JP4680535B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関し、特には遊技盤の入賞口に入球した入賞球を集合させるための集合板と、該集合板を介して集められた入賞球或いは遊技盤のアウト口からのアウト球を遊技機外部に排出するための誘導通路を有する機構板とを備えた弾球遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等の弾球遊技機においては、図11に示すように、遊技球Pの入球可能な複数の入賞口、図では符号102〜104と、該入賞口の何れにも入球しなかった遊技球Pを回収するためのアウト口(排出口とも称される。)105を有する遊技領域101が前面側に形成された遊技盤100を備えている。なお、図示の入賞口102は上側第1種始動入賞口に相当し、入賞口103は下側第1種始動入賞口に相当して二つの可動片111,111を有する普通電動役物(チャッカーとも称される。)110で構成されている。また、図示の入賞口104は大入賞口に相当し、該入賞口104は大当り時(特別遊技実行時とも称される。)に開放される開閉板116を有する特別電動役物(大入賞装置)115で構成されている。図中の符号Tは前記入賞口103に入球した遊技球を検出するフォトセンサや近接スイッチ等よりなる始動入賞口用入賞球検出手段、117は前記遊技盤100の前面側を覆うガラス扉である。
この種の弾球遊技機においては、前記遊技盤100の各入賞口に入球した遊技球Pは、前記遊技盤100後面側(裏面側)に設けられた集合板(球寄せとも称される。)120により集められると共に、該集められた遊技球は、機構板130における集合板120の下方位置に設けられた入賞球用誘導通路131へ流れ、入賞球の一括的な検出を行ってから遊技機外部に排出されるようになっている。一方、前記遊技盤100のアウト口105に入球した遊技球Pは、前記アウト口105と連通するように遊技盤100の下部及び基枠(遊技盤取付枠とも称される。)140に形成されたアウト球用誘導通路141を通り、機構板130の前を通過して遊技機外部に排出されるようになっている。すなわち、従来では、各入賞口に入球した入賞球をアウト口に入球したアウト球とは別個に検出できるようにするため、前記入賞球とアウト球の処理経路は別々に別れていた。
ところが、近年の弾球遊技機では、図12及び図13に示すように、各入賞口102〜104,150〜154自体、或いはその近傍にフォトセンサや近接スイッチ等の検出手段T1〜T8を設けて、各入賞口毎に入賞球の検出を行うようにすることが多くなってきている。このように各入賞口自体に検出器を設けた場合、上記の如く入賞球とアウト球とを別々に処理する必要がなくなるため、集合板120には入賞球を集める集合路121を設け、また機構板130には入賞球兼アウト球用誘導通路155を前記遊技盤100のアウト口105と前記集合板120の集合路121と通じるように設け、前記集合路121で集められた入賞球とアウト口105により回収されたアウト球とを、前記機構板130の入賞球兼アウト球用誘導通路155で合流させ、その入賞球兼アウト球用誘導通路155を介して遊技球(入賞球及びアウト球)をまとめて遊技機外部へ誘導して排出するようになってきた。なお、図12及び図13では、図11中の部材と同一部材については同一符号が付されている。
しかしながら、上記入賞球とアウト球とをまとめて処理する現存の遊技機においては、図示するように集合板120内を通った遊技球が機構板130内へ流れるとき、集合板120の下部とそれに近接する機構板130の部位の間から遊技球が零れないようにはなっているものの、前記の箇所で集合板120と機構板130の間に隙間(空間)Gができていた。このように集合板120と機構板130の間に隙間Gがあると、該隙間Gから前記アウト口105を経由して遊技盤100前面側へセルやピアノ線等の異物を挿入し易くなるため、前記遊技盤100前面側へ挿入した異物により、普通電動役物や特別電動役物等の入賞装置のソレノイドを操作したり、該入賞装置の可動片や開閉板を開いて、入賞口に遊技球を入球し易くしたり、入賞口に入球もしてないのに賞球を払い出したりする等の不正行為が行われるおそれがあった。
本発明はこのような状況に鑑みなされたもので、集合板と機構板間からの異物の挿入を防止することができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
