JP4682303B2 - 収納ケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はパチンコ機の収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機の搬送に際しては、段ボール箱で梱包しパチンコホールへ運んでいる。そして、使用後の段ボールはそのまま廃棄している。
また、特開平11−9830に、合成樹脂、アルミ等の軽金属等を使用した防犯手段に優れ、一括輸送にも対応した携帯式梱包ケース、と提案したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、段ボール箱による梱包は外力にたいして弱く、輸送時に荷崩れしたときなどパチンコ機が破損することもあり、そのときの損傷は著しかった。
【0004】
また、段ボールは使用すると、ガムテープ等の固定具で破れたり、穴が開いたり、変形等で、1度の使用で破損が著しく、そのため再使用は行われず、そのまま捨てられていた。これでは資源の無駄であり、リサイクルの観点からも望ましくない。
【0005】
また、特開平11−9830は、コンパクト化機能を有しておらず、使用後も搬送時と同一面積を必要とし、通い箱としては、輸送効率において最適ではなかった。
【0006】
この発明のパチンコ機の収納ケースは、上記課題を解決し、輸送、保管等の際に起こる、パチンコ機の破損を防止し、かつ、通い箱として反復使用ができるパチンコ機の、収納ケースの提供を目的としている。
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した通り、左右の箱型からなる外殻と、底部の箱型からなる外殻と、前記左右の箱型からなる外殻の内部にパチンコ機の表部、裏部をそれぞれ収納保持する収容部が形成された保護材と、前記底部の箱型からなる外殻の内部にパチンコ機の底部を収納保持する収容部が形成された保護材とを脱着可能に備え、前記底部の箱型からなる外殻にはヒンジ機構が設けられ、前記左右の箱型からなる外殻にはそれぞれ前記ヒンジ機構と連結するためのヒンジロック手段が設けられたことを要旨とする。
【0008】
上記構成を有するこの発明のパチンコ機の収納ケースは、収納ケースの内部に有する、脱着可能な保護材に形成された収容部が、パチンコ機を強固に収容保持し保護される。これにより段ボールでは、困難だった複数段積み上げや、ロープ掛け等で搬送することも可能になり、1回で安全、大量に搬送可能となった。
【0009】
また、本発明の収納ケースは、プラスチック製のケースを使用することにより、外圧に対して好適な強度を有し、何回でも反復使用が可能である。さらに、ケースは3つに分解することが出来るので、使用後にコンパクトにまとめられる。また、1位の外殻が破損しても、その外殻だけを取り替えれば、また問題なく使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の目的は、パチンコ機の収納ケースの反復使用を目的としており、下記に示す好適な実施例により、その詳細を説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
【0011】
【実施例】
パチンコ機を輸送および保管を目的とした、収納ケースに係わる発明を、図1から詳細な説明をする。
図1は、収納ケース(以後、収納ケース10とする)の正面斜視図で、内部には、点線で図示するようにパチンコ機50を収容している。
収納ケース10は、右ケース22と左ケース23、および受容ケース24の3位から構成され、3位の分解と組み付けが容易となっている。
収納ケース10の頂上には、脱着容易な凸型ロック部41aと、凹型ロック部41bが設けられ、この凸型ロック部41aと、凹型ロック部41bの共同により右ケース22と、左ケース23とを固着している。
収容ケース10の材質構成は、主にプラスチックにより成型され、このプラスチックはABS樹脂を使用している。
【0012】
図2は、収納ケース10の縦ほぼ中央から見た断面図である。
収納ケース10の内側には、パチンコ機50を収納保持する収容部が形成された受容部保護材33、および右部保護材34と左部保護材35が備えられている。
保護材の材質構成は、本実施例では発泡樹脂を使用している。なお、この保護材はこのタイプに限定するものでなく、ダンボール材等を使用した従来のマクラ等、パチンコ機を強固に保持できるものなら、何ら問題はない。
受容部保護材33には、パチンコ機50の底部を強固に保持する収容部が設けられ、パチンコ機の底部を保護している。
また、右部保護材34は、パチンコ機50の制御基盤、球タンク等の裏部品を強固に保持する収容部が設けられ、裏部品を保護している。左部保護材35は、パチンコ機50の上下の球受け皿、操作ハンドル等の表部品を強固に保持する収容部が設けられ,表部品を保護している。
なお、パチンコ機50の外枠は、JIS規格で縦809mm、横521mm、幅90mm定められている。この外枠は前面枠を保持手段と遊技機設置島に取り付けるための取付手段と、パチンコ機50の輸送時に固定する固定手段である。
【0013】
図3は、受容ケース24を基礎として、ヒンジ機構25を支軸に右ケース22と、左ケース23とを開放させた図である。
受容ケース24には、可動可能な4個のヒンジ機構30が設けられ、そのうちの2個がヒンジ機構30により、右ケース22のヒンジロック手段31に連結され、残りの2個もヒンジ機構30により、左ケース23のヒンジロック手段31に連結され、1つの収納ケースとして機能する。
ヒンジ機構30の材質構成は、主に柔軟性のあるプラスチックを使用している。また、強度があり、柔軟性があれば、革、繊維等でも何ら問題はない。
【0014】
図4は、受容ケース24の正面斜視図である。
受容ケース24にあるヒンジ機構30には、ロック手段挿入口32が設けられており、このロック手段挿入口32が、ヒンジロック手段31の挿入部となっている。
受容部保護材33は、パチンコ機50の底部の収容と、保護を目的に備えられている。
