JP4682101B2 - 画像送信装置及びその制御方法 - Google Patents

画像送信装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4682101B2
JP4682101B2 JP2006195792A JP2006195792A JP4682101B2 JP 4682101 B2 JP4682101 B2 JP 4682101B2 JP 2006195792 A JP2006195792 A JP 2006195792A JP 2006195792 A JP2006195792 A JP 2006195792A JP 4682101 B2 JP4682101 B2 JP 4682101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
reading
image data
difference
reading condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006195792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008028460A (ja
Inventor
知史 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006195792A priority Critical patent/JP4682101B2/ja
Publication of JP2008028460A publication Critical patent/JP2008028460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4682101B2 publication Critical patent/JP4682101B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

この発明は、ネットワークを介して通信可能な外部装置に対して読み取った画像データを送信する画像送信装置、およびこのような画像送信装置の制御方法に関する。
従来から、ネットワークを介して通信可能な外部装置に対して読み取った画像データを送信する画像送信装置が知られている。
このような画像送信装置としては例えば、特許文献1に記載のように、画像送信先のクライアント装置から事前に送られてくる読み取り解像度等のスキャン条件を格納し、そのスキャン条件が選択され、クライアント端末毎に設定されているパスワードの入力があった場合に、格納しておいた条件で画像の読み取りを行い、上記のクライアント端末に送信するネットワークスキャナ装置が知られている。
また、特許文献1には、スキャン条件及び転送先のクライアント端末をメニューから指定する操作パネルを備え、その操作パネルにより指定したスキャン条件で読み取った画像を操作パネルにより指定した転送先に送信できるようにしたネットワークスキャナ装置も記載されている。
また、特許文献2に記載のような、ネットワーク接続対応のTWAINドライバを用い、画像データの送信先となる情報処理装置の側から画像送信装置に読み取り条件を設定して読み取りを行うネットワークスキャナも知られている。
特許第3621180号公報 特開2005−12829号公報
ところで、近年においては、画像送信装置が読み取った画像をPC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置に送信する際に、画像送信装置側から送信先の装置にアクセスしてその装置が要求する画像の読み取り条件を取得することもできるようになっている。
そして、画像送信装置にこのような機能を設ければ、送信先の装置の側で特に操作を行わなくても、画像送信装置が自動的に送信先の装置に合った条件で画像の読み取りを行って読み取った画像データを送信できるため、画像送信装置の操作性を向上させることができる。
しかしながら、画像送信装置が送信先の装置から読み取り条件を取得する場合、取得した読み取り条件と、画像送信装置側で既に設定されている読み取り条件とが一致しない場合もある。そして、このような場合に、画像送信装置が適切に対応できなければ、適切な画像データを送信先に送信することができず、画像送信装置の利便性を損なうという問題があった。そして、このような不一致があった場合に適切な動作が行えるようにする制御の手法は、従来知られていなかった。
この発明は、このような問題を解決し、画像送信装置に画像データの送信先の外部装置から画像の読み取り条件を取得する機能を設ける場合に、送信先装置から取得した読み取り条件と、画像送信装置側で既に設定されている読み取り条件とが一致しない場合でも、適切な動作が行えるようにすることを目的とする。
この発明の画像送信装置は、上記の目的を達成するため、画像送信装置に、ネットワークを介して通信可能な外部装置に対して読み取った画像データを送信する画像送信手段と、送信する画像データを文書単位で管理する画像管理手段と、画像データの送信先の外部装置から画像の読み取り条件を取得する読取条件取得手段と、画像の読み取りに使用する読み取り条件の項目毎に、読み取り済みの画像のページ構成の変更により解消可能な、前記読取条件取得手段が取得する読み取り条件と画像データの読み取りに使用した読み取り条件との相違内容及び、その相違を解消するための加工処理を記憶した解消処理記憶手段と、送信すべき画像データの読み取りより後に前記読取条件取得手段が前記外部装置から読み取り条件を取得し、かつ前記読取条件取得手段が取得した第1の読み取り条件と、画像データの読み取りに使用した第2の読み取り条件とが相違する場合に、その相違がある項目毎に、その相違が前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当するか否か判断する判断手段と、前記判断手段が1又は複数の項目について前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当すると判断した場合には、読み取り済みの画像データに、前記解消処理記憶手段に記憶されている、該当する各相違内容と対応するその相違を解消するための加工処理を施して、前記第1の読取条件に合った送信用の画像データを生成する画像加工手段とを設けたものである。
このような画像送信装置において、上記判断手段が、上記第1の読み取り条件と上記第2の読み取り条件との相違が上記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当しないと判断した場合に、画像データの送信を中止すると共にユーザにその旨を通知する手段を設けるとよい。
さらに、上記画像加工手段が画像データに加工を施す場合に、その加工の内容をユーザに通知する手段を設けるとよい。
さらに、上記解消処理記憶手段に、読み取り条件の片面/両面の項目につき、上記第1の読み取り条件が片面原稿読み取りを指定し、上記第2の読み取り条件が両面原稿読み取りを指定する場合、片面原稿への補正処理を行うべきことが記憶されているとよい。
