JP4680578B2 - 箱体 - Google Patents

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本件の発明は,互いに嵌合して組み合わされるケースとカバーとからなる箱体に係り,特に,カバーの前面にミシン目入り構造を有して容易に開口部を設けることが可能な箱体に関する。
互いに嵌合して組み合わされるケースとカバーとからなる箱体は公知である(例えば特許文献1参照)。該特許文献1には,筐体の開閉構造として,開口を有して箱状に形成された一対のケースを備え,これら両ケースの開口を開閉するように両ケースを一側で枢着し,閉じることによって互いのケースの開口端縁が重なり合う筐体の開閉構造が開示されている。図14に特許文献1の第1図を示した。
このような構造を持った筐体内に機器を収容した場合,該収容した機器を操作したり,確認したりするためには,その都度,図14中の3で示された扉ケースを開け閉めして操作したり確認したりする必要があった。そこで,扉ケース3が本体ケース2と向かい合う面を前面としたときに,筐体内に収容した機器を操作もしくは確認するために必要な大きさの開口部を得る目的で該前面にミシン目入り構造を設け,前面を該ミシン目に沿って切り取ることにより,前記必要な大きさの開口部を得ることができるものであった。
特開平9−233167
しかしながら,従来の筐体に設けられたミシン目入り構造においては,収容した機器の操作や確認に必要な大きさの開口部を得るために,扉ケースの一部を該ミシン目に沿って,切り取っていくため,場合によっては誤った場所を切り取ってしまい,必要な開口部よりも大きな開口部となってしまう場合があった。
このような場合,一旦切り取ってしまったものは修正がきかないため,再度の使用ができず,扉ケースそのものを交換する必要があった。このため,開口部の大きさを一部間違えただけでも扉ケース全体を交換することになりコストアップにつながるうえ,また,開口部の大きさを間違えた扉ケースは再使用できないために廃棄するしかなく,廃棄物の増加を招き環境破壊につながる恐れがあるという課題があった。
また,切り取りのためのミシン目入り構造のパターンは通常一パターンに定められており,箱体内に収容する機器によって開口したいパターンは異なるため,種々のパターンを設けた扉ケースを作成するとともに,在庫として確保しておく必要があった。
そこで本件の発明は,このような実情に鑑みてなされたものであり,開口を開け間違えた場合や,ミシン目入り構造のパターンを換えたい場合など,ミシン目入り構造の部分を容易に取り替えることができ,部材の再利用を図ることでコストアップの要因を減らすことができるとともに,作業性が向上でき,さらには廃棄物が削減できることによる環境への負荷が軽減できる箱体を提供することを目的としている。
本発明の箱体は,
互いに嵌合して組み合わされるケースとカバーとからなる箱体であって,
カバー前面にはミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設け,
該切り取り可能部を切り取ってできた開口部には,
新たにミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを嵌め合い可能に設けたことを特徴とした箱体である。
このような構成によれば,カバー前面に設けられたミシン目入り構造からなる切り取り可能部を切り取ってできた開口部には,新たにミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを嵌め合い可能に設けたため,開口部を開け違えた場合や,ミシン目入り構造のパターンを換えたい場合などに,容易に開口部を変更することができるとともに,部材を有効に利用することができる。
前記箱体は,分電用の機器を収容するケースとカバーとからなる筐体として用いられることを特徴とする箱体であってもよい。
このようにすれば,分電用の機器を収容する筐体として用いることができ,分電用の機器の操作や確認を容易に行うことができる。
前記ミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルは,住宅用分電盤に用いられる主開閉器又は電流制限器等の保護のために覆うとともに,該主開閉器または電流制限器の操作部を分電盤の外側に操作可能に露出させる開口部を設けることが可能なミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを流用することが可能であることを特徴とする箱体であってもよい。
このようにすれば,分電用の機器を収容する場合において,予め分電用の機器に適したパネルを流用することが可能とすることができる。
また, 互いに嵌合して組み合わされるケースとカバーとから箱体が構成され内部には分電用の機器を収容するスペースを設けた分電箱に適用される箱体であって,
主開閉器及び該主開閉器と母線を介して電気的に接続された分岐開閉器等を収容した住宅用分電盤に隣接されて設けられ, 該住宅用分電盤と前記箱体内に収容された分電用の機器とを電気的に接続して設けられ,
箱体を構成するカバー前面にはミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設け, 該切り取り可能部を切り取ってできた開口部には, 住宅用分電盤に用いられる主開閉器又は電流制限器等の保護のために覆うとともに,
