
図2は、本実施の形態によるノズルモジュール401、圧電素子ドライバ402及び塗布信号処理手段411の接続を示す図である。図2に示すようにノズルモジュール401は、一列に並べて配置されたN個のノズル200を有する。ノズル密度は、150npi(ノズル/インチ)である。なお、本実施の形態では、ノズルモジュール401にはノズル200が128個配置されているが、それ以上のノズル数が必要な場合には、ノズルモジュール401を複数配置する。
次に、ノズルモジュール401の構成について図3を用いて説明する。図3に示すように、ノズルモジュール401には、128個のノズル200(図2には1つだけ示す)と、各ノズル200にインクを供給する共通インク供給路208が形成されており、オリフィスプレート212と、加圧室プレート211と、リストリクタプレート210と、圧電素子固定基板206とを備える。各ノズル200は、オリフィスプレート212に形成されたノズル孔201と、加圧室プレート211により形成された加圧室202と、リストリクタプレート210により形成されたリストリクタ207とを有する。リストリクタ207は、共通インク供給路208と加圧室202とを連結し、加圧室202へのインク流量を制御するものである。
ノズル200は、更に振動板203と、圧電素子204と、支持板213とを備える。振動板203と圧電素子204は、シリコン接着剤等の弾性材料209により連結されており、圧電素子204は、一対の共通電極205−1と個別電極205−2を有する。圧電素子204は、共通電極205−1に電圧が印加されると伸縮し、印加されなければ変形しないように形成されている。支持板213は、振動板203を補強するものである。
振動板203、リストリクタプレート210、加圧室プレート211、支持板213は、例えばステンレス材から作られ、オリフィスプレート212はニッケル材から作られている。また、圧電素子固定基板206は、セラミックス、ポリイミドなどの絶縁物から作られている。
かかる構成において、インクタンク104(図1)から供給されたインクは、共通インク供給路208を介して各リストリクタ207に分配され、加圧室202及びオリフィス201へ供給される。共通電極205−1に電圧が印加されると圧電素子204が変形し、加圧室202内のインクの一部がオリフィス201から吐出される。
次に、塗布信号処理手段411及び圧電素子ドライバ402について、図4を用いて説明する。図4は、塗布信号処理手段411及び圧電素子ドライバ402の構成を示す図である。図4には、ノズルモジュール401の圧電素子204をコンデンサ記号で示す。圧電素子ドライバ402は、N個のスイッチ403と、ラッチ404と、シフトレジスタ405と、駆動電圧波形生成回路406と、N個のANDゲート407と、セレクタ412と、FIFOメモリ413と、バイナリカウンタ414と、バイナリコンパレータ415とを備えている。
塗布信号処理手段411は、ラッチクロックLCKをラッチ404と、駆動電圧波形生成回路406と、バイナリカウンタ414に、データクロックDCKをシフトレジスタ405と、FIFOメモリ413に、選択信号WENとデジタル塗布信号DATをセレクタ412にそれぞれ出力する。
データクロックDCKは、全体の動作の基準となる時間を刻む。デジタル塗布信号DATは、N+8bitのシリアルデータで、先頭の8bitは波形調整データCRDであり、その他のNbitは吐出信号Dnである。波形調整データCRDは、0〜255のいずれかの値をとり、パルス幅変調により個別電極205−2に印加する電圧を256段階に調整するデータである。吐出信号Dnは、各ノズル200からの液滴の吐出を制御する信号であり、論理が1のときに”吐出”、論理が0のときに”非吐出”と定義する。ラッチクロックLCKは、シフトレジスタ405に入力されたデータをラッチ404へラッチする信号であると同時に、駆動電圧波形生成回路406の同期信号や、バイナリカウンタ414のスタート信号でもある。選択信号WENは、セレクタ412が出力する信号(デジタル塗布信号DATか、後述する巡回データDATR)を選択する信号であり、選択信号WENの論理が1のときに”デジタル塗布信号”、論理が0のときには”巡回データDATR”と定義する。