あるいは、上記解消処理記憶手段に、読み取り条件の原稿枚数の項目につき、上記第1の読み取り条件で指定される原稿枚数より、上記第2の読み取り条件で指定される原稿枚数の方が多い場合、上記第1の読み取り条件で指定される原稿枚数を超えるページの画像データを削除すべきことが記憶されているとよい。
あるいは、上記解消処理記憶手段に、上記第1の読み取り条件と第2の読み取り条件とで、集約及び見開き原稿読み取りの有無のいずれかの項目の内容が相違する場合、集約化、非集約化、見開き化、および非見開き化のいずれかによりその相違を解消すべきことが記載されているとよい。
また、この発明の画像送信装置の制御方法は、ネットワークを介して通信可能な外部装置に対して読み取った画像データを送信する画像送信手段を有する画像送信装置の制御方法において、上記画像送信装置に、送信する画像データを文書単位で管理させ、画像の読み取りに使用する読み取り条件の項目毎に、読み取り済みの画像のページ構成の変更により解消可能な、画像データの送信先の外部装置から取得する読み取り条件と画像データの読み取りに使用した読み取り条件との相違内容及び、その相違を解消するための加工処理を解消処理記憶手段に記憶させ、画像データの送信先の外部装置から画像の読み取り条件を取得する読取条件取得手順と、送信すべき画像データの読み取りより後に上記読取条件取得手順で上記外部装置から読み取り条件を取得し、かつ上記読取条件取得手段が取得した第1の読み取り条件と、画像データの読み取りに使用した第2の読み取り条件とが相違する場合に、その相違がある項目毎に、その相違が上記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当するか否か判断する判断手順と、上記判断手順で1又は複数の項目について上記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当すると判断した場合には、読み取り済みの画像データに、上記解消処理記憶手段に記憶されている、該当する各相違内容と対応するその相違を解消するための加工処理を施して、上記第1の読取条件に合った送信用の画像データを生成する画像加工手順とを実行させるものである。
このような画像送信装置の制御方法において、上記画像送信装置に、上記判断手順で、上記第1の読み取り条件と上記第2の読み取り条件との相違が上記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当しないと判断した場合に、画像データの送信を中止すると共にユーザにその旨を通知する手順をさらに実行させることを特徴とする画像送信装置の制御方法。
以上のようなこの発明の画像送信装置又は画像送信装置の制御方法によれば、画像送信装置に画像データの送信先の外部装置から画像の読み取り条件を取得する機能を設ける場合に、送信先装置から取得した読み取り条件と、画像送信装置側で既に設定されている読み取り条件とが一致しない場合でも、適切な動作が行えるようにすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に、この発明の一実施形態である画像送信装置のハードウェア構成を示す。
この図に示すように、この画像送信装置100は、CPU101,ROM102,RAM103,HDD(ハードディスクドライブ)104,操作パネル105,通信I/F106,スキャナエンジン107を備え、これらがシステムバス108により接続されている。
そして、このうちCPU101は、画像送信装置100全体を制御する制御手段であり、ROM102やHDD104に記録された種々のプログラムを実行することにより、読取条件取得手段、判断手段、画像加工手段等の各手段として機能する。
ROM102は、不揮発性の記憶手段であり、CPU101が実行するプログラムや、固定的なパラメータ等を記憶する。ROM102を書き換え可能な記憶手段として構成し、これらのデータをアップデートできるようにしてもよい。
RAM103は、一時的に使用するデータを記憶したり、CPU101のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
HDD104は、CPU101が実行するプログラムや、装置の電源がOFFされた後でも保持しておく必要があるパラメータの値、スキャナエンジン107によって読み取った画像データ等の種々のデータを記憶する。HDD104に代えて光ディスク等の他の記憶手段をこの用途に用いてもよい。
操作パネル105は、液晶ディスプレイ(LCD)や発光ダイオード(LED)等による表示部と、種々のキーやボタン及びLCDに積層したタッチパネル等による操作部とを備える。そして、表示部には、画像送信装置100の動作状態、設定内容、メッセージ、操作受付のためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)等を表示し、操作部では、画像送信装置100に対するユーザの動作指示、設定指示等の操作を受け付ける。なお、操作部と表示部とを一体として設けなくてよいことは、もちろんである。
通信I/F106は、画像送信装置100を何らかの通信経路を介して他の装置と通信可能にするためのインタフェースであり、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)300等のネットワークに接続してイーサネット(登録商標)方式の通信を行うためのネットワークインタフェースとすることができる。そして、画像送信装置100が他の装置と通信を行う場合、この通信I/F106とCPU101とが通信手段として機能する。なお、通信I/F106は、通信経路の規格や使用する通信プロトコル等に応じて適切なものを用意する。通信経路は、有線/無線を問わず任意のものでよいし、複数の規格に対応させて複数の通信I/F106を設けることも当然可能である。
スキャナエンジン107は、読み取り台に載置されたり、自動原稿給装装置(ADF)によって読み取り部に給装されたりする原稿の画像を読み取り、その画像を示す画像データを取得する画像読取手段である。そして、CPU101からの要求に応じ、指定された原稿サイズ、解像度、階調等の読み取り条件で読み取りを行うことができる。さらに、後述するような、複数枚の原稿の連続読み取り、両面読み取り、集約、見開き原稿読み取り等の機能を設けることができる。
そして、以上のような画像送信装置100は、例えばネットワークスキャナとして構成され、ユーザからの操作に応じて、スキャナエンジン107により原稿の画像を読み取り、その読み取りで得た画像データを、LAN300を介して通信可能な外部の情報処理装置200に送信することができる。そして、このような画像送信装置100と情報処理装置200とで、画像処理システムを構成すると考えることができる。
また、画像送信装置100は、情報処理装置200に画像データを送信する際、画像の読み取り条件を、画像データの送信先である情報処理装置200にアクセスしてここから取得し、その条件に従った読み取りを行うことができる。