請求項の発明は、遊技球の入球可能な複数の入賞口と、該入賞口の何れにも入球しなかった遊技球を回収するためのアウト口を有する遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤後面側に設けられ、前記入賞口に入球した遊技球を集合させる集合路を有する集合板と、前記集合路からの遊技球及び前記遊技盤のアウト口からの遊技球を受け止めて遊技機外部に排出するために前記集合路及び前記アウト口に通じ、前記集合路及び前記アウト口からの遊技球を収容できる誘導通路を有する機構板とを備えた弾球遊技機において、前記機構板は前記遊技盤の裏面側で開閉自在に組み付け可能に構成し、前記集合板の集合路形成用後側壁部の下部と、前記機構板の誘導通路形成用後側壁部の上部に、凹部又は穴部及びそれに係合する凸部をそれぞれ形成し、前記機構板の前記誘導通路は、前記誘導通路形成用後側壁部と誘導通路形成用下側壁部と誘導通路形成用前側壁部により構成され、前記誘導通路形成用後側壁部の上端部から前記誘導通路形成用下側壁部までの距離を前記誘導通路形成用前側壁部の上端部から前記誘導通路形成用下側壁部までの距離よりも大に構成し、前記集合板及び前記機構板の組み付け時に前記誘導通路形成用前側壁部の上端部の位置を前記アウト口の下端位置よりも下方に設定すると共に、前記誘導通路形成用後側壁部の上端部を前記集合路形成用後側壁部の下端部よりも上方に位置するように構成し、前記凹部又は前記穴部に前記凸部が挿入されて前記凹部又は前記穴部と前記凸部が係合することによって、前記集合路形成用後側壁部の下部と、前記誘導通路形成用後側壁部の上部とが重なるように構成したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項において、前記凸部は前記集合路形成用後側壁部の下部の下端部と前記誘導通路形成用後側壁部の上部の上端部に形成されていると共に、前記凹部又は前記穴部が前記集合路形成用後側壁部の下部の下端部と前記誘導通路形成用後側壁部の上部の上端部から所定距離離れた位置に形成されていることを特徴とする。
請求項の発明に係る弾球遊技機によれば、集合板の集合路形成用後側壁部の下部と、機構板の誘導通路形成用後側壁部の上部に、凹部又は穴部及びそれに係合する凸部をそれぞれ形成し、前記機構板の前記誘導通路は、前記誘導通路形成用後側壁部と誘導通路形成用下側壁部と誘導通路形成用前側壁部により構成され、前記誘導通路形成用後側壁部の上端部から前記誘導通路形成用下側壁部までの距離を前記誘導通路形成用前側壁部の上端部から前記誘導通路形成用下側壁部までの距離よりも大に構成し、前記集合板及び前記機構板の組み付け時に前記誘導通路形成用前側壁部の上端部の位置を前記アウト口の下端位置よりも下方に設定すると共に、前記誘導通路形成用後側壁部の上端部を前記集合路形成用後側壁部の下端部よりも上方に位置するように構成し、前記凹部又は前記穴部に前記凸部が挿入されて前記凹部又は前記穴部と前記凸部が係合することによって、前記集合路形成用後側壁部の下部と、前記誘導通路形成用後側壁部の上部とが重なるように構成したため前記集合板と機構板間からのセルやピアノ線等の異物の挿入を防ぐことができ、従来の弾球遊技機において問題となっていた、集合板と機構板との隙間からの異物の挿入による不正行為を防止することができる。
また、請求項の発明によれば、請求項において、前記凸部は前記集合路形成用後側壁部の下部の下端部と前記誘導通路形成用後側壁部の上部の上端部に形成されていると共に、前記凹部又は前記穴部が前記集合路形成用後側壁部の下部の下端部と前記誘導通路形成用後側壁部の上部の上端部から所定距離離れた位置に形成されているため、前記集合板の集合路形成用後側壁部と前記機構板の誘導通路形成用後側壁部間の隙間をなくすことができると共に、前記集合板と前記機構板の組み付け位置を決めることができる。