セレクタ412は、選択信号WENにより選択された信号(デジタル塗布信号DATか、後述する巡回データDATR)をデータクロックDCKに同期して順次シフトレジスタ405に出力する。シフトレジスタ405は、N+8bitの循環型のシフトレジスタであり、データクロックDCKに同期してセレクタ412から入力されたデータを順次FIFOメモリ413に出力し、ラッチクロックLCKに同期してラッチ404へ出力する。 FIFOメモリ413は、(N+8)×(X−1)の容量を有しており、シフトレジスタ405から入力されたデータを格納し、また、そのデータを巡回データDATRとしてセレクタ412に出力する。ラッチ404は、シフトレジスタ405からラッチされたデータのうちの波形調整データCRDをバイナリコンパレータ415に出力し、吐出信号DnをANDゲート407に出力する。
バイナリカウンタ414は、外部からの高周波クロックHCKをカウントし、カウント信号CTOをバイナリコンパレータ415へ出力する。カウント値は、255から254、253、252、と1つずつ減算していき、0になると、自己停止する。高周波クロックHCKは、32Mhzのクロックであり、カウント信号CTOは8μsで0となる。
バイナリコンパレータ415は、ラッチ404からの波形調整データCRDと、バイナリカウンタ414からのカウント信号CTOとを比較し、比較信号OENをANDゲート407に入力する。具体的には、CTO>CRDの場合には、比較信号OENを1とし、CTO≦CRDの場合には、比較信号OENを0とする。
ANDゲート407は、比較信号OENとラッチ404からの吐出信号Dnを論理積し、比較信号OENの論理と吐出信号Dnの論理の両方が1のときにスイッチ403を閉じ、それ以外のときにはスイッチ403を開く。
駆動電圧波形生成回路406は、ラッチクロックLCKに同期して単一のアナログの駆動電圧波形Vdを共通電極205−1へ出力する。個別電極205−2は、スイッチ403を経て電気的に接地されている。
スイッチ403は、個別電極205−2と接続され、両端にはダイオード408が並列に接続されている。スイッチ403は、ANDゲート407からの入力に応じて開閉する。
図5を参照しながら圧電素子ドライバ402の動作について説明する。図5は、圧電素子ドライバ402の動作のタイミングチャートである。全ての動作はデータクロックDCKのカウントの整数倍のタイミングで行われる。
まず、塗布信号処理手段411からシフトレジスタ405にデータクロックDCK(図5(f))が入力される。同時に、塗布信号処理手段411からセレクタ412にデジタル塗布信号DAT(図5(h))と選択信号WEN(図5(g))が入力される。
記録開始時には、選択信号WENはデジタル塗布信号DATを選択するので、セレクタ412はデータクロックに同期して、デジタル塗布信号DATを順次シフトレジスタ405に転送し、シフトレジスタ405はこれを格納する。このとき、すでにシフトレジスタ405に格納されていたデータはFIFOメモリ413に出力され、FIFOメモリ413はこれを順次格納する。
1回の吐出サイクル分のデジタル塗布信号DATがシフトレジスタ405に全て転送されると、ラッチクロックLCK(図5(a))が発生し、ラッチクロックLCKに同期してデジタル塗布信号DAT(波形調整データCRD+吐出信号Dn)がシフトレジスタ405から404へラッチされる。なお、ラッチクロックLCKは、デジタル塗布信号DATのシフトレジスタ405への転送が終了すると発生するが、タイマ等で定期的に発生する場合もあるし、また、塗布位置を検出するセンサ(エンコーダ等)の信号をもとに生成する場合もある。駆動電圧波形生成回路406は、ラッチクロックLCKに同期して駆動電圧波形Vd(図5(b))を生成する。駆動電圧波形Vdは、図5(b)に示すような逆台形波形とする。また、バイナリカウンタ414は、ラッチクロックLCKに同期して高周波クロックHCKのカウントを開始し、カウント信号CTOをバイナリコンパレータ415へ出力する。
ラッチクロックLCKに同期してラッチ404へラッチされた波形調整データCRD(図5(c))は、バイナリコンパレータ415に出力される。バイナリコンパレータ415は、カウント信号CTOと波形調整データCRDの大小関係を比較し、比較信号OENを出力する。前述したように、波形調整データCRDは0〜255のいずれかの値であり、カウント信号CTOはラッチクロックLCK発生後に8μsで0となるため、比較信号OENは、図5(d)に示すようにパルス幅変調されたパルス(パルス幅Pw、0<Pw<8μs)となる。