逆に、先に画像送信装置100側で設定されている読み取り条件に従って読み取りを行い、その後、情報処理装置200にアクセスして読み取り条件を取得し、その条件を考慮した送信を行うこともできる。そして、この場合において、画像送信装置100側で設定されている読み取り条件と、送信先から取得した読み取り条件とが一致しない場合にも、その内容を考慮した適切な動作を行うことができる。
また、情報処理装置200は、ハードウェアとしては、CPU,ROM,RAM,HDD,ネットワークI/F等を備えたPC(パーソナルコンピュータ)等の公知のコンピュータにより構成できる。
そして、情報処理装置200には、必須ではないが、電源投入時に、画像送信装置100に自身の存在を通知し、画像送信装置100との間で、互いに互いの存在を認識し合えるようにすると共に、画像送信装置100を利用可能なネットワークスキャナとして登録する機能を設けるとよい。
次に、上記のような読み取り条件の設定と画像データの送信に関連する部分を中心に、画像送信装置100が有する機能及び画像送信装置100が行う動作について説明する。
まず図2に、画像送信装置100及び情報処理装置200の、読み取り条件の設定と画像データの送信に関連する部分の機能ブロック図を示す。
この図に示すように、画像送信装置100は、読み取り条件の設定と画像データの送信に関連する機能を有する機能部として、画像送信アプリケーション110,パネル制御部120,通信管理部131,読み取り制御部132を有する。これらの各部の機能は、CPU101が適当な制御ソフトウェアを実行することにより実現されるものである。記憶装置133は、RAM103及びHDD104である。
また、これらのうち、パネル制御部120,通信管理部131,読み取り制御部132は、それぞれ図1に示した操作パネル105,通信I/F106,スキャナエンジン107を制御する機能を有するサービスモジュールである。そして、これらのハードウェアの制御権を有するアプリケーションからの要求に応じて、ハードウェアの制御を行い、要求に応じた動作を行わせたり、受信や検出したデータをアプリケーションに渡したりする。
より具体的には、パネル制御部120は、操作部における操作を検出して、操作パネル105の制御権を有するアプリケーションにその操作内容を伝える操作受付部121と、表示部を制御して、操作パネル105を使用しているアプリケーションから指示された内容を表示させる表示制御部122とを有する。
通信管理部131は、通信I/F106により、アプリケーションから送信を要求されたデータを指定された送信先に送信すると共に、外部装置から通信I/F106に送信されてきたデータを、そのデータに付された宛先情報やそのデータの内容等に従い、そのデータを処理すべきアプリケーションに渡す機能を有する。
読み取り制御部132は、スキャナエンジン107の制御権を有するアプリケーションからの要求に応じて、スキャナエンジン107を制御して指定された読み取り条件に従って原稿の画像を読み取らせ、その読み取りで得た画像データをアプリケーションに渡す機能を有する。
一方、画像送信アプリケーション110は、パネル制御部120,通信管理部131,読み取り制御部132等のサービスモジュールに対して種々の要求を行ってハードウェアを制御させることにより、画像送信装置100において、ユーザの指示に従って原稿の画像を読み取り、指定された送信先に送信する機能を実現するためのアプリケーションである。ここでは、アプリケーションはこの画像送信アプリケーション110しか設けていないが、他のアプリケーションを設けることもでき、このようにするために、アプリケーションからサービスモジュールへの要求を調停する調停手段を設けておくとよい。
そして、画像送信アプリケーション110は、送信側条件記憶部111,送信先条件取得部112,読み取り条件比較部113,読み取り条件設定部114,画像加工決定部115,画像加工部116,送信データ管理部117の機能を有する。
このうち、送信側条件記憶部111は、操作パネル105の操作により設定された読み取り条件や、読み取った画像データの送信先を示す宛先情報を記憶する機能を有する。ここに記憶された読み取り条件が、画像送信装置100側で設定されている読み取り条件となる。
読み取り条件の内容としては、原稿サイズ、解像度、階調等、1枚毎の原稿の読み取り方を規定する条件や、原稿の読み取り枚数、両面読み取り、集約、見開き原稿読み取り等の、画像データのページ構成を規定する条件を始め、種々のものが考えられる。
また、宛先情報は、IPアドレス等により指定するが、図示しないアドレス帳等を利用して設定できるようにすることが考えられる。また、これらの情報は、ネットワークを介して通信可能な外部の装置(情報処理装置200であってもよい)から、ウェブブラウザやクライアントソフトウェアを用いて画像送信装置100にアクセスして設定できるようにしてもよい。
送信先条件取得部112は、読取条件取得手段であり、画像データを外部装置に送信する場合に、通信管理部131を介してその送信先の外部装置にアクセスし、その外部装置において設定されている読み取り条件(第1の読み取り条件)の情報を取得する機能を有する。この読み取り条件は、外部装置の側で、画像データを送信してくる装置においてその送信に係る画像データの読み取り時に設定されているべき読み取り条件として設定されているものである。
読み取り条件比較部113は、判断手段の一部であり、送信側条件記憶部111が記憶している画像送信装置100側の読み取り条件と、送信先条件取得部112が取得した送信先装置(ここでは情報処理装置200とする)側の読み取り条件とを比較する機能を有する。
そして、画像データの読み取りを開始する時点でまだ送信先条件取得部112が情報処理装置200から読み取り条件を取得していない場合には、読み取り条件設定部114に画像送信装置100側の読み取り条件を通知してその条件で読み取りを行わせる機能を有する。
また、この場合、読み取り後に送信先条件取得部112が情報処理装置200から読み取り条件を取得すると、情報処理装置200から取得した読み取り条件と、画像データの読み取りに使用した読み取り条件(第2の読み取り条件)とを比較し、これらが相違する場合に、その相違が、読み取り済みの画像データの加工により解消可能か否か判断する。また、読み取り条件の比較結果を画像加工決定部115に通知する機能も有する。
また、読み取り条件比較部113は、画像データの読み取りを開始する時点で情報処理装置200側の読み取り条件を取得できていた場合には、画像送信装置100側と情報処理装置200側のどちらの読み取り条件を送信する画像データの読み取り条件として使用するかを決定する機能を有する。また、その決定した読み取り条件の内容を読み取り条件設定部114に通知する機能も有する。
さらに、読み取り条件比較部113は、画像送信装置100側及び情報処理装置200側の読み取り条件の内容によっては、情報処理装置200への画像データの送信を中断する旨の決定を行う場合もあり、この場合には、送信データ管理部117にその旨を通知する。