以下添付の図面に基づき本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の第1実施例の弾球遊技機を示す正面図、図2は第1実施例に係る弾球遊技機の一部部材を取り外した状態の後面(裏面)図、図3は第1実施例における遊技盤,集合板,機構板の概略後面図、図4は第1実施例における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図、図5は第2実施例における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図、図6は第3実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合前を示す部分断面図、図7は第3実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合後を示す部分断面図、図8は第4実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合前を示す部分断面図、図9は第4実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合後を示す部分断面図、図10は第5実施例における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図である。
図1及び図2に示す弾球遊技機1は、本発明の第1実施例に係る弾球遊技機、ここではパチンコ遊技機であり、外枠2内に遊技盤3が着脱交換可能に収容されており、その遊技盤3の縁に遊技球の外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール5によって囲まれた遊技領域6に、普通図柄表示装置8、特別図柄表示装置9、各種の入賞口及びアウト口30、発射装置31等を備える。また、前記外枠2の前側には前枠45が開閉自在に取り付けられているとともに、その前枠45には前記遊技盤3の前面側を覆うようにガラス扉Wが取り付けられている。なお、図2は弾球遊技機1の一部部品(主制御基板や払出制御基板や中央カバー等)を取り外した状態の後面(裏面)を示している。
前記入賞口としては、特別図柄表示装置9の下方に上側第1種始動入賞口10、可動片11a,11bを有する普通電動役物(チャッカーとも称される。)Y1で構成される下側第1種始動入賞口11、特別電動役物(大入賞装置とも称される。)Y2で構成される大入賞口15が配設され、また、前記上側及び下側第1種始動入賞口10,11の左右には左袖入賞口23と右袖入賞口25、前記大入賞口15の両側には左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。なお、前記特別電動役物Y2は、大当り時(特別遊技時に)開放可能な開閉板16を有していると共に、その開閉板16の内側(裏側)には前記大入賞口15と特定領域入賞口17(図3参照)が設けられている。そして、発射装置31の操作ハンドル32の操作により発射された遊技球が外側ガイドレール4と内側ガイドレール5間の通路を通って遊技領域内に発射され、転動しながら落下し、前記各入賞口へ入球すると、その入球が後述する各検出手段により検出され、所定数の賞球(遊技球)が球払出口36から上受け皿38上に払い出されるようになっている。また、何れの入賞口にも入球しなかった遊技球は前記アウト口30に入球して回収されるようになっている。
前記特別図柄表示装置9の左右には普通図柄変動開始用左ゲート39及び普通図柄変動開始用右ゲート41が設けられ、該普通図柄変動開始用左ゲート39及び普通図柄変動開始用右ゲート41に遊技球が入球することにより前記普通図柄表示装置8で普通図柄が変動し、特定の普通図柄で停止することによって、小当たりとなって、前記普通電動役物Y1の可動片11a,11bが拡開開放し、前記下側第1種始動入賞口11に遊技球が入球し易くなる。
前記遊技盤3の裏面(後面)には、図3に示すように、前記普通電動役物Y1の可動片11a,11bを開閉する第1種始動入賞口用ソレノイドH1が設けられているとともに、前記第1種始動入賞口10,11に入球(入賞)した球を検出するフォトセンサや近接スイッチ等よりなる始動入賞口用入賞球検出手段S1,S2が当該入賞口10,11近傍に設けられている。そして、前記第1種始動入賞口10,11に遊技球が入球すると、その遊技球(入賞球)が前記始動入賞口用入賞球検出手段S1,S2により検出され、前記特別図柄表示装置9で特別図柄が変動すると共に、所定数の遊技球が賞球として払い出されるようになっている。