スイッチ403が閉じると、個別電極205−2は接地されるため、共通電極205−1に印加される駆動電圧Vdが圧電素子204にそのまま印加される(図5(e)(t1))。次に、スイッチ403が開くと個別電極205−2が解放され、圧電素子204に蓄積された電荷はそのまま保持されるため、共通電極205−1−個別電極205−2間の電位差に変化は生じない。駆動電圧Vdの降下に伴い共通電極205−1の電圧は降下するが、共通電極205−1−個別電極205−2間の電位差を保つために、個別電極205−2の電位も接地電位から同じ電位だけ降下する。従って、ダイオード408のアノード側がマイナス電位となるためにダイオード408の作用により電流は流れない(図5(e)(t2))。最後に、駆動電圧Vdの上昇に伴い、個別電極205−2の電位も上昇し、接地電位より大きくなると、ダイオードを通って電流が流れ始める。そのため、圧電素子204には駆動電圧Vdがそのまま印加される(図5(e)(t3))。つまり、圧電素子204への駆動電圧波形をスイッチ403の開閉する時間により調節しているので、駆動電圧波形生成回路406からの駆動電圧波形Vdを変調するのと同じこととなる。このように圧電素子204への駆動電圧波形を調整することにより、ノズル200から吐出するインクの量を調節することができる。
以上で1回の吐出サイクルが完結するが、本実施形態では、この吐出サイクルをあとX−1回繰り返すことにより、X回分のデジタル塗布信号DATがシフトレジスタ405内及びFIFOメモリ413内に全て格納される。従って、それ以降は、セレクタ412の選択信号WENがFIFOメモリ413からの巡回データDATRを選択することにより、FIFOメモリ413内に格納された巡回データDATRが繰り返し用いられる。すでに格納されたX回のデジタル塗布信号DATを変更する場合には、再び、セレクタ412の選択信号WENを切り替えて、新しいデジタル塗布信号DATをシフトレジスタ405に転送すればよい。
以上により、塗布信号処理手段411からのデジタル塗布信号DATのうち、先頭の8bitの波形調整データCRDによって、圧電素子204に印加される駆動電圧波形を吐出サイクルごとに変更することができる。このようにして、駆動電圧波形生成回路406は、1つの波形しか作らない点、及び、波形調整データCRDを吐出信号Dnと同様に扱える点から、回路を簡易にすることができる。
また、本実施の形態では、選択信号WENによりデジタル塗布信号DATが選択されているときには、デジタル塗布信号DATがシフトレジスタ405に転送され、巡回データDATRが選択されているときには、巡回データDATRがシフトレジスタ405に転送される。選択するタイミングは任意であり、状況に応じて転送するデータを変更することができる。通常のベタ膜製膜のように繰り返し同じデータを送る場合には、巡回データDATRを選択することで、転送時間、容量等が節約される。
図6は、デジタル塗布信号DATの構成を示した図である。各吐出サイクルにおける波形調整データCRDa〜CRDdに対応する圧電素子204への印加電圧波形を波形a〜dとし、波形a〜dの電圧幅は、それぞれ台形電圧波形Vdの電圧幅の100%(調整なし)、90%、80%、70%とする。最初の吐出サイクルで、波形調整データCRDa(8bit)及び各ノズル200の吐出信号D1a、D2a、・・・、Dna(各1bit)が送られ、次の吐出サイクルで、波形調整データCRDb(8bit)及び各ノズル200の吐出信号D1b、D2b、・・・、Dab(各1bit)が送られる。このようにして、4列目のデジタル塗布信号DATまで送られると転送は終了する。その後は、前述のように、すでに送ったデジタル塗布信号DATが繰り返し使われる。
次に、X回分のデジタル塗布信号DATの作成方法について図7〜図9を用いて説明する。前述のように、1吐出サイクルでデジタル塗布信号DATはN+8bit送られるので、X回分では、(N+8)×Xbitのデータ量となる。以下では、X=4の場合で具体的に説明する。まず、各ノズル200の吐出液滴重量を測定する。測定方法は、ノズル200毎に波形aを用いて10kHzで50万発分の液滴をビーカに取り、電子天秤で測定する。これを波形b〜dについても行う。これにより、各波形(波形a〜d)毎の重量値Mnが求められる。