読み取り条件設定部114は、読み取り条件比較部113から通知される読み取り条件を読み取り制御部132に設定し、原稿の画像の読み取りを行わせる機能を有する。読み取り済みの画像データは、記憶装置133に記憶させる。
画像加工決定部115は、読み取り条件比較部113から通知された読み取り条件の比較結果に基づき、読み取り済みの画像データを情報処理装置200側の読み取り条件に合ったものにするために、その画像データに対して行うべき加工を決定し、画像加工部116に対してその加工の実行を指示する機能を有する。
画像加工部116は、画像加工手段であり、記憶装置133に記憶させてある読み取り済みの画像データに対して、画像加工決定部115から指示された加工を施し、情報処理装置200側の読み取り条件に合った画像データを生成する機能を有する。このとき、加工前の画像データを保存しておいてもよいが、ここでは、データ量の低減を考慮し、加工後の画像データのみを記憶装置133に記憶させるようにしている。
送信データ管理部117は、読み取りや加工で得た画像データや、画像データ送信中断通知等を管理し、送信時に通信管理部131に送信を要求する機能を有する。なお、一連の読み取りで複数ページ分の画像データが得られる場合には、それらの画像データを一つの文書に係る画像データとして取扱い、文書単位で画像データを管理する。
また、情報処理装置200は、読み取り条件の設定と画像データの受信に関連する機能を有する機能部として、通信管理部201,記憶部202,読み取り条件管理部203を有する。これらの各部の機能は、情報処理装置200のCPUが適当な制御ソフトウェアを実行することにより実現されるものである。
そして、通信管理部201は、通信I/Fを制御し、画像送信装置100を始めとする外部装置との間でのデータ通信を管理する機能を有する。
記憶部202は、RAMやHDD等の記憶手段を制御し、外部装置から受信したデータや、情報処理装置200自身が生成したデータ、図示しないキーボード等の入力装置により入力されたデータ等を記憶する機能を有する。このデータには、画像送信装置100から受信した画像データ、要求、および通知や、情報処理装置200側の読み取り条件の内容も含む。
読み取り条件管理部203は、情報処理装置200側の読み取り条件、すなわち、画像データを送信してくる装置においてその送信に係る画像データの読み取り時に設定されているべき条件として定められた条件を管理し、ユーザの操作によりあるいは自動的に条件及びその優先度の設定や変更が指示された場合に、その指示に従って記憶部202が記憶している内容を変更する機能を有する。また、外部装置から画像データ送信準備完了の通知があり、画像データを受信してよいと判断した場合に、情報処理装置200側の読み取り条件の情報を通知元に返す機能も有する。
なお、読み取り条件に、情報処理装置200側の読み取り条件の使用を強制する強制情報(Must)や、情報処理装置200側の読み取り条件の使用を任意で要求する任意情報(Want)といった優先度の情報を付すこともできる。
次に、画像送信装置100が画像データを読み取って指定された送信先(情報処理装置200)に送信する場合の動作について説明する。
上述の通り、画像データの送信の際には、画像送信装置100が情報処理装置200にアクセスし、情報処理装置200において設定されている読み取り条件を取得する。そして、この取得を、画像データの読み取り前に行えば、スキャナエンジン107の能力の範囲内で、情報処理装置200から受信した読み取り条件に従って読み取りを行い、画像送信装置100側で読み取り条件を設定しなくても、情報処理装置200での利用に適した画像データを送信することができる。
しかしこの場合、送信先の装置は、画像送信装置100からアクセスがあり、それに応じて読み取り条件を返した後、画像データが送信されてくるまで、画像データ受信の監視を続けることになる。そして、一定時間内の画像データの受信がない場合、処理をタイムアウトさせてしまう場合もある。
このため、原稿の量が多くて読み取りに時間がかかる場合もあることを考慮すると、画像送信装置100において先に画像の読み取りを行ってしまってから情報処理装置200にアクセスする方が好ましい場合も考えられる。
この実施形態において特徴的な動作は、このように、先に画像の読み取りを行ってしまってから情報処理装置200にアクセスする場合の動作であるので、ここでは、このような場合の画像送信装置100及び情報処理装置200の動作について説明する。
図3は、画像送信装置100が先に画像の読み取りを行ってしまってから情報処理装置200にアクセスする場合の画像送信装置100と情報処理装置200の動作例を示すシーケンス図である。
図3に示す動作では、画像送信装置100は、操作パネル105により、読み取り条件及び画像データの送信先の設定を随時受け付けており(S11)、これらが設定された後、読み取り開始指示を検出すると(S12)、ステップS11で受け付けた画像送信装置100側の読み取り条件にてスキャナエンジン107を駆動し、原稿の画像を読み取ってその画像データを取得する(S13)。そして、読み取りが完了すると(S14)、画像データ送信準備完了通知を、送信先として設定されている情報処理装置200に送信する(S15)。
一方、情報処理装置200も、読み取り条件の設定を随時受け付けており(SX)、画像送信装置100からの画像データ送信準備完了通知を受信すると、応答として、画像データ送信依頼を行うと共に、その時点で情報処理装置200に設定されている読み取り条件を通知する(S16)。ステップS15,S16の処理においては、CPU101が読取条件取得手段として機能する。
そして、画像送信装置100は、この通知を受けると、画像送信装置100側と情報処理装置200側との読み取り条件を比較する(S17)。そして、ここで一致していれば(S18)、ステップS13で読み取った画像データをそのまま送信してよいと判断できるので、その画像データを情報処理装置200に送信し(S19)、情報処理装置200は、その受信を完了すると、画像送信装置100に対して受信完了の旨を通知する(S20)。ステップS19の処理において、CPU101は画像送信手段として機能する。
また、ステップS18で一致していなかった場合、画像の加工により読み取り条件の相違を解消し、画像データを情報処理装置200側の読み取り条件に合ったものにすることができるか否か判断する(S21)。ここでいう加工には、画像データのページ構成を変更するような、文書単位で行う加工が含まれる。
そして、ステップS21でYESであれば、ステップS13の読み取りで得た画像データを、送信先である情報処理装置200側の読み取り条件に合うように、文書単位で加工し(S22)、加工後の画像データの送信は、ステップS18でYESだった場合と同様に行う(S19,S20)。