また、前記遊技盤3の大入賞口15(特別電動役物Y2)の背面側には、前記特別電動役物Y2の開閉板16を開閉する大入賞口開放用ソレノイドH2と、前記特定領域入賞口17の開閉扉(図示せず)を所定条件時に開閉するための特定領域開放用ソレノイドH3とが設けられている。またさらに、前記大入賞口15への入賞球数を検出する大入賞口用入賞球検出手段(入賞球数カウントスイッチ)S3が大入賞口15の近傍に設けられていると共に、前記特定領域入賞口17への入賞球を検出するフォトセンサや近接スイッチ等よりなる特定領域入賞口用入賞球検出手段(特定入賞球検出スイッチ)S4が特定領域入賞口17の近傍に設けられている。上記特別電動役物Y2の作動について説明すれば、前記第1種始動入賞口10,11への遊技球の入球に起因して、特別図柄表示装置9で特別図柄が所定時間変動した後、特定の組合せの図柄で停止すると、大当りになって、前記特別電動役物Y2の開閉板16が所定回数開閉を繰り返して、前記大入賞口15及び特定領域入賞口17に入球し易くし、それらの入賞口15,17への入球ごとに所定数の遊技球が大当り賞球として払い出されるようになっている。なお、前記特別電動役物Y2の開閉板16の開放中又は閉じてから所定時間以内に、前記特定領域入賞口17へ入球した遊技球を前記特定領域入賞口用入賞球検出手段S4が検出した場合に限って、前記特別電動役物Y2の開閉板16の開放を再度繰り返す継続権利が発生し、その開放回数が所定最高回数となったときに大当りが終了するようになっている。
また、この実施例の遊技盤3の後面側(裏面側)においては、前記左袖入賞口23及び右袖入賞口25の近傍には、フォトセンサや近接スイッチ等よりなる左袖入賞口用入賞球検出手段S5と右袖入賞口用入賞球検出手段S6がそれぞれ設けられている。さらに、左落とし入賞口27及び右落とし入賞口29の近傍には、フォトセンサや近接スイッチ等よりなる左落とし入賞口用入賞球検出手段S7と右落とし入賞口用入賞球検出手段S8がそれぞれ設けられている。そして、前記各入賞口へ遊技球が入球すると、その入球した遊技球が前記各検出手段S5〜S8により検出され、所定数の賞球が払い出されるようになっている。
前記構成からなる遊技盤3は、前記外枠2の前側に開閉自在に取り付けられた前枠45の後側(裏側)に固定された基枠(遊技盤取付枠とも称される。)46を介して着脱可能に取り付けられている。なお、この実施例の基枠46は、前記前枠45と別体とされ、ネジ等で前枠45後面に固定されているが、前枠45と基枠46をプラスチック等で一体に形成してもよい。
さらに、前記遊技盤3の裏側には、図2〜図4から理解されるように、集合板70、機構板80や各種の基板等が配設されている。なお、図中の符号33は発射装置31の操作ハンドル32の操作により駆動する発射モータと、34は発射モータ33の駆動により間欠的に揺動して遊技球を弾発発射する打球杆、51は遊技球を溜めるタンク、52はタンクレール、53は枠用外部出力端子基板、54は電源基板、55は盤面用外部出力基板、56はランプ中継基板、57はスイッチ中継基板、58は音声制御基板、59はランプ制御基板、60は補給スイッチ、61は賞球払出機構部、62は貸球払出機構部、63は電源プラグである。
集合板70は、前記各入賞口に入球した遊技球、つまり入賞球P1を集めるためのものである。この集合板70は、各入賞口及び前記各入賞球を検出するための各検出手段等を覆うように前記遊技盤3後面(裏面)に取り付けられ、当該集合板70と遊技盤3との間に入賞球流通空間71を構成するようになっている。また、前記入賞球流通空間71の下部には、後述の機構板80の誘導通路に通じる集合路72が設けられ、該集合路72を介して前記各入賞口からの入賞球を集合させて、機構板80の誘導通路方向(ここでは下方)へ誘導するようになっている。この集合路72は、遊技盤3の後面(裏面)と集合路形成用後側(裏側)壁部75とによって構成されている。
機構板80は、機構枠体や裏機構枠体等とも称され、前記タンク51,タンクレール52,賞球払出機構部61,貸球払出機構部62等、当該弾球遊技機1の遊技の進行に必要な各種の裏構成部品が取り付けられるためのものである。実施例の機構板80は、略中央に開口部81が設けられた形状からなって、前記集合板70全体或いはその一部が前記開口部81内に位置するように遊技盤3の裏側に配設される。なお、実施例の機構板80は、前記基枠46に着脱可能に、かつ開閉自在に取り付けられている。