次に、デジタル塗布信号DATを4ノズル毎に区切る。これをブロックと呼ぶ。図7は、始めの4ノズル(1〜4)のブロックを示した図である。1ブロック全体の吐出液滴重量mは、4ノズルの4回分の吐出・非吐出の組み合わせに依存するので、65535(=2 16−1)通りの組み合わせができる。上記で求めた各波形(波形a〜d)毎の重量値Mnを用いて各組み合わせでの重量mを計算で求め、これを重量順に並べる。一方、65535通り組み合わせの平均重量Mは、
Figure 0004682524
の式を用いて求められるので、重量順に並べられた重量mの中から平均重量Mに最も近い組み合わせを選ぶ。これを全ブロックに対して行うことで、全ブロックの重量mを平均重量Mに極めて高精度に一致させることができる。
図8は、液滴を吐出した結果を模擬した図である。丸のサイズは、吐出した場合の吐出重量を示し、黒丸は実際に吐出した液滴、白丸は実際には吐出していない液滴を示している。図8によると、液滴が均一に塗布されていないように見える。ところが、実際に多くの製膜工程では、レベリングという工程があるため、液滴は均一にならされてしまう。
図9は、レベリング工程を説明する図である。図9(a)において、重量M1aの液滴が基板上に着地すると、液滴の運動エネルギーが界面(または表面)張力による自由エネルギーに変わり、さらに接触角θを形成するまで濡れ拡がる(図9(b))。乾燥による増粘現象が始まる前に、次々と重量M1b、M1c、M1dの液滴を打ち込んでしまえば(図9(c)、図9(d)、図9(e))、ある一定の範囲内の重量ムラはなくなってしまう。その範囲は、打ち込む速度が速いほど、また、接触角θが小さいほど、また、蒸発が遅いほど大きい。
本実施の形態では、密度150npi(ノズル/インチ)でノズル200が配置されているため、ノズルピッチは0.17mmである。従って、1ブロック(4×4ドット)の一辺は、0.68mmとなり、これに対して相応の条件で塗布すれば、最終的な膜厚精度を上げることができる。
このようにして、ノズル200の数Nがいくら多くても、駆動電圧波形生成回路406で生成する駆動電圧波形Vdは1種類であるため、駆動電圧波形生成回路406は極めて簡易な構成で済む。従来のような時分割方法を用いたとしても、本実施の形態では、4種類の波形(a〜d)で済むので、ほとんど記録速度は低下しない。
なお、レベリングの範囲が狭く、今回のように多くのドット(4×4)をならせない場合、例えば、3×3(2−1)でも511通りの設定が可能なため、十分な効果が得られる。
本発明の第2の実施の形態によるインクジェット塗布装置について図10及び図11を参照しながら説明する。第1の実施の形態では、一面ベタ膜塗布のような場合を想定していたが、本実施の形態では、任意の領域を記録することができる。
図10に、本実施形態における塗布信号処理手段411、及び、圧電素子ドライバ402の構成を示す。本実施の形態では、FIFOメモリ416は、(N+8)×Xbitの容量をもつ。セレクタ412からの出力は、FIFOメモリ416に入力され、シフトレジスタ405には入力しない。また、シフトレジスタ405には、デジタル塗布信号DATと、FIFOメモリ416に格納された基準デジタル塗布信号DATsがANDゲート410によって論理積されて入力される。さらに、ANDゲート407は三端子構成となっており、選択信号WENは、NOTゲート409を介してANDゲート407に入力しているため、選択信号WENがデジタル塗布信号DATを選択しているときには、スイッチ403は開き、選択信号WENが基準デジタル塗布信号DATsを選択しているときには、スイッチ403は閉じる。
記録開始時には、まず、FIFOメモリ416にデジタル塗布信号DATを格納する。図11に、FIFOメモリ416にデジタル塗布信号DATを格納する場合のタイミングチャートを示す。ここでは、X=4とし、図6のデジタル塗布信号DATをFIFOメモリ416に格納するものとする。選択信号WENがデジタル塗布信号DATを選択し、セレクタ412から出力されたデジタル塗布信号DATが、FIFOメモリ413の容量が全部埋まるまでFIFOメモリ416に格納される。本実施の形態では、(N+8)×4bit分のデジタル塗布信号DATが、CRDa、D1a〜DNa、CRDb、D1b〜DNb、CRDc、D1c〜DNc、CRDd、D1d〜DNdの順に転送される。このとき、選択信号WENはデジタル塗布信号DAT(論理が”1”)を選択しているため、NOTゲート409からANDゲート407に入力する信号は論理が”0”となり、スイッチ403は開いている。これにより、塗布信号処理手段411からFIFOメモリ416へのデジタル塗布信号DATの出力時には、シフトレジスタ405からスイッチ403にデジタル塗布信号DATを出力しない構成となっている。