一方、ステップS21でNOであれば、情報処理装置200が要求する画像データは生成できないため、画像データの送信を中止すべきと判断する。そして、画像データの送信は行わずに、画像データの送信を中断する旨を、操作パネル105にメッセージを表示する等してユーザに通知する(S23)と共に、情報処理装置200にも通知する(S24)。情報処理装置200は、その通知を受けると、画像送信装置100に対して中断了解の旨を通知する(S25)。この場合、中断後に読み取り条件を調整する等して画像データの送信を行えるようにしてもよいし、そのまま送信を中止してしまってもよいが、この点に関する動作の説明は省略する。
なお、ユーザへの通知は、ブザー音、振動、ランプ、メール通知、情報処理装置200へのデータ送信等により行ってもよい。また、通知に代え、情報をロギングしておき、後で参照できるようにするのみでもよい。以降の説明における通知についても同様である。
次に、画像送信装置100のCPU101が図3のステップS21及びS22の部分で実行する処理の一例について説明する。
図4は、ステップS21で行う判断の内容について説明するための図である。
図3のステップS21の時点では、ステップS17で行った比較により、画像送信装置100側の読み取り条件と、送信先である情報処理装置200側の読み取り条件とがどのように異なるかは、把握できている。
そして、図3のステップS21では、画像送信装置100側と情報処理装置200側の読み取り条件が、図4に示す各「項目」につき、「画像送信装置側の条件」及び「送信先の条件」の内容である場合、その組み合わせと対応させて「実行する処理」に示した加工処理を実行することにより、情報処理装置200側の読み取り条件に合った画像データを生成できると判断するようにしている。
例えば、「片面/両面」の項目につき、画像送信装置100側では「両面読み取り」が、情報処理装置200側では「片面読み取り」が設定されていた場合、読み取りは原稿の両面について行われているが、「片面原稿への補正処理」を行って、裏面の読み取りで得た画像データを削除すれば、原稿の片面(おもて面)を読み取っていれば得られたはずの画像データを得ることができる、等である。
複数の項目について相違がある場合に、複数の加工処理を組み合わせてその相違を解消することも可能である。
また、図3のステップS21では、画像送信装置100側と情報処理装置200側の読み取り条件に、図4に示したもの以外の相違がある場合、読み取った画像データを加工しても、報処理装置200側の読み取り条件に合った画像データを生成できないと判断するようにしている。
例えば、上記と逆に、「片面/両面」の項目につき、画像送信装置100側では「片面読み取り」が、情報処理装置200側では「両面読み取り」が設定されていた場合、原稿のおもて面のみを読み取って得た画像データをどのように加工しても、原稿の両面を読み取っていれば得られたはずの画像データは得られない、等である。
原稿枚数についても、例えば既に「5枚」という読み取り条件で読み取りを行ってしまっている場合、情報処理装置200から「10枚」という読み取り条件を取得したとしても、それに合わせて足りない5枚分の画像データを生成することはできない。
なお、図4に示した設定項目は、全て、画像のページ構成を定めるものであり、また、加工処理は、画像のページ構成を変更する処理である。そして、ステップS21での判断は、全体的に、画像送信装置100側と情報処理装置200側の読み取り条件の相違が、画像のページ構成の変更により解消可能か否かを判断するものとなっている。
ここで、図5乃至図10に、図4に示した各加工処理の具体的な内容を示す。なお、ここでは、補正処理を行った旨をユーザに通知する処理も含めて示すが、この処理は必須ではない。
図5は、片面原稿への補正処理のフローチャートである。
この処理においては、CPU101は、ステップS31で偶数ページ(原稿の裏面と対応するページ)の画像データを削除する。削除に伴ってページの再付番が必要であれば、それも行う。その後、ステップS32で補正処理を行った旨をユーザに通知して、もとの処理に戻る。
この処理により、両面読み取りで得た画像データから、片面読み取りで得られたはずの画像データを生成することができる。
図6は、原稿枚数の補正処理のフローチャートである。
この処理においては、CPU101は、ステップS41で送信側の読み取り条件における原稿枚数を超えるページの画像データを削除する。削除に伴ってページの再付番が必要であれば、それも行う。その後、ステップS42で補正処理を行った旨をユーザに通知して、もとの処理に戻る。
この処理により、適切な枚数より多い枚数の原稿を読み取って得た画像データから、適切な枚数の読み取りで得られたはずの画像データを生成することができる。
図7は、集約化の補正処理のフローチャートである。
この処理においては、CPU101は、ステップS51で変数nの値を1に設定する。そして、ステップS52で加工対象の画像データにnページ目の画像データが存在するか否か判断する。ここであれば、ステップS53に進み、加工対象の画像データにn+1ページ目の画像データが存在するか否か判断する。ここでもあれば、ステップS54に進み、nページ目の画像とn+1ページ目の画像とを集約して新規の画像データを生成し、ステップS55で変数nの値を2増加させ、ステップS52に戻って処理を繰り返す。なお、ステップS54で生成した画像データは、ステップS52やS53での存在判断の対象にはならない。
また、ステップS53でNOであれば、ステップS56に進み、nページ目の画像と空白ページの画像とを集約して新規の画像データを生成する。そして、もはや次のページはないため、ステップS57に進む。また、ステップS52でNOの場合でも、次のページがないことがわかるため、ステップS57に進む。
そして、ステップS57では、集約前の画像データを全て削除し、ステップS54及びS56で生成した画像データを加工後の画像データとする。この変更に伴ってページの再付番が必要であれば、それも行う。その後、ステップS58で補正処理を行った旨をユーザに通知して、もとの処理に戻る。
この処理により、集約化されていない画像データから、集約化された画像データを生成することができる。なお、ここでは2ページを1ページに集約する2in1の処理を示したが、4ページを1ページに、8ページを1ページにといった、他の集約処理も可能である。また、画像の縦横比や向きにより、集約の方向や順番を考慮するとよいが、この点については、適宜公知の技術を適用すればよい。
図8は、非集約化の補正処理のフローチャートである。
この処理においては、CPU101は、ステップS61で、全てのページを集約時に結合した位置で2ページに分割する。分割に伴ってページの再付番が必要であれば、それも行う。その後、ステップS62で補正処理を行った旨をユーザに通知して、もとの処理に戻る。
この処理により、集約化された画像データから、集約化されていない画像データを生成することができる。なお、集約が2in1でなければ、集約枚数に応じた枚数に分割すればよい。また、集約は、画像送信装置100側の読み取り条件に従って行われたものであるから、集約枚数や各ページの画像の位置は、その条件の内容から把握することができる。
図9は、見開き化の補正処理のフローチャートである。