該主開閉器または電流制限器の操作部を分電盤の外側に操作可能に露出させる開口部を設けることが可能なミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを流用して嵌め合い可能に設けたことを特徴とする箱体であってもよい。
このようにすれば,分電用の機器を収容する分電箱に適用する箱体において,予め分電用の機器に適したパネルを流用することが可能とすることができる。
前記ミシン目は,格子状に設けられ,最大開口時の開口部の大きさを,ミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルの外形と略等しい大きさに設けてもよい。
このようにすれば,誤って開口した場合などにおいて,開口部を最大に開口すればミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを容易に流用することができる。
本発明の箱体は,互いに嵌合して組み合わされるケースとカバーとからなる箱体であって,カバー前面にはミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設け,該切り取り可能部を切り取ってできた開口部には,新たにミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを嵌め合い可能に設けたことを特徴とした箱体であるので,該カバー前面に設けられたミシン目入り構造からなる切り取り可能部を,別に設けられたミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルと容易にを嵌め合いが可能であり,開口を開け間違えた場合や,ミシン目入り構造のパターンを換えたい場合など,ミシン目入り構造の部分を容易に取り替えることができ,部材の再利用を図ることでコストアップの要因を減らすことができるとともに,作業性が向上でき,さらには廃棄物が削減できることによる環境への負荷が軽減できる箱体を提供することができる。
以下に本件発明の最良の実施の形態に係る箱体について,図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は箱体100の外観図,図2は箱体100を構成するカバー102の斜視図,図3は同じく箱体100を構成するケース101の斜視図である。これらの図に示すように,箱体100は,ケース101とカバー102とが嵌合して組み合わされ,着脱自在に構成される。
ケース101の上端には,一対の係止部1011,1012が設けられ,下端には被係止部1013が設けられる一方,カバー102の裏側上端には,ケース101の一対の係止部1011,1012に係脱自在かつ回動自在に係止される被係止部1021,1022が設けられている。また,カバー102の裏側下端には,ケース101の被係止部1013にラッチする弾性的に設けられたラッチ爪1023が設けられている。
ケース101にカバー102を嵌合して組み合わせる場合は,ケース101に対してカバー102を少し開いた状態で,該ケース101の上端とカバー102の上端を合わせるようにして,係止部1011,1012に被係止部1021,1022を係止し,そのままカバー102を係止部1011,1012を回動中心として回動させ,被係止部1013にラッチ爪1023を嵌合させるように閉じれば,ケース101とカバー102が嵌合して組み合わされ,箱体100が形成される。
図4にはカバー102を前面方向から臨んだ斜視図を示している。カバー102の前面にはミシン目入り構造からなる切り取り可能部103が格子状に設けられている。該ミシン目入り構造からなる切り取り可能部103は,個々の格子部分を個別もしくは連続して切り取り可能で,切り取ったあとには,カバー102に開口部を設けることが可能なように設けられている。
ケース101には,所定の機器が収容される。所定の機器とは,例えば,操作ハンドルを有する回路遮断器やリレーであったり,表示部を有する電子機器などが挙げられる。これらの収容される機器は,該収容される機器の操作もしくは状態確認が必要であるが,該操作もしくは状態確認の都度,箱体100のカバー102をケース101から取り外していたのでは不便である。
このため,前記切り取り開口部を,図4に示したように,収容される機器の操作部や表示部の位置に合うように適宜設け,操作部や表示部を該開口部から外部に臨ませることにより,箱体100の外部から,収容される機器の操作や状態確認をカバー102を取り外すことなく行うことができる。
さて,前記切り取り可能部は,ミシン目入り構造により形成されている。このため,所定の位置に所定の大きさに開口部を設ける際に,場合によっては,誤った場所を切り取ってしまい,必要な開口部よりも大きな開口部となってしまう場合があるが,次にこのように誤って切り取ってしまった場合について説明を行う。
カバー102の切り取り可能部103を誤って切り取ってしまった場合には,一旦,カバー102の前面に設けられた格子状のミシン目入り構造からなる切り取り可能部103の全てを切り取ってしまう。このようにすることで,図5に示したように,最大の大きさの開口部104が得られる。
次に,図6にはパネル200の外観図を示しているが,パネル200は樹脂で形成されており,その外形寸法は,前記最大の大きさの開口部104の開口寸法と,略等しくなるように設けられている。また,パネル200の上端には,一対の係止部201,202および,下端には同じく一対の係止部203,204が設けられている。