全ての格納が終了すると、図12に示すように、塗布信号処理手段411から塗布領域が限定されたデジタル塗布信号DAT(図12(c))がデータクロックDCKに同期して出力されると共に、FIFOメモリ416から基準デジタル塗布信号DATsがデータクロックDCKに同期して出力される。すると、FIFOメモリ416からの基準デジタル塗布信号DATs(図12(d))は、ANDゲート410によってデジタル塗布信号DATと論理積をとってからシフトレジスタ405に送られる。このとき、デジタル塗布信号DATの先頭の8bitを全て”1”とし(16進で”FF”)、基準デジタル塗布信号DATsの最初の8bit、すなわち波形調整データCRDはそのままシフトレジスタ405へ出力され、FIFOメモリ413に格納された波形調整データCRDが常に有効となる。一方、デジタル塗布信号DATの吐出信号Dnは、塗布領域を反映した任意のデータとされ、吐出サイクル毎に変わる。これにより、塗布基板105上の任意の領域にのみ塗布が行われる。また、塗布作業中は、選択信号WEN(図12(b))が基準デジタル塗布信号DATsを選択するので、FIFOメモリ416から出力された基準デジタル塗布信号DATsは、再びFIFOメモリ416へ入力されて巡回する。
本実施の形態では、デジタル塗布信号DATのFIFOメモリ416への転送中にはシフトレジスタ405がデジタル塗布信号DATをスイッチ403等に送らないので、すでに格納されたX回分のデジタル塗布信号DATを変更する際に余計な記録がされない。このように、外部からの任意のデジタル塗布信号DATによって吐出の制御を行えるため、任意の塗布領域に均一に塗布することができる。
本発明によるインクジェット装置は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、波形調整データCRDを8bitとすることにより圧電素子204に印加する電圧を256段階に調節しているが、波形調整データCRDを8bitより大きくすれば、圧電素子204に印加する電圧をより細かく調整できる。また、第2の実施の形態では、同じ信号線で、デジタル塗布信号DATをシフトレジスタ405に、基準デジタル塗布信号DATsをFIFO416に送信していたが、両者を異なる信号線で送信すれば、記録中であってもFIFOメモリ416内の基準デジタル塗布信号DATsを随時変更することができる。これにより、環境条件等の変化によって塗布量が変化した場合でも、すぐに塗布量を補正することができる。
本発明の実施の形態によるインクジェット塗布装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態によるノズルモジュール401の構造を示す図である。 本発明の実施の形態によるノズル200の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態による塗布信号処理手段411及び圧電素子ドライバ402を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による圧電素子ドライバ402のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態によるデジタル塗布信号DATの構成を示す図である。 本発明の実施の形態による始めの4ノズル(1〜4)が吐出する液滴重量を示すブロック図である。 本発明の実施の形態により液滴を吐出した結果を模擬した図である。 レベリング工程を説明する図である。 本発明の第2の実施形態による塗布信号処理手段411及び圧電素子ドライバ402の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による記録前にFIFOメモリ416にデジタル塗布信号DATを格納させる場合のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態による記録開始後に塗布信号処理手段411から塗布領域が限定されたデジタル塗布信号DATが送られる場合のタイミングチャートである。