この処理においては、CPU101は、ステップS71で、各ページの画像データを、見開き読み取りを行う際に分割する位置で2ページに分割し、2ページ分の画像データとする。このとき、画像の向きは必要に応じて変更するが、サイズは変更しない(分割により、1ページ当たりのサイズは分割前より小さくなる)。また、分割に伴ってページの再付番が必要であれば、それも行う。その後、ステップS72で補正処理を行った旨をユーザに通知して、もとの処理に戻る。
この処理により、非見開きの読み取りで得た画像データから、見開き読み取りで得られたはずの画像データを生成することができる。
図10は、非見開き化の補正処理のフローチャートである。
この処理においては、CPU101は、ステップS81で、各ページの画像データを、先頭から2ページずつ結合して新規の画像データを生成する。このときも、画像の向きは必要に応じて変更するが、サイズは変更しない(結合により、1ページ当たりのサイズは結合前より大きくなる)。その後、ステップS82で結合前の画像を全て削除し、ステップS81で生成した画像データを加工後の画像データとする。この変更に伴ってページの再付番が必要であれば、それも行う。その後、ステップS83で補正処理を行った旨をユーザに通知して、もとの処理に戻る。
この処理により、見開きの読み取りで得た画像データから、非見開き読み取りで得られたはずの画像データを生成することができる。
以上説明してきた各処理を行うことにより、画像送信装置100は、送信先装置から取得した読み取り条件と、自機で既に設定されている読み取り条件とが一致しない場合でも、適切な動作を行うことができる。
すなわち、送信すべき画像データの読み取りより後に送信先から読み取り条件を取得し、かつ、送信先の読み取り条件と、画像データの読み取りに使用した読み取り条件とが相違する場合でも、その相違が、読み取り済みの画像データの加工により解消可能であれば、加工により相違を解消した上で画像データを送信できるので、情報処理装置200のユーザの要望に合った画像データを送信することができる。
特に、送信する画像データを、文書単位で管理し、加工も文書単位で行うようにしているため、ページ構成の変更を必要とするような加工も可能であり、広い範囲の読み取り条件の相違に対応可能である。
また、加工により読み取り条件の相違を解消不能と判断した場合に、画像データの送信を中止するので、送信先に、その送信先が想定していたものと異なるデータを送ってしまい、送信先に不具合を生じさせるような事態を防止できる。さらに、ユーザにその旨を通知するので、ユーザは、速やかに設定変更や再読み取り等の対応を取ることができる。
また、読み取った画像データに加工を施す場合、すなわち加工により読み取り条件の相違を解消可能と判断した場合に、ユーザにその加工や相違の内容を通知するので、ユーザがその加工や相違の内容を知ることができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、以上説明してきた実施形態において、装置やシステムの構成、具体的な処理内容、読み取り条件の項目、通信の手順、データの形式等が、上述の実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
まず、読み取り条件の相違が画像データの加工により解消可能と判断する範囲を、片面/両面,原稿枚数,集約,見開きに限っていたが、これに限られるものではない。ページ構成を規定する項目である必要もなく、1ページの読み取り範囲,カラー設定,階調数,解像度等の項目についても、読み取り条件の相違が画像データの加工により解消可能と判断するようにしてもよい。
例えば、読み取り範囲を狭くしたり、色数や階調数を落としたり、解像度を低くしたりというような加工により、ある条件の読み取りで得た画像データから、情報の一部を落として、別の条件で読み取った場合に得られたであろう画像データを作成できるようにすることも考えられる。従って、画像送信装置100側の読み取り条件が、情報処理装置200側の読み取り条件に比べて、読み取り範囲が狭い場合、色数や階調数が多い場合、解像度が高い場合等には、読み取り条件の相違が画像データの加工により解消可能とすることができる。
また、この発明において、画像送信装置と、画像データ送信先の装置とが、1対1に対応していなくてよいことは、もちろんである。送信先の装置が、PCに限られないことも、もちろんである。
また、複数の装置に画像データを送信する場合、一部の送信先から読み取り条件を取得し、他の送信先からは読み取り条件の取得が行えないうちに、タイムアウト等により読み取りを開始してしまうことも考えられる。このような場合には、読み取り条件を取得済みの送信先については、その読み取り条件を考慮した読み取りを行い、そうでない送信先については、上述した実施形態のように画像の加工について考慮するようにするとよい。
また、画像送信装置が送信する画像データは、送信時に原稿を読み取って得たものには限らず、読み取り条件が把握できるものであれば、予め読み取ったり、他の装置から取得したりしてHDD等に蓄積しておいたものでもよい。また、カメラで撮影する等、原稿読み取り以外の手段で得られた画像データでもよい。
さらに、この発明を、画像データ以外のデータを送信するデータ送信装置に適用することも考えられる。この場合、送信側の装置や送信先の装置に設定しておくのは、読み取り条件に限らず、より一般的に、送信すべきデータを取得する環境を指定する条件ということになる。
また、以上述べてきた構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
以上説明してきたように、この発明の画像送信装置又は画像送信装置の制御方法によれば、画像送信装置に画像データの送信先の外部装置から画像の読み取り条件を取得する機能を設ける場合に、送信先装置から取得した読み取り条件と、画像送信装置側で既に設定されている読み取り条件とが一致しない場合でも、適切な動作が行えるようにすることができる。
従って、この発明を適用することにより、画像送信装置の使い勝手を向上させることができる。
この発明の一実施形態である画像送信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示した画像送信装置及び情報処理装置の、読み取り条件の設定と画像データの送信に関連する部分の機能ブロック図である。 図1に示した画像送信装置と情報処理装置の動作例を示すシーケンス図である。 図3のステップS21で行う判断の内容について説明するための図である。 図4に示した片面原稿への補正処理のフローチャートである。
同じく原稿枚数の補正処理のフローチャートである。 同じく集約化の補正処理のフローチャートである。 同じく非集約化の補正処理のフローチャートである。 同じく見開き化の補正処理のフローチャートである。 同じく非見開き化の補正処理のフローチャートである。
符号の説明
100:画像送信装置、101:CPU、102:ROM、103:RAM、
104:HDD、105:操作パネル、106:通信I/F、