パネル200をカバー102の開口部104に嵌め込む場合には,図7に示したように,該開口部104の上端に,パネル200を少し開いた状態で係止部201,202を係止し,パネル200の全体を上下方向に少し撓ませるようにしながら,下端の係止部203,204をカバー102の開口部104の下端に係止するよう嵌め合う。
このようにカバー102に設けられた最大の大きさの開口部104に予め用意してある交換用パネル200を嵌め込むことにより,再びカバー102の前面には,新しく切り取り可能部203を設けることができる。これにより,再度収容される所定の機器の操作や状態の確認に必要な開口部を適宜設けることが可能となり,従来のように誤って開口部を開け損なったカバーそのものを廃棄せずにすむ。
図8には,カバー102に設けられた切り取り可能部103が,同心円状にミシン目入り構造で設けられた例を示している。箱体100に収容する機器の操作や状態の確認を行う際の開口部の形状が,格子状の四角形であるよりも,円形にもうけられるほうが望ましい場合に用いる。これに対応して,交換用のパネル200の外形は該切り取り可能部103を全て切り取ってできる最大の円形状の寸法と略等しく設けられる。前述の四角形状のパネルと同様,係止部が形成されている。
図9,図10には,ケース101に分電用の機器として,操作ハンドル111を有する回路遮断器110を収容した例を示している。回路遮断器110はケース101に取付台120を介して取付けられている。図10に示されたカバー102の切り取り可能部103において,前記回路遮断器110の操作ハンドル111を箱体100の外側から操作することができるように,該操作ハンドル111の位置に相当する部分を切り取って開口部を設けている。
次に,カバー102の前面に設けられた切り取り可能部に置き換えが可能なパネルとして,住宅用分電盤に用いられる主開閉器又は電流制限器等の保護のために覆うとともに,該主開閉器または電流制限器の操作部を分電盤の外側に操作可能に露出させる開口部を設けることが可能なミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを用いる場合について説明を行う。
図11には住宅用分電盤300の外観図を示している。通常,住宅用分電盤300は,キャビネット301の内部に主開閉器311及び分岐開閉器313を備えて構成されている。また,主開閉器311に隣接して電流制限器312が設けられる場合もある。キャビネット101は,内部機器を収納する容器であり,カバー302,ボックス303,中底304から構成される。
カバー302は,住宅用分電盤300の前面全体を覆うように樹脂で成型され,内部機器を操作することができるよう内部機器の操作部分に孔が設けられている。ボックス303は,住宅用分電盤300の上下左右の側面及び背面を覆う壁を形成するよう樹脂で成型されている。中底304は,内部機器を取付ける取付板であり,本実施例の場合には,分岐開閉器が該中底304に並設されて取付けられる。
前記カバー302において,内部機器を操作することができるよう内部機器の操作部分に設けられる孔は,通常,電流制限器部分を覆う電流制限器パネル322,主開閉器部分を覆う主開閉器パネル323,分岐開閉器部分を覆う分岐開閉器パネル324に分割して設けられている。
これらのパネルは,樹脂で形成されており,その外形寸法は,前記カバー102における最大の大きさの開口部104の開口寸法と,略等しくなるように設けられている。また,パネル322,323,324の上端には,一対の係止部および,下端には同じく一対の係止部が設けられている。
本実施例では,カバー102の前面に設けられた切り取り可能部103を誤って開口した場合の取替え用のパネルとして,ケース102に収容する機器に応じて,前記電流制限器パネル322,前記主開閉器パネル323を利用することが可能である。例えば,収容する機器が分電用の機器のうち,電流制限器である場合には,電流制限器パネル322を用いることが可能である。また,収容する機器が主開閉器である場合には,主開閉器パネル323を用いることが可能である。
これらのパネルのカバー開口部への取付は,例えば電流制限器パネル322を例にとって説明すれば,図12に示したように,該開口部104の上端に,パネル322を少し開いた状態で係止部を係止し,パネル322の全体を上下方向に少し撓ませるようにしながら,下端の係止部をカバー102の開口部104の下端に係止するよう嵌め合う。このようにカバー102に設けられた最大の大きさの開口部104に予め用意してある交換用パネル322等を嵌め込むことにより,再びカバー102の前面には,新しく切り取り可能部を設けることができる。これにより,再度収容される所定の機器の操作や状態の確認に必要な開口部を適宜設けることが可能となり,従来のように誤って開口部を開け損なったカバーそのものを廃棄せずにすむ。
図13には,住宅用分電盤300に隣接させて,本発明の箱体100を配置した図である。箱体100には分電用の機器として主開閉器が収容されており,該主開閉器の操作を行うための操作ハンドルは箱体100のカバー102から操作が可能なように外部に臨んでいる。なお該主開閉器は住宅用分電盤300の一次側配線と電気的に接続されて,該主開閉器の負荷側に接続された負荷機器(図示しない)に電力を供給するように設けられ,住宅用分電盤300だけでは賄いきれない負荷機器への電力供給を行う機器取付スペースを有した箱体として利用することが可能である。