また、当該機構板80は、前記集合板70の集合路72からの入賞球(遊技球)P1及び前記遊技盤3のアウト口30から入球したアウト球(遊技球)P2を受け止めて遊技機1外部に排出するための誘導通路(入賞球兼アウト球用誘導通路)85を有している。この実施例では、前記誘導通路85は、前記開口部81周縁の下部に、前記集合板70の集合路72に近接(隣接)して設けられている。また、該誘導通路85は上方が開口し、その開口86を介して前記集合路72及びアウト口30に通じ、それらからの入賞球P1及びアウト球P2(遊技球)を収容できるようになっている。なお、実施例の誘導通路85は、誘導通路形成用前側(遊技盤側)壁部87,誘導通路形成用下側壁部88,誘導通路形成用後側(裏側)壁部89によって構成されている。前記機構板80の誘導通路形成用後側壁部89は、前記集合板70の集合路形成用後側壁部75に近接している。また、図示では省略したが、前記誘導通路形成用後側壁部89の後側(裏側)に、機構板の強度向上や各種部品を取り付けるための補強部材等を設けるようにしても良い。
そして、この第1実施例に係る弾球遊技機1では、図4からより容易に理解されるように、前記集合路72を形成する集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76と、機構板80における前記集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76に近接して前記誘導通路85を形成する誘導通路形成用後側壁部89の上部90とが重なるように、前記集合板70及び機構板80が組み付けられている。この第1実施例では、前記機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上端面91から誘導通路形成用下側壁部88までの距離(高さ)を、誘導通路形成用前側壁部87の上端面から誘導通路形成用下側壁部88までの距離よりも大にして、前記誘導通路形成用後側壁部89の上端面91を前記集合板70の集合路形成用後側壁部75の下端面77よりも上方に位置させ、かつ当該誘導通路形成用後側壁部89の上部90を前記集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76の外側に位置させることによって、両者が重なるように構成されている。なお、前記誘導通路形成用前側壁部87の上端位置は、前記アウト口30からの遊技球の誘導通路85への流通を妨げないような位置、例えばアウト口30の下端位置よりも下方に設定される。図4中の符号64は音声制御基板58やランプ制御基板59等の基板が掲載された合板を表している。
このように構成すれば、前記アウト口30を経由して集合板70と機構板80間から遊技盤3前面側へセルやピアノ線等の異物を挿入し難くなり、従来技術の欄で説明したような不正行為を防止できるようになる。なお、図示の例では、前記集合板70における集合路形成用後側壁部75の下部76の後面と、前記機構板80における誘導通路形成用後側壁部89の上部90の前面は完全には接触しておらず、隙間Gxを有しているが、該隙間Gxが微小であり、さらには図12及び図13に示した誘導通路形成用後側壁部の上端面と集合路形成用後側壁部の下端面との間に、遊技機の前後方向Mに沿う隙間Gができる従来構造とは異なり、当該第1実施例の隙間Gxは遊技機1の上下方向Nに沿っているので、前記セルやピアノ線等の異物の挿入を十分、防止することができる。勿論、前記集合路形成用後側壁部75の下部76と前記誘導通路形成用後側壁部89の上部90とが完全に接触して、両者が整合するようにしても良い。
次に、本発明の第2実施例について、図5を用いて説明する。なお、図5では、前記第1実施例と同一部材は同一符号で示し、その説明は省略する。この第2実施例に係る弾球遊技機1Aでは、前記第1実施例と同様に、機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上端面91が集合板70の集合路形成用後側壁部75の下端面77よりも上方に位置し、かつ前記第1実施例とは違って、前記誘導通路形成用後側壁部89の上部90が、前記集合路形成用後側壁部75の下部76に外側から隙間無く密着(整合)することによって、両者が重ね合わさっている。このようにすれば、前記集合板70の集合路形成用後側壁部75と前記機構板80の誘導通路形成用後側壁部89間に隙間が生じるのを避けることができ、上記異物の挿入をより確実に防ぐことができる。