107:スキャナエンジン、108:システムバス、
110:画像送信アプリケーション、111:送信側条件記憶部、
112:送信先条件取得部、113:読み取り条件比較部、
114:読み取り条件設定部、115:画像加工決定部、116:画像加工部、
117:送信データ管理部、120:パネル制御部、121:操作受付部、
122:表示制御部、131:通信管理部、132:読み取り制御部、
133:記憶装置、200:情報処理装置

Claims (8)

  1. ネットワークを介して通信可能な外部装置に対して読み取った画像データを送信する画像送信手段と、
    送信する画像データを文書単位で管理する画像管理手段と、
    画像データの送信先の外部装置から画像の読み取り条件を取得する読取条件取得手段と、
    画像の読み取りに使用する読み取り条件の項目毎に、読み取り済みの画像のページ構成の変更により解消可能な、前記読取条件取得手段が取得する読み取り条件と画像データの読み取りに使用した読み取り条件との相違内容及び、その相違を解消するための加工処理を記憶した解消処理記憶手段と、
    送信すべき画像データの読み取りより後に前記読取条件取得手段が前記外部装置から読み取り条件を取得し、かつ前記読取条件取得手段が取得した第1の読み取り条件と、画像データの読み取りに使用した第2の読み取り条件とが相違する場合に、その相違がある項目毎に、その相違が前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当するか否か判断する判断手段と、
    前記判断手段が1又は複数の項目について前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当すると判断した場合には、読み取り済みの画像データに、前記解消処理記憶手段に記憶されている、該当する各相違内容と対応するその相違を解消するための加工処理を施して、前記第1の読取条件に合った送信用の画像データを生成する画像加工手段とを設けたことを特徴とする画像送信装置。
  2. 請求項1記載の画像送信装置であって、
    前記判断手段が、前記第1の読み取り条件と前記第2の読み取り条件との相違が前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当しないと判断した場合に、画像データの送信を中止すると共にユーザにその旨を通知する手段を設けたことを特徴とする画像送信装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像送信装置であって、
    前記画像加工手段が画像データに加工を施す場合に、その加工の内容をユーザに通知する手段を設けたことを特徴とする画像送信装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項記載の画像送信装置であって、
    前記解消処理記憶手段に、読み取り条件の片面/両面の項目につき、前記第1の読み取り条件が片面原稿読み取りを指定し、前記第2の読み取り条件が両面原稿読み取りを指定する場合、片面原稿への補正処理を行うべきことが記憶されていることを特徴とする画像送信装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項記載の画像送信装置であって、
    前記解消処理記憶手段に、読み取り条件の原稿枚数の項目につき、前記第1の読み取り条件で指定される原稿枚数より、前記第2の読み取り条件で指定される原稿枚数の方が多い場合、前記第1の読み取り条件で指定される原稿枚数を超えるページの画像データを削除すべきことが記憶されていることを特徴とする画像送信装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項記載の画像送信装置であって、
    前記解消処理記憶手段に、前記第1の読み取り条件と第2の読み取り条件とで、集約及び見開き原稿読み取りの有無のいずれかの項目の内容が相違する場合、集約化、非集約化、見開き化、および非見開き化のいずれかによりその相違を解消すべきことが記載されていることを特徴とする画像送信装置。
  7. ネットワークを介して通信可能な外部装置に対して読み取った画像データを送信する画像送信手段を有する画像送信装置の制御方法であって、
    前記画像送信装置に、
    送信する画像データを文書単位で管理させ、
    画像の読み取りに使用する読み取り条件の項目毎に、読み取り済みの画像のページ構成の変更により解消可能な、画像データの送信先の外部装置から取得する読み取り条件と画像データの読み取りに使用した読み取り条件との相違内容及び、その相違を解消するための加工処理を解消処理記憶手段に記憶させ、
    画像データの送信先の外部装置から画像の読み取り条件を取得する読取条件取得手順と、
    送信すべき画像データの読み取りより後に前記読取条件取得手順で前記外部装置から読み取り条件を取得し、かつ前記読取条件取得手段が取得した第1の読み取り条件と、画像データの読み取りに使用した第2の読み取り条件とが相違する場合に、その相違がある項目毎に、その相違が前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当するか否か判断する判断手順と、
    前記判断手順で1又は複数の項目について前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当すると判断した場合には、読み取り済みの画像データに、前記解消処理記憶手段に記憶されている、該当する各相違内容と対応するその相違を解消するための加工処理を施して、前記第1の読取条件に合った送信用の画像データを生成する画像加工手順とを実行させることを特徴とする画像送信装置の制御方法。
  8. 請求項7記載の画像送信装置の制御方法であって、
    前記画像送信装置に、
    前記判断手順で、前記第1の読み取り条件と前記第2の読み取り条件との相違が前記解消処理記憶手段に記憶されている相違内容に該当しないと判断した場合に、画像データの送信を中止すると共にユーザにその旨を通知する手順をさらに実行させることを特徴とする画像送信装置の制御方法。
JP2006195792A 2006-07-18 2006-07-18 画像送信装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4682101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006195792A JP4682101B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 画像送信装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006195792A JP4682101B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 画像送信装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008028460A JP2008028460A (ja) 2008-02-07