なお,本発明は,実施の形態に限定されることなく,発明の要旨を逸脱しない限りにおいて,適宜,必要に応じて,改良や設計変更は自由であり,例えば,箱体100のカバー102前面に設けられる切り取り可能部の外郭の形状を四角形状のまま,切り取り可能な部分のミシン目入り構造の形状を同一円状に成型してもよい。また,収容する機器を分電用の機器以外に情報通信系の機器とし,切り取り可能部の交換パネルを透明樹脂で成型し,収容する機器の操作部や表示部のみが外部に臨むことに加えて,機器の容姿が箱体の外部から視認可能に設けてもよい。また,切り取り可能部を全て切り取らなくても,一部残した状態の開口形状に嵌め込むことがかのうなように交換パネルの形状を設けてもよい。
本発明の箱体における切り取り可能部におけるミシン目入り構造の大きさを適宜細かく設けることにより,切り取った片が小さくなり,この小片を集めることにより,再度樹脂成型を行う際のチップ材料として再利用を行うことが考えられ,カバーそのものを廃棄する場合と比べてより,リサイクルの度合いを高め,環境への負荷を低減することにつながることが予想される。
本発明の実施の形態に係る箱体の斜視図である。 同箱体のカバーを裏側からみた斜視図である。 同箱体のケースの斜視図である。 同箱体に機器を収容した図である。 同箱体の切り取り可能部を全て切り取った図である。 同箱体の適用する交換可能なパネルを示した図である。 同箱体へのパネルの嵌め込みを説明した図である。 同箱体の他の実施例を示した図である。 同箱体のケースに分電用の機器を収容した図である。 同箱体に収容した分電用の機器の操作部を外部から臨んだ図である。 住宅用分電盤を示した図である。 同箱体へのパネルの嵌め込みを説明した図である。 住宅用分電盤に本発明の箱体を隣接させて配置した図である。 従来例を示した図である。
符号の説明
100 箱体
101 ケース
102 カバー
103 切り取り可能部
1011 係止部
1012 係止部
1013 被係止部
1021 被係止部
1022 被係止部
1023 ラッチ爪
103 切り取り可能部
104 開口部
110 回路遮断器
111 操作ハンドル
120 取付台
200 パネル
2011 係止部
2012 係止部
2013 係止部
2014 係止部
203 切り取り可能部
300 住宅用分電盤
301 キャビネット
302 カバー
303 ボックス
304 中底
311 主開閉器
312 電流制限器
313 分岐開閉器
322 電流制限器パネル
323 主開閉器パネル
324 分岐開閉器パネル



Claims (5)

  1. 互いに嵌合して組み合わされるケースとカバーとからなる箱体であって,カバー前面にはミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設け,該切り取り可能部を切り取ってできた開口部には,新たにミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを嵌め合い可能に設けたことを特徴とする箱体。
  2. 前記箱体は,分電用の機器を収容するケースとカバーとからなる筐体として用いられることを特徴とする請求項1記載の箱体。
  3. 前記ミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルは,住宅用分電盤に用いられる主開閉器又は電流制限器等の保護のために覆うとともに,該主開閉器または電流制限器の操作部を分電盤の外側に操作可能に露出させる開口部を設けることが可能なミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを流用することが可能であることを特徴とする請求項2記載の箱体。
  4. 互いに嵌合して組み合わされるケースとカバーとから箱体が構成され内部には分電用の機器を収容するスペースを設けた分電箱に適用される箱体であって,
    主開閉器及び該主開閉器と母線を介して電気的に接続された分岐開閉器等を収容した住宅用分電盤に隣接されて設けられ, 該住宅用分電盤と前記箱体内に収容された分電用の機器とを電気的に接続して設けられ,
    箱体を構成するカバー前面にはミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設け, 該切り取り可能部を切り取ってできた開口部には, 住宅用分電盤に用いられる主開閉器又は電流制限器等の保護のために覆うとともに,
    該主開閉器または電流制限器の操作部を分電盤の外側に操作可能に露出させる開口部を設けることが可能なミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルを流用して嵌め合い可能に設けたことを特徴とする箱体。
  5. 前記ミシン目は,格子状に設けられ,最大開口時の開口部の大きさを,ミシン目入り構造からなる切り取り可能部を設けたパネルの外形と略等しい大きさに設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の箱体。


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