また、図示の例では、前記集合路形成用後側壁部75下端に後方(裏側)へ突出する後側突出部k1が形成されると共に、前記誘導通路形成用後側壁部89上端に前方へ突出する前側突出部k2が形成され、前記集合路形成用後側壁部75の後側突出部k1付近の部分(凹部)と前記誘導通路形成用後側壁部89の前側突出部(凸部)k2とが当接して係合するように、前記誘導通路形成用後側壁部89と集合路形成用後側壁部75とを密着させている。このようにすれば、集合板70及び機構板80の組み付け時に、両者を一定かつ正確な位置に組み付けることができる。
次に、本発明の第3実施例について、図6及び図7を用いて説明する。なお、図6は第3実施例の弾球遊技機1Bの要部における集合板70と機構板80の係合前の状態を示し、図7は同要部における集合板70と機構板80の係合後の状態を示している。この第3実施例では、集合板70と機構板80の係合構造以外は前記第2実施例と同じであるため、前記集合板70と機構板80の係合構造についてのみ説明することにする。図6及び図7において、前記第1及び第2実施例と同一部材は同一符号で示す。
この第3実施例では、集合板70の集合路形成用後側壁部75の下端に後方へ突出する第1係合凸部(後側突出部)k3が形成されると共に、その近傍(図では上方)に第1係合穴部(孔部)k4が形成され、一方、機構板80の誘導通路形成用後側壁部89上端に、前記第1係合穴部k4に対応し、前方へ突出する第2係合凸部(前側突出部)k5が形成されると共に、その近傍(図では下方)に、前記第1係合凸部k3に対応する第2係合穴部k6が形成されている。そして、前記集合板70及び機構板80の組み付け時に、図7の如く、前記第1係合凸部k3と第2係合穴部k6とが、及び第1係合穴部k4と第2係合凸部k5とが係合し、集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76と機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上部90とが隙間無く完全に密着して両者が重ね合うようになっている。このようにすれば、第2実施例と同様に、前記集合板70の集合路形成用後側壁部75と前記機構板80の誘導通路形成用後側壁部89間の隙間を無くすことができると共に、前記係合凸部又は係合穴部k3〜k6によって、集合板70と機構板80の組み付け位置が決まるので、該集合板70と機構板80を簡単かつ正確に組み付けることができ、しかも集合板70と機構板80の組み付け強度が向上する利点がある。なお、前記係合穴部k4,k6の代わりに前記係合凸部k3,k5と合致する凹部(窪み部)を前記集合路形成用後側壁部75及び誘導通路形成用後側壁部89に形成するようにしても良い。
続いて、本発明の第4実施例について、図8及び図9を用いて説明する。なお、図8は第4実施例の弾球遊技機1Cの要部における集合板70と機構板80の係合前の状態を示し、図9は同要部における集合板70と機構板80の係合後の状態を示している。この第4実施例では、集合板70と機構板80の係合構造以外は前記第2及び第3実施例と同じであるため、前記集合板70と機構板80の係合構造についてのみ説明することにする。図8及び図9において、前記第1〜第3実施例と同一部材は同一符号で示す。
この第4実施例では、集合板70の集合路形成用後側壁部75の後面における下端から所定距離離れた位置に係合凹部(窪み部)k7が形成されると共に、機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上端の前側に前記係合凹部k7に対応し、前方へ突出する係合凸部(前側突出部)k8が形成されている。そして、前記集合板70及び機構板80の組み付け時に、図9の如く、前記係合凹部k7と係合凸部k8とが係合し、集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76と機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上部90とが隙間無く完全に密着して両者が重ね合うようになっている。このようにすれば、第2及び第3実施例と同様に、前記集合板70の集合路形成用後側壁部75と前記機構板80の誘導通路形成用後側壁部89間の隙間を無くすことができると共に、前記係合凹部k7及び係合凸部k8によって、集合板70と機構板80の組み付け位置が決まる。なお、前記係合凹部k7の代わりに前記係合凸部k8を挿入可能な穴部を集合板70の集合路形成用後側壁部75に形成するようにしても良い。また、この実施例とは反対に、集合板70の集合路形成用後側壁部75に係合凸部を、機構板80の誘導通路形成用後側壁部89に係合凹部又は係合穴部を形成してもよい。