なお、受容部保護材33は、脱着可能で様々なパチンコ機の形状にあわせて取り替えることが可能である。
【0015】
図5は、右ケース22と左ケース23は、同一形状をしていることから、両方を表した平面斜視図である。
右部保護材34は、パチンコ機50の裏側に取り付けられた部品の収容と、保護とを目的に備えられ、左部保護材35は、パチンコ機50の表側に取り付けられた部品の収容と、保護とを目的に備えられている。
なお、右部保護材34と、左保護材35は脱着可能で、様々なパチンコ機の形状にあわせて取り替えることが可能にしてある。
【0016】
図6の(a)は、ヒンジロック手段31の閉じた状態の正面斜視図で、図6の(b)は、ヒンジロック手段31の開いた状態の正面斜視図である。
先に図3で説明したヒンジ機構30に対応した4個のヒンジロック手段31は、開閉式で上蓋47と、本体48は連結板46により連結されており、その両端に点線で図示する切込溝44を設け、この切込溝44を支点とすることで開閉可能とした。
なお、ヒンジロック手段31の材質構成は、主にプラスチックを使用している。
図6の(a)は、ヒンジロック手段31が閉じられた状態の図で、閉じる手段に係合部43を噛み合わせて固定している。貫入口45は、ヒンジ機構30が貫入されたときの、最適な尺度で設けられている。
図6の(b)は、開放した図で、挿入部36が貫入口45の中に設けられている。これをヒンジ機構30にある、図4で説明したロック手段挿入口32に挿入し、上蓋47を閉じて固定することにより、底部と箱部が連結し1つのケースとなる。
なお、このヒンジロック手段31は、このタイプに限定するものではなく、同等の固定強度を有し、規定の位置の尺度に合えば問題はない。また、本実施例では、材質にプラスチックを使用するように記したが、例えば金属製でもよい。
【0017】
図7は、収納ケース10を分解し、まとめた状態の収納ケース13の正面斜視図である。
右ケース22と左ケース23は、重ねられるように台形状になっており、まとめたときの体積を大幅に収縮することができる。
右ケース22と左ケース23を重ねた開口しているところに、収納ケース底部11を収納ケース蓋部12にある、各ヒンジロック手段31の凸面と、受容ケース24の凹面になっているところを合わせるようにして挿入する。余ったスペースに、右部保護材34と左部保護材35を重ねて挿入する。なお、右部保護材34と左部保護材35は、どちらを上、下にしてもかまわない。これにより最小限の体積になる。
【0018】
図8は、まとめた状態の収納ケース13を、A、B間から見た断面図である。
右ケース22と左ケース23は、前述したように同じ寸法なので、どちらを内、外にしてもよい。また、右部保護材34と左部保護材35も同じ寸法なので、どちらを上、下にしてもよい。
以上のことから、収納ケース10を分解して保管するときは、最小限のスペースで保管することができ、回収時の輸送等も、1度に大量に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の収納ケースの正面斜視図である。
【図2】上記収納ケースの中央から見た断面図である。
【図3】上記収納ケースの開放状態の正面斜視図である。
【図4】上記収納ケースの底部、受容ケースの正面斜視図である。
【図5】上記収納ケースの蓋部、右ケース(左ケース)の正面斜視図である。
【図6】図6(a)は、上記収納ケースの蓋部にあるヒンジロック手段の閉じた状態の正面斜視図である。図6(b)は、ヒンジロック手段の開いた状態の正面斜視図である。
【図7】上記収納ケースを分解し、まとめた状態の正面斜視図である。
【図8】上記収納ケースのまとめた状態をA、B間から見た断面図である。
【符号の説明】
10・・収納ケース、13・・まとめた状態の収納ケース、22・・右ケース、23・・左ケース、24・・受容ケース、30・・ヒンジ機構、31・・ヒンジロック手段、32・・ロック手段挿入口、33・・受容部保護材、34・・右部保護材、35・・左部保護材、36・・挿入部、41a・・ロック部凸型、41b・・ロック部凹型、43・・係合部、44・・切込溝、45・・貫入口、46・・連結板、47・・上蓋、48・・本体、50・・パチンコ機。
Claims (1)
- 左右の箱型からなる外殻と、底部の箱型からなる外殻と、
前記左右の箱型からなる外殻の内部にパチンコ機の表部、裏部をそれぞれ収納保持する収容部が形成された保護材と、
前記底部の箱型からなる外殻の内部にパチンコ機の底部を収納保持する収容部が形成された保護材と
を脱着可能に備え、
前記底部の箱型からなる外殻にはヒンジ機構が設けられ、
前記左右の箱型からなる外殻にはそれぞれ前記ヒンジ機構と連結するためのヒンジロック手段が設けられた
ことを特徴とした収納ケース。
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JP2001136900A JP4682303B2 (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | 収納ケース |
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Family Applications (1)
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JP2001136900A Expired - Fee Related JP4682303B2 (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | 収納ケース |
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- 2001-05-08 JP JP2001136900A patent/JP4682303B2/ja not_active Expired - Fee Related
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