符号の説明
100 インクジェット塗布装置、200 ノズル、204 圧電素子、205−1 共通電極、205−2 個別電極、401 ノズルモジュール、402 圧電素子ドライバ、403 スイッチ、406 駆動電圧波形生成回路、411 塗布信号処理手段、413 メモリ

Claims (5)

  1. 複数のノズルを備えたノズルモジュールと、
    前記複数のノズルに共通に設けられ、前記各ノズルの駆動部に、前記ノズルからの液滴吐出タイミング毎に波形を変化させたアナログ駆動電圧を印加することのできるアナログ駆動電圧生成手段と、
    を備えたインクジェット塗布装置において、
    前記アナログ駆動電圧生成手段が前記駆動部に印加すべき電圧の波形の情報を示すデジタル波形調整データと、ノズル毎の吐出・非吐出を決定するデジタル吐出信号とを前記アナログ駆動電圧生成手段に転送するデジタル信号転送手段を備え、
    前記アナログ駆動電圧生成手段は、前記ノズルの数よりも少ない種類の電圧波形を生成し、
    前記複数のノズルは複数のブロックに分けられ、
    前記デジタル吐出信号は、前記各ブロックに含まれる全ノズルにおける所定吐出回数当たりの全吐出量の合計値が目標値と等しいか、または、前記合計値と前記目標値との差が最小となるように前記各ノズルの吐出・非吐出を決定する信号であることを特徴とするインクジェット塗布装置。
  2. 前記デジタル波形調整データと、前記デジタル吐出信号と、前記デジタル波形調整データ及び前記デジタル吐出信号を前記デジタル信号転送手段に出力するか否かを決定する選択信号と、を前記デジタル信号転送手段に出力する塗布信号処理手段と、
    前記選択信号に基づき、前記デジタル波形調整データと前記デジタル吐出信号を前記デジタル信号転送手段に出力する選択手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット塗布装置。
  3. 前記デジタル信号転送手段が前記デジタル波形調整データ及び前記デジタル吐出信号を転送し、前記転送された前記デジタル波形調整データ及び前記デジタル吐出信号を随時記憶するメモリ手段を更に備え、前記メモリ手段は、記憶した前記デジタル波形調整データ及び前記デジタル吐出信号を前記所定吐出回数単位でデジタル信号転送手段へ繰り返し出力することを特徴とする請求項1または2記載のインクジェット塗布装置。
  4. 複数のノズルを備えたノズルモジュールと、
    前記複数のノズルに共通に設けられ、前記各ノズルの駆動部に、前記ノズルからの液滴吐出タイミング毎に波形を変化させたアナログ駆動電圧を印加することのできるアナログ駆動電圧生成手段と、
    を備えたインクジェット塗布装置において、
    前記アナログ駆動電圧生成手段が前記駆動部に印加すべき電圧の波形を吐出サイクル毎に調整するデジタル波形調整データを生成する塗布信号処理手段と、
    ノズル毎の吐出・非吐出を決定するデジタル吐出信号及び前記デジタル波形調整データを吐出サイクル毎に前記アナログ駆動電圧生成手段へ一括して転送するデジタル信号転送手段とを備え、
    前記塗布信号処理手段は、基準デジタル波形調整データ及び基準デジタル吐出信号を出力し、前記出力された前記基準デジタル波形調整データ及び前記基準デジタル吐出信号を随時記憶するメモリ手段を更に備え、
    前記塗布信号処理手段から出力される前記デジタル波形調整データ及び前記デジタル吐出信号と、前記メモリ手段に記憶された前記基準デジタル波形調整データ及び前記基準デジタル吐出信号との論理積をとり、前記論理積の結果を前記デジタル信号転送手段に出力する論理回路を更に備えたことを特徴とするインクジェット塗布装置。
  5. 前記デジタル波形調整データと、前記デジタル吐出信号と、前記デジタル波形調整データ及び前記デジタル吐出信号を前記デジタル信号転送手段に出力するか否かを決定する選択信号と、を前記デジタル信号転送手段に出力する塗布信号処理手段と、
    前記選択信号に基づき、前記デジタル波形調整データと前記デジタル吐出信号を前記デジタル信号転送手段に出力する選択手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項に記載のインクジェット塗布装置。
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