さらに、集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76と、機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上部90のそれぞれに形成される凹部又は穴部とそれに係合する凸部は、第2〜第4実施例の場合に限定されず、適宜の位置に適宜数の凹部又は穴部とそれに係合する凸部を前記集合路形成用後側壁部75及び誘導通路形成用後側壁部89に形成することができる。
また、上記第1〜第4実施例においては、機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上部90が、集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76の外側に位置しているが、本発明はこれに限定されず、集合板の集合路形成用後側壁部の下部が、機構板の誘導通路形成用後側壁部の上部の外側に位置するように、両者が重なるようにしても良い。なお、集合板の集合路形成用後側壁部の下部と、機構板の誘導通路形成用後側壁部の上部の何れの部位が外側に位置するかは、集合板と機構板の組み付け順序や組み付け作業のし易さ等を考慮して選択される。
またさらに、上記第1〜第4実施例では、集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76と、機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の上部90とが重なるように構成されているが、図10に示す第5実施例に係る弾球遊技機1Dのように、集合路72を形成する集合板70の集合路形成用後側壁部75の下部76と、機構板80の誘導通路85を形成する誘導通路形成用後側壁部89の上部90とが、それらの互いに対向する端面77,91同士で当接するようにしても、前記集合板70の集合路形成用後側壁部75と前記機構板80の誘導通路形成用後側壁部89間の隙間を無くすことができ、アウト口30を経由する遊技盤3前面側への異物の挿入を防ぐことができる。なお、図示しないが、前記集合板70の集合路形成用後側壁部75の端面(下端面)77と前記機構板80の誘導通路形成用後側壁部89の端面(上端面)91のそれぞれに、凸部又は該凸部に対応する凹部を形成し、それらの係合によって、前記集合路形成用後側壁部75の端面77と前誘導通路形成用後側壁部89の端面91とが係合するようにしても良い。そうすれば、両端面77,91をズレなく当接させることができ、ひいては集合板70及び機構板80の組み付け作業をスムーズに行うことができる利点がある。
なお、本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、上記各実施例では、第1種始動入賞口10,11への遊技球の入球に起因して特別図柄表示装置9で図柄等の識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると特別遊技状態(大当り状態)となって、大入賞口15等を有する特別電動役物Y2を開放する弾球遊技機(第1種パチンコ遊技機とも呼ばれている。)を例示しているが、特にこれに限定されることない。例を挙げれば、所定の入賞口への遊技球の入球に起因して所定の表示装置で図柄等の識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると、権利発生状態となり、その状態で特定の入賞領域に遊技球が入球した場合に特別遊技状態となるような弾球遊技機等にも本発明を適用することができる。
本発明の第1実施例の弾球遊技機を示す正面図である。 第1実施例に係る弾球遊技機の一部部材を取り外した状態の後面図である。 第1実施例における遊技盤,集合板,機構板の概略後面図である。 第1実施例における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図である。 第2実施例における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図である。 第3実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合前を示す部分断面図である。 第3実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合後を示す部分断面図である。 第4実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合前を示す部分断面図である。 第4実施例における遊技盤,集合板,機構板について集合板と機構板との係合後を示す部分断面図である。 第5実施例における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図である。 従来の一般的な弾球遊技機における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図である。 従来の入賞球とアウト球を一括して処理する弾球遊技機における遊技盤,集合板,機構板の概略後面図である。 図12の弾球遊技機における遊技盤,集合板,機構板の部分断面図である。
1,1A,1B,1C,1D 弾球遊技機
3 遊技盤
6 遊技領域
10,11 第1種始動入賞口
15 大入賞口
17 特定領域入賞口
23,25 袖入賞口
27,29 落とし入賞口
30 アウト口
70 集合板
72 集合路
75 集合路形成用後側壁部
76 集合路形成用後側壁部の下部
77 集合路形成用後側壁部の下端面
80 機構板
85 誘導通路
89 誘導通路形成用後側壁部
90 誘導通路形成用後側壁部の上部
91 誘導通路形成用後側壁部の上端面
k1〜k8 凸部又は凹部若しくは穴部
P1 遊技球(入賞球)
P2 遊技球(アウト球)

Claims (2)

  1. 遊技球の入球可能な複数の入賞口と、該入賞口の何れにも入球しなかった遊技球を回収するためのアウト口を有する遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技盤後面側に設けられ、前記入賞口に入球した遊技球を集合させる集合路を有する集合板と、
    前記集合路からの遊技球及び前記遊技盤のアウト口からの遊技球を受け止めて遊技機外部に排出するために前記集合路及び前記アウト口に通じ、前記集合路及び前記アウト口からの遊技球を収容できる誘導通路を有する機構板とを備えた弾球遊技機において、
    前記機構板は前記遊技盤の裏面側で開閉自在に組み付け可能に構成し、
    前記集合板の集合路形成用後側壁部の下部と、前記機構板の誘導通路形成用後側壁部の上部に、凹部又は穴部及びそれに係合する凸部をそれぞれ形成し、
    前記機構板の前記誘導通路は、前記誘導通路形成用後側壁部と誘導通路形成用下側壁部と誘導通路形成用前側壁部により構成され、
    前記誘導通路形成用後側壁部の上端部から前記誘導通路形成用下側壁部までの距離を前記誘導通路形成用前側壁部の上端部から前記誘導通路形成用下側壁部までの距離よりも大に構成し、
    前記集合板及び前記機構板の組み付け時に前記誘導通路形成用前側壁部の上端部の位置を前記アウト口の下端位置よりも下方に設定すると共に、前記誘導通路形成用後側壁部の上端部を前記集合路形成用後側壁部の下端部よりも上方に位置するように構成し、前記凹部又は前記穴部に前記凸部が挿入されて前記凹部又は前記穴部と前記凸部が係合することによって、前記集合路形成用後側壁部の下部と、前記誘導通路形成用後側壁部の上部とが重なるように構成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記凸部は前記集合路形成用後側壁部の下部の下端部と前記誘導通路形成用後側壁部の上部の上端部に形成されていると共に、前記凹部又は前記穴部が前記集合路形成用後側壁部の下部の下端部と前記誘導通路形成用後側壁部の上部の上端部から所定距離離れた位置に形成されていることを特徴とする請求項に記載の弾球遊技機。
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