JP4682101B2 true JP4682101B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=39118704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006195792A Expired - Fee Related JP4682101B2 (ja) 2006-07-18 2006-07-18 画像送信装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4682101B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077577A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Murata Mach Ltd 通信端末装置
JP2003018401A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Canon Inc 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム
JP2003023511A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Ricoh Co Ltd 通信装置および通信装置の制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077577A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Murata Mach Ltd 通信端末装置
JP2003018401A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Canon Inc 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラム
JP2003023511A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Ricoh Co Ltd 通信装置および通信装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008028460A (ja) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130095890A1 (en) Information providing apparatus, terminal device, information providing system, and computer readable medium
KR101297708B1 (ko) 화상형성장치, 이메일 서버, 이를 포함하는 이메일 팩스 전송 시스템 및 화상형성장치의 이메일 팩스 설정방법
US20070183002A1 (en) System and method for user selectable scan settings on a scan capable device
JP5371726B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP7106731B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2011019197A (ja) データ処理装置、データ処理処理方法、プログラム
US20090300519A1 (en) Conference system, data processing apparatus, image transmission method, and image transmission program embodied on computer readable medium
JP2019006045A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
EP2958346A1 (en) Information processing apparatus, information processing method and recording medium
US20120331175A1 (en) Image processing apparatus that communicates with server via relay device, method of controlling image processing apparatus, and storage medium
JP2016213758A5 (ja) 通信装置とその制御方法、及びプログラム
US9307104B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling the same, and storage medium
JP4682101B2 (ja) 画像送信装置及びその制御方法
JP2015061167A (ja) 画像処理システム、情報処理装置、画像処理方法、情報処理方法、及びプログラム
US20090116056A1 (en) Image processing apparatus
JP6032906B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2022073283A (ja) 情報処理装置、情報処理の制御方法、並びにコンピュータプログラム
JP5875399B2 (ja) 画像読取装置、及び画像読取装置の制御方法
KR20100034909A (ko) 화상형성장치 및 그의 인쇄 처리 방법
JP6637387B2 (ja) 情報処理装置
JP4899949B2 (ja) ドキュメントデータの管理方法、画像処理装置、およびコンピュータプログラム
JP2017112472A (ja) 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム
JP6465851B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
US20120002238A1 (en) Image processing system, image processing method, and storage medium
JP6503695B2 (ja) 記録システム、画像記録装置、情報処理装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4682101

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees